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2012年3月 2日 (金)

「事故終息」とは冷温停止のことではなく、住民が安心して戻ることだ

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「事故終息」とは冷温停止のことではなく、町民が戻って安心して生活できる状態のことだ。

                           福島県大熊街゛渡辺鍋利綱町長

広野町役場が再開=移転9自治体で初―戻った住民250人・福島 

東京電力福島第1原発事故で役場機能を移していた福島県広野町は1日、住民の帰還を促し本格的な除染を進めるため、元の庁舎に機能を戻した。役場が移転した県内9町村のうち、元の庁舎に戻ったのは広野町が初めて。

 町の人口は約5500人だが、放射線への不安もあり、戻った住民は約250人にとどまっている。山田基星町長(62)は朝礼で「本庁舎での業務再開は本格的な町の再生、復興の始まりだ」と強調。職員約70人態勢で業務を再開した。

 広野町は事故後、全域が緊急時避難準備区域に指定され、原発から約23キロの役場は、南に約30キロ離れたいわき市の工場事務所に移転。住民の大半は同市を中心に県内外で避難生活を送っている。
 避難準備区域は昨年9月に解除され、翌月から町内の除染が始まった。除染担当など一部の部署は既に元の庁舎に戻っている。町は年内に全世帯を含む生活圏の除染を終える方針で、今年4月に住民に帰還を呼び掛ける。

■原子炉再開を阻止しよう!
署名のお願い

野田総理大臣は、メルトダウンを引き起こした原子力安全システムの欠陥の対処も終了させていないにも関わらず、原子炉(福井大飯原発)の再開への意欲を見せています。しかし原子炉再開には地元自治体の了承が必要です。

関西電力大飯原発が福島の惨事の二の舞にならないという確証が取れていない状態を鑑み、福井県自治体幹部はこのふたつの原子炉再開に勇壮にも抵抗してきました。しかし彼らは野田総理や電力会社からの膨大な圧力に今にも屈してしまいそうな状態です。もし私たちが福井県に意を寄せて志をともにすれば、野田総理の容赦ない圧力から彼らを守ることができるかもしれません。

さあ、疑問視すべき原子炉再開に対し断固して戦うべく、福井県自治体幹部をみんなで支援しましょう。今すぐ署名しましょう。私たちは必ず西川福井県知事と時岡おおい町長へ届けてまいります。

下のアドレスから入って下さい。

http://www.avaaz.org/jp/japan_no_to_nuclear_restart_ms//?cl=1628050568&v=12963

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コメント

大変な状況です。
山形県内に避難(多くは自主避難の母子)は1万3千人にも及びます。

先日のアンケートでは、山形での進学希望は8割以上。本当は戻りたい!だけど除染が進まない中では戻れない!
これが、父親と離れて慣れない土地で極限に置かれた母子の実情です。さらに今年は例年に無い豪雪です。

東京などの都会に住んでおられる方には解らないことでしょう。
これこそがリアルタイムで現実に起こっていることです。

米国のハンフォードでは、水爆実験後の放射性汚染物、特に、ジルカロイド被服の燃料棒を、大量に水槽に入れたタンクが200基ほど、埋まっています。

現状は、金属被服が、劣化し、タンク内では、大量の水素ガスが、充満しています。これらの水素ガスは、静電気爆発をいつするのか、正直、解りません。
この汚染地域では、周辺には、穀物生産拠点があり、家畜用穀物を輸出しています。たぶん、日本にも。。
これら、使用中止になった燃料棒は、1954年以降、そのままであり、タンク内に備えられた、監視カメラには、崩壊熱で発生した水素が、水面に、大きな泡となって、吹き上げています。燃料棒の量は、チェルノブイリの約2倍とのことで、燃料棒保管プールは、60年経過し、コンクリートプールは、ひび割れ、地下に、浸透しているようです。さて、ジルカロイドや鉄で巻かれたウラン、MOX燃料から出てくる水素ガスと、タンク内の崩壊熱除去のメンテナンス機器は、劣化し、充分機能していないようですが、今後、日本において、すべての原子炉にある、燃料棒の崩壊熱とジルカロイドの酸化による水素爆発は、どうやって、米国は、管理しているのでしょうか?

原子力発電所が、冷温停止したとしても、燃料棒の酸化と鉄で出来た、燃料棒カバーと保存タンクの鉄の覆いは、60年経った今、内部カメラ写真で見る限り、上部には、水素ガスなどが溜まっていて、いつ爆発が起きても良い状況ですが、廃基予定の200以上ある高濃度汚染タンクの温度管理と、時間とともに出てくる汚染水素ガスは、米国は、どう処理いているのでしょうか?

確実に良い処理方法があれば、きちんと、水素のみ分離して、水素爆発しないようにすべきと思いますが、どうなんでしょうか?

日本の4基の福島原発の貯蔵プールも現状は同じですが。コンクリートは、時間とともに、ひび割れ、地下水を汚染すること、水素ガス爆発を避けれたとしても、崩壊熱は出続けるので、100年単位で、保存容器をメンテナンスしなければならないようですが、六か所村は、どうやっているのでしょうか?ウランを詰めたジルカロイドの菅は、50年経てば、崩壊熱で、反応し、水素ガスが出続けることは、わかっているので、燃料棒保存プールは、2重、3重にして、水素ガスで、爆発しないコントロールが必要に思えます。

そして、その地域で採れる、畜産用の輸出濃厚試料は、日本に輸入されてないことを祈るのみですね。

ああ、NHKアーカイブス・シリーズ原子力事故(去年の再々放送)4部で、今日の明け方の「地球核汚染(95年)」でもやってましたね。
いったいこれからどうするのやら。
アメリカは日本と違い人口密度の低い広大な砂漠地帯がありますから、わりとハードル低そうですが…。
フィンランドでは「10万年後の安全」のように、大深度地下に封印するようですが。
島国で地震多発地帯のニッポンはどうするのやら。

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