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2012年8月 8日 (水)

喫煙被害と放射線被害

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今日は投稿頂いたパックさんのコメントを紹介させていただきます。大変に参考になりました。ありがとうございます。

ストロンチウム騒ぎでもあらためて感じましたが、「放射線被害を喫煙にたとえるのはストロンチウムから目を逸らせるための陰謀だ」という考えがあるようです。

困ったものです。あの武田邦彦先生ですら喫煙をシーベルト換算しているんですがね(苦笑)。

パックさんのコメントにもあるように、放射線の健康被害は活性酸素を細胞内に発生させることで癌細胞を作ってしまうことにあります。

つまりは、放射線被害もまた、一般に言われるガンの発生原因である喫煙、運動不足、野菜をとらない食生活などと何ら変わらないリスクなわけです。

これは常々ガンの専門医が言っていることですが、3.11以後これを口にすると原子力村の回し者呼ばわりされるという風潮ができてしまいました。

放射線被害だけ特別な健康リスクであって、他のなにものとも比較してはならない「神聖」なものであるかのようです。この人たちは放射線の危険性から目を逸らせるための議論で、原発護持につながるとでもいいたいようですが、ちょっと度が過ぎます。

もう少し、冷静になったらどうでしょうか。喫煙被害とは違うといって怒り、微量のストロンチウムが検出されたと言ってパニックまがいの大騒ぎを演じたりするのは、脱原発の流れを浮ついた一過性のものにするだけだと思いますが。

8月12日に政府のエネルギー原発に関するパブリック・コメントの締め切りが近づいています。皆さんもお考えを政府に寄せて下さい。私はしました。

■写真 霞ヶ浦で釣りをするひと。できるだけ底魚は食べないようになどと余計なことを考えてしまうのが哀しい。

         ゜。°。°。°。°。°。°。°。゜。°。°。°。

以下引用

放射線が人体に与える悪影響を喫煙や食生活に例えようとすると、ある集団の人達から「本質を逸らしている」と言うセリフが直ぐに飛んできそうですが、それは的外れな意見だと思います。
放射線の悪影響は、放射線の強いエネルギーによって細胞内の遺伝子が傷つき破壊されることでその細胞が死滅し、再生時に遺伝子のミスコピーが起き、それが癌細胞になる可能性があることはよく知られています。
ただ、放射線が直接細胞内の遺伝子を壊すことは稀で、その多くは放射線が細胞内の水分子と反応して細胞内に活性酸素を発生させ、その活性酸素の影響で遺伝子が破壊されるのです。
つまり、放射線による人体への直接的悪影響とは細胞に活性酸素を増やすということになるのです。
この活性酸素の点から見てみれば、たばこや偏った食生活などは、活性酸素を増やす因子として知られています。
ミシガン大学の推計では、「タバコを1日に20本吸って暮らす害 = 空間線量28マイクロシーベルト/1時間の場所で暮らす害」と発表しています。

http://www.umich.edu/~radinfo/introduction/risk.htm

この放射線量を年換算しますと、実に年間空間線量245ミリシーベルトに相当します。
今の福島で年間空間線量245ミリシーベルトの場所で暮らしている人が居るでのしょうか?
逆にタバコを一日1~2箱吸ってる人はどうでしょう、幾らでも居そうですよね。

放射線を恐れる≒活性酸素を恐れると言うことからすれば、
たばこ、紫外線、化学物質、食生活、寝不足etc・・様々な因子を等しく恐れるべきでしょうね。

ちなみに人工放射性核種(そんな表現は本来変なのですがww)を極端に怖がる方向けに内部被ばくまで含めた預託実効線量(生涯被ばく量)を計算できるベージを紹介します。

http://testpage.jp/m/tool/bq_sv.php?guid=ON

これを使って計算してみると
セシウム137に汚染された100Bq/kgの食品を
毎日1Kg、365日間ずっと食べ続けたとして、
預託実効線量は0.4745mSvと計算できます。

このリスクを比べれば、たばこを一日1本吸った方がどれだけリスクが高いか解りますよね。
(後略)

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コメント

現在、検出されたと、発表になっているストロンチウム90は、過去の国内のストロンチウム90の汚染量より、かなり低い値だと思います。
また、放射性ストロンチウム89は、癌の治療に、一般的に使われますし、X線で、代表されるように、放射線医療被曝は、癌でなくても、普通の健康診断レベルでも、日常、行われている状況ですから、年間被曝量のコントロールは、必要でしょうが、調剤薬局が、くださる「お薬手帳」のように、医療被曝手帳のようなものが、一般化すれば、今の日本の医療現場は、放射性物質を使う医療検査システムが、蔓延していますので、ある意味、現状の居住制限区域外の被曝量は、現状では、さほど問題が、ないばかりか、東北以外の西日本での、被害妄想というか、東北バッシングは、行き過ぎたものを感じます。
未だ、岩手県のガレキ(不燃性がれきなど)の持込を拒否している西日本の自治体が多すぎると思いますが、拒否や反対の理由が、風評被害が起きたら困ると言う物です。
これは、政府なり、行政、官僚などが、正しいメッセージを、出さないことが原因の要素として、大きいように思えます。

きちんと、正直に、論理的に、マスコミも、政府関連情報を、鵜呑みにして、垂れ流すのではなく、しっかりと報道したり、正しい情報を提供してもらえるとありがたいのですが、東京キー局の関東地区の情報が、全国一律で、流れるので、西日本では、測定実績のない空間放射線量も、東京と同じなんだと誤解されてしまっている状態だと思います。

安全性の担保なく、大飯原発の再稼動も行われたので、そういう意味では、政府の言う事は、信用できない。と、思われていて、風評被害の拡大の震源地は、政府にあるように思います。
国策で、行ってきた原発推進について、あまりにも、政府、官僚たちに反省がないために、農家さんなど、被災県の産業全体に、マイナスイメージを持ってしまっている現状を、きちんと、政府もマスコミも、報道してほしいのですが。。第2次ストレステストのデーターすら、公表しない業界や政府、環境省や経済産業省には、怒りを覚えますし、マジメにやれば、約1年で、第2次ストレステストの現状評価は、出来るのに、未だ行う気配がないのが、電力会社の作戦なのか、異常なことのように思えます。
ヨーロッパで出来ることが、日本で、出来ないとか、やらないことが、原発不信になり、正しい放射線被曝の認識が、国民ができない要因のように思えます。

青空です。ご無沙汰しております。

福島県の経済状況、東北地域の経済状況は除く漁業、農業は最低ラインを死守し、反転攻勢にかかりつつ有り、その成果も数字に現れています。
東北人の粘り強さは特筆すべきものだと感じます。ろくな支援が固まる前に自力を中核に復興が進んでいくと確信しつつあります。

ただ、有機農法、稲作、果物の風評被害は依然甚大です。
震災から1年と半年もたち、様々なデータからも深刻な汚染地域(福島県の一部)以外は問題ない水準だと明らかになりつつありますが、ゼロリスク論者どもの悪ふざけにより、風評被害は甚大なものになっていると感じます。

行政も民間もましてや政治も全く役に立たず、孤軍奮闘する羽目になっている管理人様には声のかけようがありません。

正確な情報を提示しても、反対論者は聞く耳すら持たない。
なんとかなる糸口はないものでしょうか。

ただ一連の原発反対デモ等の勢いは結局は極左がバックボーンにいることもあり、内部での分裂が激しく発生しており、
急速にその力を失いつつあります。
原発最大の被害者である福島県民の賛同を全くといって得ていないのがその証左です。
3月11日にあった福島県民大会とやらもほぼ半数以上は県外のプロであったようですしその後県内の運動は急速に縮小しています。

支離滅裂になってしまいましたが、
管理人様のあくなき情報提供への姿勢、努力が花開くのはあと少しではなかろうかと感じています。
根拠があるわけではありませんが、
過去連綿の風評被害の経験値からそう考えます。

いかな反論があろうと私は管理人様を応援しています。
頑張ってください。

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