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2013年4月24日 (水)

これはスゴイ、サトウキビからエタノールと砂糖が同時に

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これはすごいバイエタ技術です。
アサヒビールが(独)九州沖縄農業研究センターと共同開発したものですが、バイオマスが5割増という新品種のサトウキビまで作って、一貫の技術にした点もスゴイ。

まずは、砂糖キビの搾りカスからエタノール作り、同時に砂糖を精製してしまうというひとつで二度美味しい。

これだけでも充分にすごいのに、このプラントのエネルギーもサトウキビのバカス(搾りかす)でボイラー燃やして、廃熱も利用できるために外部電源も必要なし!
というわけで、電源にまでなるから3度美味しいというわけです。

私は沖縄でサトウキビを作っていたことがあるので、ハイバカスも土壌改良で使う以外ない邪魔者だと充分に承知しております。

あのジャマモノをエタノールにということはかねてから考えられて、実際に試験されていたのですが、そこをもうひとつエタノールと砂糖の並行製造してしまい、ついでにバカスまで燃やして電源にするとは、いや、たいしたもの、と素直に敬服します。

アサヒビールは、沖縄の地元ビールのオリオンビールと提携しているので、沖縄と縁ができたのでしょうか。ぜひうまくいって沖縄、先島、奄美諸島といわず拡げて行って下さい。
こういうことを「成長戦略」とやらで支援してほしいものです。

オリオン、こら、あんたのところが本来やることだぞ!

■写真 沖縄本島ヤンバルの風景

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アサヒビールは(独)九州沖縄農業研究センターと共同で、製糖用のサトウキビに比べてバイオマス総量が1.5倍程度となる新品種の「高バイオマス量サトウキビ」を用いて、砂糖生産量を維持したまま低コストで大量のエタノールを生産できる「砂糖・エタノール複合生産プロセス」を開発しました。

このプロセスでは、1回のプロセスでサトウキビから砂糖とエタノールを同時に製造できるだけでなく、製造の際に発生するバガス(サトウキビ搾り粕)のみを燃料として化石燃料を消費せずにエタノールを生産できます。

沖縄県・伊江島で2006年1月から2010年3月まで実施した「高バイオマス量サトウキビ」を用いた実証試験で、現状の砂糖生産量を維持したまま、従来技術と比較して耕作地面積あたり5倍以上のバイオエタノール生産量が得られることを実証しました。

またこのプロセスでは、耕地面積1ヘクタールあたり約40トンの温室効果ガス削減効果(従来技術の57倍)があることを確認し、経済性と環境性を両立する技術であることを証明しました。

この成果は、農林水産省の「2010年農林水産研究成果10大トピックス」に選定されるなど、地球温暖化ガス削減の効果を含めた有望な技術として期待されています。 2011年度は日本初の「砂糖・エタノール複合生産」向け新品種サトウキビKY01-2044※が品種登録されました。また実生産規模での技術の検証を行うなど、実用化に向けて経済性と環境性を両立する技術の開発を進めています。

※ (独)九州沖縄農業研究センターが開発

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