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2013年6月26日 (水)

TPPの原型・郵政民営化のウソ その3 地域のヘソだった郵便局はボロボロ

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竹中平蔵氏(当時郵政民営化担当大臣)が郵政民営化の「4ツのメリット」で挙げた「郵便局の窓口がもっと便利になる」という、国民にとってのメリットは実現されたのでしょうか。

これは私たち利用者は肌で感じられているはずです。明らかに不便になりました。
 

日本郵政公社が、小泉-竹中改革でバラバラにされて「日本郵政グループ」という5ツの事業体に分割されました。(※欄外図参照) 

日本郵政株式会社の下、郵便事業会社、郵便局会社、ゆうちょ銀行、かんぽ生命保険の4ツが位置づけられました。 

いままで「郵便局」という一括りの中の業務が、郵便局という器だけ残してその中に4ツ壁を作ってしまったのですから、竹中氏のいうように「もっと便利になる」道理がありません。

竹中氏は郵便局が便利になるというアイデアに、郵便局にコンビニを併設するということを言ったことかありました。

あれを聞いた時に、私は失笑したことを覚えています。ああこの人は、郵便局のことなど今まで一度も真面目に考えてこなかったんだな、と。

郵便局の「便利さ」とはコンビニをつけることではありません。郵便局というのは地域のヘソでした。郵便局には単なる金融機関を超えたコミュニティセンターの役割があったのです。 

よく村の郵便局のベンチでのんびりと話をしているおじぃやおばぁに出くわしたものです。

この人たちは郵便局に行きさえすれば、年金の受給から、孫のため積み立てている郵貯や、東京に行っている娘にゆうパックを送れるまさに「便利な」場所だったのです。

ところが、ひとつの郵便局の中に郵便、郵貯、簡保が「別な会社」として同居しているのですから煩雑にならないわけがありません 

まったくバッカじゃなかろうかと思いますが、利用者は郵貯にお金を出し入れし、簡保の手続きをし、郵便小包を出すという今までならスラスラと行われてあたりまえのことを、別々の窓口で会計処理をせねばならず、信じがたいほど不便になりました。 

郵政「改革」の前の郵便局は、郵便配達のおっちゃんが郵便配達がてらに簡保の集金をしてくれたり、顔見知りの近在のおばぁにいちいち身分証明の提示を求めるなんてヤボなことはしませんでした。 

郵便局員は、地域の家庭の事情を頭に入れており、喧嘩をして実家に帰ってしまった奥さんには実家の方に郵便物を転送するくらいのことはあたりまえにしていたもののでした。

今の郵便配達は、練達の郵便職員の多くがアルバイトやパートに替わってしまったために誤配ばかりが目立ちます。 

郵政民営化以降、金融庁が銀行に課している規制ばかりが重視されるようになった結果、悪いところだけ銀行に似るという弊害が現れました。

震災の後に局舎が流された被災地では、この民営化の弊害が噴出しました。

東北の被災地では、「郵便局会社が郵便事業会社に自動車を借りようとしても借りられない。自転車やバイクでさえダメだった。自動車の燃料の融通も効かなかった。保険業湯では本人確認する際に居住データが必要だったが、郵便事業会社がデータを持っているのに保険事業会社には貸せない。結局、一軒一軒避難所をまわって調査した」、などという泣くに泣けない話がたくさんあるそうです。 

ならば、預金制限1千万などがあって面倒なだけの郵貯などより、一般銀行のほうが利用しやすいということで、従来は郵便局が磐石の地盤をもっていた地方でも沢山の顧客を逃がすことになりました。

今まであたりまえのように近所にあって、とんでもない山奥まで切手90円で手紙を届けてくれた郵便局を水か空気のような存在だと思っていました。

子供が学校に上がる頃になると、そろそろ学費積み立てをやりますかと勧めてくれたり、年金の受け取りをわがことのように心配してくれた「郵便局」はもうありません。

バぁさんの葬式にそっと参列してくれた局員もいなくなりました。郵便局は今やパートの主婦だらけです。そして遅配が社会問題化しました。

私は日本には広い意味での「公共インフラ」があると思っています。

それはまず国土そのものであり、その上に築かれた道路網や治水、港湾、空港、エネルギー部門などであり、国民の生活の土台を保障する医療、教育、農業、郵政、土木、警察、防衛、行政などでです。

これらはユニクロの服のように、「日本で作るより安くていいから、中国で作ろう」というように安易に考えてはならない日本という国家の骨格のようなものなのです。

これをただ価格だけ較べて非効率だから民営化しろとか、果ては外国企業にもやらせたらいいんじゃないかと考えるのが、新自由主義者の「改革」です。

我が国でも既に、郵政民営化や道路公団の民営化がなされており、いままた農協JAにまで「改革」の手が伸びようとしています。

JA農協が解体された場合、我が国の農業のみならず地域経済の背骨をへし折られることになります。ちょうど郵便局がそうであったように。
※関連記事http://arinkurin.cocolog-nifty.com/blog/2012/12/post.html
       http://arinkurin.cocolog-nifty.com/blog/2013/06/post-7494-1.html

今、都知事をしている猪瀬直樹さんが旗振りをした道路公団の分割民営化がいかなる結果をもたらしたのかといえば、それはメンテナンスが削られたことによる笹子トンネル崩落事故のようなインフラの非常事態でした。
※関連記事http://arinkurin.cocolog-nifty.com/blog/2012/12/post-6.html
       http://arinkurin.cocolog-nifty.com/blog/2012/12/post-3.html
       http://arinkurin.cocolog-nifty.com/blog/cat23384639/index.html
       http://arinkurin.cocolog-nifty.com/blog/2012/12/post-485d.html

この世には安易な経営効率化が許されない「国家の骨格」のような場所があるのだということを、いいかげん私たちは知るべきではないでしょうか。

※参考文献 東谷暁「郵政崩壊とTPP」(下図同じ)

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コメント

「かんぽの宿」は作った時点でバブリー過ぎて無駄でした。後知恵ですが、切るくらいならそれこそ最初から民間ノウハウ入れてやるべきだったかと。

田舎の郵便局って、本当に地域のコミュニティ拠点でした。
郵便事業にヤマト運輸が参入しようとした時に、郵政省が高すぎるハードルで実質ブロックして批判を浴びましたが、今の惨状を見ると…やはりユニバーサルサービスというインフラ網の大切さを痛感します。

大都市に住む方には分かりにくいかもしれませんが、郵便局は田舎では大変な財産だったと、壊されてから実感します。

私の相方も「郵便局」の時からパートで配達をしております。
本日の記事の通りで、民営化後は同じ建物の中でも完全に分けられていて、職員と言えども事務所内を自由に往来する事は出来ず、わざわざ窓口から回っていく事になります。
また、「ふるさと小包」をはじめとして、年賀状・かもメール(暑中見舞い用はがき)等々割り当てられ、ノルマが課せられます。ノルマ達成の為に「自爆(自分で購入」も多々あります。
民営化推進の理由づけがどこまで達成され、その効果がどれほどあったのか、これから何があるのか?
平蔵さんも純一郎さんからも説明がありません。
結局のところ、大騒ぎした割には、大した効果も無く加えて、その責任の所在も明らかにはなっていません。
議員辞めればただの人ですか・・・・・
やめた後でも「尖閣」について、お騒がせしている元首相もいますけどね・・・

民営化大企業の 創設ですね。
国有財産~。リース。あの国鉄の頃も 田舎駅は 赤字路線だったけれど 都市では 定期券~
線路の土地は 誰のもの~。フリーターの多いこの頃です。
TPP 医療 保険 で 検索中です
軍事兵器のない 戦争のない世界に なってから TPPにしたいなぁ
若者は 輸入で オレンジ 牛肉が ~ 安くなるだけと 思っているのかなぁ
TPPとは どんな世の中になるのかなぁ?TPPについて 有権者は  あー勘違いもあるかなぁ
誰かの街頭演説の責任かなぁ。政治家や立候補者は わかっているんだよね
参議院選では 三つの岐路で 消費税は もう増税と決まりなのかなぁ?
もうすぐ 参院選ですね。選挙率は どうなるかなぁ
票割れ選挙かなぁ 参議院政権?を 握るのは どこかなぁ
政治研究会(名前検討中

全くもっておっしゃるとおり!
私も常々このように思っております。ただ、人と話をしてもなかなか自分の思いを上手に主張できません。
このように平易な文章で誰でも分かるような説明、本当に感動しました。
今回初めてこちらに立ち寄らせていただきましたが、今後はちょくちょく来させてもらって勉強させていただきます。

知宏様。ありがとうございます。ほんとうに励まされます。
難しいことを難しく書くのではなく(といっても難しくは書けませんが)、できるだけ平易に、データを交えて図解しながらと心がけております。
今後ともよろしくお願いいたします。

地方の郵便局は、非常に、困っている郵政民営化ですが、都市部は、それほど、困っていない?と、思われている方が、おみえになるかも知れませんが、正直、一応、220万都市、名古屋であっても、非常に、不便になり、大変、利用しにくい郵便局になっています。

小さな特定郵便局から、中央郵便局まで、まあ、霞ヶ関の各省庁並に、縦割りで、あほらしいくらい、非効率になってます。

都市部だからとか、田舎だからとかは、ほぼ、関係ありませんね。

以前は、特定郵便局長は、その地域の生き神様ですから、産まれて、死ぬまで、地域の実情を知ってますので、頼りになったのですが、現在は、パーフェクトに、解っている内容でも、いちいち、窓口サービス以外の業務は、郵便局のセンター勤務の担当女性より、詳しい局長が、結論が、わかっていながら、電話して、指示を仰ぐというか、電話せずに、正しい業務を、窓口でやってしまうと、オンラインコンピューターの記録上、与えられた窓口業務以外の仕事をしたということで、人事評価が、悪くなるため、例えば、簡易保険業務だと、まず、名古屋中村区の保険事務センターに電話して、岐阜にある中部地区の簡易保険データーセンターに、電話して、それから、待っている顧客に、保険業務の説明をすると言う無駄なことを、同じ内容であれ、顧客の名前が、変わる度(たとえ、家族の名前であっても)同じ作業をすると言う事態です。
まあ、1回あたり、約20分ほど、相手のセンターのねえちゃんより、詳しい局長が、いちいち特定郵便局採用初任者と同じ説明を、我慢して、聞いてからしか、何もできないと言う、あほらしさです。

まあ、局長も解っていて、お互い、何十年来の顔見知りですから、便宜は、図ってくれるのですが、コンピューターに、データーを入れないと、困る案件は、センターに問い合わせて、作業したと言う証拠がいるので、20分ほど、顧客を待たせることになるのです。

まあ、最近は、顧客に、郵便局で、やりたいことを、最初にすべて、聞いておいて、窓口業務者が出来ない部分のコード番号など、聞いておくので、20分ほど、どこか、買い物にでも行って、時間をつぶしてから、もういちど、局に、来てねとか、この郵便物だと、となりのコンビニで、メール便で出した方が安いので、隣で、出してねとか、窓口業務の職員も、顧客第1で、対応できるところは、頑張ってくれてますけどね~。

大体、田舎の配達や離島の配達などは、クロネコヤマトに頼んでも、最後の配達部分は、地元の郵便局職員が、配達しているので、完全民営化なんて、出来るわけないのですけどね~。

どちらみち、大赤字のユウパック事業だって、もう少し、官民、協力すれば、良くなるのにね。

ちなみに、名古屋市内の速達配達地域と、名古屋近郊の速達配達不能地域のサービスの差は、めちゃくちゃ差があります。距離とか配達事情に関係なく、郵便会社本部が、勝手に、線引きして、配達してますので、市内か市外かで、配達所要日数が、2日も、差が出ると言う、ていたらくです。(以前は、投函翌日配達でしたけど)
原発の運用や、郵便局の業務など、市場原理に、合わない事業と、市場原理に合う事業と、きちんと、分けて、規制緩和してほしいと思うこのごろです。

りぼん。さん、
いったい何を言っているの?甘えすぎでしょう。
大都市名古屋で郵便局が不便なのは田舎と変わらない?

いやなら、預金や保険なんか他社に移せばいいでしょう。近くにいくらでもあるでしょ。ド田舎では交通手段も不便でそれこそ1日仕事ですよ。

20分も待たされる。待てないですか?
田舎じゃいつまで待たされるかわかりませんよ。

しかもあなたは「顔見知りの局長」に特別な便宜をはかってもらっているんですよね。ほとんど犯罪に近い行為ですね。それで他の方々が何人余計に待たされるんでしょうか。

離島の状況など、大都市には関係ありませんね。いったい何を言ってるんですか。こんなに前の記事で。その離島と同じ状況が田舎の山間部です。


速達郵便まだあるんですか。いいですね。速達自体が地方では壊滅してます。
水色の速達ポストなんかとっくに無くなりましたよ。数年前に東京駅前で記念撮影したくらいです。

余程の事情がなければ、連絡はEメール併用「〇〇送る」で済むでしょう。あなたパソコン得意でしょ。

民営化して実に不便になった。より良い改革をという認識は共有できますが、
このエントリーは「田舎のコミュニティーステーションだった郵便局の崩壊」がテーマですね。


あなたは自分がチットバカシ不便になったことを取り上げて、田舎と同じだと仰る。
ふざけないで下さい。
田舎がどれだけ不便になったかなんて、貴方には理解出来ないでしょう。

>国土そのものであり、その上に築かれた道路網や治水、港湾、空港、エネルギー部門などであり、国民の生活の土台を保障する医療、教育、農業、郵政、土木、警察、防衛、行政

↑そういう非競争的なものに血税無駄遣いして、頑張って稼いだ人の税負担が増えれば、働いたら負けになる。共産主義だ。

これからは公共インフラを縮小して、努力しない奴に税金やるな。行政を削減し、民にできるものは民に委譲し、税金で食ってる公共セクター(共産主義セクター)を削減して自助努力と自立と自由競争を尊重すべきなんです。


土建・農業・医療・行政など 競 争 し て い な い ・ 税 金 で 食 っ て る 連中が得して、市場競争している方々が高負担で税を搾取され、規制強化で妨害されるなら、日本は 働いたら負け・頑張ったら損な共産主義国になって努力が報われなくなります。


努力せず税金に寄生する連中を排除して頑張って競争した人が報われる真っ当な資本主義に転換することが必要です。


いいですか。「公共インフラ」などといって税金で食うことを正当化する、大きな政府を求める奴は、共産主義者なんです。

自由競争、自己責任が基本なんです。公共乞食は、税金に頼るな!

税金で食ってる奴は、劣等国民です。

またまた革命烈士さん。
だから落ち着きなさいって。

あなたの共産主義vs資本主義は、30年前の冷戦時代の思考のままなんですよ。
私は学生時代に、大前研一や大川顕二の講義を受けましたし、学部に移ってからはガチガチの共産系教授達の薫陶を受けました。

共産主義vs資本主義なんて、何10年前の話ですか?

資本主義勝利万歳なの?
あまりに単純化しすぎでしょう。いつの話なんだか。
そして、なぜ日本の農業を標的にするのか?

何も分かってない『新』自由主義マンセーの方でしょうか。
理解が浅すぎる上に、現実社会を理解できていない坊やでしょうか?

こっちにもまたまた革命烈士さん。か。

なんの知識もなく、医療や農業云々まで批判ですか。
無知にもほどがありますね。
あなたは妙な正義感に目覚めた中学生でしょうか?

現場を知らない人間ならではの戯れ言ですよ。
もし大人なのなら、今すぐに精神科を受診しなさいな。
あなたがお願いすれば、いくらでも紹介させていただきますよ。


こちらのブログは極めてレベルの高い方々が揃っていますので、まあ、あなたの随分と前の記事に刹那的に書き込んだコメントは、残念ながら気にもされず無視されるか冷笑されるか、ただの礼儀知らずの尋常ではない人間がまたやってきた程度に思われるだけでしょうねえ。


とにかく君が自覚しているかは疑問だが、明らかに異常性が認められます。

次は管理人の酔狂次第で、泳がされてネタになるか、ブロックor消去されるだけでしょう。


もう、やめときなよ!

税金や規制で守られている奴だけが得する社会なんです、日本は。
市場原理主義? ぜんぜん違いますね
いままでが社会主義だったのでこれを改革するのは、普通の自由競争経済に戻しただけですねwwwwww

管理人様記事と直接関係ないコメントご容赦ください。

電気を必要とするなら自己責任で原発含めて発電、郵便?電話?不要。この川を渡りたいなら、丸太を探して筏を作るか、カヌーでも作って渡れ!!出来ないなら川の向こうには行くな!!
どうしてもそこへ行きたいなら、自分で道を作れ。作れないなら行くな!!

○○を食べたいなら自分で作れ。災害で崖が崩れようが、橋が壊れようが、津波で全てを流されても自己責任。
強いものが勝ち、弱い者はとことん落ちぶれろ!!
どんな理由があろうが、生活保護なんてナンセンス!!
税金投入はすべて悪・・・
ってなことですか?革命烈士さん?一専務さん?
大きなジャングルの中に、ポツンと日本と言う国があり、1億3千万人が、原始的な生活をよしとするなら、それも一興ですな・・・

頭悪いので教えて下さい。

>北海道さん

一切の福祉や税金が悪いとは言ってません。
競争している人が報われないとか、税金で食ってる人が楽して贅沢してるとすれば、問題ですよね?

また、極端な共産主義や規制や独占を止めろと言ってるだけで、すべて市場原理でいいとは言ってないです。
今までが独占で共産主義だったのだから、規制緩和して改革・開放すべきなんです。

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