「日韓戦 韓国横断幕事件」 スポーツ大会に紛争の種を撒くな!
私は、東日本大震災前に起きた韓国口蹄疫事件の時、韓国農民にに励ましのエールを送った者です。韓国人にも読んでいただけるようにと、拙いハングルで表記しました。
※当時の全文を欄外に転載します。
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あの時期に私は、まだ韓国と日本が共通の災厄に共に立ち向かえると素朴に信じていた気がします。残念ですが、いま、私にはそのような楽観は消え失せています。
韓国のサッカー代表チーム応援団が、ソウルで先月28日行われたサッカー東アジア杯の日韓戦において、観客席に「歴史を忘れた民族に未来はない」との巨大横断幕が掲げたことがFIFA規約の「政治的主張の持ち込み」に当たるかということで、論議になりました。
例によって、いくつか事実関係の確認をしておきますが、まず、日本サッカー協会の抗議に対する韓国サッカー協会の「日本側が旭日旗を振ったことが発端だ」という反論は事実誤認です。
下の写真てお分かりのように、巨大横断幕は試合開始前のかなり早い時間から掲げられており、当然、観客がいないので旭日旗など振りようがありません。
ホスト国の韓国サッカー協会がこんなバカデカイものを見逃すはずもなく、協会黙認の下であったと思われます。
韓国サッカー協会は、すぐバレるウソはやめましょう。
次に旭日旗については、私は古来存在するもので準国旗ともいうべき旗ともいえる上に、現在海自が自衛艦旗として使用していることでもあり、ナチス党旗と同一視するのは誤りだと思っています。
また、旭日旗がこのような「戦犯旗」と批判されるのは、大戦当時の交戦国、東南アジア諸国を含めて世界一国、韓国固有の現象です。
ただし、私は旭日旗が海軍旗として軍事的色彩をもつことは事実で、海自選抜チームが試合するなら別ですが、サッカーのようなスポーツ応援にはふさわしくないと思っています。
大きな旭日旗を振った男は、帰国してから「報復でやった」と発言しており、あの会場でこういうことをすればどうなるのか承知でやった計画的な挑発行為だったようです。
一方で、この男は嫌韓デモと敵対する「しばき隊」と称する団体にも関係しており、日韓の衝突を煽って喜ぶタイプのような人間のようです。実にイヤな気分にさせられます。
三番目に「歴史を忘れた民族には未来はない」という分かったような分からないような文言ですが、考えるまでもなく「政治的発言」ですので、FIFAルール違反です。
国際スポーツ大会のホスト国というのは、重い責任と制約の中で大会運営しているのであって、このような場で韓国サッカー協会の容認の下で、こんな巨大な政治的横断幕をデカデカと掲げていいはずがありません。
この韓国サッカー協会の非常識は批判されてしかるべきで、このような愚劣な行為が日韓戦という伝統試合に泥を塗ったことに思いを致すべきです。
中国には「愛国無罪」というすべての社会的規範を超越する恐ろしいフレーズがあり、この四文字さえ掲げれば、ものを壊そうが、人を殴ろうが、火をつけようが、ものを盗もうが、自由だそうです。
現実に、去年の中国の「反日暴動」とやらでは今挙げたすべてが実行され、ひとりの人間も罰せられませんでした。
韓国は今や中国以上に「愛国無罪」的感情をたぎらせているように見えます。
今回のようにストレートにその感情をスポーツの世界に持ち込めば、国際スポーツ大会は友好どころか、紛争の種をバラ撒いているようなものとなります。
それが安易に許されるようなら、国際試合などほとんど開催自体が不可能となります。
逆にわが国が、米国チームと試合する時に、「広島を忘れるな」などという巨大横断幕を掲げたり、広島で被曝した子供の巨大なボードを掲げたらどうなりますか。
たぶん、次回は無観客試合を食らッた上に、米国人の対日感情は最悪になるでしょう。
つまり、広島の被爆の悲惨さを訴えること自体は正しいとしても、国際スポーツ大会で当事国がやるなということです。
いくら当人たちにとってたとえそれが「正義」であっても、ここはそういう場ではないからです。
サッカーの国際試合には、「ピッチの上の戦争」というような性格があり、ナショナルチームのセレソン(選手)は、国威や時には怨念すら背負って戦ってきた歴史があります。
だからこそ、多くの不毛な紛争の後に、FIFAは「政治を持ち込むな」という国際ルールを作ったのです。
韓国も、いいかげん「愛国無罪」という類の自己陶酔的な言葉に酔わないで、ホスト国の責任と自制を真正面から受け止めたらいかがですか。
さて、ここからが本題なのですが、ひるがえってあのハングルの横断幕の文言の意味について考えてみなければならないでしょう。
これには実は出典があり、韓国の独立運動家にして歴史家、言論人でもあった申采浩(シン・チェホ)(1880~1936年)の言葉だとされているようです。
ただし、出典とされる「朝鮮上古史」など彼の著書には見つからないために、後世の彼の名を借りた偽造だとも言われています。
では、この「歴史を忘れた民族」とは誰かということになります。その答えはわりと簡単で、朝鮮民族自身です。
シン・チェホが生きたのが植民地時代で、独立を見ることなく亡くなったのですからあたりまえです。
シンは、自民族に対して「歴史を忘れるな」と言っているのであって、日本に対して言っているのではないのです。
その証拠に、これを掲げた韓国サッカーサポーターたちも、この横断幕をハングルで表記しています。
韓国人はよもやわが国の公用語がハングルだとは思っていないはずで、わが国民に対するものなら日本語か英語で書いています。
ですから、99%の日本人には何が書いてあるのかさっぱりわからない謎の横断幕となってしまったわけです。
反省の横断幕を国際大会決勝戦で大きく掲げる韓国人の度量の大きさに頭が下がる思いです。(冗談)
というわけで、この事件は日本人に読めない文字で書かれた、われわれ日本人には関係ない自国民へ反省を促す国内向け横断幕だった、ということでいったん幕にしましませんか。
それは、あの試合において、韓国の東日本大震災への支援に対しての感謝のボードを掲げた日本人サポーターの気持ちでもあるはずです。
※関連記事http://arinkurin.cocolog-nifty.com/blog/2013/05/post-ea23.html
■写真 キツネノカミソリです。
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[私の韓国口蹄疫の時の韓国農民へのエール]
한국의 축산농가의 여러분에게, 일본의 축산농가에게서의 격려의 말을 보냅니다
. 우리들은 한국의 FMD의 확대를 마음속으로부터 걱정하고 있습니다.
우리들은 이 사건을 타국으로서 생각하고 있지 않습니다.
매일 한국의 FMD의 확대의 뉴스를 읽고, 내(우리) 것 처럼 마음을 괴롭히고 있습니다.
우리나라와 한국은 좁은 해협에서 사이에 둘 수 있었던 이웃나라입니다.
그리고, 바이러스에는 국경은 없습니다. 그러니까, 우리들의 나라의 축산농가와, 한국의 축산농가는 같은 배를 탄 동료입니다.
우리들은 같은 흰 장화를 신는 농민입니다.
우리나라는, 작년 미야자키현(宮崎縣)에서 약29만마리에도 이르는 대량의 피해를 낸 FMD를 경험했습니다.
그 손톱 자국은 크고, 아직도 많은 농민이 재건 도상의 길게(오래) 괴로운 싸움을 계속하고 있습니다.
많은 농민은 아직도 텅 빈 축사와 다액인 빌린 돈을 안아서 고생하고 있습니다.
그리고 많은 농민은 소나 돼지의 무덤을 만들고, 꽃을 바치고 있습니다.
끝나지 않는 밤은 없습니다. 한국의 농민의 여러분, 열심히 해 주십시오. 반드시 폭풍에는 끝이 있습니다.
꺾이지 말아 주십시오.
여러분의 이 고난이 하루라도 빨리 끝나는 것을 마음속으로부터 기념하고 있습니다.
이 문장은 자동번역에 따랐습니다. 우스운 부분이 많이 있을 것이라고 생각합니다만, 양해해 주십시오.
[和訳]
韓国の畜産農家の皆さんに、日本の畜産農家からの励ましの言葉を送ります。私たちは韓国の口蹄疫の拡大を心から心配しています。
私たちはこの事件を他国のこととして考えていません。毎日韓国の口蹄疫の拡大のニュースを読み、わがことのように心を痛めています。
わが国と韓国は狭い海峡で隔てられた隣国です。
そして、ウイルスには国境はありません。ですから、私たちの国の畜産農家と、韓国の畜産農家は同じ船に乗った仲間なのです。
私たちは同じ白い長靴を履く農民なのです。
わが国は、昨年宮崎県で約29万頭にものぼる大量の被害を出した口蹄疫を経験しました。
その爪痕は大きく、いまだに多くの農民が再建途上の長く苦しい戦いを続けています。
多くの農民はいまだにからっぽの畜舎と多額の借金を抱えて苦しんでいます。
そして多くの農民は牛や豚の墓を作り、花を供えています。
韓国の農民の皆さん、がんばって下さい。必ず嵐には終わりがあります。
終わらない夜はありません。
くじけないで下さい。
皆様方のこの苦難が一日も早く終わることを心から祈念しております。
2011年1月4日
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あの猿真似パフォーマンスをやらかしたキ・ソンヨンを、脇で必死に止めようとしてたのがパク・チソンでした。
元京都サンガの選手です。
その後オランダPSV→マンチェスターユナイテッドでの活躍ぶりは、サッカー好きなら誰でも知るところ。
昨年加入したクイーンズパーク・レンジャーズでは監督途中解任もあって活躍できず。今季から古巣PSVです。
もうピークは過ぎつつある選手かもしれませんが、ああいう「相手をちゃんとリスペクト」できる選手は応援しています。
投稿: 山形 | 2013年8月 9日 (金) 11時25分