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2013年8月 7日 (水)

朝日新聞が麻生氏を潰そうとした罪

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前々回の記事の続きです。 

参院選後、野党勢力はほぼ消滅しました。維新、みんなは分解寸前ですし、民主、社民、生活は自然消滅するでしょう。

となると残るのは、組織がしっかりしている共産党だけですが、残念ながら「自共対決」にはほど遠いと思われます。 

かつて70年代に一度「自共対決」と言われた時期がありました。私がまだ学生の頃です。 

当時、米国は泥沼のベトナム戦争に首まで漬かっており、反戦運動と社会主義イデオロギーの荘厳な黄昏の前の輝きの季節にあたっていました。 

しかし、その10年後に来るアフガン侵攻とチェルノブイリ事故によるソ連の衰退と崩壊により、この「自共対決」という構図はついえました。 

現在の「自共対決」は、この70年代の熱気という時代エネルギーを背負っていません。 

今再び、「唯一の野党」となった共産党が票を大きく伸ばしたのは、強力すぎる存在になった自民党政権に対して完全否定する勢力が、今や共産党一党しか存在しないからです。 

模擬的に「自共対決」が可能なのは、先に述べたように、3年前に民主党が唱えた「反自民」の野党連合が成立せず、もはやただひとつの受け皿と共産党がなったためです。 

言い換えれば、自民党と最左派の共産党の間にあったもろもろの中間的野党政党が、将棋倒し的に総潰れした結果、右端と左端だけが残ったのです。 

一方、与党自民党内部でも勢力シフトが起きました。 

自民党という右から左まですべてが存在した文字通り「自由」な連合政党の中で、元幹事長だった古賀誠と加藤紘一、野中広務、河野洋平(総裁)の各氏が引退しました。 

そして古賀氏、野中氏などは党籍がない気安さからか、共産党の新聞にまで登場したりする様子です。 

自民党には、国際協調と軽武装を唱える吉田茂系の流れがあり、岸信介系の流れと緊張関係をもって政権を交替してきました。 

このオールド自民党政治家たちが、民主党の政権交替期と時を同じくして退場し、今や「自民党安倍派」が圧倒的な力をもっています。 

流れとしては吉田系列に入る宏池会会長岸田外相もまだ力を蓄えるには至っていません。要は、こちらの系列は人材が払底してしまったのです。 

しかし、唯一の例外は、吉田氏の孫にあたる麻生太郎副総理です。彼の政権のテーマは改憲ではありません。むしろ、それはいつでもいいと思っているはずです。 

改憲は「自民党の原点」なので、いちおう議論だけは続けるが、麻生氏は経済再生をなし遂げ、20年の長きにわたって日本を苦しめ続けたデフレ地獄から脱却を果たすことが政治目標のはずです。 

ですから、衆参両院多数派を獲得した後に、直近の政治スケジュールとして96条改正などやる気はまったくないはずです。

8月15日の靖国参拝も、「なにもそんな時に行かないでもいいんじゃないか」と堂々と述べています。

おそらく、憲法のタイムスケジュールと、靖国参拝については、安倍首相に彼の意見を伝えているはずです。

リアリストである彼は、そんなことに余力を使って国論を二分して何になるのか、と思っているはずです。

だから麻生氏は自らを「左翼」とまで冗談ぽく称し、「ワーワー騒がないで(憲法の)議論しよう」とあの講演会で述べたのです。 

このような流れの中で、麻生発言を振り返ると、この発言は「ヒトラーの手口にまなぶウンヌン」の後に客の「爆笑」が続くことで分かるように、典型的な反語表現なのです。 

いいのかい、無理矢理憲法改正なんかを強行すると、ヒトラーみたいになっちゃうぜ」と、麻生氏は言っているのです。

加藤、古賀、野中、河野各氏(※)といったかつての自民党左派が皆引退した今、あの講演の中で麻生氏自身が冗談ぽく言うように、自民党内では彼が今や「最左派」の領袖なのです。
(※追記 念のため書いておけば、私はこの4名の政治家が、オールド自民党の腐臭がたちこめているようで、そうとうに嫌いです。)

今回の朝日、共同、読売3社の歪曲報道によって、麻生氏の政権内基盤は大きく揺らいだはずです。 

結果、彼が果たしていた与党内の「左」の重しがはずれていくでしょう。まったく、朝日新聞は愚劣なことをしたものです。 

麻生氏のような立場を叩いて、「改憲急進派」の水路を開けてどうするのだ、と私は思っています。 

あともうひとつ。私はマスメディアが今回使ってはならない卑劣な手段を公然と使ったことを問題視しています。 

あのような歪曲報道は、その仕掛けがバレた場合逆転します。 

いくら、後であれは「正しい目的」でやったんだと言っても、メディア報道そのものが疑われることになります。 

マスメディア、なかんずく朝日新聞は「オオカミ少年」となるでしょう。「麻生はヒトラーに学べと行った」と外国にまでふれてまわり、与党の「左」の重しを潰そうとしたツケは、重いと思います。

■写真 オオハンゴンソウです。北米帰化植物です。英名はすっきりとコーンフラワーとのこと。いまが盛り。やや暑苦しい。
このところ、できるだけ品種名を入れるようにしています。そのほうが楽しいでしょう。私も勉強になります。

■追記 野党は維新を除く全党が麻生氏の罷免を要求したそうです。議席数や審議期間からいってもその可能性はありません。野党のえげつなさにうんざりします。

「民主党とみんなの党、共産党、生活の党、社民党の5党は7日、麻生副総理兼財務相が憲法改正に絡みナチス政権を引き合いに発言した問題をめぐり麻生氏の自発的な辞任か、安倍首相による罷免を要求する共同声明を発表した。5党国対委員長が首相官邸に届ける。声明は各党首らが署名。「ナチズムを肯定する釈明の余地ない暴言で、国際社会でのわが国の信頼を大きく傷つけた」と厳しく非難。日本維新の会は共同声明参加を見送った。」(共同8月7日)

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コメント

軽率でお調子者の発言にも、口にした経緯と真意があります。私は麻生氏の発言が改憲に対する一般論として述べたものなのか、特定の対象に発せられたものなのか気になっていました。
国家基本問題研究所という安倍総理に近い改憲急進派の会合での発言ですから、彼らに対する批判、皮肉だろうと想像はしていたのですが。先日のブログの追記にある詳細を見て確信したわけです。

麻生氏は言わなくてもいいナチスの例を口にしたのではありません。改憲急進派にナチスがダブって見えるからこそ、「(あなた達改憲急進派は)ナチスに学んだらいい」という皮肉が発せられたのです。ナチスを持ち出す必然的な動機があったのです。

大手マスコミの記者さんたちも麻生氏の真意に気付いていることでしょう。今からでも遅くはありません。表面をなぞるのではなく、発言の真意をあぶり出して貰いたいです。

憲法96条先行改定なども、私は反対というか、じっくりと国民で議論すべき。
私、南の島さんとはじっくり話合える相手と認識しています。
多少主張が違ったっていいじゃない。それこそ言論の自由の国なんですから。

一杯やりながら飲みあかしてみたいです。


こちらは先月後半の濁流被害でしたが、本気で半分を九州以南と利根川水系にもってってやれ!
と、本気でしたが、祈りましたよ!

自分としては、ほとんど、現在、存在していないような状態の「青嵐会」のような、元気で、義理、人情も、ある程度、肯定したような、ことによっては、超党派の議員立法にも、参加するような気質の、政治集団が、各党に、存在するのが、ありがたいと言うか、良い政策にしろ、悪い政策にしろ、意思がはっきりしている集団が、それぞれの党内に、存在するのが、政治の解りやすさになりえるし、ある意味、総理が、短期間で、変わっても、そういう血判状を持つような政策団体が、特に与党内に存在することで、国際外交上も、今より、明確な、長期的、お付き合いが、可能になるのではと思ってます。

「青嵐会」のメンバーは、個性的な人間の集合体で、政治資金の調達方法は、確かに、フェアな方法では、ありませんでしたが、石原元都知事、浜幸さんや、自殺した中川元農林大臣、鉄道に飛び込んだ、玉置参議院議員、、、など、良くも、悪くも、主義主張が、あまりぶれない人が、多かったので、与党政治の向っている方向というか、ベクトルが、わかりやすかったのが、国民としては、楽でした。
現状の安倍内閣のように、また、以前の民主党内閣のように、世論調査やマスコミ報道に、寄り添って、発言をコロコロ変えることが、ありませんでしたので、自分には、解りやすかったですし、族議員も多かったので、議員会館に、陳情に行っても、政党と省庁とか、関係なく、官僚なOOさんに、挨拶して、陳情書を持っていけとか、野党の領袖のOO議員に、陳情書を、渡せとか、まあ、いわゆる当時の根回しルールについて、丁寧に、教えてくれたので、法案が、本会議で、成立するかどうかは、わかりませんでしたが、何か、正しいか正しくないかは、不明ながらも、前向きな政治手法でしたので、お付き合いは、しやすかったですね。

なお、特に、「青嵐会」を賛美したり、お勧めしたりするほどの、お付き合いでもありませんでしたので、自分は、政治的には、中立かつ是々非々主義ですので、政策ごとに、賛成、反対と言う立場ですが。。。

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