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2013年9月20日 (金)

福島米 コメ作付け、解除されても再開わずか1割

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早朝、福島で震度5強の地震がありました。当地茨城南部も5弱でした。ちょっと怖いですよね。皆様の被害がないことをお祈りします。

さて、この地震のようにいまだ福島農業は立ち直っていません。特に浜通りの稲作は深刻です。

今年、事故以来作付け禁止か出ていた地域で、作付けが解禁されました。

これは農林水産省が2012年、福島県内15市町村の計7300ヘクタールを「作付制限区域」としたことを、100ベクレルの規制値をこえるものが極小だったために規制解除したものです。

この過酷な福島県全域の米の放射性セシウム濃度を調べる「全袋検査」にを実施した福島県農業者のご苦労に感謝します。

しかし、作付けの回復歩みは遅く、わずか1割ていどに落ち込んでいます。

「福島県で、東京電力福島第一原発事故後の作付け禁止が今年解除された水田約2000ヘクタールのうち、実際に作付けされたのは1割弱の185ヘクタールで、3月時点での見込みの4割にとどまる」(読売新聞9月15日)

また、約3年間無人に近い環境であったために環境が野生化しています。塩害もまだ除去仕切れていません。

「放射能との闘いとは別に、人が減った里でイノシシなどが増え、田畑を荒らす新たな課題が浮かび上がってきた。津波被災地では、塩害も依然として大きな傷痕を残している。農業再生に向けた道のりは、まだ厳しく長い。」(福島民友新聞9月13日)

3年たつと、一般には田の底が抜けてけてしまいます。また雑草や,時には草木が生い茂り原野化していきます。

回復するには木となった草木の抜根から始めねばなりません。この作業は私も経験がありますが大変な労働です。

また、島の規制区域ではイノシシが跋扈しているようです。彼らは原野かした田畑に巣を作ります。今、規制解除区域はイノシシとの戦いになっているようです。

いったん人間をなめたイノシシは空き家にすら棲みつきます。イノシシはきれいに手入れされた場所には警戒して近づくのも慎重ですが、いったん人気がなくなった廃村では真っ昼間から我が物顔でのし歩きます。

彼らには人の営為こそが最大の防御なのです。人が人の労働と生活を続けることが、最大のイノシシ防御です。

放射能との戦いが、結局は「耕すこと」であったように、イノシシとの戦いもまた耕し続けることしかないのです。

心が痛みます。なんとかして作付けを回復しないと、このまま永遠に失われていくかもしれません。

来年こそ、単に解除ではなく、国が本腰を入れて支援するべきです。ガンバレ、福島農業!

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■コメ作付け、解除されても再開わずか1割…福島

読売新聞 9月15日
福島県で、東京電力福島第一原発事故後の作付け禁止が今年解除された水田約2000ヘクタールのうち、実際に作付けされたのは1割弱の185ヘクタールで、3月時点での見込みの4割にとどまることが、関係自治体への取材でわかった。
 風評被害の心配や、用水設備の復旧の遅れが、営農意欲をしぼませているとみられる。

 農林水産省は2012年、福島県内15市町村の計7300ヘクタールを作付けできない「作付制限区域」とした。その後、避難指示区域の再編が進んで立ち入りできる場所が広がり、県産米の放射性セシウム濃度を調べる「全袋検査」で規制値(1キロ・グラム当たり100ベクレル)を超えるコメがほとんどなかったため、今年は制限区域を5300ヘクタールに縮小させた。

■東日本大震災2年6カ月特集 農業再生
福島民友新聞 9月13日

放射線量、塩害“消えぬ課題” 有害鳥獣、農地荒廃に拍車

 東日本大震災の発生、東京電力福島第1原発の事故は、本県農業に大きな打撃を与えた。農業を再開するため、原発事故による避難区域などの一部では今年、懸命の除染に続いて水稲の作付けが始まったが、放射能との闘いとは別に、人が減った里でイノシシなどが増え、田畑を荒らす新たな課題が浮かび上がってきた。津波被災地では、塩害も依然として大きな傷痕を残している。農業再生に向けた道のりは、まだ厳しく長い。


環境保全、回復が喫緊の課題
 
 東京電力福島第1原発事故の避難区域では、2年以上にわたり放置された農地の荒廃が目立つ。避難先から帰還して作付け再開を目指す生産者が営農意欲を保つためにも農地の環境保全、回復は喫緊の課題だ。特にイノシシなど有害鳥獣が山間部から里山、さらに居住地近くにまで出没するようになっている。避難が長期化すればするほど、農地の荒廃に拍車を掛けるとして地元生産者の懸念が強まっている。

 国と県による営農再開支援事業は、生産者の避難で農産物の作付けが中断されるのを余儀なくされた避難区域などについて、約4年後の2017(平成29)年度末までに農地面積の6割で営農再開を図ることを目標に掲げ、3段階に分けて施策を進めていく総合的な政策を打ち出した。イノシシなど有害鳥獣による被害防止に向けた緊急対策は第1段階の施策に盛り込まれた。原発事故後、これまで行われてきた捕獲や狩猟が中断、イノシシなどは個体数が増加したとみられるからだ。

 イノシシが農地に現れると、作付けした農作物に対する食害をはじめ、田んぼや畑、あぜ道などの農業用設備が荒らされる恐れがあり、生産活動を軌道に乗せるための障害となりかねない。具体的な被害防止策として、一斉捕獲活動の展開や大規模な侵入防止柵の設置が必要であり、積み立てた基金から市町村を財政支援する。

今年、本格的にコメの作付けを再開した田村市都路地区、広野町、川内村などでは同事業を活用してイノシシ対策に乗り出している。ただ、市町村がイノシシなどの一斉捕獲活動に踏み切るためには、鳥獣捕獲の技術を持った担い手の確保が課題となるが、高齢化や原発事故による住民の避難から担い手不足が現実化している。大規模な侵入防止柵を取り付けても、イノシシの農地への侵入や被害を完全に食い止めることができるかは未知数だ。

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コメント

いのししですが、山里と耕作放棄地の間で、ベルトラインを作るように、幅20mくらい、生い茂った雑草を、移動できる簡易電気柵(いのししには、通用しないが、やぎには、使える)で、囲い、中に、やぎを放すことで、
結構、雑草を食べてくれます。
同様に、飼い慣れた「豚」は、雑草の根を中心に、掘り起こしてくれます。やんちゃな豚は、ときどき、電気柵の下をくぐるか、1頭の豚が電気柵の線を鼻で押しているときは、電流がへるので、他の豚が、強引に脱走しますが、飼い慣れた豚は、飼い主である人間の呼び声と、いつもの好物の餌で、戻ってきますので、いのししとの間で、イノブタを妊娠しないように注意すれば、大丈夫です。道路沿いであれば、ワイヤーを張って、その間だけ、移動できるように、10cmくらいの鉄製の環を通し、リードの先に、やぎをつければ、移動できる範囲の雑草は、食べてくれます。

エンジン草刈機で、田のあぜを、カットする方法も併用しながら、田、畑に、おいしい物が、あると言う学習が、次世代いのししに、受け継がれない前に、見通しの良い山と耕作地の間に、何も生えてない、フラットな土地を、作ることで、いのししに対して、いつもの獣道の先に、自分達の侵入コースのマーキングの臭いが、遮断され、人目に付きやすい状態を、作ることで、作物被害は、減らせると思います。
第2ルートとして、小川とか、灌漑用水を伝って、畑や田んぼに、下りてきますので、縦のラインとして、小さな小川や用水の左右の雑草も幅2mくらいは、雑草を、カットしないと、夜間は、川沿いに、下りてくるいのししが、多いと思われるので、そのラインも、雑草を刈った、移動が目立つ、空間を人工的に作るのが、当面の作業になると思います。

なお、市販の電気柵では、いのししの侵入は、止められないので、あくまで、補助用具として、使っていただけるのが、良いと思ってます。

人材が、不足している中での、山から下りてくる害獣ですので、猫の手の代わりに、特徴ある家畜類を、上手に使えば、作業しやすくなると思ってます。

この方法は、西日本では、実績があり、貸し出し用のやぎを手配してくれる役所がある市町村も存在します。

りほん。さん。
あなたの無知ぶりはよくわかりした。

離れて安全圏にいらっしゃる方の言うことは違うますね。


3年も放って置かれた田畑がどうなるか理解していみすか?

あなたがかつて土壌セシウム除去技術で「確立された技術ですと断言した」実験レベルの技術を是非とも証明して下さい。
また、ご専門の豚で管理できるのなら、是非とも福島県を通して実現して下さい。皮肉ではなく、隣県住民としての切実な思いです。

あなたが「遠くで見てるただの傍観者」かどうかの、最後のテスト段階ですよ。

ご連絡いたします。

福島県庁内の畜産部(交換さんが繋いだので、そこが、担当かは、不明)に、愛知の堀と名乗って、2010年1月。独立行政法人家畜改良センター茨城牧場長野支場(長野県佐久市)が、開発した、やぎ放牧による耕作放棄地対策について、おおせのとおり、お知らせさせていただきました。

以上。

書き忘れで、再投稿になり、お許しください。

耕作放棄地どころか、住宅の庭でさえ、2年も経てば、

人間の背より高い雑草だらけで、自分の家の玄関まで、道路から、入るには、ナタが、必要であることは、

承知しています。(農家の方、蛇足をコメントして、すみません)

お二方、まぁまぁ。山形さん、つっかかるような言い方はよくないですね。それに侮辱的表現は謹んで下さい。以上管理人として。

実際に、避難区域における茨城大学農学部で家畜放牧による雑草退治が検討されていたことかあります。
実際にはそれをやる主体の問題が難しかったようです。

わたしとしては家畜屋でもありますから、ただ草をモアで刈るよりこちらの方法のほうが前向きな気もします。

ただ、問題はそのような技術的問題もさることながら、あくまでも「主体」、誰がやるかです。現状だと、田んぼの耕作放棄はそのまま畑作、畜産の放棄と同義語になっています。
これだけの期間耕作放棄が続くと、避難区域農家が離農を始めているはずです。

それははっきり言って、現状では福島県産農産物、特に避難区域農産物で販売するのが極度に困難だからです。私は国家による買い取りを一定期間やらないと仕方がないと思っています。

今の制度だと補償金を出しているだけですから貰っておくだけで終わってしまいます。避難区域農産物の正しい情報のパブリシティと同時に、国家が買い上げる仕組みが必要だと思います。


9/19 7:44分ごろ発生した福島県浜通りを震源地とした地震ですが、ここ最近、この場所ばかりで地震が発生してますね。

これが人工地震。震源地、地下10Km。。。

9/20 2:25分 福一真下で震度5強、ふくいちライブカメラ変化なし、間違いなく福一真下でなにかが起こっているように思えます。

東日本大震災の余震なのか、テロなのか、メルトスルーした核燃料が地下水脈にあたり水蒸気爆発を起こしているのか、真実とは。。。

地震の話になってしまいすいません。有識者のお知恵をお借りできればと思い投稿させていただきました。コメントいただければ泣いて喜びますw

福島農作物ですが、たとえ非難されても作りつづけていくことが復興への道だと考えています。

原発だけが取り上げられていますが、福島の被災者のことを第一に考えるべきでは、オリンピックは福島復興後でも充分だとおもいます。


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