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2014年7月 4日 (金)

河野談話検討報告書を読むその7 典型的冤罪図式の完成

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韓国は中韓首脳会談で、問題で「共闘」するそうです。

あらあら、自国で日本のそれより悪質な「従軍」制度に対して122名もの訴訟をおこされていることを、わが国が知らないとでも思っているんでしょうか。

それとも、日本国民が河野談話の談合事情を知らないとでも?

中国の日米離間策にまんまと乗って、本来これ以上突っ込むと韓国自身を傷つけるはずの「従軍」問題を国際行事にするとは・・・!

大丈夫ですか、韓国。熱ありませんか?バブル崩壊前夜の中国に抱きつくなんて、正気の沙汰ではありませんよ。

「韓国政府は当初、中韓首脳会談で歴史問題を扱うことに慎重だったが、安倍政権が『河野談話』検証結果を公表したことに反発し、方針転換した。中国中央テレビによると、習氏は首脳会談で、中国の抗日戦争勝利と朝鮮半島の植民地解放から70年にあたる来年、両国が記念活動を行うよう努力すべきだと述べた」(読売新聞7月3日)

それはさておき、やっと河野談話に辿り着いたかと、思わず喜んでしまうのが、我ながら情けない(笑)。

やってもいなことを、証拠もなしに自白を強要され、キム検事の「金銭的補償は求めねぇよ。強制性、認めて楽になったら、新たなニッカン関係考えてやらぁ」、という甘い言葉にほだされて、とうとう「全面自供」に追い込まれてしまった宮沢政権でした。

自供調書か反省文か、とまれ河野談話の発表となるのですが、小姑のように韓国はこれにすらクチバシを突っ込んできます。反省文くらい自由に書かせていただきたい。

ところが、自白調書までキム検事の言うがままに書いてしまうという、これまた冤罪の構図です。

刑事事件の冤罪は物的証拠がないのに、先入観や思い込みから、自白を強要することから生れます。

尋問過程が可視化されていないために、刑事や検事による誘導、調書の捏造なども起きています。

あるいは、科学的物証も、結論が決められている見込み捜査のために、都合よく切り貼りしてしまうケースすらありました。

先入観思い込みを持った捜査による冤罪が発生する可能性が高かったが、科学的捜査方法が導入されたあとは、遺留品や物的証拠からそれにつながる犯人を導き出すのではなく、予め容疑者を設定する見込み捜査の過程で証拠は後から合致させる一方で容疑者に有利な証拠は破棄や軽視や無視するといった手法が採られる」(Wikipedia)

「従軍事件」の場合、韓国や朝日新聞などは、あらかじめ「日本軍が強制的に韓国女性を連行してにした」という結論を持っていて、それに合わせて日本政府の「自白」=謝罪を強要するという「見込み捜査」をしました。

しかし物証がないために、「軍関与」の資料がたとえ監督業務ていどのことであっても「強制性」の証拠として採用してしまいました。

そして日本政府が「一部関与」=部分自供を始めると、後は「軍の直接関与」=全面自供するまで圧力をかけ続け、調書=河野談話まで、捜査当局=韓国が手を加えたというわけです。

見込み捜査、自白の強要、証拠の捏造、調書への介入という冤罪事件の要素がムンムンに詰まっているのがこの「従軍冤罪事件」なのです。

日本政府は再審を要求したほうがいいのではないでしょうか。

それにしてもこの冤罪劇を作ったのが、人権派弁護士たちというのも皮肉です。

報告書は言います。

「同年(1993年)7月28日の日韓外相会談において、武藤外務大臣より、「発表の文言については内々貴政府に事前にご相談したいと考えている」、「この問題については右をもって外交的には一応区切りを付けたい
金泳三大統領は、日本側の発表が誠心誠意のものであったならば、自分から国民に説明する考えであり、そうすれば韓国国民にも理解してもらえると考えている旨述べていた。
この点を踏まえ、是非大統領に日本側の考えを伝えてほしい」と述べた。これに対し、韓昇洲韓国外務部長官からは、『本件に対する日本の努力と誠意を評価したい。日本側の調査の結果が金泳三大統領より韓国国民の前で説明して納得できる形で行われることを期待すると共に、これにより韓日関係が未来志向的にもっていけることを期待している。韓国もこのような結果を待ち望んでいる』と述べた」

これを読むと、宮沢政権は、既に官房長官談話を事前に見せるから、よしなにと言ってしまっています。あらあら、もう主権国のプライドもヘッタクレもないようです。。

それに対してキム大統領は余裕しゃくしゃくで、「この日本政府発表についてオレが国民に説明できるように、分かっているなツボをハズすなよ」、と答えています。

ツボとは言うまでもなく「軍の強制的関与」のことです。  

この河野談話の発表文案についても、韓国政府は細かいチェックを入れてきており、韓国ペースでのすり合わせを幾度となくしていました。

「談話の文言の調整は、談話発表の前日となる8月3日までの間、外務省と在日本韓国大使館、在韓国日本大使館と韓国外務部との間で集中的に実施され、遅くとも7月31日には韓国側から最初のコメントがあったことが確認された。その際、韓国側は、発表内容は日本政府が自主的に決めるものであり、交渉の対象にする考えは全くないがとしつつ、本問題を解決させるためには、韓国国民から評価を受け得るものでなければならず、かかる観点から、具体的発表文を一部修正されることを希望する、そうした点が解決されることなく日本政府が発表を行う場合は、韓国政府としてはポジティブに評価できない旨述べた」 

すごいですね。「お前らが出すもんが、オレらから評価を受けるものでなければ、チェック入れるからな」と凄んでいるのです。

これで韓国外務部(外務省)が、今回の報告書の「反論」で、「うるさく聞かれたから仕方なく数回答えただけ」とは、まったくよ~言うよです。

この日韓の文言のすり合わせは発表前夜まで続けられ、結局、当時朝鮮がわが国の統治下にあったことから、「の『募集』『移送、管理等』の段階を通じてみた場合、いかなる経緯であったにせよ、全体として個人の意思に反して行われたことが多かった」という表現に落ち着きます。

「8月2日夜までやりとりが続けられ、『当時の朝鮮半島はわが国の統治下』にあったことを踏まえ、の『募集』『移送、管理等』の段階を通じてみた場合、いかなる経緯であったにせよ、全体として個人の意思に反して行われたことが多かったとの趣旨で「甘言、強圧による等、総じて本人たちの意思に反して」という文言で最終的に調整された

この文言に出てくる「総じて」という表現が、「全体として○○と言える」なのか、それとも「概して○○と言える」のかどちらでも取れる玉虫表現で、日韓双方をなだめたわけです。 

これが後に「全体として本人の意志に反して」として定着し、わが国政府の「軍の強制連行」を認めた致命的文言となっていきます。

ああ、イヤだ。まさに日本人の言葉で本質をだまくらかすという手法そのものです。

こういう部分こそ、負けるなら負けるでキッチリと概念規定すべきなのに、そこを国内向け言い訳で「総じて」で逃げようとしたあげく墓穴を掘りました。

またこのまた交渉経過については、日本側の提案で互いに秘匿するような合意がなされています。 

これは、日本側が一国の主権にもかかわるような官房長官談話が、実は外国政府との談合による合作であったということを知られたくなかっためだと思われますが、これも情けない。

こんなバカな申し出をしたために、この報告書の真相が20年間も蓋をされてブラックボックスだったのです。

外交交渉に惨敗し、儀式的調査でごまかし、玉虫色表現で繕って、果ては「黙っててね」ですから、大馬鹿の四乗です。

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(写真 報告書に対する河野翁の記者会見。まったく懲りない御仁だこと。「歴史に向き合わず」、韓国の言うがままに、「反省すべきでない反省」をしたために、「日韓の相互信頼関係」を、最悪にしたのはどこの誰だったでしょうね)

朝日新聞は、報告書が「信義にもとる」と言っていましたが、なにをおっしゃる。

こんな情けない外交をしておいて、自国を「レイプ国家」だと世界に認めておきながら、20年間頬被りをしたまま墓に入ってしまおうという腐った根性こそ問題なのです、ねぇ河野さん。

だいたいどんな外交機密も30年が相場。韓国が、約定を違えて、「謝罪をしていない。賠償しろ」と言い出した時点でこんな守秘義務はお終いです。

「日韓間でこのような事前のやりとりを行ったことについては、1993年8月2日、日本側から、マスコミに一切出さないようにすべきであろう旨述べたのに対し、韓国側はこれに了解するとともに、発表の直前に日本側からFAXで発表文を受け取ったと言うしかないであろう旨述べた」 

韓国は、ここまで手取り足取り河野談話を書かせておいて、「直前にFAXで見たにしておく」ですから、日本政府の威信も何もあったもんじゃありません。とことん舐められたものです。

そして、とうとう1993年8月4日、河野官房長官より調査結果を発表する会見が開かれます。これか悪名高い「河野談話」です。(※河野談話は欄外参照) 

「『「強制性』の認識に関し、河野官房長官は同日行われた記者会見に際し、今回の調査結果について、強制連行の事実があったという認識なのかと問われ、「そういう事実があったと。結構です」と述べている。
また、「強制」という言葉がの募集の文脈ではなく慰安所の生活の記述で使われている点につき指摘されると、河野官房長官は「『甘言、強圧による等、本人たちの意思に反して集められた』というふうに書いてあるんです。意思に反して集められたというのはどういう意味か。お分かりだと思います』と述べた」

「『強制ということの中には、物理的な強制もあるし、精神的な強制というのもある』、精神的な強制という点では、「『憲側の記録に残るというものではない部分が多い」、「そういうものが有ったかなかったかということも十分調査を』し、元従軍から聞いた話や証言集にある証言、元慰安所経営者等側の話も聞いたとした」

ああ、言っちゃった、という感じです。 

なにせ、日本側はなにひとつ証拠がないままに、韓国側の圧力に負けて「(強制性の事実を)そういう事実があったと。(考えてくれて)結構です」と言ってしまったのです。歴史的失言です。

そもそも河野官房長官は、強制連行を認めていない政府の政府見解である談話文面から勝手に逸れて、「物理的強制の事実があった」と認めてしまっています。

完全な個人的恣意的逸脱です。ここは重要な点で、河野談話自体は政府見解として受け継ぐとしても、こんな河野氏の逸脱暴走まで継承する必要は後の政府にありません

そして、河野氏は、「精神的強制は官憲の記録に残らない」とまで言って、「強制性」の認知幅を「精神的強制」にまで無制限に拡げていることが分かります。

これが後に、強制連行の証拠がなにひとつないにもかかわらず、「精神的強制」にまで拡大解釈されて「慰安婦問題の本質は女性の人権侵害だ」という認識を生むことになります。 

ただ細かい点ですが、一点気になるのが、「官憲等が直接これに加担したこともあったことが明らかになった」という箇所です。 

当時の韓国の「官憲」、つまり警官は8割は現地の韓国人ですので、韓国人が韓国女性をにすることに加担したか、あるいは、座視していたことになります。 

同民族の女性が強制連行されているのをただ見ているなんてありえるでしょうか。あったとしたら、よほど韓国男は腑抜けです。 こんな文言をなぜ入れたのでしょう。

後から「よく読め。ここにバクダンしかけてあるぞ」ということなのか、それとも単に日本の官憲(警官)まで強制連行に関わったといいたいのか、たぶん後者でしょうが、私には分かりません。

いずれにせよ、証拠がないまま謝罪するから、こういうことになります。 

これか後に、限りなく拡大解釈されて一人歩きし、今や韓国政府は公式に20万人の韓国女性を日本官憲が強制連行して「性奴隷」(sex slave)にしたという話にまで拡大されていることはご存じの通りです。 

河野氏だけの責任とは言いませんが、それにしてもずいぶんと罪深いことをしてくれたものです。 

(次回は最終回です。やっと終わったぁ)

 

                   :;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+ 

■資料 関係調査結果発表に関する河野内閣官房長官談話全文
平成5年8月4日
 

 いわゆる従軍問題については、政府は、一昨年12月より調査を進めてきたが、今般その結果がまとまったので発表することとした。 

 今次調査の結果、長期に、かつ広範な地域にわたって慰安所が設置され、数多くのが存在したことが認められた。 

 慰安所は、当時の軍当局の要請により設営されたものであり、慰安所の設置、管理およびの移送については、旧日本軍が直接あるいは間接にこれに関与した。の募集については、軍の要請を受けた業者が主としてこれに当たったが、その場合も、甘言、強圧によるなど、本人たちの意思に反して集められた事例が数多くあり、さらに、官憲等が直接これに加担したこともあったことが明らかになった。また、慰安所における生活は、強制的な状況の下での痛ましいものであった。 

 なお、戦地に移送されたの出身地については、日本を別とすれば、朝鮮半島が大きな比重を占めていたが、当時の朝鮮半島はわが国の統治下にあり、その募集、移送、管理等も、甘言、強圧によるなど、総じて本人たちの意思に反して行われた 

いずれにしても、本件は、当時の軍の関与の下に、多数の女性の名誉と尊厳を深く傷つけた問題である。政府は、この機会に、改めて、その出身地のいかんを問わず、いわゆる従軍として数多の苦痛を経験され、心身にわたり癒しがたい傷を負われたすべての方々に対し心からお詫(わ)びと反省の気持ちを申し上げる。また、そのような気持ちをわが国としてどのように表すかということについては、有識者のご意見なども徴(ちょう)しつつ、今後とも真剣に検討すべきものと考える。 

 われわれはこのような歴史の真実を回避することなく、むしろこれを歴史の教訓として直視していきたい。われわれは、歴史研究、歴史教育を通じて、このような問題を永く記憶にとどめ、同じ過ちを決して繰り返さないという固い決意を改めて表明する。 

 なお、本問題については、本邦において訴訟が提起されており、また、国際的にも関心が寄せられており、政府としても、今後とも、民間の研究を含め、十分に関心を払って参りたい。

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韓国の大統領は、自分の父親時代に、軍の公式機関により結成された朝鮮戦争時の米国軍人相手の国家主導管理売春組織「特殊慰安婦(軍)」の存在や、ベトナムに、派遣した韓国軍の軍人のレイプや虐殺行為、ライダンハン問題に、公式見解と、韓国国民への謝罪やベトナム政府および、韓国軍の虐殺やレイプ、現在も生きておられる「ライダンハン」への謝罪と補償について、どういう説明を、現職大統領として、されるのか、知りたいところです。

もちろん、従軍慰安婦ではなく、民間の売春婦は、韓国国内では、日本人も居たと思われますし、現在も存在する韓国軍専用の軍管理の売春宿は、どう説明されるのかを、まずは、知りたいものですね。

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