室井佑月さんのメディア・レテラシー欠落
口をとんがらせていつも怒っているような室井佑月さんの、例の朝日5月20日・吉田調書「所長命令違反9割逃亡」記事直後の「週刊朝日」のコラムです。 (欄外参照)
今までこのコラムで彼女は、福島の野菜は食べるなとか、美味しんぼは間違ってないとか、福島に子供は行かすななどという、ある意味、朝日新聞が言いたくてもなかなか言えない「本音」を書いてきました。
いわば 動く「声の欄」です。
彼女の「仲がいい大学教授や芸能人仲間」から小耳にはさんだという、サンケンブンリツとか、トクテイヒミツホウがどーたらとか、最近では錦織選手のコーチが中国人だからこーたらとか、まぁ色々言っていますな。
今回も室井さんはスズメがピョンピョンハネるように朝日吉田調書記事に喜んでいるのがカワユイ(←わけねぇだろ)。結果を知っているだけにお気の毒。
「事故直後に所員の9割にあたる約650人が吉田所長の待機命令を無視して“逃亡”した。高濃度の放射性物質を放出するベントの準備を密かに進め、住民が大量被曝する恐れがあったこと……。
国は福島原発事故の話題を、「風評被害」などという小賢しい言葉を使って、国民が忘れるようにし向けてる。そして実際、結構な数の人間が、国の思惑に踊らされている」
すいません。書き写したのを読むだけで意地悪な笑いが止まらない。
あの、室井さん、「650人が逃亡」なんて、どうしてそう簡単に信じちゃうの。あの時の状況わかってたの。わかって書いているの?
たぶんぜんぜんわかっていないし、分かる気もないのがこの人です。この人、マスコミの世界でメシ喰っているくせに、典型的なメディア弱者なのですよ。
彼女の言説自体は、なにを言っているのかよく分からないが、アベ・シンゾーに対する憎悪だけはしっかり伝わってくるという類の文章ですが、メディア・リテラシー(※)が欠如した人を知る意味でいい例なので見ることにしましょう。(※情報を評価・識別する 能力)
メディア・リテラシーか欠落した人の特徴ってざっとこんなです。
・警戒心の欠如
自分だけは騙されないという根拠ない自信
・注意力の欠如
新聞で読むのはリードと見出しだけ
・論理性の欠如
筋道立てて思考できない。悪い意味で直感的
・知識の欠如
論じている対象の基礎礎知識がなく、データも収集していないのにしゃべりたがる
・伝聞情報が好き
知人やネット界隈から仕入れた伝聞や都市伝説を愛好する
・権威に弱い
大新聞や大学教授のいうことがいつも正しいと思っている
・検証精神の欠如
少し真面目に調べれば常識の範疇でわかることをしない
・モラルの欠如
モラルは欠落しているが、妙な正義感かある。目的が正しければ、多少間違ってもいいと思っている
・陰謀論が好き
政府がなにか隠して悪い企みをしていると常に信じている
・羞恥心の欠如
デマを拡散したことがあっても平気。批判されても相手は「政府に踊らされている」と思う
・学習能力の欠如
騙されたと思ってないから永久に信じて拡散し続ける
・間違いを訂正しない
間違っているのではなく「負けた」だけだと思っているので、永遠にそのままで放置しておく
まだまだありそうですが、こう挙げると室井さんってけっこうイイ人かもしれない。見事全部あてはまりますもん。
さて室井さんは作家なのに、小説のベースとなる「時間、場所、状況」の三要素を考えていません。
この3要素を落ち着いて考えれば、この木村記事に対してなんか不自然だな、ありえるのかなという素朴な疑問が湧くはずです。
今回のケースは、素人玄人はとりあえず関係ありません。専門知識も最低限でけっこうです。
今回の朝日木村記者の記事は、そのような素人でも分かる不自然さがあるのです。
まず時間は、2011年3月15日午前。場所は東京電力福島第1原発。
次にその時の福島第1原発はどんな状況だったでしょうか?
福島第1原発の状況は最悪に近づきつつありました。1号機と3号機はすでに水蒸気爆発していて、2号機にも危機が近づいていました。
このような状況下で、構内にいた約700名の東電職員と下請けの人々はどこにいましたか?
そう、重要免震棟です。どうしてここにいたんでしょう?それは、構内の本部棟が地震で破壊された上に、高線量になっていたからです。
下の写真が本部棟です。とても使えない状態ですね。
(写真 本館事務所内部 東電撮影)
下の写真が重要免震棟です。この一棟だけは免震構造のために健在でした。おそらくこの棟が壊されていたら、福島事故はもはや手がつけられなかったはずです。
ここから吉田さんたち運転員は離れた中央制御室へ出かけて行ったのです。
またここにしか放射能遮断設備がなかったために、構内にいた700名全員がここに避難しました。
見て下さい。こんな規模の建物に700名ですよ。すし詰めもいいところです。
それから数か月たってもなお、階段や廊下に倒れるように眠っている作業員の姿が見られています。
当時は食糧も備蓄しかありません。配給の食糧も極限になりつつありました。おまけに電気も来ませんから真っ暗です。トイレも流れません。
寝台なんてシャレたものがないので、固い床に倒れるように寝るしかありません。
そして構内は最大で1万1930マイクロシーベルト/時という高線量になっていました。
室井さん、こんな状況で吉田さん以下700名は、おそらく史上最大といっていいだろう巨大事故と遭遇していたのです。
史上最大というのは大袈裟ではありません。原発3基と使用済み燃料プール1基が連続して制御不能になったなら、吉田さんが述懐しているように「東日本は誰も住めない土地になるかもしれない」という危機だったのです。
そのときの指揮官の重圧は、想像を絶します。
そんな時に指揮官が、女性も大勢いた緊急対処に関係のない事務職員まで「構内に待機して、安全が確認されれば戻ってこい」なんて命令しますか。
すると思っていたなら、そうとうにおかしい。吉田さんの頭のネジが飛んだのでもなければありえない自殺強要的命令です。
第一、戻ってきて事務職員がなにをするのですか?危険手当ての清算とか(笑)。
吉田氏の人柄以前に、史上最大の危機の現場指揮官として女性や事務職員までここにいろと言うこと自体ナンセンスです。
それもひとりふたりではなく700人も!
室井さん、あなたいちおう小説家でしょう。想像力ってもんがないのですか。難しい原子炉のメカニズムの議論しているんじゃないんですよ。
安全管理上はいうまでもありませんが、緊急対応で不眠不休の戦いをしていた吉田氏には、700名もの大人数の保護をする余裕などなかったことでしょう。
だから吉田さんは、運転系の対処要員69名を文字どおりの決死隊として残して、あとを「退避」させたのです。
室井さん、朝日は吉田さん以下69名をなんとかして貶めたいみたいですが、この人たちは死を覚悟していました。しかも本店エリートとは違う、地方採用者が中心です。
残留を志願したのは、事故に対するプロの技術者としての慙愧の気持ちと、故郷と家族を守るためです。
たびたびベントなどの作業のために、高線量の原子炉建屋に志願してこの人たちは突入しますが、彼らは年配で子供が育っているというのが選ばれた条件でした。
室井さん、この状況を素直に考えてみればわかるでしょう。 朝日の記事は「吉田所長は構内に残れと命令していた」と言いますが、そんなことありえないということが。
私はこの記事を読んだ瞬間に、間違っていると思いました。それは常識ではありえないからです。
巨大原子力事故の時に、女性も含む「非戦闘員」を600名以上抱えていたい現場指揮官などこの世にいません。しかもその中には妊婦さんもいたのですよ。
強いて言えば、下請け作業員は居てくれという判断はありえたかもしれません。実際、福島第2の所長はそうしています。
原子力事故処理は延べ数千、いや万単位の人員が必要だからです。米国NRCはそのほうが正しかったという見方をしています。(ただし、それは第2が爆発しなかったという条件の違いがあります)
しかし、吉田さんは下請け協力企業に対しても丁寧にこう言っています。(共同通信『全電源喪失の記憶~証言福島第一原発~』)
「今までの対応、ありがとうございました。もうお帰りいただいて結構です。途中で道路が陥没しているところもあると思います。十分、気を付けて避難してください」
吉田さんは死ぬのは最低の数だけでいいと覚悟を決めていたからです。その吉田さんの気持ちはおそらくそこに居合わせたすべての人達に伝わったことでしょう。
そう、この福島第1に残るということは、死を選択することと同じだからです。 この吉田さんの言葉は、死を賭して残る者と、去って行く者との訣別の言葉だったのです。
私はこの時、その場にいた人々を日本人として誇らしく思います。
みずからの命を他者のために差し出す自己犠牲の精神が、私たちの民族の中に多く生き残っていたことを、私たちはこの東日本大震災で知りました。
時には、我が身を省みず最後まで避難を呼びかけた女性の中に、あるいは残っている人がいないか捜索し続けて津波に呑まれた警官や消防団の人々の中に。
事故を起こした第1原発の直上にヘリを飛ばした自衛隊員の中に。
吉田さんは退避先の福島第2への風向きまで調べて避難車両を出しています。
「「バスが用意できたことを知ると、吉田は総務班長に尋ねた。
『このメンバーを退避させられる場所はあるか』
総務班長は広野火力発電所(福島県広野町)と福島第2原発に連絡した。どちらも受け入れ可能だったが、第2原発では傷病者を収容する施設や、傷病者以外を受け入れる体育館、スタッフの準備が完了していた。
『2F(第2原発)は大丈夫です』
総務班長がそう伝えると、吉田は「そうか』と静かに応じた」
おそらくこの吉田さんの「そうか」には、万感の思いがあったはずです。だから、去っていく事務職員、下請けの人々は、皆泣きはらしていました。
残留を直訴する職員も大勢いたのですが、説得されて第2へ退避していきました。
室井さんはなぜ小説家なのに、この人たちの心の襞をくみ取ろうとしないのでしょうか?
なぜこの哀しみがわからないのでしょうか。室井さん、あなたは小説家として根本的に抜け落ちた資質があるようです。
この記事を書いた朝日新聞の木村英昭記者と宮崎知記者のねらいは、福島第1の職員たちを「事故になれば逃げ出す卑怯者」と描くことで、「原発が事故になればこのようなことになる。だから反原発なんだ」と主張したかったわけです。
それは室井さんがこう書くようなことです。
「官邸ではいま、『一体誰が朝日の記者に吉田調書を流したのか』と“犯人捜し”が始まっています。菅官房長官は『(調書は絶対に)公開しない』と憤然としている。とくに安倍周辺は、原発は過酷事故が起きれば、電力会社さえもコントロール不能に陥る――という解説部分が気に入らないらしい。原発再稼働に突き進む安倍政権にとって、少しでも反原発につながる動きは許せないのでしょう」
事実の前になんて薄っぺらい正義感なんでしょう。
また室井さんはこの吉田調書を、関係のない特定秘密法にむすびつけたいみたいですね。
「『特定秘密保護法』が施行されていれば、『吉田調書』は確実に“闇”に葬られていた」「『吉田調書を入手した朝日の記者も、渡した役人も逮捕される事態になっていたでしょう』(司法ジャーナリスト)」
だって。おお、怖い。
安倍さんも、ここまで来てまだ嘘ばっかつくって、ある意味すごい。そして、それを信じる人がいるのもあたしにとっては衝撃的。」
官邸が機密指定文書が流出して、しかもこんな捏造記事を飛ばされたら怒って当然ですが、官邸は吉田さんの遺言とでもいうべき上申書がなければ、さっさと公開したと思います。
朝日から「早期の公開を望まれる」なんて盗人猛々しいことを言われてもなかなかしなかったのは、「多くの事象が同時に発生していたために自分でも勘違いがあると思う。だから調書が一人歩きしないために公開はしないでくれ」と言った吉田さんの遺志を尊重したからです。
しかしまさに吉田さんが恐れていたことが現実になりました。
たぶん菅元首相サイドから流出した調書は、菅シンパの朝日・木村記者の手に渡り、調書の文脈をズタズタに改竄して、まったく原文とは異なる結論を引き出すという暴挙が起きてしまいました。
結局、朝日や室井さん達が鬼の首を取ったような気分でいられたのは、わずか正味1か月ていどだったのです。
しかし、その間に欧米、そしてアジア諸国にこの捏造情報は拡散してしまいました。
さてここだけではありませんが、この人は作家なのに言葉の使い方が実に雑です。
まったく深い考えもなしに煽情的な言葉をポンポン吐いて、それを粗野な文章で綴ることが自分の持ち味だくらいに思っています。困った人だ。
「国は福島原発事故の話題を、「風評被害」などという小賢しい言葉を使って、国民が忘れるようにし向けてる。そして実際、結構な数の人間が、国の思惑に踊らされている。
でも、こんなもの(吉田調書)が出て来たら、少しずつ上手くいきつつある。国の国民への洗脳がぶちこわしだよな。だから、安倍サイドはカンカンなんだろ」う」
きっと彼女の脳味噌の中で、例の朝日イデオロギー転換装置が起動して、原発再稼働=戦争への道みたいな図式ができちゃったんでしょうね。
この色眼鏡をかけると、なんでもそう見えるようです。不自由なお人だ。
室井さん、原発を批判するのはかまいません。むしろ大いにしてください。
ただ検証可能な事実だけでやらないで、すぐに「陰謀だ」「なにか隠している」と叫ぶのが、あなた方たちの悪い癖です。
こういう場外乱闘に持ち込んで、やくたいもない都市伝説まがいの情報を妄信して、大声で触れ回るのはやめたほうが賢明です。
室井さんにお聞きしたいのです。、小説家ってなんですか?
イデオロギーの伝道者ですか。正義や理想を語る人のことですか。真実を声高に告発する人のことですか。
私は違うと思います。人の苦しみや時には暗部に静かに寄り添って、ひとりの語り部になることです。
もうひとつ、小説家といえども間違ったと分かったら、訂正して下さいね。
まぁ間違いを信じないからまたやるというのが、メディア・リテラシー欠落の人の特徴なんですが。
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■室井佑月「『吉田調書』流出で安倍サイドの洗脳はぶちこわし」
週刊朝日 2014年6月13日号
漫画「美味しんぼ」騒動や「吉田調書」の流出が発端となり、原発事故問題の深刻さが改めて浮き彫りとなっている昨今。作家の室井佑月氏は本誌の連載で、国が情報を開示しないことで「国民を洗脳している」と指摘する。
* * *
先週のこの原稿にも書いたけれど、安倍総理は「美味しんぼ」騒動を踏まえて、「政府としては、根拠のない風評を払拭していくためにも、しっかりと正確な情報を分かりやすく提供していく」と発言した。
本当にそうしてくれるんでしょうね? 望むところだ、と思っていた。
しかし、5月23日付の「日刊ゲンダイ」に、「安倍官邸が激怒! 福島原発『吉田調書』流出で“犯人捜し”」
という記事が出ていた。
安倍首相とその周辺の人達は、朝日新聞がスクープした「吉田調書」にカンカンだというのだ。
「吉田調書」とは、朝日新聞によれば、原発事故時の福島第一原子力発電所所長(当時の現場の最高責任者)の吉田昌郎氏が政府事故調査・検証委員会の調べに対して答えた「聴取結果書」である。今まで非公開にしてたらしい。
A4判で四百数十ページというその調書は、全7編で構成されていて、内容がとてもハードだ。
事故直後に所員の9割にあたる約650人が吉田所長の待機命令を無視して“逃亡”した。高濃度の放射性物質を放出するベントの準備を密かに進め、住民が大量被曝する恐れがあったこと……。
国は福島原発事故の話題を、「風評被害」などという小賢しい言葉を使って、国民が忘れるようにし向けてる。そして実際、結構な数の人間が、国の思惑に踊らされている。
でも、こんなもの(吉田調書)が出て来たら、少しずつ上手くいきつつある。国の国民への洗脳がぶちこわしだよな。だから、安倍サイドはカンカンなんだろう。
「官邸ではいま、『一体誰が朝日の記者に吉田調書を流したのか』と“犯人捜し”が始まっています。菅官房長官は『(調書は絶対に)公開しない』と憤然としている。とくに安倍周辺は、原発は過酷事故が起きれば、電力会社さえもコントロール不能に陥る――という解説部分が気に入らないらしい。原発再稼働に突き進む安倍政権にとって、少しでも反原発につながる動きは許せないのでしょう」
これは記事の中で官邸事情通という人がいっていること。
安倍さんが本気で、「(国民に)しっかりと正確な情報を分かりやすく提供していく」というなら、なにも問題ないじゃんね。事故後の福島第一原発でなにが起きていたか書かれている「吉田調書」を積極的に「しっかりと正確」に国民に公開してよ。
そうそう記事には、
「『特定秘密保護法』が施行されていれば、『吉田調書』は確実に“闇”に葬られていた」「『吉田調書を入手した朝日の記者も、渡した役人も逮捕される事態になっていたでしょう』(司法ジャーナリスト)」
だって。おお、怖い。
安倍さんも、ここまで来てまだ嘘ばっかつくって、ある意味すごい。そして、それを信じる人がいるのもあたしにとっては衝撃的。
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記事内で仰っている通りで、
室井佑月さんは、無知で自分こそが絶対正義だと信じて疑わない、まさに歩く風評被害そのものです。
それこそ陰謀論大好きな方で、何故か安倍政権を一方的に敵視するだけ。
今回の一件で、見事に馬脚を現したわけですが、「反省」などできない方でしょう。
全くヘドがでる話ですが、彼女には口論はできても「議論」をするだけの頭がないので、無駄に響くことでしょうね。
しかし、ここでキッチリと矛盾を指摘しておく記事は読者にとっても有効だとおもいます。
投稿: 山形 | 2014年9月17日 (水) 09時43分
室井佑月
こいつ 逃亡 と言っていたんですね。初めて知り怒り沸騰です。
朝日に記事が出たときも、何故 退避ではなく、撤退、逃げたと
書くのか、ありえないと思ってましたが。
撤退の話は管元総理の時から出ていた話で、
現場で作業に当たった方々には撤退という意識はありません
騒いでいたのは、離れた安全な所にいた奴らばかりです。
NHKSP 原発事故 第1回 事故はなぜ深刻化したのか 他でも
当時の絶望的状況が語られています。
"圧力がゼロになった。という事は放射性物質が拡散される"
事が予想される中での退避です
当たり前のことです。絶望的な中で最低限の人々を残して、
退避する。もし第一で何かあれば、退避した人々は突入する覚悟は
あったと思います。
逃亡、逃げるのなら、何故10-12kmしか離れていない第二にいくのか、
何故、少なくとも、20km離れた、前線基地であるj-villageまでいかないのか
疑問にすら思わない、
室井の様な、少しでも調べれば解る事を調べず
単純に騒ぐだけの馬鹿が困るのです
未だに 第一、第二の位置関係や、j-villageの位置づけすら
わからず、更に言えば福島県の広さすら知らずにいるのでしょう。
作家の門田氏と、民主党の福山哲郎氏が同席した番組で、
福山氏は、作業員が退避したから、放射性物質が拡散されたと
とれる様な発言をしていました。
即座に門田氏に 違う、拡散される恐れがあるから退避させたのだ と
訂正されていましたが。
投稿: ぱとりす | 2014年9月17日 (水) 23時04分
室井佑月
俺、この人嫌いです。
投稿: 静岡 | 2014年9月27日 (土) 10時00分