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週末写真館 湖岸の散歩 バランスのよい歴史観を求めて

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プーさん。まったく同感です。

米軍のノルマンディ上陸のあとのすさまじいご乱行。「解放者」が故に、ノットギルティ。
ソ連軍のベルリンや満州での、米軍とは比較にならない超弩級のレイプと殺戮の津波。勝者が故に、ノットギルティ。

英軍の数十万を一夜で焼き殺したドレスデン爆撃。勝利者が故に、ノットギルティ。
そして米軍のわが国に対する、非戦闘員殺戮を目的とした広島・長崎の原爆投下。東京大空襲を初めとする本土を焼き尽くした都市爆撃の数々。一体どれだけの同胞が、生きなから焼き殺されねばならなかったのか。
これも勝者が故に、ノットギルティ。

勝者たちは、自分たちがその心理的負い目から、「戦争における人道の罪」をすべて敗者に転嫁したのです。
そして自分の殺した数と見合う虐殺の罪を、南京でわが国が行なったと裁かれ、ギルティ。
慰安婦システムなどは、どの国も有していたのにかかわらず、強制連行という濡れ衣を着せられ、わが国のみの突出した残虐事例とされて、ギルティ。

私は日本軍が戦場における残酷性を持たない、クリーンな軍隊だと思ったことはありません。
また、あの大戦が「アジア解放のための正義」だと考えたこともありません。結果として植民地解放にとつながったのであって、独立の尊い血を流したのはあくまでもその国の人たちです。
わが国は、わが国の国益だと考えて戦っただけであって、「東亜解放」の理念は後付けにすぎませんでした。

ただしわが国は、白人の植民地軍を放逐した罪を問われて、ギルティとされました。
それを実証的に調査して反論することすら、欧米では歴史修正主義(リビジョニズム)とされて封じられ続けています。

私が言うのは、そのような価値判断とは別の問題なのです。普通の国の普通の戦争をして、多くの失敗をして、負けるべくして負けた。それでいいではありませんか。
そこになんらかの価値付与をあらかじめ与えるのは、間違っていると思うのです。

私は、戦後70年も立ったにもかかわらず、公平な歴史の判定を受けられず、勝利者たちの政治的生贄にされる時代は終わりにせねば、と考えています。
いわれなき罪科は私たち昭和の世代で終わりにして、21世紀にはもっとほどのよい、バランスのいい歴史観が生まれることを願っています。

そうしないと真の「歴史の反省」は、常に外国から押しつけられたものになり、私たちの中から生まれないのではないでしょうか。

私はこのブログを初めてもう6年近くになりますが、長い間歴史問題は自分で封じてきました。
なぜなら、それが今の日本では、ただちに政治的価値観の表明となってしまうイデオロギッシュな部分が残っているからです。
どうしてわが国では歴史問題となると、左右で目がつり上がってしまうのでしょうか。
もっとニュートラルに歴史を見られないか、もっと証拠とデータを中心として歴史を押えられないか、と悩みつつ書こうと思っています。
私ももう60代です。自分の国の歴史と向かい合うには、いい年頃なのかもしれません。


と言っても、歴史ブログにする気はさらさらありませんので、今までの農業、原発、環境問題などは続けていきますので、ご安心を。

画像は縮小してあります。クリックしてご覧ください。

[追記的蛇足]なんと、あのオザワ一郎氏の生活の党というミニミニ政党に、あの山本太郎氏が合流したそうです。「あの」のふたりがくっつくとは、話題性満点。でも中身なさそう。

またこの党名が爆笑ものです。「生活の党と山本太郎と仲間たち」だそうで、もうひっくり返って笑いこけました。どうせなら「イチローとタローの愉快な仲間たちの党」とでもすりゃよかったのに。

ごめん、論評以前に、あのふたりが!す、すいません。笑いが止まらない。オザワさんの死に水は山本太郎クンが取るんだ。
それにしても、元自民党幹事長と、現中●派のふたりのコンビなんて、ステキ!

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コメント

歴史は奥が深すぎて多くの人達には理解出来ず、単純な善悪二元論が好まれるのだと思います。
絶対的正義や絶対悪の両極端は存在せず、実のところ相対的正義同士が度々衝突していた、というところでしょう。
我々は悪だった、と信じ込ませる洗脳の技術は敵ながら天晴れです。

イチロータローは、今年最後の一発ギャグでしたね。
1億円以上の血税が無駄遣いされますね。内部でどんな(お金の)やり取りがあったか興味深いです。

「おうお前、うちに来い」
「半分くれる?」
「ふざけんな、頭割りだ」
「じゃあさ、ネーミングライツってことで」
「名前なんざくれてやる」
「オッケー、よろしく」


投稿: プー | 2014年12月27日 (土) 15時04分

正に勝てば官軍。
私も同様な理解をしてます。
でも何故か左翼からは「人でなし」「クズのネトウヨ」
右翼からは「この非国民の売国奴」
なんて、両極端なことを言われますからお話になりません。

投稿: 山形 | 2014年12月27日 (土) 20時08分

やっぱり負ければ賊軍なんですよね。
勝てない戦争をしてはいけないと言うことなのでしょう。
ただ、「お前らは負けたんだから、四の五の言わず戦勝国の言うことを聞いておけ」
と言われる方がまだましで、変に理詰めで来るもんだから逆にカチンとくる。(^^;)

HNのとおり、自分は右翼でも、ましてや左翼でもありませんが、
かといって中道なんて言葉を使うと、
いきおいどこぞの宗教団体の匂いがしだすのでこれも困ります。
まあ、「ちょい右」くらいが妥当なところでしょうか。(^^;)

小沢一郎と山本太郎のコラボ、そして嘘のようなその党名。
年の瀬を迎え思いっきり笑わせて貰いました。
もう少し早ければ、流行語大賞だって狙えたのに残念。

投稿: 右翼も左翼も大嫌い | 2014年12月27日 (土) 23時47分

敵国条項の我が国としては淡々と隠さずに歴史事実を積み重ねて発信していくことを継続していき、共有することが肝要かなと思います。
歴史認識共有は不可能ですが歴史事実は共有できるから。
山形さんの仰る通り理詰めでくるからこそ連合国側のデータも合わせて、すべて隠さずに歴史事実を共有していくのが宜しかろうと思います。
まあ、正論を感情論(フィクション)で吹き飛ばす輩もいますからそう単純ではないですがね(ため息)

政党助成金4億のため、人集めたら政党の名前が変わったなんて笑えない笑い話ですね(笑) 
しかも極左暴力集団の支援を受けてる山本太郎氏を選択なんて、取り込むつもりが取り込まれるのが目に見えてます。

投稿: Q州 | 2014年12月28日 (日) 08時36分

Q州さん。
オレじゃなくて、右翼も左翼も大嫌いさんですね。

ご意見はごもっともだと思いますよ。
良くも悪くもしっかりと数字を調べてデータを積み上げておく必要を感じます。

ま、何を言っても通じない化石のような連中相手には無駄でしょうけど(苦笑)

投稿: 山形 | 2014年12月28日 (日) 10時21分

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