今年こそ、民の竈が賑わう年でありますように
明けましておめでとうございます。
昨年中は、皆様のご支援をたまわりまして、感謝の言葉もありません。本年も宜しくお願いたします。
さて私は干支にはあまり関心がなかったのですが、徒然に調べてみれば、本年は「乙未(きのと・ひつじ)」の年とのこと。
ものの本にはこうあります。
「今年の甲に一陽来復して冬の間陽気を待っていた芽が、来年の乙の年になって殻を破って伸び出したものの、まだ陰気が強く残っているために冷気もあり春寒が残っており、伸びた芽も歪曲し曲がってしまいがちなため、その伸び方が”乙々”としてしまう傾向にある」
思わず微苦笑。まるで日本経済の動きそのままです。デフレの殻を破って伸びだした民力が、去年4月の消費増税で折れ曲がり、急激に失速しつつあったのが、去年の12月の状況でした。
去年の暮れの増税回避は遅すぎましたが、政治の決断とそれを支持する国民によって最悪の状況は回避されました。
また干支の解説にはこうもありました。
「乙は、いかに抵抗力が強くとも、それに屈せず弾力的に、雄々しくやっていくことを意味する。
乙という文字は草木の芽が曲がりくねっている象形であるため、新しい改革創造の歩は進めるけれど、まだまだ外の抵抗力が強いという意味です。
それがゆえに、いかなる抵抗や紆余曲折を経ても、それを進めていく気概を持っていかねばならない。
今年の甲が、冬の寒さを凌いだ草木の芽が春を迎えてその殻を破り、外に尖端を出した象形ですので、“無遠慮”“緊張感を失う”ことに通じていることから、むなしく因循姑息に堕しやすいということも表しています」
財務省が民の懐から8兆円を吸い上げた傷は大きく、景気回復は2012年12月の時点に巻き戻されました。
今後政府が、間違っても財務省が推す緊縮財政とプライマリーバランスの罠にはまらずに、経済再建の道を歩まれることを願うばかりです。
今年は、一に経済、二に経済、三、四がなくて五に経済の年です。憲法改正などといったことはしばらく後にして、ともかく民力を奪っている暗雲を勇気をもって払うことが最優先課題です。
今年こそ、民の竈が賑わう一年でありますように。そして皆様のご健康とご多幸をお祈りしております。
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明けまして、おめでとうございます。
久しぶりのコメントです。
昨年、終盤にきて、PED、鳥インフルで、終わった宮崎でしたが、今年は、良い年であってほしいと願うばかりです。
黒毛和種の子牛相場は、相変わらずの高値で推移し、景気に関しては、やや他業種と異なった印象を持つ状況です。
今年も、貴ブログを拝読させて頂きます。
投稿: Cowboy@ebino | 2015年1月 1日 (木) 09時07分
Cowboyさん。おひさしぶりです。あけましておめでとうございます。
宮崎が今年も揺れているようで心配しております。どうもなにか韓国発のウイルスの自然界の回廊みたいなものがあるみたいですね。
単に渡り鳥なんでしょうか。なにか情報があれば教えて下さい。
和牛はいいとか。う~んうらやましい(笑)。こちらは万年低空飛行です。今年もがんばりましょうね。
投稿: 管理人 | 2015年1月 1日 (木) 10時15分