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2015年1月21日 (水)

ISのテロに屈するな!

008
ISの矛先が日本に向きました。2名の人質が取られて、巨額の身代金が要求されています。

画像の黒服でナイフをかざす男は、おそらく英国人だとみられているほか、画像自体が頭の部分だけを入れ替える「ヘッド・リプレイスメント」という技術ではないかという疑いもあります。

もしそうなら、既に人質は死亡していて、頭部のみがすげ替えられている可能性すらあります。

政治的要求らしきものをつきつけていますが、ほとんど言いがかりで話になりません。

そもそも我が国は対テロ有志連合ではないし、ましてや「反イスラム十字軍」だなどと寝ボケたこと言ってるんじゃないよ、というところです。

こんなことを理由にするくらいですから、よほど我が国から金をゆする口実がなかったのでしょう。

カイロ声明の支援の中身も安倍氏自身が言っているように軍事的性格は皆無で、パレスティナやシリア難民への民生援助なので、イスラム原理主義者からも感謝されこそすれ、批判される理由がありません。 

冷たい言い方になりますが、人質はIS支配地域に自らの判断で行った以上、その責任は彼ら個人にあります。 

政府は地域の有力者などを通じて、ISとネゴシエーションは試みるでしょうが、身代金の支払いは絶対にするべきではありません。

今まで、ジャーナリストが中東地域でテロリストに20人以上も拘束されて人質となったのは、どこかの国が陰で支払ってしまったからです。

正直に言えば、この人質事件には解決方法がありません。

身代金を論外とすると、後は英米流の特殊部隊の投入ですが、これは抑止的効果はあるもののリスクが多く、第一わが国は憲法の制約で、初めから使えないオプションです。

国民に対して、危険な場所には行かない、拘束されても国は救助できない、身代金は払わない、と言い聞かせるような消極的対応しかないのが現状です。

ここで屈したら、ISの軍資金となって、二人の人命に止まらず、多くの人々を殺すために使われてしまうでしょう。

またISにとっては、日本は便利なキャシュディスペンサーとなり、また気が向けば日本国民だというだけの理由で、何度でもテロリスト組織から同じような攻撃を受けることになります。

ここは各国と連携して、できるだけ引き延ばし、踏ん張るしかありません。間違っても、かつての「生命は地球より重い」などという愚劣な判断をしないように。(ハトさんならやるだろうな)

安倍氏にとってもここが試金石となります。

おそらく今日の朝日や報ステあたりのマスコミの報道ぶりは、テロの恐怖を煽りながら、このようなISのテロを招いた原因が、あたかも安倍氏の「積極的平和主義」外交や集団的自衛権にあるかのような批判を展開すると思われます。

このような日本という国家が攻撃された時でも一丸とならずに、「うちの国の首相が悪いからこんな事件が起きる」という、まるでISの味方のようなことを平気で言うのが、日本のマスコミだからです。

古舘氏あたりは今晩、「安倍さんの外交政策がふたりを人質に追いやったようなもんですよ。人質の人命は何ものにも替えがたい。いったい安倍政権はどうするつもりなんでしょうねぇ。さぁ、安倍政権、窮地に立たされました」と、嬉しそうに言いそうな気がします。

シャルリ襲撃事件のように、外部からの攻撃に対しては、いったんリーダーに対する批判を停止して、団結するというフランス流「戦うリベラリズム」がうらやましい気がします。

風刺漫画といえば、やくみつるというタレント漫画家がいますが、彼がこんなことを言っていたことを思い出しました。 

「戦争したい人間はてめえで勝手に行ってください。そのかわり自分は絶対行きたくない。降参してでも、中国領で生き続けることを良しとしてでも、戦いたくない人間はほっといてくれという感じだ」 

きっと彼は、今回コメントを求められればこう言うのでしょうね。 

「ISと戦いたい人間はてめえで勝手にやって下さい。その代わり自分は絶対やりたくない。ISに降参して身代金をあたえようが、IS領で生き続けることを良しとしてでも、戦いたくない」 

ま、IS領に行けば、彼の「冒涜的漫画」などは許されるはずもなく、即刻斬首でしょうが。

こういう甘ったれた人間が自称「リベラル」を気取っているから、日本のリベラルはいつまでたってもオコチャマから抜け出ないのでしょう。

フランスに行けば、こういう奴はフヌケと言われるだけですがね。 

今回のシャルリ襲撃事件で分かったのは、個人の<自由>を防衛するためには、時には戦いも必要であって、そこから逃げられないということです。

言い換えれば、<国>と<個> が別々な存在ではなく、<個>の自由と安全を保障するためにこそ<国>があるのだという民主主義の原理です。 

はっきりしておかねばならないのは、攻撃されているのは<日本国>、あるいは、日本国民全体であって、千葉の怪しげな自称民間軍事会社の男ではないのです。

国民の基本的人権である<安全>が危機にさらされている場合、国家を守って戦うという原則があいまいな戦後日本の持つ脆弱さが露呈しそうです。

なお、昨日の続きは明日に廻しました。

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コメント

やくさん、思い切ったことを言ったのですね。
「中国領」とハッキリ言うのは、これを隠して平和を主張する人々と比べてむしろ良心的かも、とも思います。
いや、桑田さんも日の丸バツとか釣魚島とか映像出したし・・・どうなんだろう?

戦争したくないので戦争に備える、というパラドキシカルな真理は、平和ボケした日本人には理解が難しいのでしょうね。

><個>の自由と安全を保障するためにこそ<国>があるのだ
非常に大事な論点ですね。
この国にいると意外と分からない人が多いのと、意図的に<個>を強調して<国>に過剰な負担を掛けて潰そうとしている工作員が大衆を扇動しているのではないかと思います。

まず、映像は間違いなく合成ですね。
湯川さんはともかく、後藤さんまで捕まっていたとはねえ…。
たかりのつもりだとも思えませんね。金額がベラボー過ぎますから、ISも身代金交渉なんかする気は無いのでしょう。

要は日本国に対する彼らのレッテル貼りによる、新たな敵国作りのプロパガンダ。
そのプロパガンダが実に厄介なわけですが…。

やはり真っ先に踊り出したのが昨日のコメントの名無しのようなバカと、安倍叩きがしたくてしょうがないメディアでしたね。全く情けない。


ちなみに補足させて頂きますが、かつてダッカ事件で「命は地球より重い」と発言し、「超法規的措置」で対応した福田赳夫首相と日本国民は世界中から嘲笑され怒りを買った…
なんて、あちこちのメディアや日教組先生の授業でも散々教えられ「常識」のように扱われていますが、
何のことはない、日本赤軍関連だけでもそれ以前にハーグ事件で「超法規的措置」を取って身代金を払ったのは、フランスとオランダです。
戦後の自虐史観教育と平和ボケの賜物ですな。
ちょっと調べれば分かるようなことが、ほとんど誰も知らない。

今回の件でもオランドは否定していますが、なぜか米英露以外の人質はカネで解決~解放されてますね。

じゃ、日本もカネ出すのか?
余計に被害が増えて気軽に旅行も出来なくなりますよ。
ましてや日本はアラブとも欧米とも上手く付き合ってきた稀有な国です。

安倍さんに瑕疵があったとすれば、あくまで人道支援とイスラエルとイスラム圏の協調に協力するだけなのに、「ISに対抗する周辺諸国」という言葉に踏み込んだことでしょうか。
むしろパレスチナにも訪問してますし、イスラエルに対してかなり強い言葉使っていたんですがね。

もはや安倍憎しがマスメディアの原理主義になっちゃってますね。
湾岸戦争への多額の出費やイラクへの陸自派遣(サマーワインフラ整備)でイスラム世界では日本が敵だと思う勢力がいるとか言ってる連中…それ安倍さんのせいなの?
バッカじゃなかろうか。

昨晩の報ステを観ましたが、
さすがに昨日の時点では安倍タタキ的な論調は出てなかったですね。
ただこれから囚われている二人の行く末如何では
お得意のミスリードが始まるかも知れません。
これがあるんで報ステを観るのが止められない。(笑)

ほとぼりが醒めるころには、
TBSもテレ朝も、反安倍キャンペーンを盛大に行いそうな予感がします。
民主党辺りも時間をおいて安倍首相の批判を始めかねませんね。

民主党といえば、また岡田さんで決着ですか。
すでに薹が立ってると思うんですがねえ。

管理人様、皆様、こんばんは。
先程(1月21日夜)の「報道ステーション」を見ましたが、政権批判に結び付けることなく、穏やかな内容だったと思いました。
ただし、あたかも2人のうちの「後藤さん特集」になっていました。ジャーナリストとしての彼の実績が紹介されているのを見て、もしかすると「こんな素晴らしい人を見殺しにするのは忍びないから、身代金払ってやればいいのに」と言いたいのかと、穿って見てしまいました。

さて、身代金は支払ってはならない、と考えます。
既に異口同音に多くの方が指摘されているでしょうが、その理由は以下のとおりでしょう。
1.イスラム国に活動資金をくれてやることになるから。
2.弱腰に付け込まれて、今後不当な要求がエスカレートする可能性が高いから。
3.金づるとみなされ、今後日本人が誘拐の標的にされ易くなるから。

毅然と対応すべきです。学校にたとえるなら、気が弱くて腕っぷしも強くない生徒の方がヤンキーにカツアゲされ易いのと同じです。

別に人質の命を軽んじるわけではありませんが、彼らは自己責任として突き放さざるをえないでしょうね。
これまた言うまでもなく、危険地域なのを承知で入国しているわけですからね。
これがハイジャック事件であれば、たまたま乗り合わせた乗客に落ち度はないので、まだしも考慮の余地がありえるのかもしれませんが。

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