• 023_20190625030101
  • Im84015
  • 015_20190624032101
  • Ussabrahamlincolnfile
  • Photo_20190624042001
  • Img_4160fbcfae68420890e12f725afb3551
  • Img_85ab930e0a02ee2f50f84474c55e686f1632
  • 018_20190622032401
  • Img_c8010e4e00f100f94cd7df1bcc6072066366
  • Wor1810300023p1

« 追い詰められているのはISだ! | トップページ | ISILの危機その1 濡れ手に粟の盗掘商法 »

2015年1月27日 (火)

ヨルダンの厚意にすがるな

094
「誘拐産業株式会社・IS商事」(←名を替えてみました)が、いきなりトーンダウンしました。 

今度はヨルダンにで死刑囚となっている、60人を殺したサジダ・リシャウイというオバさんテロリストとの交換だそうです。もう笑うしかありません。

ふざけるな、あの2億ドルはなんだったんだ、と言いたい。まるで「ディスカウント、オーケー、オーケー」といいながら追いかけて来る、バザールの土産物屋です。 

先週、2億ドルを出せ、中東民生支援はISを刺激するから止めろと、安倍辞めろと、デモまでして騒いでいた諸君たちは、いかが思われますかね。

この人たちは、フランスのシャルリ襲撃事件に置き換えれば、テロリストに屈しろという襲撃犯人賛美デモをしたことになるんですよ。恥ずかしくないんですか。

意識的か無意識にか、テロリストの同盟軍になってしまっているんですから、左翼がここまで堕ちたかと情けなく思いました。

反安倍はけっこうですし、私も彼の政策を全肯定しているわけではありません。

しかし、テロリストと対峠している今、背後から撃たなくてもいいじゃないですか。時と場合を判断しなさい、ということです。

さて、後藤氏の声とされるのも合成の可能性があり(※)、声紋が合わないという説もあります。画面もホワイトバックで、IS広報局のロゴもなく、いかにISが慌てふためいているか想像できます。※政府は合致していると発表しました。

結論から言います。ヨルダン政府にテロリスト釈放依頼などぜったいに出すべきではありません。恥を知りなさい。

昨日、ヨルダン国王は自国の捕虜のほうか優先だと発言したそうです。当然です。 

マスコミは、「この女テロリストと、後藤さんプラス捕虜となっているヨルダン人パイロットで、どーだ。2名対1名だぞ」などと、情けないことを言っていました。 

おいおい、いつから他人の国の国民の命を駒に使うようになったんでしょうか。そんなことをしたら、うちの国はヨルダンに永遠に頭が上がりません。 

今回の女テロリストとの交換という、IS(「イスラム国」)の隠れた目的は、ヨルダンの近代的裁判制度によって死刑を宣告された死刑囚を、彼らが暴力で奪還することで、裁判が象徴する<近代>を否定してみせることです。 

つまり、ヨルダンのような世俗的イスラム国家をせせら笑ってみせて、ISの暴力の前にはそんなもんは屁でもないと誇示することです。 

ヨルダンは、自国民の救出ならば、酢を飲むようにして国民に説得できるでしょう。しかし、どうして外国人の虜囚との交換で、そんな屈辱を舐めねばならないのでしょうか。 

もし、今政府にその案か念頭にあるなら、お願いですから止めて頂きたい。なまじ具体性をもっていて、日本とヨルダンの親密さを考えるとありえそうな案だからこそ、止めて下さい。 

さて眼を少し前の、安倍首相の中東歴訪の日程に転じてみましょう。 彼が何を現地で根回したのか分かるはずです。 

1月20日午後、事件発生直後、イスラエル滞在中の安倍首相は、予定を変更せずに、エルサレムからパレスチナ自治区・ラマラに移動し、アッバス議長と会談しています。  

ついで、エルサレムに戻り、ヨルダンのアブドラ国王とトルコのエルドアン大統領と電話会談を行い、両国の全面協力を取り付けています。  

パレスチナとヨルダンは、シャルリ襲撃事件においても、パリの抗議デモに参加するなど、明確にISのテロとの対決を宣言しています。  

特にヨルダンは、アブドラ国王のカリスマ的とも言える統治が行き渡り、軍事的にも強力な精鋭部隊を有しています。 

アブドラ国王は、日本とのつながりが深く、私的な日本訪問も何度かしているほどです。  

またヨルダン総合情報部(GID)は中東世界随一の力量を持っているとされ、この10年はイスラム原理主義者を相手に情報戦を戦っているとされています。  

ヨルダンと共闘することで日本は、中東世界で、イスラエルのモサドと並ぶとすらいわれるヨルダンGIDの情報力とのコネクションを得たわけてす。 

また、トルコのエルドアン大統領は、安倍氏と個人的にも極めて良好な関係にあり、大統領自らが交渉仲介に乗り出していると伝えられています。  

トルコは、中東地域においてIS支配地域と接するシリア反体制派組織や、イラク国内のスンニ派の部族長たちとパイプを持つと言われています。

このふたつのイスラム国家が、日本の友邦だというのは偶然ではありません。両国とも中東世界を代表する世俗的近代国家であって、長年の交流を通じてわが国と価値観を共有できるからです。 

このふたつの中東で無比のパートナーを人質事件の援軍に据えることこそが、安倍首相の根回しだったわけです。 

そして表舞台には出ませんが、ネタニエフ・イスラエル首相にも、当然ながら支援要請をしたはずです。 

このネタニエフ首相とも安倍氏は懇意で、オバマが犬猿の仲なので、自由主義世界で彼を説得できるのはいまや、この安倍氏しかいないとさえ言われているほどです。 

こうして見ると、世界でも希なくらい中東世界に多くの「友人」という政治的資産を持つ政治家が、この安倍晋三という人物だともいえます。

つまり、ISは安倍氏が中東歴訪しているので隙を狙ったつもりかもしれませんが、逆に安倍氏が直接に各首脳に支援要請する絶好の機会を与えてしまったとも言えます。

かくして安倍氏が日本に帰る前に、ISを締め上げる包囲網が出来あがっていたといえるわけです。この包囲網は時間がたつほどISを締め上げていきます。

ISの当初の目論見を破壊し、今後の選択肢を切り縮め、やがて実行犯を特定し、後藤氏の拘束場所まで暴いていくでしょう。

彼らを恐怖に追い込み、お願いだから、後藤氏を解放させてくれというまで追い込んで行かねばなりません。

時間は味方です。焦る必要はありません。

« 追い詰められているのはISだ! | トップページ | ISILの危機その1 濡れ手に粟の盗掘商法 »

コメント

一つ驚いたのは、ヨルダンで10年前に捕まった女死刑囚が、特に諸般の事情があるとはいえ(米軍の攻撃で殺されたアルカイダのザワヒリ氏の親族だとか…)、未だに執行されていなかったこと。
日本並に遅いですな。

死刑の是非は別の話なので、それ以上は申しません。

サヨクは、安倍首相の訪問を、ユダヤと結託してISを刺激して事件を起こした、と言っています。誘拐対策の外遊だったのに。

あの死刑囚ですが、人質交換要員というか・・・自爆し損ねた鉄砲玉なんて粛清の対象であり、本人も戻りたくないのではないでしょうか。

私も間違いなく戻りたくはないと思います。普通10年間もいた場合、なんらかの洗脳解除がされているはずで、ISは彼女を潜在的なスパイと扱うでしょう。初めは、広告塔に使って,すぐに殺されてしまうと思います。殺伐とした話です。

管理人さんの言うように、外国に頼り過ぎる
のは墓穴を掘りそうです。ニコイチはあまり
にムラ社会的発想です。

ヨルダン側は「んで、どっち優先なんだよ?
そりゃ、二人同時に救出できればいいけどさ、
普通そんな状況にならんだろ、現実的には!」

日本国内にはサヨクも多いので、心地よい響
きで霞ヶ関作文としては上出来ですが、実際
にはナンの意味も持ちません。

またまた報ステですが・・・

総理の国会答弁を受けて、古館氏の論調が微妙にトーンダウンしてましたね。
ま、最後の方は含みのある表現でお茶を濁してましたけど。

さて、岩上安身なる小沢シンパとして有名なジャーナリストがいますが、
この御仁、ISILに囚われている人質解放の為に
「安倍総理の首を差し出して二人を許して貰え」的な発言をしたとか。
誰かとのインタビューで示唆を受けたらしいのですが、何ですかこの人は。
勿論首と言っても実際の首を差し出すわけではなくて、
総理の職を辞せよという意味なのでしょうが、もう本当に噴飯ものです。
こういう手合いにとっては、実際囚われの身となっている本人や、
安否を気遣っておられるご家族の心中などはどうでもいいことなのでしょうね。
それよりも格好のいいネタが入ったくらいのノリなんでしょう。
被害者の首を他の写真にすげ替えて楽しんでる、
ネット上の馬鹿な連中とさして違いはありません。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 追い詰められているのはISだ! | トップページ | ISILの危機その1 濡れ手に粟の盗掘商法 »