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2015年1月 8日 (木)

「野戦軍司令官」小沢氏と中国の利害の一致

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この、中国が尖閣を「係争地」にすべく猛然と日本を攻めまくっていた時期の、民主党政権の事実上の支配者は小沢一郎氏でした。 

小沢氏は、素人政治家の選挙互助会でしかないかった民主党を政権に導いた功績を背景にして、幹事長職につきます。

「かつぐ山車は軽くてパーがいい」という持論どおりに、首班はハトさんでしたが、国民誰ひとりとして脳が不自由な彼が政権を運営しているとは思っていなかったでしょう。

小沢氏がやったことは、党財政のみならず、いままで政権与党にあった政務調査会などの政策討議組織をなくし、党幹事長に一元化することでした。

また、業界や地域からの陳情も、すべて幹事長室に一元化しました。これは陳情の聴取を、従来の選挙区の議員から取り上げ、いったん県連に集約した形式をとった後に、中央の幹事長室に一括集約するというシステムです。

この陳情聞き取り禁止の名目をこの男は、体裁良く「政-官-業の癒着を断つ」としました。しかし、ちょっと待っていただきたい。この男だけには言われたくはありません。

今政界を見渡して、この男ほど絵に描いたような政-官-業の談合そのもののを大っぴらにやって、恬として恥じない政治家はいなかったはずです。

談合利権の本家本元の自民でも、小沢氏のような利権工学マイスターの地位にまで上り詰めた人は他にはいません。

たしかにかつての自民党政治は、業者や住民が陳情をするのを議員が官僚に仲介することで見返りをもらい、これが政-官-業の談合構造を作ってきました。

自民党腐敗政治の温床であった金権構造です。

ちなみに、この腐敗の温床を断つとして出来たのが税金による政党交付金で、国が支援金をあげればエゲツないことはなくなるだろう、ってわけです。

わけねぇだろううが、と今になると思いますが、自民党を割って出たことで、なんとなく政界の革命児のように見られていた当時の小沢氏に、国民は大いに期待しちゃったんですね。ああ、甘かった。

小沢氏は細川8派連立政権の大立者として、「クリーンな政治」を目指して1994年に政党助成金、小選挙区制などの「政治改革4法」を可決させましたが、これでえげつない業界献金がなくなったかといえば、ぜんぜん違ったのはご承知のとおりです。

なぜなら、今までダイレクトに政治家に行ったカネが、党支部を利用した迂回献金という裏技に変わっただけだったからてす。

なにせこの裏技を考え出したのが、この政党助成金制度や政治資金規正法の裏の裏まで知り尽くした作った側の彼だったからです。

新進党や自由党分裂時にも、この利権工学マイスターの腕は冴えわたりました。

本来、政党の解散時には政党助成金は国庫に返還しないといけないのですが、小沢氏は解散直前に自らの運営する政治資金団体に「寄付」の名目で振り込んで、政党助成金を残高ゼロにするという、「罰則がないので違法ではないが、限りなくブラック」というトリッキーな手段を使っています。

一説、新進党解党時に彼が得た金は10億円、自由党解党時は13億円とも言われていますが、真相は闇に包まれています。嘉田氏らとの未来の党解党時も、似た方法で8億円を手にしています。

落ち目の三度笠の今でも、山本太郎クンに土下座して政党要件を満たして、4億円を貰っているのは情けないですが、さすがです。

それで出来たのが、あの「山本太郎と愉快な仲間たちの生活のための党」(違ったか)でしたっけね(笑)。

師匠の角栄さんは土地ころがしで財を作り、弟子は新党ころがしで富を成す、というわけです。

ちなみになぜ、彼が「永田町の不動産屋」といわれるようになったのかといえば、この政党助成金は政治目的でしか使えないために、不動産に変換してマネーロンダリングしたかったためだと思われています。

いかん、小沢一郎というモンスターを語りだすとキリがない(苦笑)。また別な機会に。

それにしてもなんでこんな人物を、左の人は好きなんでしょうね。無罪だった時には涙まで流していました。理解不能。

話を戻しましょう。たとえばODAがあれば、必ずコンサルタント会社があり、それが政治家を仲介して外務省を動かし、その3~5%をコミッションとして政治家が自分のポッポに入れたと言います。

この数ある利権の中で、最大かつ闇に包まれていたのが中国ODA利権でした。

この中国利権は伝統的に、田中角栄が「井戸を掘った」(中国側の表現)ことにより、旧田中派が一元的に握ってきました。

田中-金丸-橋本と連綿と続く中国ODAの利権のやり口を、田中の愛弟子、金丸の側近としてもっとも知悉していたのは、他でもない直系本流の小沢一郎その人だったはずです。

そう考えると、色々なことが見えてきます。

なぜこの男が野党時代から毎年几帳面に年末北京詣でを続けたてきたのか、
そして日本の最高権力者になった時、国会会期を調整してまで、なぜ160名の現職議員、随行合わせて600人もの北京参拝団を従えたのか、
あるいは、なぜ中国共産党の御曹司・習近平を天皇陛下に強引に会見させる必要があったのか、
はたまた、なぜ李克強(現国務院総理)を自宅にホームスティさせていたのか・・・、
それらの理由の一端が分かってくるでしょう。

ダム利権、道路利権、土地改良、ODA利権など、古い自民党がなしてきたすべての談合構造を知り尽くした小沢氏の野望は、自民党の持てるすべての利権を自らに吸い寄せること、そっくり自らの下に移植することでした。

そして利権の全面的な移し替えのためには、「政権交替」が必須で、ある意味、旧民主党もその小沢氏の野望に利用されたのかもしれません。

しかし、小沢氏という「昭和の悪霊」に乗っ取られ、それなくしては何も出来ない素人集団は、乗っ取られてあたリまえなのかもしれません。ハトさんのあの虚ろな目を見ると、ああこりゃ憑依されているなと・・・(苦笑)。

そして、民主党を乗っ取った小沢氏がしたことは、与党の政治資金の金庫を握り、党の政策決定を一手に掌握し、かつ党への国民の声もすべて自分に一元化するという、ひとり独裁体制を作ることでした。

このように、共産党よろしく党執行部、それも幹事長個人にすべての権限が集中する仕組みを、民主中央集権制、別名全体主義といいます。

先日、菅直人氏を「輝け!日本のヒトラー大賞」に推薦しておいたのですが、すいません、小沢氏のほうかはるかに大物でした。謹んで、新たに「輝け!日本のヒトラー大賞」は小沢一郎氏に贈りたいと思います。おめでとうございます。

もっとも福島事故の折、菅氏がデタラメな指揮をしていた時に、この「野戦軍司令官」ときたら、女性と京都に逃げて、奥さんに逃げられたんですが(爆)。

さてこの小沢氏が、政権をとるやいなや最初にやったことは、高校生の修学旅行のような民主党議員160名、総勢600名の民主党議員たち引き連れて北京詣をしたことです。

多数のリムジンを連ねて、それは見事な朝貢使のご一行だったそうです。国権の最高機関たる国会開催期間を無理矢理変えてまで行ったのですから、もはや国家行事と言うべきで、とうぜん税金が多額に投入されています。

小沢氏は得意満面で、小沢チルドレンを率いる校長よろしく、胡錦濤主席と握手させては、記念写真に収まらせていました。

下の写真を見てください。右端の胡氏は惜しいことに消えてしまっていますが、もう嬉しさ一杯で笑み崩れている小沢チルドレン諸君がいます。

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滑稽を通り越してなにやらもの哀しくなってくるような光景ですが、一国の与党が、ここまで自尊心と羞恥心を捨てて堕ちるのはなかなか難しいことです。 

この北京詣を小沢氏は「長城計画」と名付けていましたが、長城とは中国を夷狄から守るためのもの、ならば彼は何を何から護ろうとしていたのかよく分かります。

実はこの年の朝貢は、彼の資金疑惑が浮上したためにて、中国側か開催を渋っていたようです。 

そこを押して、「権力を取ったオレ様の顔を立ててくれ」とネジ込んだ、というのが舞台裏だったようです。 

ですから、小沢氏が日本ではゼッタイに見せない追従笑いを浮かべて、揉み手をせんばかりにして「(人民解放軍)野戦軍司令官として頑張っていま~す」などと殊勝なことを、胡に伝えたようてす。

え~、「野戦軍」という呼称は方面軍をのことですが、その統帥権者は中国共産党軍事委員会主席たる胡氏です。

つまりは、「胡総司令官様。ワタクシめは、あなた様の部下でございます。よしなにお使いくださいませませ」ということです(爆笑)。

やれやれ。この人はとどこの国の政治家なのかしらね。 

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 おそらく胡は、「日本の議員なんぞ、皇帝に使える奴婢のようなもの。写真一枚で大喜びする。手応えひとつない卑屈な奴らだ」と内心思ったことでしょう。 

実際に、この民主党議員ご一行様の「修学旅行」に立ち会った中国政府の下級官僚は、「小沢一郎は胡錦濤主席にじゃれつく子犬」とまで言って、口を歪めたそうです。

小沢氏からすれば、オレはカネの成る木のODA利権をゲットし、中国は日本の与党を間接支配できたのだからwin-winだろう、「この素晴らしき日中友好に幸あれ」といったところでしょう。

これか「日中友好」ならば、ないほうがよほどましです。

小沢氏のことを書いていたら、またまた長くなりました。後半は次回に続けます。 

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コメント

なぜかここんとこアベさんを挑発してるサザン桑田も、何を見てきたんだかねぇ。

今回の内容、社民党の福島みずほがあれほど嫌悪していた古い自民党利権の権化だった小沢の言うことならおとなしく聞くという話と、うまく符合しますね。
政治の母「土井たか子」が、草葉の影で泣いているでしょう。
逆に、自民党の河野洋平が「小選挙区導入は間違ってました」と、お別れの会で泣いて謝ってました。

紅の傭兵、謝るところが違う、と突っ込んでおきます。(笑)

本当に、日本の独裁の危機と言えばその時でしたね。今なんか全然カワイイ方です。
その時のことを言わずに今のことばかり批判するマスコミや知識人は、工作員認定です。

民主党代表選の時に自分は、菅が勝ってまだマシだった、と思っていました。大震災での対応を見て後悔しましたが、小沢先生だったらマシだったかどうか・・・?

個人的に民主党に対して「こらアカン」と思わせたのがこの「北京詣」でしたね。
車列を連ねていく様は、かつての朝貢もかくやと思わせるものでした。
また欣喜雀躍たる小沢チルドレンの姿には正直反吐が出ましたね。
こんな連中を大挙当選させるようでは、日本の民度も高が知れているなと。
そしてついには山本太郎とのコラボレーションと来たもんだ。
ここまで来るとギャグとしては笑えますけれどね。

小沢の選挙区である岩手は私の住んでいるところであります。
この人を選んでいる人たちはどうかしてますね。
本当に恥ずかしい限りです。
あれほど大きな被害にあった東日本大震災でも地元には全く戻らずさらに離れた京都に女性と逃げていたとは・・・。
本当に地元の有権者をバカにしてます。
小沢の子分が県知事になっていることも本当に腹立たしいです。
いつも小沢のご機嫌取りばかりして恥ずかしい知事です。

自分の勝手な予測ですが、今回の山本太郎とくっついたことにより小沢は自滅すると思っています。
この二人は一緒になると足の引っ張り合いをして共倒れすると思っています。
※現実にそうなって欲しい。

どちらにしても小沢が中国にも見放されるのが今年になるはずです。

中国に対抗できるのは毅然とした対応のできる安倍総理だけです。
そして即時中国へのODA廃止をして欲しいです。
応援しています。

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