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2015年2月24日 (火)

「日韓第2次慰安婦謝罪密約」がなされた場合のシナリオ

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もし、この「日韓第2次慰安婦謝罪密約」が、野田首相の奮闘努力のかいあって、政権瓦解の前にタッチダウンしたとした場合のシナリオを考えてみましょう。 

さほどの想像力は要しません。これを以て、慰安婦問題における日本のギルティ(有罪)が最終的に確定します。 

以後、いかなる弁解も許されなくなります。そりゃそうでしょう。一国が2度に渡って公式に謝罪して補償をしようという重みは、もはや修正が効きません。

河野・村山談話と同じようなレベルを踏襲しては、韓国が納まらなかったでしょうから、おそらく今回は首相名での謝罪の明示を迫られたはずです。

しかも斉藤副官房長官によれば挺対協も「一定の評価」をしたほど突っ込んだ謝罪の文言になったはずです。

ですから、官房長官談話にすぎない河野談話などとは、重みがまったく違うものが出来上がりかかっていたと見るべきでしょう。 

何一つ証拠があろうとなかろうと、証人と称した吉田清治の証言が嘘八百だとわかったとしても、そんなことはなんの意味もなくなります。

多くの現代史家の20数年に渡る研究も、ごみ箱行きです。 

ひるがえって、今、私たちが吉田証言がデタラメだと言い切れるのは、なぜでしょうか?

それは朝日が14年8月に誤報だと認めたからにほかなりません。ここが決定的です。

しかしこの「密約」があったとされる2012年秋の時点では、朝日新聞は吉田証言が全面的に正しいという立場をいささかも譲っていませんでした。 

実は、朝日が謝罪しようと考えたことは、今までもう一回あったと伝えられています。 

朝日はOBたちの証言によれば、おそらく95年頃には秦郁彦氏の現地調査を受けて、吉田証言のデタラメだということを内部的には認めていたようです。 

しかし、「まだ発掘されていない証拠が残っているかもしれない」という自分に対する言い訳をして、この絶好の機会をスルーしてしまっています。 

この少し前の92年には、国連人権委に持ち出そうとする日弁連・戸塚悦朗夫氏の活動が成功して、「性奴隷」という批判が高まっていました。 

ちなみに「性奴隷」(Sex Slaves またはSexual Slavery)」 という用語は、戸塚氏の独創的創作になるもので、今や国連用語として採用されています。 

そしてこれが国連人権会議における日本政府批判につながり、93年にはクマラスワミ女史か特別報告官に任ぜられ、96年に有名なクマラスワミ報告を公表し、これで「慰安婦」=「性奴隷」が世界の「定説」にまでなっています。

実は、この調査過程でクマラスワミ女史は、日本での現地調査をしていますが、その内容は非常に偏っていました。 

たとえば既に92年3月の時点で、吉田証言の要となる「済州島人狩り事件」の偽証を暴いた秦氏も意見を聞かれていますが、報告書にはまったく反映されていません。 

それどころか、吉田証言とそれをネタ本にしたオーストラリア人ヒックスの本が、重要な証拠として採用されています。 

朝日が95年に吉田証言を誤報として謝罪した場合、当然のこととして、91年8月の慰安婦と挺身隊を意図的に取り違えた植村報道もまた、誤報として撤回せざるをえなくなります。 

したがって、この時点では調査過程にあったクマラスワミ報告にも、強い影響を与えるたことは充分ありえたことであって、この時点で慰安婦問題は一定の終息に向った可能性すらあります。 

しかし「性奴隷」が国際的「定説」となるや、いったん誤報を認めかかった朝日は、一転しては22年間に渡る頬被りに入ります。

それも、穴を掘って隠れていたのではなく、慰安婦問題をことあるごとに持ち出してはしたり顔して糾弾し続けたことは、ご承知の通です。 

話を戻します。仮に12年秋に野田-イ密約が成就して、第2次慰安婦謝罪と補償が行なわれた場合、朝日は「墓の中まで真実を持っていく」覚悟を決めたでしょう。 

この慰安婦問題の発掘者であり、埋もれかかっていた吉田清治の育ての親であり、吉田の保証人であった朝日が、誤報を認めたことによって、慰安婦問題の真実を日本国民は知り得たわけです。 

そしてもうひとつの嘘。いや捏造は、植村隆記者が、慰安婦と勤労挺身隊を混同させることにより、韓国内に20万人もの女性を慰安婦として拉致したという捏造をバラ撒いてしまったことです。

おーい、植村さん。今、私は植村さんを「捏造記者」とはっきり呼びましたよ。

170人の植村大弁護団は、毎日ネットを検索しては「植村」「捏造」と書いた者の狩りだしに熱中していると聞きますから、どうぞ私を訴えて下さい。

早く内容証明つき郵便来ないかな♩

それはさておき、もちろんこの20万人というのは、当時の勤労挺身隊の最大動員時の数字であって、慰安婦とはなんの関係もありません。 

嘘はやがてバレるものです。しかし、その嘘を一国が相手の言い分のままに認めて、謝罪をしたり補償したりすれば、嘘はたちまち錬金術のように「事実」へと変質していきます。

謝罪するということは、とりもなおさず、それが事実であると被告人が認めてしまうことだからです。 

河野談話がもたらした禍はまさにそれでした。あの河野氏の良心めかした謝罪によって、日本がどれほど長い間、苦しめられてきたか。 

これを二度塗りして固定化する馬鹿が、日本国首相という肩書を持つ野田佳彦氏だったのは、わが国にとって悲劇以外何者でもありません。 

野田氏は自らのブログ(「かわら版」14年8月18日)で、2011年12月、日韓首脳会議においてイ・ミョンバク大統領から執拗に慰安婦問題の「解決」を迫られたとして、こう書いています。

「両国関係の悪化は残念ながら既に野田政権の時から始まっていました。その時、日本は右傾化していたのでしょうか。むしろ、ナショナリズムとポピュリズム(大衆迎合主義)を連動させる動きが韓国側から始まったと見るべきでしょう」

野田さん、何を言ってんだか。

野田氏はこう書きながら、実は翌12年の秋には斉藤官房副長官を「密使」にして、彼に外務次官まで随行させて、「第2次慰安婦謝罪」の事務的詰めまでしていたじゃないですか。

その証拠に、11年9月の野田内閣発足と同時に、バリバリの韓国ロビイストの斉藤勁氏を官房副長官に抜擢して、官邸に迎い入れているではないですか。

なんの政治的実績もない当選1回の衆院新人議員の斉藤氏を、官房副長官にする理由はひとつしかないはずです。

一見、「自分は任期後半に反日カードを使わない」と公言していたイ大統領を組み易しと見誤って、自分の任期の間に慰安婦問題でなんらかの落としどころを探るつもりだったのでしょう。

いわゆる政治家の手柄にしたかったわけですよ。

しかし、手駒がどうしようもない力量不足だったのですね。外交交渉などかじったこともない、公務員労組出身の社会党。

おまけに民団にすがって比例で風当選したような斉藤氏に、そんな難しい交渉ができるはずもなく、たちまち韓国ペースに巻き込まれてこのザマです。

というか、斉藤氏には初めから、日本側に有利に交渉を運ぶ能力も気概すらもなかったというのが真実といった所なのではありませんか。

斉藤氏は初めから韓国側言い分を絶対真理だと信じきっている御仁ですから。

かくて、野田首相はもっともやってはならない「謝罪の上塗り」という愚行をするはめになります。

野田さん、よかったですね。もう少し政権を維持していたら、あなたは大変なことをしでかしていたんですよ。

まず、12年冬には日韓第2次謝罪をして社会を凍りつかせ、ついでデフレ対策を打たぬまま、13年春には消費増税を決行していたはずですから。

そして安倍さんにコテンパンに負けたおかげで、(野田さん好みの表現で言えばアルゼンチン・バックブリーカー・ドロップを決められたおかげで)、わが国もこれ以上傷つかすに済んだし、あなたも「民主3代でいちばんマトモ」という評価でのほほんとしていられるというわけです。

めでたし、めでたし。(←違うだろ)

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コメント

うひゃっ、これが本当なら政権交代してなかったらエライ事になってましたね。
それにしても、日本は中国・韓国に負けずにアメリカや国連でのロビイングに力をいれなきゃダメですね。

何やら安保理で「対ファシズム戦争勝利70年」で会議なんかやってるみたいですが、中国が必死で主導権をとろうとしてます。

中国・韓国について、久々に見たケント・ギルバートさんが、全くの正論を書いています。

沖縄ではスッタモンダと、又サヨク脳の人々が騒いで
います。今回の騒動について彼等の顔付から、かなり
お気に召した様子と見えます。

朝日も商売上、従軍慰安婦モンダイを捏造したと思い
ます。読者が望む事なので、新聞がよく売れるから
です。サヨク脳の日本人がそれだけ多いのです。

利害の相反する国に対しても、盲目的に愛やら平和を
叫んで、彼の国が利する政治をしてしまう彼等。何故
サヨク脳がウヨウヨ(シャレじゃないですよ)するよう
な日本になってしまっているのでしょうか?よろしけ
れば、又こんなテーマの記事もどうかなと、期待して
います。

彼等が減らないと二進も三進も行かないし、原因は
中韓の工作でも安倍さんの言うw日教組でも、それだけ
では説明のつかない、何か真因があるように感じます。
それを見つけ出さないと、永遠の0進歩になります。

アホンダラさん。
ちょっと視野が狭すぎます。
通常の条約は、締結されて各国の議会の批准があって成立するものですが、「密約」となると訳が違います。
密約も時には必要でしょうけど、かつての沖縄返還時なんかは、自国領土の回復にはそれくらいの泥は飲む、という道義的合理性がありました(もちろん賛否ありますが)。

今回の件は、完全な日本人へのグローバルな毀損行為です。
全く違う次元の話ですよ。

日狂組や組合とかサヨク脳とかのレベルではありません。もちろんリンクはしてるでしょうが。

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