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2015年2月 7日 (土)

土曜雑感 ISILのささやきに手を貸す人々

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ああ、ISILの不快にして、深い沼に沈んで行くぅぅぅ・・・、って言うのが今の私の実感です。 

だんだんブログのタイトルの、「農」とも「島」とも遠ざかって行くよぉぉ。フランスのテロ事件の前に、暇みて書いておいた記事の原稿が、全部ボツになったよぉ(号泣)。 

こういう時には、私の良く言ってあげれば凝り性、ハッキリ言って粘着性がイヤダ。実生活では淡白なんですがね。 

まぁ、色々な切り取り方があっていいんですが、テレビのISIL報道って中身薄いよね。 

だだ薄いのなら我慢しますが、昨日も書いた報ステなんか、まんまISILの主張を、彼らの映像を使ってダラダラ流しています。 米国なら、反テロ法で逮捕だな、こりゃ。 

それに古賀茂明さんなんかが、こんなことをくっちゃべっています。
http://www.at-douga.com/?p=12962 

Photo                (写真 報ステ1月23日)

 「イスラム国がやってる事は、もうとんでもない事なんですけれども、言ってる事にはけっこう共鳴する人たちが多いんですね。
で、それは何かと言うと、例えば 第一次世界大戦後に、まぁイギリスとかフランスがですね、「勝手に国境線決めちゃって民族が分断された」とか、あるいは最近であれば アメリカのですね、アフガンとかイラクとかですね、ああいうところの戦争でですね、「アメリカに罪の無い女性や子供を含む民間人が沢山殺されてるぞ」と。で、そういう事に報復するんだと いうような、あの主張っていうのは、これはあの~ 一面では嘘じゃなくて、で、イスラムの中にはそれに共鳴する人がいる」

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ぜひ、上の薬をおつけ下さいと言いたいところですが、古賀さんみたいなタイプは、オレほど賢い奴はいないくらいに思っているから困るんです。 

古賀さんって経済産業省で審議官、つまり霞が関村のエリート中のエリート。将来は次官候補だった人ですぜ。

スゴイね、うちの国。高級官僚がテロリストを擁護しちゃうんですから。 

彼は、はっきりとISIL支持なんですが、ただ出世したいから官庁にいる時は表立って言わなかっただけ。 きっと居酒屋なんかでは、部下をつかまえて言ってたんだろうな(笑)。

よくいます、こんな手合い、霞が関には。 

彼らが学生時代には揺るぎない常識だったのは、戦後リへラリズムでした。

彼らは子どもの時から勉強ばかりして、センセの言うことを丸呑みするテーチャーズ・ペットでしたから、とうぜんセンセが教えるこのイデオロギーの信奉者になりました。

あ、今「揺るぎない常識」って書いちゃいましたが、そうなんです。当時一貫して知識人とその卵である学生のイデオロギーは、戦後民主主義、別名「薄いサヨク」でした。

当時の大学や論壇で、安保賛成なんて言うのは相当に度胸が必要でした。そんな「空気」が支配していたんですな。

ですから、団塊の世代と私のようなポスト団塊はほぼ例外なく、どこかで一回は「薄いサヨク病」に染まっています。

その血中濃度が高いと、ほんものマルクス・レーニン主義になっちゃって、火炎瓶を投げたり、鉄パイプでチャンバラをすることになるというのが、当時の貧しい精神風土でした。 

サバは頭から腐ると言いますが、困ったことには、この「薄いサヨク病」は偏差値が高い方から罹っていきました。 

マルクス主義が一種の救済思想で、世の中を全否定してみせて、教義を修めた一部のエリートによって橋下さん風に言えば、「グレートリセット」しちゃおうという思想だからです。 

そのために頭のいい人が「党」指導部を作って、世の中を設計し直そうというエリート主義ですから、その牧師の役割は学生がやっていたのです。

ま、「遅れた一般大衆」は、生きていくのに必死でそんな高邁な説教に耳を傾けませんでしたから、大学では多数派でも一般社会では絶対的少数派でした。 

ここで焦ってハネた人かちは、三菱重工の前で爆弾を破裂させてみたり、妙義山に埋められたり、アラブに赤軍しに行ってしまいました。 

しかたがなく、「体制内的改良」を目指したのが、古賀さんみたいな人たちです。

古賀さんは国家公務員上級職で経産省へ、そして上級職並に難しいと言われた朝日新聞にも大勢の似たような人達が入って行きました。 

こういう人は賢いのでデモになど行かず、ちゃんと勉強して国家官僚や大手メディアに潜り込んで、やがて歳相応になると権力中枢に昇進していきます。

そして、エラくなると、政府やメディアという強力な権力装置を使って「改革」をしようと考えるのですね。 

そして運命の1991年12月25日のソ連崩壊の日が来ます。唯一の「成功した」社会主義国であったソ連の崩壊は、マルクス・レーニン主義が実現不可能な偽薬であることを世界中に知らしめてしまいました。

マルクス主義が現実社会では崩壊してしまったために、いまや、こういう人たちの教義の依代は「憲法9条」だけですから、いつもお守りに憲法条文を畳んでいれているそうです(ホント)。

8bbf500e戦後民主主義の本尊である憲法9条は一種のグローバル平和主義なので、今の「アメリカ中心のグローバリズム」に対抗する勢力を求めていました。

この人たちは、欧米が近代にメチャクチャに帝国主義したから、こんな世界になっちまったんだ捉えますから、こんな「近代」は超克せにゃならんと思うのです。

だから、中東の火薬庫が、今のようにドカーンと火を吹けば、これは英仏が勝手に引いた国境線が悪いということになります。

ま、一面事実なのですが、あくまで一面で、既に国境線が確定しているのに、今さらそれを言い出せば、モロに戦争になります。

世界中で、こんな国境線は気に食わないという国は掃いて捨てるほどありますから、グローバル平和主義どころか、グローバル戦争主義になっちゃいます。

この人たちの言い分では、そんな「西洋近代の超克」をした連中の方が、正しいということになります。

だからイラクのフセインがクエート侵攻をして、国際社会が押し返そうと湾岸戦争を始めると、「待て待て、フセインが言うのも一理あるぞ」と言い出すというわけです。

実際、わざわざ「人間の楯」になりに行ったバカがいたよね。

そして今は、そのフセインの残党が作ったISILが勃興すると、「おお、西洋近代がチョーコクされたぞ」と手を打って喜ぶということになります。

困ったことは、こういう古賀さんみたいな人は無責任に自分の教義をくっちゃべっているだけなのですが、思想の根が今の社会、あるいは世界構造の全否定ですから、こういう「ラジカル」な言説に煽られる若い者も出てきかねません。

社会なんてメチャクチャになればいいと思う者、自分が不当に差別されていると思う者、女性を奴隷にしたい者、覆面で顔を隠して動けない人の首を切ってみたい殺人嗜好者たちは、一定の割合でどこの社会にもいます。

わが国にも、先日の長崎や名古屋の事件のように存在しています。こんな連中に対して、ISILのリクルーターはこうささやきます。

「うん、キミの考えは間違っていないよ。それは西洋近代が作った矛盾がキミの感性を押し潰しているからなんだ。アッラーの教えを学び、共に戦えば、真実のキミが誕生するんだ」

てなことを、中田某のような化け物説教師から吹き込まれて行く先が、このワダホーな「イスラム国」というパラダイスなのです。

♩イスラム国いいとこ一度はおいで、酒は飲めんが、ねぇちゃんはキレだ、ときたもんだ。はーそれ、それ。

ああ、古賀さん、罪作りなことをしているね。 

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コメント

戦中派世代の田原総一郎さんも「今回の件で政府批判をするなという風潮はおかしい」んだそうです。
いや、ちゃんと検証した上で批判するならいいんですがね、これまでメディアや野党議員がやってるのは憶測と思い込みだけのいちゃもんですから…。
そしてお約束のように、戦前から戦時中はすべてのメディアが統制されて国の言いなりになっていた!です。
まあ、彼は左翼系ジャーナリスト独特の炎上商法かもしれませんが。
いやあ、国がどうこう以前にあからさまに先頭に立って戦争煽ったのが「朝日新聞」なんですが…。

私の父親も、少年時代に「鬼畜米英に正義の鉄槌を!」(あれれっ、これってむしろ今の古賀さんたちインテリサヨクと一緒じゃね?)
から、戦争が終わった途端に「ギブミーチョコレート」、教育現場では教科書に炭塗りして「これからは民主主義だ。多数決だぁ!」というパラダイムチェンジに大いに戸惑ったそうです。
極右から極左までいる有名大学を幸いノンポリを貫いて卒業しましたがしたが、もうちょい後の世代だったら染まっていたかもしれません。

そして私の頃は校内暴力や体罰やら校則乱発で、日教組サヨク教師だらけでしたから、私は未だに連中が大嫌い。自分の思想に合わない生徒はボコスカ殴る。裏ではコソコソ陰湿な私利私欲の闘争でド~ロドロ。
もちろん全員じゃないですが、今なら即座に懲戒免職&慰謝料請求ですな。

中東で何事か起こると必ず左翼系の方々が口にするのが、
サイクス・ピコ協定云々という話。
管理人さんご指摘の通り、一理はあるのでしょうが、
そんな話を今持ち出すのは詮なきことで、
そんなことより、これから日本が見舞われるであろう状況に対し
前向きで建設的な論議を積み重ねる時であるはずだろうに
サヨク&リベラルの方々からは滅多にそういう意見は聞かれませんね。

最近、母から「あんたは右翼やな」と言われることがよくあります。
わたしとしては心外なことこの上ない話で、
HNにあるとおり、右翼も左翼も大嫌いなんですが、(笑)
昔からの共産党ファンである母から見ると、極右に見えるのかも知れません。

中学生のころは大阪に住んでおりました。
丁度革新系知事が誕生した前後で、左翼思想に染まった教師も多く、
二年生の担任がその最たる人でした。
連日のごとく、日本軍の悪行三昧を刷り込まれましたね。まさしく洗脳です。
もしかすると、そのトラウマが少々右寄りにさせたのかもしれません。
いやほんと少々右よりなだけですよ。(笑)

そうか、安倍首相が染まっていない理由はそれなのか(笑

中二の頃を思い出せば、根拠のない万能感がありました。

確かに現実は矛盾に満ちており。
エリートには知能と地位に相応の、世界を変える力がありますが。

それにしても世界を引っ繰り返せるわけでなし、出来たとしてもそれによって苦しむ人達のことを考えたら普通は出来ませんね。

何本かネジが抜けてるくらいでないと上には行けないのかと??
自分よりも学歴が上である院長も、この手合いの信奉者です。当然病院経営も(以下略

右翼も左翼も・・・さん。私は右翼左翼というイデオロギー軸以外に、現実的と非現実的の軸があると思っています。
今や左翼は現実とメチャクチャに乖離してしまいましたからよく見えますが、右翼でも実現不可能な極端なことを言う人はゴッソリいます。

戦前でもそうでした。左翼が天皇制打倒を掲げて暴力闘争をした結果、滅びた後に出てきた右翼は、誇大妄想のような国策をわが国に押しつけた結果、道を誤りました。

右翼、左翼という言い方は、お互いが共通の価値基盤の上に載っている場合は有効な尺度です。
たとえば、国を守ることが前提であり、それが市民的自由と安全を擁護するのだ、ということを議論の共通価値にできれば問題はありません。

しかし、日本の左翼は残念ながらマルクスレーニン主義の影響下に育ったために、国家権力打倒こそが終極の目的です。
ですから、国は常に敵であり、対決して全否定すべきものなのです。
これでは、共通の議論が成立しません。なにせ、潰すと言っている人達相手に、外交や安全保障など話し合ってもナセンスだからです。

今回のISIL問題でも、「日本人を見つけ次第殺戮する」とテロリストに言われて、「彼らの言い分にも一理ある」などという手合いとは、そもそもまともな議論が成立しません。

フランスなどは、左翼右翼あっても、その共通の守るべきものとして国があり、社会があります。今のオランド大統領は社会党ですが、ヨーロッパの社会主義はそのような「大人の社会主義」です。

私は自分自身をリベラリストだと規定しています。ただし、日本型の「薄いサヨク」ではなく、西欧型のリアリズムに基づいた自由主義者という意味で、ですが。

ただし、「リベラル」なんて言うと、日本ではゼッタイに一緒にされたくない人たちが多いのと、えらいキザに聞こえるんで、言わないだけです。あ、言っちゃったか(笑)。

憲法第九条が素晴らしいという人に伺ってみたいと思うことがあります。「前文を読んだことがありますか?」そこにはこうあります。「日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。」この憲法は国民の安全と生存を、信頼できる平和を愛する諸国民の存在により確保すると明言しています。
 これによれば、この憲法は発動要件を満たしていない。憲法を護るためにもっとも必要な事は周囲の諸国民が平和を愛するようになることです。

管理人様、皆様、こんばんは。
なるほど。
この点、憲法学なんてのも最たるものだったのかもしれませんね。
試験のために、それを一生懸命お勉強したはずの日弁連がかなり左寄りの傾向があるのが、その証左と言えるかもしれません。
(いや、別に憲法を破棄しろ、と言っているのではありません。個人の尊厳に関する事柄は、侵してはならないです)

農業問題取り上げないなら、ブログのタイトル変えるべき。
イスラム過激派蛮行を賛否別にして取り上げ続けるマスコミ批判は、政策とマスコミのありんくりんといった別コラムクリックしてみれるようにしないと、テロや何でも反対派を喧伝するブログになり下がっているようで残念。
正論を簡潔に記し、出鱈目な相手を論破せず浮きだたせ、相手にするな疑ってかかれぐらいでとどめ、詳細を知りたい人は別コラムに誘導してほしい。
同じ人がコメント欄に、感想でなく自論記すのを、多くのブログファンはのぞんでないと思います。

物事には色々成り行きというものがありますよ。
管理人さんにとって黙っていられない時事問題がたまたま続いただけです。
あと、農閑期なんでしょう。

他人なんだから、100%自分の思い通りにはなりません。
「なり下がって」なんて言ったら、自分はともかく何人か敵に回りますよ。

管理人さま
書きたいことを書く。まったくその通りです。
事実は1つですし、正論には反論出来ません。
しかし、重くなるとすべてを咀嚼せぬまま、貴ブログを振りかざして、事実と正論を知ろうとしない人はともかく、事実と正論を知らずミスリードされかけている人を本線に戻すのではなく、巷の報道を信じるのが悪いといった感じでばっさり切って、沈黙させ、遠ざける人が増えるように思います。
嫌なら来るなは当然ですが、コメントの言葉尻を捉え、敵と見なして排除するようなコメントありましたので、嫌われると思いますが再コメントまで。
鵜呑みにするな騙されるな、これはまともなので知って欲しい伝えたい、あれはでたらめなので信じるなぐらいでとどめ、相手にひきずられ、相手に力をあたえるもとにならぬよう思った次第です。(個人の感想です)

農ブロファンさん。正直なにをおっしゃっているのかよく理解できません。

>農業問題取り上げないなら、ブログのタイトル変えるべき。

余計なお世話です。農業分野に固定しないことは、大分前に宣言してありますし、今起きている社会事象について批評することも視野に加えて久しくなります。なにを取り上げるかは私が選択するものです。
希望ならお聞きしますが、他人のブログタイトルを変えろなど、無関係なあなたがよく言いますね。

>政策とマスコミのありんくりんといった別コラムクリックしてみれるようにしないと、テロや何でも反対派を喧伝するブログになり下がっているようで残念。

このブログはマスコミ批判が主体でないことは、来訪される方がよくご存じです。朝日の慰安婦問題は、単純なマスコミ批判でないことなどわかりきったことです。彼らがこの問題の生みの親であり、育ての親だったからです。

「反対派を喧伝するブログに成り下がる」?なんのことです。いつ私が「なんても反対派成り下がった」のですか。ふざけるのもいいかげんにしなさい。

下の文章に至っては意味不明です。

>咀嚼せぬまま、貴ブログを振りかざして、事実と正論を知ろうとしない人はともかく、事実と正論を知らずミスリードされかけている人を本線に戻すのではなく、巷の報道を信じるのが悪いといった感じでばっさり切って、沈黙させ、遠ざける人が増えるように思います。

なんですか、これは?暗号?アナグラム?日本語になっていない。
私の記事をどう読もうと誤読する権利と結果責任は読む人にあります。

「巷の報道が悪いとバッサリ切って」いる?だから何度もこのブログの趣旨は、単なるマスコミ批判ではないと言っているでしょう。

書き手がとやかく言える筋ではありませんので、私はソースを明示してご自分でも検証できるようにしているつもりです。

私は放射能問題の時にさんざんやられましたから、「誤読」について今は達観しています。
コメントで押し寄せて来るならお相手します、ていどで、彼らの「誤読」にまで責任は負えません。

ともかく何をおっしゃりたいのか、よく分からない、舌足らずな決めつけに満ちていて、到底納得しがたいものです。
非常に不愉快だったというのが、2回に渡るあなたのコメントを読んでの偽らざる私の感想です。

キミ、同じような書き込みしたら次回は削除するからね。

農閑期は言い過ぎですね。
政府のTPPの妥協姿勢は顕著ですし、米価低迷や農協の件など、
農と田舎に関心のあるファン方々の欲求は理解できます。

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