日曜写真館 櫻堤の朝
櫻の短い季節はたちまちすぎていきます。曇天、春一番の強風、季節違いの氷雨。
今年はいい花見ができませんでしたね。皆さん、いかがでしたでしょうか。
櫻ほど難しいテーマはありません。毎年、成功したことがないのです。引きすぎればモワっとしたピンクの固まりとなり、接近したらべつに櫻じゃなくってもいいよ、という写真になっちゃいます。
私は櫻というのは、生命力の象徴に思えます。そして束の間の時間を得て咲き、そして散っていきます。まるで迫った死の予感の象徴のようでもあります。
今年、花を沢山撮っているのですが、テーマというほどオーバーではありませんが、花を「暗く」撮りたいと考えています。
椿で色々試しました。露出をこれ以上ないほどアンダーにしたり、爛漫に咲く椿を、全部排除して、たった一輪にしたり。ぞくっとするような哀しげな椿に挑戦したのですが、意あって力足らず(泣く)。
難しいですね。やっぱり花は明るく撮るのが王道なのかしら。
というわけでもないですが、朝日に匂う櫻花を撮ってみました。
※追記 昨日の記事の前半を大幅に加筆修正しました。よろしければ、もう一回ご覧ください。
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