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2015年7月15日 (水)

首相よ、安保法制の意味を率直に語れ

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不毛なままに衆院採決が来てしまいました。
 

石破さんが、今頃になって記者会見で正論を吐いています。 

「(安全保障関連法案の審議をめぐり)国民の理解が進んでいるかどうかは、報道各社の世論調査の通りで、まだ進んでいるとは言えないと思う。あの数字を見て、「国民の理解が進んできた」と言い切る自信が、私にはあまりない。
 なぜなのかと考えた時、物事が極めて抽象的でリアルに考えにくいということがある。理解が進まないことに「報道が悪い」と八つ当たり的なことを言っても仕方がない。私たちもきちんと語る努力が十分ではなかったという反省がある。
 衆院でいつ採決があるか(分からないが)、その後にも参院審議がある。法案成立まで、総理や担当大臣に任せておけばいいということじゃなく、自分の選挙区できちんと説明出来ているか、我が党の議員は心しなければならない。(朝日7月14日)
 

石破さん、採決前日の今頃になって、あなたの口から聞きたくはない台詞ですね。そもそもあなたが矢面に立ってやるべきだったんじゃありませんか。 

かつて有事法案を作ったのも、通したのも石破さんですし、集団的自衛権の本まで書いて、党内で勉強会までしたのも彼です。

おそらく自民党内で、というより、政界でもっとも安全保障法制に精通しているのはこの人です その知見は、なまじの専門家を凌駕していると言われています。

さて今回、なるほどあなたが言うように、「国民の理解が進んだとは言えない」状況です。 

いやまったく「国民の理解」は、ぜんぜんダメでしょう。 

ならばなぜ、「理解が及ぶような」出し方の説明戦略を組まなかったのでしょうか。 

安倍氏から、防衛法制担当大臣を要請されながら、些細な考えの違いを楯にとって、それを固辞したのはあなたです。 

集団的自衛権には改憲が必須だというのが持論の中谷氏は、改憲なくして現状解釈の変更をする今の法整備には不適任でした。 

このような危うい改釈改憲ロジックは、彼のような自衛官上がりの実直なタイプには無理なのです。野党は、執拗にそこを突いてきました。 

そもそも政権側に大きな説明戦略がないために、場当たり的になっていました。 

6bc98130(写真 領海侵犯をした中国海警と並走する海保。この時に、中国は海保に、「貴船は領海侵犯をしている。直ちに出て行きなさい」と応答した。このような光景は日常茶飯事である。こんな図々しい行為を働くのは世界でも中露だけだが、さすがにロシアもここまではしない。この写真の状況で、中国が発砲した場合、自衛艦がそばにいても救援できない)

最大の失敗は、中国を名指ししなかったことです。国民は、中国の膨張の脅威を肌身で感じつつあります。 

まともな感性を持っていれば、余りにも当然で、今非常に危うい所でかろうじて防いでいるというのが、国民にもわかりかけてきたところです。 

しかし、それをこともあろうホルムズ海峡などという、どーでもいいとは言いませんが、今切実に危機とされる地域ではない地名をあげて、しかも掃海などという、これまた「まぁこれも過去やったよね」ていどの活動を説明モデルに持ってきたのには、私すら驚きました。 

これは、中国と名指しすると、これから予定されていると聞く日中首脳会談を直撃するという配慮でもあったからでしょうか。

ならば、どちらかひとつを政権は選ぶべきでした。日中首脳会談なのか、安保法制なのか、どちらかに腰を定めるべきだったのです。 

安保法制を選ぶのなら、これは中国の脅威に対して、遅れていた法整備を彌縫策ながらすることで、中国を「仮想敵」と名指しすることになります。

中国は、待ってましたとばかりに、「戦勝70周年」にからませて、「日本軍国主義復活の野望」なんたらと激怒したふりをするでしょう。

日中首脳会談は、当然のこととして流れます。仕方がないですね。 

日中外交関係の正常化は、当分諦めることです。どちらもなどというのは、虫が良すぎます。

考えようによっては、強くでると引っ込むというのが中国という国ですから、案外面白い展開になるかもしれませんしね。 

それはさておき、第2に、存立危機事態の例示が広すぎました。

石油の禁輸事態を説明したかと思えば、米艦に脱出した邦人が乗っていたらといった答弁をします。

もちろん野党の攪乱戦術に対応して迷路に迷い込んでしまったという側面もあるのですが、このように様々なシナリオを同列で語れば、国民にはその軽重が何がなんだか分からなくなくなります。 

いうまでもなく、南シナ海から東シナ海を経て運ばれて来るオイルルートを遮断される事態の方が、国家の存立危機事態に決まっています。 

Cj9xhdbvaaexu9p(図 日本のオイルシーレーン。まさに世界の危険地帯の真ん中を通っているのがわかる)

半島有事の際の邦人保護は、それ自体が大きなテーマですが、これは別途に法体制を作らねばならないことで、集団的自衛権論議に持ち出すと、混乱を招きます。 

というのは、半島有事では当該国の韓国が、自衛隊の邦人保護を確実に認めないことがわかりきっているからです。

だから、米国人と共に米軍に救助してもらおう、ということになるわけですが、米国の優先救助対象は当然のこととして、米国人が第1位、以下アングロサクソン国家が続くのは、野党に指摘されるまでもなく、常識です。 

ならば、もっと米国と詰めてから答弁しろよ、と私も失笑しました。 

米艦が攻撃されたことに対して自衛隊が防衛するのは、このような複雑な問題をはらむ邦人保護といった事態のためではありません。 

620b3a0d(写真 リムパックにおいて艦隊を組む海自の「みょうこう」、米海軍の」「パンテレーエフ」「エセックス」。このような風景が、南シナ海、東シナ海で展開されつつある。このような写真の状況で、米艦艇が攻撃を受けた場合、自衛艦が反撃すると、わが国の法律では、最高死刑に処せられる)

想定できる事態は、公海上での共同警備行動を行なっていた場合に、米艦艇が攻撃を受けて、自衛艦かそれを援護できる立場にありながら、現況では座視するしかないという法規制があるからです。 

もし、米艦艇を救える立場にありながらわが国が見捨てれば、その瞬間、日米同盟は崩壊します。 

どこに目の前で攻撃を受けている友軍を見捨てる、バカヤローな同盟国がいますか。

米国は民主国家です。国民の感情が国政を支配します。燃える米艦艇と、近くで黙って眺めているだけの自衛艦がCNNで流れた瞬間、米国民は激昂するでしょう。

これは、もはや人間性のモラルの問題なのです。 

いくら、わが国が米国の世界戦略インフラを一身でになっていたとしても、米国民はそんな高度な軍事知識は知りません。連邦議員ですら多くは知らないのですら、あたりまえです。

米国民の99%は、米国がわが国を一方的に「守ってやっている」と信じています。

「守られている」はずの日本がそばにいて助けないだと、ふざけるな、という国民感情は当然すぎるほど当然でしょう。

かくして、日米同盟は破綻の淵に立たされることになります。

この日米両国による公海上での共同警備行動は、南シナ海、東シナ海で行なわれているし、今後その密度を高めねばなりません。

その場合、中国との軍事衝突もなしとは言えないわけです。その事態の際に、現況では対処できない、だから今、法整備が必要だったのてす。

改憲のための地ならしという解説を玄人筋がよくしますが、それもないとは言いませんが、まずそれが今回のテーマではありません。

では、現況の法制下ではどうなるか、考えてみましょう。

おそらくこの場合、自衛艦艦長は個人の判断で超法規で支援を試みるでしょう。

なぜなら、自衛艦隊司令部の法務官は、間違いなく「捨ておけ」と指令するに決まっているからです。 

Tky200402150189(写真 サマーワキャンプでオランダ軍と給食を共にする派遣隊員たち。陸自が砂漠のど真ん中なのに森林迷彩を着ているのは、逆に他国軍の中にあって目立たせるため。こんなことまで配慮せにゃならなかったのが哀しい)

それが現行法解釈だからです。現実に同じことは、かつてのイラクのサマーワキャンプでも生じています。 

隣に陣地を作っていたオランダ軍に攻撃が仕掛けられた場合、自衛隊指揮官は黙って見ていたでしょうか。 

おそらくは、独断でオランダ軍を救助したはずです。そして、テロリストを撃退したが、相手方に戦死者が出たとします。 

その指揮官は本国に召還されて解任の上に、現行法制下では殺人罪で刑事裁判にかけられます。 

ちなみに、この時の指揮官は佐藤正久議員ですが、彼は苦しい現場指揮官の心情をこう述べています。

「(自衛隊を警護していたオランダ軍が攻撃を受ければ)情報収集の名目で現場に駆けつけ、あえて巻き込まれようと思った。
巻き込まれない限りは(武器使用が可能な)正当防衛、緊急避難の状況はつくれない。普通に考えて手を差し伸べるべきだという時は(警護に)行ったと思う。
(その結果)日本の法律で裁かれるのであれば喜んで裁かれてやろう」(東京新聞2007年8月17日)

いざという場合、オランダ軍に駆けつけて、我が身で弾丸を受けることで、やっと反撃できる・・・。すさまじい覚悟です。

こういう苦悩を現場指揮官に強いていることこそが、異常なのです。

佐藤氏は、こんな正直なことを言ったために日弁連の弁護士たちから、「派遣決定を超えた行動」「文民統制無視」と批判されました。

弁護士とは、皆、このように法律ロボットのように血の通わぬような人達ばかりなのでしょうか。 

11(写真 開始された自衛隊の南シナ海での哨戒活動)

このような実体から離れた法律は、既にその存在意味を失っています。

現実を変えるか、法律を変えるかしかありませんが、今までは法律に現実を合わせてつじつま合わせをしていただけのことです。 

そのひずみは、当然のこととして、現場の指揮官にすべて被せられて、知らぬ顔をしてきたのが歴代政府だったわけです。 

このような厳しい判断を現場に押しつけて、場当たり的に対応させるということこそが、法治国家としてやってはならないことのはずではありませんか。 

反対派は立憲主義うんぬんと言うなら、こういう事態を長期に渡って恒常的に続けてきた現状をどう考えるのでしょうか。

反対派がしているのは、法解釈の機械的適用でしかありません。

そもそも、本来、現行安保法制を改正することなく、1992年以降、自衛隊の海外派遣に応じてきたことの方が異常でした。

その臭いものに蓋的な姑息な政府対応が、今になって、中国の膨張政策によって通用しなくなったにすぎません。

こんなことはPKO法案とワンセットで前世紀に処理しておくへきでした。それを今になって、眼前の危機となってやっと重い御輿が上がった、それがわが国の現状です。

おそらく強行採決となって、あさっての新聞やテレビは、安倍政権を袋叩きする記事で埋めつくされるでしょう。支持率も急落するでしょう。

朝日の1面など、今から目に浮かびます。

「平和への祈り届かず。暴走する安倍政権。泣き崩れる市民たち。識者団体一斉に強く批判。踏みにじられた立憲主義」

まぁ、てなところでしょうか(笑)。

仕方がない。説明戦術の失敗を引きずったまま、ここまできてしまったのですから、安倍さんは甘受するしかないですね。

次は参院の番です。また同じ轍を踏むのではなく、安倍氏は説明する相手は野党議員なんぞではなく、国民だということをはっきり自覚したほうがいいでしょう。

安倍さんは、国民を愚者扱いにするのではなく、しっかりと説明するべきです。

ぜひ、分かりやすい言葉で、的確な例示をして、今の国際環境の下で日米同盟は必要であって、それを正常に機能させるためにはこの法改正が絶対に必要なことなのだと、率直に語って頂きたいものです。

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コメント

ま、世の中正直が一番ですよね。屁理屈に屁理屈で対抗するとこうなるというケーススタディ。ちゃんとお勉強して、憲法改正の発議をしてもらいたいものです

このタイミングなので、
参議院の合区の議論に石破さんが叛旗を翻したのでは、と思います。
或いは窓際に置かれた怨みが噴きだしたか。
内閣改造人事の時に重用か粛清か、ハッキリさせておけば良かったのかも・・・

安保だけに集中しておれば、とも思います。

教師志願さん。先日の「なぜ今なのか」について、記事後半に私の考えを書いておきました。
「ちゃんとお勉強して改憲発議」と言いますが、なにをちゃんと「お勉強」するのでしょうか?
今みたいな状況で、こういう揶揄したような表現は好きじゃないな。

プーさん、石破さんはいつもこういう煮詰まった状況でつまらないことを仕出かします。前回はラジオでした。
そうとうに優秀な人ですが、どうも腹が座っていません。

今、このようなことを言えば、あの業界では、ポスト安倍に狼煙を上げたと勘繰られるに決まっています。彼にとっても損なことです。

当初改正を支持していた私は与党の説明を聞くうち、その目的がボヤけてきて分からなくなった。
もしかすると対中じゃないのかと思える、こちらにくると軌道修正されますけど。


目前で味方の船が攻撃を受けるようなことあれば海自が間に割って入り自ら攻撃を受け、正当防衛として応戦する覚悟でいるなど、現場の指揮官以下ギリギリのところで任務に就いてる。

こんな戦法を取らねばならぬ現状を知らず反対してる人達も多いのでしょう。
我が子や孫を戦場に向かわせたくないから反対、放射能が怖いから原発再稼働反対ってね。
違憲というなら自衛隊の解体も叫べばと思うがそれは言わない。
モヤモヤします。

今度の土曜日だったか、地元で共産党の反対デモ(オスプレイ配備含)、政府批判の歌で注目?の某アイドルグループの参加も予定とビラにあった(笑)

今回の安保法制には近年のアジア情勢や「対中」も意識にはあるのかもしれませんが、中国よりも怖い怖いアメリカ親分に大見得切って「成立させます」と言った以上は強行採決だろうが何だろうが後には引けませんよね。

3人の憲法学者をきっかけに始まった与野党の低レベルな「寸劇」と、ここ一番の正念場に戯けたことをほざいた議員連中、そして「首相のお友達」には心底うんざりです。
まるで出来の悪いコメディ映画を延々と観せ続けられているような心持ちでした。
この絶望的に「喜劇的」な状況は、我が国にとっては悲劇でしかないでしょう。

「違憲と言うのなら自衛隊の解体も」と言うのであれば、そもそも違憲状態の選挙で選ばれた今の内閣も解散するべきです。
これ以上に「違憲」を増やして歪みを拡大しないためにも改憲は必要だったと思います。

決まってしまった以上は安倍首相の言葉を信じるしかないのかな…

強行採決って言葉なんかピンと来ません。 民主共産の両党が無理矢理その状態に持っていっているとも言えるわけで、殆ど同罪の茶番にしか見えませんよ。 民主党にいたっては採決には参加しないが議事妨害だけはするという困ったちゃんぶりで、浜田委員長の席を取り巻いて「反対、反対」のシュプレヒコール。手に手にプラカードを持ち、カメラに向けるパフォーマンスを披露し「アベ政治を許さない」「強行採決反対!!」はては「自民党感じわるいよね」なんてプラカードもある。この言葉は石破氏の発言を元にネットで拡散したモノらしいですが、もうね言葉が出ないですよ。イデオロギーや政策云々関係なくあまりにも幼稚すぎて泣けてきます。国民を映す鏡がこの体たらくでは我が国民の民度も高が知れているということなのでしょうか。

右翼も左翼も大嫌いさんと同じ。

ついでに
「賛成の方の起立をもとめます」
立ったまま叫びプラカード持って「ハンターイ!ハンターイ!」と詰め寄る。

全会一致で可決(爆笑)

コントというか茶番というか、
何やってんだ、あの人たちは…。

管理人さん

わざわざありがとうございます。以前の記事等を総合して理由はよく分かりました
ご指摘の件ですが、これは言い方が悪かったです。申し訳ありません。現状で改正の発議など無理(したとしても改正は無理)ということはよく分かったので、今回の安保法制はやむなし、ただ次こそは「どうしたら国民の理解を得られるか」を今回の件をもとによく研究して、より確実に憲法改正に踏み切ってほしいと思う、ということです
私は自衛隊も集団的自衛権も現行憲法からすれば違憲だと思っており、しかしこれらは必要であるとも思っているので、憲法改正にこだわっております。そういう立場からの意見だと捉えていただければ幸いです

蒲焼きさん、内閣だけですか
改憲が出来ればしたかったでしょうね。

社会党の村山富市が自衛隊を違憲としていたのに首相になったら合憲と言い、辞めたらまた違憲だと言う。
憲法解釈とはこんなものなのでしょうかね?
共産党は違憲だがある時期までは自衛隊と共存するという。

私学助成金、外国人参政権、票の格差…ノータリンな私は違憲違憲に混乱するばかりです

でも、やっとココまで来ました。当たり前の事を当たり
前にする第一歩が踏み出された。

与党の腰抜けぶりには目をつぶります、お疲れ様です。
野党のマヌケぶりにはコリャ駄目だ、反対する法案に
伍する対案を出さないと話にならんよ。

サヨク脳の方は多いみたいですね。管理人さんの主張
する正々堂々の直球勝負は、安定多数の与党でさえも
ビビってしまって、お茶を濁す表現になってしまった。
宮崎駿さんまで同類だったと分かってしまい、なんと
根深いモンダイかと落胆しましたわ。団塊世代が三途
の川を渡らないと数が激減しないと観念しました。

読まず嫌いだったのを初めて読んだ山本七平さん。
「空気の研究」に続き「常識の研究」を読んでいます。
35年程前の著書ですが、今日の国会の事が書いてある
のかと驚きました。日本人の心性は35年程度では全然
変わらないみたいです・・

今日から変われるといいですねぇ。

安倍政権及び自民党は情報戦略をもう少し真剣に考えるべきなのかなと思います。

野党や左派系メディアの徹底抗戦も、政権の主張をメディアが正確に伝えないことも、想定の範囲内でしょう。
そんな中で、不勉強な人たちにも「安倍政権は戦争に向かって突き進んでいる」などという誤解を与えずに、きちんと正しい知識を与えられるような戦略、そういった意味で情報戦略のスペシャリストを党内あるいは政権内に置くべきなのではないかと思います。

あと、蒲焼さんの仰る「中国よりも怖い怖いアメリカ親分・・・」という部分ですが、賛同しかねます(他の部分は概ね賛成ですが)。
「アメリカ様のご機嫌を取って、日本はアメリカの属国に・・」というのは左寄りの人たちが好んで使う表現ですが、管理人さんが数日前に述べられていたように、怖いのはやはり中国であって、及び腰なアメリカを引きとめておきたいというのが本音でしょう。

多摩っ子さん

今となっては空虚な「建前」にしか過ぎませんが、一応は我が国は「立憲主義国」であり、違憲状態は是正されるべきだし、憲法に抵触する法律の制定なんてもってのほか、ということになっています。

イデオロギーや政党に関わらず、この「建前」は尊重されるべきだと思っていましたが、現在の与党やその支持者の方々を見ていると、どうやら私の考えは唾棄すべき古臭いものだったようです。

とりあえず今回の安保法制がこの国にとって「善きもの」になることを願います。


山口さん

日本各地に展開された米軍基地だけでなく首都圏の横田空域に目を移しても、この国の主権のあり方については疑問がつきません。
年次改革要望書とか…

「属国」かどうかは各々の判断に任せるとして、仮に今回の安保法制がアメリカを巻き込んでの対中戦略だとしても、それは日本側の「旨味」でしかない。
アメリカ側の「旨味」を担保する為に日本が支払わなければならない対価は、場合によっては自衛隊員の血によって贖われることになるでしょう。
とりあえす、「ふつうの国」としての一歩を歩き出したということでしょうかね。

>情報戦略のスペシャリストを党内あるいは政権内に置くべきなのではないかと思います。

かつての宣伝省や『1984年』に出てきた真理省のような組織が最終的にはお望みでしょうか?
「政府(自民党政権)の代弁者」としてなら産経や読売新聞、最近はNHKなんかも頑張っている方だと思いますよ。

「多摩っ子」ではなく「多摩っこ」ですね

多摩っこさん
HNの間違え失礼致しました…

蒲焼さん

基地問題に関しては、確かにそうなのかもしれません。
しかし、アメリカ側の旨みって何でしょうか?
少なくとも今回の安保法制によって、アメリカ側に大きな旨みをもたらすようには思えないのですが。

あと、情報戦略の件ですが、私が意図しているのは情報統制だとか、洗脳だとかいったものではありません。
政権与党にとっては、情報統制というのは最も恥ずべきことであって、例の自民党若手議員の発言には本当にがっかりさせられました。
最近、非常に危機感を感じているのは、私の周囲の比較的まともな人たちの中にさえ、「徴兵制が始まる」とか「安倍さんのやってることはファシストと同じだ」などと言っている人たちがいることです。
SNSでも知り合いが「安保法制に賛成するやつがまず戦場に行け」と言っています。

政権の意図することを正しく伝えることが重要ですが、情報の出し方自体が決して上手いとは言えなかったのではないでしょうか。
例の「アベくん、アソウくん」のネット配信番組も決して効果を上げたとは言い難いですし。
そういった意味で情報戦略のスペシャリストを、と考えたわけです。

蒲焼きさん

憲法は遵守すべき、しかし完璧なものなどないでしょうから情勢の変化を勘案して改正する必要があれば手順を踏んで行うべきと考えます。

皆、自分なりの国に対する考えや思いがある、唾棄すべき古臭いものだったなんて言わないでください。
まだ確定じゃないですが安保法制が国益に繋がることを願いましょう。


それからハンネの件、ご丁寧にありがとうございます。
子でもこでも構いませんよ

蒲焼きさん

外野から失礼します。面白い指摘があったものですから、つい。山口さんの反論の補足とでも思った読んでいただければ幸いです
アメリカ側の旨み、と言いますが、そもそもアメリカも日本も旨みが欲しくてやってることなんですかね、コレ。私には日米が共同で掛けてる保険にしか見えませんが。保険を投資か何かにしか見れないのは日本人の悪いクセです。保険は掛け捨てが一番なんですから。今回はその日米同盟という保険の掛け値を上げたのです。それの支払いを日本が受け持ったのです(アメリカは最近節約指向だから)。しかもこの保険には特典が付いており、掛け値を上げると不思議なことに保険のカバー範囲内の事件や事故に遭いづらくなります。その掛け値を、近頃不安な日本が、上げた。その目的は、できれば掛け捨てするためです。掛け値は無駄になるかもしれませんが、無駄にならないよりは良いことなんです。そう思いませんか?

蒲焼さん。誤解してほしくないのですが、私は別に護憲論そのものを「唾棄」すべきとは思っていませんよ。
だって、そんなことをしたら、私の友人たちの大部分と絶交せにゃならんしね(笑)。

私が言っているのは、憲法9条をもっと相対視したらいかがですかということです。現実の国際状況や、安全保障の現場がどのような苦悩を払っているのか、もっと視野にいれたらいいのでは、と言っているのです。

憲法9条をスタティクに解釈するだけではなく、もっと広い視野で動的に見て判断してもいいのでは、と問うています。

日米地位協定や米軍基地が日本の主権を犯されているとお考えなら、どうやったらこの不平等性をなくせるのか、考えていくべきではないでしょうか。
ただ糾弾するだけでは、先に進みません。

米国からすれば、自国の青年たちが乗っている艦船が攻撃されても、それを守ることもできないような日本と、完全な「平等」になれるはずがないのです。

議員定数是正も一緒にして「違憲」をおっしゃっていますが、これはまったく別次元ですから、一緒にしてはダメです。
もし、今の政権がそのために「違憲」ならば、共産党もせっかく伸びた票を返上しなければなりませんしね。

蒲焼きさん。

なんか、一斉砲火食らってますが、それはそれでいいんですよ。
あまりに気になさらずです。十人十色の意見があって、時にはぶつかり合うのは当たり前。
私なんか散々やられてますし、時に反省したり、やり返してますから(笑)

多様な意見をぶつけ合って議論するのが当たり前です。
貴方は建設的な議論が出来る方ですから、ちゃんと主張を述べればいいだけです。

山形さん

おお、確かに一斉砲火ですね。
お気遣いありがとうございます。

コメントをして下さった方々

申し訳ありませんが返信を返すのにはまだ時間がかかりそうなので、しばしお待ち頂ければと思います。

ちょっと前の記事に、失礼しますね。

アホンダラさん。
ガチの左翼で版ミリタリーマニアってのは

ちょっと前の記事に、失礼しますね。

アホンダラさん。
ガチの左翼の象徴的立場でありながらレトロ思考で、ミリタリーマニアってのは、かなり多いですよ。
宮崎駿なんか、その中心的な存在です。
もちろん、狭山の里山再生事業など、素晴らしい立派な企画もやってますが、
彼の「夢」は、『紅の豚』でしょう。

ちょっと前の記事に、失礼しますね。

アホンダラさん。
ガチの左翼の象徴的立場でありながらレトロ思考で、ミリタリーマニアってのは、かなり多いですよ。
宮崎駿なんか、その中心的な存在です。
もちろん、狭山の里山再生事業など、素晴らしい立派な企画もやってますが、
彼の「夢」は、『紅の豚』でしょう。
一見矛盾してますが、それが人間の性。
もちろん責める気もありませんが、まあ、そんなもんなのが人間性でしょうね。

うわあ、こちらの操作ミスで3連投になってしまいました。
アホンダラさん、管理人さん。ごめんなさいです!

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