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日曜写真館 夏の終わり、秋の始まり

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写真というのはしょせんと言ってはナンですが、だいたい現実の風景のほうが美しいに決まっています。

冬の早朝の湖の端から登る朝日や、凍えつくような大気の中にたたずむ木々などは、どう撮っても目の前の風景のほうが数倍、繊細にして華麗です。

ただ、数少ない例外がこの「ボケ」を利用した接写です。

「ボケ」というのは撮っている私のことではなく、レンズを極限まで開放値に近づけて、ピントがあった部分だけを周囲から切り抜いてしまう技法です。

上の写真は、F値(絞り値)をF2から4くらいで撮っています。

人間でいえば、眼をめいっぱい見開いて瞳孔を開いている状態ですが、実際、人間はこんなまねはすれば、どっと疲れます。というかできないよ。そんなまね。

この状態をカメラで再現したのがこの「ボケ」です。

人間は脳内に映像情報を伝える時に似たことをしています。

カメラでムクゲの白い花を葉越しに覗いているのですが、おそらく脳神経では排除した前の葉は意識上に登ってこないはずです。

つまり、人間にとって見えているが、見えていないわけてす。

しかし、カメラはこれを几帳面に「前ボケ」として留めてくれます。

ありそうでいてありえない風景、これがカメラの「ボケ」です。カメラってほんとうに面白いと思います。

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コメント

赤いのはネジ花ですか?


携帯のカメラじゃボケは出せないですね〜格好いい

投稿: 多摩っこ | 2015年9月 9日 (水) 00時59分

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