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2015年9月28日 (月)

節vs節 仮想闘論会その1

201
え~、本日は先日まで日本全土を席巻しました「護憲台風」の発信源であられた、「お二人」の先生をお招きいたしました。 

ご紹介いたします。 

まずこちらにいらっしゃいますのが、先だっての衆院憲法審査会参考人発言(※)で一躍寵児になられ、護憲派の旗手をされている慶応大学名誉教授「ホワイトコバヤシ」先生です。 

さて、もうおひと方は、かつて産経新聞「正論」欄の執筆者にして、憲法学界の孤児、憎まれっ子でおられた「ブラックコバヤシ」先生でいらっしゃいます。 

今日は、このブラック&ホワイトの両先生お二人に、忌憚のないご討論、いや闘論をお願いいたしたいと思います。 

さぁ、どうぞ!     
             ~~~~~~
 

※内容を替えない限り、口語体に転換してあります。もちろん脚色してありますが、主旨には手を加えたり、歪曲したりしておりません。
煩雑になるので、個別に引用元は明示しませんでしたが、発言ソースは以下です。
第189回会議日誌 - 衆議院憲法審査会 
・産経新聞 2006年11月11日 正論
・ダイヤモンドオンライン(2013年7月16日)
・日刊ゲンダイ15年2月21日
・日刊ゲンイダイ2015年7年月14日
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/161755/3
 

●司会
「今回の安保法制の核心を、ズバリお二方からお願いします。まずは、ホワイトコバヤシ先生からお願いします」
 

Photo_2(ホワイトコバヤシ先生)

●ホワイトコバヤシ
「今回問われている問題の本質は、実は、集団的自衛権の解禁の是非というよりも、「憲法は守れ!」という立憲主義の擁護です。
憲法が現実との間で齟齬が生じてはいけないのです。ですから、仮に齟齬が生じたらそれをどのように予防し正しい状態に戻すということが問題になります。
予防し正しい状態に戻すために、日本国憲法が最高法規であると規定されています。
権力は民間人が担うものではなく、国家の中で行動し得る資格のある自然人が権力を帯びた瞬間から権力者になるんです。
それは政治家から町役場の職員まで全てに言えることである。そこで、公務員の憲法尊重義務を憲法に明記してあるのです。
これは憲政上の最高の大義なんですよ。これを踏みにじる安倍政権の暴走を止められないのは、憲法学者としての恥です!(初めからアクセル目一杯)」
 

Photo(ブラックコバヤシ先生)

●ブラックコバヤシ
「なにをおっしゃる。憲法の解釈権は政府にあるんですよ。
今回の集団的自衛権ですが、それは『自国と密接な関係にある他国に対する武力攻撃を、自国が直接攻撃されていないにもかかわらず、実力をもって阻止する権利』にすぎません。
わが国も独立主権国家である以上、国際法上、この権利を有していることは当然です」
 

●ホワイトコバヤシ
「驚くべき謬論、いや暴論ですな。
それでは勝手に為政者が、憲法という最高法典を改竄できるということになる。
あなたも憲法学者なら、憲法は六法全書の中で唯一最高権力を縛る位置にあるくらい知っているだろう。
逆に言うと、民法や刑法は違反をしても、憲法が機能している限り、違反者は裁判所において相応の責任を負わされることとなります。
しかし、憲法は最高権力を管理しなければならないため、後ろ盾が何もなく、今回のようにただ選挙で多数を占めただけの権力者が開き直った時どうするかという問題に常に直面するんですよ。こんなことは到底容認できません」
 

●ブラックコバヤシ
「じゃあ、その最高法典は誰が解釈するんですか。私たち憲法学者じゃなくて、違憲立法審査権を持つ最高裁判所です。
最高裁判決が出るまでの間、法令の解釈権は政府に責任があるのです。
法令の解釈というものは、解釈権を有する者、この場合は政府ですが、その責任において、条文の文言とその立法趣旨の許容限度内で行う選択である以上、時代状況の変化の中で、説得力のある理由が明示される限り、変更されてよいものであるし、これまでもそうでした」
 

●ホワイトコバヤシ
「いや、違う。
集団的自衛権の解禁に賛成する者も、それが憲法9条に反することは認めていますよ。だから彼らは憲法改正を主張しているんでしょう。
その上で、憲法を改正せずに下位法(法律)で上位法(憲法)に明白に違反する事を定めることは、公務員の憲法尊重擁護義務に反するんだと、私は指摘しているんだ」
 

●ブラックコバヤシ
「まったく賛成できません。私も憲法学者で、憲法改正は常々主張してきたつもりだが、今回の集団的自衛権の容認はあくまで限定的であって、なんら第9条に抵触しません。
だから、改憲の必要はないのです」
 

●ホワイトコバヤシ
「最近は中国のおかげで、9条神話に浸ってよいのかという議論が出てきました。しかし、9条のおかげで70年間、自衛隊が海外に行かなかったということは大変な実績です。この輝かしい平和の実績を一為政者が踏みにじろうとしているのは許せません」
 

Photo_3(ブラックコバヤシ先生)

●ブラックコバヤシ
「わかっていませんね、あなた。現実を見なさい。
日本の平和を守ったのは、法典ではなく、日米安保でした。
冷厳に世界史の現実と東アジアの情勢の中で考えてご覧なさい。
わが国の存続と安全は、政府が日米同盟を強化する中で守られてきたのです。
政府は自国の自衛権の存在を認めています。
そうなると、自衛権を持つ独立主権国家が『個別的自衛権』と『集団的自衛権』の両方を持っていると考えるのは、国際法上の常識なのです」
 

※あまり長いので、カットして次回に回します。
「わかりやすい移設問題」は、あさって頃から再開します。沖縄の皆さん、台風の被害が少ないことをお祈りしています。

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コメント

なんなんでしよう、この学者様。

ホワイトコバヤシvsブラックコバヤシ

スーツはグレー。
グレーゾーン事態はどうするんでしょ?

見事な「クローンの攻撃」ですね。
ハトさんのは秘書献金なので可愛いものでした。
何でこうも変わったのか。説明できない裏があるのでしょうね。

週末の我が家の会話です
護憲派の夫:たしか黒はその後学んで白になったとテレビ出演で突っ込まれる度に一応釈明してるぞ。
私:手続きと仕方と手続する者達がおかしいから集団的自衛権も違憲になるって、飛躍というか脈絡なさすぎで学者として筋通ってないよ。そこは具体的に何も釈明してないんでしょう。
夫:安倍のやり方に頭にきて決別したんだろう。
私:お気に入りが政権についたらまた節を曲げるかも?
夫:有り得るんじゃないー?それっ位の奴だよ。

うちの夫の黒さはさて置き、我が家では私怨説採用となりました(;^_^A

まさかこんな討論が、管理人さん素敵です(笑)

貴重な情報,ありがとうございます.
シェアさせてください.

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