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2015年11月 7日 (土)

翁長知事 選挙が第一、政治は第2

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仲井真氏は先日の1年ぶりのインタビューで、このようなことを語ってくれました。 

苦々しさがにじみ出るような言葉です。 

「--翁長氏は辺野古移設阻止を唱えるだけだ。
 那覇市長も務めていたが、政策を遂行したり物事を解決したりするためにプランを作り、ステップを踏んで進めていくということを一度もやったことがないのかもしれない。
(市議や県議など)議員歴が長い方は選挙が第一で、政策は二の次という傾向がある。翁長氏も選挙に役立つことを一生懸命考える政治家だ
とても考えられない相手とも一緒に組む。良くいえば弾力的だが…」
2015年10月.23日 産経新聞)
 

Photo_4

仲井真氏から、「選挙に役立つことを一生懸命考える政治家だ」と評された、翁長氏のインタビューも残されています。 

この朝日新聞のインタビューは2011年暮れ、基地負担がない那覇市長だったにもかかわらず、オスプレイ反対運動の旗振りをやった時期になされています。 

この時期に既に翁長氏は、仲井真氏を引きずり降ろす決心をして、左翼陣営を取り込んだ「オール沖縄」を作ろうとしていました。 

そのために県内首長に踏み絵をさせた「建白書」には、普天間基地の撤去・閉鎖しか入っていませんでした。 

だから、保守系首長も署名したのですが、いつのまにか翁長氏は、秘かに「県外移設」の一項を書き加えていました。 

Photo_3(写真 朝日新聞インタビュー2012年11月4日より。後ろのボードのハイサイがハンタイに見える)

このインタビューはなかなか出色で、翁長氏の混乱した素顔がよくでているレアなものです。ここで翁長氏がポロリとこぼした本音がこの部分です。
 

「稲嶺恵一知事はかつて普天間の県内移設を認めたうえで『代替施設の使用は15年間に限る』と知事選の公約に掲げた。あれを入れさせたのは僕だ。防衛省の守屋武昌さんらに『そうでないと選挙に勝てません』と。こちらが食い下がるから、向こうは腹の中は違ったかもしれないけれど承諾した」
※朝日新聞2012年11月24日http://www.geocities.jp/oohira181/onaga_okinawa.htm

 おもしろいですね。ここで翁長氏は、むしろ手柄顔をして、「15年期限」は知事選のための選挙戦術にすぎなかったと言い切っています。

いいのかよ、こんなこと言っても、と言う気がしますが、あと5年くらい後に、翁長氏のインタビューを読みたいもんです。同じことを言うんでしょうかね。

それはともかく、これは反対派の人たちがよく口にする、「稲嶺元知事が15年間の使用期限を切ったのに、閣議決定ひとつで本土政府が裏切った」という事件の裏事情をはしなくも暴露してしまっています。

Photo_4

まず当時の、翁長氏の立ち位置を確認しておきましょう。 

平成11年(1999年)の第6回県議会(定例会)での、翁長県議の発言です。 

「飛行場移設について、解決に向けての作業が大詰めに来ていることがこれでうかがわれます。よって、県議会においても、普天間飛行場の返還について1日も早く実現させるべき県議会の意志を示すものであります」

 この翁長氏の演説によって、県議会は「普天間飛行場の早期移設に関する要請決議」は可決します。 

この決議は「 普天間飛行場移設問題関係資料 - 沖縄県」に収録されていて、その前後の経過がよくわかります。ネットでも閲覧できますから、ご覧になって下さい。 

当時から、今やグリンピース本家までが出ばってきたジュゴン問題が取り上げられているのがわかって、興味深いものです。

共産党はこの翁長氏の決議案に猛反発して、実に300の質問状を出しています。その中には、ジュゴンの藻場も含まれているのが微苦笑を誘います。

当然、当時の翁長氏は、「ジュゴン?はぁ、そんなもんと人様の安全とどっちが大事だ」の立場です。  

このような共産党に同調する太田昌秀知事に対しても、翁長氏は「オールオアナッシングの姿勢だ」とバッサリ斬り捨てています。

今の翁長氏に聞かせたいような台詞ですが、同じ年に名護市が普天間移設を容認する決議を出した時に、自民党県連幹事長としてその指揮をとったのも翁長氏です。

 そして、自民の悲願だった革新系太田知事から、保守系知事に知事の椅子を奪還するために編み出した翁長氏の奇手が、インタビューに出てくる「15年期限論」です。

航空基地は10年以上の時間をかけて、3千億とも4千億とも言われる税金を投じて作られます。

10年かけて作って15年で閉鎖するなんて、バカなことが実現するはずもありません。とうぜん、米国は拒否しました。

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ではどうしてこんな実現不可能な、妙ちきりんな公約が出来たのでしょうか。

このへんも翁長氏自身に説明してもらいましょう。

「沖縄の民主議員も、普天間の県外移設を主張したから、党本部とねじれて居づらくなった。もし自民政権になればああなるんだよと、仲間に言っています。自民の拘束力の強さは民主とは違いますよ。
『県外移設』『オスプレイ配備撤回』などと議員が言えば、党は容赦ない。でもそれに従った議員は、その次の選挙で必ず落ちます。県民は許さない」(朝日インタビュー)

東京の本部の言うことを聞いていたら、選挙で勝てないから「勝てそうな公約」を掲げる、これこそが翁長氏の選挙の秘策でした。

しかし、直前に移設大賛成の旗を大っぴらにふりまわしたので、「作るけど、15年で閉めるからね」という言い訳つき移転案になったというわけです。

これを翁長氏は、当時防衛省の天皇と言われた移設の官僚側責任者の守屋氏に、「選挙に勝つためなんだから!」と泣きついて呑ませてしまいます。

おそらく、一回稲嶺氏を知事に据えたら、あとは閣議決定で覆せばいいという阿吽の呼吸が両者にあったと思われます。

沖縄県連側は、「選挙に勝つために」という名分で県連独自の公約を作り、本部はそれを黙認して、勝った後に当然のような顔をしてヒックリ返す。

これが翁長氏が深く関わった自民党政治だったというわけです。

Photo(写真 2010年11月28日 2回目の知事当選のバンザイをする仲井真氏。仲井真氏より選対本部長の翁長氏のほうが嬉しそうにみえる。宮古毎日より)

 そして、仲井真知事2期めの選対部長に要請された翁長氏が、これを引き受ける時の条件したのが、バカバト氏によって作られてしまった県民の「空気」である「県外移設」でした。

バカバトは、馬鹿特有の作ることは苦手ですが、破壊するのは得意という困った御仁です。

バカバトなかりせば、おそらく第1次仲井真時代にこの問題は完全結着がついたはずでした。

元々「県外移設」などが空論だと知り尽くしていた仲井真氏は、これに難色を示します。

しかし、ここでまた翁長氏は仲井真氏に、おそらくこんなことをささやいたはずです。

「もし、あんたが負けたら、宜野湾市長の伊波が知事になっちゃうよ。そうなったら、過激なあいつか何をしでかすかもう誰にもわからない。ならば、責任をもって知事選に勝つのが政治家のあるべき態度でしょう」

「県外移設」は方便。政治家にとって嘘も方便。方便も軍略、というわけです。

元々実直な技術畑の人間で、経済人だった仲井真氏など、沖縄政界の古狸だった翁長氏にかかれば、たわいもないものだったのかもしれません。

そして、仲井真氏を支えるそぶりをしながら、仲井真氏が承認の決断をするやハゲタカのように、それに食らいつき一挙に葬ってしまったのです。

Photo_7(写真 そして双六の上がり。仲井真氏が言う「とてもかんがえられない相手と組んで」勝った自分の当選。居並ぶのは共産党、社民党、社大党、労組といった左翼陣営と、経済界の反主流派たち。利用したつもりが利用されるという呉越同臭、いや同舟)

実に見事な手際です。

自らが食わせた時限爆弾を、自分の手で爆発させ、後釜に座る、並大抵の策士ではできないことです。

仕掛けられた仲井真氏としては、「お前の言う通りにしただけだろう」と叫びたかったはずですが、公人となった身となれば、そのようなことは言えるはずがありません。

かくして仲井真氏は、翁長氏の罠にハマり、知事の座を彼に奪われて、志半ばで野に下ることになります。

私たちは翁長氏のような人物を、なんと評したらいいのでしょうか?

プラグマチスト?ポピュリスト?あるいとマキャベリスト?

それらはすべて当たっていますが、少し違うと思います。

私には翁長氏が、自らの野心を遂げるためなら手段を選ばないポピュリム政治家に見えます。

翁長氏には、思想も「心」もありません。政策も理念もありません。信義も道義もありません。

そこに詰まっているのは、のし上がりたいという空っぽの権力欲だけなのです。

■お断り 首長に対して失礼だろうと指摘されましたので、改題しました。

 

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コメント

仲井眞前知事がBSフジプライムニュースに登場しますね。

http://www.bsfuji.tv/primenews/
2015年11月9日(月)
政府・沖縄対立深まる
平行線の先と“根源”
仲井眞前知事が口開く

仲井眞弘多前沖縄県知事
前泊博盛沖縄国際大学教授
小野寺五典自由民主党政務調査会長代理 元防衛相 衆議院議員

私の声 募集テーマ
『沖縄普天間基地移設問題・仲井眞前知事に言いたいこと、聞きたいこと』

仲井眞氏が発言し始めたことは翁長知事にボディブローになるかもしれませんね。前泊氏が何を口走るのかもある意味楽しみです。

クラッシャーさん。相手が小野寺氏と前泊氏ですか。
小野寺さんはともかくとして、前泊氏は、琉球新報出身の、まさに地元2紙の代弁者みたいな人ですから、心配ですね。

2年程前ですが、前泊先生の講演会を聞く機会がありまして。冒頭会場に向かって「抑止力を見た事がある方手を挙げてください‼︎」「いらっしゃいませんね〜、そう抑止力なんて無いんです」とぶちかましてました。後は日米安保が日本にとっていかに不利なものか、そのしわ寄せを沖縄が一身に引き受けているのだという内容でした。
前泊先生はギャグのセンスも超一流だとわかる有意義な講演会でしたよ!
たまには左巻きの偉い先生の講演会を聞くのも楽しいです。

県知事批判をする前にまず事実を確認し勉強する必要があると思います。
翁長氏が県議員当時の1999年11月に早期県内移設決議案を県議会で可決しておりますが、翌月の12月に軍民共用期限付き案を「閣議決定」されてますから、貴方の言うバカな決定を政府は一旦はしているのです。その閣議決定を後に閣議決定で覆したのです。それに対しては当時の仲井眞知事も反発してます。
勝てる公約と言うより、単純に県民が真に望んでいる事を実現したかったと考えるのが普通だと思います。
この問題は西日本の何処かの県に移設すれば済む問題です。海兵隊「位」の米軍を沖縄の負担軽減を考えたら同じ国民として受け入れるのは当然と思いませんか?
安保維持の為には国民の総意として米軍駐留を考えるべきで、このまま辺野古に移設だと安保の安定維持は不可能だと思います。

おお、HN結いまーるさん、いらっしゃい。
私も基地の負担は過剰すぎると思っていますよ。
それはいままで沢山書いてきたし、辺野古の移設だってあんな埋め立てじゃない方法を追及すべきで、それが、検討の過程で、むしろ沖縄側の反対で潰れてしまって、結局、現案になったことを残念に思っています。

世の中には白と黒しかないということはないと思う。最高じゃなくても、次善があるとかんがえています。

しかし、いまのあんな抗議方法に、しかも外国の環境団体までひっぱり込めばどうなるのかな。
もう政府も引くに引けないでしょう。もはや左右対立案件になってしまいました。

だから、もし、きみが本気で解決を考えているなら、「もっと他の案はないのか」という現実的な思考に戻るしかないのです。
反対派、特に共産党の人達は、ともかく政府が呑めないことを叫ぶのが、使命だと考えているようだ。
これでは、彼らは闘争することが仕事だからいいが、県民にとってそれはいいことでしょうか?

私は違うと思う。政府案が問題なら、別の解決方法を提示して、揉み合わねばならない。
だから九州といいたいなら、その現実系を問うべきです。

これも何度も書いてきているが、東シナ海や南シナ海に遠すぎるから。
それと、海兵隊は陸海空のオールインワンなのだ。空だけ九州にというわけにはいかないのです。

翁長さんの政策立案能力のなさを恨むんです。
彼がもう少し気が利いた政治家なら、1か月もあった休戦期間を活かして、なんらかの次の交渉につなげたんじゃないでしょうか。


海兵隊位?海兵隊って、その展開能力が高いから存在している部隊じゃないのでしょうか?だから有事の際に即応出来る場所に駐屯してるのでは?アメリカが世界の警察を辞めようか?と考え始めた時期には、グアムまで後退しようとしたけど、結局今の状況では後退しきれないでしょうね。んで、本当に九州でよなら、佐世保とか、米軍バリバリいるんだから、そこらに海兵隊の基地があっても良いのでしょうけど、そうなっていないと言うことは、軍事戦略的に九州じゃダメって事ですよね。訓練は出来ても即応出来ないって事ですかね。

海兵隊の必要性は抜きにして、どうして海兵隊「位」の米軍を受け入れようと県外の方は思わないのか
私も不思議に思います。特に反対運動を沖縄県内でされている方達や反対している著名人はどうして
自分達の地元で海兵隊の誘致活動をしないのでしょう。

普天間が揉めているもは、まさしく海兵隊の基地だからでは?それ以外の部隊の基地ならばこれ程まで揉めなかったかも?で、本土にも米軍基地ありますよね?決して沖縄県外で米軍基地を受け入れいないわけではないのでは?宮崎では新田原基地で毎年日米共同訓練が行われてますよ。当然反対する人もたちもいます。普天間の移設に関しては、海兵隊と言う部隊の特殊性を抜きにしては語れないと思います。

軍事に暗い私ですが、海兵隊の素行は横須賀の海軍兵に比べてもやはりはるかに酷いのでしょうか。昔に比べてマシになってきているとかほ、ありますか。
岐阜山梨にあった頃とは火種のある地域も仮想敵も違っているのは分かります。
が、当時戦争真っ最中で荒くれ度が半端でなかった海兵隊を本土から追い出した先が占領されていた沖縄だったという本土の後ろめたさが、やはり私にもあります。しかし地理的に狙われやすい沖縄に、居る事で守れている部分は大きいのではないか。沖縄の軍備を薄くしたせいで命が失われた時には、押し付けた末に見捨てた事になるのではないかと危惧もするのです。

管理人さんに代替案がないのなら、残念ですが私がいくら考えても無理だろうと思う今日この頃。どこからウルトラCが出てくることを密かに期待もしています。

いや、管理人さんは以前から多数の案件の中から辺野古陸上案を推していました。
またそれがどういういきさつでダメになったかについても詳述されてます。

管理人さんの今までの記事を読みきれてないので、読み終わるまで発言を控えようと思っていたのですが、不快に思ったことがありましたのでコメントさせて下さい。
翁長知事を批判するのは管理人さんの自由です。
しかし、本人や政治家のやり取りを実際に見て聞いていたわけではないのに猛烈な批判をされるのはどうかと思います。
(私にはかなり猛烈な批判に見えました。そのつもりでなかったのならすみません)
もちろん管理人さんが考えてることが正しいかもしれませんけど、もし逆に本当はあちらが正しかったとしたらどうでしょうか?
真実は本人達しかわからないので、私は何も言えないかと思います。

あとは憶測で物を言っている箇所も不快でした。
真実ではないかもしれないことは書いてほしくありませんでした。

これでは基地賛成派の右翼に思われて、左翼の人が喚くコメントをするのも、ほんの少しわかる気がします。
不快なら読まなければいいと言うなら話は別なのですが、県民に今の翁長知事はどうかと考えてほしいと言うのならちょっと違うのではないかなと思いました。
中立の立場をとっている私でもこの記事は不快すぎて、今まで管理人さんが書いて下さった別の記事もそのよう憶測や批判を書いてあるのではないかと思い、読みたくなくなりました。

いろいろご意見ありがとうございます。
くるみさんには日曜の記事で返事します。

憶測ではないと思います。海上ヘリポートを造って、必要が無くなれば撤去するというのが、一番最初の橋本さんとモンデールさんが考えた案だったことはよく覚えています。

そのあと、凄い熱気の稲嶺さんと大田さんの選挙があって、公明党との選挙協力を得て稲嶺さんが当選しました。その稲嶺さんと翁長さん二人が将来は地元で活用できるように軍民共用の空港を造るという案を出したので、海上ヘリポート案は消えてしまいました。

なぜ海上ヘリポートがダメだったかといえば、工事には高度な技術が必要で、地元の建設会社で請け負うことは無理だったからです。造船の技術が必要だから、アメリカのゼネコンの仕事になるからです。

仲井真さんが選挙で勝つためにとアドバイスをしたのが翁長さんだということも、当時の新聞記事で読んだ記憶あります。

翁長さんが仕事よりも選挙を優先しているということは、那覇市をみればよくわかります。
翁長さんの再開発のプランのおかげで、久茂地小学校が閉校になったし、少年会館が無くなったし、那覇市民劇場が移転されようとしている。

那覇市に住む住民のための仕事をしていたら、住民の声が反映されて当然で、たとえば那覇市立の保育園が全て民営化される計画などうまれるはずがありません。

知事になりたかっただけだよ。県民の暮らしをよくする政治をするために知事になったわけではない。

県民を守るために知事になったのなら、お年寄りがゲート前で抗議活動をしなくて済むように命懸けで政府と交渉するべきだったはずです。

それができる立場にいるのは世界でただ一人翁長さんだけだったからです。国連の演説の後の記者会見の「これから世界は年寄りが権力によって引きずられるのを目撃するだろう」という言葉を聞いたとき、私も本当に翁長さんは悪霊だと思いました。

プライムニュースみました。小野寺氏の主張はもう管理人さんが言ってこられたことそのものと感じました。前泊氏相変わらずでしたが、辺野古以外の問題はどうするのか等、微妙に翁長県政を批判してるっぽいことを言ってるのがちょっと新鮮でした。現実に行政の長として国と丁丁発止のやりとりをしてきた仲井眞氏に突っ込みいれられてまともに反論できてませんでしたね。仲井眞氏はとても元気そうで、沖縄のため、日本のためにも積極的にに発言してもらいたいです。翁長知事は対立以外の何も生み出していな、県民にもそのことがわかるだろうというようなことをおっしゃてました。

 クラッシャーさん
 私も録画を今、見終わりましたが印象は異なります。ちなみに私は反対派ですが、管理人さんの記事を読み揺れ動いています(笑)

 内容はさておき、弁舌では前泊氏が勝っていて、仲井眞前知事の影はとても薄かった。中国脅威論では前泊氏はたじろいでいましたが(笑)相変わらずニヤニヤ、引きつった小野寺氏と対照的でした。小野寺氏の最期のコメントも不愉快でした。

 小野寺氏の「沖縄の基地負担軽減を目指している」というのは詭弁に思います。なぜなら、中国の脅威が増していて、沖縄の地理的な安全保障上の重要性が本当であるなら、その必要性は高まる一方だからです。

 もちろん単なる「移設反対」では今後も全く解決策は見えませんし、翁長知事のこのままのやり方では、結局国に負けて、また沖縄の被差別感が高まるだけでしょう。
 反対するなら具体的要求をするべきと考えます。

1)「唯一の解決策が辺野古移設」であることを沖縄県民に説明せよ。繰り返しになりますがこれまでの候補地とダメだった理由。(これは一部、管理人さんが書いています)

2)その結果、辺野古移設しかないのであれば、日米地位協定を見直せ。米軍の犯罪は日本の法律で裁けるように。(沖縄の負担軽減を金以外で示してほしい)

3)さらに沖縄の基地負担軽減を目指すのであれば、具体的なプランを示さないと、全く説得力がない。

以上です

HNある沖縄人さん。コメントありがとうございます。近日中に記事でお答えします。

昨日のニュース見ました 仲井真さん素晴らしかった 。あの前泊氏を軽くいなし、平行線のままの対立では、普天間問題は進まない事。反対派からも 先が見えない翁長知事への不満を前泊氏から引き出し、県の第三者委員会は翁長の私的機関で 瑕疵は無いと全国放送で強調した事も あっぱれでした。

おはようございます。
昨夜は飲みながらだったのですがすこし冷静になりました(笑)。

前泊氏はおなじみのことの繰り返しが多く、言っていることが以前と違うこともわかります。
フジは中国脅威論を強調し、迷走の原因を民主党(ハト氏)のせいにすることで終わらせたかったようです。

現在、多くの県民が日米安保支持でしょうし、中国脅威論を否定する人も減ってきていると思います。

しかし、小野寺氏の「われわれは、日本だけでなく、沖縄も守っているんだ」「辺野古住民は、安全保障の必要性から受け入れを容認している」と言われると・・それはそうかもしれませんが。

ひとは、自分の見るたいようにものを見てしまいます。どうしても自分に都合よく解釈してしまいます。

私は、知識が圧倒的に足りません。
こちらの過去の記事を十分読むことなく発言してはいけないとわかっていつつ・・・本当に浅いコメントばかりで申し訳ありません。

年末年始はこのページの膨大な情報をできるだけじっくりと読みたいと思っています。


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