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2015年11月 2日 (月)

日本の国境線画定と琉球王国

043
翁長氏は知事に就任すると、4月12日に河野洋平氏に連れられて、真っ先に訪問したのが中国でした。 

翁長氏が本土に渡って政府と会談したのが、この後の4月17日ですから、訪中のほうを優先したわけです。

翁長氏の「心の宗主国」がどちらか、実によく伝わる話でしみじみします。

ちなみにどうでもいいですが、下の写真が安倍首相と会談したときの翁長氏のものですが、一枚下の李克強氏との会談時と較べて見てください。

思わず失笑するほど、実に分かりやすい人です。

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(写真 訪日して日本国首相に拝謁を許す翁長琉球王。翁長氏は大変にコンプレックスが強い人らしく、今でも「なんだたかだか県連幹事長だった男か」と言われるのを嫌う。だから、官房長官が相手なのは大いに不満で、首相にもこういう横柄な虚勢を張って大物ぶりを誇示したがる。寂しいねぇ)

その時の中国共産党外交機関紙「環球時報」(2015年4月14日)の記事は、こう伝えています。 

中国が沖縄をどのように見ているか、よく伝わってくる記事ですので、やや長いですが、引用しておきます。 

「中国のアジアとの運命共同体の理念や一帯一路構想、そしてアジアインフラ投資銀行の設立は多くの国の支持を受けつつあるが、日本では様々な複雑な理由により、中国の平和的理念が歪曲、あるいは無視されている。
それに対して沖縄は、中国の主張を比較的容易に受け入れることができる。
その理由は第一に沖縄が歴史的に中国と深い関係があること。
第二に清明節(祭)を重視するなど中国とは風俗習慣において共通点があること。
第三に第二次大戦中、集団自決をさせられるなど軍国主義の被害を受けていること。
第四に米軍基地が集中しており、安全への不安を中国と共有していること。
日本国内では最近、政府の対中政策を批判し、正確に中国に向き合うべきだとする声が高まりつつあるとともに、沖縄での米軍の新基地建設への反対に同情、支持する声も絶えず高まっている。翁長知事の今回の訪中は、こうしたエネルギーを後押しするとともに、沖縄が今後中日間で橋梁の役割を果たすための基礎を作ることになる」

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 (写真 訪中して李克強首相閣下に拝謁する翁長琉球王) 

ここで環球時報を通して、中国政府が言っていることは、こういう意味です。

①沖縄は、中国の冊封国という属国であった。
②沖縄は、中国本土と同一の風俗、習慣を持つ「中国人」の国であった。
③沖縄と中国は、共に日本軍国主義の被害者であった。
④今もまた米軍基地の被害を受ける共通の被害国である。

そして別の記事では、こう述べています。同じく環球時報(2010年9月19)です。 

「琉球は明治政府が中国から強奪したものだ。今でも日本政府は琉球独立を弾圧している。琉球人は中国の福建と浙江、台湾の人間だ」

つまり、この環球時報の一連の主張を要約するとこうなります。 

「中国人が作った琉球国は、歴史的にも人種的にも中国であるにもかかわらず、日本が強奪した。今もまた日米に虐げられている琉球人は立ち上がって、中国と共に戦い、自らの独立を勝ち取るべきである」 

Photo(図 沖タイが「明治沖縄人が待ちわびた」と伝える清国北洋艦隊の黄色龍旗。龍は中国皇帝の象徴。ウィキより)

困ったことには、これに呼応する沖縄内部の人達がいます。沖縄タイムスは、名物コラム「大弦小弦」(2005年5月16日)でこのように述べています。
 

「黄色軍艦がやってくる…。船体に黄色の龍の文様を描き、黄龍旗を掲げる清国の南洋艦隊は黄色軍艦と呼ばれたという。知人とこの話をしていたら、黄色軍艦が沖縄を侵略すると、勘違いして話がややこしくなった。
実際は逆で、明治の琉球人にとって清国軍艦は援軍だった。武力で琉球国を併合した明治政府に対し、琉球の首脳らは清へ使者を送って救援を求めている。そして、沖縄側はその黄色軍艦を待ちわびたのだった」
 

Photo_4(写真 中国北洋艦隊の主力艦であった鎮遠。独製で、当時の日本は、このような最新鋭艦は保有していなかった。しかし日清戦争で北洋艦隊は全滅し、この鎮遠は日本に拿捕されてしまった。写真はウィキ) 

ここまで手放しで「中国よ、早く沖縄を解放するために来てくれ!」と叫ばれると、こっちが鼻白みます。

いまもなお、沖タイは、黄色の旗ならぬ黄色のハンカチを社屋につるして、中国艦隊の到来を待ち受けているのかもしれません。

Photo_5(写真 再建なった現代の中華帝国北洋艦隊の雄姿)

それはさておき、前回見てきたように、清国は台湾出兵の時に結ばれた、「日清両国互換条款」(1874年)によって、沖縄人を「日本臣民」として認めます。 

これは、当時、誕生したばかりの近代国家として、国境線の確定を急いでいた日本政府にとって、中国側が沖縄を領土ではないことを宣言したと受け止められました。 

よく日本の歴史書には台湾出兵を、「日本のアジア進出への野望」と描いているものがありますが、間違いです。 

それは台湾出兵からはるか数十年先の日本と、安易に重ねてしまっているから起きる錯覚で、維新から西南戦争に至る内戦で疲弊しきっていた当時の日本政府に、外征の余裕がなかったのは明らかでした。

政府内部でも、出兵を巡って鋭い対立がありました。

当時の日本には、台湾のように清国すらサジを投げたマラリア猖獗の地は、はっきり言って欲しくなかったのです。 

むしろ日本が関心を持っていたのは、仮に領有しても苦労が絶えない台湾ではなく、むしろ日本国の西南の国境線を確定することと、そして自国民の保護だったはずでした。

このような日本にとって、前近代的な冊封体制を基にした中華秩序の枠内でしかアジアを見れない中国とは、どこかで一線を画す必要があったのです。

いや、これは今から100年以上前のことではなく、いまもなお、中国は当時と変わらぬ国家意識の持ち主であることを忘れてはなりません。

たとえば、中国の国境意識は、かつてと同じようにとんでもなくファジーなのです。

これは尖閣問題で出してくる中国側の資料が、尖閣領有の根拠として「1534年に琉球王国の水先案内で琉球に渡った折に、尖閣を見た」ということからもわかります。

「見た」だけで領土だというのですから、沖縄は冊封していたのですから、文句なしに中国領だという主張が成立してしまいます。

ならば足利義満は1401年に、明の建文帝から「日本国王」として冊封を受けていますから、この伝でいけば日本もまた晴れて「中国領」です。そのほうが嬉しいかな、沖タイさん(笑)。

このように中国の領土概念は、伸び縮みするゴムマリのようなもので、一度冊封した国はいつまでも「領土」だと考えています。

中国官吏が通りかかって「見た」だけの孤島も、岩礁も、いやその周辺の暗礁すらも皆「神聖な領土」ということになります。

いま仮に他国領であっても、それは「帝国主義によって奪われたもの」である以上、実力で取り返すのは「神聖な中華民族の使命」なのです。

実際に、そのとおりのことを今、南シナ海で展開して、国際世論から批判を受けています。

彼らにとって九段線こと、「中国の赤い舌」は、かつての中華帝国の版図でした。

彼らからすれば、いまの人口島建設は、「元々自分の領土だったものを、元に戻しただけ」なのですが、そんな実効支配を伴わないたわごとに、国際社会が耳を傾けるはずもありません。

米国が遅まきながら発動した「航行の自由作戦」に対して EUはこの作戦を支持する声明を出しました。

これによって今回の作戦は米軍が中心を担い、NATOと日豪が後方支援に回る国際規模の作戦になる可能性があることが示されました。

中国ははるかかなたから「追跡監視」をしていると言っていますが、もし中国が軍事的な誘惑に駆られた場合、NATOまで相手に回す覚悟が必要になってきたというわけです。

つまり中国のあいも変わらない中世的な考え方は、21世紀の「国境線の実力による変更」を禁じる国際法の精神と、根本的に相いれないことは明らかなのです。

次回はもう少し、近代国際関係史からみた沖縄について考えてみます。 

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沖縄問題」カテゴリの記事

コメント

よくもまぁ、右寄りの方は、邪推して沖縄叩きするものだ
辺野古移設反対が余程気に入らないからネタ探しに余念がない
中国に媚びを売っているとか、売国しに行っているとか、中国を批判しないとか
観光PRの為に他県の自治体の訪中団がいても、沖縄のように、ここまで叩かれる事はあるまいに
ちなみに仲井間前知事も訪中しています
他県でも、歴史を再現する行事が当たり前に行われているのに、沖縄が歴史を再現する行事をすると、売国と罵る
竜柱なんてのは、首里城にも存在するが、新たなシンボルとして竜柱を作ろうとすると、これも売国と罵る
翁長知事や沖縄は、右寄りの方にとっては、余程目障りなのがよくわかる
政治家も世代が変わり、自民党は、派閥争いすらないタカ派ばかりになり、暴走は誰にも止められなくなった
国民は、相変もかわらず、政治に失望するだけでなく無関心な人も多い、悲しい時代になったものだ

イザイホーに代表される沖縄の祭祀は古代日本の祭祀の原型を留めていると言われます。東風(こち)とか南風(はえ)等の古い言語が残っていたり、述語が最後にくる琉球語は日本語体系です。遺伝子的にも沖縄人は台湾、中国とはつながりなく日本本土とほぼ同等と琉球大学の研究グループが発表しています。

琉球新報 2014年9月17日
「現代沖縄人DNAの遺伝系統「日本本土に近い」」
http://ryukyushimpo.jp/news/prentry-231707.html
(新報的にはぐぬぬ…だったりして)

歴史的・文化的に中国の影響を大きく受けているとはいえ、民俗学的にも言語学的にも遺伝子学的にも沖縄人は日本人であると言えると思います。中華秩序なんて清国が欧米列強に侵食された時点で崩壊してるし、大体現在の中共に朝貢したところで10倍返しの褒美を与えてくれるはずがありません。利用できる特定の個人や団体に利益供与はしてくれるかもしれませんが。今の中国に傾倒する人々の頭の中がどうにも理解できません。日本になってなければかつてのベトナムみたいに分断されてたかも、なんて考えてしまいます。

HN沖縄県民さん。ここにはたくさんの沖縄民のひとたちが投稿しています。
自分ひとりで沖縄県民を代表するようなHNはいかがなものでしょうか。

当時知事レベルで李首相と面会することは不可能でした。
それを可能としたのは、ウルトラ親中派の河野氏のおかげもあったにせよ、中国が沖縄に対してその戦略的位置を重要視しているからです。

仲井真氏も県の航空路線開設で訪中していますが、李クラスとは面会していないはずです。

中国という国は、面会する人間の評価や地位によってカウンターパートナーを決定します。
ですから、わが茨城県も上海と空路を結んでいますが、茨城県知事が訪中しても李首相などは絶対にでてこないはずです。
県知事クラスに首相クラスが出ることは外交常識上にありえないことで、異例中の異例なのです。
いかに翁長知事が中国にとって貴重な人物なのか、よくわかりませんか。

そもそもあなたは私の記事を、「本土の右寄りの人間の邪推」のひとことで片づけますが、環球時報の報道を読んで、まだ「邪推」のひとことで済ませるのでしょうか。

あそこにははっきりと、中国と沖縄は共通の軍国主義の被害者で、利害を共有すると書いてあります。
沖縄の反基地闘争と反米反日闘争、そして独立までも支持するとまで書いてあるのです。

一国の支配政党の機関紙が、隣国のひとつの県を名指しで「共に、被害者」だと書く、そしてその県の人間がまるで「中国人」であるかのように書く、そして政府に挨拶するより先に中国にやって来た翁長氏に対して、最高指導部が対応する・・・、これを異常だと感じなかったらへんです。

しかもこれを書いたのは、環球時報と言って共産党機関紙です。つまり、中国共産党の準公式見解なのです。

それと、私は龍柱なんかひとことも問題にしていないので、書いていないことを批判されても困ります。
ただ、あなたがわざわざ出てきたので、私のコメントも書いておきます。

龍柱が首里城にあるのは、守礼の門と同じで、琉球王国が冊封国、いいかえれば属国であったことを示していることであって、それを21世紀の現代に再建するということは、勘繰られてもいたしかたがない俗悪なセンスだとは思います。

まぁ、翁長氏の本音は、中国に媚びるというより、中国人観光客目当てだったと思うので、私はとくに今まで批判してきませんでした。

それともうひとつ。私が翁長氏を「売国奴」と呼んでいるかのようですが、彼はそんなご立派な根性の人ではありません。
彼の本質は、ただの上昇志向の強烈な、自民党でも今や古いタイプに属する利権政治家にすぎません。
選挙に勝ちたかったから、革新票を吸収するためにいまの言動をしているにすぎません。

しかし、この南シナ海の情勢を見れば、他の地域と異なり、それが沖縄県を、ひいては日本全体を危うくしかねないのです。

だから、本土人の多くは、その傾向に危惧しているのです。
移転問題に本来、右も左もなかったはずです。それを政治化させてしまった結果、左右の対立テーマにしてしまいました。
普天間基地が国外はおろか、県外にすら移動できないのは、ハト氏の迷走で明らかです。
ならば次善の策を取るしかないではありませんか。
これは左右のイデオロギーではなく、現実的立場を取るか、空想的立場を取るかの差なのです。

私は、「普天間基地の危険を除去する」という一点で、安倍氏の好き嫌いから離れて、もう少し真剣に考えられたほうがいいと思います

昨日のNHK日曜討論でも、屋良朝博・沖国大講師は、南シナ海における米中間の緊張について、「沖縄とは関係ない遠い所の出来事」と発言していました。
中国の帝国主義的膨張と沖縄とをリンクさせたくない、沖縄リベラル層の意図がよくわかる発言だと思います。

HN沖縄県民氏に理解して頂きたいのは、南シナ海と東シナ海は一つに繋がっており、日本にとって生命線であるシーレーンの通り道であること、沖縄はそれを守る為の重要な安全保障上の拠点であること、そして何よりも、沖縄県民は同じ日本人であり、日本政府はその生命と財産を守る責任を有しているという事です。

そこには、右寄りだのタカ派だのという政治的イデオロギーが介入する余地はありません。

きれいに地元紙が書く内容を信じてる県民がいらっしゃるのに驚きました。

でも悲しいかな何も知らなければそう思ってしまう現状があるのも事実ですね。赤旗より赤いと言われてますから。

沖縄県民さん 普天間移設が、気に入らないとか 気に入るとかの次元で論ずるなら、HNで沖縄県民を名乗る資格が 貴方には無いと思うが。沖縄地元二紙が絶対報道してくれない多角的見地からの情報、意見がここにはある。翁長知事を支持するのは構いませんが、反対側の考え 意見 歴史認識を読み比べる事も必要ではないですか?。

どうも沖縄地元二紙というのは、エゲツナイ質のようで
すね。最近「朝日」をヤメて「中日」を購読し始めた私が
書きます。w

沖縄には仏教がキチンと伝わっていなかったので、前史
の日本の古い習俗が残って、木村伊兵衛さんや岡本太郎
さんやらのゲージュツ家や折口信夫さんやらの民俗学者
達が、狂喜していました。どう考えても、中国由来より
原日本由来のような気がします。柳田国男さんなど海上
の道だ!とか言い出し、沖縄方面こそ日本のルーツだ、
と勇み足を出すアリサマでしたし。

まあ、それは置いておいても中共ですよ。個人の自由よ
り共産党の利益を優先する全体主義です。もし沖縄から、
日本や米国を追い出しても、沖縄の自治厚い基地の無い
静かな琉球国となるハズもありません。中共が問答無用
に人民解放軍基地を作り始めるのはガチです。デモなぞ
強制排除で戦車で轢死モンです。その国で、翁長さんは
琉球王になられるつもりかな?

香港人が苦労して、国外へ逃げ出したりしてるのは何故
かと言えば簡単で、個人の自由がないからです。サヨク
・社会主義・共産主義は必ずドツボに嵌り、そこから這
い上がるのは、宝クジの高額当選に匹敵するほどの確率
です。火遊びはヤメて冷静に・・琉球王なぞ粛清の名で、
あっと言う間に無期刑ですよ、翁長さん。どーぅしても
日本がイヤなら、中共よりベトナムをお薦めします。

クラッシャーさんの書かれたように民俗学言語系統において沖縄文化は日本文化の一部であり南方ルーツの一端を担うと考えます。南北に長い日本は地域ごとにに色の違うビーズがキラキラと縫い取られたような特色があり、都市が栄えた時代によって違う取引国の文化が彩りを加えています。
そもそも文化、民族、言語が同じものは同じ国でいなきゃいけない何て事はなく、

途中送信されてしまいましたf^_^;)あと半分後ほど

お久しぶりです。

今回の記事も興味深く拝見させて頂きました。

仲井眞知事の在任中にも恵隆之介氏などがよくこの類の話をしていた記憶があります。
下記の動画(2分40秒あたり)で恵氏は、中国が沖縄を特別視し、県知事が「親中的」であることに絡めて「仲井眞知事は中国の帰化人出身」であると述べ、そのことについて「中国と国境を接していながら脇の甘い状況を放置していた」とまで言ってのけます。
https://www.youtube.com/watch?v=xuDJrJgn6Ho

そして、翁長氏が県知事になると「翁長の娘の婿は中国共産党・太子党幹部の息子」とのたまっております。
https://www.youtube.com/watch?v=-VlA521m8uw
ご存知の通り、恵氏の発言された内容は翁長氏から公式に否定されており、いわゆるデマですね。
仲井眞氏の件にしても久米三十六姓を曲解してオーバーに語ったものに過ぎません。

中国の不穏な動きや覇権主義には危機感を覚えますが、恵氏のような「県知事のバックには中国がいるぞぉ、怖いぞぉ」という言説に対しては「またか」といささか食用気味な沖縄県民も一部にはいることをご留意下さい。
このような話は選挙のネガキャンの怪文書のネタにはうってつけでしょうが、真面目に沖縄の今後を考える上ではノイズにしかならないと思います。
もちろん、管理人さんの今回の記事が恵氏の言説と同質であるとは毛頭思いません。
しかし県内二紙しか読まない「ウブ」な県民には刺激が強過ぎると思われますので、例えば沖縄県民さん(あなたのことをウブだと言ってるわけではないですよ!)のように反感を持つ人もいるでしょう。

最後に、沖縄県民さんのHNについてですが「自分ひとりで沖縄県民を代表する」ような意図があってつけた訳ではないと思いますよ。
例えば宜野湾市民さんがいらっしゃいますが、このHNが「宜野湾市民」約9万5千人の代表を自負していると管理人さんはお考えになるのでしょうか?
また、沖縄県民さんの文章からも「我こそが沖縄県の代表である!」というような主張や驕りは私見では特に感じられませんでした。
このHNは単なる「沖縄県民」であることの表明でしかなく、そこに突っ込んでも詮無いことではないかと思われます。

長文、失礼しました。

冒頭写真の安倍総理に対する翁長知事の態度は知事の心の表れですかね。
琉球王と揶揄されても仕方ない。

HN沖縄県民さんが言う龍柱は単なる観光のシンボルに過ぎないのでしょうか?

那覇の玄関口にあのような冊封国の証を建てることは中国に媚びを売るのかと言われる理由の一つではないですか。
建材もわざわざ福建に発注してる。
まさか中国から要人が来たら県庁入口で過去の守礼門みたいに三跪九叩頭の礼をしたりしないよね。

HN沖縄県民さん
こちらのブログは沖縄叩きなどしてませんよ、勝手な被害妄想や右寄りだとレッテルを貼るのはやめてください。
ネトウヨと変わりませんよ。

スマホから打つとうっかり変なところ触れちゃいますねf^_^;)
琉球独立が本当に望みならば琉球文化が日本文化圏でも沖縄弁が日本語でも、過半数が賛成すれば話が動き始めて良いのだと思います。オーストリアとドイツだって別の国ですし。しかしその為の議論のベースに利権脅迫捏造がないか、しつこいくらいに見ていかないと危険です。
最悪の未来図はアホンダラさんが書かれてますが、琉球自治省とならないまでも、基地跡にばかすか出来た家もリゾートも中国人で埋め尽くされ今より更に貧富の差ができてしまうと、環境も文化もぶち壊されタダの華僑リゾート島になってしまうでしょう。嫌な人びとは本土に移住となると益々彼等の思うツボです。
先日の天安門に並んでいた国々の人権抑圧と沖縄県民が今基地で受けている被害は、ちょっと並べて語れない程かけ離れています。だからこそ私は翁長氏の一連の中国寄り&民族独立発言にぎょっとしました。
他県の代表よりも訪中で歓待される背景には知事が本土のそれよりも利権を一手におさめているからです。そういう意味で中華的に馴染むなら県民はそれを支持するのでしょうか。

蒲焼さん。お久しぶりです。お元気ですか。

う~ん、仲井真さんも、久米三十六姓だから中国人だとかとか言われて苦労していましたね。
私はぜんぜんそんなこと意味がないと思っています。
恵さんが何を言っているのかは知らないけれど、関係ないですよ。
今はただの「島人」です。

もし久米三十六姓うんぬんをレッテル貼りに使う人がいたなら、私は反対記事を書きますよ。それは在特会系の人たちが濫用する「在日」、あるいは「反日」のような安易、かつ薄汚いレッテルにすぎないからです。

翁長氏について書いているのは、彼のバックに何がいるとかいないの話ではなく、少なくとも中国は彼のことをそう位置づけているからです。
その傍証として、環球時報の記事を載せたつもりです。

HN「沖縄県民」さんのHNについては、このコメント欄にいらっしゃる多くの沖縄県民のみなさんが不愉快にならないようにとの思いから書いただけです。
特にそれ以上のものではありません。

HN沖縄県民さんのコメントは少なくとも私的には愉快でした。

うちなー訛りではウチナンチューですね。感情論を書きますが、地元ニュースでも戦後関連や米軍基地での住民の声に出演する方達のまったくウチナー訛りの無い「ナイチャーアビー」(本土のオシャレな喋り)に違和感を覚えています。
ウチナンチューなら小学生でも隠しきれないイントネーションの違いがあるしすぐに解ります。

そのナイチャーアビーをなさる方々が沖縄に住んで地元紙を読んで県民を名乗って、こちらのブログを荒らしに来てるのではと、想像してしまいます。

本当に沖縄県民なら、ご自分の考えに沿わなくてもあらゆる方向から情報を得て、自分で考えて言動して貰いたいと願います。

テレビでよく言われる沖縄県の民意は〜って発言は非常に不快になります。
民意が一つなんてありえる訳もないのに
民意が〜云々使うのは偽政者が使う卑怯な手です。
辺野古容認派が勝った時に沖縄県の民意は辺野古容認と報じたマスコミはいません(たぶん)

 ご無沙汰しております。
 ちなみに私のHNは沖縄出身者の一人という意味で、本土生活が長いゆえ、地元感覚とはズレがあるかもしれません。いいわけがましいですが。
 以前にこのページをよく知らずにいくつか質問させていただきました。ご丁寧な対応に感謝しています。その後、ちょくちょく見るようになり、自分の知識の浅さが恥ずかしくなり、コメントを控えておりました。
 本当に、そこらの関連本を読むよりはるかに信頼性の高い情報が得られると思っています。
 県外移設が難しいことも仕方のないことと思えてきました。ただ、そうすると結局、今しばらくは日本、アジア平和のためには沖縄は要石になるしかないのかと・・やはり残念な気持ちにもなります。
 あと、今回の中国については、私も沖縄と中国の関係をことさら強調することには違和感を感じます。歴史から沖縄が中国に親近感を持っている一面はあります。しかし、現在の中国に対してはどうなんでしょうか?まあ、現在の沖縄の立場を、中国に利用されるというリスクはあるのかもしれませんが。

HN沖縄県民さんのコメントは少なくとも私的には愉快でした

痛快でしたとか言われたら、なんだかな~、と思いますが、愉快でした~がミソですなぁ~。

龍柱についてですが、あの大きさには(現在建設中で覆われている)ビックリしました。しかも建設場所が那覇空港からトンネルを抜けて那覇市街最初の交差点です。建設すら知らない県民は多数いると思いますよ。タイムス、新報は殆ど報道しないから。完成してからビックリってパターンです。

龍柱についてですが、あの大きさには(現在建設中で覆われている)ビックリしました。しかも建設場所が那覇空港からトンネルを抜けて那覇市街最初の交差点で、まさに沖縄の玄関。なのに建設すら知らない県民は多数いると思います。タイムス、新報は殆ど報道しないから。完成してからビックリってパターンですね。シーサーでよかったのに。

玄関口で熱烈歓迎されるであろう中華系の観光客は今沖縄をどう楽しんでいるのか?
沖縄をというより日本訪問を目指していて、ソーキそばよりも本土チェーンのラーメンを食べたがり家電雑貨の爆買いを望むというコラムを沖タイに鮫島智行氏が載せていました。
モールやホテルの資本は外資や本土のようですね。これである程度の雇用が生まれれば5〜10年この線はありかとも思います。政治的に風船を飛ばしあうよりも現ナマが飛び交う経済の結びつきは急に切ったりできないものなのでより現実的に考えてたいものです。
県内での鮫島氏の認知度は高いのでしょうか。彼はMICEの立地にも苦言していて読んでいると理にかなう説だと感じました。

はじめまして仲西んちゅと言います。

僕自身物凄く嫌な事は、地元紙が余りにも片寄り報道。
この一言です。 これからの沖縄の未来を心から心配しています。

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