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大阪選挙は、橋下ポピュリズムvs共産党ホピュリズムだった

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皆様、温かいお言葉を心から感謝します。肝に染みました。回復しています。眼帯もはずれて、いっそうこの世の中がよく見えるようになりました。 

あくまで物理的だけなのがちょっと哀しいけど(笑)。 

さて、HN元大阪府民からの伝言さんからコメントを頂戴しました。氏は「維新側が大阪市民と大阪府民に飴を用意できなかったこと」として、こう述べておられます。

「(橋下氏が)ああみえて、実は大阪維新は私立高校無償化や中学校給食促進などの教育予算ばらまき政策を展開しているのですよ。
これが公務員の給与削減なんかじゃ到底補えない額でして。
おかげで大阪府は累積赤字が増えて起債許可団体落ちしてしまいましたが。
対立候補は教育政策の見直しを掲げていましたので、ばらまきを期待している側はそりゃ維新に一票するでしょうよ」

なるほど、府内部からみると、そういうことだと分かります。おっしゃるように、橋下流ポピュリズムが多々あったことも確かだと思われます。

しかし、私には、今回、それが勝敗を分けた分水嶺だとは、どうしても思えないのです。 

他県人から見れば、本質的にこの選挙戦は、自民vs橋下ではなく、共産党vs橋下氏だったような気がします。

もう少しその辺をお話していたほうが、いいでしょう。 

こういう言い方はナンですが、今回は稀代の喧嘩師・橋下徹個人の勝利です。 

いままで、彼の守りに入った時のダメさかげん、言説の定まらなさ、どう考えても深く考えて言っていなさそうな発言の数々には、イライラさせられた国民も多いでしょう。 

なにを隠そうこの私も、そのひとりです。

と、同時に朝日新聞相手のタンカの切り方などは、胸がスカっとしたという国民も多いはずです。

そうなのです。彼はポピュリストですから、「敵」さえ見つかれば、強力無比なのです。 

ここが、橋下氏のスゴサです。毀誉褒貶の激しい人ですが、確かに橋下氏は凡百の政治家ではなく、天才的なポピュリスト政治家なのです。 

決して褒めてばかりの意味ではありませんので、念のため。

Photo_5
橋下氏が今回取った戦術は、彼のポピュリスト政治家の才能がハンパではないことを証明していました。 

まず、彼は選挙民にとっての、白黒をハッキリとさせます。あいまいな中間的な言い方はしません。 

このまま「改革」を続けるのか、それともかつてのような労組と解同、そして既成保守政治家のシロアリども既得権益者たちに大阪市が食い物にされていた昔に戻していいのか、と彼は叫ぶわけです。 

ここで、彼は優秀なポピュリスト政治家らしく、見えやすい「敵」を正しく設定します。 

橋下氏の的は、自民大阪府連に代表されるヤニと脂だらけの欲ボケ連中と、共産党と労組に代表される、これまでエグイことをさんざん関西地方で半世紀やってきたような革新勢力でした。 

この両者こそが橋下氏が叩き斬るぞ、と叫んだ「敵」でした。まことに「敵」の作り方がうまい。 

それに対して、自民府連はあつらえたような敵役を演じてくれました。あろうことか、固定票が欲しさのあまり、共産党に抱きついたのです。 

Photo
(共産党の選挙チラシ) 

上のチラシは選挙前に大阪府一帯で撒かれたチラシです。チラシにある「元女性府議」とは、自民党推薦の栗原貴子元大阪府議だとゼッタイに思いますね。 

発行元も自民党だと思ってあたりまえです。

ところが違います。これを出した発行責任者は、このチラシの裏にズラ~と出てくるこのような皆様方です。 

「明るい民主府政」という団体の下に、願いましては、「大阪商工団体連合会、大阪府保険医協会、新日本婦人の会、全大阪労働組合総連合、日本共産党・・・56の団体・政党」だそうです。

なんじゃこりゃ。全部、大阪民商、民医連、新日本婦人、全労連など、知る人ぞ知るガチガチの共産党系団体ばかりです。 

そしてご丁寧にも、これらの団体の大旦那の共産党までもが、米粒よりちいさな文字で末尾に入っているのは、ご愛嬌でしょう。 

Photo_11(写真 自民党の街宣車のうえで自民推薦候補を応援する辻本のオバちゃん。「オール大阪」を象徴する風景)

敗北後、公明市議団は直ちに自民府連にこう噛みついています。 

「自民党推薦の候補が、橋下徹大阪市長率いる大阪維新の会の公認候補に完敗した大阪府知事と市長のダブル選の敗因について、公明党市議団の明石直樹幹事長は24日、自民の柳本卓治参院議員が共産系の集会に出席し、支持を呼びかけたことが「保守層に対して、大きなマイナスイメージになった」との見方を示した。市役所で記者団に答えた。」(産経11月24日) 

いままで公明党を褒めたことがない私ですが、今回はまったくそのとおりです。ここで登場する柳本卓治参院議員は、柳本顕候補の叔父です。 

自民党員の国会議員が、共産党の集会で、自民党の支援を要請するというハチャメチャをやっていれば、まんまと共産党の描いた「オール大阪」の絵図に自分から乗っていることを証明して歩いているようなものです。 

バッカじゃないか、自民大阪府連! 

自分から橋下氏の注文どおりの、「節操のない選挙に勝ちたいだけの欲ボケ集団」演じてどうするの。 

市民や府民にとって、住民投票でテーマになった「都構想」という統治機構改革論には、正直あまり関心がなかったはずです。

それは5月に既に決着がついていますし、ほんとうは「橋下氏をこのまま潰していいのか」が、むしろほんとうの大阪選挙のテーマだったはずです。 

都構想なんか、よくわかんないけどねぇ、ていどだったことでしょう。それでいいのです。 

あんな「都構想」などは、橋下氏の「思いつき」であって、必ずしも正しくはないし、今やらねばならない直近の政治選択ではないからです。 

Photo_9(写真 威容を誇る共産党本部。自民党本部よりデカイ。首都の一等地にこれほど巨大な本部を持つ共産党は、先進国には存在しない)

さてここで改めて、今回の大阪選挙の影の主役である共産党に登場願いましょう。今回の選挙は、自民大阪などはどうでもよく、真の対決は共産党vs橋下徹でした。

いわば巨大左翼政党と橋下徹という政界の異端児ひとりの戦いだったも、言えるかもしれません。

この共産党の根本的な性格は、比類なき中央集権政党だという点です。 

共産党にはどぶ板議員は星の数ほどいますが、その人たちを手足にして、党の脳味噌はただひとつです。

民主中央集権制、上意下達。「国家内国家」だと評した人がいるほどです。 

その指導のラインをたぐって行くと、代々木本部にデンとそびえる共産党本部、そしてさらに常任幹部会、最終的にはそのトップの志位委員長ひとりに集約されます。 

その志位氏が、来年の参院選挙のために描いた絵図面が、「オール〇〇」です。

Photo_8しんぶん赤旗14年11月。キャプションには「オール沖縄の力で勝ち抜こう」とある) 

これにはプロトタイプがあって、沖縄県で翁長氏を誕生させた政治モデルです。

「オール〇〇」を作るためには、できるかぎり万人がノーと言いにくいものが適当でしょう。 

沖縄の場合は、「新基地反対」「これ以上の基地負担はノー」でした。 

もちろん、ポピュリストの言説は、落ち着いて考えれば、辺野古移設の理由は普天間の危険除去に決まっているわけなのはすぐに分かるはずです。

それを「新基地」と言いくるめて県民感情を煽り、「これ以上の負担はノー」につなげる、というあたりが共産党のウルトラC(←死語)です。 

もちろん、ただの政治的レトリックにすぎないのは共産党も百も承知なのですが、選挙戦はしょせん短期戦なのです。

この2択で攻めて、攻めて、攻め抜けば勝てることを、左翼ポピュリストの共産党は熟知しています。 

その意味で、左翼ポピュリストの共産党と、保守ポピュリストの橋下氏との戦いともいえるかもしれません。

その特徴は、中間項を作らずにイエスかノーかを問うからです。実には、、白黒答える前に、いくつもの妥協による解が存在します。

政治は妥協の産物であるのが正常な姿なのであって、橋下氏のエイヤっで決まるわけても、志位氏のダーッで決まるわけでもないのでず。

それを短絡させてしまうのが、このポピュリストの悪い習性です。

Photo_3(NHK時事公論9月26日http://blogs.yahoo.co.jp/imadon1101/35388736.htmlより)

共産党は、沖縄では翁長氏とそれに連なる平良氏や呉屋氏の沖縄経済界反主流派を切り崩して、「オール沖縄」を作り出しました。

本土では、維新を分裂させ、民主に取り込み強力な野党に太らせてから、自民反アベ派を切り崩し、そして「国民連合政府構想」に集約していきたいわけです。 

これがうまくいけば、「国民連合政府」のような共産党臭い言い方は消えて、「オリーブの木」というさわやかなネーミングに、あまりさわやかではない連中が乗って、「戦争法案白紙化のためのオールニッポン」となります。 

Photo_10(写真 新聞赤旗8月20日より。キャプションも同じ。「達増拓也岩手県知事候補の必勝を誓い手を握る生活・小沢代表、維新・松野代表、(1人おいて)民主・岡田代表、志位委員長、社民・吉田党首」)

共産党がこの「翁長モデル」の本土における実験場に使ったのが、8月の岩手知事選でした。

志位氏と盟友の小沢氏の根回しによって、民主、共産、維新、生活、社民の協力が実現し、自民党は候補擁立すらできずに惨敗しました。

これで、本土地方選挙でも、「翁長モデル」が威力を発揮することが証明されたことになります。

そして第3弾が、この「オール大阪」選挙でした。 構図はまったく一緒ですが、さらに進化して、とうとう自民党府連を切り崩しています。

つまり、岩手で出来上がったオール野党連合に、自民党の一部(今回は府連)までもがくっついて「オール大阪」を名乗るというパターンです。

共産党が出した餌は、1選挙区2万票といわれる鉄板票と野党随一の共産党と労組、青年組織という選挙マシーンでした。

これは、野党にとってマタタビ的な作用を見せました。 ひょっとしてこれなら勝てるかも、と思わなかった野党指導者はいなかったはずです。

この共産党の手足を使って大阪で勝てれば、参院選勝利も見えてきます。

そうすれば、岡田氏を首班にして、共産党まで含んだ「国民連合政権」もあながち夢ではない、そう思ったはずてす。

しかもおあつらえ向きにも、「戦争法案反対」の余熱があります。 

ここで一挙に、橋下氏が安倍氏と親密なことを取り上げて、反安倍の風で、橋下もろとも吹き飛ばせば、政局は一気に反アベで加速します。 

Photo_7(オール大阪」の一角、自治労大阪のチラシ。もうすでにこの住民投票の時点で「オール大阪」は出来上がっていた)

この風を受けた自民府連の戦いぶりは、阪神ですらこうはないというほど悲惨な自滅街道一直線でした。

府連は5月に、住民投票にかろうじて勝っているのですから、このまま代替案を大阪会議にビシっと出して政策立案能力の高さを見せつけるべきでした。

しかし、半年で自分が提案した大阪会議を招集できたのがたった3回。これでは選挙の前から負けています。 

どうやら自民府連は、あまりにも長く野党に居すぎたようです。

「橋下くたばれ」とだけしか言ってこなかった酬いが、彼らの政策立案能力を蒸発させてしまったようです。 

自民から政策立案能力と、国家観を取ったら、ただの利権屋集団にすぎません。

かつての橋下氏登場以前の、革新勢力とよしなに野合していたぬくい寝床がむしょうに恋しくなったようです。

そして伸ばした手をむんずと掴まんで、引き寄せたのが共産党だったというお粗末でした。 

やれやれ。府連は橋下氏の対立候補も満足に立てられず、知名度ゼロの新人候補を出し、選挙マシーンでフル回転したのは共産党の労組とシールズばかり。

Photo

http://blog.goo.ne.jp/koube-69/e/053b6db1ae5a3905d0e0445700ea4cd9

上の写真はシールズ関西のものです。柳本候補最後のお願いのシーンですが、取り囲んで親衛隊をやっているのはシールズの坊ちゃん、嬢ちゃんたちです。

こんな府連のグロテスクな利敵行為を働かれれば、自民党中央や官邸が支援などしてくれるはずもありません。

かくして、共産党とシールズが献身的に、反橋下と自民党候補を応援すればするほど、府民は白けきり、自民党票から3割、無党派票から実に6割が、自民府連から去ったというわけです。

これで自民府連が勝てたら奇跡というものです。

かくして、志位-小沢連合が進める、「国民連合政府」は、いったんは挫折したように見えますが、まぁ、また別の形で蘇ることでしょう。

このように考えてくると、橋下氏がコメントにあったようにポピュリズムの飴だと言うならば、共産党と自民府連もまた、利害で癒着した野合ポピュリズムだったのではないでしょうか。

そして府民は、この類まれな勝負師を、政界から追放しないことを選んだんだのです。

今回のような、中央政界の政局的色気で、地方選挙を動かそうとする姿勢はもういいかげん止めたらどうなのでしょうか。

地方には地方独自の問題があり、地方が選択すべきです。

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コメント

なんといいますか、組み合わせは異なりますがこの前の山形市長選挙で凄い既視感です。
維新分裂の引き金にされちゃった時の。

民主・社民の既得権連中が維新と共産まで抱き込んで「オール山形!」の幟を並べて…反アベ!安保反対!
後ろには県知事に引退する市長に商工会やら土建屋やらetc,etc…
で、地元出身だという防衛官僚を立ててワイワイと。だいたい革新系のコイツらがなんで「50年の継続」を歌うんだか?という胡散臭さ満点の集団でした。
そして自滅。市長選挙なんて争点は経済活性化や福祉関係に決まってますから。

半世紀ぶりに「変革」を掲げた自民の若いのが当選しました。なんだこりゃという選挙でした。

投稿: 山形 | 2015年11月26日 (木) 08時17分

お帰りなさい。手術成功で何よりです。

なるほど、自民大阪府連の下では、橋下氏の登場は必然だったのですね。

沖縄と大阪に共通するポピュリズムのキーワードは、「(地方の)民意」だと思います。
「フレーミング」という手法、「オール○○」を作り出すために最も支持を得やすいシングルイシューを選んで連呼する、というやり方ですね。
この作戦は、沖縄では見事に嵌まりましたが、大阪では橋下氏が一枚上手だった訳です。

この手法を近未来の沖縄の選挙に応用して、「中国怖い」を大声で叫べば勝てます。面と向かって反対するのは2紙と本土からの運動員くらいですから。
実現には大きな問題があるでしょうが、雲行きが悪くなった場合のための切り札でしょう。

投稿: プー | 2015年11月26日 (木) 11時16分

管理主様、手術成功おめでとうございます\(^o^)/

ただ、くれぐれもお体気を付けて下さいm(__)m

さて大阪W選挙ですが、管理主様の慧眼に脱帽しました(-_-;)

大阪の選挙の分析は、概ね管理主様のおっしゃった通り。市長候補の柳本氏は、都構想の討論番組に何度も出て橋下市長と舌戦を戦わせてました。あの橋下市長相手に一歩も引かず、自分は非常に好感を持ってました。ところが、市長選挙が始まり、共産党支持者の前で演説してる柳本氏は…、もう投げてた感じでしたね(><)

そりゃそうでしょう。「さよなら維新」のプラカードを出した後に「アベ政治を許さない」のプラカードを出すんだから(-ω-)

因みに府知事候補のオバちゃんは共産党の応援にノリノリでしたけど(≧▼≦)

来年の参院選、もしくはW選挙は、《安倍・自民党vs共産党を中心にした野党連合》という恐るべき選挙になりそうですね(--;)

まともや野党を作らなければなりません!!

投稿: 播磨真悟 | 2015年11月26日 (木) 14時49分

>中央政界の政局的色気で、地方選挙を動かそうとする姿勢はもういいかげん止めたらどうなのでしょうか

全く同感です。人口が増えている県もあれば、過疎化が止まらない県もあります。沖縄のように大卒者の就職先が見つからない県もあれば、人手不足の企業対策に悩む県もあります。地方地方で抱える問題は異なり、取り組むべき課題は決して一律ではありません。

決して中央集権政党の共産党が言うような、「県は一つ」「全国は一つ」ではありません。
「安倍暴走政治にストップを」は地方とは関係のないものです。

追伸:目の手術は術後経過が大切です。どうぞご自愛ください。

投稿: takeshi | 2015年11月26日 (木) 16時39分

他府県の方々からの見解としては、まさに管理人さんのおっしゃるとおりだと思います。
少なくとも、そう見えても仕方ないかな、と。

あまり本筋と関係ないかもしれませんが、今回のブログ記事から非常に気になった点をひとつ。

大阪都構想は、大阪市民にとっても橋下市長にとっても、決して思いつきレベルの問題なんかではないのですが。
すでにおわかりかと思いますがあえていいます。
住民投票の結果は法的拘束力を持つもので、可決されたら必ず特別区移行が実行されなければならないという代物です。
もしあのとき可決されていたら、今回の選挙で当選した市長と知事がその業務を遂行するわけです。
橋下市長にとって本当にどうでもよくて優先度が低い案件であるならば、市長任期切れ半年前なんかにはやらずに、次期市長選の公約にとっておいたと思いますよ(本人が続けて出馬するかは別として)。
今回、非維新が結集したのは、ひとえに大阪都構想の復活を阻止したかったために他なりません。
現に、当選した維新側は知事、市長ともに都構想の再チャレンジについて早速言及しているではありませんか。
例え民意であったとしても、現状の大阪府、大阪市(特に大阪府)の財政状況を考えると、もはや移行できる状態ではないと思います。
自民、民主、共産が反対する大きな理由のひとつがこの財政的問題です。
移行期において大阪市の資産を全て府に吸い上げたとしても、特別区移行完了に耐えうるだけの財力はとてもあるとは思えませんが。
議論再開には法定協議会の立ち上げが必要になりますが、態度未定の公明が賛成すれば府議会、市議会ともに過半数なのでクリアできます。
大阪の地方政治の場にとってはもはや橋下氏本人ではなく、焦点は大阪維新へと写っています。
考えたくはないのですが、松井、吉村両氏ともに財政や特別区そのものの仕組みについて、
「イマイチ、あるいは全くわかってない人」
だったとしたら、これはエライことになります。

都構想に関する考え方にズレがあると、今回の一件は全く見えかたが変わってきますので、念のため書かせていただきました。

投稿: 元大阪府民からの伝言 | 2015年11月26日 (木) 21時23分

HN元大阪府民からの伝言さん。すいません。どうも、書き方がまた足りなかったようです。
あの「都構想」自体は思いつきの類だと言う意味で、ああして具現化して住民投票までかけられる制度改革構想になれば、ただの「思いつき」なはずはありません。

私はむしろあの都構想には反対ですから、おっしゃる意味はよくわかります。
あくまで共産党にイニシャチブを握らせたような「オール大阪」で、橋下包囲網を作った政治手法が問題だと言いたいだけです。

また、おっしゃるように今回誕生した新首長が、橋下氏の都構想を実現できるとも思えませんし、なによりもう既に結論はでているのです。
もう一回やり直すなどと橋下氏は言っているようですが愚行そのものです。
金と労力、そしてなにより選挙に振り回されて、疲れ果てた府民のことも考えてからにしてほしいものです。

今回の橋下氏の勝利は、別に都構想の支持票ではなく、あくまで「橋下徹をこのまま政界から追放していいのか」ということに対する、府民の答えに過ぎなかったのですから。

投稿: 管理人 | 2015年11月27日 (金) 01時55分

府と市の対立構造を解決するって命題は府民市民の中である程度の優先順位を持ったものだと認識されていると思いますけどね。
自民党が大阪会議なんて言う、それこそ思いつきの機関を設けざるをえなかったも府民市民にそういう認識があることを感じていたからでしょうし、大阪会議のグダグダが今回の選挙結果に与えた影響もけっして小さくはないでしょ。

あと自民党の敗因について言えば府と市で共通の公約を出せなかったことも大きいですよ。
府と市で協調して来たことをセールスポイントにしている維新に対して、協調することのデメリットを示すことも出来ず、互いがどう協調するかを聞かれたらほとんどが検討中としか答えられない(若しくはそう見える)府知事、市長候補じゃどうしても見劣りしますからね。
これはどう見ても準備不足を指摘されても仕方ありません。

どっちにしても反維新がしっかりした対案を出さない限り都構想が通る可能性はそんなに低くないんじゃないかなぁ。

投稿: やじうま | 2015年12月 6日 (日) 14時34分

挨拶が後になりすみません。
初めての書き込みになります。

旬の過ぎた話題へのコメントですので特に回答を求めるものではありませんが書き込みについてはご容赦ねがいます。

投稿: やじうま | 2015年12月 6日 (日) 14時58分

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