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« トランプ現象が進めば、日本は日米安保を廃棄して、中規模軍事大国になっていくだろう | トップページ | 日本の安全保障の根本的欠陥とは »

2016年4月14日 (木)

日本人は「日米安保が永遠だ」と錯覚している

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昨日もらった「共産党に一票入れる」という人も、その前に来た自主防衛派の人も、無意識のうちに「日米安保は永遠にそこにある」と無意識に思っているはずです。 

自主防衛派は口では「自主防衛力があれば、米国なんかいらないさ」と一見元気ですが、ではその時期が3、4年先だったらどうします。 

撤収時期まで日本は選べませんよ。ひょっとしたら来年かもしれないし、10年先かもしれない。 

いずれにしても、日米安保条約は、片方の一方的通告で終了できますからね、選べないんです。

どうします、トランプがいきなり「どうもジャップはカネ出し渋っているようだから、来年、安保廃棄して、出ていくかんね。後はよろしく」と言ったら。

昨日書いた戦力投射のための①から⑦までの「自主防衛」軍備をもつためには、短く見積もっても、20年から30年はかかります。その間、日本はスッポンポンです。 

護憲派に至っては、日本が軽武装国家でおっとり構えていられる根拠が、実は日米安保にあったことに気がついたでしょうか。

いや、気がついても気がつかないふりするでしょうね。だって彼らの政治主張の一丁目一番地だもんね。

しかしお気の毒にも、この「安保反対」「防衛力強化反対」という左翼スローガンは、実は分裂しているのです。

だって、日本の防衛力を強化しないために、日米安保はあるのに、日米安保を取ってしまったら、日本は独自に中規模軍事大国の道しか選択できなくなるじゃないですか。

どうしてこんな簡単なことが、この人たちにわかんないのだろう。左翼が護憲9条していられるのは、実は日米安保があるからなんですよ。

日本は、前回見たように軍事大国になる条件の、①から⑦までの他国への侵攻用の武装を一切わが国は持っていないし、持つ意志はないと国際社会に明言してきたわけです。 

それは他ならぬ、日米安保によって、米国が「面」的に安全保障の基盤を作っていてくれたからです。

日本は「点」である日本列島の基地を米国に提供する代償として、いちおう「米軍に守ってもらっていることにしようね」という暗黙の了解がありました。

福島瑞穂さんがよく「在日米軍は日本を守るためにいるわけじゃない」なんていかにも秘密の暴露のように言っていますが、そんなことはわかりきった話。なにを今さら。

福島オバさん(もう、おばぁさんかな)の言うとおり、横須賀を「母港」とする第7艦隊は日本防衛のためにいるわけではないし、三沢は朝鮮半島や沿海州有事のための空軍基地です。

普天間やシュワブは、台湾と朝鮮半島有事に備えた出張所です。 

沖縄が出張場(硬い表現で「前方展開基地」と呼びますが)ならば、本店は神奈川県の横須賀にあります。

横須賀については、実家が近くにあったこともあって、何本か記事にしています。
※関連記事
http://arinkurin.cocolog-nifty.com/blog/2015/08/post-a93c.html
http://arinkurin.cocolog-nifty.com/blog/2014/12/post-9963.html

Photo_5http://sumi76.exblog.jp/21027782/

写真で入港して修理をしているのが、CVN-73ジョージ・ワシントンです。CVは空母のことで、Nはニュークリア(原子力)を現しています。

これを入渠させて整備できる海軍基地は、米本土にノーフォークとニューポートの2カ所と、海外ではここ横須賀と佐世保にしかありません。

こんな大きなドックは、日本にしかないからです。これには巨大な工廠が付属していますが、働いているのはほぼ全員が日本人技術者です。米軍は原子炉だけのメンテです。

ちなみに腕は日本のほうがいいそうで、米国の他の艦隊の船は、整備時期になるとわざわざ第7艦隊に配置換えするという話もあるそうです。

それはさておき、米国はこの横須賀本店がある日本の基地を戦力投射根拠地(パワー・プロジェクション・プラットフォーム)として、インド洋、南シナ海、東アジア全域というアジア全域と太平洋の半分を守備範囲としています。 

これは米海軍最大の範囲で、地球のほぼ半分をカバーしていることになります。 

この主力が米海軍第7艦隊です。下図で7F(フリート・艦隊)と書かれたのがそれです。 

PhotoWikipedia

この図に、いわゆる「不安定の弧」(arc of opportunity)がスッポリ入っているのがわかりますか。
 

Photo_2

 では例によって、この「不安定の弧」を概念規定しておきましょう。

アメリカ国防総省2001年に発表した四年ごとの国防計画見直し(QDR2001) では、不安定の弧について次のような見解が示された。

  1. 大規模な軍事衝突が起こりやすい 
  2. 力を伸ばす大国と衰退する大国が混在する 
  3. 豊富な資源をもつ軍事的な競争相手が出現する可能性がある 
  4. アメリカの基地や中継施設の密度が他の地域とくらべ低い地帯」
    Wikipedia

 上図に世界の紛争図を乗せたものが、下図です。

Photo_42007年 小学館 SAPIO(サピオ)より引用 クリックすると大きくなります。今見ると9年前はのどかだった。

まさに紛争地オンパレードで、米国が横須賀から撤収すればこの地域全体の安全保障の基盤が破壊されてしまいます。

しかし実はこの図ができた2007年は、まだ平和なものでした。

の後オバマの「世界の警官卒業宣言」で、一気にウクライナ、南シナ海、シリア、ISテロが火を吹いて、いまや世界は修羅の巷になってしまったのはご承知の通りです。

この米国が提供している安全保障基盤のことを、別の言い方で「安全保障インフラ」という場合があります。 

そう、日米安保は、道路や通信、港湾なんかと一緒の一種のインフラストラクチャー、「下支えする構造」なのです。

ですから日米安保とは、国際的広がりを持つ安全保障の「公共財」なのです。

この安全保障インフラがあるから、去年からの安保法制の審議も、日本人は賛成反対を問わず大部分が、「安保はこのまま未来永劫続く」という大前提で議論していました。 

普天間の移設の時もそうです。賛成反対も共に「このまま在沖米軍はいる」というのが前提で議論しています。

沖縄左翼の人たちは、口では「全基地撤去」なんて言っていても、実は「よもやそんなことはできまい。できないからどんどん言ってやって、政府を困らせてやる」と思っていました。

この人たちは、沖縄から基地かなくなることはない、と心から信じています。

そうでしょうか。私は懐疑的です。違うと思います。

彼らの本心ははしなくも今回共和、民主両党の候補が揃って内向きなことでわかりました。 

いきなりということはないでしょうが、このまま日本が彼らの重荷を代わって引き受けない限り、そう遠くない時期に米軍は、日本から足抜きを開始します。

ちょっとペシミスティックかな、とも思いますが、その可能性がいよいよ高くなってきました。

すからこの文脈で言えば、集団的自衛権も辺野古移転も、米国にそうはさせないための日本側の努力を見せるためともいえるわけです。 

沖縄だけ見ていると、米軍は世界の嫌われ者のように見えますが、そんなことはありません。

アジア・オセアニア諸国は、米国の密かにアジアから逃げようとする空気を敏感に察知して引き止めにやっきです。

かつての宿敵ベトナムは「カムラン湾なんかいかが」と言い、華僑都市国家のシンガポールまでが「いい軍港ありまっせ」と言いだしたほどです。

フィリピンは、かつてクラークとスービックに大基地があったのを、反米運動の高まりで追い出してしまったために、今、大ピンチになっています。

もちろん米軍カムバックですが、今は米国のほうが渋っているようです。

このようにアジア地域で米軍を追い出す運動が盛んなのは、唯一沖縄県だけです。ちなみにオスプレイ反対運動も世界唯一でした。

ふゆみさんはオージーを例に出していましたが、この国は、今まで海に囲まれて孤立した大陸だということで超然としていた部分があります。

もちろんベトナム戦争や中東の戦争にも小部隊を出して、「米国の戦争」にはぬかりなくつきあっているのですが、しょせん自分の問題ではないという部分がありました。

なんせ、具体的にオージーを小規模ですが攻めたのは日本だけですからね。

ま、だから戦後長い期間、わが国はオージーの仮想敵国でした。

この海に囲まれているという安心感は格別です。うちの国もそうですから、わかるでしょう。

Photo_6Google Earth 

ですからオージーはインドネシアとの陸上でのこぜりあいていどを心配すればよかったのです。

ところが、この間顔色が変わりました。中国の海洋膨張が、オージーの前庭の南シナ海で展開されるようになったからです。 

これがこのまま推移すれば、オージーの海のルートはほぼすべて中国海軍の支配下に入ります。

中国海軍は、「航海の自由」という近代の概念そのものが欠落した国ですから、さぁ大変。

そうなった場合、オージーは文字通り空路しかない「孤立した大陸」になってしまいます。 

オージーはご承知のように大量の鉱物資源を中国に買ってもらっていましたから、秋波を送っていたのですが、保守党に代わって変化しました。 

「海洋の自由」を守らないと、大変なことになるとやっと気がついたのです。日本から潜水艦を買うというのも、この流れです。

また、「そんなに沖縄が海兵隊がキライなら、うちの国にどうぞ」とまで言い出しています。

米国にとって日本が追い出したものをオージーが引き受けるとなると、そうとうに日本への感情が悪化することは間違いありません。

このように世界が不安定化するちょうどその時期を狙いすましたようにトランプが「米国さ、ビンボーになったから、世界の警官なんかさっさとやめんべぇ」(←茨城弁)と言い出したのですから、世界がどよめいたのです。 

長くなりましたので、今日はここまでとします。

 

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コメント

ちょうど今さっきもテレビでやってましたが、
安保ハンターイ!の方も自主防衛!の方もねえ…
「開かない踏切問題」とよく似てるんです。

事故が起これば鉄道会社のせいだぁー!
それでいて開かない踏切をなんとかしろ!
高架化すると、こんどはかつての杉並3駅問題(太郎応援団の方々)とか最近だとか小田急が騒音で訴えられたり。それでいて自分の所には急行は止まれとかねえ。。虫がいいにもほどがあります。

鉄道マニアの中でも「撮り鉄お断り」を昨日出した真岡鉄道とも時期が被ったので、ちょうど良かったかと…。


要は、テメエらの都合だけでギャーギャー騒いだって視界が狭い連中だと思われるだけで、公共の利益(こちらのテーマではさらに広いズバリ国防)には百害あって一利無し!ということですよ。


ご無沙汰致しております。
自主謹慎を自主的に解きまして(笑)復活させて頂きました。

私はトランプ氏が大統領になったと仮定した場合でも、安保体制自体には大した憂慮をしておりません。
もちろん日本および日米安保について「無知」だとは思いますが、就任当時のオバマさんより幾分マシでしょう。
無知ではあるが「無能ではない」という印象を持っています。
また、彼の身上は政治家の特有の固疾がなく、「すばやい修正」にあるようで、一連の発言の真意の所在は安保廃棄にあるのではなく条件闘争にある事が明らかになってきました。
それも、「実は日米安保がwin-winの関係にあったのだ」と理解し得たとしても、思いやり予算の増額は避けられそうもありません。
それは日本人としては無理無体な事で、決して小さい事ではありませんが、せいぜい一千億円程度の事です。
これを安倍政権なら、「時限的」にとして(恒久的でしょうが)受け入れるでしょう。
それでも安倍さんとケミストリーが合うのはヒラリーでなく、トランプ氏の方でしょう。
このような理不尽な振る舞いが最も多かったのは私の記憶する限りでは、クリントン政権時の経済的分野においてです。
私の主観的な感想にすぎませんが、民主・共和両党ともこのような理不尽を突きつけてくるのが常でしたが、共和党の場合はバーターか、事後で必ずオマケがついて来ました。
しかし、民主党はどうも様子が違い表面は巧みに隠されていますが、戦勝国気風を拭い去れていないと言いますか、ハナから対等意識がなお希薄な印象が強いです。
ヒラリーさんも例外ではありません。
また、ツイッターか何かで習氏を「恥知らず」と面罵しましたが、数日後の環球時報では「選挙作戦」と出ていました。そのとおりと思います。
G2は、ほぼ幻想に終わりましたが、G2主導者としてのヒラリーさんから、その後の総括的評価を未だに聞いた事はありません。
加えて、国務長官をやめた当時、産経新聞などではオバマの親中路線に嫌気がさしたのが原因であるかのような見立てになっていましたが、事実は逆でヒラリーさんがやめてから中国に苦言を呈するようになったのが事実ではないでしょうか。
いずれにせよ、ウンコ味のカレーかカレー味のウンコかといった(下品ですいません)おもむきが否めませんが、どんなもんでしょう。

今までのブログ主様の記事を混ぜっ返すようで申し訳ないのですが、米の軍事費削減は規定路線ですが、私はこの路線を維持して行けないのではないか、と疑っています。
そもそもそうした路線そのものが間違いではないか、と考えています。
財政の問題は確かに重要ですが、強いドルを支えているのは強大な軍事力とセットです。
米財政の問題は単に借金の多寡にあるのではなく、米国の通貨発行システムに重大な問題があるのは明かです。
いまだに米軍事力は抜きん出たスーパーパワーなのですが、すでに国際的には実体以上に低く評価され、ドルの価値は今後変動を来たす懸念が大です。
ドルが相対的に下落すれば消費大好きな米国民の性向も満たせません。
トランプ氏は国内インフラを徹底的に整備すると公約していますが、モノづくりに舵を切っても米国民の意識までが俄かに追いつくものでもありません。
三浦瑠麗氏のトランプ評「意気揚々たる撤退」は卓抜な描写力ですが、撤退こそが一番難しい。いい塩梅に撤退するなんて事はまず不可能だし、中国経済の下落変数を念頭に置いていないため、「撤退からの撤退」を余儀なくされる場面も出てくるでしょう。
そもそもイスラエルに回帰政策を唱えるという事は、再び中東にコミットする事であり、軍事費削減路線とは両立しないでしょう。

それでもトランプ氏の一連の発言は日本人に安全保障上の意識を深く考えさせる契機になった、と言いたいところですが、両端を刺激しただけの事のようです。
ブログ主様の言うように、安保条約は永遠に続くと考えるほど愚かな事はないので、それであればどうしたらよいか?を考えると妙案が浮かびませんし、かなり憂鬱な気分にもなります。
「真の日本人」という方のコメントをみましたが、確かに偏狭で集団的自衛権の意義も理解していないらしい事に辟易としました。
しかし、彼のいう事も一片の真実があると思われます。
民主国家は本来、国民皆兵であるべき(井上達夫)で、便宜上軍人が専らその重要な国民の義務を負い、それゆえ軍人は尊敬の対象にもなるし、もっとも重要な自国の主権を自国民自身が守るのは当然だし、基本です。
安保条約だの集団的自衛権の話しは、その後のことです。
ブログ主様は「尖閣諸島を米軍が守るはずはない」と言い切りましたが、そうでもないでしょう。
逆に米国は、日本人が「自らの犠牲を伴っても尖閣を守る」という行動に出るか懐疑的のようです。
確かに米軍はもっとも米国内世論に気を使う存在ですから、日米同盟があるからと言って「原則的」には出兵するつもりはないでしょう。
しかし、国内世論を満足させつつ出兵可能な状況を作り出す(あるいは待つ)作戦にはなっているはずです。
つまり、自衛隊が死者を含め、多大な損失を蒙って尖閣を中共に占領されてしまった後に奪還作戦を速やかに行なう、という事です。
ここには「国益の最大化」という意図も含んでの事であるのは言うまでもありません。


おお山路さん。お待ちしておりました。うるうるします。うれしいです。すごくうれしいです。なんか私が追い出したような形になって、悔恨の日々を送っていました。
あなたがいないとコメント欄が盛り上がらない。多摩っこさんなんか、これ山路さんならなんてかくのかなぁ、みたいなことすら言っていましたもんね。

とまれ、コメント欄随一の論客の復帰、うれしい限りです。

横須賀軍港の整備能力は世界一らしいですね。
管理人さんオーストラリア解説ありがとうございました。
開かない踏切とかオセロのコーナーゲットとか、ここのコメント欄ならではの比喩にウケながら、今朝は地球儀を今一度眺めながら米軍撤退の可能性を考えています。大西洋よりずっと太平洋は東西に広いですね。ハワイ辺りを真ん前にして地球儀を見ると、大陸がほとんど見えない位です。北半球には島が少なく、グアムハワイ間がこんなに距離あるんだとも再確認。同時に横須賀に第七艦隊が居られるコスト面でのメリットも見えてきます。
米国視点で考えると、アジア内で日本と組むのはそりゃあ良いけれどもグアムまで守れさえすればOKで朝鮮半島と日本は国力が落ちてきたら捨ても有りだろうな、と思いました。クリントンやサンダースの方が取り付く島もなく引きそう。

共産社民は工作活動でやってるならまだしも素で永遠闘争の平和教なんですかね。洗脳されてないよ共感してるだけだよと言う人達は、1度フラットな目で太平洋を見てみると良いです。日米安保だって戦後の数十年間に両国の得になるように今たまたま続けてるだけですね。

米軍撤収したらどうします?じゃないんだよね。
その時は、そのように対応するだけ。
不確定な未来に不安を感じるのは、在日米軍に依存しているからだ。
本来の独立国として自主防衛に備え、アメリカと対等な関係で軍事同盟を結ぶことは、これまでの日米安保とは違う。
自主防衛だから、バカの一つ覚えのように軍事大国を目指すなど反対だ。
それで軽武装信者というレッテルを貼られるのは心外。
軍事大国を目指すと隣国との軍拡のチキンレースになるのは目に見えている。
他国を攻め侵略する戦力を保持するならば敵国の何倍もの戦力が必要だろうが日本は、他国を侵略するような大規模な軍事力は不要と言っているのだ。
とにかく、日本を侵略しようと考える国が痛手をくらい、攻める気にならない程度の戦力を充実させるだけでよい。
具体的にどの程度の戦力を持つべきか議論の余地があると思う。
もちろん、この手の自主防衛は、国民の理解あってこそだがな。
国民無視、国が守るべきルール憲法も無視、大義の為などという方便があっても自民党の暴走は認めない。
◯◯党よりマシという事で自民党が大勝する事態を憂慮する。


山路さん
お帰りなさい。
私も山路さんのコメントを楽しみにしてました。


名無しさん
「バカの一つ覚えのように軍事大国を目指すなど反対だ。」

→そこを目指しているのは、ごく一部の右翼だけではないでしょうか。
普通の保守派はそんなものは望んでません。

「本来の独立国として自主防衛」
→それが出来れば必要十分です。
でも出来ないのが問題なんですよね。

名無しさん。HNを入れるのがルールです。名無しだけで複数いますので、識別できません。

結局何をいいたいのか、さっぱりわかりません。
去年の安保法制の審議がどうのということはテーマにしていません。

審議過程であまりにお粗末な「地球の裏側までついていくのか」とか、「徴兵が来る」とか、果ては憲法学者のご託宣によって、安全保障論議は深まらないままでした。
その意味では、「国民無視」といえなくはありませんが、その責任の過半はそのように誘導した民主党、共産党にあります。

あなたは、「国が守るべきルール憲法も無視」という言い方からみると、憲法に対していささかの懐疑も持っておられないようです。

しかし、今回護憲論者は見事にスルーしていましたが、日米安保そのものが集団的自衛権を前提にしていると条約前文にもそう書いてありますよ。
すると、立派に安保条約は「違憲」です。
いや自衛隊の存在自体が9条2項に違反しているのはよく知られている通りで、なぜか護憲論者はそこを触れないままに、現状の上に乗って議論しています。
不思議なことです。

だから、憲法上の解釈では、あなたがいう「本来の独立国として自主防衛に備え、アメリカと対等な関係で軍事同盟を結ぶ」ことなど出来っこありません。
「対等」が何を意味するのか私にはまったくわかりませんし、そのようになることなど物理的にも、財政的にも不可能です。
なぜなら、常識的に「米国と対等の同盟関係」とは、双務的であるということを意味しており、完全に日本と米国がG2関係になることを意味するからです。

これは紛れもなく軍事大国化路線ですが、あなたは「バカの一つ覚えのように軍事大国を目指すなど反対だ」という以上違うらしい。
では憲法かギリギリ許す範囲ということで軽武装のままでいるのかとおもえば、こんどは「軽武装信者というレッテルを貼られるのは心外」だそうで、もうわけわからんち。

護憲論者だが、日米安保も自衛隊も容認し、さらには日米安保を対等の双務的にしたい・・・、何、言いたいの、きみ。錯乱しているよ。

好意的にみれば、どうやら「日本を侵略しようと考える国が痛手をくらい、攻める気にならない程度の戦力を充実させるだけでよい」というこのようだが、このていどのレベルはもう達成しているんだけど。
ただ急速に南西方向で、中国との軍事バランスが崩れつつあるのが問題なのだ。

というわけで、結局きみは現状維持派だってことなのか。な~んだ。
それにしてもひっ散らかった論理展開で、そういう人に限って表現だけはキツイんだよな。

管理人さん

この「名無し」さんは誤解と勘違いの塊のような人ですが、「必要最低限の戦力は保持すべき」という点においては我々と同じではないでしょうか。
ただ、「必要最低限」がどのレベルなのかという認識が違うだけで。

「軍事大国」の定義についても同様で、名無しさんのいう「軍事大国」とは戦前の日本のような状態を指しているのではないでしょうか。
恐らく、誤解と勘違いによって「軍国主義者のアベは軍隊を率いて地球の裏側まで侵略戦争しようとしている」と妄想しているのではないでしょうか。

このような、誤解と勘違いによって「反アベ」を叫んでいる人が意外と多いのではないかという気がします。

こういった人たちの誤解を解き、勘違いを正し、妄想から解き放ってあげることが出来れば、日本の安全保障論議も良い方向に向かうのではないかと考えます。

私は安保が続くと思ってたから耳が痛いです。
安保が無くなることを前提に備えないとならんとは…。

先日の海自の護衛艦がフィリピンのスービックとベトナムのカムランに寄港したこと、中国に対する牽制だと報道されてました。
歓迎される自衛隊、日本の防衛からアジア圏の防衛に一歩踏み出したと感じました。

これからは自衛隊も袖から舞台に立ち、その分米軍は縮小していくのでしょうかね。
オーストラリアは中国とも合同演習してますし、海兵隊の誘致先は華僑企業の租借地だとか、腹が読めません。

山路さん、お帰りなさい。
管理人さんをはじめ皆が待ってましたよ。
またよろしくお願いします。

対等な軍事同盟も不可能とまで言いますか。
錯乱していると。
アメリカに対して随分卑屈だ。
国民の理解を得て改憲したのち、正式な軍隊を持つ事を前提にしているのだがな。
実現していない事で机上の空論を語っている事は、みんな同じ。
しかし、凝り固まった固定概念を覆すつもりはないし、なーんだで切り捨て、理解しない、理解できないなら仕方ない。
それ以上言う事もないな。


私は名無しさんと同じく直ちに有権者が改憲と自衛の見直しに取り組むべきだと考えています。そしてここを読んだり参考にし、無知ながら書き込み続けている中で管理人さんの主旨と何の齟齬も感じないのですが、名無しさんの拘っているのは国内の手続きと米国への態度の2点で、そこは譲れない線だと言う事でしょうか。
宮古の住民を丸裸で危険にさらす日が1日1秒もないように、防備も法整備も切れ間なく移行することが最優先だと私は考えます。
うだうだハッタリ演説しながら安保法案を通したのは下策とはいえバカ左にかまけている暇はなく彼等を弾圧するのは民主的ではなし。
そして米国は主要国の中では実は最も高飛車でなく話の分かる相手ですよ。他が分からなさ過ぎなんですが、何処も分からないところを擦り合わせて国交しているのです。日本人は筋目に対して短気な欠点を自覚して話し合うべきです。

名無しさん、HNを付けてください。

答えは記事にします。

オーストラリアが中国企業にダーウィンの港湾を99年貸与
http://www.sankei.com/world/news/160331/wor1603310042-n1.html
昨年9月の政局でターンブル首相に代わってからおかしな事になっています。

アメリカの凋落の一因には、中国の狡猾な親米国切り崩しにあるとも思います。
安倍外交のお陰で東南アジアは踏み止まり、
台湾のひまわり学生運動~政権交代には大いに溜飲を下げましたが、
世界全体としてはアメリカの失地が続いているようです。

不安定の弧・・・
かつて麻生元首相は「自由と繁栄の弧」を提唱したものですが。
それがうまく行っていないのが残念でなりません。

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