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2016年4月26日 (火)

鈴木宗男さんのことなど

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今日は気楽な雑談モードでいきます。 

山路さん。コメントありがとう。あいからわず長くて、第2紙面みたいですが、あなただけは特例です。 

記事とかみ合っているし、第一、内容がありますもんね。 

さて、あなたが指摘しているように、たしかに今回の北海道5区補選で、もっとも政治的利益を得たのは鈴木宗男さんだろうというのは衆目の一致するところですね。

私は、鈴木宗男さんと新党大地には、かなり前から関心がありました。

日本において保守2党体制が不可能なのは、今回の民進のていたらくでよくわかったはずです。

保守第2党を作ろうとすると、差別化を図るためにどうしても抵抗政党化してしまうようです。

すると限りなく、かつての55年体制下の社会党・共産党と同じモードになってしまいます。

つまらないですねぇ。

日本で可能な政治体制は、おそらく保守党とローカル保守政党との連合です。

そのモデルケースは、日本では大阪維新と新党大地のふたつしか存在しません。 

沖縄にも社会大衆党というローカル・パーティがありますが、あれはただの共産党別館です。

Photohttp://www.the-journal.jp/contents/newsspiral/2010...

新党大地は、2011年衆院選において、共産党の26万票を上回る28万票を集めて、北海道の選挙で新党大地を無視して選挙はできないという存在感を見せました。 

まぁふつーなら、ここで新党大地を売り出すところですが、なぜかその後の動静は妙に静かなものでした。

あの佐藤優氏と食らった政治裁判で、公民権停止処分を受けていたからでしょう。 

すると、突然、民主に娘の貴子さんを入れてしまいました。ホーと思いましたね。民主の軍門に、娘の人質を出したのかと思ったからです。

ところが、もちろん北海道の真田パパである宗男さんはそんな単純なタマではありませんでした。

宗男さんは北海道特産の男爵イモみたいな顔ですから、草刈さんとは顔はまるで違いますが、キャラ的には似た部分がそうとうにあるんです。

いわゆる「バルカン政治家」という奴です。いつもの癖で、押さえておきます。
バルカン政治家 - Wikipedia

「その時々の状況変化に応じ、敵味方を 目まぐるしく変えていく政治家、もしくは他国との関係を国際関係の変化に応じて 目まぐるしく敵対・同盟に変化させる外交政策を推し進めようと図る傾向の強い政治家の事」

こういうタイプの政治家は口が回って、抜け目がなく、頭の回転が速く、しかしどこか愛嬌があって憎めないキャラでなければなりません。

そして裏切りの常習犯でありながら、芯になる部分にはきわめつけにガンコでなければなりません。

真田パパが、裏切りの常習犯であっても、自分の小県の土地と民を守るということにおいては、ストイックなまでに忠実なようにです。

そうでなければ、裏切り者にまとわりつく暗いイメージから自由になれません。実は、沖縄には「宗男になりそこなった男」がひとりいます。

いうまでもありませんが、沖縄県知事の翁長さんです。

彼は、体質的には宗男さんに似たバルカン政治家的部分があります。

しかし、彼が決定的に宗男さんになれないのは、安全保障問題という保守の原理原則に属するテーマで、共産党と手を組んでしまったことです。

これは保守政治家としての自殺行為です。

その結果、翁長氏はすべての腹芸を共産党によって禁じられ、共産党を利用するつもりが、今やミイラ取りがミイラになってしまっています。

これではひからびたタヌキのミイラです。

まぁ、こういう宗男さんのようなバルカン・タヌキは、好き嫌いが分かれるキャラでしょうが、私は自分にない素質なので、けっこう好きなんです。

ですから、翁長知事の誕生には徹底して批判の論陣を張りましたが、どこかで彼がきわめつけの政治的曲芸をやって、うまく移転問題を解決するんじゃないか、という淡い期待もあったのです。

しかし、「いかなる新基地も許さない」なんて言うに至っては、もはや稲嶺名護市長といささかも変わりません。

まぁ、残されたワンチャンスは「和解」ですが、いかがなりますか。

それはさておき、一般的には、娘さんは宗男さんの後継者ですから、新党大地の看板娘に育てるのが当然ですが、なんと彼女は2014年に民主に入ってしまいます。

既に野田さんがボロボロになって、民主党政権が潰れた後の時期です。

まぁ、パパが動けない以上、小選挙区で勝てる道理がないので、緊急避難で民主の比例救命ボートに乗ったということでしょうか。

しかし、ただそれだけではない気がしてしまうのが、この当代一の食えないタヌキのムスメだからでしょうね。

そして、ことしの貴子さんのやらかしたのが離党事件です。

Maxresdefaulthttps://www.youtube.com/watch?v=7Y5bBG8TvVY

この貴子さんの離党と、5区の選挙協力は、明らかに来年のパパの公民権停止をにらんだ布石です。 

朝日新聞の報道(2016年1月30日)です。朝日の行間にイライラ感が見えます。

自民党民主党の鈴木貴子衆院議員(比例北海道)を自民に引き抜き、次の衆院選で候補として擁立することを検討している。鈴木氏の父で、地域政党新党大地」の鈴木宗男代表との連携を強める狙いがある。自民幹部と北海道連幹部らが今週にも協議する。
 宗男氏は
安倍晋三首相と昨年末に会談。自民関係者によると、宗男氏は「貴子を民主から離党させる用意はできている」と伝え、首相は「自民で育てたい」と応じたという。
 こうした動きを警戒する民主は30日の党大会で、貴子氏を大会運営の議長に指名。関係者は「自民に行かせないためだ」と語る。
 
新党大地は4月の衆院北海道5区補選で、自民公認候補の推薦を決めている。」

宗男さんは、「娘はじゃじゃ馬で、オレの言うことなんか聞かない」とのたまうていますが、そんなことをまともに信じる政界関係者はいないでしょう。 

やはり、宗男さんは民主から自民へと同盟関係を乗り換えたのです。

正確に言えば、自民とというより安倍さん個人と政治的ケミストリー(相性)が合ったのでしょう。

ちなみに、宗男さんは、岡田さんとはケミストリー最悪でしょうね。ああいう融通の効かないくせに、共産党に揺れるような原理・原則が緩い男は大嫌いなはずです。

一方安倍さんは、プーチンと強力なパイプを持っています。おそらくメルケルより、敵対関係が日露の間に存在しないだけ、強いはずです。

このG7唯一のプーチンの理解者である安倍氏と、なんらかの利害関係を共有できると、宗男さんは思ったのでしょうね。

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もっともありえるのは、プーチンが売りたがっているサハリンの天然ガスでしょう。ロシアは日本と直接にパイプラインを通したがっています。

日本にとっても、かつてのドイツのように過半をロシアに依存するのは危険であっても、20%ていどをロシアから直接にパイプラインで呼び込むことは、悪くない話です。

しかも、言い方は悪いですが、原油安で悶え苦しんでいるロシアの足元を買い叩けます。

これの詳細な計画は既に経済産業省は作っていますが、ロシア孤立化路線を取るオバマの反対で止まっています。 

なんかいっそう、真田のオヤジ殿のようですなぁ。

北海道の地と民を守るためには、裏切りすらためらわない食えないタヌキ。それが宗男氏のようです。 

面白い男です。

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コメント

90年代から毎年釧路のとある水産加工業者のカタログが送られて来て、時々お取り寄せしてたんですが、
分かりやすかったのが、宗男逮捕直後にロシア産タラバガニの値段が一気に倍になりました。

それまではちょうどロシア経済がドン底だったせいもあり「なあなあの仲」で洋上取引したブツが入って来てたのが止まったな!と。
グレーだったりブラックだったりしたにしても、その辺を纏めちゃう旧き良き時代の剛腕政治家だったんでしょうね。

今は日露双方のレーダー監視が厳しくて不可能。

好き嫌いはともかく面白い人ではあります。

プーチンも調子に乗ってサハリンの開発権を日本商社から取り上げたりしていなかったら、今頃パイプライン出来てたかも。

鈴木さんは地元(足寄町出身)ですから、十勝管内には根強い支持者がいますし、釧路・根室も選挙区の関係で支持者が多いです。
若いころは「大風呂敷」と言われていましたが、秘書時代から中々の「やり手」との評判でした。
北海道・沖縄開発庁長官となった時に一番心配だったのは「贈収賄」でした。結果的には有罪になりましたが、心配が的中しました。
でも管理人さんが仰る通り「憎めないキャラ」で彼方此方顔を出し存在感を示しています。
私の姉の旦那の同級生なので、結婚式に来ていたのを思い出しています。

娘もNHK職員から国会議員になりましたが、余りにも生意気な態度なので、もう少し「角(つの)」を隠した方が人気が出るのではないでしょうか?新人ですからまだまだ力不足だし、しばらくは大人しくしていた方が受けが良いと感じています。

政治の世界は、当選する為に「裏切り」も辞さない覚悟でないと生き延びられないのですね。

鈴木宗男氏は沖縄にも大いに関わりがありますね。SACO合意の頃は嫌いでしたねぇ、当時の私、大田支持者でしたし(遠い目)。宗雄氏には郷土愛を感じられるし愛嬌あるし今は嫌いじゃないです。残念ながら翁長知事には郷土愛を感じることができません。何もかも自分が成り上がるための政争の具にしてるようにしかみえません。伊波洋一氏などのほうがよっぽど郷土愛を感じます。宗男氏的といえは下地幹夫氏の方ではないかと思います。当選2回目の分際で当時最高権力者だった野中広務氏に逆らって一匹狼になり公明党から仏的認定され、国民新党では亀井静香氏を追い出し、知事選で落選したかと思えば即座にギリギリで衆院議員に返り咲き、いまやおおさか維新の政調会長です。なんかぶれてるようなそうでもないようなところがありますが、しぶとさとバイタリティでは宗男氏にもひけをとらないのではないかと。翁長知事よりもはるかに沖縄をなんとかしたいという郷土愛を感じますし。なんか憎まれない人です。こちらでは右にも左にもなんだかスルーされてるっぽいところがまたなんとも。

翁長知事、沖縄中で共産党の方々と手を握ったポスターみかけますが、なんだかもうね。5月27日告示のはずの県議選が早くも始まった感じですが、与野党問わず、もうこういうのやめられないのかな。

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