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2016年5月11日 (水)

名無しさんのコメントにお答えして 違憲だったら安保法制は撤回できるのか?

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本日は2本立てです。メーン記事は、同時にアップした「復活するドイツ帝国」の続きです。

                                           ----------------

名無しさんから、「今回の安保法は違憲だから従う必要がない」、とのコメントをもらいました。

初めコメント欄に書きましたが、記事に移しかえます。1日2本ですが、まぁいいか。

ほー、つまり、「国民によって政党な手続きを経て選ばれた議会が可決した法律でも違憲なら従う必要がない」、ということをですね。

そりゃまぁ、また政権交代して民進党と共産党が政権をとったら理論的には可能です。

ただ、この人の言うことは多少違うようで、<違憲の法律⇒自衛隊員が抗命⇒裁判で違憲として政府が敗北⇒白紙撤回>というプロセスだそうです。

ではそもそも「違憲」というこを、誰が決めるのですか。
憲法学者がそういったからですか?
はたまた、国会前の人たちが叫んだからでしょうか?

なんのことはない、おそらくそれはあなたが反対だからにすぎません。

こういうことを、個人の恣意・主観と呼びます。

国会で審議して通過すれば、法律です。あたりまえでしょう。

でなければ、日本は法治国家ではありません。

いったん成立した法律を違憲を理由に覆すには、それなりに大変なのです。

あなたが気楽に書くように、「間違いなく違憲判決をする」なんて、その確信はどこからくるんでしょうね。不思議です。

まず、内閣法制局が合憲判断をしました。

私はこのような官僚が違憲立法審査をするのはおかしいと思っていますが、現状では審議される法律が違憲かどうかを判断するセクションは法制局しかないので、しかたがありません。

法制局は合憲判断をしました。気の毒ですが、これで決まりです。

つまり、法制局がお墨付きを出し、国会が2院とも可決したら、民主的手続において法律として成立する要件を充たしていますから、お終いです。

あなたは「自衛隊員が抗命したら」といっていますが、その場合、自衛隊の警務隊に拘束されて、解雇されます。

それで終わりです。

このような隊員がないとは言いません。

共産党は隊内のパワハラや待遇改善の窓口をも作っていますから、隊内にシンパをもっている可能性は充分ありえるからです。

しかし、私の知る限りそのような「反戦自衛官」は全体で3名いたらめっけもんのウルトラ極少派ですから、一般隊員の支持は受けられないでしょう。

隊員がパワハラ自殺したというような事件ならともかく、このような政治的なことで、広い共感を得ることは無理だからです。

昔70年安保の頃ですが、某過激派に属していた小西某が、反戦自衛官として「決起」しました。

後に、小西某は党派活動家として運動し、やがてそこからも除名され、あまり幸せとは言い難い人生を迎えます。

Photo_3

また通常の世界の軍隊は、軍内部の規律違反に関しては独自の法体系(軍法)と、裁判組織(軍法会議)を持っています。

しかし、自衛隊は「半分軍隊」のために持たされていません。

ですから、さらに不服なら地裁に、解雇不服で提訴することも可能です。

ただし、先にも言いましたが、そのようなハネた隊員に対して、元同僚の見る目は険しいはずです。
Photo_5
というのは、この安保法制を審議する段になって、左翼勢力は急に自衛官の命を
心配し始めましたが、それを心底バッカじゃないか、と思っているのが当の自衛官だからです。

いままで散々差別の限りを尽くしてきたのに、いまダシにつかえるからと勝手なことを言うな、それが自衛官の最大公約数的意見です。

ご都合主義もいいかげんにしなさい。

しかしがっかりしないで下さい。地裁は大津仮処分判決のような裁判官のような人もいますからね。

つまり、その裁判官の「自由心証主義」によって決定されますから、芽がないわけではありません。

しかし、上級審で、このような現行法を否定する判決を期待するのはお止めなさい。

ではさらに、違憲立法審査権をとりあえず与えられているのは、最高裁判所でしょうか。
99%最高裁は訴えを却下します。

というのは、統治行為に関わる判断に関して介入しないというのが、最高裁の基本方針だからです。

私は、「違憲立法審査裁判所」のようなものを最高裁とは別に作るべきだと思いますが、それも改憲する必要があります。

ては、そこまで徹底して憲法を守りたいのなら、9条2項に従って自衛隊そのものも否定し、集団的自衛権の行使である日米安保も否定すべきです。

結果、自衛隊がない状態など国民の9割は冗談じゃないと思うでしょうから、「日米安保なき自衛隊」ということになります。

そうなった場合、日本は自立した独立国として自己保全するためには、核武装まで視野に入れた独自軍備の増強をするしか選択肢はないと思われます。

ここまで考えない憲法原理主義は、軍拡を招きかねない危険な発想なのだと、いいかげん気がつくべきです。

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コメント

日本にはいわゆる「憲法裁判所」ってのがありませんからね。それでいてガチガチに改憲しにくいように縛ってあります。
憲法裁判所があっても、お隣の国ではその時々の政治状況でなんじゃそりゃ!な判決がよく出るようですが…。


反戦自衛官の小西さんっていましたねえ。最近もどこかで出てましたが、80年代末までは精力的で有名人でした。学生時代にセミナーに誘われて行ってみた時にお目にかかったことがあります。
私はパンフレット見て「その肩書きなんなんだよ!」と笑いをこらえていましたが、まあ熱く語っていましたね。という印象。

政治主導の名の下に内閣法制局の国会答弁を排し、「憲法の解釈は内閣が責任もってやる!」と宣言したのは民主党の仙石由人さんでした。
「総理大臣職は4年間の独裁だ!」と言ったのは、菅直人です。

安倍政権はそんな事言いもしないし、やりもしませんでした。
安保法制懇をつくり時間をかけて審議させ、内閣法制局の見解を経過させて実現させた安保法案です。
立法府の多数も得ています。
これらの手抜きのない手続きと経過をみれば、「安保法は違憲」などになりようがない。
自民党は、後で違憲となるような法律は作らない。
逆にいえば、「後で違憲とならないように周到に準備と手続きを踏んでいる」という事。
まあ、小林節はじめ多数の違憲訴訟が準備されているとかですが、憲法判断を下す事すらなく「却下」でしょう。
「統治行為論」を持ち出すまでもない。

近頃名無しさんのように考える人は、同じように遵法行為を否定する中核派の若者の中でさえ絶無ですね。貴重な存在です。
「最高裁の裁判長は山本善彦がなる予定だ~!」とか主張すれば、もっと面白いのに残念!(笑)

憲法学者はもとより、元最高裁判事も安保法案を違憲と判断していることをご存じないのですかね?
当然、現役の判事が政治に関わるようなことを発言することはできません、現役じゃない判事が何を言っても無駄なんていうかもしれませんがね。
それとも、合憲だという元最高裁判事いますかね?
もしいたなら、自民党が国会答弁に呼んで反論できたはずですが・・・。
内閣法制局が合憲判断したんだからなんて言い訳は、内閣法制局が正常に機能していたから言えた話で、安倍政権は、安保法制の為に内閣法制局の人事を変えて圧力を加えて無力化し権威は失墜しました。
裁判になれば、統治行為論で判断を逃げるとは思えませんね、これだけ国会で議論して安保法制に穴があることが露呈しているのに安保法制を合憲とする理屈を構築できるとも思えません。
小林節はじめ多数の違憲訴訟に、私は加担していませんが個人的に応援しています。
今のところ、裁判所が受理するような違憲訴訟ネタ不足は否めないといったところでしょうか。


在日外国人に生活保護を支給するのは違憲ですが、地方自治体は在日朝鮮人に生活保護を行っています。それはそうでしょう。韓国政府から帰国を拒否され日本で食い詰めたルンペンもどきの連中に街中をウロチョロされたら住民が迷惑するからです。

つまり憲法の条文はともあれ、現場では現実的な解釈と運用を行なっていると言うことです。

日本国民は健康で文化的な生活を営む権利を有する、はどうでしょう。ホームレスがあふれる中でこれを放置することは憲法違反ではないのでしょうか。

ところが、これは憲法の理念とされていますから、実態と離れていても構わないようです。

一方、憲法9条はどうでしょう。これも理念ですから、現実の運用とかけ離れていれば、現実を優先して運用するのは当然でしょう。

日本国憲法を読んでこれを全部厳密に適用しようとすると現実からかけ離れた点が沢山出てくるのは、にわか作りの憲法であるからには仕方のないことです。そこで憲法改正によってより現実に即した憲法にしましょう、国民に資する憲法にしましょう、と言うのはごく自然な動きです。しかし、不思議なことに9条擁護派は気が狂ったように反対します。

違憲だとか合憲だとか言う前に、今の憲法がどれだけ現実から乖離しているかを分析し、現実に即したあるべき憲法の姿を議論することこそ正しいアプローチです。憲法は国民のためのものであり、特定の思想団体や特定の外国のためのものでもありません。法の精神を全く理解せず、憲法と言う言葉を弄ぶだけの人達が日本人の中に居ることこそ問題です。

名無しの人、2回にわたってHNなしです。入れて下さい。

あのね、君の論法って「誰々がこう言っています」という伝聞調なんですよね。
主語が自分で「私はこう思います。なぜなら第○条のここは、こういう理由て守るべきだからで、それは安保法制のこの部分と齟齬していて、それは○○の理由でゆるされません」と言わないんだよなぁ。

私は別に法制局判断なんかヘとも思っていませんよ。
だから私が「法制局がこう言ったンだい」なんて決めつけないこと。言っていないのだから。
だいたいこういう高度の政治的マターを、法制局ごときがウンヌンいう資格がないからです。

憲法では国民投票によって改憲を問えと書かれていますね。
最終的には国民が直接投票で下すべきでしょうね。

せいぜいが官僚組織でしかない法制局になど判断をゆだねるべきではありません。

しかし、改憲発議-国民投票まで状況が煮詰まっていない以上、常設の「違憲立法審査裁判所」を作れ、と書いています。
改憲投票と法制局判断の中間を埋める存在です。

節さんは、文字通り節を曲げた。元々改憲論者で、君らのキライな産経の「正論」たった人。
まぁ、あんなエキセントリックな人、どうでもいいけどね。

次回来る時は、自分の脳味噌で考えてくださいね。


山路さん。

ああ、そうでしたね!仙谷さん。それね。思い出しましたわ。
あのフロントの黒幕が政治の実権を握った数年前の悪夢。思い出すだけで「オエェ~」となります。

名無しさん

>憲法学者はもとより、元最高裁判事も安保法案を違憲と判断していることをご存じないのですかね?

知ってますよ、そんなの。
私のところでもね、琉球新報で写真入りデカデカ出ていましたし「世界」にも出てた。スクラップもしてます。
丹念に読んで主張も十分承知しています。

「裁判になれば、統治行為論で判断を逃げるとは思えませんね」ってわかったような事をいうけれど、「統治行為論」は裁判所が判断を避けるための方便としてしか、存在していないような口ぶりですね。
それに、統治行為論自体は大半の法学者が支持してる現状をどうします?
さらに統治行為論と憲法との関係で踏み込んだ砂川事件の判例を無視して、裁判長が判例違反のリスクを負う理由をちゃんと説明して下さいな。

「国会で議論して安保法制に穴があることが露呈しているの」、あなたが理解したその「穴」というのは何ですか?

HNをおつけになって、あなた自身のお考えを聞かせて下さいな。

安保法は憲法違反ですし、自衛隊は憲法違反ですよ。
120%憲法違反です。

だから、現実に合わせて憲法を変えようよ、と言って
いるのに、「イヤだ、絶対に変えない」、じゃ自衛隊
は解散でOKね?「いや、自衛隊は生存権を守るので、
違憲なんだけど同時に合憲なんすよ」と言う。そら、
憲法をアチコチつまみ喰いすれば、どんな解釈も可能
になりますわ。

憲法が解釈でドウにでも出来るのなら、100人寄れば
100人の解釈が発生する。日本人は権威に弱いから、
エライ先生が「この何条がー、ウンジャラカンジャラ」
と言えば、センセイは正しいなぁとなってしまう。

司法は砂川の時に判決逃亡しているので、クソ紙の役
にも立たない。

とすると、方法はひとつしか無い。一般日本ピーポォ
にも判りやすい日本語で、判りやすい直接的な表現に、
なるべく漢字を使わずに判りやすい平仮名を多くして、
主語述語目的語等を判りやすく配置した文章で、憲法
を新しく作り変える。アホとバカでも日本人同士ならば、
共通の憲法認識を持てるものを。

本来、サンフランシスコ講和後の数年で、日本人の手
で憲法を作る、のが皆のガチ認識だった。それが共産
野郎共が予想外に勢いづいた為に、グジャグジャになっ
てしまって、その後はアンタッチャブルになってしまう。
ホント、不幸なことですわ。

初めて失礼します。 日本のこの「違憲」問答にはとても驚いています。自衛隊は軍隊に間違いありません。そしたら日本憲法に照らしたら違憲である。ならば憲法を速やかに修正(改憲)しなければいけません。放置できませんから。それな加え安保法案も違憲だと?そうですね?だから速やかに元から修正(改憲)しないと ますます綻びができてきます。 「憲法」というのは一度造って終わりではありません。時代時代に変化 修正を重ね 日本を律するルールを積み重ねる。いまだに旧世代の解釈を無理やり適用運用したり 民法や他でごちょごちよ補足したりするよりも その都度改訂修正を叡智を持ってやればいいのだと思います。憲法修正など当たり前の事 そのための法案政策学習らがいるのですから。憲法は実用的でないといけません。なぜか日本では硬直した論議をもちだす人間が多いようにも思えます。

違憲なら直さなきゃいけない。それだけの事。

憲法と心中するつもりか?

左翼の思考はその先の現実的な解答にはならない。永遠ループするだけ。ひょっとしたら日本国憲法は旧約聖書に見えるのかと思う。いじったら禍があるとか。

帰国子女のはしくれさん、改正一回につき850億円も経費がかかる手続き自体を改正しないと数年に一度見直し等実用的にいじれない我が国の憲法です。
私は国民投票するなら改正手続きの部分も変えて欲しいのですが「そんな事をしたらどんどん憲法を変える奴らが現れる」と顔をしかめる人がかなりいます。ナンセンスな憲法への寄り添い様です。

数年前から毎日本ブログを読ませていただいて勉強させていただいています。管理人様には深く感謝しています。
ところで今回に限った事ではないのですが、最初の「名無しさんのコメント」がどこにあるのかを探すのに苦労しました。
今回の記事を読めば「名無しさんのコメント内容はおそらくこのようなモノだろう」という想像はつくのですが、「“正確に”名無しさんがどのようなコメントをしているのか」を簡単に確認をするために例えば「○月□日☆記事に対する名無しさんのコメントにお答えして」と記述していただければすごく助かります。
無理にとは言いませんが、お手間でなければ今後の事としてご検討いただけませんでしょうか。
何卒よろしくお願いいたします。

四国田舎人さん、スマホ版だと1番下にある
PC版表示にする、に切り替えると右側に最近のコメントというリストが出ています。
そこでは名無し入力したコメントはon〜の部分にハンドルネームが載らずに記事名だけ出ているので、私は直近のものはそこから記事にとんでいます。前々のものは無理ですがご参考まで(^^)

四国田舎人さん。了解しました。
私はデスクトップで記事を書いているので、スマホでどうなっているのか知らなかったのです。
今後、名無しや特定のコメントに答える場合、当該日時を添えることにします。
ご指摘ありがとうございます。

あかんそすてがさん。ゾルゲ事件ですね。尾崎がスパイで近衛の懐にくいこんで、大量の情報をソ連に流していたのは有名ですが、よくわからない部分があるのです。

それは、ほんとうに通説が言うようにソ連軍のシベリアから東部戦線への移動があったか、よくわからないのです。

スターリンはいくつも諜報ルートをもっていて、しかもそれを信ぜずに競わせていましたから、GPUのゾルゲ情報だけ信用していたとはかんがえにくいのです。

ゾルゲ事件についても、そのうち余裕があれば書きたいなぁ。

小林節氏は「国民怒りの声」の設立会見の中で、憲法改正について次のように述べています。

「憲法は改正はいいが改悪、つまり権力者が国民全体に課す課題であるなんていうのは本当に基礎知識がある人からするとびっくりポンだ。憲法改正は有り得るが『改悪に反対』は選択の余地はない。全部ご理解いただけた方だけで結構だ」

自衛隊については、

「私は自衛隊合憲説だ。つまり、海外に出ていけば国際法の戦争になるから、それをしない。専守防衛という縛りをかけた上で、創設時の名前は警察予備隊だ。もし当時のソ連軍が日本に攻め込んできたら、これは戦争でもなくて、大きな暴力団が暴れているのと同じだ。法的には刑事問題だ。それを警察が始末するのは問題ないが、警棒とピストルではどうしようもないわけで、大砲とか戦車とか軍隊のごとき腕力をもった第2警察が相手をするという方法論になっている」
 「六法全書の中に、自衛隊法とかは警察法令の中に入っている。だから職務執行が警察比例の原則だ。その意味では専守防衛に徹する第2警察としての自衛隊は合憲だ」
~産経ニュースより抜粋

・・・何と言えばいいか、理解に苦しみます。

山口さん、小林節氏のその第二警察のくだりは変に具体的すぎて怖いですね。
昨日奇しくも警察の方とお話する機会がありましたが、警察は通報が来て、被害者を確認して、事件にならないと動きようが実はないそうなんです。
外国の軍隊が国内で大勢殺した上に警察も殺して、やっと屍を越えて自衛隊が出動する訳ですね。この人の論が一番死人が多くなります。
自国民の命を守らない条項だということですかね。

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