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2016年7月 1日 (金)

「ゲスの極みの雑誌」となった週刊文春

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いつから文春という伝統ある雑誌は、こんなヨタ雑誌になってしまったのでしょうか。 

実はこの私も、甘利事件前までは、木曜の朝にセブンに一杯のコーヒーと週刊文春を買いに行くことを習慣にしていました。 

この習慣も、甘利事件でぷっつりと終わりになりました。イエロージャーナリズムに用はありません。朝のコーヒーがまずくなります。 

イエロージャーナリズムとは、個人や企業の弱点やスキャンダルをセンセーショナルに暴き立てて、印象報道だけで、標的となった人物を抹殺する低俗媒体のことです。 

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文春は、違法な手段で入手した情報も暴露することを厭いません。 

情報入手が、マスコミ倫理から外れるものでも、売れたら勝ちなら、なんでもありになります。 

甘利事件では取材過程で、一色(偽名)と称するヤクザまがいの男の仕込んだ詐欺行為に、加担すらしています。 
関連記事
http://arinkurin.cocolog-nifty.com/blog/2016/01/post-a002.html
http://arinkurin.cocolog-nifty.com/blog/2016/01/post-87a1.html 

情報ソースに一部不透明なところがあっても、取材方法に違法性があろうとなかろうとよいのです。

その「疑惑」が少額の政治資金の授受という規模であっても、あっせん収賄が成立しないと分かっていても、今の文春にとって結果こそすべて。

暴いたら勝ちなのです。

正義の衣をまとっていますが、告発する対象がほんとうに法に触れているかいないかなどは、実は問題の外です。

これで、増税反対派の重要な一角にして、次期首相候補とまで言われた甘利氏の政治生命を絶ちました。

私など、この増税攻防の真っ只中での甘利「疑惑」に、財務省の長い手が伸びたのか、と疑ったほどです。

実際に、今の北朝鮮の影すら噂されている文春社長-編集長ラインならありえるかもしれません。

あ、噂ですよ、噂。「匂わす」だけで責任を取らない文春の手法をちょっと使ってみました。

甘利事件で味をしめた文春は立て続けに「スクープ」をみだれ撃ちし、「文春無双」とネット界でももてはやされる始末です。

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ベッキーという30過ぎタレントが不倫したとのこと。ダーっです(笑)。 

だから、なんだっつうの。いい歳した女性が、恋しちゃいけないの?

ここでも文春は甘利事件で使った手法を、執拗に繰り返します。

まず、情報ソースが不透明です。おそらくミュージシャンの妻近辺なのでしょうが、そもそも電子情報を漏洩することはマスコミ倫理に抵触しないのでしょうか。

次に、情報のチョイ出しです。

まずは撒き餌を撒いて火を点け、翌週に第2弾で更に焦らし、他のメディアが追随して大火になれば第3弾を投下します。

全部、初めから仕組まれた計画どうりです。

この結果、ベッキーというタレントは、「世にも稀なる悪女」であるかのように指弾されて、タレント生命を失いました。

「ゲスの極み」は、文春のほうです。 

注意すべきは、ここでも甘利事件で確立した手法を踏襲していることです。

まず違法行為スレスレの情報入手、次いで情報のチョイ出しによる演出、最後に「正義」ないしは「道徳」の名による弾劾です。

かくて、文春編集長が、「おい、今度はあいつが気に食わねぇから,潰すぞ」と、部下に命じれば、確実にその対象は社会的に抹殺されます。

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続いてSMAPですが、もうこれも省略したいな。 

あれは飯島マネージャーとメリー女帝との確執問題であって、キムタクと中居に転化すべきことではありません。 

しかし、それをSMAPの内部抗争にすりかえ、面白おかしくくだらない記事に仕立てただけです。

木村はタレント生命を断たれなかったものの、大きく人気を落としました。 

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 そして、舛添問題です。もう省くぞ。

日本政治史上空前のくだらない「疑惑」でした。

クレヨンしんちゃん買った?だから?中国服買った?だから?公用車私用に使った、だから?

全部、「だからなんなのよ」、というセコイ「疑惑」というのもおこがましい話ばかりで、引っかかる舛添氏も舛添氏ですが、あんなこと書いていて文春の記者はイヤにならないもんですかね。

原告、検事、裁判官、すべて文春です。

ここまでくるともはや文春は、イエロージャナリズムこそメディアの王道と覚悟したとみえて、ありとあらゆるみみっちいミニミニ「疑惑」を毎週に渡って大々的に書きまくります。

かつて長期間の裏付け調査を基にして、田中角栄を追い込んだ信濃川河川敷疑惑やロッキード疑惑の立役者は、文春でした。

まさに調査報道とはこうあるべきだという、報道の教科書に載るような規範を作ったのが文芸春秋という会社でした。

そしてそれを今、徹底的に破壊しているのが、同じ文春とは皮肉な巡り合わせです。

そして今回の新たな標的は、選挙期間中の青山繁晴氏でした。

さすがに今回は買って読みましたが、大笑い。

なにが「疑惑」だってんの。あんなペルー大使館事件の領収書で共同ともめたのは有名な話で、青山氏がとうに自分でしゃべっていることですよ。私も知っていました。なにをいまさら。

リークした共同通信の同僚の名さえ分かっています。

今回だけは文春は敵をまちがえましたね。青山氏はあんなヤワな鉄砲玉ではへたばりませんよ。

逆に演説聴衆は激増しているほどです(苦笑)。文春と妙に仲がいい有田ヨシフ氏のほうには誰も聴きに来ないのにね。

文春、選挙応援ありがとう!詳しくは次回に。

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コメント

全く同意です。

「文春など昔からゲスの極みよ!」と言いたかったですが、本記事中ご指摘のように、昔はかなりマトモでじっくりと読める記事が多い雑誌だったんですよね。
文章力もかつてより、格段に低下しました。

 桝添報道のとき、テレビのあるコメンテーターが文春を指して「新聞の調査報道の質・量的低下を補った」、などという評価をしたのを見た事がありますが、とんでもない誤解です。
 確かに新聞凋落のなか、部分を埋める「スキマ権力」としてマスコミ界の地位をあげて来たようにみえます。
ですが、その浅薄な様、日本のジャーナリズム独特の護送船団方式の新しい尖兵としてのピエロ具合から見るに、「マスコミ業界のシールズ」といった形容が最もふさわしいのではないでしょうか。

新聞が週刊誌の「後追い」をし、連携をする滑稽な姿は何を物語るか。
文春は商業主義をベースとしながらも、マスコミ業界においてさらなる相対的地位向上のため土俵をそろえる必要から、自ら左傾化して行くパターンにはまりつつあります。

ところで、青山氏は自身のブログの中で、「すでに法的手続きを開始した。民事のみならず刑事も含めて告発し、徹底的に戦っていく」としています。
民事は名誉毀損のことでしょうが、刑事は公職選挙法違反(選挙妨害)の事を指すのでしょう。
もし後者で有罪にでもなれば、廃刊まで行くでしょう。

私が思うに、この事件の本質は卑劣で悪質な選挙妨害に相違なく、マスコミの「表現の自由」以前の問題であり、明らかに「ペンの暴力」です。
明日の記事ではこの事件について、さらに突っ込んだ事実関係、ブログ主様の見解も聞けると期待しています。

長いけどやはり肉声で聞くとグッときます。
https://www.youtube.com/watch?v=eMCtnrU1krg
「これはとても長く苦しい戦いになります、相手(文春)の方が。」

青山氏は「ウラをとる」「(明かせない)情報源は何があっても絶対に明かさない」という点は徹底しているのですね。ウラはとらないわ、やばくなったら情報源をゲロするような今時の記者ごときが相手にしてはいけない人でしょう。今後の展開が楽しみです。文春の大沢何某にかつての読売新聞のスクープ記者立松和博氏のような気概があるとも思えませんし。

報道モラルと言論の自由に関して比べると、明らかに青山氏のほうが文春より毅然としてますからね。
共同通信社時代に上司に情報源を漏らさなかった事をベースに彼を非難するな、文春は今後自社への提供情報源を守れる信頼が得られるのか。廃刊には惜しい雑誌ではありますが、愚かしい記事です。

情報源の秘匿とは、社外に公表しないということです。社内に説明せず金を引き出せるなら、会社の金は使い放題になる。いくらマスコミでも、そんなことを許す会社はありません。
「このままでは刑事告訴し、懲戒免職にせざるを得ないが、辞表を出して退職金で相殺するなら依願退職にしてやる」と温情をかけてもらったのです。

こんなクズの人格破綻者に拘わってもいいこと無いと思います。

意見をいうのはかまいませんが、「発狂した」うんぬんという表現については許容を超えますので、削除対象としました。

罵倒語、侮辱的表現は削除しますので、よろしくおねがいましす。

じゃあ私の青山氏に対して言った「クズの人格破綻者」という発言も問題ですね?
私の発言は削除しても構いませんがこの記事はどんなに都合が悪くなっても削除しないでください。

乱文失礼致します。
青山氏の毅然とした態度って、身内臭のするの番組内での講話のことでしょうか?裏取りなしで言いきっても、誰も突っ込まないから平静を保っていられるのではないかと感じます。マスコミ劣化・ジャーナリストの退行、お任せ民主主義の行きつくところと感じます。どうしてこうも、勇敢だの、毅然とした態度とやらに弱いというか、うっとりする人が多いのだろう。支配層・既得権側の安全地帯からモノ言う身分なら分からなくもないのですが、もう少し身を守るための『疑う姿勢』を持ちたいものです。権力が持つ傲慢と凶暴性を、様々な国家賠償訴訟等の結果(報告書等)、そして明治以降の沖縄への扱いと米側から公開されている日米密約を接合すると読み取れると思います。また、最近読んだ原発事故国会事故調の黒川清委員長の『規制の虜』で、いわゆる優秀な人々の不全性に椅子からずり落ちそうになりました。
資本主義を、人を幸せにするシステムだと考える方は勉強のし直しが必要です。
(念のため…権力とか支配層、階級といった言葉に70年代の左翼運動を重ね合わせて考えるのは全く意味がありません。極左も極右も思考の根幹は同根です。)
海外に出ていき活躍する層もあるでしょうが、殆どの国民はこの国の中で譲り合いながら生きていくしかありません。

p.s.皆様にTBSラジオ『荻上チキsession22』をお勧めします。このパーソナリティーは若いですが、『知らない事があることを知らせてくれた』番組です。

ノビーはどうするさん。はい、ダメです。しかしあなたのは一定内容があったから全削除しませんでした。
ただし、もう一回同じ調子でやるとその限りではないかもしれません。

それきみのは「記事」じゃなくてコメントです。記事は私がかくものですので、間違えないように。

私はこのコメント欄において罵倒語の使用を禁止しています。ルールとして何度も掲示してあります。

こんこんさん。ここは自説を開陳する掲示板ではありません。別の場所でやって下さい。


文春がゲスメディアだと評するのは自由です。
明かされた事実を前に、国民が試されているのでしょう。舛添叩いても、政治は政治資金規正法に手を付けるわけでもない。SMAP騒動にうんざりしたのは、いい大人が芸者置屋もどきの中で生きていた事実。米国は俳優組合があり、個人としてふるまい、尊敬も侮蔑も引き受けます。TV番組もCMも、見たくもないジャニタレとAKB、吉本に席巻され、公共電波ジャックではないかとスイッチを切る近頃です。助けてくださいという気分です。

[本コメントは、愚者博物館の殿堂に列し、その栄誉を長く讃えます。ブログ主]

言葉足らずでしたが貴方の記事を削除するなと言ったのです。
貴方が青山氏のような人間を擁護していたという証拠ですから。

こんこんさん。

だから、管理人は「他でやってくれ」とハッキリいってるんですけど。
米国ではどうした?とか、あなただけでも財産投げ売ってそれこそ米国にでも行って下さい。

極端なバイアス前提に語っているのはあなたの方ですよね。青山は内輪受けで、お薦めのラジオがとか言われても何の説得力もありません。

「山形」さぁぁん、座敷牢に帰る時間ですよぉ。
頼むからこれ以上恥を晒さんでよれよ、マジで。

ノビーとやら。
きみが青山氏を批判しようがしまいが好きにしてくれ。なんの関心もない。
ただ、私が青山氏をちょっと数行擁護したからといって自分で恥じ入って削除するって?

わ、はは。あなた熱ない。あなた、何様?
ふざけるのもいいかげんにしろ!自分がなにを言っているのかわかっているのか。

これは私に対する侮辱と受け止めます。もう二度と来ないで下さい。

梅黒堂とやら、あなたもいいかげんにしてください。ここは山形氏とやり合う場じゃありません。

梅黒堂さぁぁん。

何を言いたいのかしらんけど、茶々入れて他人を侮辱するくらいならあなたが座敷牢とやらに籠ればそれで済むだけのことよ。
くだらねえヤツだな。

うーん、私は決して青山信者ではないですよ。あのしゃべり口調とかも全く好みではありません。ただ、眉にしっかり唾をつけて聞いて、拾う価値のあるかもしれない情報を幾つかピックアップして記憶にとどめてきた中に、彼の言い分の方が筋が通っているなあと思える案件が数件ある、というだけです。
そして彼自身、よいしょ連中に囲まれているようにも見えますが、言葉通り、自分の話は情報の切れ端だと思って後は個々で世界と繋げと言っていて、破綻はないですね。

少数派はツライのう・・報道の自由>ゲス 派です。

文春さんはボロカスに言われていますね。でも私は
たとえゲスな金儲け主義の売文屋であっても、許容
範囲内です。どうせマスコミに真実100%なんて出
ないので、材料は多くあっても構わないと思うから
です。

記者クラブなど事実上の報道独占がある中で、逆に
特攻隊みたいなメディアはオモシロイ。

ゼニになるなら、ウソで捏造ででっち上げの記事を
書いてもいい、というのではなくて、その判断は市場
(読者)がすればいいという意味です。ただのクソ記事
なら、いずれ売れなくなる。何か少しでも新たな真実
が含まれていれば継続できるでしょう。

ゲスの極みの強欲売文屋野郎だからこそ、拾えること
もあるでしょうし。文春さん!正しくゲスってね。

※テーマがテーマだけに、若干の罵倒語を記したこと
 をお許し下さい。


ふゆみさん。同感です。
私も青山氏の言っている内容は、常に7掛けで聞いています。
素人には裏がとれない話が多いですから。
それについて彼自身も押しつけようとはしていません。それが救いです。

彼とか佐藤優氏のような、一種のカリスマ性を帯びるタイプは好き嫌いが極端に分かれます。
私は両人とも、頂戴すべき情報は頂くていどにして、認識そのものには距離を開けています。

今回、記事にしているのは、文春というイエロージャーナリズムと化した巨大言論権力と戦うことについて支援したかったからです。
だからといって、私が青山氏全肯定ではないのはわかりきった話で、どうして私を青山信者と見なして突っかかってくるのか不思議です。


各紙バイアスがかかって表現は違うものの、情報源が同じ新聞や、
週刊誌の上前をはねるだけのトンビやハゲタカのような昨今のテレビに比べ、
自分の足を使っているだけ文春はまだマシかなとは思いますが、
それにしても少々行き過ぎは感じます。
ベッキーの件ではLINEのやり取りまで公開してましたが、これは酷いよ。
反社会的な内容が含まれているならまだしも、
男女の他愛もない言葉のやり取りだけじゃないですか。
立派なプライバシーの侵害ですよこれは。
しかし他のマスコミは「センテンススプリング」には興味を示すも、
何故かLINE流出に関してはほとんど言及しませんね。
こちらの方がよほど重大なニュースだと思うんだけど。

そろそろこのコメント欄も閉鎖ですね、何でこうも荒れるんだか

なぜ巨悪に立ち向かわないのかと小一時間問い詰めたい
だから下衆で低俗で垓流雑誌って呼ばれるんだよ・・・

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