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« 鳥越氏 知事になったら250㎞範囲の原発は止める | トップページ | HN「沖縄のおばぁ」様からの便り 追記 全国手をつなぐ育成会声明 »

2016年7月27日 (水)

相模原障害者施設大量殺人事件

016
驚愕する事件が起きてしまいました。 

ご承知のように、相模原の障害者施設において、実に19名が殺害され、26名が重軽傷を負ったようです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160726-00000112-mai-soci 

痛ましさに、声も出ません。ご冥福をお祈りします。合掌。 

さて、この犯行は狂気に満ちていますが、計画的なもので周到に準備されていました。 

日本においては、小説・映画「八つ墓村」にもなった津山30人殺しにつぐ悲惨な規模で、もはやテロリズムといってよい規模です。 

しかも銃器による大量殺害ではなく、ひとりひとり首を正確に狙って刺し殺すという冷血さです。

これは錯乱状態で暴れて刺してしまったのではなく、極めて冷静にベッドで寝ている障害者の人たちを、ひとりひとり殺害したことを表しています。

錯乱していたほうがいいとは言いませんが、この冷血さのほうがより恐ろしさを感じます。この男の犯罪はきわめて計画的です。

ターゲットとされた被害者たちは、誰でもよかったのではなく、重度の障害者たちばかりでした。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160727/k10010610131000.html?utm_int=news_contents_news-main_001

植松聖(さとし)は、事前に宣言文を衆院議長宛に手渡し、その目的を明らかにした上で、重度の障害者の居住する棟に侵入し、職員は縛って危害を加えず、ひとりひとりの障害者の頸部を一突きして即死させています。

そして事件後には速やかに出頭しています。

すなわち、行き当たりばったりの犯行ではなく、周到に準備された行為なのです。

私はこれらの特徴から、植松の公判における精神鑑定は不要だと思います。彼は確信犯なのです。

彼は愉快犯でもなく、衝動犯でもなく、もっと別な「何か」であったことを示唆しています。

植松はこの施設の元職員で、なんらかの理由で退職しています。 

周囲は植松を、一様にこのように評しています。
http://breaking-news.jp/2016/07/26/026116

「楽観的なやつ。事件については信じられない。本当に明るいやつで、全然人に危害を加えるようなタイプの人間じゃない」
「とても明るく、挨拶もしっかりしてくれていた。友達も多いようで、家には頻繁に友達が遊びに来ていた」

Photo
また退職後、自宅に籠もるようになり髪を金髪に染めています。

この時期に身体に刺青を入れたようです。その写真もSNSにアップされていたようです。
※追記 刺青を入れたのは施設に勤務していた時期でした。(7月29日)

今年2月に大島衆院議長への手紙(後述)のために措置入院させられましたが、この際、植松容疑者の尿・血液検査が行われており、尿から大麻の陽性反応が出ていました。

ただし、大麻はオランダなどでは合法化されているもっとも弱いなごみ系の麻薬で、これによって狂気に陥ったとは考えにくいと思われます。

ただし、大麻は、あらゆる麻薬・薬物の入り口ですので(だから日本では禁止されているわけですが)、これ以外の覚醒剤・コケイン系のものに手を染めていた可能性はあります。

下の写真は植松が自撮りをして、SNSに投稿したものです。

上のかつての植松と較べるまでもなく、眼には狂気が宿っています。それにしても、怖い写真です。

Photo_3
事件の直前に、大島衆院議長宛の手紙を渡しています。

全文は既に公開されています。こちらから読むことができます。
http://mainichi.jp/articles/20160727/k00/00m/040/020000c

Photo_2
内容的には、幼稚でまとまりのなく、随所で飛躍していますが、以下です。

・日本のために、世界のために障害者470人を抹殺する。
・常軌を逸した行動だとは自覚しているが、施設職員の疲労は限界に達している。
・障害者は人間としてではなく動物として扱われ、ベッドに縛りつけられている。
・自分の目標は重複障害者の場合、家族の同意を得て安楽死させることだ。
・障害者を殺すことで、世界平和が得られる。
・これは革命であり、日本国の第1歩である。

植松は、事件直前に知人に送ったLINEに、こう書き込んでいます。

「話は障害者の命のあり方」「生まれてから死ぬまで回りを不幸にする重複障害者は果たして人間なのでしょうか?」

大島衆院議長に宛てた手紙にあった「革命」という言葉から、植松は自分が「革命家」だと信じていたようです。

そのために計画を練り、実行したようです。

植松の考えをナチスの障害者浄化、あるいは障害者ヘイトだとする人がいますが、たぶん違うはずです。

狂気であることは一緒ですが、植松の脳の中では、あくまでもこれは障害者に対しての「私的安楽死行為」と考えていた可能性があります。

つまり、彼は自分を重複障害者とその家族の苦悩に満ちた人生に終止符を打つ、「善意の安楽死執行者」だと考えていたのではないでしょうか。

植松は国家が重複障害者を安楽死をさせないで飼い殺しにしていることに対して、自分が「解決」をつけたと考えているはずです。

そしてそれを社会にアピールするためにこの大量殺人を計画し、冷静に実行したのです。

植松の刺青と金髪は、大量殺害という外道に自分を追いやるための一種の「儀式」ではなかったのでしょうか。

この刺青を入れた後に大島衆院議長に宛てた手紙を手渡し、精神保健福祉法による緊急措置入院させられています。https://news.nifty.com/article/domestic/society/12152-188417/

だとすれば、かえってその狂った「善意」に胸が悪くなり、吐き気すら催します。

まだ事件の全体は闇の中です。今後の情報が待たれます。

最後に、亡くなられた無辜の方々のご冥福をもう一度お祈りします。

                  ~~~~~~~

さっそく都知事選に政治利用する愚か者が現れました。金子勝氏です。https://mobile.twitter.com/masaru_kaneko?p=s

「障害者施設「津久井やまゆり園」で26歳元職員が刃物を持って侵入し、15人が死亡、20人がけが。出頭した男は「障害者なんていなくなればいい」と言っているという。本当にヘイトな世の中になってきた。小池になったら言論が一気に極右に流れる。」「植松容疑者は、障がい者のヘイトと抹殺を唱え、夜間に津久井やまゆり園で殺戮を行うという内容を衆議院議長に送っていた。
沖縄のヘリポート増設工事強行に全国の機動隊を動員して、それを無視したアベ。」

出てくるとは思っていましたが、金子氏のように事実関係の全貌がわからないうちから、持論のアンチ・ヘイトに結びつけ、反小池・反安倍を叫ぶという粗雑な神経が分かりません。

知事選や、高江ヘリパッドとこの事件がどう関係あるのでしょうか?

また、この事件を植松の「障害者へのヘイト」とする短絡にも辟易します。そんな単純なものではありません。

植松の心理には、重複障害者への愛憎が見え隠れしているのです。

金子氏は現時点で私たちが得られる、最大の1次資料である植松の手紙をきっちり読んでからツィートしていないから、こうなるのです。

ともかく安倍が憎い、ともかく小池を叩きたいの一心にすぎません。これでよく大学教授が勤まるものです。

かつては佐木隆三氏のように、地道に足で事件の全貌を調べてまわる左翼文化人がいたものですが、こうも左翼の劣化が進んでいるのを見せつけられると、ため息しかで出ません。

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コメント

植松は自らの蛮行の理由を(行動の源泉としてあらかじめあったものか、自己都合のあと付けによるものか必ずしも明らかでないが)、自分の世界だけに通用する「社会正義の実現」という大儀に位置付けたか、すり替えた。

慶應の金子教授が言う事は逆様で、こういう自分の足元しか見えないエゴイズムと「虚構の大儀」の実践は、むしろ高江に集合する左派のメンタリティに存在する専売特許なのではないか。

今回の事件、全容の解明にはまだまだ時間がかかるでしょうから断定は避けますが、植村容疑者の発想にはナチスドイツや中共の選民思想、民族浄化思想と似た考え方が見え隠れします。つまり革命思想です。

今回の事件を安倍政権の所為にする左翼もいるようですが逆です。左翼の邪魔者である安倍をブッ殺せと言う考え方と根っこは同じです。世界革命を目指す共産主義国家がこれまで何をしてきたかを見れば良く判ります。同じ共産主義者であっても邪魔者は粛清の対象になるのです。

ところで知的障害者について述べさせて頂きますが、彼らの目を覗き込んで見て下さい。実に澄みきって純粋無垢な目です。心を洗われます。彼らこそ神様の贈り物では無いかと感じます。人を疑うことを知らず、礼儀正しく生きている彼らを邪魔者扱いするなど、神に対する冒涜です。

犠牲になった方々の家族の気持ちを思うと言葉もありません。ご冥福をお祈りします。

被害者の方々、ご冥福をお祈りします。

また、命の助かった方々、施設で皆さんを世話していた職員さん(特に、拘束されてしまい、犯人の行動を成す術もなく見ていることしかできなかった人)には深い心の瑕となってしまったでしょう。
彼らにも、何らかの手当てをしていただきたいと思います。


さて。まさに絶句と言うに相応しい事件です。うちの親も、容疑者が語った「生きていても仕方が無い老人」に入る年齢なので、人事ではありません。
オートレースに行った際、客が老人ばかりだったのを見て、彼らが居なくなっても誰も困らない、みたいな事を言っていたとか。
つまり、障がい者だけではなく「犯人から見て生きていても仕方が無いと思う人間」全てが粛清対象だったことが分かります。
親と一緒に行動していると、偶に舌打ちしながら「邪魔だババア」みたいな態度で邪険に扱う人が居ますが、今回の犯人と彼らとは「全く違う人種」でしょう。それだけに、本当に恐ろしい。

管理人さんの記事の内容と、幾つかの報道では、時系列が入れ替わっているようですね。

刺青を入れたのは施設に勤める前(会社にばれた、と言う内容のツイッターだかフェイスブックの投稿だかが有る)刺青が原因で教職の道に進めなかった、との情報あり。
また、施設で働いていた時には、障がい者に暴行をしていたとも。(上記刺青の会社バレと暴行が原因で首になった?)
なんにしても、まだ情報は出揃ってないわけですから、こまめな修正が必要になると思います。頑張ってください。

暴論ですが、あえて言わせてもらいます。

殺人がいかなる理由があろうと許されるものではない、が大前提です。

知的障碍に身体障碍が、重なった家族が、もし自分にいたら、と考えていました。
例えば、事故などで植物状態になった家族の場合なら、万分の1なり回復の可能性があるなら、なんとしてでも生き続けてほしいとおもうのは、わからなくはありません。

ですが、この2重障害は、回復がありません。
こういった家族を抱えた人たちの疲労感、絶望感は、どれほどのものだろうか、と。

勿論、愛国命さんのおっしゃるように純粋無垢な瞳に癒されるひともいるでしょうし、それはそれで、美しいとは思います。
ですが、見守る時間が、10年20年になっても、同じように思えるかどうか、は場合によるのではないでしょうか。

私の場合は、自信がありません。
ですから、わたしはリヴィングウイルで、植物状態の延命拒否をしています。

さらに、ここで植村容疑者の言っている、ベッドに縛り付けられた障がい者、職員の疲労感(これは彼が実際そこで働いていたので、リアルなのでは)などを考えると、安楽死も議論する余地があるのでは、とおもってしまいます。

言葉を失うばかりの痛ましい事件です。被害者のご冥福をお祈りします。

今回のテーマを読んで「代理ミュンヒハウゼン症候群」が思い当たりました。通常は親が子を虐待することが多いですが医療従事者が患者を対象とした事例もあります。今回の事件はその極端な例なのかもしれないと。障碍者そのものよりもその先の世間・社会にアピールしているように思えるのです。案の定というか植松の行為に賛同する者がネット上などでわいてるようですし。あくまで可能性もあるという程度の私見ですが、いずれにせよ植松の生い立ちは徹底的に探る必要があると思います。

視点は違うかもしれませんが山路さんの言う高江に集合する左派のメンタリティにも共通するものがあるように思えます。彼らの狭い世界の中で常にお互いに注目しています。その上、沖縄二紙をはじめとするメディアが彼らの行動に逐一注目し助長しています。

愛国命さんのコメントに感銘を受けましたが、Mic Mackさんもコメントにも頷けるところがあります。

内容に一部間違いがあるので訂正された方が良いかと。

>植松聖(さとし)は、事前に宣言文を衆院議長に手渡し、

は実際には衆院議長の公邸の警備員に手渡しているのですよね(貼っておられるNHKの記事より)。
実際に会って手紙を渡せるような間柄と取られかねない表現は訂正された方が良いかなと思います。

被害者の方々のご冥福をお祈りします。
大変痛ましい事件でしたが動機が何であれ他人の命を奪う権利は誰にもありません。

私は障がい児施設(重度障がい児含む)の事務局に勤務していた経験から、思ったことを書きます。昨年沖縄市のNPO代表が殺害された事件のNPOと同じような事業所に勤めていました。

犯人の動機の部分の言い分に少し頷けるところがありました。犯人は直接介護をしている職員ではなく私と同じ事務局の勤務だったと思います。だからこそ見えてくる障がい者を取り巻く社会の深い闇。

もちろん健全な運営をされてる施設と、子どもを愛し生きてさえいればと成長を願い幸せに暮らしている親御さんもいます。

しかし、障がい者には様々な社会保障が手厚いくらいあって障がい者をビジネスの道具にしている(なっている含む)現状があります。

沖縄には障がい児の出生率が高いといわれていますが、さらに人数を押し上げているのが外国人障がい者の受け入れです。中国や韓国から里子として受け入れ日本の高度医療と手厚い福祉を受けています。

障害児 海外輸出 http://f17.aaacafe.ne.jp/~kasiwa/korea/readnp/k187.html

こちらでも分かるとおり受入れ国が米国、オーストラリア、スウェーデンなどと書かれていますが、日本にも当然あります。

それがダメだとは申しませんが、施設を利用する親御さんの中にはろくに働かず支援金や生活保護で遊んで暮らしている方もいます。(こどもの貧困についても私は同様に見ています)里親になった方の中にも、金づるや自分の経歴を潤すものと見ている方も一部います。

心身障がいとはいかないまでも、スレスレの精神で懸命に働いて生きている人間にとって障がい者というだけで働かずに生活できるように見えるからヘイトスピーチや恨みにつながるのではないでしょうか。

また、本業より勤務時間や処遇が良いためか保育士、社会福祉士、看護師、柔道整体師、小学校教諭、幼稚園教諭などの人材が障がい者専用施設へと流れています。

障がい者がいなくなればと思った犯人。私はこの事件の動機の一部であったかもしれない背景を考えずにはいられませんでした。

塩川さん。すいません、他の部分は衆院議長「宛」と入っていますが、そこだけ抜けていましたので、入れました。

まず、理性が無いような気の毒な重障害者に(生まれてくる)なる人を
減らさないと。安楽死が可能となっても選択する理性も無いわけだし、
家族だって人の生死は決められない。自然死・病死までずーーっと待
つしかない。それは美しい話だけど、現実にはジゴクだ。

私は半分悪魔なので書くと、今回「よくぞやってくれた、憎いが有難う」
と思っている家族もいることと思う。

でも、加害者を賛美せよ、とは当然思わない。重障害者になるリスクは
誰にでもあるし、そうなっても生きていたいという人もいるハズだから。

人権ナンタラをやめ、遺伝子の検査や発症リスク管理を今よりずっと
厳密にして欲しい。それでも重障害者になってしまった者は本人の理性
的意思が示せない以上、今まで通り税金を入れて保護するしかない。
お互い様だから・・

 
こういう極端な人もいる、人間だもの。こんな人はどうしたってマトモ
にはならないでしょ。「一人ひとりの命の重み」なんて言っても、マオや
スターリンやアドルフが何と答えるか?

マネする馬鹿が出そうでコワイ。今のところ馬鹿はポケモンGOに夢中
だけど。過度な人権保護はヤメて、ヤバイ奴の情報を出すべきだった
と思う。わざわざ知らせてくれたのに・・

我が親族には知的障がいと軽度の身体障がいをもつ子がおります。
その子がいない方が良かったと思わないのかと、聞いてくる者、遠巻きに話す者がいますね。それらは皆、特殊な子育ての現場から遠い者達でした。
人身売買のような養子の養育をする者もいますね。施設の職員や特殊学級の教師も十人十色でとんでもない者もいれば感謝の言葉が伝えきれない方もいます。
子どもや弱者に優しく接する事で優越感を得ている人々は、確かにいます。思い通りの場になるようコントロールしようとして、暴力をふるったりきれたりしますね。

スポーツや社会活動を満喫した後に身体が欠損すると不自由を感じるのですが、物心ついた頃から知的障がいや身体障がいがあれば、それがその子のスタンダードであり、知らないものとは所詮比べようがないのです。比べているのは私達の側なのです。判定して殺すならどこで線を引きましょうか。それ自体も試されます。判定する健常な者も老いさらばえ不要になるなら殺されるから、全員あいこなのでしょうか。

愛国命さんの書かれるように、彼等はギフトでエンジェルであり、私達は彼等と対する瞬間毎に、鏡に映った自分の固定観念を見るのだと思っています。
あのようになりたくない、あのような親族を持ちたくない、弱い者を抱えたくない、あの後ろに黒い組織がある、それらは彼等の存在自体ではなく、接する側の中の閉じた感情です。
それを見せる事が存在として悪だと思うのも。

私自身が一生かけて感じ考え行動していくテーマなので、この件に客観的な意見を書くことはどうやら無理なのですが、この男が刺青を入れずに教壇に立てていたとしても、ターゲットが変わるだけで勝手なジャッジメントを下しただろうと思っています。

投稿してから気づきましたが前半の文脈がまるで親類が養子を育てているかのように読めてしまいますねf^_^;)すみません、そうではなくて、可愛い姪っ子が1人いるのです。それ以下の記述は伝聞感想です。

障碍者や寝たきり高齢者に対する安楽死に関しては難しい問題で簡単に結論が出るものではありませんが、それを個人が勝手にジャッジして、刃物で頚部を刺して殺してしまうというのは言語道断です。

ところで弁護士の紀藤正樹氏は、今回の事件を「安倍首相の進める愛国心や右翼思想が、時に、過激な宗教と同様の現象を引き起こし、テロや暴力的に暴発する可能性を示している」として、安倍政権批判に繋げています。
もっと、まともな人だと思っていたのですが、残念です。
http://blogos.com/article/184868/

本当に酷い事件です。
昨夜このニュースを見た時、孫を思いました。
孫は身体障害者です。まだ小学生の時脳腫瘍になり後遺症として右半身不随になりました。
一年半という入院生活を送り、今大学在学しております。左小脳を八割取り除きました。当然身体の右側は全て機能を失いました。医師にベッドに座る事も出来ない事になるだろう、と言われたそうです。その彼は今杖を頼りに大学生活を一人で満喫しております。 マイナスの反対側には必ずプラスがある、と言った彼は自分の障害を武器にしたいとUDを学んでいます。 彼から学ぶ事は多い。
「全ての人は産まれて死ぬ迄に必ず障害者となる。赤ん坊は身体知的の障害者と同じ身体能力と知的能力。年を重ねていくにつれ健常者に近くなり、老人に近くなると身体は衰え頭も衰えてくる。」と。
今は前を向いて生活するこの孫も入院中に「僕は何で産まれてきたのだろうか?こんなになって生きていく意味があるのだろうか?」と母親に言ったそうです。小学生です。
「今からの生活全てを人に委ね、生きていくのは辛い」と泣いたそうです。
その彼がリハビリで描いた絵を見た患者の方達が「こんなに小さな子供が一生懸命描いた絵に勇気をもらった。」と言って下さったのだそうです。その言葉に孫は「こんな自分でも人のために出来る事がある。」と、復帰の為のリハビリも何回もの手術にも耐えました。
知的障害を持つ人達の立場と少し違うかもしれません。
しかし、今回の事件の容疑者の言っている「重度障害者は要らない」という言葉は、全ての障害を持つ人達にどんなに深い傷を負わせたのか、それを考えるといてもたってもいられないほどの気持ちです。
彼らはどんな状態でも一生懸命生きているのです。 生きる努力をしているのです。
それは、健常者には考えも及ばない程の努力と忍耐を擁するのです。
九州で障害者教育にずっと携わってこられている方が「子供の時は、何とか生活する事ができる。必要なのは、大人になって死ぬ迄人として生きていく為の支援なのだ。」と言ってらっしゃいました。
「 日本には日本人にはその考えが欠落している。」とも。
この日本には、障害年金がどれ程か、ご存知の方がいらっしゃるでしょうか?
重度障害一級でも10万ありません。二級では6万ちょっとです。とても生活できる金額ではありません。三級からは年金はありませんし、医療補助もありません。1、2級の方達も医療費は払わなければいけません。医療の領収書を保管して福祉課に提出して後日払い戻しの審査をして払い戻しされます。彼らは少ない年金で国保を払わねば病院に行けません。知的障害身体障害を持つ人達が領収書を保管して福祉課迄決められた期間に提出等、果たしてどれだけの人達が出来るというのでしょうか。

身の回りの世話をしてくれる親なり親族がいなかったら、支援施設に入所となると思うのです。
しかし、 施設の少なさ職員の少なさが、いつも悲劇の原因となっているような気がします。

私達健常者もあまりにも障害者の事を知らなすぎだとも思います。

やっとパラリンピックが話題に少しずつですが、なってきましたね。
相変わらずだらだらとごめんなさい。

最後になりましたが、犠牲者の方々のご冥福を心からお祈り申し上げます、と共にお怪我を負われた方々の1日も早いご快復をお祈り申し上げます。
心の傷のケアがしっかりとなされますように。

しかし何でしょうね、ここのコメ欄の質の高さは!

それぞれの視点・それぞれの個性と味が堪能でき、考えさせられ、読ませる力も充実してる。
ホントに納得出来る説ばかり。
そして最後には沖縄のおばぁさんに泣かされてしまう。
とてもプロの物書きでは、むしろこうは行かないと思いました。

絶句するような事件に驚きました。
亡くなられた方々に合掌。

今夜叔父がきて雑談しましたところ、関わりのある軽度の知的障害者のグループホームで近隣トラブルがあり、今回の事件が追い打ちにならないか危惧しておりました。
小規模のグループホームはアパートや一戸建てを借りて運営するのですが、大家や近隣の理解を得るのが難しいのです。
トラブルは職員に起因するもの入所者に起因するもの様々です、芽は小さなうちに摘まねばなりません。
グループホームの存続に発展しなきゃいいが困ったもんだと帰っていきました。


ニュース映像に東京消防庁の文字、県境だからでしょうか、神奈川県へ応援に行っていたのをみて自治体同士の助け合いに少しばかり心が和みました。
現場から遠く離れた立川の災害医療センターまで怪我人の受け入れをしていることにも驚きましたけど。

心身の早期回復を祈ります。

沖縄のおばぁさん

お孫さんの精神力と前向きな姿勢に感嘆しました。

障害者年金の件、健常者は自身の年金すら理解している人が少ないと思います。

障害者年金の2級は老齢基礎年金の満額(現行78万円)、1級はその25%増し。18歳までの子供がいると加算あり。
但し世帯の所得によっては半額やゼロになります。
多分お孫さんは対象外ですが厚生年金にも障害者年金があり、両方受給される方もいます。
配偶者加算は厚生年金だったか!?怪しいな(笑)

また障害者年金の等級と障害者手帳の等級は別です。
年金の基準は厳しく、障害者手帳に1級とあっても年金は2級以下と認定されることが多いです。


医療費などの補助は都道府県で違い、税収のある東京都は他県より優遇されているようで、わざわざ東京都に引っ越す方もいるとか。

私の知る範囲で勝手に捕捉してごめんなさい。

腹立たしいのは、商業施設などの駐車場の障害者スペースに平気で当たり前のように停める健常者、多目的トイレを使う健常者(赤ん坊とか連れてません)

記事から逸脱してすみません。

私も、この度の悲惨な事件の一報を聞いて、むごすぎると思いました。全く無抵抗の障がい者の首に刃物を突き刺すなど、想像だにできない非道なふるまいです。

私の弟も身体障がい者(小児麻痺)でした。彼は、6歳から10歳の間を施設で過ごし、10歳3か月で、亡くなりました。私が小学校6年生の秋の事です。
ことあるごとに思うのです、もし、彼が今生きていたら、私自身、そして家族は、どうなっていただろうと。弟は、私よりもはるかに頭脳明晰で、活動的な性格でしたから、恐らく、ネットを最大限利用して、何らかの収入を得ていたかもしれません。それでも、最終的には、私が、介護していたかもしれません。

これ程の事件、防げなかったかと、強く思うのですが、措置入院の際、「大麻の陽性反応が出た」との報道がなされています。このとき、何故、逮捕できなかったのか、とても不可解でなりません。これが、ターニングポイントだった気がします。

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