蓮舫氏重国籍問題 国会議員被選挙権は二重国籍を排除していなかった
蓮舫氏が、野党第1党の党首になったそうです。
私は秘かに、2位3位連合で前原氏という線もあるのかなと考えていただけに、稀勢の里が序盤で2敗したくらい脱力しました。
政府は見えない場所で肩を叩き合い、祝杯のひとつも上げたんじゃないでしょうか。
まぁよりによってこの人を、ですか。
民進党の自浄能力がないだのなんだのと、野暮はいいこなしにしましょう。ハナっからそんな高度なものはないんですから出しようがありません。
あの党は極端に異なる政治哲学と政策の違いを暗黙の前提にした党ですかから、長島さんと辻本さんが一緒にいられる党なわけです。
そもそもよく言ってやれば、多様な政治主張を許容するゆるやかな連合戦線党、有体に言えば政党の看板がなくては勝てる見込みのない政治家たちが作った選挙互助会として誕生しました。
旧民主党を母胎にして、旧社会党、旧民社党、旧維新、とキューキュー尽くしで党を作れば、どこかの派閥のスキャンダルを自浄しようとすれば、それは即内部抗争に発展してしまいます。
それでも自民党という敵がいるうちは、なんとなくまとまっていこうという気分だけはありました。
しかし政権を取って敵が眼前から消滅すると、さぁ大変。始まったのは壮絶な内部抗争でした。
政権期間中、野田氏を別にしてすべての代表が石持て追われています。
だから、本来この二重国籍問題を取り上げるべき他の候補がいち早く容認してしまうというていたらくです。
文句を言ったのは、松原さんと長島さんくらいですか。やれやれのどかなことよ。
これが米大統領選だったら、これ一発で勝敗が決まってしまうようなテーマなのですがね。
この民進党の緊張のなさは、政権交替する可能性がかぎりなくゼロだからです。
あればいくら彼らでも、もし仮に首相を送り出せる立場になった時、二重国籍者の蓮舫氏がなれるかどうか、ちっとは考えてみたことでしょう。
今や、そこいらの野党一般に民進党がなってしまっているということの告白のようなものです。
勝利の鍵となった地方議員票が圧勝だったのは、蓮舫氏の謝罪会見(だったのか?)前に締め切ってしまったことと、地方議員にとって二重国籍問題の重さが理解できなかったからです。
正直な話、彼らにとってただ知名度が高い、四角い顔の次は元モデルがいいじゃないのていどで、党首の蓮舫氏と一緒にニカっと笑ったポスターを貼ることができればいいだけですからね。
さて、私は二重国籍それ自体は、「たいしたこと」ではないと思っています。台湾籍を抜く義務を怒った努力義務違反でしょう。
実際、わが国には3万3千人(2002年現在国会答弁)もの二重国籍者がいるといわれています。
法務省は二重国籍解消を努力義務ていどで考えていたために、手ぬるい指導しかしていませんでした。
おそらくさらにグローバル化が進んだ今は、もっと増えていることが予想できます。
ただし、ここで押さえておかねばならないことは、これはあくまでも一般ピープルの場合だということです。
さらに地方自治体議員も、直接外国との国益が絡んだ交渉事に当たるわけではないので、いいとしましょう。
実際に地方自治法第19条は被選挙権を、「日本国民」であることだけにしていて、二重国籍を排除していません。
では、外国の利害対立がありえる国会議員の場合はどうでしょうか。
実はやや驚いたことには、これもないのです。公職選挙法第10条は冒頭で「日本国民」であることだけが、被選挙権の要件であるとしています。
念のために見てみましょうか。
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S25/S25HO100.html
■公職選挙法
(被選挙権)
第十条 日本国民は、左の各号の区分に従い、それぞれ当該議員又は長の被選挙権を有する。
ですから、蓮舫氏は相談した弁護士に、「まったく法的には問題ないっすよ」と言われたと思います。
では、外国との重国籍がいいくらいですから、外国人から金を貰っていいのかといえば、もちろん違います。
政治資金規正法22条の5は、このように述べています。
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S23/S23HO194.html
「■政治資金規正法
第二十二条の五 何人も、外国人、外国法人又はその主たる構成員が外国人若しくは外国法人である団体その他の組織(中略)から、政治活動に関する寄附を受けてはならない。」
少なくとも金のほうはこれでダメなのはわかりましたが、国籍はいいわけです。おかしな話です。
このように国会議員に対する献金に厳しい国籍の縛りをかけたのは、国会議員が国家権力を行使する立場にあるからです。
でもなんだかねぇ、です。
国会議員の地位はよくて、金はダメだなんて、おかしくありませんか。
外国籍をもった人間のほうが、外国に利害関係者がいておかしくないわけですから、よほど献金を受けるよりストレートに外国の影響下におかれると考えるべきではないのでしょうか。
そして国会議員が外国の献金によって支配されれば、国家権力を間接的に外国の支配下に置く可能性が出ます。
ですから、国政を預かる国会議員の被選挙権規定に「日本国民」とだけあるのは、大変な手落ちだといえるでしょう。
維新は国会議員の二重国籍禁止法案を出すようです。
その過程で、泣いても笑っても、蓮舫氏が矢面に立たされるのは火をみるより明らかです。
これで次回の国会は、蓮舫追及国会になることが決まりました。 いっそう痩せるでしょう。お気の毒に。
前原氏は党大会でこんなことを述べていました。
「代表になるということは、個人の問題が党の問題になるということなんです。党を巻き込むことの重みを受け止めてほしい。リスクマネジメントをしっかりやってほしいということです」
ごもっとも。前原さんも自分がかさまないと、いいことをおっしゃる。
自民としては、この煮詰まりを見ながら解散を仕掛けていくチャンスをうかがうことになるでしょう。
もう既に検察も動いているという噂もあります。内調も黙っているはずがありません。
引っかかる法律は複数あります。旅券法違反、国籍法違反などなど。
彼らは適当な時期に、適当な週刊誌媒体にリークして、それで彼女の政治生命は断たれるでしょう。
そしてその時は、蓮舫氏が野党第1党の党首な以上、党全体まで巻き添えにすることでしょう。
民進党も権力に3年以上いたのですら、ちっとは国家権力のコワサを知っていてもよさそうなものなに。
おっとそうか、松原さんが党首選やり直しを緊急提案したのは、彼が国家公安委員長だったからかもしれませんね。
とまぁ、あれだけ周囲から衆参同時選挙をやれと言われても慎重姿勢を崩さなかった首相にとって、これ以上望みようがないすんばらしい野党第1党党首が誕生したものです。
あんがい衆院選は早いかもしれません。
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>国会議員の二重国籍禁止法案
今回の件が、法律を改正するための一歩になればいいと思います。
国防関連の法律もそうですけれど、この国籍関連も結局の所、戦後すぐの時期に中国系・朝鮮系入り乱れた人種の坩堝だった日本では、そうせざるを得なかったところが大きいのですから。
戦争終了後も山口県など半島に近い地域では、密入国者が後を絶たず、朝鮮戦争時など山口の政治家たちは大変な危機感を持っていたとか。
戦後、帰化する為の予算が無い為に朝鮮籍のままで居た人が、日本に溶け込む為に通名で生活し、そのまま子供に伝えていない例とかあるそうです。
自身がハーフ・クォーターだと知らない人も居るかもしれません。
昔、別のサイトで見た記憶が有るのですが。
自分は中国人だと思っていたが実は韓国人で、祖父母が朝鮮戦争時に命辛々日本に逃げてきて、あちらに良い思い出が無い為に、家には朝鮮の品物が一つも無かっただけだった……みたいな人も居るとかなんとか。
民進だけでなく与党を含む多くの政党で、自分は知らないままで中国系・朝鮮系の影響を受けているかもしれない……と思うと怖いものが有ります。
自民がおとなしいのは、自分たちの事を調べるのに大変だからかもしれませんよ、なんて言ってみたりして。
投稿: 青竹ふみ | 2016年9月16日 (金) 07時55分
よく、国会議員被選挙権の要件が「日本国籍所持者」であるのみ事をもって、それを根拠に「蓮舫氏には違法性がない」という人がいるがそれは間違い。
(本ブログ記事でも、そういう事は言っていない)
二重国籍の所持が違法かどうかは、個別具体的な事案によります。
蓮舫氏の場合は努力義務を怠っただけでなく、これを積極的に利用し、その場その場を凌ぎ、継ぎ接ぎで自己の都合のよいように「濫用」してきた経緯が十二分に明らかです。
これは救済されるべき「善意の二重国籍者」とは言えず、国籍法の根幹目的に抵触する事は明白で、やはり「違法」の範疇であるとしか私には考えられない。
蓮舫氏が国会議員であるか否かである以前に、日本国籍保持者である事の義務(日本人としての義務)を平然と怠っていた。
そういう人が国民の代表たる国会議員である事は不適切ではないか、よりにもよって政権を取る可能性に一番近い野党・公党の代表というのは無理だろう、という当然なされるべき問題提議です。
この間の法務省の見解というのも不分明で、言っている事を無理に総合すると、
一般論として二重国籍状態は「法的義務に反した状態」である、という基本線はしっかりある。
これを「違法」というのかといえば、法務省はそうしたものの言い方は避けて、「違法である」とも「違法でない」とも決して言わない。
これは「違法」というには正確性を欠く、という事のようで、しかし「適法である」と言うならば、それは明らかに間違いのようです。
維新の「国会議員の二重国籍禁止法案」は中身がまだわからないので評価のしようも無いですが、私としては是非やってもらいたい。
しかし、やり方を間違えると真逆の効果を生む事もありえるのではないか。
むしろ蓮舫氏率いる民進党左派陣営は真っ向勝負の心算で手ぐすね引いて待っていて、その餌食になる危険性を危惧します。
憲法や関連法との兼ね合いや、これまでの人権に関する議論や国際的潮流を考えると、やはり相当難しいと言わざるを得ない。
なにしろ自民党も賛成出来る法案である事が第一条件で、そうなると良くて「骨抜き決着」となるのでは。
投稿: 山路 敬介(宮古) | 2016年9月16日 (金) 10時23分
蓮舫氏の二重国籍は問題なし(違法性なし)とする人達の主張を拾い集めてみました
(1)そもそも本問題はネットメディアから出た問題であり、いわゆるネトウヨの人達が騒いでいるにすぎない。差別主義者の議論は無視すべし
(2)国籍法では外国籍の離脱は”努力義務”にすぎないので遵守する必要はない
(3)国籍法には”罰則”がないので遵守する必要はない
(4)二重国籍は禁止されているとはいえ、現に数十万人規模で実存する。今更厳しく運用されることはないし、その必要性もない。
(5)日本政府は台湾と国交がなく、日本国内で台湾籍を持つ人には、中国の法律が適用されるとの立場をとっている(中国の国籍法では自動的に中国籍を失う、とされ二重国籍問題は生じない)
(6)蓮舫氏は台湾国籍を離脱したものと思っていた。意識的に台湾国籍を残していたのではない。一連の問題が摘され直ちに(9/6?)に台湾国籍の離脱手続きをするなど、法の趣旨に沿った行動をしているので問題ない。
(7)多くの先進国では二重国籍を認めている。二重国籍禁止の日本は時代遅れであり、国籍法自体を見直しすべきもの。
(8)台湾はかつての日本が植民地支配をしてきた被害国である。その台湾国籍を持つ人達には歴史的事情があり、特段の配慮をすべきものである。
(9)国籍云々で人を非難すること自体が差別である。蓮舫氏非難は女性差別+国籍差別のレイシズムである。
(10)そもそも国家は人を抑圧するものである。国籍という国の枠の議論自体が抑圧を肯定するものであり、断じて許されない。闘うべし!(これはおまけ)
相手方の論理を体系的に分析する必要を感じました。
投稿: 九州M | 2016年9月16日 (金) 15時33分
九州Mさんの⑹と、蓮舫氏の直近の姿勢(自分は日本人であり二重国籍は解消すべきだから台湾籍の離脱手続きを今している)
が、他のナンバーの立脚している「いいじゃん、何でもどんどん二重国籍で」と、矛盾しているんですよね。
愚かさに頭がクラクラします。まだ中共の言い分の方が完全国籍無双で筋が通ってて分かる位。
ナショナリズムの深化については、最近少しずつ「アイデンティタリアン」というかなり閉鎖的とはいえ全体主義とも懐古保守とも違う概念が語られ始めました。ネットの記事でも出始めました。
オルタナティブ右翼と今はごっちゃになっていますが未来へのキーになる概念だと興味を持っています。
投稿: ふゆみ | 2016年9月16日 (金) 17時35分
前にも書きましたが、二重国籍問題は戦後のタブーです。
蓮舫や議員の二重国籍は確かに重要です。
しかし本質は日本在住の二重国籍者全てが、うやむやなまま現在まできてしまったことにあります。
民進党(民主党)が韓国の傀儡政党と言われている理由もここにありそうです。
今回のブログ内容で”政治資金規正法”に触れていますが、問題部分は下記です。
・在日や外人に献金を受けた場合、議員は法的にOUTだが献金した側は違法ではない。
これで、何が起こるかというと、在日が議員に通名で献金した場合、議員は日本人からの献金だと信じて受け取ったが、実は議員にとっては違法に当たる違法献金に当たるいうこと。
この場合、「マスコミにリーク、辞職したくなければ、在日や韓国に有利に働くように活動しろ」という脅しが可能になります。
真偽は別として、在日がTwitterで自民党議員に通名で献金しようと呼びかけたことは以前にもあります。
ですから、二重国籍問題というのは議員だけの問題ではなく日本在住の全二重国籍者が問題にならないと、本質的な解決に至りません。
残念ながら日本国民が今でもお花畑なのですから、事実の周知、もしくは国籍法の徹底が必要になります。
民進党と民団(在日本大韓民国民団)の関係を調べてみてください。
どれだけ、つながりが深いかわかると思います。
↓一つだけ例で東亜日報の記事を挙げさせていただきますね。
http://japanese.donga.com/List/3/all/27/308641/1
因みに今は、謝長廷駐日台湾代表が蓮舫に怒り?「蓮舫氏の国籍離脱を容認しない考えもちらつかせています。」
彼は馬英九側では無いようですから、蓮舫氏はどうなるか分かりません。
投稿: さいにゃー | 2016年9月16日 (金) 19時10分
さいにゃーさん
国籍法の指摘、勉強になります。
>因みに今は、謝長廷駐日台湾代表が蓮舫に怒り?「蓮舫氏の国籍離脱を容認しない考えもちらつかせています。」
彼は馬英九側では無いようですから、蓮舫氏はどうなるか分かりません。
とすると最悪の場合は、「蓮舫氏は日本国籍を失い在日台湾人→国会議員の資格を失う。」と。
台湾としての尊厳を踏みにじったのですから当然でしょうね。しかし、民進はこの事態に気がついているのでしょうか。
紹介のあった”民進党(民主党)が韓国の傀儡政党、”東亜日報記事等を知りませんでした。
管理人さんが指摘するように「左派政府=大災害←人災」であるのが良く分かります。
投稿: ume | 2016年9月16日 (金) 19時59分
やはりと言いますか、何と言いますか。
>連合の神津里季生会長は16日の記者会見で、民進党の蓮舫代表の「二重国籍」問題に絡み、「実は二重国籍だという議員が(他にも)結構いると聞く」と述べ、蓮舫氏以外にも存在する可能性を指摘した。
ただ、「あまり目くじらを立ててどうこうということではない」とも語り、問題視しない考えを示した。
神津会長は、同党の新体制について「新しいモードで発信力、明快さを持ち合わせている蓮舫氏のかじ取りに期待したい」と語った。
そうだろうとは思ってましたけどね。
問題視しないってのは、明らかに自分への飛び火を避けるための言葉です。ホント、実際はどれだけ居るのやら。
投稿: 青竹ふみ | 2016年9月16日 (金) 22時41分
umeさんこんばんは
>最悪の場合は、「蓮舫氏は日本国籍を失い在日台湾人→国会議員の資格を失う。」
可能性はあります。
>”民進党(民主党)が韓国の傀儡政党、”東亜日報記事等を知りませんでした。
民進党(民主党)、まぁ左派というか反日ですね。
特亜の為の政府なので、民主党が政権を取った時の保守の方々は、恐怖と国民の無知さに震えたそうです。
ご存じないとのことなので、urlを張り少し例を挙げます。
・今話題の蓮舫氏と小池氏の話しをすれば、当時の蓮舫氏の「事業仕分け」に対して、現東京都知事の小池氏は「中国共産党の日本解放工作要綱(中共の日本弱体戦略の文章のこと)にならえば、事業仕分けは日本弱体化の強力な手段」と看破していました。
・民主党政権時に民主党議員の福山哲郎(陳哲郎”帰化”)氏で明らかにされた「軍事機密の34000件の破棄」。
(実質は中国への軍事機密の漏えいとされている)
https://www.youtube.com/watch?v=WkyfnQwmHpY
・民主党政権時の韓国李明博大統領の「日本征服宣言」
未だに民進党や韓国の事を知らない方が多い、言葉も出ません。
https://www.youtube.com/watch?v=XDBQTtO0gYk
まぁたくさんありますよ・・・
蓮舫が何者か・・・なんて端から分かっている話しなのですが、
付け加えると民主党で問題となったのは在日だけではなく帰化人もです。
流石に今回の騒ぎで帰化人を・・・というのはないでしょうが、二重国籍問題をどこまで拡大出来るかが日本の国難のキーポイントです。
投稿: さいにゃー | 2016年9月16日 (金) 23時09分
スパイが多く乗った泥舟に、ついに穴があきました。
逃げ出る人達を見れば、誰が本当に泳ぐことが出来て、
誰がカナヅチのスパイだったのか解るでしょう。
日本の政治は、寄合型以外にあり得ない事が確定しま
した。その意味で、民主・民進党は非常に良い仕事を
しました。私も腹に何やら落ちて合点できて良かった。
投稿: アホンダラ1号 | 2016年9月16日 (金) 23時20分
多重国籍って、ほとんどの場合は産まれた時に決まるんですよね。両親の国が違うとか、産まれた国が日本ではなかったとか。で、親が届け出をするから多重国籍になるわけです。
本人の意思で多国籍になるわけではありません。
もし、多重国籍者は国会議員になれない等という法律ができたら、日本人なのに本人の責任ではない部分で職業を制限されるということになりますね。人種差別とも言われるでしょうし、職業選択の自由を定めた憲法違反と言われてもおかしくないでしょう。
ならば外国の国籍を抜けばいいじゃないか?と言われそうですが、国籍離脱を認めてない国もあるそうです。ブラジルとかね。(だから外国籍の離脱は努力目標にとどめてあるらしいです)。
台湾籍なら抜けるから国会議員になれる、ブラジルならなれない……なんて不公平な法律って出来ますかね?(^_^;)
もし、多重国籍による国損を危惧するなら、国籍条項ではなくスパイ防止法のような法を整備する方が現実的だと思いますけど。
投稿: ひこ~ | 2016年9月16日 (金) 23時25分
>ひこ〜さん
>台湾籍なら抜けるから国会議員になれる、ブラジルならなれない……なんて不公平な法律って出来ますかね?
それが不公平なら、所得がないという理由だけで生活保護というお金が支給されるのも不公平ですよ。
台湾は離脱出来る国。ブラジルは離脱出来ない国。
離脱出来ない国の二重国籍者は「しょうがない」と誰しも思うでしょう。
離脱出来る国で二重国籍のままっていうのは「しょうがない」と誰もが思うでしょうか?
国が国民全員に15万ぐらい支給するというシステムで良いのなら、不公平だから二重国籍も認めましょうってなっても良いでしょうけれど。
それでも、別の理屈で二重国籍はダメと言われると思いますよ。
少なくともあなたがあげた不公平だから云々は現状では通らないでしょうね。
投稿: 通りがかり | 2016年9月16日 (金) 23時44分
>ひこ~さん
確かに、人は自分の生まれを選べないですが。
帰化申請して、日本以外の国籍を放棄してから議員になれば、それで済むことですよ。
勿論、国籍放棄を認めていない国の籍を持っていた場合、多重国籍における例外を考えなければ、職業選択の自由が脅かされてしまうでしょうが。
今回の件で問題になっているのは、二重国籍であることを知りつつ、それを放置していた状態のままで議員をしていた事だと思います。
彼女が過去のインタビューなどで二重国籍の事を語らずにいれば別だったかもしれませんが、あれだけ発言していて実際に自分の二重国籍を確認していませんでした、では筋が通りません。
個人的には、就職時に履歴書に経歴を書くために色々と確認するとか、そういうレベルで確認しなければいけない事だったと思いますよ。
だって、会社に入社するための条件を自分が満たしているかどうか、普通は確認しますからね……。
投稿: 青竹ふみ | 2016年9月17日 (土) 06時15分
今回の騒動をみて思ったこと。
国を滅ぼすことって、割と簡単なことだと思いました。
だって国民、日本国民自体が国の概念を持たずにぼや~っと生きてくれば、レンホーみたいな昔から堂々とあっちこっちで「自分は二重国籍ですー。他国の国籍もってます~。」って自慢してるやつに投票してしまうし、こんなにネットが普及、スマホが流行っても結局はテレビの情報、嘘っぱち新聞の情報をそのまんま信用する。
そういう人たちが実は大勢なんですからね。
今回の騒動、いろんな面で恐ろしいと思いました。
投稿: やもり | 2016年9月17日 (土) 09時52分
民進党が衆参で毎回出している国籍選択制度の廃止の請願、これは自分たちのためなのか、支援者たちのためなのか。
日本は重国籍を認めよということですよね。
蓮舫の件で台湾との関係が変にならなければ良いのですが
投稿: 多摩っこ | 2016年9月17日 (土) 11時47分
国籍問題というのはおもしろいというか、難しいですね。
○ 通りすがりさん
生活保護がなんですか?答える必要さえ感じません。ごめんなさい。
○ 青竹ふみさん
> 今回の件で問題になっているのは、二重国籍であることを知りつつ、それを放置していた状態のままで議員をしていた事だと思います。
> 彼女が過去のインタビューなどで二重国籍の事を語らずにいれば別だったかもしれませんが、あれだけ発言していて実際に自分の二重国籍を確認していませんでした、では筋が通りません。
蓮舫さんがこれまで二重国籍のことを語っていなかったのなら、それこそ詐欺です。
蓮舫さんは芸能界にデビューした頃から、父親は台湾人で母が日本人だと言ってたはずです。その事実がわかっていれば、誰だって蓮舫さんが台湾と日本、二つの国籍を持ってるとわかってりはずです。用語は間違ってましたが「帰化した」と堂々と書いてるくらいですから。
なので、一般の人は、蓮舫さんがインタビューで「私は生まれながらの日本人」と言えば心情的な日本人だと思うし、「私は二重国籍だ」と言われてもその通りだとしか思わないのです。
もし、蓮舫さんが日本人的な通名を使用し、台湾籍だった事実も公表せず、今になって実は台湾籍を持ったままだったとわかれば大問題になったでしょうね。スパイだと思われても仕方がない。
でも、台湾と日本の二重国籍保持者だったという事実を全く隠さず、むしろ自慢げに公表してたから一般人は怒りも何もしないのですよ。外国籍って手続きをしないと抜けないんだ!って初めて知った人が多数なのではないでしょうか?私もその一人です。日本国籍を選びさえすれば、自動的に外国籍はなくなるのだとばかり思っていました。逆に外国籍を選んでも日本の戸籍が消えないというのも初めて知りました。
これから蓮舫さんが「台湾籍のパスポートと日本籍のパスポートを使い分けた」とかいう犯罪の証拠が出てくれば別ですが、今のままでは何もおとがめなしでしょう。
むしろ、「台湾籍だから国会議員をやめろ!」なんて攻撃した側が、考えが古い人種差別者だ!って思われて逆に支持されないでしょうね。
二重国籍者が国会議員なんて国を滅ぼす・・・なんて言ってる方がいますが、であれば、他民族・移民国家のアメリカ合衆国なんて成立さえしなかったでしょうね←w
国を滅ぼすのって、二重国籍よりもむしろ、金や女のために国家機密を売り渡したりする人たちじゃないでしょうかね?そういう意味で、私はスパイ防止法のようなものを制定した方が国会議員に国籍の制限を掛けるより効果があると思ってます。
蛇足ですが、アメリカ合衆国大統領の条件は「生まれた時からアメリカ人であること」だけで、二重国籍は問わないそうですよ。なにせ多重国籍を認めてる国ですから。
ただ、それを対立候補から指摘され攻撃の材料にされるから外国籍を抜く人がいるらしいですけどね。
よそ様の掲示板であまり長く続けるのも何なので、私が書き込むのはこの辺りで止めたいと思います。
国籍について色々と勉強するきっかけを作っていただいて感謝です。
投稿: ひこ~ | 2016年9月17日 (土) 12時17分
まあ、ひこ~さんと私で問題の焦点が違うから、話がすれ違うのはしょうがないですね。
蓮舫さんに関しては、台湾籍だったことなどを過去に言っている以上、自身の経歴・国籍を調べていて当然であり、二重国籍を公表していようが隠していようが故意(経歴詐称)であると言えるけれど。
台湾籍だったことなどを言っていなかった場合は、二重国籍を隠したことが過失か故意かを判断するのが難しいため、また多くの人が似たような状態(言ってないけど二重国籍)にあるだろうため、蓮舫さんだけに罪(経歴詐称)を問う事は難しいってだけなので。
連合会長が目くじら立てるなって言ってるのはこの為でしょう、全員処分することも、関係者まで含めて全員調べるのも事実上不可能なのですから。
そもそも、他国に利益のある行動をする恐れがあるから駄目ですよ、って意味合いですから、むしろ二重国籍であろうがなかろうが、日本よりも中韓朝を優先する奴を排除したいんですが(笑)
おたかさんみたいな人が今でも居れば、野党もそれなりに頑張れるんだろうになあ……。
まあ、別に論破しようとしているわけではないので、こういう考えも有るんだなってことぐらいで読んでくださいな。
投稿: 青竹ふみ | 2016年9月17日 (土) 14時58分
さいにゃーさん
色々と情報ありがとうございます。実は共産・社民と民進が親密関係には強い必然性があるのですね。全然、選挙協力は野合じゃないじゃないですか。どんどん民進の能力も含めての実態が広まっていくべきですね。
偶然?にも、組織犯罪処罰法改正案が動きそうなので成立を期待したいです。国連大好きなのはずの左派が大騒ぎをするのでしょうけど。
投稿: ume | 2016年9月17日 (土) 15時04分
こんにちは。
拙コメですみません。
中共には「 日本解放工作」 という日本植民地工作があるそうですね。
その為には、日本で「民主連合政府」が必要と。
今回、中国メディアが蓮舫氏の代表就任を熱烈大歓迎の報道をしたそうで、政権奪取の工作に繋がったということなんですね。
新華社は「 蓮舫氏は日本の中国侵略の歴史を認め、日本社会に歴史教育の強化を呼び掛けている 」
と伝えたそうです。
蓮舫氏の歴史観が 「 日本が中国を侵略したのは事実で、日本の若者への教育が足りない 」 そうですから、
まるまる中国人ですね。
いくら、口先だけで「 日本人として誇りを〜私は日本人だ〜保守だ〜 」と吐いても見抜かれてますよ。
信条が 「9条を守る 」 ですし。
アイデンティティが(国家帰属意識)、日本ではないのですよね。台湾でもない。( 裏切り者呼ばわりされてしまってますから)
ばれちゃった…という事です。
アメリカは、書類上だけではなく、胸に手を添え星条旗に誓う儀式があるじゃないですか。
アメリカ国民としてアメリカに忠誠を誓う儀式…これが出来ないと国籍取れないのですよね。
日本は簡単だ。忠誠儀式なんてないでしょ。
蓮舫問題は単なる国籍書類問題じゃないんですね。
蓮舫氏は、意識が中国に帰属してるから問題なんです。
それにしても、「日本のパスポートが嫌で悲しかった…」って、
それで日本で稼いで国会議員にまでなって…
つくづく日本国民の花畑脳に溜め息が出ます。
失礼致しました。
投稿: レモンシロップ | 2016年9月17日 (土) 15時12分
重国籍は基本的には己の身分や会計の手続きが2倍になる負担を引き受けて成人後もダブルでいくのか、どちらかを選べる国の者ならば片方離脱する。
前者で裕福な場合、蓄財に活用できるわけです。
思想は個人の自由の範疇でもあります。しかし申告と納税は自由ではない義務ですから、日本が今後重国籍を認める方向に行くのであれば、徴税のシステム見直しをセットで行うべきです。
この件で左派が大好きな二重国籍先進国・米国はグリーンカード保持者へは国外に住んでいようと毎年所得の申告を義務付けていたはずです。
ボリスジョンソンはロンドンの自宅を売ってイギリス本国では控除対象なのに米国税調から申告漏れだと追徴されてもめもめになってましたね確か。
マネーロンダリングや機密提供に関しては、二重国籍と分けてスパイ防止法や組織犯罪処罰法などで絞めていく際に、2重で持っていて日本に住所があれば日本の法に従うように縛りをかけるのは最低必須です。
投稿: ふゆみ | 2016年9月17日 (土) 15時30分
思わず笑ってしまった。「ドブに落ちても根のある奴は、やがて蓮(ハチス)の花と咲く」歌の文句じゃないければ、十分にメカタで男を売っている《ドジョウの兄貴》がひょっこりと顔を出したのだ。果たして蓮根代表に根があるのか、根なし草のまま腐ってしまうのか。
投稿: 町衆 | 2016年9月18日 (日) 11時05分