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« 小池知事のミスリードとリスク・コミュニケーションの失敗 | トップページ | 豊洲問題Q&A »

2016年10月 7日 (金)

小池「大統領」はなにを目指すのか?

Img_4155
小池百合子という政治家の特異性は、その旺盛な上昇志向と、その都度自分を戦うアイコンに仕立てて見せる、イメージ操作が武器だという点です。 

常に悪辣な敵を作り、敵と戦い、敵を打ち破るというストーリーが彼女には絶対に必要です。 

ですから、防衛相時代は「防衛省のドン」と呼ばれた守屋武昌次官であり、今回は同じ手法で「都議会のドン」こと内田茂氏を敵としました。 
関連記事http://arinkurin.cocolog-nifty.com/blog/2016/08/post-74a7.html

彼らは大いに問題のある人たちだと私も思いますが、その功罪は置くとして、このドンたちとの戦いこそが小池氏の「都政」のようです。 

小池氏が描くセルフイメージは、非妥協的な内部革命者だと思われます。 

そのような彼女にとって自分の挙措のすべてが<政治>です。 

都知事選は、彼女が都知事になったらどのようにふるまうかを示唆しています。遠い昔のようですが、簡単に振り返ってみます。 

都知事になると決意した小池氏は、あえて党内異端の位置を選択します。 

党内での人選が終わらないうちに手を上げたのです。 

当時、自民党は官僚出身候補との交渉にかかりっきりでしたから、小池氏などは選考の外でした。 

安倍氏も参院選を前にして、都知事選を分裂選挙にすることは避けたかったはずですし、 都連が増田氏を推したのは、いうまでもなく、言う通りに動かせると踏んだからです。

その逆風に対して、小池氏はマスコミを引き連れて、わざわざ無人の時間を選んで自民党都連事務所に要請文を届けに行くというパーフォーマンスを演じてみせます。

ここで都連会長であるジュニアとのガチンコ対決になるわけですが、ここでもうひと芝居打ってみせます。 

ジュニアが設定した説得会談の後、小池氏は「出馬の意志は変わらない」と単独記者会見してしまいます。

なかなかできないまねです。 

Photo_3

 さぁ、ジュニアの怒るまいことか。父親から才能は受け継がず、似たのは傲慢とイラチだけですからね、あの人。

まことにあざとい。 

マスコミは保守分裂選挙と書き立てましたが、違うでしょうね。 

正しくは<自民党vs小池百合子ひとり>です。あるいは<既得権益者vs改革者>といったところでしょうか。 

自民が押した増田氏の第一声を聞いて、官邸がたまげたという噂があります。

増田氏がまるで村役場の住民課課長のように、精彩がなかったからです。 

それに対して小池氏は、ギャンブラーのようにギラギラしていました。

このギラギラした権力への意志こそが、彼女の真骨頂です。 

「東京都大統領」を選ぶ戦いにおいて、住民課長と出身母体全部を敵に回したギャンブラーでは勝負になりません。 

ご承知のように、小池氏は浮動票を総取りにするようにして圧勝します。 

Photo_2http://www.huffingtonpost.jp/2016/07/31/yuriko-win... 

この都知事選を思い出すと、小池氏のやることにはすべて政治的な意味があり,無駄がありません。

その意味で、完全な政治的人間です。 

積み上げ・根回し型が多いわが民族の政治家としては、希少種に属するでしょう。

私も彼女の類型は、小池氏と安倍氏が共に政治の師と仰ぐ、小泉純一郎氏ていどしか思いつきません。

そういえば小泉氏は、都知事選前に記者会見で支持を表明していましたね。宣伝カー乗るかと思っていましたが、さすがそこまではしませんでしたが。

さて、彼女はなにをしたいのでしょうか。小池氏は明確な政権公約をしなかったために全貌はまだ見えてきません。

しかし、小池氏が引き連れてきた16人の「チーム小池」を見れば、その外観は理解できます。

この16人の外部識者のチームリーダー格が、かつて大阪維新の会の頭脳と呼ばれた上山信一氏だからです。

Photo_4上山信一氏

上山氏は、外資系経営コンサルタント会社・マッキンゼー日本支社の共同経営者だった人物で、彼が辣腕を振るったのが、橋下氏と組んだ大阪府改革です。

上山氏はかつての橋下氏のいちばんのブレーンだった人物で、橋下氏との連絡役も果たしていると思われます。

彼のほかに、山梨広一氏と町田裕治氏もまたマッキンゼーがらみの人脈で,安川慎一郎氏、本多正俊氏も揃って経営コンサルタントです。

そして飯塚正史氏は、会計検査院の出身です。

また談合情報情報に精通しているといわれている、政府調達苦情検討委員長だった加毛修氏も加わっています。

彼ら経営コンサルタントと会計検査院・談合調査グループが目指すのは、ミニ国家にまで膨張した都庁職員と財政「改革」以外にありえません。

そして、行政と議会の議事録と帳簿を読める、東京地検特捜出身の若狭勝氏ほど、これにうってつけの人材はいないでしょう。

政官談合のみならず、天下りまでに手を入れると思われます。

それ以外にも小島敏郎氏は、小池氏が環境大臣の時の環境省幹部で京都議定書作りに関わっていました。

今回の豊洲問題でも、小島氏がなんらかのアドバイスをしたと見るべきでしょう。

とまぁ、錚々たる「改革派」の顔ぶれが、小池氏と共に都庁に乗り込んだわけです。 

小池知事は、このようなことを述べています。

「私を筆頭に、外部の方々は別にリットン調査団やGHQとして乗り込むわけではない」

いや、そのつもりでしょう。

小池氏が狙っているのは、橋下氏型都政改革とみて間違いないでしょう。

今回、その「盟友」橋下氏から小池氏が、豊洲対応で手厳しい批判を食らっているのは面白いことです。

「豊洲問題。豊洲の安全基準は感性で決めるものではない。論理で決めるもの。小池さんは間違っている。
豊洲の地下水は飲むものでもなく利用するものでもない。ゆえに原則は下水扱いで排水基準が目標。しかし建物下のみ揮発性物質を考慮して余裕のある環境基準を目標。しかしこれも飲むための基準ではない。」

ここで橋下氏が指摘するように、豊洲で「基準値」と呼んでいるのは、あくまでも安全パイを大きく取って飲料水基準です。
地下水が仮に地下施設に染みだしたとしても、それを飲んだり、生鮮食品の業務用水で使うわけではありません。
地下水管理シテスムが排水として浄化して、外へ流すだけにすぎません。
その排水基準は飲料水基準値の10倍の0.1㎎/ℓですから、騒ぐほうがおかしいのです。
このあたりのリアリティの有無が、実際の地方自治体の長だった橋下氏との違いでしょうか。
そもそもこのような大規模な浄化作業をせねばならないような豊洲に立地してしまった石原氏の責任は免れないでしょう。
大田市場に集約するなり、選択肢はあったはずです。
であったしても、、1カ月後の公式の水質検査結果を受けて、小池氏は現実的決断すべき時に入っています。

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コメント

10区の補選で二階幹事長は小池知事に対して最大限の協力を呼びかけ、もちろん知事は快諾したようです。
若狭氏のことゆえ当然そうなったのでしょうが、これで再び都連のメンツは丸潰れです。
こうしたケースで例えば谷垣幹事長だったらどう判断したであろうか、若狭氏以外の候補だったらどうだっただろう、と考えさせられます。
自民党を支えてきた人達というのはリベラルや保守派の違いはおいても、生まれた時から自民党員であるような人たち、古い言葉ですが「党人派」でした。
そういう意味からも二階氏の性質というものが、小池氏とある共通の土台を有しているような気がしてなりません。

私の小池氏に対する危惧はブログ主様と同じ感覚のようで、ますます膨らんでいくばかりです。
私にはどうしても小池政治というものが、自身に寄せる権力構造の変革のために些細な問題を利用しているだけの政治に見え、真摯な態度で都政の「問題を解決して行こう」という姿勢には見えません。
そもそも「何が問題か」という選択の過ちがあるし、対立的視点で物事をあおりすぎる。
これも古い言葉ですが、「バルカン政治家」という語感に近い印象を持ちます。
そして政策的には確かな国家観をもった保守派の印象が持たれる小池氏ですが、歩んできた道のりや人間性は保守派とは相容れない、全く正反対の方なのではないでしょうか。

ふゆみさんが言うように、
「環境アセスをやり直す」というような決定的な言辞はしていないようです。
ですが、その可能性を排除していない、あるいは示唆しているようにも理解でき、「環境アセスをやり直す」という事がどういう事なのか分かっていれば、責任ある行政の長が軽々に言及できない性質の事柄です。
そうであれば、なぜ今それを言う必要があったのか? その狙いはなんだろう? という疑問が沸いてこざるを得ません。
安易に「粛清」という言葉を用いたり、「リットン調査団やGHQとして」というような刺激的で挑戦的な物言いからも小池政治の原点・本質らしきものも垣間見えているのではないかと思います。

こういう政治家が生まれる背景の一つとして、歴史的な問題として小泉郵政改革の失敗をキチンと評価して来なかった事もあるのではないか、と思います。

ともかくもマスコミ報道はじめネットでさえも、まだまだ小池批判が皆無であるなか、いち早く鋭く小池政治の問題点に着目したブログ主様に敬意を表します。
私にしても、このブログを読まなかったら小池政治に対する確たる問題意識は生まれ得なかっただろう、と白状しておきます。


小島俊郎氏は河村たかし名古屋市長と高校の同級生で市長のブレーン。
河村市長は名古屋から選挙応援に来てましたね。

市長がゴミ処分場予定であった干潟の埋め立て白紙撤回させたことから小池知事が豊洲移転撤回をゴールに動いているとしたら…果たして都民はそこまで望んでいるのか?

知事の給料半分に減額や五輪費用の見直し、韓国学校の白紙撤回、待機児童対策などを期待して投票しました、が報道のトヨストヨスで知事に対し頭の中を疑問符がよぎります。
記事を読んで増幅しました。

多摩っこさんが書かれたような政策実施を期待して私も票を入れました。
そして豊洲に関して白紙撤回を望んでいません。
祭りを冷静に片づけて、年明けに移転したいとこだけ移れるように豊洲に関しては修正届を完遂することに集中すればいい。

記事や山路さんのような、人を見て闘いを読む視点は役に立つ部分もありますが、私はそれ自体が政治家に匂いを醸し呼応増幅し、最終的にいつも
良い奴か好きな奴か信じられるか
で多数を取れたら良いんじゃんそれが選挙という祭り囃子になっていると思っています。
行政トップって、議会という見張りをつけて監視して、都民の要求をスリムに満たす指揮を執るなら大嫌いな野心満々の性格悪い奴がやっていいし、結果を出してそれを踏み台にすれば良い。
トヨストヨスだけ言い続けるなら期待外れという事です。

今環境アセス、というフレーズを出す感覚というのも、標準よりドライ過ぎる私には山路さんやマスコミの言う何故今⁉︎なニュアンスは感じないです。むしろ先に言葉だけ出して「それはおかしい」と橋下氏に言わせる道をつけているのかと読んでいました。その情報操作の仕方は小泉元首相よりマイルドで小賢しいですね。

小池氏にくっついている若手議員は、豊洲以外の実務ネタをこれからどんどんネットに上げていけば、東京ならばワイドショーは観なくとも子育て世代はネットで知るでしょう。築地経由してないスーパーの魚買ってる層でもあります。

今回都民は、即死ぬようなネタの祭りでないので比較的皆冷静だと思うので、祭りってこうやって鎮めるのかという実績を残すチャンスなんです。

小池さんを押した、いわゆる保守層は、豊洲にそれほど関心があるとは思えません。

むしろ、保守層が関心を寄せている事柄から目を背けたくて豊洲豊洲言ってるような気がしますし、

何よりいくらなんでもメディアも東京偏重すぎるんじゃないでしょうか?

高江ではひともんちゃくもふた悶着もネットではもめています。これらをまるで取り上げないのはいかがなものかと思います。

通りすがりさん。私が高江になにも言っていないですって。
なにを読んで言っているのかなぁ。
いちおう過去ログ検索してから言いなさいね。
http://arinkurin.cocolog-nifty.com/blog/
http://arinkurin.cocolog-nifty.com/blog/2016/09/post-1f27.html

今は沖縄からやや離れていますが、待っていてくださいね。

通りがかりさん。
へえー、高江って東京都内や古池知事の話だったの?というのは冗談ですが、
記事は当日のブログ主のテーマで書かれています。

あなたのいう文句なら散々こちらでも過去記事でやってますし、マスコミの偏重云々ならそれこそ大手テレビ局や新聞社へどうぞ。

管理人さん、山形さん、
通りすがりさんは、メディアが高江を報じないのがおかしいと書かれているのだと思います。

昨日は主観で散々書き散らかして、読者に指摘されるまで放置していたくせに随分と面の皮が厚いのですね

個人ブログだから主観を書いていいんですよ。
コメント欄にリプライして反映させるのは根気のいる真摯な作業ですよ。面の皮が厚いのではなく骨が太いのですきっと。

こうやって、ちょっと沸いてるかなと察するとノシっと出てくるので、管理人さんが過敏にかるお気持ちはお察しします。

ふゆみさん。
承知してます。だからなんでそんなことでメディア相手ではなく個人ブログにコメントしたがるのかと。まあ、お手軽で楽チンだからでしょうけど。

根津さん。
管理人さんは散々反省してることを書いてるけど読めないの?
で、「面の皮が厚い」とはずいぶんな侮辱的表現ですね。そんなあなたの面の皮はどの程度の厚さなのでしょうか。

山形さん、クールダウンしましょう。
管理人さんも勘違いされてますが、通りすがりさんは豊洲の報道ばかりで困りますよねって意味で、他意があるわけじゃないと思います。
少し言葉が足りなかっただけかと。

私もご指摘のようなコメントをしてしまうことがありますし(^^;


根津氏のコメントは誰が読んでも管理人さんに対する悪意を感じますよ

荒らしは放置するに限る!
というのがネットの正しいやりかたらしいので、あまり熱くならないほうが(^_^;)

しかし、指摘されて直ぐに対応される管理人さんを掴まえて「放置してる」はありえないですね。
悪意を持って書き込んでる方には、冷静に「冷たく」放置対応してよろしいんじゃないでしょうか。かまってちゃんは無視するに限ります。

小池氏に対する考えが誤っています。
反日・在日勢力が分かっていますでしょうか。

彼女は英文で「North Korea’s Pachinko Missiles(北朝鮮のパチンコミサイル )」の論文を書き上げています。
京都大学教授など複数名が北朝鮮に核技術を流出させたり、日本のパチンコや学校へのお金で北朝鮮のミサイルが作られていることは、こちらのブログの方でしたら多くの方がご存知でしょう。
また政策では、下記などがあります。
・朝鮮学校の高校無償化に反対
・反日教育を進めている北教組の傘下にある北海道の高校授業料無償化反対
・韓国人学校の増設撤回
日教組の影響が大きいH2O(北海道、広島、大分)有名ですが、その一つにメスを入れようとしています。


内田都議連が韓国優遇策をとる舛添前都知事などから、日本より特亜を優先する反日勢力であることは理解できますし、増田氏も反日であるのは明白。
小池氏に対する判断は、在日・反日勢力を併せて考えないと、答えは見えてこないと思うのですがね。
内田氏は樺山卓司都議を自殺に追い込んでいます。
樺山卓司都議の妻が暴露もしています。
猪瀬都知事の5000万円受領の記者会見では、私たちがメディアを見て受けた印象は汗を垂らしてシドロモドロしていた間抜けな雰囲気でしょう。
あの記者会見も何時間も(確か立ちっぱなし)強要され、都合の良い一部を抜き取られたという事です。
簡単に内田氏を対立軸に置き、人気集めしているとおっしゃっていますが、本当に命掛かっていますよ。


ここは誤りです。
>党内での人選が終わらないうちに手を上げたのです。
>当時、自民党は官僚出身候補との交渉にかかりっきりでしたから、小池氏などは選考の外でした。
自民党の都知事の公認候補は、自民党本部ではなく、東京都連が決めます。
東京都連の会長は石原伸晃氏ですが、しょせんは帽子です。
実際の公認権を持っているのは幹事長の内田氏です。
これは猪瀬氏の言葉です。
自民党や安倍氏に推薦の決定権はありません。
ですから例えば『自民が押した増田氏の第一声を聞いて、官邸がたまげたという噂があります。』こういうのにも、官邸はたまげません。


そして石原伸晃氏は内田氏の操り人形でしかありません。
父親は息子を内田氏に人質に取られ、父親も内田氏の操り人形になった。と揶揄も聞きます。


ここからは立候補に関する推測ですが、まずは事実。
・舛添氏の韓国学校設立問題で自民都連と韓国との繋がりも表面化していた。
・彼女が派手で且つ勝手に出馬したことで、自民党都連の推薦の有無の影響の大きを世間に知れた。
・猪瀬氏が、自民都連のボス内田氏が全てを握っていることを爆弾発言。
・安倍氏は増田候補への応援演説をキャンセルし立たなかった。
・小池都知事誕生後、安倍氏とは握手連携するが、内田氏とは険悪。

前にも『小池氏の立候補は安倍氏と連携していたと考える。』というのはこれらの考察からです。
『自民党が増田氏を推薦』という誤った事実や表面上だけをみていたら、安倍氏と小池氏は連携していない様に思えますが、私はそうは思えません。
安倍氏は反日であり強い権力を持っている自民都連を、排除したいと考えていたのです。


日本がどれだけ反日勢力に支配されているかはご存知ですよね。
取られているから、安倍氏は「日本を取り戻す」と言った訳です。
「維持」ではなく「取り戻す」なのですよ。
日本が乗ったられたから、「取り戻す」です。
今もどれだけ日本が危機的状況下にあるのかご理解されているのでしょうか・・・

言葉が足りなかったようですが、「これらをまるで取り上げないのはいかがなものかと思います。」と言ってる対象はメディアです。

が、しかし、それを書いたあと産経がデカデカ書いていました。

そろそろ高江はもっともっと注目されてもいい時期ではないかと思います。

通りがかりさん、私をはじめ一同通りすがりさんと書き連ねてましたね失礼しました。
さいにゃーさんらしい見解、興味深く読みました。
阿倍氏が取り戻したい日本像と私が愛する日本像にはかなりなギャップがありますが、現状への不満という点では同じだなと思っています。
猪瀬氏の弾劾裁判は酷でしたね。金を借りなければ良かったといえばそうですが。
彼は都連と野党都議そして利権で熟成された東京スープで出汁を取らずに違う鍋でオリンピックを料理しようとして自宅の台所をひっくり返されました。
都心の飲食店をやっている友人が言うには、今とてつもなく羽振りの良い大手では無い建設業者やコンサル関係の業者がいて、バブル期の如きキャバクラ豪遊三昧なのだそうです。ある程度の値の張る店は常にイケイケ業者のお陰で店をやれているのですが、税金かと思うとちょっとね…との事です。
脱線ばかりして失礼すぎるので、表題に戻ると
小池氏には大統領として目指してもらう事は何もなく、知事の仕事だけしっかり全うすることを、私とそして多くの都民が望んでいると思っています。

通りすがりさん。なるほど。了解しました。
HNが「通りすがり」というものだったので、つい身構えてしまいました。

さいにゃーさん。都連が都知事候補を決めることは知っております。
だから増田氏を選ぶことになりました。
私が書いた「党内」というのは都連のことです。

都連のような巨大組織が独立組織のようになっていることも問題なのでしょうね。
大阪府連の腐り方もすごいですが、都連の腐臭も息ができないほどです。

その意味で、おっしゃるように内田氏とその取り巻きたちは、様々な意味で大いに問題とされるべきでしょうが、豊洲の移転を人質にするのはよくないというのが一貫した私の意見です。

豊洲問題がここまでこじれたのは、共産党たち左翼陣営と小池氏の思惑が、奇妙にも一致してしまったからだと思っています。
あとそれをまともな独自取材もせずに、そのまま垂れ流す劣化メディアのせいもありますが。

ちなみに日経によれば、東京・関東圏では小池氏の豊洲対応支持が9割だそうで、私などは極少派です(笑)。

小池都知事について,現段階で評価するのは
全く無理だと思います.

問題をあらいだして,専門家に一定の結論を出させ
それに基づき,都知事が総合的に判断する
これで何も問題ないでしょう.

豊洲の地下空間についての内部調査結果でも
意図的に技術委員会の提言として嘘を都職員が書くような体質ならば
都知事(多くの都民)が懐疑的になって,もう一度
点検してもらいたいと思い,上記の手続きを踏むのは当然です.
センセーショナルに扱い,場合によってはミスリードしている
メディアなんて,知ったことではありません.

都民になんてどうせ技術的なこと,科学的なことは分からないのだから
都知事が事を荒立てずに,移転をすれば良かったという意見が
あるとしたら,それは知らせない自由を謳歌していたメディアと
同じでしょう..

私は都民として,都知事のやっている「オープン」にすることに
賛成です.彼女が都知事選に立候補した時の,一丁目一番地の
公約通りにしているんです.このようにしたら,決着が大変なのも
事実です.でもそれが民意だったのです.もちろん彼女は
切り分けして結論を出して行くことでしょう.民主主義政治は効率と
納得のバランスの上になっていると思います.しばしば時間が
かかるものです.

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