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日曜雑感 ネット言論を大事にしましょう

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私は過激な表現を好みません。というか、嫌悪感すら感じます。

それは他者に、自分の正義を押しつける行為だからです。第一、その殺伐とした空気がたまりません。

この言語による暴力行為は左右両翼に存在し、日本の言論空間をいっそう貧相にしている原因になっています。

いまやネット言論は、既存の報道機関を凌駕する質と量を持ち始めてきています。

それは10年前には想像もつかなかったほどです。

慰安婦問題頃から顕著となり、原発・放射能問題で鍛え上げられました。

私もこの中でブログを書き始めています。

昨今では蓮舫重国籍問題はそもそもネットがなければ始まらず、NHKなどは完全に無視していたおかげで、今になってあわてて報道しています。

豊洲問題もまともな意見を吐いているのは、ネットだけといった有り様でした。

高江紛争などは、地元紙の「英雄的闘争」報道に本土メディアが追随したために、「市民の平和的抵抗」のイメージ形成が半ば成功しかかっていました。

今やどちらがまともな言論空間なのかわからないほどです。

このようにネット言論は既存メディアの劣化に対して、しっかりとした事実と論説を対置できる言論世界にまで成長してきています。

朝日新聞が、かつてのように思うままに世論をコントロールできる時代は去ったのです。

Cuo2kq1vuaafktl(「昨年開催された辺野古の大綱引き。3年に1度行われます。キャンプシュワブのマリーン達も多数参加して物凄い盛り上がりでした。しかし、この輪の中に稲嶺名護市長は入ってこれません。」ツイッター・ガジュマル喫茶様より引用させていただきました。ありがとうございます。100%上のような写真はメディアには乗りません。私はこのツイッターのファンです。お人柄が忍ばれる穏当さでほっとします)

しかし、いまだネット言論が大人の言論として認知されていない最大の理由は、この「口の悪さ」です。

ネット界では、相手をくさすていどではなく、全否定し、罵り倒します。

えてして表現も実に汚く、美しい日本語を使うということをハナから放棄しているようにすら見えます。

これがネット言論がいまだわが国において、一人前の言論世界だと認知されていない大きな原因となっています。

これはネット特有の匿名性が原因なのでしょうが、匿名であるならなおさら自分を律せよと私は思います。

本来、意見の表明は実名であるべきです。

そう思って私も実名ブログを3年間続けましたが、余りにえげつない荒らしに懲りて、今は名前を伏せざるをえなくなっています。

覆面をかぶった瞬間、別な人格になったらシャレになりません。

ネットは匿名であるが故に闊達な言論を保障されているのですから、それを汚したら自傷行為であると気がつくべきです。

特に、沖縄は既存の報道機関があの調子ですから、彼らに批判的な人たちはネット言論だけが頼りです。

だから、なおさらみんなで大事にしましょう。

強い言葉を使えば、内容の切れ味がよくなるわけではなく、かえってその過激な言葉に引っかかって全体を読む気にならなくなってしまいます。

したがって立場が違う者たちのことを「発狂」と呼んだり、「メンタル系の病院に行け」ということなどは、このブログのコメント欄では絶対に止めて下さい。

このような表現をされた場合、無条件で削除対象とします。

また別なサイトでお前はウンヌンという言説も、無意味ですのでお止めください。

狭い沖縄のネット言論で、「あそこでお前はこう言っていた」とやり始めるのは不毛です。

といいつつもここは自己表出の場でもあるので、山路さんが「自分語り」をすることはまったくかまいません。

むしろ他の方にもお願いしたいくらいです。

今回は許容範囲ギリギリだったためにいちいち私が規制することでもないと思って流れにお任せした次第です。

保守とは<常識>の言い換えなのです。

みなさん優れた論者なのですから、よろしくお願いまします。

■写真 (左)高安、(右)嘉風 仲良く談笑していました。

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コメント

初めて訪問させて頂き、ここにコメントさせて頂きます。

ご指摘のように、言葉遣いは大切ですね。この点で主様に全く同感です。

阿修羅と言う投稿サイトがありますが、コメント欄の罵詈雑言に閉口して閲覧を止めてしまいました。

やっと汚い言葉から離れたと思ったら、国会中継でそれを目撃してしまい、不快な気持ちにさせられました。明らかに新任大臣を狙い撃ちにした口撃ですが、もっと気の利いた質問は無いのだろうかと感じます。

言葉を尽くして敬愛の精神を持ってお互いに理解しあう、これは人間に与えられた特別な能力だと思います。しかし国会を見ていると猿山で餌を争う猿以下の下品な行為に見えて仕方がありません。

かと言ってリベラルが良く使う耳障りの良い言葉を望んでいる訳ではありません。誠意のこもっていない1000の薄っぺらな言葉よりも、真剣で真心のこもった1つの言葉がどれだけ人の心を打つかと言うことだと思います。

勝手なコメントで失礼しました。主様の益々のご活躍をお祈りします。

投稿: 左巻き大嫌い | 2016年10月16日 (日) 08時45分

高安さんと喜風さん、どちらも平成生まれですね。
最近のお相撲さんって私から見たら子や孫の世代w
大相撲中継を見る度に、時の流れを感じます。
(高校野球もだけど。)

昨日の記事コメント欄のやりとりで「自分語り」がどうのってありましたが、コメント欄の「自分語り」って記事に対する補足説明みたいな部分もあるし、その時代背景なども語ってくれる時もあるし、記事の内容をを理解する上でも、助かっております。

投稿: やもり | 2016年10月16日 (日) 10時19分

ネットメディアは大事に育てていく必要があると思います。

私は今なお朝日新聞の読者です。以前は信頼度90%以上で、その記事内容を受け取っていましたが、現在は20%以下で接するようになりました。

30%はネット上の新聞・TV(産経、読売等)情報です。そして50%は、この「ありんくりんさん」さんのブログをはじめとする個人・独立系ネット情報です。

私にとって、朝日新聞の真実性は圧倒的に下がりましたが、今なお基軸になっているのが正直なところです。

情報の信頼度はその表現の品性、つまりその情報に関わる人の気品に左右されます。品性とは感情を極力押さえ、論理的にかつ簡潔な表現を心がけることだと思います。自分にも言い聞かせていつのですが・・・。

匿名の人達が集うネットだからこそ、品のある議論は絶対条件です。そしてこれが”真実らしきもの探求する”ことにつながっていくと思います。

投稿: 九州M | 2016年10月16日 (日) 15時04分

朝日新聞。。。

コミンテルンはご存知でしょうか。
共産党を設立したり、世界各国を共産主義体制にする為に活動する組織です。
資本主義国家同士を戦わせることにより、共産化したい国を疲弊させその間に乗っ取ろうなどと企む組織ですね。
日米大戦などもそうですね。

朝日新聞は、戦前からコミンテルンと繋がっています。

・朝日新聞:戦前
日本の軍国主義化に協力、戦争を賛美する報道を続け、戦争を一番煽る新聞。

・朝日新聞:戦後
日本は戦争を起こす侵略国家と報道し、自虐史観を植え付け、慰安婦や南京虐殺などの捏造に加担。
憲法9条死守。

戦前から今現在も一貫して、日本の弱体化や共産化する為に活動している新聞社です。
沖縄2紙や北海道新聞は赤旗以上ですが。。。
危険ですよcat

投稿: さいにゃー | 2016年10月16日 (日) 19時08分

>このようにネット言論は既存メディアの劣化に対して、しっかりとした事実と論説を対置できる言論世界にまで成長してきています。

>朝日新聞が、かつてのように思うままに世論をコントロールできる時代は去ったのです。

 力強いお言葉です。うれしい限りです。

 ですが、既存メディアの影響力は依然として強いものがありますね。私は新聞をあまり読まないのですが、数日前に沖縄タイムスを読んでいると、記事に同調してしまいました。高江の状況描写でしたが、記者の見る目で自分が見ているんだとハット気づいたのですよ。

 読者は、活字を目で追い事件などの事実内容を把握しようとするでしょう。その時点で、もう記者に同調してしまっているのです。読者は現場を見ていない人がほとんどです。ですから、記者の記事に頼るしかありません。

 報道記者が偏った見方をしていたら、読者もスム-ズに偏った理解するのですね。影響力は大きいです。今、我那覇真子さんが「新聞を正す会」を立ち上げて、是正運動をしておりますが、この意義は大きいと思いますね。

 夫婦喧嘩でも、片方の意見だけを聞いていては、客観的な判断は不可能です。

 事実報道でも、見方は異なるのですね。人間が報道記事を書くのですから、各人の見方、心情は必ず記事内容に出てきます。特に、沖縄の記者たちは客観報道ということより、沖縄の民意という価値に肩入れをしながら記事を書いているのです。自分自身では普遍・不党だろうという気持ちでいるのでしょう。情熱的にイイ記事を書こうとすると、ますます読者への影響力は大きくなりますね。

 こんな沖縄の言論状況下にあって、このブログの存在は自由の砦みたいなものでしょう。もっともっと伸びて行けと叫びたいです。

 

投稿: ueyonabaru | 2016年10月16日 (日) 21時11分

議論をしに来たといいつつ、初めから自分の主張を通すだけを目的として、議論の席にすら着けない人が多いように感じます。
一方的な主張をする前に、お互い節度を守って歩み寄る姿勢が大事だと思います。
右翼左翼、どちらもないと片翼じゃ飛べないですよね。

また、管理人様のおっしゃる通り、ネットが普及されるまで今までどれだけメディアに操作されていたかと思うとぞっとしませんね。

ネットを全く見ない層もまだまだ多そうですので、我々見る層との温度差がもう少し埋まってくれればとも感じます。

投稿: Eureka | 2016年10月16日 (日) 21時54分

ここ数日、飲む機会が続きネットを見ていませんでしたが、結構賑わっていますね。
私も、罵詈雑言だけの人は苦手です。こちらがどんなにデータを活用して説明しても、端から理解しようとしようとしない。あるいは言葉尻を捕まえてそこだけ集中攻撃する。同じことを何度も蒸し返す。
しまいにはこちらも切れてきます。そうなる前に私は逃げますね。
ネット社会になり、マスコミが報道しない不都合の真実が、ガンガン白日の下に晒されてきました。
勉強しない新聞記者などよりはるかに造詣の深いネット住民はたくさんいます。管理人様におかれましてもデーターを駆使して書かれていますのですんなり頭に入ります。
今も昔もマスコミはデーター(真実)に基づいて報道する姿勢に欠けています。それは傲慢さから来ています。
沖縄のマスコミも、沖縄の世論は俺たちが作る。と公言して憚りません。要するに庶民をバカにしているのです。最近の沖縄のマスコミの報道で6月23日の慰霊の日で、沖縄戦では約20万人の住民が犠牲になったと報じました。実際には米軍、日本軍、住民合わせて20万人です。このように恣意的に情報操作します。
でも覚醒した庶民はそんなには甘くはありません。
朝日新聞なども随分と発行部数が減っている様です。
今はそんな時代です。


投稿: karakuchi | 2016年10月16日 (日) 23時15分

今日は今住む街の祭の手伝いで、東京ど真ん中にある顔の見える地元付き合いの良さにどっぷり浸かっておりました。俗に下町江戸っ子と呼ばれていない世田谷などにも確かな人情があり、縁日で輝くこども達の笑顔は最高です。

というわけでネットに接続するのが今頃になりました。
どうやら私が火をつけていたのにノーコメントですみません。発狂表現は引用でも×ですね。
そして防人さんは私のテロ関係のコメント自体に誇大妄想を感じているのだと思います。我が家は転勤族で、何の因果か行く先で前後するかのようにテロがボコボコ起きて、だんだん「テロとはあるもの」という感覚になったのかもしれません。
実際たまたまラッキーなだけで私達は生きて日本に帰ってこられました。

例えば法が機能しない場所で善意と正義と暴力が混在した際、報道はそこにある個々の善意を以ってその正義が法に勝ると説き暴力を是とするコースが定番です。
左右どっちに振れていても何かしら書き手のコース設定を感じながら読むと記事の情報をバラすことが、ある程度できると思います。

投稿: ふゆみ | 2016年10月16日 (日) 23時19分

ふゆみ様

日本人も、ミサイルを一発くらい撃ち込まれないと、本当に覚醒はしないと思うのです。

>>実際たまたまラッキーなだけで私達は生きて日本に帰ってこられました。

日本だって、この先どうなるか。本当に混沌としています。その備えが覚悟が日本国民にあるかと言えば私にはわかりませんが、どちらかと言うと無いと思います。

投稿: karakuchi | 2016年10月16日 (日) 23時40分

karakuchiさん、私はまだ覚醒した状態というのがどういうイメージで保守の人達の間で語られているのか、疑問なのです。
なんか、どこの国の人も身の回りの世話と仕事だけで毎日過ぎていて、隣街でテロが起きても哀しみ祈る時間を持つ以外は、やっぱり暇がなくて忙しいんですよ。だから家族が夏に旅行から帰ったら変わっていて見知らぬ人達と付き合い始めてもスルーするし、友達の友達に頼まれて部屋を気軽に貸すんです。

攻撃を受ける事で目が覚めたりするのでしょうか。私のように、目がさめるというより積み重ねで染み付くとしたら日本はかなり哀しい事態になります。
また疑り深いことばかり書いてますね、失礼しました。

投稿: ふゆみ | 2016年10月17日 (月) 00時11分

このブログに出会えたことは本当に僥倖です。どうしてこれ程の知識をえられ、しかもわかりやすく情報分析・提供ができるのでしょうか。

コメントされる方々も素晴らしい。

情報分析のプロかと思わせるような山路さん、豊富な知識と経験にうら

投稿: クラッシャー | 2016年10月17日 (月) 00時23分

このブログに出会えたことは本当に僥倖です。どうしてこれ程の知識をえられ、しかもわかりやすく情報分析・提供ができるのでしょうか。

コメントされる方々も素晴らしい。

情報分析のプロかと思わせるような山路さん、豊富な知識と経験に裏付けられるような鋭い舌鋒をあびせる山形さん、様々な海外経験をふまえて深いコメントをくださるふゆみさん、メディアの言うことが沖縄の声じゃない!、と血肉を感じられるエピソードを発信してくださるナビー@沖縄さん、ueyonabaruさん。物凄い皮肉で納得されつつ笑わせてくれるアホンダラ1号さん、その他、諸々の方々。ここにコメントされる方々は本当に独自の視点を持ちつつ、納得されることが多くて本当に役に立ちます。私のコメントなんて恥ずかしいです。

沖縄のおばぁさん、お元気でしょうか。

投稿: クラッシャー | 2016年10月17日 (月) 00時38分

ふゆみ様

私はあまり難しくは考えていません。
おかしいことはおかしいと気が付く余裕ぐらいは、忙しい日常生活の中でも持っていたいのです。

投稿: karakuchi | 2016年10月17日 (月) 00時42分

おはようございます

>ネット界では、相手をくさすていどではなく、全否定し、罵り倒します。
>えてして表現も実に汚く、美しい日本語を使うということをハナから放棄しているようにすら見えます。
>これがネット言論がいまだわが国において、一人前の言論世界だと認知されていない大きな原因となっています。

おっしゃるとおりだと思います。
というか、ネットでは相手を全否定した上で、その相手の主張を否定するといった倒錯した論理さえみられますよね。
「○○は、共産党員じゃないけど共産党の××と知り合いだ。だから○○の言うことは全てサヨク・反日・媚中韓に決まっている」「お前のようなネトウヨの言うことは云々」くらいならまだ可愛いもので、とてもこちらのコメント欄に書き込めないような表現に充ちています。
よく読めば既存マスコミも同じような論理展開をしている場合がありますが、そこまで露骨な表現は少ないように思います。
私も自戒することといたします。

投稿: ポッペリアン | 2016年10月17日 (月) 08時56分

>おかしいことはおかしいと気が付く余裕ぐらいは、忙しい日常生活の中でも持っていたいのです。
そうですね。私もそういう認識です。

先日小学生の息子の参観で、メディアツールの比較調査(メリットとデメリットを見つけて班ごとに発表)というのがありました。

新聞→もっと知りたいことが少ししか書いてない

テレビ・ラジオ→速報性がある。ネットに代わられている。間違えたらすぐ謝るのでウソが少ない(えーー!!!!)天気や災害の時には役立つ。けど、停電したらつかない。

スマホやPCネット環境→便利だけど危険。ウソかもしれない。犯罪に巻き込まれる。注意が必要だけど必需品ツール。

この担任は決して己のバイアスで生徒の着眼点を誘導せずに、幼いこどもがまとめたモノの正誤よりも、みんなが今回まとめた事を聞いて、また個人がテレビや新聞・スマホを触る時に意識して感じて自分で考えてみよう。と指導していました。
他にもネットリテラシー講座などが年数回校内で行われています。区立でよくやってるなあと感心します。
ネットに居る大人は匿名だからこそ言を律する必要がありますね。

しかし子どもの中でテレビって完全に終わりつつある媒体なんですね〜

投稿: ふゆみ | 2016年10月17日 (月) 10時06分

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