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2016年10月30日 (日)

日曜雑感 運玉義留さんにお答えして 私の「分」について

014
運玉義留さんからコメントを頂戴しました。

「ここのブログの人は手登根さんや江崎さんを始め沖縄のマトモな言論人がずーっとコツコツと左翼に攻撃されながらも続けてきた頑張りの上澄みだけを掬いあげて自分の手柄にしてるような気がするんだよね。
この前の選挙の時だって島尻さんだけ応援して手登根さんのこと全く触れないことに違和感を覚えました。
今回のオスプレイのことだって手登根さん率いるオスプレイファンクラブの活動の後追いだわな。
そこらに辺ちょっとモヤモヤしたものを感じてしまいます。
やっぱ先達があって今があるわけだし、そこら辺どうなのありんくりん?って感じです!」

「手柄にしている」(した記憶がありませんので)という表現は引っかかりましたが、おっしゃることはよくわかります。 

何回か同じことを言われた記憶があります。 

その都度答えていましたが、私は県外に住んでいる者であり、沖縄県人にはなれません。

かつて私は沖縄に住民票を置く者ではなく、土着の「沖縄人」そのものを志願し、挫折しました。 

その限界をわきまえた上で、沖縄問題を語ることにしています。 

それがいわば私のけじめです。 

特に昨今、本土から昔の夢よもう一度、という年金生活者が大挙して高江におしかける姿を見ると、逆に私にできることは「見る」ことなのだと自覚しています。

いまの私に出来ることは、良識ある沖縄県民にがんばれと声をかけることであって、安易に助っ人をすることではないのです。

そして距離を開けて、沖縄を「見る」ことです。

それを「上澄みを掬う」といわれるなら、そのとおりです。その批判は甘んじて受けます。

なぜなら、沖縄に唄者があり、奏者があるように、私は拙いながら「論者」を目指す者なのだからです。

私のめざすものは、沖縄でなにが起きているのか、沖縄を包む国際情勢はどうなっているのか、政治-軍事的環境はどうあるのかなどを考えていくことなのです。

ですから私は、論者としての「分」をわきまえて書いているつもりです。

その意味で、島尻さんの応援は、私としては初めて自分の分を超越したものでした。

それは島尻さんという女性政治家を、現時点で沖縄から失うことが余りに大きいと判断したからです。

また、私は沖縄だけがテーマはありませんので、誤解なきようにしてください。

その部分も、沖縄の優れた論者の方たちと異なる所でしょう。 

江崎さん、あるいは又吉さん恵さんの書いたものは、ほぼ全部目を通しています。手登根さんのSNSも拝見しています。 

特に又吉康隆氏には、影響を受けた時期があります。又吉氏の自費出版本は沖縄から直接取り寄せました。 

そのリスペクトの気持ちをかつて、「私は沖縄の勇敢な抵抗者を応援します」と題して記事にしています。
関連記事http://arinkurin.cocolog-nifty.com/blog/2016/01/post-0234.html 

この記事ではシンボルとして我那覇氏をとりあげましたが、他の論者の方々にも同様に深い敬意を抱いております。

多数に奢り、多数の力にあぐらをかき、本土には弱者の仮面をかぶり、県内では居丈高な権力者然としている左翼インテリと、この方たちの孤立をも恐れぬ勇気は較べるべくもありません。

もちろん論じている意見は違いますし、論者である以上当然そうあるべきだと思っています。

ところで、江崎さんのブログで無断転載に抗議した一件ですが、あれはあらかじめメールで江崎さんに私の原則をお伝えし了解をとったものです。

ブロガーにとって、無断で切り取られて転載されるのは困ったことです。

著作権うんぬんではなく、転載先に婿入りした記事に対して、書いた私が責任がもてなくなるからです。

ですから転載はかまいませんが、事前にひとこと下さいというのが私の原則です。

オスプレイは連載しますが、淡々と事実と資料に基づいて書いていきます。

そしてできる限りかみ砕いてお話します。分かりにくいことは書きません。

専門用語にはすべて注釈をつけます。

オスプレイ・デマは、「オール沖縄」が作った最大のインチキであって、彼らの原点です。

特に翁長氏が知事に上り詰めた手品のネタでした。

ですから、あえていま論じる意味があると思っています。

人それぞれには立場があり、立場が違った者同士が、それを認め合うことで共になにかをできないかと思っている次第です。

県外者の私に見えることがあり、県民でしかわからないことがあるのです。

それがうまく補完すれば、より視野が拡がるかも知れません。

運玉義留さんは私も毎日拝見している、いま沖縄でもっともアクティブなツイッターの方とお見受けしましたが、ご理解いただけましたら幸いです。 

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沖縄問題」カテゴリの記事

コメント

私も沖縄が好きです。
何故なら、仕事を通しての友人たちがいるからです。
その友人たちとの楽しい思い出もあります。
そして彼らの思いは決して沖縄のマスコミが報じることはありません。
仕事であれ、移住であれかっては沖縄に住んでいた人たちにとって、肌で感じた沖縄とマスコミが報じる沖縄にはとても違和感があります。
恵隆之介さん、又吉康隆さん、篠原章さん、曽野綾子さんなど多数の人が沖縄について書いています。私も一通り読みましたが、私が肌で感じた沖縄に近いですね。
このように外から沖縄を見たとき、客観的に見れるときもあります。

私は沖縄の勇敢な抵抗者たちを応援します
http://arinkurin.cocolog-nifty.com/blog/2016/01/post-0234.html

 上の記事、思い出します。よく書けたものでした。感動したので、又吉さんの掲示板んで紹介したことがあります。

> 沖縄問題をテーマにすると必ずと言っていいほど荒らしが登場し、しかも執拗につきまといます。

> 彼らは、彼らの内輪で私のブログを拡散すると見えて、メールまで使って発信者不明の罵倒が来るほどです。

 言論封殺のための集団による運動ですね。彼らは群れる習性があります。

> もしネット言論がなければ、いかに産経が叫ぼうと、いつまでも慰安婦問題の真実は永久凍土の下に封じこめられたままだったことでしょう。

 そうかもしれません。今回の高江の暴力も、ネットで動画が掲載されたことが大きなインパクトとなりました。

> 「オール沖縄」という構造そのものが、大きな言論抑圧の道具になっています。

> 翁長知事という行政権力がそれだけにとどまらず、経済界まで支配し、さらには新聞、放送という第四権力まで固めてしまっているからです。

 新聞の力は大きい。県民を一方向へ導いてしまう。

> これと戦っているのは、我那覇真子氏のような極めて少数の勇気ある人々と、片手の数ていどしかない地元のブロッガーたちです。

 ここがうれしかった。

> 私は我那覇さんのような女性は、「沖縄のジャンヌ・ダルク」ではなく、「沖縄のゾフィー」と呼ばれるべきだと思っています。

 わたしは、真子をジャンヌダルクだと思います。数か月前には、真子さんを先頭にしたデモにも参加しましたよ。

> 私も微力ながら、彼ら抵抗者たちを応援していきたいと思います。

 今後ともどうぞよろしくお願いします。

高江の問題に関連して「オスプレイ問題」は、今こそ取り上げるべきだと思うし、その意味は非常に大きいと思います。
高江に関してだけでなく「オスプレイ問題」は常に振り返られるべき、と思います。

菅官房長官に会い、一旦は高江を「大歓迎」した翁長氏が、翌日には二紙に迎合して半ば撤回とも取れる発言をしました。
この理由として二点あり、
一つは「機動隊による運動側への取締の行き過ぎ」、もう一つは「危険なオスプレイの配備はやはり反対」という、苦しいものでした。
そもそも、日米同盟を重視しながら辺野古に反対する翁長知事の狂いの始まりは「オスプレイ問題」であり、オール沖縄成立・結束の根源もここにあります。
オスプレイの安全性、あるいは危険性をキチンと理解し検証し直す事は、今の沖縄政治の矛盾点を認識・再確認するうえで、どうしても欠かす事の出来ない重要なプロセスだと言えます。

ところがそれとは別に、彼らにとってオスプレイ問題はしょせん「道具建て」に過ぎないのであって、問題の根源はさらに深いところにあるのだろう、という「予測」は簡単につきます。
この「予測」を少しでも正確に、高い蓋然性をもって理論的に見据え、「深いところにある問題の根源」をえぐり出す方法は、迂遠なようでも「知識」という地歩をしっかり固めつつ遅々として段取りを踏んで、考える事以外にありません。
実のところ私は、ここのところの姿勢が他の「保守ブログ」と「ありんくりん」との違いだと思うのです。
(そもそも「ありんくりん」は保守ブログなのか? という疑問はさておき。)

多くの貴重な情報を我々にもたれせてくれる「沖縄保守」の先駆者の方々の功績は言を待ちませんが、その「役割」もまたそれぞれ違うのだろうと思うのです。

それと重要なもう一点の違いは、「ありんくりん」記事は「リベラル」的要素を強く残している点です。
すでに「ありんくりん」に親しまれている方々は十分にご承知のように、「左翼=リベラル」ではありません。
(いわゆる「戦後リベラル」はまた別にある)
むしろ「保守派」の方が「リベラル」に近い、とすら感じられているのではないでしょうか。
「ありんくりん」では、問題を「保守VS左翼」にとどまらせるのではなく、「リベラルからの批判」という観点も伺え、かかる視点はマスコミには皆無でもあり、それだけに「新しい」と感じられます。

個人的な話ですが、又吉氏とはとある趣味の分野で知りました。ユーモアがあり、真面目で正義感の強い方だという印象が強かった思い出があります。

自分語りのコメントはこのぐらいにして、このブログは記事の内容の厚さもそうですが、コメント欄との一体感がいい意味で面白いのです。
私は、政治は思想ではなく、リアルの追求だと思っています。
それに近いものを感じたのも、ここに来る理由です。

管理人さんのブログ運営、毎日応援しています。

民生用にAW-609が飛び交うようになったら、
こいつら反対派の根源が揺らぐわけで、そしたらどんな言い訳するんでしょうね?

ドクヘリになんか最適になるかも知れないのに。

憲法9条の会、戦争法案(間違った認識)反対を訴える年輩の方から、いつも同じ話を聞かされます。何年か前は、知識がないのでただ聞いているだけだったのですが、少し違う視点で返事をしたら、鬼のように怒って私の手を叩きました。それで私は本格的に反論したのですが、そのほとんどがありんくりんゼミ(?)で学んだものでした。

さすが山形さんです。

たいした軍事知識を持っていなくても、オスプレイを見れば滑走路の作れない小さな離島や奥深い山間部でのドクヘリに有用だってわかるはずです。

すんません、横から失礼しますが何日か前に管理人さんが高江暴力団の動画を掲載していましたけど「某宗教団体」って書かれていましたよね。
信者としてすごくショックでした…
動画を紹介してくれるのは有難いですが某宗教じゃなくて幸福の科学というれっきとした宗教法人であり世界中に信徒がいるちゃんとした宗教です。
私たちの名前を出すのが恥ずかしいなら無理して動画載せなくてもいいですよ?
その点も含めて「手柄にしてる」って言われてると思います。

忙しくて死にそうです。。。

仮に、仮にの話し。
このブログが後追いだとしても、問題はない。

その様なことを言えば戦後から警鐘を鳴らしている人がいるし、細部に関しても既に述べられている事柄も多くある。
私たちの発言の多くが後追いだ。
そして、それは左翼も同じ。

もし一方が発言自体を止めてしまったら、より歪んだ世界になる。
先人がいたとすれば、同意し後を追ってくれる方を、喜んで向かい入れる。

仮に後追いだとしても、意味がない訳がない

リバティさん。お気持ちは分かります。信仰を侮辱されたような気分だったと拝察します。

しかし、ちょっと考えて欲しいのですが、あの高江暴力事件で、貴団体の名が前面に出る必要があるのか、ないのか、です。
私はないと思って伏せました。

というのはあの事件は、高江紛争のみならず、沖縄の今後を決する上でも大きい分水嶺だからです。

この間、山城氏はみっつのことで大きな誤りを犯しています。
ひとつは、「沖縄平和運動」の最高指導者たる自分が直接に指揮して暴行・リンチを実行してしまったこと。
しかも刑事特別法という一番争点たりえる罪状を被る可能性があること。

第2に、添田というヤクザ者を入れてしまい、ほぼ同時期に逮捕されたこと。
未確認情報では、添田が暴行して防衛局職員から奪った文書を、山城氏に手渡していたという説もあります。
そうなら添田と共犯となります。

第3に、これを満天下に公開してしまったこと。
いまや高江映像は動画投稿サイトでも指折りの高いヒット数となっています。
この事件について琉球新報は、まさにリンチの輪の真横で取材しておきながら「もめた」のひとことで流しています。
本土メディアも追随しました。
あの動画がなければ、と思うとゾッとします。

これらの大失敗で、「オール沖縄」には大きな亀裂が走りました。
そして今回の「土人」発言ビデオは、この反撃のために仕組まれたものです。
実に狡猾です。

これがネット言論がない時代ならまんまと、首相まで謝罪し、他県機動隊は全面撤収に追い込まれたでしょう。
しかし、ネットで、あの高江暴力事件の映像が拡散し、共有されたことで再び形勢は一転しました。

今はこのようなつばぜり合いの時期なのです。
この状況判断をわかっていただきたい。

この時点で、貴団体の名を出すことは、彼ら「オール沖縄」にこのような切り返しの口実を与える事になります。

「あれは幸福の科学が言っていることだから、ウソに決まっている」、と。
そして彼らは、<平和市民団体vs極右宗教集団>という矮小化された構図に持ち込もうとするでしょう。
いや既にそうしています。
私のブログにもそのような書き込みが次々にきました。
彼らが口を揃えて言うのは「あのビデオは幸福の科学だ」。
だからなんなんだ、と私は答えてきました。

彼らは「内容」ではなく、「レッテル」で思考し判別する哀しい輩なのです。

私は今回の番組のビデオが、無編集で放映されたことに拍手します。
無編集でなく、琉球新報が流した「土人」発言ビデオのように、前後を切った意図的編集がされていた場合、あの映像の価値は激減します。
このような良識をもって公開されたことは、客観性を保持するために大きく貢献しました。

だから、貴団体にはもう少し我慢していただきたいのです。
相手が狙う構図にこちらからはまりに行くことはありません。
あくまで大きな絵は、<常識的沖縄県民vsオール沖縄>なのです。

ご理解いただけましたら、幸いです。

>だから、貴団体にはもう少し我慢していただきたいのです。
相手が狙う構図にこちらからはまりに行くことはありません。
あくまで大きな絵は、<常識的沖縄県民vsオール沖縄>なのです。

 賛成です。

沖縄県議会の動画です。
https://www.youtube.com/watch?v=vx6mlI6yG2s

冒頭14分あたりまでの又吉議員の答弁をご覧ください。県議会の場で当ブログでも取り上げられた反対派の暴虐ぶりがさらされています。

「ここにあるタブレットで真実の声をお聞かせしたい!」と発言しています(4:00過ぎたあたり)。つまりもう既に議員にも動画は知られているわけです。

動画が出回っただけでも大変大きな意義があります。

今回の内容も色んな意味で為になります。

私は純粋な保守(安部信者と呼ばれるような)の方の応援をしていた事があり、そうしている内にその盲信ぶりに疑問を感じ、いわゆる左翼側の言い分も見てみようとサイトを覗いてみたりして双方とも同じ事を相手に言っているあたりなど諸々あり、どう判断すればよいか分からなくなリました。

その頃こちらのブログに出会いその偏った考えを矯正していく事ができたと思っています。感謝しています。

また、詳しい人物像は分かりませんがTwitterで運玉さんは、暴れる(左派を罵倒している)油さんを何度も何度も説得しているところを見かけました。それはまるで不良で少年を抱きしめるかのように。

その後は分からないので近況も見てみたいと思いました。

↑「で」が1個多いです。
○不良で少年 ✕不良少年

管理人さん答えて頂きありがとうございました。
「某宗教団体」と書かれた以上に答えて頂いたコメントにショックを受けてけっこう落ち込んでしまいました…

けっきょく「変な宗教とつるむと俺たちも変な目で見られるからあっち行け」ということなんですね。
我那覇真子さんは幸福実現党の矢内さんとツーショットを撮っても全然隠したりしないし、八重山日報の編集長の方は幸福実現党の応援演説にも来てくれましたが管理人さんと違って隠さずにオープンにして堂々としたものです。

けっきょく管理人さんが恥ずかしがって異常視してるだけではないですか?
「土人発言」以上に私はショックでした。

 リバティさん

 がっかりしないでください。幸福の科学がまだ一般社会に十分には受け入れられてはいないということです。「ありんくりん」さんを他者と比較して、勇気がないとか思ってしまうのもよした方がいいでしょう。

 我那覇真子さんも何度も幸福の科学との関わりをチャンネル桜で否定しましたよ。幸福の科学とつるんでいると言われるのがイヤだからです。つるんでいると誤解されるのがイヤであって、協力は出来る筈です。

実際に、このあいだの真子さん主催のデモでは幸福の科学の信者さんも多く参加しておりましたね。
沖縄のために、日本のために立場は違っても協力しなければ、左翼にやられてしまいますよ。

 幸福の科学は、高江の動画を撮ったことで日本国に貢献できたのです。
事実、真実を明らかにしてくれました。現在、FACTの動画のアクセスは64万にも達しております。それでいいのではありませんか。あまり、他者への要求はしない方が良いと思います。

 

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