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同じ穴のムジナとしての護憲派と改釈改憲論


029_2
井上達夫氏の本を枕にして、憲法を考えています。

「高江と何が関係あるんだ」というコメントをもらいましたが、ないよ、そんなもんと言いかけて、まぁありますな。

ただし、広い意味でですが。

沖縄には米軍基地があって、多くの米兵が駐屯しています。

これが火種になって、沖縄県民の不公平感を常にかき立てているわけです。

もちろん、米軍は法的根拠なしに沖縄にいるわけではありません。

日米安全保障条約に基づいた、日米地位協定によって合法的にいるのです。

では、さらにこの日米安保条約が「合法」かといえば、憲法に照らせば9条の「戦力をもたない」に抵触する思われます。

ということは、自衛隊もアウトですし、米軍という世界最強の「戦力」との共同防衛を前提としている以上日米安保条約も同じく「違憲」です。

ですから9条がいう「戦力」を持たず、「交戦権」をもたないということは、外国が侵略してきても抵抗してはいけないという、宗教的無抵抗主義なのです。

Photo_22013年10月26日朝日新聞

井上氏はこれを「原理主義的護憲論」と呼んでいます。

かつて旧社会党が非武装中立論というのを唱えていましたが、憲法9条とはまさにそれです。

国家は国民の生命・財産を守るのが一義的な義務ですから、国が国民を守らないのは究極の無責任国家ということになります。

つまり、憲法に忠実たらんとすれば、沖縄に万が一(いまや「万が7千」くらいですが)攻撃を受けた場合、手も足も出ません。

島民はまたもや狭い島で逃げまどい、一方的に殺戮される事になります。

いや白旗を掲げればと思っても、その先に待ち構えるのは異民族支配の自由なき収容所のような社会です。

平和は壊れ物です。

安全保障とは、現在の今にも壊れそうな平和を、そっと大事に壊れないようにするためにあります。

そのためには最低限の防備が必要です。

沖縄の基地負担は取り除かねばなりませんが、同時に米軍の能力も最低限維持しておかねばなりません。

普天間移転や高江問題が共通して大変になるのは、基地負担縮小と基地機能維持というあい矛盾することを同時に行っているからです。

基地反対派の人たちは好んで「9条を守れ」と言いますが、それが意味することは、日米安保を破棄して、さらに自衛隊も解体しろということなのですから、どうぞそこまでわかって言って下さい。

このように沖縄の基地問題を突き詰めていくと、かならず憲法9条に突き当たります。

おそらく山城博治さん、地元紙、共産党、あるいは稲嶺名護市長などは、旧社会党の非武装中立論をそのまま護持していますから、9条どおり自衛隊も安保もいらん、と言うでしょうね。

いくらなんでもそれはファンタジーだというのが、井上さんの分類では「修正主義的護憲主義」という事になります。

「自衛隊も専守防衛ていどならいいんじゃないですか、安保もしょうがないよね、いくらなんでもこの修羅の巷の世界で、それじゃぁ生き残れないからね、こっちから攻めるわけじゃないしね」的なスタンスです。

おそらく沖縄県民の大多数は、この修正主義的護憲論に近いと思います。

翁長氏もこのへんだと思います。

憲法学界では去年、自民党のバカが参考人で呼んで赤恥をかいた、長谷部泰男さんなどがそうです。

Photo

井上氏がもう一冊の、『リベラルのことを嫌いでも、リベラリズムは嫌いにならないでください』でこう書いています。

「(修正主義的護憲論の)解釈は結局、旧来の内閣法制局見解と一緒ですね。『専守の範囲なら自衛隊と安保は9条に違反しない』。」

そうです。戦後日本は、吉田の「自衛隊は軍隊ではありません」から始まって、その時代の要請を受けて改釈改憲を重ねてきました。

井上さん流にいえばこうなります。

「(長谷部さんのような修正主義的護憲論は)新しい憲法改釈から古い改釈を守ったにすぎない。自分たち自身が改釈改憲をしているのだから、安倍政権の改釈改憲を批判する資格はない。
安全保障に関する政治的選好を改釈改憲で実現・維持しようと自分たちがしておきながら、安倍政権が、自分たちと違う政治的選好を改釈改憲という同じ手法で実現するのはけしからん、というのは筋が通らない。」

井上さんは、冒頭写真の朝日記事を要約すれば、このように問うています。

「今まで55年体制のような政権交替がなく、軽武装と経済成長が国民的コンセンサスだったから、深刻に憲法を考える必要はなかったために、政府も憲法学者も現状を追認するだけで済んできた。きちんとした民主主義のルールで公正に決めていくべきではないでしょうか。」

結局、政府は改憲を棚に上げて小手先の改釈改憲に安住し、一方護憲派もまた「良心の証」にだけ9条を都合よく使って、その便益だけ享受してきたわけです。

それは同じ穴のムジナではないかと、井上氏は言います。

では、どうすればいいのか。井上氏の9条削除論はここから誕生します。

実は、この9条削除まで、私はほぼ井上氏の論に頷けるのですが、ここからそうとうに違ってきます。

長くなりましたので、次回に回します。

すいません。なかなか先に進まない(苦笑)。


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コメント

がんばってください^^。

こちらも頑張って読んでいますw

投稿: やもり | 2016年11月24日 (木) 06時24分

普天間を高江に移す事となんの関係があるんですか?
大阪が引き受けるなら、どうぞと差し上げると思いますが

投稿: 田中 | 2016年11月24日 (木) 06時55分

田中さん。

大丈夫ですか?昨日から意味不明ですよ。
普天間を高江に?
どこの誰から吹き込まれたのでしょう?

投稿: 山形 | 2016年11月24日 (木) 07時09分

上コメ田中さん

なんの関係があるかって?
記事を指でなぞってゆっくり読むのだ。
そうすればいつか理解できるはず(^ω^)

大阪近辺の某関西に住んでいますが、出来ることならこちらに来て欲しいですよ。在日米軍。
いるあいだは用心棒にもなるし、やがてくるはずの南海地震の際には自衛隊とともに災害覇権お願いできるし。
それよりも、年に一度のフェスタが楽しみだしw
いろいろ制約があって関西に移転できないのが残念。

投稿: やもり | 2016年11月24日 (木) 07時13分

>どこの誰か・・・

私たちには見えない誰かなんでしょうね。
怖いですねー(棒

いい加減おちょくりやめて、落ち葉掃きしてきます。

☆上記コメ漢字間違いあり。

災害覇権→災害派遣です。失礼しました。

投稿: やもり | 2016年11月24日 (木) 07時21分

田中さん。きょうまともに答えてしまいましたが、普天間が高江に移動?
すいません意味がよくわかりません。
もう少し頭を整理して書き込んでください。

投稿: 管理人 | 2016年11月24日 (木) 07時53分

結局、愛国者(日本では右翼の代名詞ですが、世界標準ではリベラルも愛国者です)から見れば、国土も国民も守らない憲法はおかしいと言いところは共通ではないかなと思います。そこには右も左もない。
保守と革新という意味では、憲法を守る保守が野党で、改憲を進める与党が革新という見方もできます。ただし、今の自民党の大半は、票にならない改憲を真面目にやるつもりはないみたいです。

投稿: ednakano | 2016年11月24日 (木) 08時54分

>しかるに昨昭和四十四年十月二十一日に何が起ったか。総理訪米前の大詰ともいうべきこのデモは、圧倒的な警察力の下に不発に終った。その状況を新宿で見て、私は、「これで憲法は変らない」と痛恨した。その日に何が起ったか。政府は極左勢力の限界を見極め、戒厳令にも等しい警察の規制に対する一般民衆の反応を見極め、敢えて「憲法改正」という火中の栗を拾はずとも、事態を収拾しうる自信を得たのである。治安出動は不用になった。政府は政体維持のためには、何ら憲法と抵触しない警察力だけで乗り切る自信を得、国の根本問題に対して頬かぶりをつづける自信を得た。これで、左派勢力には憲法護持の飴玉をしやぶらせつづけ、名を捨てて実をとる方策を固め、自ら、護憲を標榜することの利点を得たのである。名を捨てて、実をとる!

昨日、那覇市民さんがおっしゃった三島由紀夫の檄文の一部です。
トランプ当選で日本政府は火中の栗である「憲法改正」を拾うのか。
非武装中立というファンタジーを捨て、国防について国民一人一人が真剣に考えられるのか。

投稿: 多摩っこ | 2016年11月24日 (木) 11時15分

口では偉そうな事いうけど結局負担を嫌がってるのは国民なんですね。地図の上にコンパス描いたり屁理屈こねても本音は負担するのが嫌なんですよ。

投稿: 田中 | 2016年11月24日 (木) 11時24分

田中氏とやら。きみは子供か。それとも泥酔しているのか。
憲法とコンパスとなにが関係あるのだ。

普天間基地を高江に移動なんて、初歩の初歩がわかっていないのに、書き込むのをやめたほうがいいのではないか。
ここはきみの落書き帳ではない。

投稿: 管理人 | 2016年11月24日 (木) 11時54分

平和を守りたいのなら国民が基地を受け入れれば済む話、憲法がどうのこうの文句言っても負担を背負う意志がないのなら無駄。意味ない。

投稿: 田中 | 2016年11月24日 (木) 12時28分

非難されるべきは、護憲派でも改憲派でもなく、負担を背負う意志がない国民の問題。憲法かえても無理

投稿: 田中 | 2016年11月24日 (木) 12時32分

 今日の記事のタイトル、「同じ穴のムジナとしての護憲派と改釈改憲論」がすべてを言い得ていると思います。左右共に、解釈改憲なんですね。これでも行けるのでしょうね。実際にこれまでやってきたのですから・・・・・。しかし、今後はもう無理でしょう。これまでは安保体制の下の自己欺瞞だったということでしょう。

 多摩っ子 さんのご記述は、私にも実に身近に感じられるものであります。60年安保の時には、私は14歳ぐらいでしょう、安保ハンタイの声がラジオで幾度も流れていたのを覚えております。当時は、政治なんぞ分かりません。懐かしく、当時を思い出します。

 その後は、日本は経済成長にまっしぐらに進んで、経済大国の位置をも得ることになりました。

 そして70年安保の時代を迎えたのでしたね。これは全共闘全盛の時代。この時は、東京にいたので私もよく憶えております。三島さんの自刃もありました。左翼の若者たちの過激な内部闘争など、怖いことがありました。

 こんな過去を振り返りながら、現在は、日本のことを皆が真剣に考えるときなんだと思いますね。「ありんくりん」さんは、万分の7千の危機があるのだと認識されております。面白い表現ですが、私も同じく身近な危機感を持っております。

 高江には、70年安保の残党たちが頑張っておりますが、いまだ時代認識の持てない者たちが見当違いの運動をしているのだと言わざるを得ませんね。政府が辺野古にこだわり、高江のヘリパッドを建設強行するのも安保条約を維持し、国家の防衛を万全にしたいからです。

 

投稿: ueyonabaru | 2016年11月24日 (木) 12時54分

管理人様、楽しく読ませて頂いてます。自分も無知なので間違ってたらすみません。間違っていたら遠慮なく消してください。

田中さん。それは「本土に米軍基地を増やせ」と言う事なのでしょうか。それとも、「沖縄から基地を減らせ(自衛隊の基地含めて)」と言うことなのでしょうか。前者なら話はわかりますが、後者ならただの我儘ですよ。目の前で中国が睨み効かせているのに、そんなことしたら沖縄どころか日本はおしまいです。

それに沖縄の基地負担は減っているらしいじゃないですか。

投稿: たかふみ | 2016年11月24日 (木) 13時00分

沖縄米軍のうちの普天間基地の割合ってたったの2%なんだよ、知らなかっだろ?

投稿: 田中 | 2016年11月24日 (木) 13時11分

 田中さん

 普天間基地の割合は2%ですか? 知りませんでした。どうぞ、教えて下さい。知らない人は多いと思いますよ。

投稿: ueyonabaru | 2016年11月24日 (木) 14時17分

ueyonabaruさん。27年度で、米軍専用施設面積は22,730hで、普天間は480hですから2%です。
いかに北部訓練場の占める7800h(34%)が大きいかです。

基地というのは面積で比較しても実態はわかりません。心理的負担は北部訓練場より、はるかに普天間のほうが大きいでしょう。

バラ線で仕切られただけの北部訓練場は、実態はただの原生林です。
地元民も使い道がない場所に、米軍施設というだけで交付金が入ります。
普天間は街のど真ん中です。住宅も学校施設もあります。
だから、これを単純面積的に比較するのは意味がないのです。

この「田中」という人物は、したり顔で「普天間が2%なの知ってた」などと書いていますが、意味がわかって書いているのでしょうか。

比較基準を単純に面積に置いているようで、それだけでも基地問題の難しさを理解していないのがバレます。
ようするに「基地」の実感がない人物なのです。
肌身で知っていれば、こんなことは書けません。

さて田中氏とやら。
「国民」が負担を背負っていないだって?
国民っ何?
本土の国民のこと?

私は神奈川出身だが、沖縄県とほぼ同じ面積に、米海軍最大級の横須賀軍港、ここは米国にとって死活的に戦略要地だ。

また横須賀とセットで、米海軍海外の最大級航空基地である厚木基地。

私は厚木基地のすぐそばで20歳まで育った。
ジェット戦闘機の爆音が「音」ではなく「衝撃」だということ、夜のエンジンテストの音で家が震えること。
沖縄に行って、なんて静かなんだと思ったよ。

横須賀・厚木に付帯する様々な米軍施設群。
同じく最大級のオイルターミナルの鶴見、同じく最大級の弾薬庫などなどが、国道16号線沿いに文字通りひしめいているよ。

ちなみに国道16号は北上すればすぐに県境を越えて都下の横田基地だ。
クソデカイぞ。

一度神奈川の横須賀から国道16号に乗って北上してみたら。
「国民が負担する意志がない」なんて戯れ言言えなくなるから。

だから基地負担を見るなら、一定の半径を描いてエリアで見ねばダメ。
住民にも米軍にも県境なんか見えないからね。

それにしても、「基地問題と憲法は関係ない」なんて言ったら、反基地派は怒り狂うだろうな(笑)。

いちおう神奈川県のデータは以下の通り。

●神奈川県の米軍基地 ※単位ヘクタール コンマ以下切り捨て
・根岸住宅地区  ・・42h
・横浜ノース・ドック・・・52
・上瀬谷通信施設・・・242
・鶴見貯油施設・・・18
・横浜ノースドック・・52
・吾妻倉庫地区 ・・・80
・横須賀海軍施設・・・236
・浦郷倉庫地区    ・・・19
・池子住宅地区   ・・・288
・相模補給廠     ・・・214
・相模住宅地区   ・・・593
・キャンプ座間   ・・・234
・厚木海軍飛行場・・・506
・長坂小銃射撃場・・・9
----------------
合計13施設    2585h  

関連記事http://arinkurin.cocolog-nifty.com/blog/2014/12/post-9963.html

投稿: 管理人 | 2016年11月24日 (木) 14時30分

>おそらく沖縄県民の大多数は、この修正主義的護憲論に近いと思います。翁長氏もこのへんだと思います。

多くの米軍基地をかかえる神奈川県では、また全国的にはどうなんでしょうか。
改憲派?護憲派?修正主義的護憲派?

またやもりさんにお伺いしたいのですが、関西に米軍基地をおくのに、制約があるとのことですが、具体的にどのような制約でしょうか?
制約さえなければ米軍基地を誘致したいと思っている関西の方は多いのですか?

投稿: 改憲派 | 2016年11月24日 (木) 14時49分

 普天間基地の面積、2%の件、了解しました。

投稿: ueyonabaru | 2016年11月24日 (木) 15時01分


北海道 4,274
青森県 23,743

神奈川県 18,183

沖縄県 229,245

投稿: 田中 | 2016年11月24日 (木) 15時12分

田中さん。

何の単位かも書かずに何らかの数値の羅列を投げられても誰も理解してくれませんよ。当たり前なことですが、あなたは知らなかっただろ!

投稿: 山形 | 2016年11月24日 (木) 15時27分

田中氏とやら。何が言いんだ。
ぜんぜん読まないで書き込むな。

単純に面積でくらべると北海道は2位だ。なぜか、訓練場が自衛隊と共同使用でデカイからな。
訓練場って、ただの原野か原生林。
問題がないとはいわないが、心理的、経済的、生活的負担はケタ違いだ。

きみに質問しよう。

①きみどこに住んでいるの?
②そこは基地がある県?
③基地があったとして、10㎞以内に住んでいるの?
④その基地は外国軍が共同使用している基地?
⑤共同所有しているとして、その外国軍は常駐しているの?たまに訓練で使うだけなの?
⑥そこは陸上兵員の駐屯地、あるいは航空基地?

きみが基地のある県で、しかもそれが外国軍が共同使用している航空基地であり、なおかつきみの居住する地域から10㎞以内なら、
きみは「国民は負担する気がない」と言える。
だって、基地問題の当事者だもんな。

そうじゃなければ、自分の国の国民に上目線でもの言うのはやめろ。見苦しい。
人には間違いはあるから深追いしないが、「普天間を高江に」という認識程度では、議論にならない。

投稿: 管理人 | 2016年11月24日 (木) 15時36分

おっと書き忘れて投稿押しちゃった。

田中さん。
自分の言うことばかり羅列する前に、あなたはまず「普天間基地を高江に移設」の根拠を示す義務があると思うんですけど、典型的な荒らしのパターンで全く答えられないんですね!

投稿: 山形 | 2016年11月24日 (木) 15時38分

改憲派さん

簡単メモ程度ですが。
極東有事の際、アメリカ海兵隊の輸送ヘリ部隊が即時に対応できる距離にあるのが普天間基地なんです。
敵地攻撃するだけではなく、民間人と自国民の保護輸送も大事ですからね。
いまのところは辺野古がぎりぎりの距離なんでしょう。

誘致についてですが、
関西のみならず全国どこでも誘致したいところは多いと思います。もちろん反対もいますが。
自衛隊基地もそうですが、軍事基地に関しては距離的・場所的な制約もかなりあるので、その点は難しいですよね。

投稿: やもり | 2016年11月24日 (木) 16時07分

基地負担だけ見たら沖縄県の負担率が高い事は事実と思いますし、自国内に他国軍隊基地が有る事自体普通じゃないとは思います。
しかし国を維持する迷惑施設は軍隊の基地だけでは無いでしょう。
下記は一例です。

私は北九州市に住んでました、今でも製鉄所、化学工場、発電所等が対岸の下関市含め海岸部を埋めつくし林立する煙突は煙を吹き出し、苛性ソーダ等の危険物積んだ車が街中を普通に走ってます。(近寄りたくない)
大気汚染等が何とかまともになったのは昭和50年第半ば(今も色々有りますが)戦前から高度経済成長の半ば位まで、街中が真っ黒になって全国に鉄鋼等を供給して来ました。
製造業により北九州市を大都市になったのは事実ですが、大気汚染等の公害に苦しみ、日本で初めてB29による爆撃を受けたのも八幡です。
又、北九州の工場を動かす為、昭和20年代半ばから主に宮崎県に多数のダムや水力発電所が作られ、電気が無い山間部の村落の上を高圧線が北九州に向けて延びてたって聞いた時は「どこもそれなりに大変」と思いました。
尚、九電の水力発電所(揚水以外)出力120万kw中、80万kwが宮崎県です。

安保も米軍も自衛隊も不要なら兎も角、沖縄の方には失礼ですが米軍基地だけが迷惑施設と考えるのは何かしら違和感感じます。

投稿: Si | 2016年11月24日 (木) 17時02分

管理人さんの質問に補足。

沖縄の負担軽減のために20年前から大金はたいてわざわざ訓練移転した宮城県の王城寺原射撃場なんか、かなり離れた大和町の中心部まで夜中に榴弾砲の音が聞こえてくるんだけど「ん?遠くで雷鳴ってるのか?」程度です。
(共産党がいつまでも「ハンターイ!」ばかり言ってますが)すぐ近くに「震災の放射能瓦礫処分場候補地」があるのとは全く別問題。

じゃあ米軍駐留基地じゃなく民間空港ならいいのかな?
成田・羽田や伊丹なんか頻繁な離着陸で大変なもんですけど。
伊丹なんかはジェットが煩い時代の協定で一定割合をプロペラ機にするなんて縛りがあるもんだから、10年前にはYS-11が一番煩いなんていう矛盾に陥った訳ですが。協定は今も有効。
なら普天間を那覇空港の補完的な民間空港にして移転すれば万事クリアなわけで。

こんなこと書いても理解できないか。。
君は記事もろくに読まずに脳内では普天間を高江に移転なんだもんな。

投稿: 山形 | 2016年11月24日 (木) 17時12分

やもりさん

ありがとうございます。
米国民保護のための海兵隊ヘリ部隊と基地ですか。
これが日米安保の代償なんですね、極東有事には朝鮮半島やロシアにも近い位置にも置いた方がいい気がしますが、米国が断ってしまったのでしょうか。

米軍基地を誘致したがっている地域が多いというのは知りませんでした。
防衛は日本全体のことなので、米軍基地を全国まんべんなくおくのがよしと考える方も多いのですかね。

投稿: 改憲派 | 2016年11月24日 (木) 17時34分

改憲派さん

極東地域には台湾、東南アジア地域も含まれています。
そのあたりは日本の石油輸送レーンであり、日本にとっても最重要地域です。
円形でみればどこが一番最適かわかるはずです。

投稿: やもり | 2016年11月24日 (木) 18時08分

やもりさん

海兵隊輸送ヘリ部隊は、有事の米国民保護のためではなく、日本の石油輸送レーンの防衛のために、沖縄に配置しているということですか?
輸送ヘリ部隊は戦闘でなく民間人の輸送ということでしたので、可能性の高い朝鮮半島有事も考えていました。

しかし、米軍基地を誘致したい地域も多いということは、日本はこのまま憲法9条を死守し、駐留軍を置き、防衛してもらうことを希望する方も多いのでしょうか?

私は名前の通り、改憲派なのですが、日本は平和憲法との名の呪縛にとらわれているようにも思えますし、改憲して自主防衛となると国民負担が増えそうで嫌だからこのまま米軍頼りで、という方も少なくないとも思えます。


投稿: 改憲派 | 2016年11月24日 (木) 18時58分

田中様

ところで貴殿は改憲派ですか?護憲派ですか?
ここでその日のテーマから逸脱するのは良いこととは思えません

せめてテーマに対し自分がどちらかハッキリ示してはどうでしょうか
主張したいことがあれば、それからだと思います

投稿: スナフキン | 2016年11月24日 (木) 22時40分

書き忘れました
私はとりあえず9条削除ののち、自主憲法制定
改憲派です

投稿: スナフキン | 2016年11月24日 (木) 22時43分

ここ2、3日のエントリーで憲法に対する疑問が分かり易く解説され、随分と頭の中がすっきりしてきました。
同じテーマで衆議院の憲法審査会が議論していますが、従来の解釈から一歩踏み込む与党と従来の主張を繰り返す野党が平行線のままの議論を繰り返しています。はっきり言って話になりません。日本の左翼は反対のための反対しかしませんから。
この国は、管理人様が仰る1万分の7千の勃発とか、山路様が仰るトランプ発言とか結局外圧でしか変われないのでしょうか。情けない話です。
話は変わりますが、日本には北は北海道から南は沖縄まで米軍施設、自衛隊施設、共同使用施設があります。その総合力で国土の防衛にあたっています。決して沖縄だけが負担しているわけではありません。その自衛隊施設にしたって、日米地位協定上は米軍が使用していないから自衛隊さん使っていていいですよ。その代わり米軍が必要と認めるときは、いつでも使用できるようににしておいてね。ぐらいの根拠しかありません。これが防衛省のホームページにある、沖縄の米軍施設の比率は22パーセントの根拠です。
共産党系のの記事ですが、参考に貼っておきます。

http://anpohaiki.news.coocan.jp/beigun_kichi.html

投稿: karakuchi | 2016年11月25日 (金) 00時23分

 karakuchiさんの教えてくれた共産党系の記事、とても参考になります。

投稿: ueyonabaru | 2016年11月25日 (金) 01時15分

ueyonabaru様

日本本土も、やもり様の仰るようにオスプレイの訓練とか、F15の訓練、実弾演習と沖縄の基地負担軽減を受け入れてはいるんですよ。ただ沖縄の基地反対運動のようにマスコミが大々的に取りあげないから目立ちませんが。

投稿: karakuchi | 2016年11月25日 (金) 01時39分

>自衛隊施設にしたって、日米地位協定上は米軍が使用していないから自衛隊さん使っていていいですよ。その代わり米軍が必要と認めるときは、いつでも使用できるようににしておいてね。

これでは、日本が主権国家であるのかすら疑問になるような有様ですね、いくら敗戦国とはいえ。
やもりさんのおっしゃるように、米軍基地を誘致したいというのは、自衛隊などまるで頼りにならないという認識があるのでしょうか。
米国頼りが当たり前、そのため米国の利益優先というのは、日本の敗戦から続く根深いものであるようです。
問題は、反対のための反対をする野党よりも、日本人が日本人自身で植え付けたメンタリティであると考えています。
トランプ大統領の誕生は、日本人が考えさせるきっかけにはなりそうですが、実費以上の莫大な米軍駐留費を要求されない限り、やはり自主防衛のための増税と、駐留米軍頼みでなければという植え付けられた不安感から、9条改憲には消極的であるのではと思ってしまいます。

投稿: 改憲派 | 2016年11月25日 (金) 02時32分

karakuchiさんのおっしゃるように日米地位協定を厳密にとれば、一時利用可能な施設は米軍施設であり日本の費用負担で米軍がいつでも使えるように自衛隊などが日々維持管理してる、これらだけでも多大な費用負担だと言えます。

在日米軍の存在はアメリカ本土の西(太平洋)の備えであり、ロシア、中国、北朝鮮の動きを監視している。
軍隊を持たぬ日本の防衛はオマケ。

トランプさんが太平洋の備えを撤退させることは自国防衛上出来ないでしょうね。
一説によると理解した上での発言のようです。
全ての海兵隊をグアムやハワイに下げるならそれはそれでいいかと。


世論が動き日本が改憲し独自防衛の道を選択出来たら、アメリカは今までのように強気でいられないとは思います。

投稿: 多摩っこ | 2016年11月25日 (金) 02時32分

ueyonabaruさん

三島事件の時、私はオムツが取れたくらいなので記憶にありませんが浅間山荘事件は何となく記憶にあります(笑)

投稿: 多摩っこ | 2016年11月25日 (金) 02時46分

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