高江問題 報道と過激暴力集団とのコラボ
昨日は嬉しい出会いがあったために、ひとり祝杯を上げてしまって二日酔いです。
うぃ~、なにも思いつかんぞ・・・(笑)。
私がいつ寝ているのかなどという余計なお節介が書き込まれていましたが、ブログを書くようになった6年前頃から夜は8時くらいにお休みなさいで、朝というか真夜中の2時、3時にノソノソと起きて、記事の仕込みを始めます。
だいたい脱稿は6時を目指していますが、テーマによっては七転八倒して7時近くになることもあります。
仕事開始は夏は7時開始なので、もつれ込むと泣きながら書くハメに。
8時くらいの書き込みに、「オジイチャン、お休み」なんて書かれましたが、馬鹿め、オレはその時間は仕事だ。
「四六時中PCに向かっているネトウヨ」だなんて書き込まれたこともありますが、あのボク、昼間は表で お天道様の下で働く農業者なんですが。
早く校了できれば、カメラを持って湖に走っていけますが、ここのところ厳しいですなぁ。
さて、高江を巡って若干の動きがありました。
沖タイ11月8日です。
「東村高江の米軍北部訓練場工事用道路で侵入防止フェンスを設置していた沖縄防衛局職員(42)に暴行を加え、けがを負わせたなどとして、県警警備1課は8日、東京都の無職の男(43)=別の容疑で起訴済み=と、三重県の職業不詳の男(63)、名護市の職業不詳の男(54)を公務執行妨害と傷害の疑いで逮捕した。
逮捕容疑は8月25日午前8時20分ごろ、通称「N1裏地区」付近で、工事現場への侵入防止フェンスを設置していた男性職員の体を引っ張り、手足を押さえつけて激しく揺さぶるなどの暴行を加え、男性に頸椎(けいつい)捻挫と右腕打撲のけがを負わせた疑い。」
沖タイはなぜか名前を伏せていますが、この「東京都無職43歳」というのが、添田充啓容疑者(高橋直輝)です。
執行猶予中の再逮捕ですから、今回は臭い飯となるでしょうね。
上の映像でシャツから入れ墨を見せている男が添田です。
関連記事http://arinkurin.cocolog-nifty.com/blog/2016/10/post-d19e.html
横にいるのは、おそらく山城博治容疑者のようです。
自称元山口組(ウソみたいですが)、しばき隊分派「男組」組長のコワイ人です。
本土では野放しで在特会狩りに勤しんでいましたが、その手法をそのまま高江に持ち込んで暴力事件を引き起こした事になります。
上の写真は在特会の桜井誠氏と見られる人物が、集会が終わったあとに地下道で襲撃されている映像です。
この動画には添田が、手下を連れてダースベイダーよろしく登場するのが見られます。
反ヘイト法が実施されて、することがなくなった添田たち「男組」を高江に送り込んだのは福島瑞穂氏だとわかっています。
ここから時系列で見てみましょう。
添田が現地・高江に入ったのは7月末か、8月初めだと推測されています。
ほぼ同時期にTBS報道特集の金平茂紀キャスターが、高江現地入りしています。
そして8月5日のN1裏テントにおいて、あの忌まわしい山城容疑者が主導したリンチ事件が発生しました。
なぜ8月5日に起きたのかといえば、防衛局が反対派テントに対しての撤去期限としていたからです。
だから防衛局職員が張り紙をしに反対派テントに向かい、あの暴行を受けたわけです。
まったく同じ時期に金平氏は、安次嶺氏を「地元住民代表」としてインタビューしています。
このインタビューの中で、安次嶺氏は5年前に越してきたと述べています。
第1期工事は9年前から開始されていますから、安次嶺氏はちょうど第1期工事の完了時期に合わせたように移住してきたわけです。
もちろん第2期工事が始まるのは知り得ていたはずで、なぜわざわざN4地点から「400m」しか離れていない場所に越して来たのか謎です。
何も知らない本土からのロハス志向の家族ならありえるでしょうが、安次嶺氏がそれまで住んでいたのは普天間、嘉手納です。
爆音がどのようなものか、知らないはずがありません。
つい勘繰りたくはなりますが、裏が取れないためにここまでとします。
それはさておき、金平氏が8月5日に防衛局がテント立ち退き勧告に来るという重大情報を知らないはずがなく、高江に居ながらもしN1裏テントにスタッフを派遣していなければ「特オチ」です。
おそらく金平氏はこの暴行事件を知りながら、「不都合な真実」は隠蔽することに決めたのでしょう。
高江はあくまでも、「暴力的な機動隊が非暴力の市民に暴力をふるっている」、下の地元紙のようなイメージでなければならないからです。
金平氏は下のような場面を撮りに現地に来てみたら、正反対に暴力をふるっていたのは反対派だったというわけです。
ですから、金平氏は、ちょうど去年、本土の反ヘイト運動や、去年の安保法制デモの裏側で、添田たち「男組」が暗躍して暴力をふるっていたのを意図的に見過ごしたように、今回も彼らをあえて視界からはずしました。
8月10日にも、映像に添田が映り込んでいるのが確認されています。
https://www.youtube.com/watch?v=RiC9Mt15Lbw#t=100
そして今回の逮捕容疑となった、下の映像の8月25日の職員暴行事件へとつながっていきます。
そして金平氏は9月9日には、添田容疑者と「ホットケナイ、ないちゃ~大作戦会議」で同じ報告者として共に登壇しています。
金平氏に客観報道をしろなどと野暮はいいませんが、それにしても都合の悪い事実は伏せて、見せたいことだけ報じる姿勢はいかがなものでしょうか。
その上暴力沙汰を起こした添田容疑者と共に集会で演説するとなると、報道者の則を大きく逸脱したことになります。
これでは報道と過激暴力集団とのコラボではないですか。
地元2紙の暴走ぶりはつとに有名ですが、このようなメディアと反対運動との癒着によって、かえって解決を遠ざけてしまっています。
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コメント
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朝から連投ですw
金平といえば仲井真前知事に対して日本語能力があるのかどうか聞いたバカですよね。仮にも県の首長に対してのあの発言、思い出すたびに今でもムカつきます。
これ産経ですが、当時のやり取りです。
http://www.sankei.com/politics/news/131227/plt1312270001-n1.html
↑辺野古埋め立て承認 仲井真知事 「日本語能力」問うTBSキャスターに猛反論。
ムッカーーー!
投稿: やもり | 2016年11月 9日 (水) 07時08分
はい、私もおもいだすとむかつきます。
かつて記事にしましたのでよろしかったら。http://arinkurin.cocolog-nifty.com/blog/2013/12/post-8979.html
投稿: 管理人 | 2016年11月 9日 (水) 07時40分
おはようございます。
>これでは報道が甘やかす過激暴力集団とのコラボではないですか。
まあ、報道が都合の良い作り話をして誤魔化すのは「いつものこと」になってしまいましたしね。ここ2年ほど、沖縄関係での報道はそんなもんでしょう。
そういえば、昨日の沖タイで
>高江区に財政支援:識者「住民を分断」「補助おかしい」
というのがありました。以下、ネット記事のコピペです。
>沖縄大学の仲地博学長は「高江区は迷惑料として受け入れるのであり、基地容認とは言っていない」と前置きした上で「国が正面から住民を説得できなくなり、金と権力を使って県民を分断しようとする悪い政策だ」と批判した。
(ここまで)
これ以上は記事を見てもらうとして。
一つ疑問なのですが、この識者さんは、政府の財政支援というものが高江区の住民一人一人に政府の役人が会いに行って、賛成派なら支援・反対派なら金をやらない、みたいなものだと思っているんでしょうか。
賛成派だろうが反対派だろうが、財政支援として区に金が出されたのなら、等しく恩恵を受けるものでしょう。
元々、東村が国に対して財政支援を要望したんでしょうに。
まさしく、「迷惑してるんだから、受け取るものは受け取る」で済む話だと思います。
道路封鎖しているような人たちからも迷惑料をとって良いくらいですよ。
むしろ、反対派が国から金を受け取ってはいけないみたいな風潮を作っているのは、こういった人たちだと思うのですけどね。
投稿: 青竹ふみ | 2016年11月 9日 (水) 07時42分
東村高江区で「ヘリパッド反対」は堅持しつつ、「米軍基地から派生する被害への迷惑料」として、国の「財政支援」受け入れを、代議員会出席者の全員一致で決定したと琉球新報で報道されていました。
あくまでも迷惑料として財政支援を受け入れるだけで容認ではないそうです。
また、仲嶺区長は「従来通り、区の反対決議は消えていない」と仰っています。
抗議運動の一部の過激なやり方をクローズアップすることで高江がヘリパッドに建設反対していることを無視しようとしていませんか?
投稿: お花茶屋 | 2016年11月 9日 (水) 09時20分
お花茶屋さん。沖縄に限らず、基地周辺自治体で賛成か、反対かと言われた場合、ほぼ9割以上が「反対」です。
金平氏が対面アンケートで8割が反対と報道していましたが、あたり前です。
問題は「反対」しつつ、いかなる見返りを得るかなのです。
初めから「賛成」していたら、得るものも得られません。
あくまでもハードルは高く「反対」に設定し、厳しい交渉の末に「しかたがない。そこまで出されたら容認しよう」と落とすわけです。
これをずるいと言わないでいただきたいのです。
これは長年に渡って米軍基地とつきあわざるを得なかった沖縄の土着的知恵なのです。
今回もつれているのは、反対運動がこの落とし所を設定せずに暴走しているからです。
いままでは必ず落とし所を政府ともみ合うのですが、観念的な「絶対反対」で突っ走っています。
沖縄では北部にいけば行くほど条件闘争の傾向が強く、現実にヘリパッドが建設された国頭村も「容認」です。
この「容認」という表現は辺野古でも使われた表現ですが、言い換えれは「条件が折り合えばいい」の意味です。
シュワブは地元が誘致したことになっているようですが、内実は激しいつばぜり合いの交渉を米軍とした結果です。
あなたも北部の基地をめぐっての駆け引きを少し勉強されたら、もう少し別な眼で高江問題を眺められると思います。
反対運動は地元のためにするものですから、「解決」をめざさねばならないことを忘れないでください。
さもないと「よそ者の、よそ者による、よそ者のための闘争」になってしまいます。
というか、既にそうなっていますので、私はその点を批判しているのです。
投稿: 管理人 | 2016年11月 9日 (水) 09時44分
今日次の米国大統領が決まります。どちらにせよ、米国は内向きにならざるを得ないでしょう。その中で高江がどうなっていくのか?沖縄の基地がどうなるのか?日本はどう安全保障を高めて行くのか気になるところです。
その前提で、まず法治であることは大事で、違法を放置するのはよろしくないです。しかし、なぜ沖縄で違法行為が放置されるのか?といえば、やはりそこはメディアや政治家に問題があると思います。
どれが悪いといったら鶏が先か卵が先かみたいな話しにもなるかと思いますが、おそらくどっちもやらねばならない事でしょう。
今回のエントリーの指摘のように、メディアの違法是認、暴力容認、さらには、挑発容認は強く批判されなければならないでしょう。
しかしそれを誰が出来るのか?です。現在はネットの時代ですが、ネットで批判だけではまだまだ弱いでしょう。
沖縄のメディアが沖縄庶民にとって切り離せないのは、基地問題以外の報道に重要な情報もあるからです。特に訃報、葬儀情報は重要です。
今更新しい新聞は難しいでしょうから、結局、新聞から、訃報、葬儀情報を得ている人たちは、いつまでもおかしな報道をする新聞のみからしか情報を得ず、民意は歪んだままでしょう。
何か良い手段があればなと暗澹たる気持ちになります。
その中で当ブログは小さいながら光明です。さらに多くの読者がここから沖縄メディアとは違う、自分の頭で考える事が出来るようになればと願ってやみません。
大変でしょうが、今後もよろしくお願いいたします。
投稿: かつて…(以下略) | 2016年11月 9日 (水) 09時46分
HN自衛官の嫁ですが、やはり、いかにも、、なので、今後はいなばの白うさぎでよろしくお願い致します。
これは聞いた話なので、実際どうなのかは分からないのですが、、。
沖縄には昔から屋号がありますよね。その屋号の中に、上下関係があるようです。そこで、もし下の者が警察官になったとして、上の者がスピード違反等をしたとしても、なかなか捕まえることができない、ということです。
これが色々な場面で沖縄の警察がきちんと取り締まらないということに関係しているかも分かりませんが、、。沖縄出身の方ならその辺の事分かるでしょうか?
投稿: いなばの白うさぎ | 2016年11月 9日 (水) 11時24分
高江区が国の財政支援を受け入れた事は「高江ヘリパッド問題」の解決にとって、大きな前進です。
もともと青竹ふみさんが言うように東村が国に要望してきたもので、村単位から地区単位に降りてきて、今回すべての代議員が満場一致で受け取りに合意した意味は大きいです。
また一歩の前進が見られました。
その意味について、表面的にはお花茶屋さんが言うように「沖縄二紙的理解」をされる事もまァ、いいんでしょう。
だだ、建前はどうであれ過去に対する「迷惑料」と理解すると、その本質を誤ります。
なぜなら、過去において高江地区に対する「いわゆる迷惑」は受忍限度以下であり、政府が国家として保障を成す必要がないからで、なぜ今回「法的に必要の無いそれをしたか?」という事をこそ考えないといけない。
そこに、この意味の答えがあるんだろうと思います。
沖縄二紙の論調は「地域の分断」だとか、「県と地域の間のくさび」などと、本質を逸らした記事しかありませんでしたが、要するにこうした措置は、沖縄の基地問題では古くから使われた来た「知恵」そのものなのです。
ブログ主様も言うように、また数々の取材でも明らかなように、「賛成」か「反対」か問われれば、それは「反対」が多数を占めるのは当たり前の事です。
そして単に「賛成」OR「反対」と「表明された数」に拘泥しても意味はないし、「賛成」に鞍替え表明させるような負担を住民にかける必要もないのです。
政府は明らかに、沖縄での過去の学習から、「反対表明」は今後とも無理には変えられないし、変える必要もないもの、と考えてます。
つまり、そもそも「反対」とは言いつつも、個々に見ればその「反対」の中身は、実際のところかなりの違いも温度差も存在します。
ここに着目したのが今回の措置で、沖縄二紙風に表現すれば、意味は「反対派の分断」という事になるでしょう。
折しも今、この間の事件で上手いタイミングで過激な運動に嫌気がさした住民も多く、工事は着々と進み、返還式典の話まで出ている現状だ。
どこまでも「反対」は「反対」であるのは容認しつつ「反対」の内容の変化を企図し、合わせて、過激な運動体と地元住民の接着を未然に防ぐ、実にクレバーなやり方です。
投稿: 山路 敬介(宮古) | 2016年11月 9日 (水) 11時27分
いなばの白うさぎさん
>沖縄には昔から屋号がありますよね。その屋号の中に、上下関係があるようです。そこで、もし下の者が警察官になったとして、上の者がスピード違反等をしたとしても、なかなか捕まえることができない、ということです。
屋号が身分の上下を表すというのは私は聞いていないですね。本家が上であるというのは伝統的にあるのですが・・・。屋号は、その家の集落における位置関係を表すのではないでしょうかね。私も今後調べますね。
>これが色々な場面で沖縄の警察がきちんと取り締まらないということに関係しているかも分かりませんが、、。沖縄出身の方ならその辺の事分かるでしょうか?
沖縄県人が法律を軽視する風があるのは、終戦後に米軍の基地から作業員などが物資を持ち出した(窃盗)したことに端を発するのではないでしょうか。これは、戦果と呼ばれ、全く罪意識はなかったようです。敵国から奪うのですから戦果と呼んだのでしょうね。住民はこの戦果物資でだいぶ助かりました。米軍により撃ち殺されたものいたようですが、物資の持ち出しは止まなかったようです。
投稿: ueyonabaru | 2016年11月 9日 (水) 13時45分
うーん…
ブログ主さんの見方はあまりにも米軍基地やその施設を作りたい側の視点に偏り過ぎているような気がします。
ヘリパッド建設に対する高江区の二回の反対決議が、より良い条件を引き出すための交渉材料に過ぎないという見方は非常に傲慢ですし、けっきょくは作ることありきの考えなのでは?
それに区が反対を表明してもヘリパッドの建設進められ、ほとんど完成していることから「反対してもしょうがない」という諦めの気持ちもあると聞きました。
それを単なる条件闘争だと見なすのはちょっとどうかと思いますよ。
投稿: お茶花屋 | 2016年11月 9日 (水) 13時52分
反対派があれだけ暴れてるのを見たら対面のインタビューやアンケートで基地賛成、容認なんて言えませんよ。
投稿: ブルースジュニア | 2016年11月 9日 (水) 14時08分
お花茶屋さん。
もう少し深く過去ログ読んでいただければそんな誤解は融けるのではないかと思います。
まずは普天間の解消が根本にあること。
沖縄ありきなのは(管理人じゃなく私の私見ね)、あくまで最近はよくネトウヨの空論だと意味不明に叩かれる『地政学』的なもので、地理は動かしようがありませんから。
管理人も私も「いかに沖縄の負担を減らすか?」
が根本にあることを誤解なさらないで下さい。
私は暴論といわれかねないことも吐きますが、管理人さんは違いますよ!
投稿: 山形 | 2016年11月 9日 (水) 14時20分
お茶花屋さん
> それに区が反対を表明してもヘリパッドの建設進められ、ほとんど完成していることから「反対してもしょうがない」という諦めの気持ちもあると聞きました。
それを単なる条件闘争だと見なすのはちょっとどうかと
思いますよ。
最初から条件闘争をしているというわけではなく、諦めの気持から条件闘争をしているというのが事実だと思います。
投稿: ueyonabaru | 2016年11月 9日 (水) 14時41分
ueyonabaruさん
私の言葉足らずでした。
そうです、「本家が上」ということです。
交通法違反で捕まえたら本家の人だったから、、という話です。
でも、これだと小さい区域の話になるので、県全体の話にはならないですね。
またまた小松の話ですが、、
日末町の住民も、普段の会話ではF-15の爆音について「うるさい」「テレビの音が聞こえない」と言っていましたよ。なので、爆音があるのと無いのとではどちらがいいかと言えば、それはやはり無い方が良いのでしょうね。お茶花屋さんが書いていたように、ある意味「反対してもしょうがない」という諦めの気持ちもあるでしょう。でも、やはり交付金は大きいし、自衛隊の場合は地区に子どもも増える(米軍だとこれは無いのですが)。メリットも大きいのです。なので、「反対してもしょうがない」という言葉は、そこまで深刻では無い場合も多いですね。
本当なのかどうか、NHKの朝の連ドラ『まれ』の時、ちょうど8時にF-15が飛び始めるからテレビが聞こえないと基地に苦情が来たということで、それ以来8時前に飛び始めるようになりました。これは小さな事かもしれませんが(でも朝の15分は大きいです。元々パイロットや整備員は飛ぶ2時間くらい前には出勤していますから)こうやって少しずつ意見を交わし合う事が大事なのだと思います。
投稿: いなばの白うさぎ | 2016年11月 9日 (水) 15時07分
小松基地周辺ではF-15の轟音を聞いて育ったコシヒカリ「爆音米」なんてものがあったり。。自虐的だけどウケました!
松島基地祭では「ブルーインパル君ライス」という美味しいひとめぼれを売ってたりします。
まあなんというか、基地と周辺住民との良い関係の築きかたの一つのヒントみたいなもんじゃないでしょうかと。。。
で、マジでトランプ親分が勝ちそうな情勢!
株は乱高下。円高進行。
さあ、どうなる!?
投稿: 山形 | 2016年11月 9日 (水) 15時21分
お茶花屋さん
ブログ主様のこれまでの記事内容から伺える主張は、
>「米軍基地やその施設を作りたい側の視点」になどには立っていませんよ。
そうでなく、「段階的に沖縄の基地負担を減らす」、「早急に普天間の危険性を除去する必要性」の視点で発信しているのです。
また、ブログ主様は、
>「より良い条件を引き出すための交渉材料に過ぎない」
などいう「ずるい沖縄」的趣旨の事は、全然言っておられない。
つまり、ブログ主様は、基地負担をしている沖縄に対して、常に「敬意」を払った発言をしておられる、という事。
そして沖縄の、ともすれば「遅れた部分」を良く理解し、むしろそこを懐かしく愛しさえしているように思います。
沖縄の基地問題では、観念的な「反対」、そして事実上の今回のような「容認」に至るまでには、常にそれなりの時間と「過程」が必要でして、それはおそらく県民の心情的な部分に負うところが多いのだろうと思います。
そうした心情・深層心理とは、「もう、本土に置いてきぼりを食わない沖縄」とか、地域の必要性・重要性の再確認や、自らの「存在の認識」に深く関連する内心によるものでしょう。
なので高江地区としても、差し当たっての「金員」の介在を問題にしているわけでは、決してありません。
いわば、欲得ではなく「印」なのです。
交付される予定の資金使途が決まっているわけでもなく、必要性から生じた資金の「受け入れ」では無い事が、これを良く物語っていると思います。
投稿: 山路 敬介(宮古) | 2016年11月 9日 (水) 15時59分
今朝のタイトル、秀逸だと思います。
それとは別に。うわーヤバイです。知人は全員クリントンに入れてるはずですが、マスとしてのアメリカ人への認識を、私ちょっと修正すべきかも。
10年前の米人達はもう少し政治に関心を持っていたのですが。
投稿: ふゆみ | 2016年11月 9日 (水) 16時05分
結局高江区が容認していることは、優先されるべきですよね。基地にしても、、原発にしても、帆の他の工場にしても、ごみの焼却炉や火葬場にしても、何らかの妥協の元、負担してくれる人にはそれなりの見返りがあるということが公平だと思いますよ。
しかしついにトランプ大統領登場みたいです。ペンシルバニア州の投票人20人が決定的でした。
これって、トランプみたいなトリック・スターをメディアが担いで、想像以上に支持が上がったので、あわててバッシングしたけど時すでに遅く、さんざん煽った絵ディアが掌返しても、信用されないということですね。
議会が共和党だとしても、トランプを支持していない層が多いですから、議会と大統領府の鬩ぎあいで、政治的空白が生まれます。
注意しないと尖閣あたりでも、きな臭いことになるんじゃないでしょうか。
投稿: ednakano | 2016年11月 9日 (水) 16時32分
現状に不満だからと、既存政党にウンザリした層が雪崩をうって投票した日本の09年民主党政権誕生を思い出したのってオレだけじゃないよね。
トランプ=鳩山などとは言いませんけど、超大国アメリカの大統領は強い権限を持ちますから、
世界への影響大です。
共和党でも反トランプも多いようですし、側近の動きも含めて追って行きたいと思います。
投稿: 山形 | 2016年11月 9日 (水) 16時54分
トランプ氏の当選が確定しました。
これからの日本の安保、沖縄の米軍基地
普天間問題にどう影響するのか、とても
不安です。
>いなばの白うさぎさん
沖縄の警察が、門中の上下関係でどうの
こうのって話しは、絶対にあり得ませ
ん。懲戒免職になっちゃいますよ。
投稿: 宜野湾市民 | 2016年11月 9日 (水) 17時13分
宜野湾市民さん
ありがとうございます。
この話を聞いてから、本当なんだろうか、、?といつも頭にあったので。
投稿: いなばの白うさぎ | 2016年11月 9日 (水) 17時27分
トランプ氏当選ですね。
日米ともにマスコミ予想はあてにならないということでした。
>いなばの白うさぎさん、
宜野湾市民さんもおっしゃっているとおり、門中の上下関係やら屋号(家ごとの愛称みたいなもの)での話はありえませんよ。そんなことしたら交通課のおまわりさんがタイホされます。
投稿: やもり | 2016年11月 9日 (水) 17時31分
翁長知事は速攻渡米してトランプ氏に会いに行って基地について直談判すればいいんじゃないかね?何も知らない状態のトランプ氏は早速洗脳されて駐留なんかや~めたと思うかもしれませんぜ。
投稿: 岸辺 | 2016年11月 9日 (水) 19時42分
ちょっと皆さんのコメントを読んでびっくりしました。
どんなに沖縄県民が自分の住むところの近くに出来るアメリカ軍の施設を嫌がっても拒むことなど実質的に不可能であり、建設中止はあり得ないということでしょうか?
話は変わりますが、内地ではぼちぼち沖縄の米軍基地の引き取り運動が芽吹きつつあると知りました。
初めてその話を聞いた時、沖縄県民の私はどんな負担軽減案よりも涙が出るほど嬉しかったです。
やはり基地の引き取りは馬鹿げていますでしょうか?
投稿: お花茶屋 | 2016年11月 9日 (水) 22時06分
>ちょっと皆さんのコメントを読んでびっくりしました。
こんな考え方って初めて接するのでしょうか?
> どんなに沖縄県民が自分の住むところの近くに出来るアメリカ軍の施設を嫌がっても拒むことなど実質的に不可能であり、建設中止はあり得ないということでしょうか?
高江のヘリパッドの中止はあり得ないでしょうね。ありうるとお考えでしょうか。政府が考えることでしょうが、政府は中止するでしょうか?
> 話は変わりますが、内地ではぼちぼち沖縄の米軍基地の引き取り運動が芽吹きつつあると知りました。
具体的なお話があるのでしょうか?
> 初めてその話を聞いた時、沖縄県民の私はどんな負担軽減案よりも涙が出るほど嬉しかったです。
その気持ちは同感できます。
> やはり基地の引き取りは馬鹿げていますでしょうか?
多くは無理だと思います。しかし、馬鹿げているというものではありません。トランプ氏が大統領になりましたね、将来はどうなっていくのでしょうか?
一つお伺いしたいのですが、日本の国防問題はどうお考えですか? 尖閣諸島のこと、どうお考えでしょうか?
投稿: ueyonabaru | 2016年11月 9日 (水) 22時26分
お花茶屋さんって言葉は丁寧で一見同情を惹きますが典型的な反対派のご意見だと思いますよ。
理由は、管理人さんからの返信コメントに聴く耳を持たれていないことと、他の人にも言われた「過去記事読んでね」にも無視なさっているようなので。
私も3年分読んでから初めてコメント入れました。というかコメント入れる資格無いくらいに思ってました。
投稿: なびたん | 2016年11月 9日 (水) 22時48分
今日は木枯らし1号、ここは穏やかと。
米軍基地の引き受け運動?
本土でも出ていけってやってますが、その人達は間違ってもやらないでしょうから違う団体ですかね。
本土の訓練場の利用(沖縄の負担軽減)は増えてます。
その反面、横田基地配備予定のCV-22、10機の飛行訓練先には沖縄も含まれてます。
予定されてる陸自のMV-22、17機も沖縄の空を飛ぶことがあるでしょう。
シュアブ辺りで離島奪還日米合同演習とか。
トランプさんが在日米軍の費用負担を強いてきた時、日本はNOと言えるのか。
なんなら割増価格のオスプレイ導入も止めてしまえ。
日本ほど駐留しやすい国はないです、横須賀や横田をも引き払う覚悟があるや否や。
TPPも白紙にするというなら、国内に反対の声も多いのでそれはそれでいいかとも思います。
山形さんの鳩山友紀夫に重ねた見方にうなずいてしまいました。
いなばの白兎…空飛ぶ広報室のいなぴょん…新垣結衣…沖縄と連想してしまった。
失礼
投稿: 多摩っこ | 2016年11月 9日 (水) 23時20分
トランプ・ショックで日経平均がなんと1日で1000円下げましたね。こんなの初めて見る気がします。
ふと思うと、最近17000円台まで株価が上がってたのも、大統領選挙をにらんで投機筋が動いたかもしれないと思うと不気味に感じます。
トランプは「駐留経費を全額負担しろ、でなければ出て行くぞ」と言ってる訳ですが、これ彼が40代のころから一貫して言っている主張で、何のことはない、誇り高き祖国の兵士たちを「傭兵扱い」しているだけなんですよねw
ご本人がそれにお気づきではないようなので、本当に時計の針が止まった人なのかもしれません。
トランプは、政治経験も、従軍経験も、外交経験も一切ありません。
こんな大統領が生まれたのは米国でも初めてで、前代未聞の出来事だったようです。
トランプ氏は、政治、議会、外交、国防、経済の全てにわたって経験が無いため、必ずアドバイザーの助言を受けなければなりませんし、逆にそれが無ければ一切何も決断できない可能性があります。
そうなった場合、彼は自分が招きいれた極右の経験者たちに良いように操られる可能性もあります。本人の自覚のある無しに。
トランプ氏は自らニューヨーク・マンハッタンのヘンリー・キッシンジャー元国務長官の自宅を訪問し、外交政策についてのコンサルティングを1時間にわたって受けていたようです。
キッシンジャーといえば、反日親中の親玉のような人で有名で、トランプ氏の日本へのバッシングに似た発言は、すべてこのキッシンジャーの入れ知恵なんじゃないかとも思えてきます。
トランプ氏は、駐留経費を理由に撤退をほのめかしていましたが、あくまで選挙戦での出来事で、さすがに勢いだけで軍隊を動かせるわけがありません。
税金もかかってますし、議会の説得も必要。おそらく議会がうんと言わない(笑)
トランプ氏は報道ではかなりエキセントリックな爺さんですが、彼は弩素人でもあるため、彼の周りにどういう人物が終結するかで、日米同盟は変わってくると思います。
中道右派が集まるのか、それともキッシンジャーのような反日親中に突き抜けた御仁に振り回されるのか。
日本政府は実際にトランプ政権が始まってみて、臨機応変に動くしか当面は方法が無いでしょうね。
さて、そんな中、沖縄の扇長氏はこんなこと言ってます。
翁長知事、トランプ氏に「期待したい」 面会求め来年2月にも訪米へ
沖縄タイムス
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161109-00070420-okinawat-pol
うーん、なんかずれてる気がする。パフォーマンスに走っていると言いますか。
投げっぱなしで無かった事になってる「東京五輪の空手を沖縄に」と同じ空気を感じます。
高江にしても、辺野古にしても、今まで日米が積み重ねてきたものを、トランプ氏に直談判したとして、トランプが「分かった、議会を説得して軍隊を全部撤収させる」とか言わないと思います。
彼は「いてやるから金をくれ」と言ってるのですからw
そういう意味でも、扇長氏は、もはやこの程度のことしかできなくなっているのだなぁと、本土から思う今日この頃であります。
投稿: ゆう | 2016年11月 9日 (水) 23時24分
米軍基地の移転について、いつも地元ネタです
鳩山政権が「最低でも県外」等発言し移転先で揉めてた時、普天間→佐賀空港にオスプレイっての有りました。
これは佐世保米海軍基地、大分の演習場(今も海兵隊来てる)とセットで効率良さげ?、佐賀空港のオスプレイ自体ポシャり目立ちませんでしたが海兵隊自体は福岡県南部の休耕田等潰して駐屯地作るとかあったみたいで、北部九州四県で分散配置?ですが、福岡県南部出身かつ実家に親居る私は個人的に原則賛成でした。
因みに北部九州は地政学上自衛隊基地多く、受入れ易い下地あったと考えてます。
ところが、佐賀の反対派(反原発と兼業?)は「沖縄に要らない物は本土にも要らない」、これなら全国どこも米軍基地移転は不可能、日米安保や在日米軍を肯定の前提に立ち在沖米軍の一部を受け入れるとの意見(世論で多数?)と噛み合わず、海兵隊の大分での演習も同じ事言ってるみたいです。
在日米軍自体を無くせ、と言っているのと同じ、要は安保自体反対なんですよね。(カキコ前にトランプ氏当選、現実身有?)
こんな安保反対派?が米軍基地移転自体反対してたらいつまでたっても既存基地は無くならないと思います。
更に、米軍自体よりオマケ?でやって来る反対派「地元市民」が恐いですね。
尚、大阪八尾空港への海兵隊オスプレイ受入に橋下府知事(当時)言及時も似た様な騒ぎでした。
投稿: Si | 2016年11月 9日 (水) 23時50分
米軍基地引き取りの運動なら、確かにありますね。
ただ、やってるのは大阪の左翼団体ですが。
「引き取る行動 大阪」とかのキーワードで検索すれば出てきますよ。
関空とか八尾とかへの移設提案の件、むしろ左翼の賛成意見で盛り上がってましたが。
なんとかウシさんとかいう活動家の人も賛成してましたねえ。
つーか、大阪の米軍受け入れ賛成派は誰も伊丹の名を挙げないのが不思議です。
敷地は大阪兵庫にまたがってはいますが、候補にあがっても不思議はないかと。兵庫県とケンカしてでもやればいいと思いますよ。
自分たちの面倒に思うものはみな府下南部の河内や泉州に受けさせようとする。
米軍基地はさておき、その根性が嫌いじゃ(笑)。
大阪府のくそぼけは昔から京阪神のラインに乗っかったところばっかり優先してインフラ整備しやがって。
これより南に外れた所は、道路も下水もどんだけ遅れたか。
今もこれは変わらんというか一時期よりひどくなっている。
関係ないけどこのさいいわせてもらうが、私の維新嫌いの大きな理由は、府下北部に偏った政策があまりにも多いから。
農業関連の予算とか大幅カットして、人にばっかりつぎ込みやがって。
イデオロギーは関係ない。
だいたい、過激派がばか騒ぎ騒するせいで、少しでも異論を唱えるものはみな左翼みたいな風潮ができあがるというのも、甚だ迷惑な話。
というわけでわたしは伊丹なら受け入れもアリかと思います。
投稿: 元大阪府民からの伝言 | 2016年11月10日 (木) 01時46分
ゆうさん。
ちょっと怪我して昨日の午後ずっと座ってテレビ見てた親父(元銀行員)がマーケットの動き見てて東証終値を見て「機関投資家は折り込んだな。今買い時だ」と言ってました。
まだ暫く上げ下げあるかも知れないけど、「明日(今日)は買いだな」と。
キッシンジャー、それな!
本当ならもう嫌な予感しかしないというか。。
投稿: 山形 | 2016年11月10日 (木) 06時50分
安次嶺夫婦は指令を受けて新たな闘争拠点 高江を構築しにきたのでしょう。こうゆう類は左翼内でのポジションは上がります。彼らでの発言力が上がります。彼らは成果と手柄 注目度を競い合います。過去本土では取締激化の末 暴走 破滅しました。沖縄左翼は今は強い。がトランプでどうなるか?
投稿: 素浪人 | 2016年11月10日 (木) 10時06分
八尾になんてありましたね。
確か伊丹が危険でウルサイという理由から関空を造ったんでしたよね。
伊丹誘致は無いでしょう。
他サイトで国からそれなりの見返りがあるようだし自分の地元で誘致して貰いたいという人を見掛けましたが、過疎化、高齢化、財政難の自治体はウェルカムでしょうか?
シュアブとハンセンと普天間に辺野古弾薬庫をセットで引き受けられたら沖縄の面積負担の大軽減にはなりますが…そんな場所は無いね
投稿: 多摩っこ | 2016年11月11日 (金) 01時14分