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2016年11月 7日 (月)

高江ヘリパッド 「400m」から始まる通説の検証

Img_4607

昨日のコメント欄は末尾でおかしな人が乱入した以外、たいへんに興味深い内容となりました。 

テーマは「集落から400mしかヘリパッドと離れていていない」という反対派が流布している「通説」の素朴な再検証から始まりました。 

反対派はわずか「400m」の距離で、ヘリパッドが高江集落を「包囲」しているとまで言ってきました。 

そのうえ、「米軍は高江集落の住民をゲリラに見立てて、機上からの銃撃訓練の標的にしている」とまで言っていました。 

すごい想像力ですね。まさに「標的の村」です。 

では、この「400m」がよく思われているように高江集落からヘリパッドまでの距離だとすれば、確かに「集落避難」も考慮せねばならないような近距離です。 

まずは、この「400m」という妙に具体的な響きを持つ距離数字の出所から検証は始まりました。 

わかってきたのは、どうやらここか「400m」の発信源のひとつのようです。 

「現地ではすでにオスプレイの運用が始まっていて、6月には午後10時以降の離着陸訓練が集中して行われる、これまでにない状況も生まれた。
 ヘリパッドから約400メートルの至近距離に住み、「騒音で子どもたちが眠れなくなってしまった」という安次嶺雪音(あしみねゆきね)さん(45)は、中1から5歳までの子ども5人を連れ、隣村での避難生活を強いられている。
「2カ所ですらこの状態。6カ所も造られたら、高江にはもう暮らせない。政府のやり方はあまりにもひどい」(三山喬 AERA 2016年8月1日号)

Photo

この安次嶺氏夫婦は、ひんぱんにメディアや集会に登場します。現地反対運動の共同代表です。

オーバーにではなく、高江ヘリパッド反対運動のカリスマ的存在でしょう。

上の写真は琉球朝日放送の特集番組からのものです。

「10月1日。オスプレイ帰れの声が上がる普天間基地ゲート前に東村高江の人々の姿がありました。
年間1200回もオスプレイがくる高江のヘリパッドから、わずか400Mの所に自宅がある安次嶺現達さん。反対運動をし、通行妨害だと裁判にもかけられました。今日は家族8人で駆けつけました。
安次嶺雪音さん「昨日の夜、もう子どもたちも、明日だけは学校休んでみんなで行こうって言って、朝早く出てきたんだけど」
息子「オスプレイ来たら大変だもん」
雪音さん「オスプレイ来たら、ほんとに、学校どころじゃないから、もう今日だけはちゃんと」
息子「学校、来たらもう、オスプレイの音でうるさくて授業できない、聞こえない」
息子「オスプレイ今日来ちゃうの?いやだなぁ、もう引っ越したい」」
(琉球朝日放送 「検証動かぬ基地 vol.119 強行配備1カ月 (3)高江の現状」)
http://www.qab.co.jp/news/2012110539088.html

 先日の報道特集で金平キャスターがインタビューしていたのも、この安次嶺氏でした。

Photo
安次嶺氏たちが経営していたのが「カフェ山甌」(現在閉鎖中)です。 

では、その場所をGoogle Earthで確認してみます。 

86_2

 続いて、この安次嶺氏たちのカフェと高江集落の位置を重ねてみます。 

高江集落の高江小中学校(沖縄県国頭郡東村高江83-8)にポイントを置きました。 

Photo_5

 安次嶺氏の「カフェ山甌」の位置が、集落の中心から約3.5㎞離れた、はずれのそのまたはずれにあることがお分かりになると思います。

Google Earthでは、安次嶺氏宅の近辺に人家は見えません。 

では、高江の中心部から4㎞の円を描いてみましょう。 

Img_4730

 この高江中心部からの4㎞円に、ヘリパッドの位置を重ねます。

上のGoogle Earthには1㎞の物差しがついていますから便利です。 

Photo_2

すると、高江集落からヘリパッドまでのおおよその距離はこのようになります。(近い順から)

・N4まで  ・・・約1.5㎞
・H地区まで・・・約2㎞
・N1まで  ・・・約2.5㎞
・G地区   ・・・約2.8㎞

続いて、安次嶺氏たちの住んでいた「カフェ山甌」からの400m円を描いてみます。

「400m」とはいうまでもなく、安次嶺氏の主張するN4ヘリパッドとの距離です。 

Img_4736_2

私の計測では、約600m(※)ありますが、ここで争う気はありません。当人たちがそういう以上そうなのでしょう。※1㎞から訂正しました。

このように、「400m」と言うのは、ムラのはずれの近隣に住宅ひとつない場所に住んでいた安次富氏宅からN4ヘリパッドまでの距離にすぎないのです。

これを高江集落全体で「400m」とするのは、極端な例を一般化してしまう詭弁だと思います。

高江集落からヘリパッドまでは平均して2㎞以上の距離があり、しかもその間には分厚い原生林がはさまっています。

高江現地取材をした篠原章氏は、昨日のコメントにこう述べられています。

「N4ヘリパッドは、ご指摘にもありましたように、既存のLZ17ヘリパッドの整備であり、「増設」といっても既存の施設のあったところに造られたものです。
従来からCH46の訓練が頻繁に行われていた場所ですね。騒音については個人差がありますが、仲嶺高江区長に訊ねたところ、「以前より騒音は大きいと思う」というお答えでした。
ただ、時期によって騒音の大きさは異なるようです。オスプレイの訓練が始まってから、高江小中学校では騒音を理由とした心身の不調を訴えて欠席した生徒が3名いると教育委員会が報告しているようですが、欠席期間や診断書の有無など実態はあまり公表されていません。」

今後、継続的に騒音は計測されねばなりませんが、このことによって「集落移転」などはありえないことです。

反対派とメディアは安次嶺氏というムラで特異な位置を占める人を、あたかも住民代表のように見立てるのは止めたほうがいいと思います。

というのは安次嶺氏が、新住民だからです。

そして今や安次嶺氏は運動家です。篠原氏はこう指摘します。

「民宿やカフェは奥さんとボランティア(体のいい無賃労働者ですが)に任せて、現達さん自身は高江での活動に取り組んでいます。
反対派のテント村の敷地(国有地)も、彼が重機などを用いて「造成」したものです。全国各地で開催されている基地反対派の集会や研究会の講師としても引っ張りだこです。」

さて私は、安次嶺氏たち自然の中で生きることを求めて移り住んだ人にとっては、はなはだお気の毒なことになったと同情しています。おためごかしではありません。

私もまた30年以上前に、まだ就農という言葉が珍しかった時の、極初期の新規就農者だったからです。

私は何度か書いてきているように、最初に農業体験したのはやんばるの森の中のとある超過疎の村でした。

結局、紆余曲折の末、今のムラに根を生やしましたが、安次富氏たちの行動には既視感があります。

篠原氏はコメントでこう書かれています。

「「自然のままに生きること」が彼のモットーでしょう。子どもを学校に通わせず、「フリースクールで学ばせている」とのことでしたが、登校すべき時間帯に村内を裸で走り回る安次嶺さんの子どもたちを見て、住民の方たちは眉をひそめていたようです。」

実は私は安次嶺氏のような新住民を、多く見てきました。

私の知っている新規就農者の一部には、自由人的というか、ヒッピーのような人が多く含まれていたからです。

その中には子供を学校にやらない、戸籍を取らせないという人たちが多くいました。※一部誤解を招く表現がありましたので削除しました。

ですから、安次嶺氏のフリークな行為は、別に驚くに値しないものです。

ただし地域の住民にとって、自分が先祖代々暮らしてきたムラを泥足で踏まれたような気分を持つ人が圧倒的多数だったのもまた事実です。

安次嶺氏について詳しくは知りませんが、おそらく容易に想像できるのは、受け入れ側の地域住民と接することが薄く、むしろ高踏的な立場から見ていたのではないでしょうか。 

地域から住民として認められるには、それなりの「掟」を守らねばなりません。

「掟」とは、たとえば安次嶺一家が消防団に入っていたかどうか、班に属していたかどうか、豊年祭りに加わっていたかどうか、あるいはPTAやママさんバレーなどの地域の組織、行事に加わっていたかどうかなどです。

安次嶺氏は過疎の村で、子供を学校に行かせないという致命的行為を犯しています。

ここが大都市ならば勝手にしてください。フリースクールでもなんでもするがいいのです。

ただし、ここは都市ではなくムラです。

離島ややんばるの過疎のムラにとって、就学期の子供は喉から手が出るほど欲しい宝ものです。

沖縄の過疎地においては、「子乞い」という言葉がいまでも生きているのです。

なぜなら、入学する子供が減り続ければ、学校は定員不足で潰れますから。

学校が死ねば、ムラも死ぬからです。そのリアリティがない人は、住民ではありません。

おそらく学校長は、安次嶺氏宅に毎日のように「学校に来てくれ」と通ったことでしょう。

ムラでは都市と違って、住民票を移せば「住民」ではないのです。

ムラの学校に通わせ、行事、祭りに参加して、初めて「住民」として受け入れられます。

安次嶺氏はオスプレイが「400m」先に来ると、さっさと店を畳んで出て行ってしまいました。

これがどういう意味なのか、わかってやっているのでしょうか。

もし反対派が言うように、これがムラが集団移住せねばならないようなムラ全体の危機ならば、決して逃げないはずです。

安次嶺は、危険と見れば軽々と「逃げる」ことができるのです。

こういう人を村人は「住民」とは呼びませんし、ましてや自分たち高江住民の「代表」だとも思っていないでしょう。

ちなみに、新規就農者が多いある地域では、放射能騒ぎがあったとたん、真っ先に逃げたのは、「大地の命をいただく」と日頃消費者に説教していた新規就農者の一群でした。

しぶとく残って放射能と戦ったのは、むしろ既存の農家でした。

安次嶺氏が「高江にはもう暮らせない」と言うのは、自由です。

しかしその台詞は、政府に対してではなく高江の住民に対しての侮辱だと知るべきです。

なぜならほんとうの住民にとって、逃げる場所などありませんから。

ほんとうの住民なら、街から高江に通じる唯一の生活道路を車両で「封鎖」するような愚挙は絶対やりませんから。

だから、安次嶺氏のようなさっさと逃げた人の口から、「高江にはもう暮らせない」などと言われたくはないのです。

■謝辞 今回、多くの知見を頂戴した篠原章氏に心から感謝いたします。またコメンターの皆さんにも深く感謝します。ありがとうございました。

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沖縄問題」カテゴリの記事

コメント

いつも勉強になります。ありがとうございます。

おはようございます。

>なぜならほんとうの住民にとって、逃げる場所などありませんから。

まさしく、この通り。
だからこそ、反対運動は「条件闘争」になるのであり、ただ「反対したいから反対」と言う人々とは大きく違うのです。

昨日のコメントで「後から来た奴に追い出され」と書きましたが。
他に行く所の無い住人が、一時的な自治体の収入ダウン・住民たちの離職などがあることを覚悟の上で、混乱を承知でそれでもNOと言ったから企業が出て行く事になった。
好きな時・好きな場所に逃げられるような時代ではなかったからこそ、覚悟の上での住民運動となったのです。
(逆に、地方自治体から誘致の話もあったくらいなので、企業からの税収はホントに馬鹿にならない金額なのです)


リスクも結果も考えず、逃げ道を用意しての反対運動。
ソレはソレでかまわないですが、そんな人たちを「当事者」とか「代表」に祭り上げることだけはしちゃいけない。
それでは、住民が求めたものとは乖離した結果にしかならないですからね。
実際、過激な反対派の人たちのせいで、穏健な反対派も彼らと一緒に扱われたりするので、望みは叶わないだろうし。
賛成派だって、一人歩きしている「オスプレイ反対」の言葉のせいで、移転を受け入れた事による利益を受け取ることも難しくなるのですから。

余談ですが。
共産党は、企業が「住民たちとだけ話をさせてくれ」と言った時に「住民の反対運動のことが分かってない!」と突っ撥ねたそうです。
社史を纏めた本にも書いてあるくらいですから、当時の社長はよほど腹に据えかねたんでしょう(笑)

まさかの篠原章さんご本人の来訪でしたね。
そして朝まで恥ずかしい言動で粘着するこれまたまさかの「大学名」をHNにする低レベルな方まで。

この記事、数時間でよく書かれたと思います!
私は青竹ふみさんと考えが近いなあ。

管理人さん、いつも早朝からお疲れ様です
こうして距離と位置関係を整理していただくとわかりやすいですね
カフェ山甕を基準に
「ヘリパッドは高江集落から何百m」
というのは首都圏で例えると町田市を基準に
「厚木基地は東京の都市部から何km」
と言ってるのに近いでしょうか
あ、町田に人が少ないということではなく、位置関係の例えです(汗)

今日の記事内容も納得のいく内容です。
青竹ふみさんのコメントにも納得がいきます。

私の実家も本島北部から南部への移住組みだから言えることですが、普通の常識を持った人間なら、地域の掟だなんて小難しいことを考える前に、地域の清掃当番、公民館活動に、地区運動会やらその他お祭り、ご近所付き合いと、おのおの出来る範囲で自分から飛び込んで行くと思います。
いま当の私も、沖縄本島南部の田舎町から本州の大都会へ移住しましたが、いままさに祖父母のやってきたことの繰り返しです。何か問題が発生したからといって、簡単に出て行こうとかしません。というか、
仕事やら住宅問題やらがあって簡単に出て行けないですよねw
地に足を踏ん張るつもりもない人間には、地域の代表面して欲しくないです。

須山さん、たぶん心配ご無用です。

町田は今や大都会です。東北で例えると仙台泉区の辺りを巨大化したような感じですね。
夏に葬儀で稲城の親戚の車に乗せてもらって通りましたがよく似てます。
かつて町田や稲城が神奈川県だったこともありますし。

30年ほど前、セブンイレブンが文字通りの営業時間だった頃は「東京のスイス」とか言われて納得するくらい田舎でしたけど。。東北の田舎者にとっては「コンビニ」すら驚きでした。
『じゃが丸くん』おいしかったなぁ!また復活しないかなあ。。

そうそう。

最近よく篠原さんの記事を読んでいたので、
昨日のコメ欄でのご本人登場にはびっくりしました。
そういうことってあるんですね。(感動)

篠原章氏の解説で安次嶺氏のイメージ・輪郭が、やっとはっきりと像を結びました。

そして離島で暮らす私には、ブログ主様の「子乞い」の話、生活者としての集落や地域との係わり合いの問題など、深く共感しました。
思想背景として「地域社会」や「ムラ」といった概念から解き放たれた自らの「個」をもっとも発散したいだろう安次嶺氏らが、「集落」を盾に主張する可笑しさを感じざるを得ません。
篠原氏を貶める目的でHNを大学名で表記する卑劣なやり方と相通ずる「うしろ暗さ」を感じてしまいます。

青竹ふみさんの鍛造会社時代の労働争議の話も、私には中々リアルでちょっと耳が痛い。(笑)

昨日のコメント欄は荒れることなく面白かったです。最後はなんか…う、うん(^^;
北部訓練場、土人発言報道や山城氏らの現地における平和運動動画までは興味なかった。

この地図画像、位置関係が分かりやすいです。
昨日と今日で集落から400mのヘリパッドの件、現在建設中のヘリパッドが国頭村であること、高江集落との距離感などが理解できました。

>その中には子供を学校にやらない、戸籍を取らせない、禁断の草を常用するという人たちが多くいました。

今日の記事で一番衝撃的でした、こんなことが許されてしまうのですね。
子供を可哀想に思います。


やもりさん

恥ずかしながら篠原章氏を存じませんでしたが、先程この記事を読んできました。
http://m.blogos.com/article/196397/?p=1

昨日は私のコメントがアラシを呼んでしまったようで、申し訳ありませんでした。ありんくりんさんの本日のまとめは見事でした。敬服しました。

山形さん
ありがとうございます
書いてて少し前に見たバラエティー番組での23区とそれ以外の出身のタレントさん達のやり取りがよぎったものですから、蛇足と思いながらついあんなことを書いてしまいました(苦笑)
お話は戻りますけど「高江の民家から400m」というのは左寄りの人達にありがちな「嘘は書いてないが正確でもない」話の典型だということが昨日(記事は一昨日のエントリーですが)のコメント欄と今日の記事で見えてきたわけですね
何か私のコメントってあんまり中身がないなぁ…

昨日のコメント欄、さいごにまとめ読みでも本当に面白かったです。
今朝の記事で多摩っこさんが衝撃をうけた
>その中には子供を学校にやらない、戸籍を取らせない、禁断の草を常用するという人たちが多くいました。
これは沖縄限定でなく自然を求めて散るヒッピーな人達の特徴で、多摩地区なんかにもいました。
母親は他家の子どもと見比べる機会が増えるにつれ極端な暮らしを緩和しようと試みたりして、それが家庭の不和を生むのを見ました。
無農薬野菜の販売やカフェ、ホメオパシー講座、妊婦の為の●●といった表のソフトな笑顔とのギャップが凄まじかったです。

はじめまして

高江のことは、依田さんの件あたりで知りました。
活動家というのはなかなか厄介なものだと感じます。

また、「子乞い」のことは、自分も過疎地の出身で、母校の小学校は既に廃校になっており、身につまされます。

金平某の番組で出てきたのが、安次嶺という人物だとここで気づきましたが、地上波のテレビで発信される「住民の声」がこういう人たちの声であることに、改めて、大手メディアの発信には注意せねばと思います。特に可案等の地上波はひどいですね。

大阪の番組の方が自由がある。嵩原安三郎弁護士の発言なんかは、関東では放送しない内容です。

また、時折参考にさせていたが期待おと思います。

「後から来た人たちに、先に居た者が追い出され」は畜産業界では、ずっと前からそうでしたね。人口増や宅地化の波は田舎町でも、酪農や養豚の悪臭鳴き声等を嫌い先にそこで生活していた人々の生活の術を失わせてきました。
集落から遠く離れた土地を持っていた人は、移転できましたが、そうでない人は廃業するしかなかった。そうして多くの畜産農家がいなくなった。
今、時々、バター不足とか子牛価格の高騰とか、ニュースで騒がれることがあるけど、その原因の一つは、そんな業界の衰退もあるのではないかと考えます。

無農薬野菜、ホメオパシー、妊婦の為の〇〇、いずれもトンデモ科学と親和性が高いですね。
エビデンスが怪しい理論でも、自分が信じちゃってるの、タチが悪いです。そういえば、EM菌て琉球大の先生じゃなかったかな?それに、最近では医療用大麻解禁を訴えていた、元女優さんも石垣島移住者だったっですね。だかか何だという訳でもないのですが。

田舎の自治体は、今、移住者の獲得に躍起になってますよね。
補助金付けて移住促進したり、空き家対策としての移住だったり。でも、その土地に根付くには、やはりそれなりの努力は必要だと思います。


今日の記事もありがとうございます。そして篠原章氏にも。
 多摩っこさんからの「国頭村カフェ水母(くらげ)」の情報に「なんだそれ?いいのそれで?」と思った違和感を記事にして下さいました。

 実は、私も那覇在住のナイチャーです。(ですのでコメントは差し控えるべきとも思うのですが...ついつい、記事やみんさんのコメントに誘われるようにコメントさせて貰ってます。)しかし、自治会に入ったり顔見知りになると、みなさん、こちらが心苦しくなるくらい気に掛けて下さいます。

 しかし、篠原章氏からのコメントにはびっくりしました。
 勝手なコメントをしていたのが恥ずかしいです。見るに見かねてかも。感謝です。

umeさん!!!

住んでいるからには立派な地元です。住んでる人が遠慮なんかしたら、私のように沖縄から出て他府県に住んでいる者は何もいえませんよ。
どんどんコメントお願いします!

多摩っこさん、

こちらの管理人さんの記事内容やコメント欄の内容で難しすぎてついていけない時にその内容についてぐぐっていたら偶然ですが、篠原氏の記事にたどり着いたのです。そしたらまた難しくて読むの大変でした^^;

観念的な左翼思想と自然派の暮らし、なぜか親和性が高いですね。私の場合もそうでした。無添加 食品から始まり、無農薬、有機農、自然農そして生協。反原発にはストレートにつながっています。人によっては水洗ではなくポットンがいいとかまで。

左翼=反権力だからでしょうか。自らを"解放"するとして、髪を伸ばし、男と女のフリー◯ ◯◯、行くつく先は"禁断の草"をやる人まで。ズバリ言って、当時、福生界隈でよく耳にしました。楽しいんですよ、よくわかります。私は途中で足を洗いましたが。

外から見ればヒッピーですね。本人としては"自己の解放"なんです。

ありんくりんさんには、自然派の暮らしとの関係まで考察していいただけるとありがたいです。私は現実として、今その真っ只中にありますので。

週が明けて朝チェックで、昨夜から有意義な議論が続いてたことを知りました。

そして本日の記事。
まさにこれです。

私がいつも言いたかった「島んちゅ」と「ないちゃー」の違いが、丁寧に分かりやすく書かれているではありませんか。書く人によってこれ程までに天地の差が出ることを痛感し感動する記事でした。

それから青竹ふみさんのコメントもすっきり納得できるものでした。

他の過疎地域でも同じように、普段温厚で争いを好まない「島んちゅ」が「ないちゃー」差別することがあれば、それはそういうことだと思います。

かくいう私は、友人に本土から来た人が多いです。
ひとつ言えば10理解してくれる頭の良い方たちです。

実にわかりやすくまとまった記事でなんだか憑き物が落ちたような読後感です。相変わらずコメントもそれぞれ素晴らしいですね(変なのも湧いてますけど)。

九州Mさんのおっしゃるとおり、左翼思想と自然派思想は親和性が高そうな感じがします。マクロビオティックやホメオパシーにどっぷり浸かっている人って国や企業の陰謀論好きそうだし。

マクロビオテックにはまっている人は蛋白質不足で肌ツヤや血色が悪い印象ありますが、本人達は絶対に健康であると言い張ります。無農薬野菜を摂っていることを殊更に強調したりしますが、無農薬野菜を栽培できるのも,周辺の田畑がしっかり管理されてて大量の害虫が発生からじゃないの?と思ったりします。

umeさん、やもりさんのおっしゃるとおり、遠慮はいらないと思います。いろんな立場の人々がコメントされことがむしろここの醍醐味だと思います。ただ、コメントのレベルが高すぎて、しばしば書き込むのを躊躇してしまいますが。

なびたんさん、私も親しく飲み倒す仲間は本土の方が多いです。

カフェ水母のそばの伊江川が大好きで、昔から夏には川遊びに行っています。
閉店したままのパーラーの跡にカフェ水母が出来てから、奥様やお子さんたちを時々見かけました。

お子さんは川遊びをする時は裸で楽しそうに泳いでいましたが、それ以外は服を着ていたし、普通に挨拶もするし、本当に普通の方たちだったので、記事を見て驚きました。

お子さんをずっと学校に行かせずって本当でしょうか?
記事のテレビでも「子どもたちも、明日だけは学校休んでみんなで行こうって言って、朝早く出てきたんだけど」という言葉があり

また高江のことを調べると、奥様と高江区長が、東村村長と教育委員長に、騒音で体調を崩し学校にこれない児童の調査を要請した記事を見ました。
彼女たちが子どもを学校にやらず、地域から爪弾きのヒッピーなら、そんなことは出来ないのでは?まず自分の子どもを学校に行かせるよう区長や教育委員長に言われるのでは?と思いましたが…

が、彼らが本当に
「子供を学校にやらない、戸籍を取らせない、禁断の草を常用する」という人たちと同類なら、なんだか残念です。
川遊びするお子さんたちは、本当に生き生き楽しそうで、ヤンバル生活を楽しんでいるようでしたから。

駄文、失礼いたしました。

タームさん、私もこの子どもたちは学校に行ってるのか行ってないのかどっちなんだ一体?と思いながら、その部分に関してはコメント文を一旦書いて消して投稿しました。
管理人さんや九州Mさん程ではないですが、私もその昔自然派の人達と隣人付き合いをしていた事がありますが、がっかりと言われる彼等の素顔はピュアで屈託がなく笑顔で子どもの頭を撫で抱き上げる、そんな人達でした。彼等自身が子どもである所以ですが。
そのペアとして、私が面倒見てあげなくちゃという世話人気質もしくは共依存になった者がいて支えていたり殴られてたりする事もあります。
子どもというのはその狭間で親たちが笑顔でいるようにと振る舞って育つもので、そこから恒常的な学問の機会を奪い自分の楽園志向と正義を教え育てる自由や権利は、親は本当は持ってはならないです。
学校に在籍していても、きちんと年間プログラムを受けているのか、村の子として育っているのか、そういうところは本当に心配です。

タームさん

管理人さんが知る中には一部にそのような人もいたってことで安次嶺さんが同類とは言ってないと思いますよ。


九州Mさんは限りなく透明に近いブルーの世界の近くにいたことがあるんですね。


多摩も広いですから山もあるし、色々と知らない世界があるなぁ。妊婦のための●●は気になります(笑)

左翼思想と自然(エコ)な生活は共通点多く、ド田舎の私地元にIターンで来られた方も悪い方では無いですが、そんな方多いですね。
一方私の母実家は同じ福岡県でも北九州市、工場や発電所や港湾設備等で海岸部は埋め尽くされ、高度経済成長期は宮崎県等で多数のダムや水力発電所が造られ工場の動力を賄いました。
製造業が日本の基幹産業たる現実は幼少時から理解してたつもりです。

実家近辺でエコ生活満喫し文明を批判なさる方は、輸出産業で日本経済が成り立ってる前提の購買力によって自らの生活が成り立ってる(彼らの家庭菜園程度の自然食?野菜を喜んで買う都会人いるが、只単に泥落として無いだけ)一面をどこまで理解してるか疑問感じる事有ります。

ふゆみさん、彼らがロハスな人なのか、はたまた禁断な薬を常用し配偶者に暴力を振るうヒッピーなのか、私にはわかりません。

ただ、個人的なことを憶測でいろいろ言われるのはどうだろうと思いますし、あのような場所で変な噂がたてば、非常に生活し辛くなるだろうと思いました。

またそれとは別に、家から400メートルは検証が必要だし、過激な反対運動はやめるべきだとも思います。


タームさん、私にも勿論あの一家が実際どうなのかはわからないので、これ以上一般的なヒッピーとはという話を書くと本題からどんどんズレてしまいますね。ストップしますね。
あの一家のみがN4の近くに外れて住んでいて、400m以上どうやら距離はあり、地元民とは心も家も距離が随分ある、その声だけを前に出す報道はおかしい。という認識迄が確認されている、という事で。

基地反対運動を叩くのに飽きたら今度は高江の住民バッシングかい。
それも篠原とかいうデマ師の根拠がない誹謗に乗っかって。
江戸時代には「盗人」に戒めに刺青を彫ったというが現代でも見習いたいものですね、篠原サン。
自分の欲望の為に人様が汗水垂らして稼いだ涙銭を黙って掠めとる輩というのはいつの時代も信用がならんもんです。
シバキ隊の元ヤクザの兄ちゃん叩くなら、元詐欺師のオッサンも叩かにゃなるめぇよ。

さて、いつになったら篠原センセはお話になったことの根拠を示してくれるのやら?
陳腐な印象付けで安次嶺さん一家を貶めるブログ主も大したタマだね。
類は友を呼ぶってか。

私は、個人の自由優先のタチなので、大麻程度なら個人的
にはOKだし、好きな所に移住して、生計をどう立てるのかや、
子供の教育は、銘々が勝手にすれば良いと思っています。

ただ、ウソや捏造や意図的な盛はダメ。サヨク脳の人達が
イカンのは、正義の為ならそれは許される、と思っている所。

結局それは、人々からの信頼を無くしてしまい、最後には
相手にされなくなる。「あのウソツキが~、もう放っとけ」
「あ~、ありゃ勝手ツンボだから。相手にしなくていいよ」

民進党は夏日下の氷状態だし、朝日やらのメディアの経営
は客を無くして干されてるし、プロ市民の活動は狼少年だと
バレて馬鹿にされてる、本丸狂惨党だけが異常にシブトイ。

狂惨党だけが異常にシブトイ。誰がサポートしてるの?

なんか物凄く都合が悪い方がいるようですね。Google Earthでもたたいたらどうですか?

 鷺王領さんの言葉遣いは悪い。そんな風にしていると皆から嫌われるし、信用されなくなる。結局損することになる。

どこかの誰かさんも「骨を埋める覚悟」と大見得切って沖縄に移住したくせに、今住んでいるのは何処でしたっけね?
自分たちなりに沖縄の山原の森で根を張ろうと四苦八苦している人に対して、沖縄から「逃げた」人間が「こういう人を村人は住民とは呼びません」なんて言葉を吐きかける。
口だけ大将がえっらそーに講釈垂れて、世も末とはこのことか。

なむさんも言葉遣いはなっていない。そんなことしていると皆から嫌われるし、信用されなくなる。結局は損することになる。

管理人様へ
本題からズレたコメントになりますがお許し下さい。
そうしなければコメントに対するコメントはできませんので。


私は香川さんやなむさんを養護するつもりはありませんが、これから言うことが養護と捕らえられる可能性があるので前もってお伝えしておきます。
上与那原さんの意見にほぼ同感を得ています。
ですが、言葉遣いを丁寧にすればその方の主張を聞いて下さるってことですか?

また、言葉遣いが丁寧でただ純粋に知りたくて質問しただけなのに荒らしや左翼と言われたりした場合はどうすればいいでしょうか?

香川という人はそもそもアク禁です。いくらいれても即時無条件削除します。

名無しで篠原氏を誹謗するのは止めて下さい。そもそも篠原氏がなにを発言しようと、ここと関係ありません。

なむさん、
「おおみえ」など切っていません。静かに入りました(苦笑)。
あなたも口汚さには辟易しているので、削除しようかとおもいましたが、別の方が答えられているので残しました。
次もこんな調子なら、削除します。

タームさん。私は安次嶺さんが「禁断の草」をしているなんてどこにも書いていませんよ。
かつてわたしの回りにはいたというだけです。
誤解を招くようだから、そこは削除しておきます。

最後のとおりすがりのうちなんちゅうさん。
はい、基本的には罵詈雑言、罵倒語を含むコメントはそれだけで許容していません。
だって唾はきかけながらまともな議論はできないじゃないですか。
普通の対応で質問された「小百合」さんには丁寧にお答えしていますよ。

くりかえしますが、罵倒語、汚い表現は禁止します。立場には関係ありません。
とはいえ、圧倒的に反対派の人は、礼儀もなにもあろうことか、というのが流儀のようです。

そのようなものが入っていた場合、まともな議論の場が破壊されますので、それ自体で削除対象とします。
ここはあくまでも討論の場です。
ケンカを売りたいのなら、自前のサイトで存分反吐を吐き散らしてください。

篠原さん。
過分なお言葉に汗顔の至りです。
私も篠原さんの気持ちがわかってきました。
島をあれだけ愛しているあなたかが、かくも無残に詐欺師よばわりされる・・・。
悔しいでしょう。
どうやら島左翼は、徹底的に保守的な本土人にはたいして反発しないようですが、島を知り、島を我が物として愛している識者を嫌悪するようですね。

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