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« 高江ヘリパッド 「400m」から始まる通説の検証 | トップページ | 高江問題 報道と過激暴力集団とのコラボ »

2016年11月 8日 (火)

昨日の記事の雑感と高江反対運動のふたつの「神話」について

Img_4696
昨夜も荒れましたね。毎度のことながら、心底がっかりします。

篠原氏が訪問されたのは嬉しい驚きでしたが、氏に対する悪口雑言は聞くに耐えないものでした。

島をあれだけ愛している人が、かくも無残に詐欺師よばわりされる・・・。

島左翼は、島としっかり距離を開けた本土の保守知識人には、なんの反応も示しません。

彼らは手厳しく辺野古や高江の狂態を批判しているのですが、聞こえないそぶりです。

金平氏や佐藤氏のように、島左翼の耳に快いことをいう者は歓迎されます。

一方篠原氏のように島をよく知り、島の空気と風景、音楽、そしてなによりも島人を愛した人が、「少しやりすぎですよ」ていどのことを言っても、すさまじいネガティブ・リアクションを見せます。

私も似たような罵声を浴び続けていました。

だから、高江について書くのは正直言って極めて憂鬱で、長い時間書かないでいたほどです。

必ず荒らしが相当件数来るからです。

正当な批判があるなら、真正面から証拠と数字を上げて反論すればいいのに、まずは口汚く罵ることから開始するから困ります。

こういう人たちは、よほど自分が生息する行動範囲の中で甘やかされているのでしょう。

なにを言ってもいい、なにを書いても許されると思っているようです。

あるいは、よくある自分が「絶対的正義」とでも勘違いしている「正義真理教」なのかもしれません。

私は昨日の記事において、篠原氏の現地取材を引用する形で書いています。

そしてそれを根拠としたと記事中で明記しています。

篠原氏の功績は、思い入れ過多か、ともすれば上っ面だけの論評が多い沖縄評論が溢れる中で、正確に沖縄社会の内面にある矛盾を鋭く分析してきたことです。

特に、振興予算が沖縄社会の宿痾の根にあって、それが保革を超えたいわば「役割分担」から生じているという指摘は、かつての私にとって鮮烈でした。

また基地問題を、「騒音と米兵犯罪に苦しむ人々」という平板な描き方から、基地と折り合いをつけてきた島人のしたたかさと絡めて一歩掘り下げたのも氏の功績です。

氏の詳細な資料検証に裏打ちされた議論は、たいへんに説得力があります。私も大いに学ばせていただきました。

立場は左右に傾かず、いわゆる保守の人から見れば、むしろリベラル寄りでしょう。

氏も私も共に、辺野古移設には懐疑的であって、むしろこのような新規の埋め立てはやめるべきであるという考え方です。

さて、反対派の皆さん。

私に対してもそうですが、反論があるなら、汚い罵倒語で唾を飛ばす前に、落ち着いてエビデンス&フィギュア(証拠と数字)を明示して議論を仕掛けてください。

多くは、いわば「バロー、バロー、ネトウヨ死ね」という中坊の喧嘩レベルで話になりません。
よくて琉新か沖タイ記事の丸写しで、自分の思考で格闘した形跡がゼロです。知的頽廃ではありませんか。

昨日の記事では、「高江集落から400mしか離れていない場所にヘリパッドを作っている」という通説に挑みましたが、その反論の挙証ひとつなくただ罵倒するだけでした。

Img_4736_2

改めて確認してみましょう。

ある反対派のツイートは昨日になっても、相変わらずこういう言い方を続けています。

「オスプレイ・パッドから一番近い民家は4~500mのところなのですが、家が揺れる被害で、23時近くでも飛びます。今は2パッドのみの使用ですが、今やっている建設が完成してしまうと年間の訓練回数が4,700回になるのです。」

その「400mの民家」が上図の赤点です。

ここは安次嶺氏宅で、そこを起点として400mの円を描いたものです。

さらに拡大します。

画像をクリックすると大きくなりますので、拡大してみてください。

人家まばらというよりも、集落から隔絶した山中に安次嶺氏宅があるのがわかるでしょう。

86
N1地点は白い線に見える道路の西側で、ヘリパッドは画像にも丸く写っていますが、どう見ても400m以上あるように見えます。

そこで、私は集落全体は平均2㎞以上ヘリパッドから離れていて、「400m」という一人歩きしている数字は、あくまでも集落の外の安次嶺氏宅からもっとも近いN4地点「だけ」のものだと書きました。※N1と誤記していましたので修正しました。

これでは、「極端な例の一般化」という詭弁だといわれても仕方ないでしょう。

もし違うなら、どうぞ集落全体から「400m」だという証拠と数字を見せて下さい。

出せないのに食ってかかるのはお止めなさい。見苦しい。

実は高江の反対運動は、ふたつの「神話」によって支えられていました。

ひとつは、今述べた集落から「400m」という近傍に、政府はヘリパッドを作ろうとしているから暴挙だとする点です。

ある本土の青年のサイトにはこうあります。

これが本土の高江についての、心優しき人の平均的認識です。http://blog.goo.ne.jp/suzuki_juju/e/7350b1a0ef405ee3ee27125ca70db3d3

「このSACO合意の内容、高江の方に何の説明もなしに決められてしまっていたものなんです。
集落に一番近いヘリパッドは、民家から400mの近さ。自分の家から近い場所に米軍のヘリパッドが出来ると新聞でいきなり知ったらびっくりしちゃうよね。何でそれ、先に言ってくれなかったんだ!となるのは当然のこと。」

ほら、「民家から400m」がひとり歩きしていますね。

この人のイメージでは、集落民家の軒スレスレに飛ぶオスプレイの姿が見えたのかもしれません。

しかし私たちが検証したように事実は、高江集落はどのヘリパッドからも平均2㎞以上離れていて、しかもその間に分厚い防音壁のような原生林が入っているなら、事情は違ってきます。

そして東側のN4地点は、既存のLZ17ヘリパッドの整備増設にすぎません。

これを「新航空基地」と呼ぶのはいかがなものだと思いますが、かねてからN4地点ではCH46の訓練が頻繁に行われていました。

代わってオスプレイとなるわけですが、どちらがどううるさいのかは、今後の騒音調査を継続的に行う中でわかってくるでしょう。

そしてふたつめの「神話」は、オスプレイが「殺人機」だということです。

これについて詳細に検証しました。まだし尽くしていませんが、今なおわが国でオスプレイを「殺人機」だとするような専門家はひとりも存在しません。

言っているのは、沖縄左翼と地元紙、あるいはその界隈の識者だけだと指摘しておきます。

このようなことから、私は反対派が叫ぶような、「高江にはもう暮らせない」(琉球朝日放送における安次嶺雪音氏の発言)という主張はプロパガンダにすぎないと結論づけました。

そして私は、「高江を守れ」といいながら、ムラの生活道を封鎖したりする行動に象徴されるように、住民不在、いや住民の生活を奪うような反対運動はいかがなものでしょうかと言っているだけです。

私はいくつもの本土での自然保護運動をみてきました。私自身参加しています。

しかし、私は辺野古や高江のような、実力で衝突するような運動はひとつも知りません。

たとえば、勝利した自然保護運動には、瀬戸内海の景勝地「鞆(とも)の浦」(広島県福山市)の埋め立てと架橋建設計画についての反対運動があります。

元の人たちが中心になって、地道に訴え続けて理解の輪を拡げていったのです。

行政との対話も積極的に行ってきました。

高江のように、外部から「お前の村を守ってやる」と叫んで大挙して押しかけ、国有地を勝手に伐採して重機でならして、テントを建てて居ついてしまったのではありません。

本土の自然保護運動において、現地拠点づくりに重機で原生林を踏み荒らすなどありえないことです。

もちろん暴力沙汰がひんぱんに発生し、リンチ事件までに発展するような高江のような事態も、聞いたことがありません。

どうして沖縄の「自然保護運動」だけがこのように荒れるのか、一度考えてみてはいかがでしょうか。

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沖縄問題」カテゴリの記事

コメント

どんどん寒くなる中、今朝も記事ありがとうございます。
二ヶ所ほどN4がN1になっているのですが、全てN4についてでOKですね(^^)。

>そして東側のN4地点は、既存のLZ17ヘリパッドの整備増設にすぎません。
>これを「新航空基地」と呼ぶのはいかがなものだと思いますが、かねてからN4地点ではCH46の訓練が頻繁に行われていました。

これでは、オスプレイの6倍うるさいとの説もあるCH46の頻繁な訓練があるN4の側で15年間静かな暮らしを送っていた、ある日オスプレイが騒音を持ち込んだので引っ越した。という事になります。
過去記事やコメ欄で何度も現行機とオスプレイの音比べを皆さんがされていたので、機械オンチの私でもこの矛盾が解るようになりました。
音というのは感じ方に個人差があるとしても、です。

分かりづらい書き方ですみません、矛盾していると私が思もうのは反対派の主張についてです。

この前は「大東文化大学(怒)」というHNで書きこんだ者だけど、私が篠原のセンセに聞きたいのは400mの距離の話じゃなくて、安次嶺さんたちが集落の人から白眼視されているという話の根拠なんですよ。
それに集落の人でヘリパッドの建設に反対しているのは安次嶺さんだけじゃないからね。
メディアによく顔の出てる安次嶺さんを標的に個人攻撃をして、他の住民もヘリパッド建設に懸念を示している事実そのものから目を背けてどうするんですか?
工事の差し止めを求めて提訴した高江の住民は33人です。
今度はその33人の一人一人に安次嶺さんみたいなイチャモンつけて攻撃しますか?
ヘリパッドの建設に賛意を示さない人は「フリーク」ですか?
集落の周辺にヘリパッドを造ることで騒音等の負担が増大するのは事実でしょうが。
けっきょく4000ヘクタールという返還される数字だけ見て、引き換えに負担を背負う人には黙っとけってことかね。

おはようございます。

高江の記事、非常に勉強になります。
まさか私の地元の鞆ノ浦の事例が出てくるとは思いませんでした。

鞆の場合、鞆地区での賛成と反対は半々、むしろ賛成側が上回るくらいでした。しかし、福山自体になると反対が上回りました。
別に選挙で決めた訳では無いので、何方が多い少ないはそこまで重要には成らなかったのですが、最終的に埋め立て架橋中止に傾きました。
地元賛成派と福山市長は建設したかったようですが、建設免許を交付する広島県知事は埋め立て反対の立場を取り、当時の国交大臣も建設に消極的でした。
反対派が地元以外の人達に上手く働きかけ、多くの賛同を得た事が、県知事や大臣に響き、埋め立て架橋計画を中止に結びつけた要因に思います。

高江ヘリパッド問題は、反対派の人達が本当の意味で賛同を得られているか甚だ疑問です。
沖縄メディアによる報道の影響で、表面的には沖縄県民の反対派が多数に見えます。
しかし、事業者である国や、多くの国民に反対派の声が響いているとは思えません。

まあ、安次嶺氏に関してはうまいこと商売しているなあという印象しかありませんね。活動家として名を売り、山の店は捨てて、海側に宿を作り、活動と集客キャンペーンを合致させるというのはなかなかのビジネスセンスだと感心します。

活動家の中にもこういう商売上手がいるもんだなあ。

鷺王領さん、「私が篠原のセンセに聞きたいのは400mの距離の話じゃなくて」ですか。
あなたの聞きたいのがなんであれ、この400Mが、マスコミで、大々的に喧伝されていたのは、事実でしょう?
ブログ主さんが、何度も(しつこく!?)言っている「数字と事実」について話をしませんか。

33人というのは、部落の何パーセントになるのでしょうか。
安次嶺さんを個人攻撃というのも違うと思いますよ。

高江の反対団体の代表として、彼がふさわしいのか、ということでしょう。
もとからの住民ではなく、部落から離れたカフェ(ですか?)で生計をたて、現在は家族で住んでいない人が、部落の代表!?ということでしょう。

鷺王領さん
>集落の周辺にヘリパッドを造ることで騒音等の負担が増大するのは事実でしょうが。
>けっきょく4000ヘクタールという返還される数字だけ見て、引き換えに負担を背負う人には黙っとけってことかね。


負担を背負うと言いますが、その負担は背負いきれないほど酷い負担なのか。
沖縄に限らず日本に住む人皆、大なり小なり何らかの負担を背負っていると思います。
その中で許容出来る負担、許容出来無い負担、他の部分で利益になる条件次第で許容出来る負担があります。
その辺りを見極めるのが大事だと思います。
私はそこまで許容しきれない負担にならないと思います。
外からの視点で見極めるのと、当事者の視点で見極めるのは中々相容れないかもしれませんが、
新たに造成されるヘリパッドは民家からかなり離れた位置にありますし、周辺の森が防音壁の役割を果たし、そこまで酷い騒音負担になら無いのではと思います。
N4地区はそれまでにもヘリパッドとして運用されていた場所で、運用されるオスプレイは今までのヘリコプターより騒音も小さいですし、負担の増大と表現するのも違うと思います。
この度の高江ヘリパッド建設に伴い、様々な見返りになる条件が示されています。

それでも許容出来無い負担と思うのであれば反対するのも良いでしょう。
許容するにしても、更に負担を減らす為にもっと良い好条件を引き出すのも良いでしょう。
しかし、負担を全くの無にする事は出来無いと思います。
今の様な反対派のやり方では、反対の立場からしても逆に余計な不利益や負担がかかっていると思います。

私個人の考えですが、沖縄は差別されていると殊更主張する島サヨクさん達こそ差別主義者だと思っています。根底に「沖縄vs本土」という二極対立があり、それから脱することがありません。「腐りナイチャー」なんてこと口にしますからね。彼らが受けいれる本土人は完全に自分達に同調する者だけです。

本土から来る活動家も同様ですよ。彼らは活動の場を求めているだけで、沖縄でも福島でもいいんでしょう。しかも地元民に迷惑かけておいて「お前らのためにやっているんだ!」なんて言えるメンタリティの方々です。自分達が崇高な人間であって沖縄の地元民なんざ下のニンゲンなのでしょう。うどん県名乗る人もその類でしょうな。

私には奇妙なことに本土差別者と沖縄差別者が手を取って行動しているようにみえます。活動すること自体が目的なのでそんな意識はないのでしょう。

当ブログや、篠原氏は彼らにとっては痛い存在なのでしょうね。

以上はあくまで拙い私の私見、極論であり高江で暴れるいる様な人等に対してのものです。

鷺王領さん

 高江の33人が工事の差し止めを求めて提訴に参加したのは事実なんでしょう。多くの住人はヘリパッドはない方がイイと思っているのでしょう。当然でしょうね。しかし、この33人がヘリパッド反対運動に賛同しているかというとそうでもないでしょう。その運動を嫌っている人はかなり多いと想像しますよ。

 7日のタイムス紙1面には

「高江区財政支援を受諾 へりパッド反対は堅持」とありますね。これはある意味で、ヘリパッド建設やむなしの意思表示でもあります。

 先ほどの続きです

 財政支援の受け入れに当たって、仲嶺高江区長は、「ベトナム戦争時代から現在まで、騒音を受けたことに対する 被害補償」 と強調したようです。

 そうでしょうよ、ベトナム戦争時には、北部訓練場のジャングル訓練、ヘリ訓練は激しかっただろうと思いますよ。ヘリも何度か墜落し、米兵の死者も出ましたよね。昔のベトナム戦争時の記憶が蘇りますね。

私がコメントを書きこむと荒れてしまうようですね。ありんくりんさんには、たびたびお手数をおかけして申しわけありません。読者の皆様にもいろいろお気遣いいただき、ありがとうございます。

だったら「書きこまなければいい」のですが、お答えする責任があると思われる3点についてのみ、簡潔にコメントしておきます。

(1)高江に関する私の記述は高江の住民の方への取材にもとづいたものです。情報のソースである住民の方々は「同じ高江住民を批判したくはない」といいながらも、他村に転居された方については、厳しい評価を口にされていました。「学校に通っていなかった」ことについても、複数の住民の方が指摘していました。通学していなかった期間がどの程度だったのかは不明です。教育方針として、それが正しいのか否かについてまで判断するつもりはありません。
参考までに、Googleの「カフェ山甌」 のコメント欄に、サックス奏者の坂田明さんの書き込みがありました。
「とにかくアマゾンの村のカフェはこんなに素敵かもと思えます。この場所がかけがえの無いところだし、オーナー一家も仲間もいい子供を大切に放し飼い状態で育てながら。子供は自立してる、素敵なところです」。
坂田さんは放し飼い状態の子育てを肯定されていますが、地元住民には快く思っていない方々がおられたこともまた事実でしょう。

(2)「高江住民訴訟」を取り上げた方がいますが、高江住民訴訟の原告33人は「東村高江などの周辺住民」と報道されています。つまり、原告には、他区・他村の住民が入っているということです。この点は注意が必要です。

(3)ありんくりんさんの今回の記事とは関係ない宜野湾の人口動態について質問された方がいました。それについては、
http://hi-hyou.com/archives/2914
をご覧になってください。

申しわけありませんが、今回のありんくりんさんのテーマとはあまり関係ないことが多いので、これ以上のご質問については、お答えするつもりはありません。あしからず。


産経新聞の報道によれば

>別の男性住民によると、高江区住民の中にも工事反対派はいるが、最近になって移住した人がほとんど。

>容認派の男性は「国と交渉して補償をちゃんともらうべきなのに、外から来た反対派が騒ぐから交渉できない。活動家は自分たちのために活動しているだけで、地域住民のことなんて考えていない」と語った。

>そもそも東、国頭両村は村長が移設工事を容認しており、反対派の活動が地元を無視していると受け止められている。安波区の比嘉俊夫区長(68)はこう怒りをぶちまけた。「どこのウマの骨か分からん人が勝手に『地域の人のため』とかいってやってる。国が強引に工事を進めているのは、地元が賛成しているからですよ」

少なくとも、今の反対派の活動には大いに迷惑している地元住民がかなりいるといって良いと思いますが?ソースが産経だから気に入らないかも?

>鷺王領 さん
>集落の周辺にヘリパッドを造ることで騒音等~中略~引き換えに負担を背負う人には黙っとけってことかね。

全く違います。
住民が反対運動をして、負担するかわりに何某かの物を求めることは構わない。生活が脅かされるのなら、その代償を求めるのは当然です。
生活の有る地元住民に代わり、他所から来た人が反対運動に協力することだって構いません。
運動方法が分からない住民のかわりに、政治家が声の上げ方を教えるのも良いでしょう。
ですが、反対運動の中心は、これからもそこで生活していく住民でなければ、意味がないのですよ。
住民が最終的な決定権を持たねば、結局は賛成派も反対派も納得のいかない「押し付けの負担」になるのですから。


しかし、他所から移住してきてさっさと居なくなったりする「自称住民」や、声だけでなく暴力も振るう市民団体はどうですか?
貴方の言葉を借りるなら、黙る黙らない以前の問題として、負担も負わずに居なくなってしまうのでは?


管理人さんだって何度も説明されているではないですか。ここは、反対運動そのものを否定しているわけではない、と。
反対派の某氏も言っていたでしょう。人に認められる運動にするべきと。
欺瞞情報などで同情を集めたり、暴力を振るったりせず、正しい情報を発信して欲しい、それだけのことなのですよ。

極論すれば、このブログは「実際に負担を負う事になる人たち」に、負担の原因となっている「反対派の言う事実」が、実際のものとは違う脚色されたものですよ、と説明しているに過ぎません。
ただ只管に「危険か安全かではなく安心出来ないから絶対反対!」ではなく、負担に見合った正しい報酬を求めるような反対運動にしてくれればいい、私はそう思いますよ。

全く反対派というサヨクさんは、聞く耳持たず文章も読まず個人への罵倒と荒らし行為ばかりですね。
左翼もここまで劣化したものか!と、改めて痛感します。

香川某など明け方から必死で罵倒を繰り返してすぐに消去されたようですが、管理人が「もう来るな」と言われた時点でアク禁な訳です。そんなことも理解できないとは。。

鷺なんとかさんは昨日は大東文化大学(怒)のHNで書き込んでたとのこと。篠原さんと一悶着大学関係当事者なの?
でなければ大学にも多大の迷惑がきるのでは?と昨日質問しましたが、一体どうしました?なぜHN変えたんだのでしょうか?

いずれにせよ今日の記事をちゃんと読んでみれば管理人の趣旨は分かるはずです(文章読めない香川には無理でしょうけど)。
今のところまともな反論は無いようですね。

篠原章さん。お忙しい中での投稿ありがとうごさいます!さすがは見事な切れ味ですね!
管理人も書いてますが、現在の沖縄には保守リベラルという論壇が皆無(密かにあるのかも知れないけど)なようで、これが非常に残念に思います。
和解や落とし所を探ろうとしたりすると、篠原さんやこのブログのように罵詈雑言の荒らしばかりになります。ちゃんと『話』をしましょうよ!と散々呼び掛けているというのに。
そんなに沖縄が好きだと言われるのが嫌なのかと。私なんか東北の田舎ですから、小さい頃から毎年雪深い冬場の天気予報を見て「沖縄いいなあ~!」と憧れてきたものです。

あ、「だったらお前のとこがオスプレイ引き取れ」と全く意味不明な罵声を浴びまして、俺は満更でもなかったんですが、残念ながらこっちは雪と悪天候率で冬季の安定運用は無理なんだよ。と書いたら。。
そんなことも「地政学」とかいう推進派に都合のいい連中(サンプル無し)の典型なんだよ!と罵倒されましたね。

対話どころか知性すら感じませんでした。

10月に那覇に来る前は、石川県小松市の、日末という滑走路すぐ横の地区に住んでいました。

小松基地には今年6月に飛行教導群が新田原基地から移転してきて、F-15の飛行隊が1個増え、3個飛行隊になり、F-15の飛ぶ量は1.5倍ほどに増しました。しかも、格納庫が日末地区側にも増え、かなり近くでエンジン音がするようにもなりました。地図を見ると分かると思いますが、日末小学校はそれこそ400mくらいの距離かと思われます。

さらに、小松基地は訓練区域が広いので、米軍が来て共同訓練することもあります。

今年の3月頃、地区の年度末の集まりの時に、教導群が来る話にもなりました。担当自衛官の説明もありました。自衛隊側としては、盛り土をしたり植樹をすることによって、できるだけ音を軽減します、と。そして最後に町長さんが、「俺たちが国防についてとやかく言うことはできないから、もらえる物はきちんともらおう。」と言っていました。ここは、申請すれば、数年に1度クーラーを新しくできるのです。クーラーがあれば真夏でも防音の為に窓を閉め切ることができます。もちろん他にも色々ありますが、この時にはクーラーの申請について話が出ていました。

私はこの話し合いを聞いた時に、「あぁ、いい関係だなぁ」ととても思いました。自衛隊側も勝手に好きな事をするのではなく、できるだけ住民の事を考える。住民も、全てを受け入れるという訳では無いだろうが、受け入れることができることは受け入れる。そして、もらえる物はもらう。

沖縄の話を聞くと、どうしてこうやって寄り合えないのだろうか、なんでもかんでも反対してどうするつもりなのだろう、といつも思ってしまいます。

他の基地のある町の話でした。

このところの記事とコメントを拝見していて、心から訴えたかったけど言葉に出来なかった部分が整理されていて心底すっきりしています。

ネットの世界が無ければこのような議論は人物家族もろともすぐに潰されていたことでしょう。

こんなにも沖縄を想い貴重な時間を使って調査し議論し考えてくれてる方々いらっしゃることに一県民として感謝申し上げます。本当に涙が出ます。

新聞もテレビもラジオでもシミンシミンヘイワヘイワ、学校や社会でヘイワ学習(戦争による悲惨な体験を語り継ぐこと)をしたニュースばかりで、もうシミンヘイワという単語にはウンザリしていたところですが、皆さんの議論により希望が見えてきました。


自衛官の嫁さん

沖縄も鳩山発言の前までは小松基地のようにとは行かないまでも、県は基地(政府)と上手に信頼関係を作り強かにやっていたと思いますよ。だから県内至る所が整備されているのだと思います。

「反対すれば金になる」という悪しき習慣もありますが、沖縄がやっていたのは+αまで。他の交渉事や商売でもやっていることです。

自衛官の嫁さんが初めての沖縄で目にした辺野古や高江での極端な反対行動はホンの2年前までは無かったことです。

現に私は去年までは普通に高江集落や海水揚水発電所、70号線は普通に通行していました。そこが通れなくなったのは8月11日の山の日からでした。

通れなかったのでUターンして東村の農道を通り58号線に抜けたのですが、物騒なN-1ゲート前とは裏腹に喉かな陽気の中、農民は普通に農作業に勤しんでいました。

長くなりましたが、これから住まれる沖縄のことをもっと知って頂きたくて書いてしまいました。

不法占拠のテント村にある
座り込みガイドラインって看板

私たちは非暴力です
コトバの暴力も含め
誰もキズつけたくありません

色々な動画や画像がアップされてる今、この文章が空々しく感じます。


個人攻撃じゃないから予め。

より自然を求め嘉手納から北部訓練場へ移住。
嘉手納に比べたら静かなのでしょうが、わざわざ訓練場のある場所を選ぶ。奄美とかはダメ?
しかも集落から離れたヘリパッドにより近い場所。(後に知ったとのことですが)
ホバリングや旋回などの飛行訓練があることを調べなかった?
旋回飛行ってのはウルサイ。

こちらだと不動産購入の際には安い買い物じゃないので近隣の調査もする人が多い。
基地が近ければ、殊更に飛行経路や騒音が気になりますからね。
悪徳不動産屋もいるんですよ。

端からみて、訓練場の近くに移住するならそれくらいの調査はすべきだった思います。
嘉手納に住んでいた割りに…なんだか不思議です。

他の移住者もそうなのでしょうかね。
借地ならまだ分かるけど。

https://www.youtube.com/watch?v=TSbJlNS9rmU&t=2s

 上の動画は、高江反対派の方々が一般車両を通行妨害をしている様子が描かれている。この方々は、テントに集結し暴力的な阻止活動を面々とはだいぶ様相が違うようである。実際にはどうなのかは判断できないが、一見したところ真面目な環境運動家のように見える。このような方々ではあるが、一般車両の通行を妨害することは許されないと私は思う。

 香川さん、あなたはアクセスできない筈です。そんなことをしていると皆に嫌われ、信用されなくなります。結局は損することになります。

 普天間と宜野湾を一緒に考えたぐらいで文句を言うなんて、間抜けです。普天間と言えば、宜野湾市を想像するのが普通でしょう。字普天間の人口数の推移など興味もない。宜野湾市は人口が増えたのは確かなこと。

香川さん、ルールもブログの内容もコメントの会話も無視して(御自身の前のコメントにさえ繋がってない)言いたいことをバラバラに書くだけなら御自身のTwitterなりブログなりでやりましょうよ

おもしろいサイト見つけました。

宜野湾市の人口・世帯数・人口増減率の推移 1920年~2014年(大正09年~平成26年)

http://demography.blog.fc2.com/blog-entry-4215.html

参考にどうぞ(・∀・)。

ちなみに、基地のない本島我が田舎町は人口が減っています。トホホ。

クラッシャーさん、やもりさん
昨日は優しい言葉をかけて頂きありがとうございます。
今後もよろしくお願いします。

クラッシャーさん
>沖縄は差別されていると殊更主張する島サヨクさん達こそ差別主義者だと思っています。

同じように感じます。
 例えば、先島と本島との歴史を知っている本島側の人はどれくらいいるのでしょうか。こういった不都合は隠し、廃藩置県→琉球処分と言い換えて「沖縄差別」を作り上げる。


やもりさん
こんなサイトがあるんですね。特に人口増減率はその市町村の歴史が感じられます。例えば宜野湾のS45〜S50の人口増はベトナム戦争の影響なのでしょかね。

篠原さんの記事で増加したと言ってるのは1970年~2010年の宜野湾市の話で米軍接収当時の9077人関係ないですね

私が普天間中学校の頃、当時世界一の
輸送機 ロッキードC-5ギャラクシーが
普天間基地に来ると言う事で、皆んな
校舎から飛行場を見た覚えがあります。
1973年頃です 。その頃は、北谷町北前
海岸沿いにハンビー飛行場があり、マリ
ンのヘリ基地でした。ベトナム戦争末期
で、キャンプクイーン軍病院へは米兵の
死体が送られて来る。本国へ運ばれる前
に洗浄するバイトがありましたね。
当時の普天間基地は、もう今の様相で
ハンビー変換に伴う普天間移設に、何の
反対運動も無く 平和的に行われました
ね。冷戦の中、この普天間基地が返還
されるなんて、夢にも思いませんでした
ね。普天間飛行場の返還は、やっぱり
夢なのでしょうかね?。

やもりさん

 イイ資料を提供いただきました。このようなマクロのデ-タがここでは有効ですね。

クラッシャーさんのご意見に関連することなんですがとうとう左翼は土人発言をアイヌ問題に利用しようとしているようです。http://www.kinyobi.co.jp/kinyobinews/?p=6324

以前、安富とかいうオカマ教授の発言を聞いて思ったのですが、左翼は弱者という存在、差別という存在がないと困るんでしょうね。左翼の皆さん、何度でも言いましょう。自分はあの機動隊員とほぼ同じ歳ですが琉球やアイヌの人たちを土人などと呼んだり差別したりしたことなど生まれてからこの方一回もありません。むしろあなたたちが差別をあおってるのではないですか?

管理人さん、また機会がありましたらこのアイヌ沖縄問題に触れていただく記事を書いていただけたら嬉しいです。長文失礼しました。

umeさん

> 例えば、先島と本島との歴史を知っている本島側の人はどれくらいいるのでしょうか。こういった不都合は隠し、廃藩置県→琉球処分と言い換えて「沖縄差別」を作り上げる。

 沖縄の歴史そのものを中庸という観点から、そして通史的に見ることのできる方が沖縄には必要です。前副知事の高良倉吉氏レベルの歴史学者ならそれができる筈です。彼らの奮起を促したいものです。

 廃藩置県にしても左右の学者で、まったく違ったものになってしまいますね。新聞社は偏ってしまっていますので、難しい左翼歴史学者の歴史観を好んで取り上げます。彼らは、廃藩置県は琉球処分という沖縄だけを差別的に処分したという風に考えているようです。

 そのような歴史観に満足は出来ませんよね。保守、右派の歴史観が明治以来たしかにあるのですが、現在はまだそれが埋もれた状況にあるのだと思います。

 極端な琉球礼賛やその逆の反琉球王朝の歴史の見方もありますが、そろそろ琉球通史をつくりあげるべき時期に来ているでしょう。

人口・面積・人口密度・管理人で御座います。
当サイトへのリンクを張って頂き誠にありがとうございました。宜野湾市のデータに平成27年国勢調査を反映させましたので、もしよろしければ遊びに来てください!!
http://demography.blog.fc2.com/blog-entry-4215.html

木更津市が先日の駐屯地での騒音計測結果を発表しましたね。


上空周回時、MV22→75dB、CH47→78dB

ホバリング、MV22→93dB、CH47→84dB

2km離れた2地点→両機とも40〜55dB


オスプレイを実際に体感してませんが、チヌークと同等の騒音ということで私もやっと音のレベルを理解しました。

頭上を低空飛行で何度もグルグルやられたら堪らないです。

昨日は普天間基地からオスプレイが佐賀迄遠征?して空港周りでデモ飛行やったみたいですね。
隣県ですがいつも県南部飛ぶのが見え見えの福岡でもやってくれないと、後から「外来種地元市民」にとんでもない騒ぎ起こされかねない?オスプレイ自体より活動家が恐いです。
博多駅前の陥没騒ぎで大変みたいですが、失礼な表現ながら正直県南部にとって「他地域」のごたたごたです。

ただただ読者の皆様の社会的常識と造詣の深さに感心して読んでおりました。マスコミの報道などよりこのブログの方が高江の実態が把握できます。
私の友人で定期的に沖縄観光に行く家族がいるのですが、那覇から南は行かないそうです。特に南部の平和祈念館は重すぎると言っていました。
仲井真前知事は、沖縄の新聞は特定団体のコマーシャルペーパーだと県議会で発言されていました。そのような特定団体が中心になって作った平和祈念館です。友人家族が重すぎると話すのも理解できます。
沖縄の歴史観が歪んでいるのも、沖縄県史編纂所もまた特定団体が中心になって運営されているからでしょう。
沖縄戦の住民犠牲は15万とも20万人とも言います。脚注をよく読んでいくと、満州事変から沖縄戦までに沖縄県の内外で戦死、病死した沖縄県出身者。などと書いて有ったりします。
意図的にやっているんでしょう。

おはようございます。

人口・面積・人口密度・管理人様へ

昨日こちらのコメントにて宜野湾市の人口増加率や推移についての疑問があり、検索にかけてみたら貴殿のサイトにたどり着きました。
日本国内だけではなく、世界各地の人口・面積・人口密度・その他、コラム的なページもあり、見るだけでも楽しく、わかりやすい数々の数量データに感激しました。
この場を借りてではありますが、個人的にも人口・面積・人口密度サイトの利用をしたいと思っておりますので、よろしくお願い申し上げます。

karakuchiさん

以前にもどこかのコメント欄に書き込みましたが、沖縄の歴史、特に戦後史の沖縄県内からの出版物は眉唾物が多いと思っています。

>沖縄戦の住民犠牲は15万とも20万人とも言います。脚注をよく読んでいくと、満州事変から沖縄戦までに沖縄県の内外で戦死、病死した沖縄県出身者。などと書いて有ったりします。

これとか、本文を読み終えた後、巻末の脚注を虫眼鏡で確認しないと読めないようなフォントですし。危ないです。
ホント、勝手な思想うんたらは入れるなってことですよね。(`Д´)ノ

 沖縄戦のことについて

 沖縄戦は悲惨でした。沖縄戦だけでもなくて南方戦線、中国戦線、本土の空襲、原爆もまったく悲惨なものです。だから、戦争は誰もがイヤなのです。

 南部の平和記念資料館、ひめゆり資料館などの展示は、戦争の悲惨さを展示するものです。それが、行き過ぎると、日本軍が悪かったのだという方向へいってしまうのです。それは、当時の日本将兵を結局は侮辱する方向に行くものでしょう。それでいいのでしょうかね。

 当時の沖縄守備隊(第32軍)の将兵の3割は、現地招集を含めた沖縄出身の兵士でありました。日本将兵を侮辱することは、沖縄県人を侮辱することと同じなのです。

やもり様へ

お誉めにあずかり光栄です。
こちらこそ宜しくお願い致します。

事を物凄く簡単に解明すると、そもそもこの反対派家族は典型的な移住左翼活動家。自然主義やら自由やら要するにアナーキストヒッピー思考の類。当時 沢山の左翼が本土での闘争に諦めこぞって沖縄に移住していった。しかし決して地元民にはとけ込まずあくまで意識高い系で絶えず上から目線。ここで新たな反政府活動を再開 そんな奴らです。自然栽培 フリースクール など当の地元民さえにも嫌悪されてるのが理解出来ない。南のユートピアで思想を爆発させ地元民の悩みの元

つい厳しい批判をかいてしまう理由が私にはあります。
反対派活動家が身内にいます(親族的には絶縁ですが)。

まさかそうゆう道にいくとは思っていませんでしたから 過去始めて報道テレビで衝撃を受け 一時は亡き親父と必死に説得しましたが無駄でした。
今も結婚もせず沖縄で小さいグループを率いているみたいです。
ちなみに労組からの転向でした。だから私は沖縄の反対派活動家いや過激派が嫌いです。

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