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« オスプレイは危険機か?その2 リスク管理が根本からわからない地元紙 | トップページ | 翁長知事の三つの「出口」 »

2016年11月 1日 (火)

オスプレイは危険機か?その3 オスプレイ強依存症となった反対派

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このオスプレイ問題かややっこしくなった理由は、純粋に機体の安全性評価、あるいはその飛行訓練方法などをテーマとして議論されるべきにもかかわらず、ミソもクソも一緒にして「危険機が危険飛行している」と論じられてしまったことです。 

その原因は、沖縄の基地反対派に安易に同調する本土大手マスメディアが、壮絶なまでの量のネガキャンをしたためです。 

その発信源をたどると、赤旗であったり、沖縄地元2紙だったりするわけですが、ご承知のとおり、オスプレイ反対派は基地反対派と完全に重なっています。 

配備直前の琉球新報を見ると、「強行配備は差別」というおどろおどろした題字が踊っています。 

今回の「土人」発言でも飛び出した伝家の宝刀「沖縄差別論」は、この頃あたりから公然と地方紙上で叫ばれるようになってきました。

こうして生まれた「沖縄差別論」の上に咲いたのが、「民族自決論」あるいは「琉球独立論」です。

もし仮に「琉球共和国」が出来ることがあれば、政府庁舎の前庭にはオスプレイの金色の像でも建立するのですね。

Photo_2

この人たちはそもそも米軍基地に反対な人たちで、「オスプレイだから反対」なのではなく、「基地反対だからオスプレイにも反対」なのです。 

ですから、本土大手メディアは、意識的かどうか分かりませんが、反基地運動の宣伝戦に加担してしまった事になります。 

要するに、オスプレイは反基地運動にとって、絶好の「ネタ」だったにすぎません。

しかしあまりに宣伝戦が成功しすぎて、オスプレイが危険でないと証明されると、自動的に基地反対の論拠も一緒に崩壊してしまうという副作用を反対派にもたらしてしまいました。
 

つまり「基地負担を縮小するための運動」なのか、「オスプレイ反対のための運動」なのかの境がなくなってしまったのです。 

たとえば、高江ヘリパッド反対運動を見てみましょう。 

そもそもこのヘリパット建設は、米軍基地縮小計画に付随したものでした。

米軍が使用していた県の米軍基地の大部分を占める北部訓練場の約半分を返還する見返りに、日本側が国頭村と東村にヘリパッドを6カ所作るという計画でした。

・返還される面積 ・・・3987h(≒4千h)
・ヘリパッドの面積・・・ 3.6h

4000対3.6です。ケタが3ツ違います。

適切な例えかわかりませんが、「借りた4千万円返すから、3万6千円メンドー見て」というようなものです。

それを、反対派は、「3万6千円は払わないゾ。4千万も返さなくていい」、と言っているようなものです。

常識的に考えて、反対する理由づけの方が難しくはありませんか。

これをヘリパッド反対派は、強引に「新航空基地に危険機オスプレイが飛んで来る」とアジりました。

Photo_5http://www.sankei.com/west/news/160722/wst16072200...

意地の悪いことを言うようですが、上の写真(産経16年7月22日)を見ると、反対派は「オスプレイ(ヘリ)パッドはいらない」そうですので、ならば通常型のヘリ用ヘリパッドならば賛成したのですね。

CH46をスクラップ゚置き場から再生して、オスプレイの代わりに飛ばせば満足なのでしょうか。

なにが反対の芯なのでしょうか。

「オスプレイが高江に来る」ことですか、違うのですか。

それとも、「いかなる米軍基地にも反対」なのでしょうか。

こんな奇妙な絡め方を続けているから、自分でもわけがわからなくなってしまったのです。

ヘリパッドごときを「新航空基地」と呼ぶ誇大広告は置いたとしても、オスプレイ反対運動なのか基地反対運動なのか、はたまた基地返還反対運動なのかハッキリさせましょう。

オスプレイ反対運動ならば、世界でこんな運動は絶無です。

もはや沖縄一カ所しかなく、共産党は佐賀や横田でも反対運動をしたかったようですが、かつての迫力はありません。

というか本土では、この4年の間に、さすがの大手メディアにも堂々とオスプレイ危険機報道などすれば赤恥をかくていどの認識くらいは生まれたのです。

ちなみに、航空専門家でオスプレイが欠陥機だという人がいまだにいれば、どうぞその勇敢なお名前を教えて下さい。

米国におけるニューメキシコとハワイの運動は、オスプレイ反対が目的ではありません。これについては次回詳述します。

オスプレイは世界で200機も飛んでいますが、世界唯一の反対運動が、この沖縄のオスプレイ反対運動なのです。

さて第2の基地反対運動ならば、初めから「返還計画とセットになっていようとどうしようと、米軍基地だから絶対反対だ」と主張の筋を通すべきです。

ただしこの場合、基地縮小計画の一環として普天間移転や高江ヘリパッドは進んでいますので、この二者を切り離す以上代案を出してもらわねばなりません。

え、なになに?安全保障は政府の専管事項だから、代案なんか出せないって。

おや、ならば初めから国の専管事項に介入せねばよかったのではないでしょうか。ダブスタですね。

私はかねてから言ってきているように、海を埋め立てる辺野古移転には反対です。

ハンセン内の旧軍が建設したチム飛行場跡を利用すべきだと考えています。

ただし、今や辺野古移転自体が、不幸にも左翼陣営と政府の対立軸となってしまったために、政府からの譲歩はありえなくなりました。

このハンセン移動案は小川和久氏が大田知事に提案したのが初めですから、当然翁長氏は知っているはずで、ここを落とし所にできないのは、いかに翁長氏が共産党にがんじがらめになっているかの証明です。

これについては、そのうち詳述したいと思っています。

本土では一部共産党界隈をのぞいて、かつてのように「オスプレイ=悪玉」という御旗を掲げれば論理展開不要という時代は、とうに終わっています。

普天間基地はオスプレイが飛ぶから危険だ、オスプレイの「新基地」ができるから辺野古移設は反対だ、高江にオスプレイが飛ぶヘリパッドができるから反対だ、ノグチゲラが死んだのも、ペースメーカーが狂ったのも、みんなみんな全部オスプレイのせいなんだ!

これではオスプレイ強依存症といわれてもしかたないでしょう。

沖縄の基地反対運動もオスプレイへの強依存を止めて、論点を整理して、しっかりと個別具体論で政府と交渉する時ではないのでしょうか。

※改題して、結び部分を書き換えました。私のブログは熟成する必要があるみたいで。ほんとにすいません。

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沖縄問題」カテゴリの記事

コメント

現在 大統領専用ヘリ「マリーンワン」としてオスプレイの訓練が佳境になってるみたいですね?(あくまでネット動画情報のみですが)。 機種変更の自然な選択なのでしょう。この機体がメディアに今後登場する機会が増えてきたとき サヨクさんらどうするのでしょう? サヨクさんらは米政府さえも批判するのでしょうか?

素浪人さん。

マリーンワン(機種じゃなくコールサインだけど
…)
はオスプレイ案はかなり前に放棄されて、シコルスキーが新型ヘリ開発中です。オスプレイではVIPが乗り降りの度にヘコヘコ頭下げなきゃならないという見かけと、室内高が不満だそうで。。
そんなのに数千億円かける国ってのがまたアメリカならではですが。

シコルスキーに仕事回したいだけじゃね?とも。

公明党が提案したというシュアブ案
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/67864
管理人さんの支持するシュアブ案とだいたい同じ骨子なのでしょうか?
沖タイだとパワーゲームな情報しか書かれていないので、後日の記事を楽しみにしています。

おはようございます。風邪は治りましたでしょうか?

>意地の悪いこと~中略~通常型のヘリ用ヘリパッドならば賛成したのですね。

これがまた意地の悪い事に、伊集村長が言うのもコレなんですよね。
オスプレイだけでなく通常のヘリも利用するので、「ヘリパッド移設OK・オスプレイ反対」は矛盾じゃない、という論調です。
私はこの意見には賛成なので、矛盾じゃないとは思いますが、反対派からすれば困る話です。
皮肉な話ですが、オスプレイと基地を結びつけてしまった為に、オスプレイが飛ぶ事を前提として話さなければ、移設反対と唱えられない状況になっているからです。
コレならまだ、環境問題だけを理由に反対していた方がマシでした。

通常のヘリの場合、ドクターヘリでさえも墜落してしまうと言う現実があります。今年の8月に、墜落事故がありました。
人を助ける為のヘリでさえ、墜落のリスクはゼロにはならないのです。
反対派だって、全てのヘリを飛ばすなとは言えません。
だから、オスプレイに絞って文句を言わなきゃいけないだけの話です。


>CH46をスクラップ゚置き場から再生して~

これは、戦闘機にも言えますね。海兵隊の使用する機体にはまだ余裕がありますが、自衛隊のF-15系列はもう機体年齢も限界に近いですし、新型機に更新しなきゃいけない。
しかし、ご存知の方も居るでしょうが、こちらもゴタゴタしています。

そういえば、海兵隊向けのF-35B。コレもかなり問題のある機体です。
はっきり言ってオスプレイ問題なんて古臭い話です。
オスプレイの危険性が論破された後は、まず確実にF-35に話を移すでしょうね。

ふゆみさん。うーんこれだけでは具体的にわからないのですが、「県内・基地内移設」なら、嘉手納統合案を別にすれば2ツしかありません。
シュワブの今の滑走路埋め立て地の後背地に滑走路を伸ばすか、ハンセン敷地内のチム飛行場跡に作るかの二つです。

「集落に近いから米軍が反対する」などといっていますが、ジェット戦闘機でも移転するならともかく、オスプレイは静かですよ。
シュワブ陸上案に関しては、アプローチに弾薬庫があることと、集落上空を飛ぶ可能性があることですね。
ただし、現実性はそこそこにあります。

私が支持するハンセン陸上案はもっと現実性がありますから、記事で詳述します。

これらを知っていながら翁長氏が黙っているのは、共産党が絶対にこれを飲まないからです。
共産党の「県外移設しかない」という方針とバッティングするからです。

ただし、翁長氏が共産党が作った「黄金の檻」から出て、傀儡であるのを止めて、かつ本気で解決する気なら、公明党を通じて官邸と掛け合ってみるのもいいでしょう。

さて官邸がどう判断するか・・・。私にも分かりませんが、大変興味深いことです。

オスプレイ問題を「軸」にして、沖縄の政治のながれを考察するのはとても有意ですね。

翁長知事は、
「危険な飛行場に開発段階から事故を繰り返し、多数に上る死者を出している危険なオスプレイを配備することは、沖縄県民に対する『差別』以外の何ものでもない」ので、「オスプレイの配備を直ちに撤回」要求した、2012年1月の「建白書」の縛りを一歩も出られていないんですね。

オスプレイの安全性の評価に関しては、もはや時代が変わったかのようで。
先の違法確認訴訟の高裁判決文の中でさえ、海兵隊が県内にある事の優位性を説明するなかで、「潜在的紛争地域である朝鮮半島や台湾海峡までオスプレイの固定翼モードでそれぞれ3.5時間、2.0時間」と、オスプレイの存在意義まで当然のように判示されちゃってる。
でも、そもそも県側はけったいな事に「オスプレイの危険性」を主張していないんですよね。

本来なら、
「CH型に比してオスプレイの危険性は格段に高い」ので、
「これを強制配備した日本政府は沖縄を構造的に差別している」
と、論理的に発展すべきところ。
そして「沖縄の自主権の侵害」を言いつつ、「沖縄の自己決定権を主張」したかったワケだ。
しかし、その先に見る夢が「オール沖縄」内部でも決定的に相違するし、そもそも「オスプレイは従来型より危険」説は崩れてしまいました。
(ここ重要で、対従来型よりもさらに危険でない限り、現存する差別論として有効に転換する事は出来ないのですよ)

「オール沖縄」が柔軟性と最終的な同一目的を共有した強い組織なら、適宜に建白書を更新し「新建白書」を決議する事をやるでしょう。
しかし、しょせん「オール沖縄」は野合なので、いまだに翁長知事は神話化し空文化した2012年「建白書」に縛られつつピエロを演じ続けている、という滑稽な構図でしょうね。

香川さん
どう読めば管理人さんがオスプレイの問題を矮小化しているのか理解できません。
貴方がオスプレイのどの部分に問題があると考えているのか問題提起すべきです。でないと根拠のない決め付けを書くだけのくだらない嫌がらせとしか私には思えません。
貴方はそんな事をする人なのですか?

昨日のテレビ朝日の『橋下×羽鳥の番組』に、鳩山由紀夫氏が出演していて、「少なくとも県外」という、有名な普天間代替案について、どんな経緯で語られた言葉なのか、という質問に答えてました。

端的にいうと

「具体的な案を持っていたわけではない。そうだったらいいなという希望を優先させた」

そうです。
これ本当に言いましたからねw
こんな人が総理だったのかと、リーダー選びに際して日本人全体の意識の高さが必要だなと思いました。

彼の、こういうモヤっとした理想論で沖縄県民は振り回されて、結局鳩山氏が「辺野古以外にない」と言い出した時には沖縄県民総スカンだったわけですね。
鳩山氏自身、彼なりの沖縄への同情はあったのだろうと思いますが、感情を優先させて具体策なしに走り出して「何とかなる」→「どうにもなりませんでした」で県民は大いに振り回されてしまいました。
これが今でも尾を引いており、そこに反対派が乗っかって騒いでいる感じがします。

辺野古にしても、移設に関して真剣に考えている方たちもいますよね。
https://www.youtube.com/watch?v=WKCWfHYu_Lc

https://www.youtube.com/watch?v=NBPxooQTY-g

そういう方たちの意見は完全に封殺されて、沖縄県内の言論空間は「オスプレイは危険な棺桶」「とにかく米軍動くの反対」という何だかよくわからない闘争に変化してしまっている気がします。
基地を無くしたいのか、ただ敵が欲しいだけの闘争ゾンビの集まりなのか訳が分かりません。
本土から見ていると、その運動に関連してそれに追随するような「同調圧力」のようなものを強く感じもします。
その同調圧力の最たるものが、沖縄県議会の「機動隊撤退要求」だったように思えます。

沖縄の基地は徐々に縮小する以外、効果的な負担軽減はないように思えます。

本来であれば、沖縄県は当事者としてリアリストにならなければいけないはずだと思いますが、オスプレイの議論すらまともにできていない気がします。

沖縄県外にいると、沖縄県民の本音が本当に見えてきません。
そこがとても悩ましく思う所です。

管理人さん、コメント感謝です。そしてシュワブでなくハンセン案なんですね。失礼しました。
しかし地図を見るにどちらのキャンプも広いですね。
いつも辺野古の拡大図の端に映るシュワブの部分地図しか自分が見ていなかったんだなあなどと、実感しました。

ゆうさん、ハトコメント強烈ですね…のけぞりました!

沖縄県民ですが、本島に関していえば、もうどうでもいい派がおおいのではと、みています。
基地問題だけではなく、他の諸問題に関しても問題山積みなのに、選挙に行かない、投票に行かない、という人の割合が多いですからね。
自らの行為が結局は自分たちの首を絞めている。という状況になるってわからないのかなーと、しみじみと思います。

訂正

沖縄県民ですが ×

沖縄県民の本音 ですね。すみません。

私は3年間住んだ宜野湾市を離れ、今年の4月から佐賀市に戻ってきましたが、佐賀へのオスプレイ配備反対運動はあまり盛り上がってないですね。一応、佐賀新聞が特集を組んだりしてますが、県民アンケートでは賛成・反対が拮抗しているようです。
http://www.saga-s.co.jp/column/osprey/

11月8日にオスプレイのデモフライトが予定されてますが、その結果がどうなるのか気になるところです。

漁民の方々が反対している理由が、

「投網漁で、騒音により魚が逃げる」

「オスプレイの風圧でノリ網が倒れる」

「排気温度が500℃と高いからノリが高温でやられる」

「風評被害でノリが売れない」

などと、左翼が喧伝しているようなことなので、報道の影響は大きいなと思います。

ただ、校区ごとに開かれた住民説明会では「入場者は地域住民に限ると掲示し、地域住民以外には発言させない」という対策を取ったそうです。最初の説明会で他地域から来た平和団体が大騒ぎして議論にならなかったからだとか。
保守王国と言われる佐賀では、左翼の煽りに負けずに真剣に考えようという気概があるようです。


私の出身地である佐世保では、防災訓練にオスプレイが参加して離島から患者を搬送するデモを行ったそうです。長崎県でも主な離島には空港がありますが、長崎(大村)空港へ飛行機で搬送して救急車で病院へ送るよりは、病院近くのグランド等に直接降りてくることができるオスプレイは有効でしょうね。特に、夜間搬送はドクターヘリではできませんから、自衛隊がオスプレイを運用できれば夜間の急患にも素早く対応ができると思います。

オスプレイの佐賀配備が順調に決まってくれると嬉しいのですが。

昨日の青竹ふみさんからのコメントを読んで、思い出したことがありました。

http://matome.naver.jp/odai/2145898913897494501?guid=on

オスプレイの一件で一時期話題になった大阪府の八尾空港ですが、つい最近上のような事故が起きました。
ここは2008年にも小型機が近くの国道に不時着し、あわや大惨事となるところでした。
2010年には陸上自衛隊のヘリコプターの着陸失敗事故で負傷者が出ています。

ここの場合、オスプレイの安全性云々に関係なく、市街地の中にあるという空港の立地自体がまず危険なわけでして(更にいうと調布や伊丹と比べて山も近いから余計ややこしい?)、しかも小型機専用空港ゆえ、個人所有の飛行機も発着するので、操縦者の質も一定していないという問題もあります。
ですので別に米軍や自衛隊の訓練飛行に限らず、例えば更に民間機を受け入れて稼働率を上げる、運営時間を延長するという提案がなされたとしても、住民や市長や市議会から同様に反対の声が挙がることも考えられます。
なんせ空港も小さいし、発着本数もかなりいっぱいいっぱいの状況なのですから。
八尾市議会の反対決議の内容を見ましたが、それは必ずしもオスプレイ「だけ」に向けられたものではないと私は読み取りました。
周辺が住宅等の密集地であるということが理由の中心に位置づけられており、例えオスプレイでなくても米軍や自衛隊の訓練飛行でなくても関係なく反対という感じに近いです。
沖縄米軍基地反対オスプレイ反対を叫ぶ「市民団体」も、なぜかこの空港に関してはあまり騒がないのは、やはり自らの考え方と地元住民の反対意見との間にかなりのズレがあるからなのかもと勘ぐったりもしています。

反対の声ひとつとってみても、十把一からげにせず、場所ごとの物理的条件に注目して色々と考えてみることは重要かもしれませんね。
オスプレイと、それ以外のものとの議論の切り分けのためにも。

沖縄に何もゆかり思い入れも無い普通の九州住みの住人の一人としての個人的思いです。情報源は、普通のマスコミとこちらのブログ、ネットの記事が主です。思想的には、昔は少しリベラル左寄り、最近は少し保守右寄りだと思います。

そんな自分が思う高江ヘリパッド騒動を含む、今沖縄での騒動は、忘れ去られた昔を懐かしむ、全学連世代のノスタルジーと、何処かの国の思惑とが複雑怪奇に絡み合った事象にしか見えません。

全学連全盛、安保闘争全盛の時代でも、サイレントマジョリティが存在していた事を皆忘れているのでしょうか?
てか、いつの時代も、針の先ほどの正義しか見えない人には、何を言っても無駄である事には間違いありませんね。

東京の小笠原、鹿児島の奄美やトカラ、沖縄など広いエリアに散らばる島々を抱える自治体では航続距離の問題で消防による急患の航空搬送が出来ず自衛隊に頼るしかないですね。

期待されてる方も多いようですが陸自配備予定のオスプレイがそれに利用出来るのか疑問です。
配備される場所次第でしょうか。
私は山形さんのおっしゃるイタリアで開発中のAW609に期待してます。
オスプレイより小さいですが、滑走路を要せず、航続距離もあるので例えば約1300キロある小笠原と本土を結べます。

こちらは軍用じゃないので反対運動も無いんじゃないかな、やはり事故は起きてますけどね。
オスプレイは軍用だから嫌われる?

記事から逸脱してごめんなさい。

オスプレイの欠陥としては「音」ですね。

欠点というかどうしようもないというか、飛行音が問題でしょう。


飛行時間も飛行経路も決まっていると言いますが、あってないようなものです。

必要と認めればいつでもどこでも飛び回れるわけですから。


オスプレイの飛行音を24時間イヤホンで一週間聞き続けてから賛成してもらいたいものです。

一日もてば尊敬します。


そうなると自動車の音はどうなるのか?

人の生活音は?


なるほど、地球上に人は住めなくなりますね。

名無しさん。記事でお答えします。

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