中国「空母」遼寧、宮古海峡を通過し西太平洋に進出
翁長知事が、完全に左翼政治家に転向したのを祝うかのごとく、12月25日、中国初の空母「遼寧」が、東シナ海に姿を現しました。
目的は「接近阻止・領域拒否」戦略(A2AD /Anti-Access/Area Denial)のための訓練です。
要は、日本列島-沖縄諸島-台湾東側-ボルネオ島を結ぶ「第1列島線」内に、米海軍を近づけさせない能力を誇示したかったようです。
接近阻止・領域拒否 - Wikipedia
かつての日本帝国の絶対国防圏のようなもので、勝手に公海上にラインを引いて、「ここからはオレ様の勢力範囲だから、入るなよ」ということです。
今回は地回りよろしく、東シナ海で肩で風切って、またまた宮古海峡から西太平洋に抜けてみせました。
まずは統合幕僚監部のプレスリリースです。※追加しました。http://www.mod.go.jp/js/Press/press2016/press_pdf/p20161225_02.pdf
「■中国海軍艦艇等の動向について
28.12.25
防衛省の中国海軍艦艇等の動向について12月25日(日)午前10時頃、海上自衛隊第4護衛隊所属「さみだれ」(呉)及び第5航空群所属P-3C(那覇)が、宮古島の北東約110kmの海域を東シナ海から太平洋に向けて南東進する中国海軍クズネツォフ級空母1隻、ルーヤンⅡ級ミサイル駆逐艦2隻、ルーヤンⅢ級ミサイル駆逐艦1隻、ジャンカイⅡ級フリゲート2隻の計6隻を確認した。
なお、当該艦艇は、12月24日(土)に東シナ海中部の海域で確認されたものと同一である。
クズネツォフ級空母が太平洋に進出するのを確認したのは、海上自衛隊としては今回が初めてである。
また、同日午後、ジャンカイⅡ級フリゲートから哨戒ヘリコプターZ-9(1機)が発艦し、宮古島領空の南東約10kmから30kmの空域を飛行したことを緊急発進した戦闘機等が確認した。」
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS25H1U_V21C16...
さてそれを伝える朝日です。
「防衛省統合幕僚監部は25日、同日午前10時ごろ、中国初の空母「遼寧」を含む艦船6隻が宮古島の北東約110キロで南東へ航行しているのを、海自の哨戒機と護衛艦が確認したと発表した。沖縄本島と宮古島の間を通って太平洋へ向かったが、中国の空母が太平洋に抜けるのを海自が確認したのは初めて。今後、南シナ海に向かうとみられる。領海への侵入はなかった。
遼寧はウクライナから入手した旧ソ連の空母を改修した中国初の空母で、2012年に就役。山東省青島が母港だ。統幕によると遼寧にはミサイル駆逐艦3隻とフリゲート2隻が同行。24日午後4時ごろには、海自の護衛艦が東シナ海中部で遼寧を確認していた。
中国側は、日本や台湾などを結ぶ「第1列島線」を越え、遠洋での空母の実戦能力を向上させる構え。遼寧が南シナ海に入れば、13年に試験的な航行をして以来で、今回は多数の艦載機を載せるなど実戦的な装備で臨むことになる。
中国軍は一連の訓練を「年度計画に基づく」ものとしているが、南シナ海で「航行の自由」作戦を続けてきた米軍や、台湾問題や南シナ海問題などで対中強硬姿勢を見せる米国のトランプ次期政権を牽制(けんせい)する狙いもあるとみられ、緊張が高まる恐れがある。」(朝日新聞12月25日)
※引用記事を最新のものに替えました。
随伴する駆逐艦が5隻いたようですから、空母打撃群の体裁は整えていますね。
しかし「遼寧」を軍事ツールとして見た場合、空母というより、「空母もどき」と言ってかまわないでしょう。
中国は例によってこれを「国産空母」と呼んでいますが、呼びたい見栄心は痛いほどわかりますが、ご承知のように、入手経過自体がパッチモンです。
1998年の冬、厳冬のウクライナに怪しげな自称実業家を名乗る中国人が訪れ、「ねぇ、オレ、鉄くず商人なんだけど、あんたの国の空母ワリヤーグを売らない」と持ちかけました。
ウクライナ政府の担当官と、中国人が持参したという62度のパイチュー(白酒)をグビグビやりながら、結局、アルコールの濃い霧に包まれたままウクライナの言い値の40億ドルを2000万ドル(※)に買いたたいてしまったそうです。 ※誤記しましたので修正しました。
やりよりますなぁ。空母一隻2000万ドルとは!(爆笑)
ちなみに、米空母はだいたい50億ドルくらいです。
当時ウクライナは慢性的な国庫カラの状態で、国ぐるみでロシアのEU向け天然ガスを盗んでいたくらいですから、足元を見たのでしょうが、それにしてもエグイ。
中古空母というのは、インドやオージー、ブラジルなどが運用していますが、さすが、クズ鉄再生「空母」は世界にこれ一隻という貴重な存在です。
2000万ドルで買いたたいたクズ鉄再生「空母」ですから、様々な問題を抱えていました。
ウクライナも武器に再生されるのを避けるために、蒸気タービンの配管を切断し、重要部品を取り外していたからです。
もちろんいっさいの資料文書は付けなかったために、さすがコピー大国中国も手こずったようです。
ちなみに世界で空母を建造できる技術力を持つ国は限られています。米、仏、英、伊、露、そしてわが日本ですが、いずれも国内に強力な自動車産業を有しています。
空母はその国の工業技術水準の結晶ですから、国内でコピー商品しか作れないような中国には無理です。
この「遼寧」も2000万ドルで買いたたいたのはいいのですが、蒸気タービンがうまく再生できないために一時はお蔵入りかと言われた時期もありましたが、なんとか海に浮くことはできました。
しかし、空母が艦載機を射出するに足る速度をだすことが難しい上に、射出用カタパルトがありません。
つい最近もロシアがシリア空爆で空母を出したのはいいのですが、艦上から発艦できず、いったん陸上の基地に降ろしてそこから運用しています。
これでは空母ではなく、ただの飛行機運搬船ですね。
そのうえ、せっかく運んで来た艦載機を、パカパカと落しまくるというおまけまでつけていまいました。
既に30年以上空母を運用しているロシアですらこのていたらくですから、それをフルコピーしている中国の水準は推して知るべしです。
おそらくペイロード(最大積算量)一杯の燃料やミサイル類を搭載して発艦することは相当に困難だと言われています。
しかしだからといって、一定数の航空機は運用できると言われていますので、脅威であることはまちがいありません。
このように今のところ「遼寧」は兵器というより、近隣諸国を威嚇するための心理的・政治的ツールと呼ぶほうがよい存在です。
中国の狙いは、当面は日本や米国ではなく、南シナ海で戦闘機を発艦させてみせてその姿を東南アジア諸国に見せつけて外交的優位に立つことです。
中国が取る「三戦」、興論戦、法律戦、心理戦のうちの心理戦に当たるもので、強大な軍事力を誇示することによる心理的威嚇効果を狙ったものです。
http://japanese.china.org.cn/politics/txt/2016-08/04/content_39024860.htm
なお,中国は上の写真のように、2015年頃までに通常動力型空母2隻、2020年ころまでには原子力空母2隻を就役させるという計画を公表していました。
どのような進捗状況か不明ですが、中国が空母打撃群を真剣に運用しようとすれば点検整備・訓練・有事即応態勢(オン・ステーション)の3セット保有せねばなりません。
ですから、「遼寧」の他に最低でもあと2隻必要ですから、建造を急いでいるのだと思われます。
しかし、専門家によれば、これでもまだ南シナ海と東シナ海、西太平洋でA2AD戦略のまねごとをしたいのならば、空母打撃群を8セット保有する必要があるといいます。
随伴する駆逐艦、潜水艦、補給艦などもだいたい50隻は必要となります。壮大な無駄遣いですが、どこまでやる気なのかは読めません。
このように、「遼寧」を不必要に脅威に思う必要はありませんが、正しく恐れて備えねばなりません。
なお、政府は26日の県の承認拒否撤回を受けて、翌日27日から辺野古の工事を再開するようです。(欄外参照)
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■辺野古、工事再開へ…承認取り消し26日に撤回
読売12月26日
沖縄県の米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への移設を巡り、同県の
翁長雄志知事は移設先の埋め立て承認取り消し処分を26日に撤回する方針を固めた。知事による取り消し処分を違法とする司法判断が20日に確定したことを受けた対応だ。これを受け、政府は27日にも移設工事の再開に着手する方向で調整に入った。
政府は取り消し処分の撤回から間を置かず工事再開に踏み切ることで、辺野古移設を着実に進める決意を沖縄県や米国にアピールしたい考えだ。菅官房長官は近く翁長氏と会談し、国側の勝訴が確定した最高裁判決を踏まえ、辺野古移設への協力を求める方針だ。
辺野古への移設工事は2020年10月末の埋め立て完了を目指していたが、国と県による訴訟が3月に和解したことを受けて中断。沖縄防衛局は臨時制限区域への立ち入りを防止するため辺野古沖に設置していたフロート(浮具)などを撤去した。再開する移設工事では、まずフロートの再設置などを行う予定だ。
※改題し、工事再開報道を追加しました。
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中共の行動はパターン化されて、さらにわかりやすくなって来てますね。
これは安倍総理の真珠湾訪問と対を成した行動でしょう。
トランプ氏がどのようにツイッターで吠えるのか、要チェクですね。
投稿: 山路 敬介(宮古) | 2016年12月26日 (月) 07時09分
管理人から
削除しました。
この人物はHNを変えていますが、今まで何度も荒らし行為をして、アクセス禁止になった者です。
この者のプロバイダーは NTTDoCoMo、発信地は○○県です。
次回同じような荒らし目的の書き込みをした場合、プロバイダーに迷惑行為として通報し、適正な措置を要請します。
投稿: 鱈やん | 2016年12月26日 (月) 07時34分
皮肉にまみれた「ニコニコ大百科」などの記事では、あらゆる意味で練習空母とか書かれていますので、思わず笑ってしまいます。
近年は、ゲーム関係の話のせいでこういった海軍関連の話題も一般的に知られるようになってきており、「日本の海上自衛隊と米国海軍の潜水艦艦隊が演習で遼寧を“撃沈”しているようだ」なんてネタも有るほどです。
ちょっと前に潜水艦売買の話がありましたが、さて、オーストラリアの潜水艦はこの空母に対抗できるのか。
海上艦艇に対抗するのは潜水艦がもっとも有効で、その潜水艦に対抗する為には中国側も潜水艦を用意する必要がある。
沖縄近辺は、それこそ二次大戦末期のように潜水艦が跳梁跋扈する危険海域になるでしょうね。
艦艇誤操作による「体当たり」での漁船沈没なんて事にならなければいいのですが。
……まあ、「当たったのはクジラだから」とか言って惚けそうですけどね。
投稿: 青竹ふみ | 2016年12月26日 (月) 07時34分
中国空母の現状は管理人様ご指摘通りと思いますが、現空母で実績積み重ねいずれ周辺国に脅威となる戦力持つ場合有り得るから(当面無理と思いますが)あまり油断出来ないですね、そもそも敵を侮っては戦さに勝てないし。
投稿: Si | 2016年12月26日 (月) 09時41分
管理人さんのご指摘通り、遼寧自体は空母として機能しないし、護衛対象として足手まといですし直接の脅威ではありませんが、技術を盗んでくる能力と無節操な資金投入は侮れませんね。個人レベルでは大変優秀な人材もいるので、このまま投資し続ければ将来の脅威ではあると思います。ただし、中国の経済が持つのかという問題と、海軍に資金集中すると、リストラされる陸軍が造反する恐れがあるからです。
とはいえ、技術は何かの拍子に追い抜かれる仮想性があるので、日本も軍事技術をタブーにしないで、研究すべきなんですけどね。軍事技術と民生技術は表裏一体ですから。
いずれにしても、9条二項の「国の交戦権はこれを認めない」だけでも削除したいものです。
投稿: ednakano | 2016年12月26日 (月) 11時02分
態度をずっと保留していた石垣市長が、自衛隊の受け入れを表明しました。
今回の空母の宮古海峡通過の影響があったのかもしれませんね。
投稿: かつて(以下略)… | 2016年12月26日 (月) 15時14分
動力自体が怪しいシロモノのようですが、安定した航行はできるのでしょうか。台風なんかの影響で荒れた海で無理やり航行して、沖縄近海で遭難とか勘弁してほしいんですが。
昨日は宮古島付近で中国海軍のヘリが飛んで空自機がスクランブル発進したようですが、一連の動きなんでしょうかね。25日午後だそうですし。日本の出方を窺っているように見えます。
ところで、オスプレイ憎しを拗らせて、琉球新報が笑わせてくれました。
「ウニに破片刺さる 住民らが残骸回収 オスプレイ墜落現場」
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-417679.html
さっそくツッコミ
「【マスゴミ画報】琉球新報「オスプレイ墜落時の破片がウニに刺さる」写真掲載 ⇒「どう見ても刺さっていない」「それ“ウニの生態”」等の指摘多数」
http://www.honmotakeshi.com/archives/50306977.html
ウニ、なんかかわいい。
投稿: クラッシャー | 2016年12月26日 (月) 16時41分
ウニが色々くっつけるという生態的な話。
まあ知らない人も多いんでしょうが、放射能マーク誤認とともにアホ過ぎる記事です。
ウニ、うん、実にかわいい。
投稿: ふゆみ | 2016年12月26日 (月) 17時09分
クラッシャーさんとふゆみさんがウニウニ言っているのでなんだろ?とクリックしてみたらwwwww
ウニ美味しいよね。
その昔空気読めないKY画像なんてのもあったし、
あいかわらずなマスゴミさんでした。
投稿: やもり | 2016年12月26日 (月) 18時16分
南西諸島の防衛体制強化のため、防衛省が進める沖縄県・石垣島への陸上自衛隊配備計画について、同県石垣市の中山義隆市長は26日、受け入れを正式に表明した
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161226-00050034-yom-soci
中山市長、応援しています。
投稿: やもり | 2016年12月26日 (月) 18時24分
ウニには、笑ってしまいました。
だいぶ前に、どこぞやの記者がサンゴに
傷付けたヤラセがありましたが、思い出
してしまいました。
投稿: 宜野湾市民 | 2016年12月26日 (月) 19時06分
ウニwwwほんと何やってるんでしょうね、沖縄の反基地団体連中は・・・
さて、中国のポンコツ空母遼寧ですが、文字通りポンコツですねこれ。
高度な電子機器も無く航空管制ソフトウェアもない。さらに米国の空母よりフットボール場1つぶんほど小さくカタパルトもないため、フル装備の航空機は発着艦できません。
しかしほんの3~4機航空機を持続的に飛ばし制空権を確保できれば東南アジアでは大きな利点になる、そういうことでしょう。
こういうのはたぶん日本や米国相手にはやらない。東南アジアだからやる。
しかし、今現在こういう行為に出るのは、安倍総理の真珠湾訪問と何か関係があるんでしょうか。
私は安倍総理が何を語るか、それもとても興味があります。
余談ですが、実は昭和58(1983)年8月4日に米国のアリゾナ記念館 ゲーリー・カミンズ館長が靖国神社に参拝していますhttp://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n239651
意外と知られてない歴史の1ページです。
さらに余談ですが、NHKで、空母瑞鶴の生き残りの方が、孫やひ孫に真珠湾攻撃やエンガノ沖の戦いについて語ってる特集があり、生き残りがいたのかと少し驚きました。
囮を命じられたことを分かっており、行ってやるぞと逆に気合を入れていたそうです。そして歴戦艦をおとりに使うとは何事かと今でも怒っておられました。
戦時に空母を運用し、維持する、その難しさは戦前も戦後も変わってないですね。
投稿: ゆう | 2016年12月26日 (月) 22時21分
ウニ、「刺さる」ぅぅ〜ん。
多分、このまま押し切るでしょうね。こっちが恥ずかしくなります。
「遼寧」ぅぅ〜ん。
多分、このまま誇示するんでしょうね。こっちが恥ずかしくなります。
投稿: ume | 2016年12月26日 (月) 22時39分
中国が太平洋に頻繁に出るようになるのを不安げに見つめるだけでは知恵がない。こちらも、何か対抗策を打ち出すべきだと思う。しかし私は、防衛省も事態を把握しており、それなりの対応を考えているのだと思っている。
先日、小名城 善行氏のお話をu-tubeで見ていたが、南京事件と南京侵攻など当時のことを分かりやすく説明してくれている。当時の日本軍が規律正しく、命令に従い攻撃を受けても非戦の姿勢を維持する忍耐強い軍隊であったことがよく理解できた。実に、立派な日本軍であった。
現在の自衛隊も旧軍の伝統を引き継ぐ立派な軍である
ことを私は信じている。昔も今も同じ日本人であるのだ。このような日本の軍隊は、現在の中国の挑発的軍事挑発を跳ね返し、適切な対応をしてくれるものだと思うのである。
今、私たちは、国防費の増額をこそ政府に求めるべきであり、具体策は防衛担当者に差配をまかせてよいと思う。
とてもいい動画ですのでご覧になってください。歴史の勉強にもなります。
南京事件は4度あった というタイトルです
https://www.youtube.com/watch?v=E0qRG4cG_T4
投稿: ueyonabaru | 2016年12月26日 (月) 23時15分
今建造中の空母(来年進水予定)もその次の空母も遼寧をモデルにした五万トン級でスキージャンプ式だそうですね。
これですとやはり艦載機は現行と変わらず作戦を行うレベルにならないのか!?
しかしその後の二隻はカタパルト付きの原子力(八万トン以上)を建造するということです。
ちなみに我が国の最大級の護衛艦“いずも”や“かが(来年就航予定)”は二万トン弱。
米軍第七艦隊のロナルドレーガンは八万トン以上。
排水量を競っても仕方ないけど(^^;
これを取り上げて日本は軍拡の道を進んでいる、過去の過ちから何も学んでいないなどと騒ぎたてる。
どっちが軍拡してんだよ!
自国の軍拡を正当化するために日本をダシにしてやがる。
護憲の軍隊で如何に防ぐか。
投稿: 多摩っこ | 2016年12月27日 (火) 00時29分
ueyonabaruさん
南京事件はねずさんのブログで読んだことがあります。
投稿: 多摩っこ | 2016年12月27日 (火) 00時33分
ueyonabaruさん
>私たちは、国防費の増額をこそ政府に求めるべきであり、
増額を求めるのは良いのですが、私は「尖閣基金」みたいな事をすればいいと思います。集まればそれだけ「民意(サヨクが言うところの)」を示すことが出来る。また少額とはいえ国防費の足しにもなる。
現に尖閣はお金が集まり、民主党ですら島を買い取るしかなかった。
っと私は思うのですが、いかがでしょうか?
投稿: たかふみ | 2016年12月27日 (火) 02時06分
ゆう。さん。
昨年お亡くなりになった、私の小学校の校長先生はマリアナの生き残り(当時ヒヨッコ呼ばわりされた攻撃機乗り)でしたよ。天山に乗ってた。
その後も私の親父が参加していた短歌会で、魚雷を抱いた我が機の翼下で南洋の海で眠りにつきたりといったことを詠んでいます。
ご本人は操縦士になりたかったそうですが、そこは狭き門で通信士だったそうです。
普段は子供に優しいよく気付く先生でしたが、避難訓練でグラウンド集合点呼までに6分10秒かかった(当時は1000人いたマンモス校)のには激怒してました。怒った姿を見たのはあの時だけです。軍隊経験者ならではのもどかしさだったんでしょうねぇ。
投稿: 山形 | 2016年12月27日 (火) 06時48分
連投失礼!
多摩っこさん。
船の大きさを排水量で比べるのは基本的に正解です。
だって、「いずも」進水の時のフジテレビスーパーニュースなんて『全長250m!戦艦大和並の大きさです!』なんてやってました。オイオイ、全長で比べてどうすんだよ(笑)より近いので比べるなら赤城か加賀だろうに!などと。
まさか2番艦が「かが」になるとは思わなかったけど!!
翁長さんは今頃になって「いくらなんでも今すぐ工事再開せずに、これからゆっくりと話し合いをしてからで良いではないのか?」ですって。
長い「和解期間」を無為にブッ潰した責任者ご本人が言うかねえ・・・。
投稿: 山形 | 2016年12月27日 (火) 07時01分
山形さん
ありがとう、正規空母同士の排水量で比べるのが自然ですね。
今の日本には空母がないから仕方ないけど、最大級の護衛艦が他国と比べると小さいということを再認識しました。
翁長知事、あらゆる手段で対抗するそうで、話し合いは時間稼ぎのツールでしょうね。
投稿: 多摩っこ | 2016年12月28日 (水) 00時15分