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« 最高裁判決 翁長氏完全敗訴決まる | トップページ | 公安調査庁 年次報告に「沖縄反基地運動に中国の影」を指摘 »

2016年12月22日 (木)

翁長氏は県民を巻き添えにして玉砕したいのか?

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山本七平が『一下級将校の見た帝国陸軍』という本の中で、今まで玉砕覚悟で戦っていた日本兵が、捕虜となるやいなや尋問に安易に答えている情景を描いています。

これは、いかにもありそうなことで、日本人の持つ本質的脆さを考えさせられました。

山本はこの背景に東條の「生きて俘虜の辱めを受けるな」という戦陣訓があるとして、こう言っています。

「信仰箇条を挙げるとすれば、社会ハ悪。我は善ナリ。そして、純粋を尊ブベシ」。

これは戦争だけに限った現象ではありません。

平時においても悪しき指導者は、自らの「善」のために、一般国民を巻き添えにして玉砕しようとします。

このような「善」に取り憑かれた人々を、司馬遼太郎は名分論にとりつかれた輩として、こう評しています。

「朱子学がお得意とする大義名分論というのは、なにが正でなにが邪かということを論議することだが、こういう神学論争は年代を経てゆくと、正の幅がせまく鋭くなり、ついには針の先端の面積ほどにもなくなってしまう。その面積以外は邪なのである」(街道をゆく(28)耽羅紀行』)

いまや、翁長氏たちがすがる「善」あるいは「正義」は、「針の先端の面積ほど」になってしまいました。

かつて翁長氏は就任直前、こんなことを朝日のインタビューで述べています。

県議時代には辺野古移設推進の旗を振っていたろうという、朝日の意地悪な質問に対してこう彼は答えています。
※「
翁長雄志さんに聞く沖縄の保守が突きつけるもの2012年11月24日朝日新聞

苦渋の選択というのがあんた方にはわからないんだよ。国と交渉するのがいかに難しいか。でも政治は結果だ。嫌だ嫌だで押し切られちゃったではすまない。」

まさに。政治は観念を弄ぶことではありません。結果です。

高江問題でも「苦汁の選択」と言っていましたが、そりゃ共産党の力を借りて知事になった以上、いかなる妥協点もすべて「苦汁の決断」となってしまいますからね。

それはさておき、翁長さんには生憎ですが、移設問題について結果は既に出ています。

しかもただの判決ではなく、最高裁判決。

さらには、「同判決に従い、同主文及びそれを導く理由の趣旨に沿った手続を実施するとともに、その後も同趣旨に従って互いに協力して誠実に対応することを相互に確約する」(第9項)つきです。

ところが驚いたことには、この時期に翁長氏はこんなことを言い出しました。 

新たなスタートと考えている。あらゆる手法を用いて、不退転の決意で辺野古新基地建設阻止に取り組む」(沖タイ12月20日)

この「不退転の決意」なるものが、就任直後ならそれは自陣営への決意表明にすぎませんからご随意にどうぞですが、今は時期が違うわけです。

見当識とは時期や時間がわからなくなる症状ですが、翁長さん、とうとう見当識まで失いましたか。

誤解なきように、明瞭に言っておきましょう。

今は移設問題の収拾期です。言い換えれば、上げたこぶしをいかに名誉を保ったまま降ろすかがテーマの時期です。

え、米軍基地撤去の日までに永遠に戦っていたいって、それはかつての翁長氏に答えてもらいましょう。

革新勢力は、全身全霊を運動に費やせば満足できる。でも政治は結果だ。嫌だ嫌だで押し切られちゃったではすまない。」

「イヤダイヤダで押し切ろう」としているのは、他ならぬ今のあなたです。

翁長氏は知事という公人の発言として、分かって言っているのですね。

ならばお聞きしましょう。 

では、翁長氏たちはこの先も「不退転」の反対運動を続けていくということですが、現実にどうするのかお聞かせください。 

政府はとうに、「あらゆる手法」の出口を塞いでいます。(欄外参照)

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 新たな設計変更はしないから、もう県の承認案件の枠外です。 

実は「設計変更承認」を県が武器にしたために、国からシュワブ・ハンセン陸上案を言い出せなかったのです。 

陸上案に変更すると国が言い出せば、100%確実に「海も陸もいっさいの新基地を作らせない」という共産党や稲嶺名護市長らに一蹴されたあげく、そこで移設それ自体が頓挫してしまうからです。

埋め立てするとそれは「海底地形改変」「岩礁破砕」にあたって県の承認案件だと言うなら、他ならぬ那覇第2滑走路や補給しょうの浦添移転を承認してきた翁長氏の従来の立場をどう説明するのだと、国は反論するでしょう。 

なぜ、国は今まで裁判の陳述でも、翁長氏の最大のウィークポイントである、那覇第2滑走路や、浦添の補給基地埋め立てについて言及しなかったのか、その理由がこれです。 

政府は、やがて始まる辺野古埋め立てに対して、県が「海底地形変更」承認をぶつけてくることを予想してこの駒を温存していたのです。

そして、県が最高裁判決を踏みにじってさらに砂利条例のような猫パンチを繰り出すならば、工事の中断期間の損害賠償を請求するとまで言明しています。 

翁長さん、あなたが知事という公人である以上、「不退転の決意で戦う」ことなど不可能なのですよ。

そんなにやりたければ、知事を辞職してただの反基地運動家のひとりとして戦うことです。

反対派にとって、「善」あるいは「正義」はただひとつ、「移設の完全阻止」それだけです。

オール・オア・ナンシッグ。中間項はいっさいありません。

司馬さん流にいえば、「針の先ほどの面積」だけが「正義」なのです。

非妥協的というとなんかカッコよくきこえますが、それは政治家の考え方ではありません。

運動家の美徳であっても、政治家の美徳ではないのです。

現実は、ひとつの原理で測れるほど単純ではないし、いくつもの多元方程式の解のように込み入っていて、矛盾し合っているものです。

確かに、辺野古の海岸線を埋め立てるのは上策ではありません。  

もっといい解決方法はあったと思います。

具体的には、なんどとなく私も書いてきたようにキャンプ・ハンセンの兵舎の位置に滑走路を作るという陸上案(小川案)です。 

しかし、先に述べたように残念ですが、翁長氏が「不退転で移転阻止まで戦う」と言ってしまった以上、もはやこの案が現実化することはないでしょう。

せめて「不退転の意志で海岸の埋め立てには反対だ」くらいで納めておけば、後の展開もわずかにあったのに、自分で断ち切った以上、仕方がありませんね。 

ですから結局、選択肢はふたつしか残らないことになりました。

ひとつは普天間固定化か、今ひとつは辺野古移設かの二択です。

前者が宜野湾市長選の「民意」で退けられた以上、自動的に後者しか進む道はなくなりました。

最良とはほど遠い埋め立て案ですが、それが最後に残った選択肢である以上、皮肉にもそれが消極的選択なるが故に、もう他の選択肢は存在しないのです。

それが現実の政治過程というものです。

この責任は、次善を探らずに移転阻止「以外を邪」として退けた道を進んだ、翁長氏自身にあります。

せめて、100万県民を道連れにすることだけはお止めください。 

                        ~~~~~ 

「翁長氏は移設を阻止するため(1)設計変更(2)サンゴ移植(3)岩礁破砕-で権限行使を念頭に置く。政府が申請をしてきても、許可や承認を拒否することで移設工事を遅らせたり、阻止したりできると強調している。
 それを踏まえ、政府は対抗策の検討に着手した。
 3つの知事権限のうち設計変更について政府は申請をしないことで無力化する案が有力。
辺野古移設と同時期に前知事の埋め立て承認を得て工事が進められている那覇空港の第2滑走路建設は公有水面埋立法に基づく設計変更申請が3月に1度、翁長氏の承認を得ているが、辺野古移設では設計変更なしで工事を進め、知事権限行使を封じる。
 埋め立て区域のサンゴを移植する際には知事の許可が必要になる。これについても政府は許可を得なくても当面の工事を進められる方策を検討している。
岩礁破砕は埋め立てなど海底地形を改変する行為で知事の許可が必要。平成26年に前知事が出した許可は29年3月で期限を迎える。
 辺野古よりも埋め立て区域のサンゴが多いとされる第2滑走路建設では、辺野古に先立ち29年2月に岩礁破砕許可が期限を迎える。翁長氏が第2滑走路建設だけ許可を更新し、辺野古移設で更新しなければ公平性が問われる。知事権限の乱用と判断すれば、政府は損害賠償請求や代執行を視野に入れる。」(産経12月20日)

 

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沖縄問題」カテゴリの記事

コメント

おはようございます。

結局は翁長さんも、高江に集まる反対派と同じメンタルにしか見えないです。
すなわち、「だけど刑特法は悪法や。だから敷地内に侵入して座り込むことはかまへん。“捕まえてみい”とも思っているよ」と。(例のデイリー新潮の記事です)
反対したいからといって、それが法を破って良いということではないのですよ。

本当に、過去の言葉がブーメランで戻ってくる人たちです。野党党首の某もそうですが、お前等ホントに政治家としての意識はあるのか、反対していれば金が貰えるだけの政治屋は辞めてほしい。


それはそれとして、とうとう北部訓練場返還です。今日は、翁長知事の式典欠席=オスプレイ抗議集会出席のニュース関連が増えそうです。
各TV局や報道機関の立場を、改めて確認するのにも使えそうですね。

沖縄県民の一員です(転居ジイさんです)
出口の無い迷路に立ち入ってしまいましたね~。もう少し政治巧者なのかと感じてましたが、この方は何も持ち合わせておりませんね。ご本人が掘った墓穴ですから入るのは自由。が、沖縄県民を道連れにするのはおやめいただきたい。道連れは、社民、自由、共産の三党(社大もありましたね)と、かりゆし、金秀だけにしておいていただきたい。新聞もTVも観るのが辛くなる日々。まるで朝鮮半島です。でもねえ・・よりによって歓迎するとした(後に沖縄二紙に責められて否定されましたが)北部訓練場の返還式典に欠席し、オスプレイ反対集会(同じ名護市)に出席されるとは・・・。おしまいです。

 gunさん

 同感ですね。

 支離滅裂、感情的でリーダ-にふさわしくない翁長さんです。そして、さらにゲンナリするのが沖縄のマスコミでしょう。毎日、政府に反対するばかりです。イデオロギ-に膠着している感じですね。こんなマスコミは沖縄県民を不幸へと導いていくでしょう。

 昨日はすみませんでした。やはり、無用な言いがかりを誘ってしまいました。沖縄には他の地域とは違った、歴史の事実とはかけ離れたような琉球/中国冊封を礼賛するような雰囲気が広く一般にあると感じていて、それが単に左翼のプロパガンダによる最近のものなのかが疑問としてあるものですから。

 しかし、新報「名護市の久志13区長が抗議決議 「オスプレイ配備撤回を」 辺野古、豊原も」だそうです。マスコミの偏向報道の威力は凄い。いやいや、確かにこれでは自民県連も恐れをなしてしまいますね。

 今朝の記事のタイトル 「翁長氏は県民を巻き添えにして玉砕したいのか?」 が実に現在を良くとらえていると思った。「ありんくりん」さんには、文才がある。説得性がある。

 翁長氏に導かれ、玉砕戦に持ち込まれたら、私のようなものにとっては実に迷惑千万なことである。私以外の県民の方でも、やはり不幸なことだと思うのである。一時的感情で知事選投票をしてしまったが、後には後悔が待っているのではないかな? 

 政府軍との玉砕戦ではなくて、沖縄が独立して中国の影響下に置かれるようなことにでもなると、さらに沖縄の不幸は増すだろう。そんな未来は見たくない。

 沖縄県民の幸せのために、知事は早急に辞任してもらいたい。

umeさん

 気にすることはありません。

> 沖縄には他の地域とは違った、歴史の事実とはかけ離れたような琉球/中国冊封を礼賛するような雰囲気が広く一般にあると感じていて、それが単に左翼のプロパガンダによる最近のものなのかが疑問としてあるものですから。

 沖縄に他の地域と違ったものはありますよ。中国冊封を大事にしたことは事実でしょう。それが、当時沖縄が繁栄する道だったと思うのです。貿易が沖縄を支えていたのです。その繁栄は、ポルトガル商人が跋扈するようになってから段々に衰えていったのではないでしょうかね。そんな感じが私にはありますね。


> しかし、新報「名護市の久志13区長が抗議決議 「オスプレイ配備撤回を」 辺野古、豊原も」だそうです。マスコミの偏向報道の威力は凄い。いやいや、確かにこれでは自民県連も恐れをなしてしまいますね。

 新聞報道には負けたくないものですね。公平ではありません。事実だけはしっかり報道してもらわねばなりません。沖縄二紙は、防衛省職員への反対派による暴力行為を一切報道していないそうですよ。偏向してますね。

オール沖縄が崩壊すれば、翁長氏の政治生命はその時点で終わる。
だから翁長氏が今現在一番大切なのは、「県民」などという益体のないものでなく「オール沖縄」であり、その中核は実質的に共産党。

その共産党を代表する論者の最高裁判決に対する翁長知事への対処要望と論理は次のとおり。

1、国地方係争処理委員会の勧告は国に対する勧告には至らなかったものの、「両者に協議を促す」として判断を避けた。

2、これをもって県は了とし、だからこそ「是正勧告の取り消し訴訟」を提議しなかった。

3、したがってこの時点で「和解条項」は想定された枠組みから逸脱したので、当然に白紙となっている。

4、今回の判決は違法の「確認訴訟」であり結果は「違法」となったが、行政として「判決(の内容)に従う」としても、和解条項が白紙になった以上、県から能動的に「承認取り消しを取り消す」必要はなく、また取り消すべきではない。

5、県は、国からの代執行訴訟の提議を待ち、その訴訟の中で再び県の主張を協力に展開するべきである。

ざっと以上のような論理(どう考えてもおかしいが)で猛プッシュを受けた翁長氏は、一応これを退け「取り消しの取り消し」は行うようです。
しかし、このような事情や「国との距離感」も疑われるなか、当然「返還式典」に出席など出来ようはずもなく、全国に向け恥をさらしたのでした。
この間のオスプレイを巡るドタバタを始め、翁長氏の不自然にぎこちない動きの原因は「オール沖縄の団結」と、知事をコントロール下に置きたい共産党とのせめぎ合いによるもの。
翁長知事の戦いは日本政府よりも、自身の足下の共産党との方が熾烈なのではないか。
ある意味同情はするが、自業自得。

かつて全アジア諸国において、容共政権が容共政権のまま留まった例はないのです。
容共政権は共産党一党独裁への準備段階として徹底的に利用され、急激な武力革命ではなく、むしろ緩慢な移行を好むもの。
救いは、沖縄は国ではなく日本国の一部である事ですが、さしずめ翁長知事などかっこうのカモでしょうな。

ueyonabaruさん
 ありがとうございます。文化として誇りを持っていると。そこを左翼が利用して歪めようとしていると言うことですね。


管理人さんの記事はいつもがら勉強になります。
 「朱子学がお得意とする大義名分論…」の”朱子学”を”マスコミ”に変えてみるとズバリのような気がします。大義名分論では対外交渉はできない。この大義名分を破壊したのがトランプ次期大統領と繋がりますね。

 『 戦陣訓』を「師団将兵は戦陣訓を読むべからず」と痛烈に罵倒した石原 莞爾は、戦後「日本は戦争を完全に放棄した。日本は蹂躙されても戦争放棄に徹して生きていくべきだ。」といいましたが、非武装はこの考えでしか成り立たない。非武装を訴えるのはこの意味が理解できていない人達。

 山路さん

> オール沖縄が崩壊すれば、翁長氏の政治生命はその時点で終わる。
> だから翁長氏が今現在一番大切なのは、「県民」などという益体のないものでなく「オール沖縄」であり、その中核は実質的に共産党。

 まさに、中核は共産党なんでしょうね。

> その共産党を代表する論者の最高裁判決に対する翁長知事への対処要望と論理は次のとおり。

 この論理は難しくて、良く理解はできません。

> しかし、このような事情や「国との距離感」も疑われるなか、当然「返還式典」に出席など出来ようはずもなく、全国に向け恥をさらしたのでした。

 恥さらしは止めてもらいたいな。

> かつて全アジア諸国において、容共政権が容共政権のまま留まった例はないのです。

 具体的な説明をお願いしたいのですが・・・・・

> 容共政権は共産党一党独裁への準備段階として徹底的に利用され、急激な武力革命ではなく、むしろ緩慢な移行を好むもの。

 緩慢な移行を好むが、結果はどうなのでしょうか?

> 救いは、沖縄は国ではなく日本国の一部である事ですが、さしずめ翁長知事などかっこうのカモでしょうな。

 ホント、主体性のない翁長知事です。辞めた方がいいですね。

umeさん。

私も昨夜遅くに見たときには相槌打ちそうになりましたが、なんだか荒らしコメントが急増してたので静観してました。間違ってないと思いますよ。

Ueyonabaruさんも、変に絡まれて大変だったようですね。。
今日の説明分かりやすいです!

翁長さんは相変わらず「オスプレイは認めない」の一転張りで、NHKニュースでもそればかりですが・・・なんでオスプレイがそんなに憎いのか意味不明なまま。
先月圧倒的な墜落率のハリアーⅡがまた沖縄で墜ちましたが、大した反応はしませんでしたね。全く非科学的です。

まさに「活動家」そのものです。共産党を抱き込んで奪取した知事の地位ですから身動き取れない。デッドエンド。
スリング試験飛行が批判されてますが、ボロで退役したシーナイトなら納得するのか?と。
防衛局も過剰反応。

まあ、心配しなくても近いうちに重輸送ヘリは最新のCH-53Kキングスタリオンが配備されることでしょうけど。
だからこそ「普天間のままでいいの?」ってことです。

ついに沖縄県は日本政府どころか米国にもケンカを吹っかけてきてますね…

沖縄県議会(新里米吉議長)は22日、11月定例会の最終本会議を開き、与党が提案した米軍のオスプレイ墜落事故に抗議し配備撤回などを求める抗議決議、意見書を賛成多数で可決した。普天間飛行場の閉鎖・撤去と県内移設断念、在沖海兵隊撤退、ニコルソン四軍調整官の更迭なども要求している。
(沖縄タイムス)

これまで反対や撤回といった抗議内容はよく目にしましたが、四軍調整官の更迭という米軍の人事にまで介入するものは初めて見ました。
知事とゆかいな仲間たちは子飼いのメディアを駆使して地元をパニックに陥れて世論をコントロールして王様にでもなった気でいるのでしょうか?
つくづくメディアの持つ力とそれが権力と結託した時の恐ろしさを目の当たりにしていると感じずにはいられません。

記事の下部に載っている産経の記事ですが、政府はそこまで知事許可権限の行使を回避する方法を取らなくても、法的には十分以上に端から勝訴可能です。
各事案によって「不当」か「違法」かの相違はありますが、最高裁判決後の今となっては今後新たな訴訟に発展する場合、行政裁量(知事裁量権)の逸脱・濫用になる事は間違いありません。
(根拠は目的違反と動機違反、平等原則違反等になりますが、すでに過去の判例の積み重ねもあります)
ここらへん仲井眞前知事はさすが行政法に精通しておられ、「違法に違法を重ねるだけだ」としています。

おそらく政府には「時間の節約」と「無用の争い」を回避する事、国家の権限の行使を最小限にとどめる意識もあるのでしょう。
ですが、その為にまた移設費用は膨れ上がり、私たちの税金は無駄に使われる。
その事も政府には考えてもらいたいものですね。

ueyonabaruさん

「全アジア諸国において、容共政権が容共政権のまま留まった例はない」具体例はあまたありますが、長くなりますので身近なところでわかりやすい例は、やはり「中共」の薄汚い歴史ですよね。
始まりは「国共合作」(国民党と中共の提携)で、国民党と日本陸軍を戦わせ、中共は自身の勢力を温存。
その後日本との戦いで国民党が疲弊したところを、「国共内戦」を仕掛け、大陸を制圧したのですね。
つまり、「国民党」という容共姿勢が、ついには「ひさしを貸して、母屋を取られる」という結果になったという事で、アジアにおいての容共政権は全てこの類の経過を辿ってきたのですね。

翁長氏は「オール沖縄」で共産党の協力を得た(悪い言い方をすれば、「利用した」)と考えたものでしょうが、これは真逆です。
この先行きは、翁長氏自ら身を処すか、県民を巻き添えにして「玉砕」するかです。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161222/k10010815761000.html

やっと公安が国名を出して沖縄の分断工作に触れました。鬼淡白な文章ですが。
山路さんの「容共が容共のままで留まった事はない」が更にずしっときます。
来年は米軍が韓国から引くのでしょうか。
玉砕なのか猛攻なのか、オール沖縄の気味の悪い強気な姿勢が気になります。

山路さん

 どうもありがとうございました。政権は容共のままでは最後には共産党に牛耳られるということ、もしくは、共産党を政権から駆逐するしかないという二者択一なんですね。

 オール沖縄は成立せず、いずれは分裂する運命なんでしょう。

 ふゆみさんがおっしゃる「気味の悪い強気な姿勢」は私も気にかかることです。 この間の宜野湾市長選で敗北した直後に見かけた女性の方は、一人国道の街頭に立ち、安倍政権批判の看板をかかげておりました。すごい信念であり、尊敬できる面があると思う反面、共産党に負けない強い信念が保守の側に欲しいと思いましたよ。

『「全アジア諸国において、容共政権が容共政権のまま留まった例はない」具体例はあまたありますが、長くなりますので身近なところでわかりやすい例は、やはり「中共」の薄汚い歴史ですよね。』

ベトナム戦争もそうです。

最近当時の様子を書いたエントリーがアップされています。

http://japan-indepth.jp/?p=31886
http://japan-indepth.jp/?p=31892
http://japan-indepth.jp/?p=31905

前記事の名無しコメントは私でした。度々すいません。

小学校で、「テスト用紙が配られたら、まず先に名前を
書きましょう」と教わったことを、忘れていました。
これからは、本文を書く前に名前を書き入れますんで。

針の面積ほどの正義というお話がありましたが、左翼は自分を正義のヒーローにしたいようです。

左翼御用達サイトのリテラに唖然とする記事が載ってました。
http://lite-ra.com/2016/11/post-2708.html
http://lite-ra.com/2016/11/post-2710.html

いずれもオリンピックとジャニーズ事務所を結び付け悪の権化のように書きたてています。

それ以外にも今回の公安調査庁の報告をデマと決めつけるなど滅茶苦茶な記事を書き続けています。

http://lite-ra.com/about.html

リテラは自分たちを『紙メディアの情報価値をもう一度見直したい』『オールドメディアとネットを結びつけ、新しいかたちのニュースを発信する』などと言っていますがもうそんなのはとっくに時代遅れとなってしまたことを彼ら自身が証明してしまっているのです。

以前からこちらのサイトを攻撃している荒らしにも同じことが言えますが、彼らは聞く耳を持ちません。自分が正義のヒーローだと妄信しているんです。何かを倒さないと気がすまないんです。

そんな奴らに振り回されるのはゴメンですね。
長文失礼しました。

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