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2017年1月25日 (水)

安慶田前副知事疑惑 前教育長、口利き告発「うそつけない」

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前沖縄県教育長の諸見里明氏が実名で告発に踏み切りましたので、全文を紹介します。(欄外参照)

毎日新聞1月25日から転載させていただきました。ありがとうございます。

諸見里前教育長は八重山教科書事件(※)において、偏りのない行政姿勢を貫いた人物ですが、どうして任期1年を残して移動させられたのか理由が分かりました。
八重山教科書問題 - 八重山地方の情報発信 八重山日報公式ホームページ
沖縄・八重山の教科書問題って何?/いきさつと論点は | THE PAGE(ザ ...

このように翁長氏にとって不都合な職員に対して、日常的な左遷人事が行われていた実態が分かります。

一方、「知事部局人事」によって本来権限のなかった知事-副知事ラインから行政部門、特に教育委員会に圧力がかけられたようです。

「口利きはなかった」とする現教育長は、この知事部局人事によって任用された人物です。

また、前知事の移設承認を実務面でバックアップした部局の職員も、翁長氏がお手盛りで作った第3者委員会につるし上げ同然の扱いを受けて、怒りに満ちた発言をしていました。

委員会の記録が残っています。委員の仲井真知事からの指示があったのではないかとする質問に対しての答えです。

「職員・約9カ月、(埋め立て)申請書の内容を詳細に調べ、関係部局にも意見を照会した。意図的にわれわれにミスがあるかのような言い方をされることは心外だ。審査の結果、環境保全上の支障を見つけられなかったというのが現状だ」

このようなしっかりと筋を通す硬骨漢の職員がどのような運命をたどったのかわかりませんが、いわば「占領軍」として県庁に乗り込んだ翁長氏と副知事が、庁内でいかなる政治力を発揮してきたのか白日にさらされつつあります。

また安慶応田副知事による、ボスト配分と縁故採用もはびこっていたことが、手に取るようにわかりました。

これは翁長氏就任直後から、県の外郭団体人事において、論功報奨の大判振る舞いがなされたことは記憶に新しいことです。
関連記事http://arinkurin.cocolog-nifty.com/blog/2015/05/post-b5cd.html

当時から記事にしていましたが、就任翌年の6月初めには、沖縄県の観光振興団体である「沖縄観光コンベンションビューロー」の会長に、知事選で経済界切り崩しの任を担った「かりゆしグループ」の総帥・平良朝敬氏を起用しました。

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続いて翌日には「沖縄都市モノレール」の社長に、これまた平良氏と並んで翁長陣営の二本柱である建設業大手・金秀グループの幹部・美里義雅氏を任用しています。

6月中旬には、沖縄工業連合会の新会長に呉屋守章氏が就任しますが、彼は翁長選挙戦の選対本部長を務めた呉屋守將氏の兄弟です。 

これだけに止まらず、6月下旬には「県物産公社」社長に「オール沖縄」の沖縄市長候補だった島袋芳敬氏を当てています。

おまけに複合会議・観光施設であるMICE施設の建設候補地も、金秀の本拠地の東浜地区に決定しています。
関連記事http://arinkurin.cocolog-nifty.com/blog/2015/06/post-b206-1.html

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この露骨な利権人事に、さすがに見かねた沖タイ(2015年5月28日)すらこう報じたほどです。

「県人事の透明性の確保も課題だ。翁長雄志知事の選挙を支えた企業グループからの登用が目立ち『選挙功労』の指摘もくすぶる」
「沖縄都市モノレール社長に、知事選のを支えた金秀グループから美里義雄が内定。
沖縄物産公社の人事には、知事選と同様の枠組みだった昨年4月の沖縄市市長選に出馬した島袋芳敬氏が内定した。
県庁OBのひとりは『2人とも人物としては有能だが、周囲が選挙功労だと見るのは避けられない』と指摘する」

まさに翁長氏がやってきたことこそ、縁故資本主義(crony capitalism)の概念規定そのままな事に驚きます。

「政府官僚や企業役員との密接な関係がビジネスの継続、成功に決定的な要因となっている「資本主義経済」を指す軽蔑的な用語である。法的許認可、政府認可、優遇税制措置、公共事業発注先の選定に不公平さが見られるときにこう呼ばれる。」
縁故資本主義 - Wikipedia

縁故資本主義というおぞましい前近代的な悪習に染まり切った体制が、翁長県政でした。

このような腐敗堕落した翁長県政を支えていたのが、清潔をモットーとする共産党、社民党、社大党、沖タイ、そして琉新だったことが笑わせます。

もはや安慶田副知事の辞任で幕引きできる段階ではありません。

副知事に対する第3者委員会を早急に設置し、安慶応田氏を召還して、諸見里証言が事実であるかどうかをあきらかにさせ、さらにそれだけだっはずがないのですから、さらなる実態解明に進むべきです。

楽観は禁物ですが、私たちは翁長悪政の終末を目撃しているのかもしれません。

                     ~~~~~~~~~

Img_2a561106074d03147e9223084581ae1http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/81135

<沖縄前副知事疑惑>前教育長、口利き告発「うそつけない」
毎日新聞2017年1月25日 

沖縄県の教員採用試験を巡って安慶田(あげだ)光男前副知事が一貫して口利きを否定する中、前教育長が覚悟の「告発」に踏み切り、県教委が24日に疑惑の内容を一転して認定した。
前副知事の働きかけを詳細に記した文書を県教委に提出したことが決定打となった。一方、翁長雄志(おなが・たけし)知事は「重大に受け止めている」としながらも、口利きが事実かどうかについては言葉を濁した。(毎日新聞)
 

<沖縄県教委再調査>前教育長文書の要約
毎日新聞 2017年1月24日

沖縄県の諸見里(もろみざと)明・前教育長が今月22日付で県教委に提出した文書の要約は次の通り。

【採用依頼(口利き)】

 2015年に実施された(学校教員の)1次採用試験合格発表後、8月中旬~末日ごろ、安慶田(あげだ()光男副知事(当時)から副知事室に来るようにとの電話があり、メモ用紙を渡された。
3人の受験番号、教科、氏名が記入されており、「よろしくお願い」などと言われた。私は、幹部を呼んで協議し「こんなことは絶対にできない」と確認した。学校人事課には、この件は一切知らせていない。

 また(同年)10月末日ごろだったが、副知事から電話があり、学校事務職員採用試験1次合格者1人の受験番号と名前を告げた後、「よろしく頼む」と言われた。県教育委員会の所管ではないと説明すると「そうか、わかった」と引き取った。

 副知事から渡されたメモ用紙はシュレッダーにかけたが、記入された人数は3人(あるいは4人)と記憶している。その中の不合格者は1人(あるいは2人)だったと思う。

【人事異動への介入】

 副知事室に呼ばれ、教育庁幹部の異動先を指導統括監にするよう副知事から指示された。当時の指導統括監がまだ就任1年目であることを理由に固辞した。2~3日後に再度呼び出され、今度は県立総合教育センター所長に統括監級として異動するように指示された。持ち帰って(別の2人の幹部と)絶対にだめだと確認した。

 
この件については、後日県教委の委員に事情を説明したところ、異動させないようにとの意見で一致したことから、その旨副知事に伝えた。その際に、激しく恫喝(どうかつ)されたのを覚えている。結局、幹部は県立総合教育センターには配置していない。

 (別の時期に)小学校校長を義務教育課長か那覇教育事務所長に異動するよう指示され固辞したところ、厳しく恫喝された。

 以上が私の記憶するところの真実だ。

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沖縄問題」カテゴリの記事

コメント

完全にアウトですね。
沖縄県の運営がまるで個人経営の中小企業の様相を呈しています。こんな人たちが国連で人権とか何とか叫んでも説得力は無いですね。
辺野古、高江の偏向報道ですっかり信用失墜した沖縄のマスコミが、俺たちが沖縄の世論を作るとまた復権しそうです。毎度のことながら政権末期のゴタゴタ。どこかの国で見たような。

国が重い腰を上げて、本格的に捜査してくれるなら、翁長氏はここまでになる可能性もあります。
逆に、翁長氏が強引に決着を図って政府との交渉ルートを絶ち、ゲリラ的な基地反対&反日・反米の行動をする場合は、手の付けられない無法地帯になる可能性も有りますね。


以前に公安調査庁の発表があったように、継続して沖縄を調べているならよし。
また、文科省の天下り事件に関連して、教育関係の不正を暴き膿を出すことを考えるなら、沖縄の教育にも手が入るかもしれません。
どちらにしても、もう少し時間が経たないと分からないかな。
翁長氏にしてみれば、有耶無耶のままで年度末をむかえ、心機一転とか言いたいのでしょうが……。

沖縄県政は翁長知事になってから、もともと他県よりも濃厚に存在し続けた「あからさまで醜悪な古い体質」に退化しました。

たしか、仲井眞さん時代でも周りの強い「忖度」レベルでの人事はいくつもあったと記憶しますが、そこはさすがに中央官僚出身者。
こういう泥臭く馬鹿げて前時代的なやり方はせず、スマートでしたね。
それよりも、仲井眞県政には多くの「政策」がありましたから、政策に沿った人事がまず第一だったところ、政策のない翁長氏にとっての人事とは、純粋な「権力の行使」だけの意味に収斂してしまい、この違いが「狂い」の元だと考えます。

ところで、オール沖縄内での知事派閥(保守派)は知事が当初企図した展開・広がりを見せず、逆に縮小気味。
当然、安定した勢いを保ち続ける共産党系に対する配慮は欠かせなくなった。
しかも、共産党はその深謀遠慮から「今すぐ、何々をよこせ!」とは言わないから、知事にとって誠に使い勝手がよいのです。

やりきれないのは社民・社大党系列で、彼らには歴史的な「革新・沖縄」のリーダーとしてのプライドもあり、今回の件だけでなく、知事に対するさらなる恫喝も控えているようですね。
小さな声にすぎませんが、早くも次の知事選に稲嶺名護市長を推す声も現場では上がってる。
そして、こうした混乱が続けば続くほど共産系の立場は有利となります。

浦添市長選で又吉候補は実質的に「軍港移設賛成」であるにもかかわらず、共産党に配慮し、その支援を確実にするために、態度を明確にせず、政治家として最もやってはいけない「住民投票」に言及してる。
「オール沖縄」が、共産党そのものとなる日は近いです。
まず県民が目覚める事が必要でしょう。

前教育長は就任時に「県は中立を通す」と挨拶した方ですね。
どのように中立を貫いたのかが簡単にネットで拾えないのですが、両側から不満がある様子から中立さが浮かび上る、という考察もできます。
社大と連動して動くタイプには見えないので、リークに対応して聞かれたから答えた、という事なのでしょうか。

今朝の記事中では「残り1年の任期を残して」とありますが、沖タイによれは彼は通例一期2年で交代してきた教育長ポストを二期やりました。通算3年目での交代劇の他に二期目もやる事になった顛末も色々あるのではと思います。
後任の現教育長になって八重山の教科書採択は何かがひっくり返っているのか、それとも縁故採用の邪魔だからという理由だけで3年目に降りたのか。
田舎の口利きは叩くと共産党以外の全てから埃が出そうで、どきどきします。山路さんの書かれている内容に、そういう意味で同意です。

Karakuchiさん

> 沖縄県の運営がまるで個人経営の中小企業の様相を呈しています。こんな人たちが国連で人権とか何とか叫んでも説得力は無いですね。

 県民の一人として恥ずかしい限りです。

> 辺野古、高江の偏向報道ですっかり信用失墜した沖縄のマスコミが、

 沖縄マスコミの復権は何とか阻止したいもの。トランプさんの手法である、ネットでの反撃が一番でしょう。
新しく保守知事が誕生したら、彼には、トランプさんのように、歪曲報道があったらすかさず反論をネットで行うのです。効果的でしょう。安倍首相もそのようにしたらイイ。安倍さんは記者たちを手なずけようとしているが、これは邪道です。

青竹ふみさん

> 国が重い腰を上げて、本格的に捜査してくれるなら、翁長氏はここまでになる可能性もあります。

 翁長さんが宜野湾市長選で戸別訪問をした件もウヤムヤの状況。知事による情実人事は、誰の目にも明らかです。知事自身がこんな有り様だから、副知事の不祥事は当然起こることだ。しかし、県警は深く追求しないのではないかな。

山路さん

> 早くも次の知事選に稲嶺名護市長を推す声も現場では上がってる。

 稲嶺名護市長が県知事ですか? 止めてくれと言いたいです。彼が長くしゃべるのを聞いたことはないのだが、おそらく、しゃべる内容は空虚なものとなるのでしょうよ。左翼イデオロギ-を単に繰り返すだけの演説内容でしょうね。大田元知事や翁長現知事よりも劣ると思います。

> 前教育長は就任時に「県は中立を通す」と挨拶した方ですね。

 そうであれば、信頼できる可能性はあります。常識を知る方ではなかったでしょうか?

> 社大と連動して動くタイプには見えないので、リークに対応して聞かれたから答えた、という事なのでしょうか。

 多分、私憤と義憤の双方があったのでしょう。

記事はもちろん、みんさんのコメント勉強になります。
>もともと他県よりも濃厚に存在し続けた「あからさまで醜悪な古い体質」に退化しました。
>沖縄二紙は徹底追及、琉新なんかは鼻息荒く、全部調べて洗い出せ、県発注工事も不正がないか調査だ、と息巻いてます。この動きが広まると戦々恐々の政治家も少なくないでしょう。
>田舎の口利きは叩くと共産党以外の全てから埃が出そう

 琉新が息巻いているのも、昨日の”くばがさ氏”の意図も、追求する側に立つ保守に「保守も同じでしょ。何を今更、保守もだだでは済まないよ。」というメッセージですか。
 しかし、このような県政の実態は程度の差こそあれ知られていて、今回の件での県民の反応も「何を今更」なのかな?と思っていたのですが。意外や意外と言う展開です。


>こうした混乱が続けば続くほど共産系の立場は有利となります。
......「オール沖縄」が、共産党そのものとなる日は近いです。

 その時は「オール沖縄」の看板はそのままで、分断ではなく内部の構図はそのままに共産党が社民・社大他を牛耳る事になる?、と。
 確かに、今回の発端となった社民・社大の動きも山城博治がいたらこうはならなかったとの意見とか、篠原章氏ツイッターの情報、高江での過激化もその焦りがそうさせていたと考えると、すべて”社民・社大弱体化”の表れとだと。そして、このような事を繰り返すことで”社民・社大弱体化”が更に進む。
 ただ、社民・社大を甘く見ていた翁長知事はしっぺ返しを受けて対応を誤った事がどう出るか?

 今の県民感情(翁長県政への不信・怒り)の元はいったい何か?これが別にあるとすれば、それが
>県民が目覚める事
につながれば良いですが。

ueyonabaruさん
>沖縄マスコミの復権は何とか阻止したいもの。トランプさんの手法である、ネットでの反撃が一番でしょう。
新しく保守知事が誕生したら、彼には、トランプさんのように、歪曲報道があったらすかさず反論をネットで行うのです。効果的でしょう。

 痛快でしょうね。私も賛同します。しかし、これができる人はよほどの経済界とか法曹界での実力とネットで圧倒的な人気がないと難しそうですね。

>「オール沖縄」の看板はそのままで、分断ではなく内部の構図はそのままに共産党が社民・社大他を牛耳る事になる
私もこの内部告発報道を見てそういう予測を立てました。
癒着と汚職で違法行為する翁長派、工作共謀と破壊活動で違法行為する社大党とその一派。上手に片手ずつ持ってくっ付けたのは、共産党的には大成功だった訳です。

電子版では確認できないのですが、沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB)が那覇空港の観光案内所から撤退すると今日の沖タイに載っています。

観光業の資格がなく、需要があるにも関わらず宿泊施設の予約やチケット販売ができないためだとか。

民間業者が入ることになりそうですが、特定企業を優遇するようになるのではと懸念されています。OCVBの会長が縁故採用の最たる例のあの平良氏ですしねぇ。かりゆしや金秀関連でも入るようならお笑い種です。

ueyonabaru さん

≫ 稲嶺名護市長が県知事ですか? 止めてくれと言いたいです。

そりゃそうです。もちろんですよ。
私もクソ嫌です。(笑)
しかし、稲嶺氏はともかくとして、もともと革新系には知事職に色気がある人が多いですからね。
琉大関係者、弁護士など法曹関連、二紙のOB、等々です。
一方、知事系列(保守系)の後継者はいなくなりましたね。

そして、党派性を重視する面々には、ただでさえ「二期連続して候補者を擁立しない事は、沖縄革新全体の将来を考えると著しいマイナス」、という声は大きいです。
なので、無条件での翁長二期目決定は相当無理がありハードルが高そうです。
これを乗り越えるためには、「安慶田氏の辞任」という融和策だけでは足りませんね。

副知事職は当面一人体制でしょうが、奴らの要求は将来の知事職禅譲含みでの革新系の副知事就任と、辺野古承認の「撤回」です。
前者は共産系も警戒をあらわにしているので、焦点は「撤回」の方ですが、翁長氏も馬鹿じゃないので、どうやら時間稼ぎにすらならなそうな「撤回」に踏み込む愚は犯さない。
(もちろん翁長氏が「馬鹿」なら、「やる」って事ですが。)
ここに突入せずに細かい許可や協議案件を弄びながら、政府の工事進捗を「今か今か」と待ちわびる状態となるのでしょう。
二期目が転がり込みさえすればその最後は「断腸の思い」とか、「苦渋の、なんとか」と言いつつ、カツラを脱がないままに平穏に終われる事でしょうが。


クラッシャー さん

> 民間業者が入ることになりそうですが、特定企業を優遇するようになるのではと懸念されています。OCVBの会長が縁故採用の最たる例のあの平良氏ですしねぇ。かりゆしや金秀関連でも入るようならお笑い種です。

 ホント、平良さんたちが牛耳ると、おかしな沖縄になりますね。これは、ぜひ防ぎたいものです。タイムスさん、ジャ-ナリスト魂を発揮してこの辺も継続追及してもらいたいな。

西岡健介氏のツイートなんですが、沖縄タイムスが安慶田疑惑をすっぱ抜いた事を「報道のあり方」として賞賛しています。

≫「タイムスの抜きだったのね。掲載までには編集部内で様々、議論があっただろうが、是は是、非は非とする報道姿勢は流石」
≫「この報道姿勢のどこが「偏向」しているというのか」

だそうです。

岡留の弟子では仕方のない面もあるが、こういうのが日本の「ジャーナリストの端くれ」ってんですからね。(爆)
それなら、農業のかたわら慎ましく意見を述べ続けるここのブログ主様などは、さしずめ「論説主幹級」でしょうな。


山路さん。はい、実につましく、細々とやっております(笑)。

そうか、岡留先生は沖縄にいるんだよな。大昔はファンでした。

政界や官界もさることながら、コンベンション・ビュローなど平良氏が支配した所は不満が鬱積しているそうですよ。
ともかく強引で強権的だそうです。独裁とまで言われているそうです。

この空気からすると、次回知事選で前回のような翁長支持で経済界がふたつに割れるということがあるとは思えないんですが。
案外民間のほうから先に、翁長降ろしが出てくるかもしれませんよ。

ともかく翁長も稲嶺も、元々ひどい経済オンチて仲井真さんの足元にもおよばない上に、中央とのパイプを自分で切ってしまったんですから、民間はたまったものではない。

政府・官邸は翁長が居る限り絶対に譲歩もしないし、ファイナンスも渋いはずですから。

役人と教師が多い左翼陣営には、いくら沖縄経済界が悲鳴を上げても実感はないでしょうがね。
不景気でも給料を貰える連中には経済は分かりませんから。

もう一期翁長に止まらず左翼が県政を支配したら、沖縄経済は立ち直れなくなります。


ueyonabaru 様

沖縄にも骨のある政治家がいましたよ。
仲井真知事は、県議会で「沖縄のマスコミは特定団体のコマーシャルペーパー。読む価値も無い。」と発言されました。よくぞ仰ったと思いましたね。
山路様が仰るように次期知事候補がより過激化したとき、ふと頭に浮かんだ人物がいます。沖国大のM教授です。
全国ネットでの仲井真元知事とのバトルや最近ではNHKのニュース解説、読売テレビの「そこまで言って委員会」にも出ています。理論派だし弁も立つ。
ただ、沖縄保守界の重鎮、西田健次郎氏は保守は人材は沢山育っているが、革新の人材は育っていないと発言されています。こればかりは地元に住んでいる人の肌感覚でしかわかりませんね。
また、西田氏の解説は単純明快で左から右に来た政治家は過去沢山見てきたが、右から左に来た政治家は翁長氏ただ一人だとも仰っています。それこそ票集めために右往左往している人なんですね。日本の政治家で言うと小沢一郎氏と似ています。

連続投稿失礼します。
私は西銘知事の時代から、ちょくちょく沖縄に行っていますが、もともと終戦後米軍の広報誌として出発した沖縄の新聞がここまで過激化したのは、大田知事時代からだと個人的には思っています。そこには利権の2文字が透けて見えるのです。大田知事以前は偏向はあったもののもう少し穏やかだったような気がします。
その辺から、日本の過激派やら解同などの影響が色濃く出てきたような気がしますね。特に利権の臭いには敏感な人達ですからね。

ちょっと時期を逸していますが、安慶田前副知事の辞任について新報、タイムス両紙に投稿したのが取り上げてくれなかったので、そして、その内容はとても重要だと勝手に思っていますので、それを掲載させてください。
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口利きをしたことが悪かったというのであれば、なぜもっとその問題を広げて口利き公開条例の促進までもっていかないのか、また政党やセクトの内部を追求してくれないのか、県民は本当の知りたいところを止められていると感じていると思います。後始末をきちんとしてほしいものです。もし、御社がすでにそうしているということであれば失礼したことをお許しください。


2017年1月25日

敢て副知事を擁護する

2015年7月の教員採用試験で副知事から「よろしく」、「無理しなくてもいいから」と言われたことで、その時に直ちに公にしておけばよいものを、今頃になって密告してきたことに疑問を感じる。政治家であれば、有権者から陳情を受けて口利きをするのは与野党を問わずなされていることであり、当人に何らかの利益をもたらさない限り、それを罰する法律はない。「よろしく頼む」だけで罰することはできない。甘利元経済相も「口利き」で辞任したが罰せられていない。そのために口利きを防止する「口利きを文書化して公開する」条例を作っている県もあるが、今回の件はタクシー認可汚職で検挙された小渡元副主席の件とは異なり、利権を含んでいない。思い出すに、今回の件は中国と仲良くしすぎたために米からロッキード事件を仕組まれて失墜した田中元首相のように、裏にインテリジェンスが絡んでいるのではないかと深読みしてしまう。鳩山元首相が足を掬われたのも徳之島への距離が遠く、65海里基準を満たさないないという芝居を打った外務省にいる米シンパの工作によるものだった。その辺りはエキスパートの佐藤優氏に是非解説してもらいたいところだが、その強面さが政府交渉においては有効的だっただけに惜しむべきだと思う。


*そのぐらいで密告されるのであれば、利権屋である自民党議員のほうにこそ該当する人は多いだろう。今回の件を問題にしたのであれば、御社には嫌がられるまで、もっと他の議員や市町村レベルにまで問題の裾野を広げてほしい

1月31日

前副知事辞任は怨恨か  or  県民を弄ぶな


副知事から「よろしく」と言われたのならその時点で公にしておけばよいものを、今頃になって密告をしてきたことに疑問を感じる。政治家であれば、大小の差はあれ、有権者から陳情を受けて口利きをするのは与野党を問わずなされていることであり、当人に何らかの利益をもたらさない限り、道義的問題はあっても罰することはできない。そのために口利きを防止する「口利きを文書化して公開する」条例を作っている県がある。今回の件はタクシー認可汚職で検挙された小渡元副主席の件とは異なり、利権が絡んでいない。今度の騒動の原因は宮古市長選挙の候補者人選にあるといい、オール沖縄で決まっていた人選に投票間際になって翁長、安慶田ラインが割り込んでひっくり返して負けたところにある。言わば、身内の争いから来たものであり、知事に大きな責任がある。思惑、私怨から政治が動かされるということは県民を弄んでいることになり、許されない。更に不可解なのは、密告を受けたマスコミがそれを大きく取り上げて県執行部をゆさぶったことにある。「よろしく」はそれほど大きな問題だったのだろうか。


* 先週、沖大で開かれたシンポジウムにタイムス、新報の方が出席されていたが、松元氏が立ち位置のいいところから体よくこの問題に触れただけで残念だった。オール沖縄内に潜んでいるセクト主義に警鐘を鳴らしてほしかった。あるところで、ある議員に訊いたところ、あれは共産党と革マルの私闘だよと軽くあしらわれた。

* 本当の県民の疑問はなぜ知事を応援していたはずのマスコミが自らそれを止めるようなことをしたのかということです。そこに立ち入らない限り、マスコミも体のいいことを言うだけで、県民の気持ちに沿ってないことになります。


*この原稿は去る1月25日に投稿したものを書き直したものです。前回のものはちょっと大げさすぎました。

2/18日

前副知事辞任は不可解

1年半も前にあった口利きが宮古の市長選挙が終わった後で突如マスコミに垂れ込まれることによって安慶名氏は辞任した。口利きは金銭や利権が伴わない限り違法ではなく、敢ていえば、道徳的な問題でしかない。与野党を問わず、それに無縁であったという議員は少ないだろう。そのような依頼はその場であしらうか、取り合わなければいいだけの話しだが、口利きを受けた元教育長という方はその件を持ち帰って幹部で相談してから断ったという。それでは相談したという時点でアウトだ。というのも、それは過去に断らなかった事例があったということを伺わせるからだ。もし断るのが困難であれば他自治体のように口利きを防ぐ口コミ公開条例を作り、過去に遡ってすべてを公表すればいいのだ。そうすると垂れ込む必要もなくなるだろう。

 それにしてもマスコミの態度も不可解だ。なぜ民意のシンボル的存在である翁長知事の足元を掬うことをしたのか、その意図が分からない。スクープ欲しさからということでもないだろうが。オール沖縄の内紛がもたらした今回の辞任劇は尾を引き、県民は覚めた目で今後を見つめることだろう。


*これでこの件については3度目の投稿になりますが、今回の辞任劇に対して御社はどうも真相に切り込んでないような気がします。強いて言えば、自分たちが点けた火をまたもみ消し、その話題をこれまでは村役場も見向かず、按司たちの骨のみが本当に埋葬されているのかも定かでない今帰仁の百按司墓の懸崖墓の件や民族問題に話題をそらそうとしているように見えます。

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