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2017年1月30日 (月)

APAの言論を守ることと歴史修正主義は無関係だ

018
ふゆみさんに教えられて、アゴラの神谷匠蔵氏論考を読んでみました。
http://agora-web.jp/archives/2024135.html 

神谷氏は、こう述べています。

「西欧が眉を顰めるような歴史修正主義は控えるべきだ。やるなら誰も文句を言えない決定的証拠を全て揃えてからでなければならない。
反対者を全て「売国奴」ないし「反日」扱いして黙らせるという方法は日本国内でしか通用しないし、それでは国際社会の日本に対する圧力を強めこそすれ弱めることはない。
それが公人によるものであれ私人によるものであれ、よほどの証拠でもない限り第三者目線から見て「歴史修正主義」と認定されるような発言で外国を刺激するのは100%日本の過失行為にしかならないことを再認識すべきである
もし証拠があるというのなら、その証拠の方を強調しきちんと世界に対して申し開きすべきであり、第三者に認定された動かぬ証拠を出さぬまま「歴史観」を先走らせるのはあまりに危険な賭けである。
少なくとも、西欧世界ではそれは「言論の自由」を超えた立派な「犯罪」と認定されかねない行為であることを、日本側は一応理解しておくべきであろう。」

これについて池田信夫氏はこうコメントしています。

「西欧では歴史修正主義に『言論の自由』は認められていない」という重大な事実誤認が含まれていたので、その部分を削除しました。結果的に意味不明な記事になっていますが、それはこの記事の論旨が誤っているためです。」

私も池田氏とひさしぶりに同じ感想を持ちました。 アゴラの主が自分の所に来た論説をこのように切り捨てるのは大変に珍しい。

神谷氏は何をいいたいのか分からない、チンプンカンプンな文章を書いてしまっているのです。 

論旨がグニャグニャと曲がりくねっている文章なので、自分でもなにを言いたいのか分からないまま書いたのではないでしょうか。 

神谷氏は古谷経衡氏が、元谷氏・APA本を「コミンテルン陰謀史観であると批判しながら、言論の自由として擁護している」事についてとりあげて、「陰謀論もあるかもしれない」としたその後にこんな文章が続きます。

「公人によるものであれ私人によるものであれ、よほどの証拠でもない限り第三者目線から見て「歴史修正主義」と認定されるような発言で外国を刺激するのは100%日本の過失行為にしかならないことを再認識すべきである。」(前掲)

公人と私人の区別もつかない粗雑さは別にして、結局のところ神谷氏はどうやら南京事件について決定的証拠が上げられないなら、国際社会を「刺激する」ようなことは言うな、という事のようです。

ならば初めから「若手論客」をたしなめたりせずに、「南京事件について否定でも肯定でも、ともかく国際社会が怒っちゃうから、議論すること自体ダメだよ」と言えば良いのにね。 

南京事件論争は、実は日本では膠着したまま事実上終了してしまった論争ジャンルです。
南京事件論争 - Wikipedia
南京事件論争史 - Wikipedia 

正直言って、私はこの南京事件に関して、神谷氏がいうところの新たに論争を終了させるに足る決定的史料が出てくるとは思いにくいし、仮にそれを提出したところで中国が納得するわけもないのです。 

というか、いかなる史料・証言を出そうと、かの国はこれを外交カードとしている以上、決して手放すことはないはずです。 

韓国が愛してやまない慰安婦問題と一緒です。

ですから、今回の事件において、私が言っていることは土曜の記事のこの部分に尽きます。
関連記事http://arinkurin.cocolog-nifty.com/blog/2017/01/post-dbe8.html

この事件の本質は、元谷氏の著作内容にあるのではなく、外国の公権力が国境を超えて我が国の思想を検閲しようとしていることにあります。」

私は古谷氏のように、元谷氏の本を「コミンテルン陰謀史観」だからと批判しようとは思いません。 

古谷氏の論旨はおおよそ納得できるのですが、コミンテルン陰謀史観批判は余計です。

仮にこれがSEALDsの奥田クンの本でも、外国の公権力の不当な言論干渉には抗議すべきなのです。

現時点で私的思想内容を前面に押し立ててしまえば、元谷氏・APAに対する中国の国境を超えた言論統制に加担してしまうことになりかねません。 

私は現時点においてまずは、元谷氏・APAを中国の不当な干渉から守るべきだと思います。

外国の不当な干渉にさらされているAPAを防衛しないでおいて、神谷氏のように「歴史修正主義といわれちゃうからダメ」などとしたり顔で言うのは、怯懦以外何者でもありません。 

この防衛するための論理こそが、神谷氏が恐れている欧米国際社会とわが国が共有する普遍的価値である、<自由>概念なのです。

権力が個人の私的領域に属する思想、歴史観に介入したら、断固としてその自由を守らねばなりません。

しかも自国権力ならいざしらず、外国公権力の言論統制など言語道断です。

ですから、元谷氏の歴史観を擁護する必要も否定する必要もないし、そもそもそこが問題点ではないのです。

保守系までもがひいきの引き倒しで、元谷氏の史観まで肯定して、それを前面に押し立ててしまうことのほうがかえって危険です。 

ここで最悪の対応は、もちろん中国と同一目線に立って、「チューゴク様がこんなにお怒りなのだから謝ってしまえ」ということです。

中国の代わりに「国際社会」なるものを代置したのが神谷氏の言う、「国際社会様を刺激するから、こんな元谷の言論の自由など認めるな」というものです。

そもそも歴史修正主義とはホロコーストに対して生れた比較的新しい概念であって、本来わが国とはなんの関わりもありません。
関連記事http://arinkurin.cocolog-nifty.com/blog/2015/02/post-aaee.html
http://arinkurin.cocolog-nifty.com/blog/2015/02/post-f5df.html

2

したがって、今の時点で歴史修正主義うんぬんに論点を持っていかれることこそが危険です。 

まして古市憲寿氏のように、日本に対する中国人観光客が減ることが「国益に反する」などと言うに至っては、アホかこいつと言ってやりましょう。

なにが「国益」だって言うの。

いつもは国益なんぞクソ食らえといっていた者が、こういう時だけ持ち出すのはいかがなものでしょうか。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170128-00010000-houdouk-cn

それはさておき、さてこの「歴史修正主義」が、本来ホロコースト、すなわちユダヤ民族絶滅に対して使われた概念にもかかわらず、なぜ無関係なわが国に向かってきたのでしょうか。

主に日本を「歴史修正主義」と言うのは米国と、皮肉なことには自民族のみは過去の悪行から浄化されたのだと妙な自信を持っているドイツの二国です。

ドイツの心理は旧同盟国・日本を道義的に叩くことによって、自分の潔癖性を国際社会に印象づけたいという屈折したものです。
関連記事http://arinkurin.cocolog-nifty.com/blog/2015/02/post-d286.html

米国の場合は、彼らが仕出かした東京大空襲、そして広島・長崎のいずれもがハーグ陸戦条約を公然と破った戦争犯罪そのものだということにあります。
関連記事http://arinkurin.cocolog-nifty.com/blog/2015/08/post-f4cc.html
http://arinkurin.cocolog-nifty.com/blog/2014/03/post-8305.html

エノラゲイの乗員のひとりは、核攻撃直後瞬時に破壊しつくされた市街地を見て、こう叫んだそうです。

「おお、なんてことを俺たちはやらかしちまったんだ」 

以後米国人は、日本が「唯一の被爆国」と言う度に、彼らの心の奥に「俺たちはなんてことをしちまったんだ」という鋭い針が刺さる事になります。 

これが米国の原罪です。

彼らはこれから逃れるために意識的な情報操作を行いました。 

それが、本土空襲や原爆投下も、「核を落すことで戦争が終わった。さもなくば100万人の米国の若者と、それ以上の日本人が死んでいたはずだ」という論理です。 

この論理に従うと、私たち日本人もこう言わねばなりません。

「戦争を終わらせて軍国主義から解放してくれた上に、平和憲法までプレゼントしてくれたアメリカのおじさん、ありがとう」

9条を宗教にまで祭り上げた「8月革命説」は、この論理に忠実に従っています。

この考え方こそ日本の戦後民主主義の原点のようなもので、いまでもNHK朝ドラを見ると、ひんぱんに登場します。 

しかし考えてみて下さい。当時日本にこれ以上戦い続ける継戦能力は残っていましたか?

いいえ、当時の日本は日本侵攻を準備していたソ連にまで和平交渉の依頼をするほど、逼迫した状況下にあり、戦争終結を望んでいたのです。

そんなことを百も承知、二百も合点で、広島・長崎に原爆を投下したのが、米国でした。

既に米国は戦争目的を達成しており、戦争終結には不必要な大虐殺でした。

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そこで彼らはこう自分の国民に説明します。

「日本人は残虐だったから原爆を落されても仕方がなかった。彼らは神の罰を受けねばならなかったのだ。
戦前まで日本人は残虐で、大量虐殺、強姦を繰り返した卑劣で劣等な民族だった。民主主義などはなく,日本国民は牢獄にいたのだ。
だから、文明国はこの野蛮国を懲罰して、民主主義国家にしてあげた。そしてそれを誰より喜んだ日本人は、改心して米国の良き友人になったのだよ。」
 

目的が手段を正当化できると人間は思い込むことで、人間はいくらででも自らの残虐行為を合理化できるのです。 

このような心理トリックを使って、米国は精神的トラウマから逃れて戦後国際秩序の覇権国家になったわけです。 

ここにおいて、「戦勝国」中国、あるいはいまだに自分を「戦勝国」と錯覚している韓国の反日と米国の歴史観は一致したわけです。

ですから米中韓は、日本人が南京事件や慰安婦の真相を探ろうとすると、その行為自体を「歴史修正主義」とレッテル貼りするわけです。

ただし、わが国は広島訪問と真珠湾訪問によって、正式に米国と「和解」しました。

真珠湾「和解」はヨーロッパの「ドレスデン和解」という考え方を踏襲しており、戦争の是非を問う不毛から共に戦没者を慰霊することによって戦争を「終結」させることでした。

ドレスデン和解については、長くなりますので別稿としますが、これが国際社会の新たな戦争和解のスタンダードです。

ですから、真珠湾和解の後になっても、中国が陳腐な「南京大虐殺」を蒸し返す事に対しては冷たく突き放せばよいだけです。

というわけで、今回の政府の「民間企業の個別の対応につ いて政府として立ち入 るべきではない」(萩生田光一官房副長官)という対応はまったく正解なのです。

 

 

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コメント

>「西欧では歴史修正主義に『言論の自由』は認められていない」という重大な事実誤認が含まれていたので、

 歴史の修正は可能である。

> 南京事件論争は、実は日本では膠着したまま事実上終了してしまった論争ジャンルです。

 膠着したままなのですね。

> 私は現時点においてまずは、元谷氏・APAを中国の不当な干渉から守るべきだと思います。

 正解だと思います。

> ですから、元谷氏の歴史観を擁護する必要も否定する必要もないし、そもそもそこが問題点ではないのです。

 そうでしょうが、私は元谷さんを支持したい。

> 主に日本を「歴史修正主義」と言うのは米国と、皮肉なことには自民族のみは過去の悪行から浄化されたのだと妙な自信を持っているドイツの二国です。

 ドイツも米国も大きな十字架を実際には背負っていると言うべきだ。しかしこれも、結局は赦す方向で考えるしかない。不問にすべきと言うのではない・・・・・。

> 目的が手段を正当化できると人間は思い込むことで、人間はいくらででも自らの残虐行為を合理化できるのです。

 目的は手段を正当化できる場合もありできない場合もあるというのが正解なのかな?

> このような心理トリックを使って、米国は精神的トラウマから逃れて戦後国際秩序の覇権国家になったわけです。

 米国は、いずれ自らの非を悟るようになりやしないか。

> ただし、わが国は広島訪問と真珠湾訪問によって、正式に米国と「和解」しました。

 アメリカとの和解はいいのですが、首相は靖国の英霊に参拝し報告すべきである。

> ですから、真珠湾和解の後になっても、中国が陳腐な「南京大虐殺」を蒸し返す事に対しては冷たく突き放せばよいだけです。

 歴史戦を勝利するという日本人の意気込みは必要だ。政府は、APAへの攻撃は止めよと中国に言うべきである。


APAホテルは、特定の国に依存しないように価格設定を調整して、10%以下にするという戦略を持っていて、今の中国のシェアは5%程度という。競争の激しいホテル業界で安定した業績を上げている理由がようわかる。

今回の件で、中国の団体客が来なくなれば、それでAPAを利用しようという客も出てくるので、短期では影響が出ても、中長期的にはいい宣伝になったんじゃないのかな?

そもそもの話として。

証拠写真やら文章やらの資料が残っている「歴史」に対してソレは間違っていると言うのと。
そういった証拠の無い「捏造」に対してソレは間違っていると言うのでは、全く意味が違うと思うんですけどね……。

過去に「この時代のこの部分はこうだった」と決めたものが、後になって別の証拠が出てきたときに、「あの結論は間違いだった」と認めるか、認めないか。

南京や慰安婦、竹島、尖閣、そういったものだけでなく。
例えばこの間資料が見つかった、真田丸の場所が今までの常識とは違うとか、直虎が女じゃなく男だったかもとか。

屁理屈なのは承知の上で、一体どこまでが「歴史修正主義」に入るんですかね、と聞いてみたいものです。

無理筋にちかい「若手の書き手への忠告」導入でこの件を論じたこと自体に明らかに破たんがあるのを私は承知しています。
こっから入るのかよ、と正直思いました。が、彼以外に私が感じているストレスに触れた記事が今のところないのです。

>そもそも歴史修正主義とはホロコーストに対して生れた比較的新しい概念であって、本来わが国とはなんの関わりもありません。
>したがって、今の時点で歴史修正主義うんぬんに論点を持っていかれることこそが危険です。
これが、欧州の現場で通らないところまでかなりの人数の間で、ホロコーストと同列認定されてしまっている。
おかしいかどうかではなく現状そうである。日本国内では「そうでない」ところからもってかれてるように感じるとしても
イギリスにいる彼にとってはスタート地点の周囲の認識がホロコースト同列である。

>保守系までもがひいきの引き倒しで、元谷氏の史観まで肯定して、それを前面に押し立ててしまうことのほうがかえって危険です。
前面に押し立てる芽が実際にネットにあふれている、最前線にいる在外日本人が実際に矢面に立つ。
そのジレンマをストレートに書くのをくにくにと避けて(だって好きで海外に住んでるくせに、でしょう)気持ち悪い文になったなと思いながら読みました。
管理人さんの今朝の反論通りならどんなに良いかと思います。
しかし、中共側のプロパガンダは韓国慰安婦よりもがっちりと定説作りを果たしているのです。

以下は私が実際に感じた「歴史修正主義」への欧州及米国人たちの感覚で、法的な定義とはちがうと思って読んでください。
米国にとっての歴史修正主義とは黒人奴隷と2次大戦史観だと私は認識しています。
欧州にとってはユダヤ人虐殺がワントップです。このワントップに呼応する米国のタブーは原爆よりもおそらく黒人奴隷なのだと感じます。
両被害者に共通するのは以下の部分。
1.世紀をまたいで蔑視および迫害を受け続けている者たちである
2.武装していないその者たちの人権及び生命を大量に、国家が組織的に奪った。
そもそも歴史的に日本人の中国人観が1を満たしていません。しかしそれを欧米の者は知りません。
というか、彼らがアジア人を蔑視してきた者たちです。つまり「中韓を蔑視する気持ち」がわかる者たちです。
自分たちがひと時代前に人とも思わぬ侮蔑をユダヤ人や黒人に持っていたように、日本人が中国人と朝鮮人に持っていたのだという主張を
実に丁寧に中共は積み、1を満たしていることにしてきました。それは1こそがキモだからです。
2については論争が膠着しています。1については現在どうでしょうか。
政府のアパ対応は問題ないが、この対応では真珠湾訪問でも南京は残ると私は考えます。

ふゆみさん。私もこのテーマにおいて真実が国際社会で確立するのは絶望的だと思っていますよ。
私は南京事件の事実関係の調査を対外的に発信するのは慎重にと思っています。

というのは、いま南京事件と慰安婦問題に対して政府が対応しようとすると、安倍氏の米議会70周年演説、あるいは日韓慰安婦合意のようになるしかないと思います。

つまり、民主主義の原理の確認を前提とした、歴史の非難の応酬ではなく慰霊です。
これがドレスデン和解方式です。
ドイツですら平身低頭謝罪し、ワイツベッカー演説をかまし、半世紀かけてドレスデン和解ですからね。
そのくらい長い時間がかかるのです。

それと明日書きますが、ドイツはナチスの犯罪は100%認めていますが、非戦闘員虐殺であったドレスデン爆撃などに対しては執拗に抗議し続けています。
日本はしてこなかった。この部分については対米従属となじられてもいたしかたありません。
いまドイツは清潔な道徳国家ヅラでき、日本はまだ過去の汚名に苦しんでいます。
それはその差です。

本多勝一が火を着けた時もなんの対応もせず、燃え盛るに任せ、中国が外交カードにしてもなおも無為でした。
遅かったとしか言いようがありません。
1960年代後半に決意してあの本多の「誤報」を政府が反論し取り消させるべきだったのです。

明日加筆してアップします。

先日、慰安婦像を作成した韓国人夫妻が沖縄の南部戦跡や平和祈念公園などを訪れたというのがニュースになっていましたね。
今後ひめゆり学徒隊などが彼らの主張する慰安婦をよりリアルに正当化するためのネタにされてしまうのでないかと容易に想像がついてしまい少し悲しくなりました。

これがエスカレートしてそのうち本島の公共施設や平和祈念公園にも慰安婦像を作ろうと発言する人がどこからか沸くのではないかと安易な推測をしつつもそれを否定しきれない現状にもうひとつ悲しくなります。

長い目で見る事に同意です。私に孫が出来てそれが社会に出る頃には随分変わっているだろうと思って、しかし放置ではなく何かしら攻勢にコツコツ当てていく事は必要です。
管理人さんは言論の自由作戦推しですね。
中共に言論の自由がない現実とセットで効果的であると私も考えます。
効果が薄いのを承知で捏造写真の取り下げを求めるのも将来への蓄積として必要です。
そして、私が書いた1の差別観を日本人が中共に持つと誤解を受けるような愛国主張のネットの書き込みがサヨクの告げ口回りの見事な彩りにしかなってない、保守の方々は1を覆すべく書くなら
「やっぱりあいつらクソ歴何千年だわ」みたいな態度を中韓がどれほど喜ぶか再考をお願いしたいのです。
上の書き込みを書いていた際に、背中に物凄い悪寒が久しぶりに走りました。辞令一枚で家族で赴任する事で夫が禄を食み家族が生きているとはいえ、根底に日本人の想像を超えた虐殺史を持つ文化の完全アウェイの中で耐えるというのは。まあ仕方ないですが。

ふゆみさん。私は在特会かいわいのネットの汚らしい差別主義むき出しの言辞を読むと気持ち悪くなります。
極端な右翼でもかまわないのです。ならば愛国者の矜持を持って、せめて美しい日本語を使え、と言いたいですね。

ですから私は彼らを友軍だと思ったことはないし、一部論旨が重なるが故に、かえって迷惑だと感じています。

彼らは自分の差別行為を愛国的だと信じているようですが、とんでもない。
彼らのやっていることは中韓の思うつぼです。
欧米メディアが在特会の日の丸デモを嬉々として報じるとき、なんとアナウンスしているのか、少しは知ったほうがいい。

私は外国社会で暮らした経験がないので、わからないことばかりで、申し訳ありませんでした。
オーストラリアなどの海外慰安婦像問題を思うと、日本であんのんと暮らす私たちは申し訳ないと思っております。

またそのへんのリアルな体験などお聞かせください。

管理人さん

> 青竹さんには申し訳ありませんが、新たに決定的史料が出ても意味がないでしょう。

 先方が証拠を出しえていないと思っておりますが。

> 共同研究などもいかに不毛かはご存じのとおりです。

 一致点などありませんでしたね。

> これは彼らの華夷秩序の序列の問題ですから、決して手放しません。

 華夷秩序からくるということですか? そうではなくて、彼らの後進性から来るものではないでしょうか? 

> 在外邦人には気の毒ですが、この南京事件に関しては耐えて頂くしかないと思います。

 それでは在外邦人が気の毒です。

> 2の差別感情ですか。それは中国人が日本に対しての蔑視ならあったでしょうね(笑)。

 中国人が日本人を蔑視できる筈はないと思うのですが。日本人は戦前は中国人をむしろ蔑視しておりましたね。

> 彼らの脳味噌の中ではあくまでも中華(世界の中心)は自分だけであって、日本はまつろうものにすぎないのです。

 今はそのように日本を位置付けたいと思っているのは良く分かります。また、日本政府の態度がそれを助長しております。

> これは差別意識ではありませんか。その上に先に戦死国入りしたことに対する妬みと嫉妬が被ります。

 このくだりは意味が良く分かりません。

> 日本の反中意識は彼らのこの差別意識の裏返しです。

 私の場合には、傲慢な中国、侵略性のある中国が鼻持ちならないのです。

> 繰り返しになりますが、中国のいちゃもんつけには突っ放すしかない。

 コツコツと反論してゆくべきではないでしょうか? 


 

ueyonabaru さん。戦死国はミスタイプです。もちろん先進国です。

お読みになったのは一回消して、もう一回加筆修正して明日アップすることにしました。

私は、中国の一般の人々が心配です。中共が中国全土
を略奪して、帝国を打ち立てて、もう早70年程です。
以前の、古いとはいえ党の干渉を受けない市場経済を
知っている者はわずかとなり、全体主義で洗脳された
戦後世代で埋められています。

共産主義以前を知る世代は、その子や孫に「共産党は
糞だ、金を貯めて逃げろ!外国へ行け」と言えますが、
後世代は「邪悪な日本は中共の敵だ、リベンジしても
罪にならない」と、マジ真剣に思い込んでいるでしょう。

日本も明治維新で薩長政府になった時、各藩の上層に
いる者は「けっ、薩長の政府じゃないか」と、子や孫に
冷静に史観を伝えられたが、一般平民は洗脳された。
敗戦後、どうやら旧世代が生き長らえていて戦後日本
は作られた。あと20年遅かったら、復興は遅れたはず。

決定的に遅れているのが韓国で、もうアソコには人材
が絶えたんだ、と思う。日本の西洋化の直後に続いて
西洋化していれば、失敗したとしても近代精神の人材
は成人後70年程生きる人もいるので、韓国の混乱など
なく北朝鮮もなく、統一朝鮮国があったと思う。

そういうワケで時間が無い。中共にガンガン主張すべ
きはするべき。そうするのが、日本第一主義ですわ。
中共が、旧帝国陸海軍のようなコチコチ頭ばかりになる
のは時間の問題です。人民解放軍の縄張り争いで日本
に侵攻して来るかも知れません。宣戦布告を忘れて。

しゅりんちゅさん

> これがエスカレートしてそのうち本島の公共施設や平和祈念公園にも慰安婦像を作ろうと発言する人がどこからか沸くのではないかと安易な推測をしつつもそれを否定しきれない現状にもうひとつ悲しくなります。

 日本軍は悪いという点で韓国左翼と沖縄左翼が協同すればそんな惧れがないとは言えません。何しろ、民衆運動というのは決して理性的ではありませんから。

 こんな左翼の運動に対して、反論を提起できないのが沖縄自民党でしょう。党幹部の方々も、ほとんどが戦後生まれになっていて、戦後教育の影響から抜け出て発想をすることはできないのです。すべて日本及び帝国軍人が間違っていたというのが根底にある筈です。ですから、自民党の反論には迫力が欠けるでしょうね。

 この原因は日本人の自虐史観が根底にはあり、沖縄戦では日本軍が悪かったという風説に影響されていると思うのです。

 沖縄戦を戦った日本軍の事実・真実を明らかにする作業はどうしても必要だと思います。日本軍が悪であったのならそれは認めるしかありませんが、事実はどうだったのか? これは県民が正面から追及していくべきでしょう。

 大田元知事や仲里利信氏などはずいぶんと酷い日本軍人像を喧伝しておりますが、これをなんとかしなければ、と思っております。

 

ueyonabaruさんの言う
>彼らの後進性から来るものではないでしょうか? 

という言葉を見て、ふと思います。
中国は今ちょうど、かつての日本のようにバブルが弾けそうな状況です。
細かいところや、規模こそ違いますが、30年前の日本のようです。

日本もバブルが弾ける前は、米国の株式や土地や会社を買いあさったものです。
中国の爆買いほどではありませんが、日本で海外旅行者が急激に増えたのも、バブルの直前といえる1980年代後半です。
こうして考えると、妙な気分になりますね。


そういえば、中国の反日教育に関しては、都市部では熱心ですが、教育の行き届かない田舎(笑)ではそれほど効果は無いそうですね。
重慶のような、旧軍が無差別爆撃を行った地域はともかく、山間部なんかは「殺されるためにやって来た日本軍」のような考えも有るらしいと言うのは、NHKのファミリーヒストリーで里見浩太朗氏の特集をやったときに、現地の人が言っていました。
滑りやすい革靴(軍靴)で、ぬかるんだ山地を行軍していれば、戦闘どころか逃げることさえ難しい。
谷間を行軍してくるところを、尾根から手榴弾を雨霰と降らせたとか。浩太朗氏の父上も、爆死なさったそうです。

ここで馬鹿らしく感じるのは、父上が戦死した時の様子が、新聞で伝えられた(父上も有名人だったからでしょう)ものと家族のもとに届けられた手紙で違ったこと。
こういうのを聞くと、こんな些細なところでも報道規制というか戦意高揚に利用されたんだなあ、やっぱり当時の新聞記録なんてあてにならないのかなあ、と思ったものです。

話がそれて失礼しました。

管理人さんにはお忙しい夕刻に書き込みをさせてしまっていますね。それぞれ日常の合間での議論で時間が開いても気にしないのでお気遣いなくどうぞです。

ueyonabaruさんの書かれた
> 在外邦人には気の毒ですが、この南京事件に関しては耐えて頂くしかないと思います。
>それでは在外邦人が気の毒です。
であれば、罵詈雑言でなくとも「日本人は戦前は中国人を蔑視していましたね」と書く事が生む効果についても考えていただけると幸いです。
ueyonabaruさんの考えを変えろと言っているのではありません。ただ、戦前はというと1945より前ずっとという言い換えをされてしまいますよ。
維新開国してから日本が戦争に勝って、それからの一時期どんどん攻め込んだのです。
南京事件はその最中の戦争の一部としての事件である、という着地点へ100年かけて落とし込みたい訳です。
それには欧米列強に習い清に租界を持ち特別なアジア人の国になろうとした旧日本が存在した過去はあっても、歴史的に中国人を蔑視してきた訳ではないという認識の共有が不可欠なのです。

中共が今後どのように国内矛盾を調整していくのかは分かりませんが、彼等のいにしえの中華帝国の歴史はそれとしてあり、その頃日本人は巨大な大陸の覇者へ敬意を払ってきたのだという事を明治以前も含めてトータルに語るよう私は努めています。

神谷氏は、欧州において「歴史修正主義が言論の自由で保護される範囲を超えた違法行為を意味し得る」としています。

おそらく削除された部分は、ここを更に敷衍し確定的に述べたものだったのだろうと推測します。
ここは池田氏が正しくて、欧州でも現在のところ法的に歴史修正主義が「表現の自由」の外側に出ている事実はありません。
ですが、神谷氏の言わんとしている事にも一理あります。
欧州の左傾化はさらに顕著だし、私たちは決して彼らを買いかぶってはいけないのだと思います。
つまり、池田氏の正しい認識も「今のところは~」という前提付きで、現実問題として欧州委員会の歴史修正主義関連の議論は厳しく、法制化は目前まで来ていると考えられます。
ドイツ国内の現状が欧州委員会の議論を支えている、とも言えそうです。
我が国でも「表現の自由」VS「人権」という、民主主義の根幹をなす二つの概念が衝突した場合の問題は古くて新しいテーマですが、今後の欧州の動きが日本人にも即影響するのではないか。

事実を逸脱・捏造し、それを政治的に宣伝・利用する事が「プロパガンダ」ですが、まさに南京事件は中共のプロパガンダそのものです。
そして、事実を検証せず相手を黙り込ませる方法としての「事件の人権問題的発展」「ナチ的悪魔化」の企図を、世界有数の人権未開国の中国がやろうとする、このブラックジョーク。

「南京問題」も「慰安婦問題」も戦勝国が「戦勝国史観」を乗り越えない限り、「解決」は本当には有り得ないのだろうと思います。
(そもそも中共は戦勝国ではありませんし、歴史問題で中共を直接相手にすべきでもありません)
ホロコーストが検証不可能のアンタッチャブルな真実である限り、ドイツは移民を受け入れるしかないし、多文化共生を強いられ続けるのだと思います。
そして、欧州のリベラルやメディアに言わせれば、ホロコーストは検証すら不可侵の絶対悪であり、その絶対悪のナチと同盟を組んだ日本が「二十万の慰安婦を強制連行」しないはずがないし、「三十万の南京市民を虐殺」しないはずがない、と考えるのだと思います。

ただ一筋の光明は「演出的」との辛い評価もありますが、先の「日米和解」だったと思います。
どうであれ、少なくも日米は「成った」のです。
すると次は、EUを脱退する英国だと思いますね。
ここはトランプに続くべきです。
「ぷちぷち」を根気よく潰しながら、特に経済・防衛協力で英国に協力する姿勢を打ち出すべきです。
東アジア三国以外の、アジア諸国に対する目配り・気配りも欠かせません。

皆さん奥深いですね。
大変勉強になります。
確かに日本には軍人が威張っている時期がありました。
ただそうしないとやっていけない事情が日本にはあったと思うのです。古くは遣唐使の時代から鎌倉、幕末、明治維新と日本は必要に迫られて、ある時は柔軟にあるときは強行に乗り越えてきたと思うのです。
日本人の持っている気質。真面目さ勤勉さがあるときは裏目に出て、あるときは世界から信頼される日本像を形成してきたと思います。権謀技術でははるかに欧米、中国の方が上手です。残念ながら現在の歴史観は欧米人の歴史観です。嘘はいつかばれる。謀略、宣伝だけの韓国が世界の信頼を失っているように。
もちろん有史以来他民族の侵略を受け続けた朝鮮民族の悲哀も理解できないわけでもないが、日本人にはぶれない精神はあったと思います。
日本と中国の関係で言えば、日本を属国ぐらいにしか考えていなかった中国が日本に押し戻された。それは欧米人にも言えますが。
日本人にもその恨みつらみから、鬼畜米英、シナ朝鮮と蔑視した時期はあったと思います。

山路さん

> 現実問題として欧州委員会の歴史修正主義関連の議論は厳しく、法制化は目前まで来ていると考えられます。

 ナチの擁護をするような歴史の修正は絶対に赦されないとい法律が欧州委員会で決まるという意味でしょうか。詳しくないもので・・・・・。ドイツではその手の法律はすでにあると聞いておりましたが。

> 我が国でも「表現の自由」VS「人権」という、民主主義の根幹をなす二つの概念が衝突した場合の問題は古くて新しいテーマですが、今後の欧州の動きが日本人にも即影響するのではないか。

 表現の自由と人権の対立はどこかで折り合いはつくものでもないのでしょうか? 裁判で決着がつきそうですが。

 しかし、ホロコ-ストは論じることさえできないとも聞いた覚えがあります。ホロコ-ストの起こった背景、原因も論じることができないというのは行き過ぎのような気もします。原因があったとなれば、ホロ-コ-スト容認だということになり違法だということになるのか? これは、行き過ぎでしょう。

 中国は無理筋を言っていると思いますね。ホロコ-ストと南京事件は関係はないでしょう。なんでも事件に仕立て上げる中国にはシッカリ対応すべきですね。尖閣も沖縄も南シナ海も自国のものだという荒唐無稽なことを言っております。  

> 「南京問題」も「慰安婦問題」も戦勝国が「戦勝国史観」を乗り越えない限り、「解決」は本当には有り得ないのだろうと思います。

 戦勝国史観というのは、戦勝国の権利のようなもので、それの時効はあるはずです。

> ホロコーストが検証不可能のアンタッチャブルな真実である限り、ドイツは移民を受け入れるしかないし、多文化共生を強いられ続けるのだと思います。

 ドイツのメルケルさんやドイツ国民はナチに対する贖罪意識があるのでしょう。移民を受け入れるのが罪の償いでしょうか。そんな感じはあります。

 ドイツの罪はいつになれば赦されるのでしょうか。日本も先の大戦では相手を傷つけ傷つけられましたが、ドイツほどの贖罪意識は持たなくてもイイので、良かったとつくずく思います。

> ただ一筋の光明は「演出的」との辛い評価もありますが、先の「日米和解」だったと思います。
どうであれ、少なくも日米は「成った」のです。

 真珠湾和解がなかったら良好な日米関係は維持できなかったという理屈は私にはありませんが、もうすこしここは私も考えますね。

karakuchiさん

 大体が私の思うところと一致しております。同感です。まず、わが国を褒めてあげましょう。それから反省が必要です。大和の国、信州清潔の民です。

ueyonabaruさん

≫真珠湾和解がなかったら良好な日米関係は維持できなかったという理屈は私にはありません

そのとおりですが、「和解」が与えた影響というのは、日米以外において非常に大きかったと思うのですね。

そもそも「南京大虐殺」は戦時中に米国民の戦意高揚のために、映画や何かでもって米国が作り出したプロパガンダが嚆矢です。
それを70年代になってから、リニューアルして中共が廃物利用し始めたのでした。
目的は日本を貶め蹴落とす事で中共の相対的な地位向上に資する事、さらに「G2世界」達成の為に米国とのより緊密な関係を築く事にあったのでしょう。

「和解」の実際は、単に「真珠湾」や「広島」にとどまりません。
要は日米による「歴史はもういらん!」宣言だと思うのです。
一番ワリを食ったのはもちろん中共や韓国で、狂気の「抗日70周年パレード」なんかが、まったくその価値を失いました。

しかし、それでも人権を絶対的価値とする欧州の国々は実は「左傾化が著しい」のではないか、と言わざるを得ませんね。
なぜなら、彼らの中で常に「共産主義の悪徳」はスルーされるからです。


神谷匠蔵氏の記事を読んでて、なんかいつもと違うなと思いました。削除された部分があったんですね。ここからここまでは削除しますとかの説明があれば良かったのかなと思いました。今回のことで神谷氏はアゴラを追放されたらしいです。削除された記事が読めるリンク先貼ります。
https://togetter.com/li/1076100
部分的に削除されて意味のわからない文章になった記事の削除された部分は、神谷匠蔵さんのフェイスブックのコメント欄で読むことができました。

那覇市民さん、まとめ教えてくださりありがとうございます。神谷氏のフェイスブックを探せてなかったのですが見つける事もできました。
FB中の池内氏と神谷氏のやり取りにある
「西欧ではうっかり歴史修正主義と見なされる議論をすると言論の自由がなくなるので十分気をつけよう」…これは現状リポートな訳です。それを脅迫と断じて池田氏はイエロー2枚で退場させました。
現状認識ををそもそも論で拒否した訳です。池田氏も南京事件と慰安婦の似て非なる部分を分かっていて後者にはネチネチ書き連ねてきた作業を前者にはしていません。この話がとてつもなくサクっと表舞台で終了している事のベースに「うっかり見なされる事への注意」が両氏で共有されていると感じました。
私が管理人さんの言論の自由推しに全面賛成ではなく中共の現状における言論の自由の無さとセットで言う分にのみ、有効と考えている理由でもあります。つまり、戦勝敗戦史観とセットだと有効ではないと考えています。過去のアーカイブを揃える事は大切ですが。
ちょっと私の考えだけズレているようなのでくどいですね。失礼しました。

ueyonabaruさん
コメントいただきありがとうございます。

>日本軍が悪かったという風説に影響されていると思うのです。

僕の両親、祖母(祖父は戦死)はバリバリの戦争体験世代でしたが戦争は完全否定はしていたものの、軍人個人に関しては命を懸けて守ってくれた尊敬の対象として見ていました。
それに対して幼少期に目にした新聞連載の沖縄戦の漫画では軍人全員が悪の権化かのように描かれており、この当時感じた違和感は今でも覚えています。

記憶の風化とは忘れる事ではなく
体験した世代がこの世を去り、声の大きいメディア主導の風説だけが残り真実と違う形へ変質してしまうものだとまさに今実感しています。

umeさんがくじけないように、お題に合うこの場所にコメントをリプライします。アウトであれば管理人さん削除してくれて良いです。

>西欧人、特に欧州国々の日本側の論説にまったくいっていいほど耳を貸さない態度に、西欧人自身がそうしたい何かがあるのではないか?それはなに?

この回答に今欧州で戦中派よりも若い世代の中に、ナチと同盟を組んだ日本、歴史的に目障りな日本への蔑視、今ある日本人への民族的優越感のようなものはないと私は思っています。
何かがあるとすれば、キリスト教的な人間の定義である「人間とは罪深い存在」という観念から発する「人は虐殺する生き物であり、それを乗り越えようと祈ろう」という気持ちを邪魔する者に耳を貸さない。という姿勢です。
散々押し付けて殺して来た末にですが、その地点までたどり着いています。彼等がおびただしい血を流して生き残りたどり着いた地点です。
私は海を隔てた八百万の神のもとに生かされている者として、対等な立場から彼等と語る際の礼儀として、そして自分の歴史へのプライドとして、彼等が劣っているとか野蛮だとか何人殺したとかいう話をしません。それをやったら、中韓の悪魔の囁きと同じ穴に落ちるからです。
何かのヒントになればと思います。

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