辛い結果になりそうな辛淑玉氏
今回の「ニュース女子」問題で、辛淑玉氏は攻撃方法を誤りましたね。
まず、本来なら沖縄レポートをした井上和彦氏を言論で批判するか、それでもおさまらなかったら公開質問状のひとつも『週刊金曜日』にでも掲載してもらえば済むことだったのです。
これを辛氏の運動家の習性の哀しさ。どんどんとエスカレーションしていかないとやった気がしないのです。
つまり本来、「あたしのことを黒幕だなんていいやがって」ていどの私憤を公憤に変えて、「運動的拡大」をしないとダメだと勝手に思っているわけです。
ちょっとわかりにくいかもしれませんが、「運動家」という人種は、<私憤>⇒<公憤に転化>⇒<運動的拡大に発展させる>というプロセスを自動的に考えてしまう生き物なのです。
比喩的表現ですが、散歩していて電信柱にぶつかれば、こんな場所に電信柱を立てる東電が悪い、その東電と癒着して原発を拡大した自民党が許せない、再稼動推進の安倍ヒトラーを叩き斬れ、国会にデモかけるぞ、みたいになっちゃうんです。
一般人なら自分のことを悪く書かれれば、ふざけるなと怒鳴るていどですが、これを「被抑圧者・被差別民族の普遍的、かつ神聖な怒り」にまで自己肥大させてしまうのです。
だいたい「ニュース女子」みたいな報道バラエティでちょっと批判されただけで、「これは沖縄ヘイトだ。差別だ。沖縄を憎悪しているのだァ」だなんてダンビラ振り回しますか、普通。ありえないですね。
血の気が多い人でも、抗議の電話を局にかける程度じゃありませんか。
弁護士雇って記者会見して、デモ組織して抗議したい相手の会社にまで押しかけてシュプレッヒコールなんかします?
市井に生きる常民は、ことを荒立てないというのが常識ですが、運動家はことを荒立てないと商売にならないのです。
こういう人のことを昔の人はひとことで、大人げない人と言いました。
辛氏は、反ヘイト運動の成功体験に自己拘束されているのです。
人間って勝ったパターンを無意識に自己模倣してしまうものですが、今回の辛氏は典型的なそれです。
反ヘイトスピーチ法を成立させ、とにもかくにも国を動かしたという気分になっていたんでしょう。
まぁ、実際は、政府としても国際社会で在特会みたいなものを野放しにしていると批判が集まってきましたから、鎮静化させて先進国スタンダードにしたいという思惑と、辛氏の利害が一致しただけなのですがね。
とまれ、辛氏はこれで自分に歯向かう輩は、ことごとく「ヘイトだ」と一喝すればたちどころに勝てると思い込んだようです。
さもなくば、あんなに簡単に中間的プロセスを吹っ飛ばしていきなりBPO(番組放送倫理・向上機構)に提訴し、大々的に記者会見をぶったりしませんって。
これは先ほど述べた心理プロセスでいえば、<私憤>を<公憤に転化>したわけです。
<公憤>なんですから、辛氏が信奉する普遍的価値を全開します。
ほとんどの人はブラックマジックの呪詛にしか聞こえないでしょうが、あれが彼女の「普遍的真理」なのですから、しかたが仕方がありません。ここで争っても無駄です。
そして沖縄地元紙を引っ張り込み、BPOを突き上げ(リカ同志がいたらよかったね)、東京新聞の論説主幹を土下座させたわけです。ここまでは快進撃でした。
ここで彼女は大きな戦術ミスを犯しました。噛みつく主要打撃対象を間違えたのです。
彼女はこれを「闘争」だと思っていますから、相手に社会的影響力の強い人物のほうが訴求力があっていいと思ったのでしょうね。
本来、レポーターをやった井上和彦氏に矛先を向けるべきでした。
彼が現地報道をしていたのだから、本来的に井上氏にその言論責任があります。
番組で首を振ってだけの長谷川幸洋氏を引っ張りだすのは、筋違いもいいところです。※長谷川幸弘ではなく、正しくは幸洋でした。
これも悲しい運動家の性です。食いつくなら大者がいい、そのほうが運動にパンチが出るとでも考えたんでしょう。
井上ごとき「小物」(失礼)ではなく、そうだ司会をやっていたのはあの右翼ジャーナリスト(失礼)として高名な長谷川幸洋めがやっていたではないか、こいつだぁ、と辛氏は閃いたのだと思います。
せめて番組全体の批判ていどか、人格的に絞っても井上氏あたりに済ませればよかったのです。
それをあろうことか、開戦劈頭の勝利に酔った辛氏は、長谷川氏が在籍する東京新聞に向かって、「こいつを首にしろ」とまでやってしまいました。
その辛氏の言動をシンパシーを込めて伝える沖タイ(2月3日))です。
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/82573
「東京MXの番組「ニュース女子」で司会を務める東京新聞・中日新聞論説副主幹の長谷川幸洋氏の罪は深く重い。一番の問題は、副主幹という肩書を持つジャーナリストがデマを出したということだ。これは、企業の管理監督責任だけで収まらない。ジャーナリズム全体の信用を失墜させたという意味では、懲戒解雇しか考えられない。」
さぁこれでもう別次元の問題になってしまいましたよ、辛さん。気がついていましたか。
つまり「沖縄ヘイト」問題ではなく、<言論の自由>という異なった次元の問題に戦線拡大してしまったのです。
辛氏はあくまでも司会をしていたにすぎない長谷川氏に対して、社をクビにしようとしたわけです。
言い換えれば、辛氏が長谷川氏の言論人生命だけではなく、氏の社会的生命まで潰すことを目論んでいたと言われても弁解のしようがありません。
それにしても辛さん、長谷川氏がこんな程度でへコむようなヤワなキャラだと思っていましたか。甘く見すぎです。
長谷川さんの立場は、朝日で青山繁晴氏が論説副主幹やっているようなもんです。ひ弱では務まりません。
今回も社内の望月某がツイッターでわーわー言っていましたっけね。あのような孤塁を守る男が、こんな理不尽な要求に腰砕けになるわけはありません。
東京新聞が2月2日に出した、土下座声明はこのようなものでした。
「内容が本紙のこれまでの報道姿勢および社説の主張と異なることはまず明言しておかなくてはなりません。加えて、事実に基づかない論評が含まれており到底同意できるものでもありません。(略)とりわけ論説副主幹が出演していたことについては重く受け止め、対処します」
まったく報道機関としてわけのわからない記事です。
何が問題で、誰が謝っているのでしょうか?
言論機関が謝罪するなら明確に、「○○が誤報でしたので訂正いたします。故に申し訳わけありません」でなければなりません。
ところがその記述が一切なく、「うちの社の長谷川氏がとんだ不始末仕出かしやがりまして、何らかの対処させていただきます」にすぎません。少なくともジャーナリストの書く文章ではありません。
「長谷川、お前、いいからともかく頭を下げておけ」というエライさんの声が行間から伝わって来るようです。
だいたい「対処」とは、通常の会社社会では懲戒を意味するのは常識です。
私は、そんな社員の首を差し出すことをすぐに言えてしまう会社だけには、勤めたくはありませんな。
これで長谷川氏の反骨精神に火が着かなかったら、そのほうが不思議です。
自ら「私が籍を置く東京新聞は、いまや日本でもっとも過激な左派の新聞である」という職場で、堂々と保守の筋を貫いている人物なのです。
彼は既にラジオで社中枢からの「内示」を受けたと言っていましたから、おそらく論説副主幹解任でも打診されたのでしょう。
あるいは定年を越えていますから、退社勧告くらいあったのかもしれません。
それもおそらくは依願退職という穏便な形を取ってくれんか、退職金割り増しするから、くらいなところでしょう。
辛氏がいうような「懲戒解雇に相当する」はずがないことくらい、社の中枢はわかっているはずですから。
そして長谷川氏はキッパリこれを拒否して、しかもラジオでこの圧力がかかった事実を暴露してしまい、「言論の自由の問題だ。オレを切るなら北朝鮮と一緒だ」とタンカを切ってしまいました。
http://www.sankei.com/entertainments/news/170206/ent1702060011-n1.html
さぁ、困ったのは東京新聞です。
ここで長谷川氏を解任したりすれば、社内の言論の自由も認めない報道機関として赤恥をかきます。
そもそも東京新聞が、極左の報道姿勢を取れたのも、社内では様々な議論を経ているが、その討議を経た結果が社論なのだという建前がとれたからです。
うちには長谷川みたいな奴を、論説副主幹にしているくらい度量が深い民主主義的会社なんです、ってわけです。
これを司会者として首を振っただけの長谷川氏を解任してしまえば、東京新聞の本質丸見えとなってしまいます。
長谷川氏は賢明にも、1週間沈黙して辛氏に言いたいだけ言わせた後に、「ニュース女子」の番組内容そのものには一切口をつぐみながら(だってあれは井上さんの言説ですから)、この辛氏の攻撃を「言論の自由」方向に持っていきました。
見事な危機管理対応です。
他のマスコミとしても、番組で首をふった程度で、司会者がそのつど社会的生命を抹殺されることの意味を多少なりとも考えたことでしょう。
もしこんな辛氏の言論圧力が正当化されるならば、例えば上念司氏が出演するラジオ番組『おはよう寺ちゃん』の寺島尚正アナも危ないでしょうし、左翼に憎まれそうな人ばかりを集めたニッポン放送の『ザ・ボイス』の飯田浩司アナなんか、もっと危ない事になります。
外部からコメンテーターの言辞が批判されて、うっかり「そうですね」なんて言おうもんなら懲戒解雇になってしまうからです。
そうなれば、日本のメディアは揃って保守系論客を出演させなくなることでしょう。
ま、これが辛氏の目的のひとつなんですがね。
そろそろメディアも、この辛氏の闘争目標を分かってきたらよさそうなものです。
辛氏は言論には言論で立ち向かう、という民主主義のルールを逸脱しました。
長谷川氏や番組に文句があるならひとりの言論人として戦えばいいだけの話でした。
それを辛氏は事を荒立てて社会運動化したいばっかりに、BPOという権威に訴えたり、長谷川氏を雇用している東京新聞の権力を使おうとするからいけないのです。
辛さん、事を荒立てて大騒ぎすれば運動になるわけじゃありませんよ。
この「ニュース女子」騒動、辛氏にとって辛い結末になりそうです。
ちなみに「安倍、叩き斬る」と叫んだ山口二郎氏や、中指を立てた反ヘイト活動で有名になってしまった香山リカ氏が、こんな長谷川謝罪要求市民運動を始めるそうです(苦笑)。
言われたくない人たちばかりですね。
■改題してしまいました。ごめん。
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最近の「サヨク」って、本当に言論で戦わないですよね。
高市総務相にかみつこうとしたサヨクメディアの人たち(田原、鳥越、岸井、金平、青木等)も田原氏を除けば討論を申し込まれて回避してしまう。
朝日もやたらと訴訟をチラつかせますし、同じDHCシアター制作の虎の門ニュースに「謝罪しないと訴えるぞ。でもこの書面は内緒ね」というヘタレた抗議文送ってさらされた毎日新聞。
今回の東京新聞も、ある意味言論の自由を守る気ありませんと宣言したに等しい、とりあえず謝罪をしてしまいました。
やはり大手メディアは、自主規制という自縄自縛で、クレーマーに弱い体質になったんでしょうかね。政府にだけはたてつくのは、政府に自制があるからで、辛淑玉みたいな輩は、嫌がらせしてくるので、とりあえずいうこと聞いておこうとなるんです。
投稿: ednakano | 2017年2月 9日 (木) 09時12分
辛淑玉氏が東京新聞や中日新聞にケツを持って行って、「長谷川を解雇せよ」というのは噴飯ものです。
「公開リンチ」同様、誠に恐ろしく寒気すらします。
個人の雇用関係にまで言及・公言する事は、長谷川氏個人の「表現の自由」を顧みないのみならず、氏の「人権」や「生存権」をも脅かす行為ではないでしょうか。
そして東京新聞の言っている事が、これまた良くわからない。
≫「他メディアで起きたことであっても責任と反省を深く感じている。とりわけ副主幹が出演していたことについては重く受け止め、対処する」
≫「本紙のこれまでの報道姿勢および社説の主張と異なる」
≫「そのこと(番組内容)が偏見を助長して沖縄の人々の心情、立場をより深く傷つけ、また基地問題が歪(ゆが)められて伝えられ皆で真摯(しんし)に議論する機会が失われかねない」
実に不可解です。
東京新聞に勤務する社員は自社の社説の主張に自分の思想を合わせる事が求められ、「自分の意見を持つな」と言っているのです。
さらに、それが出来ない社員は「処分する」のだと。
つまり、東京新聞は個人の「思想・信条の自由」を放棄させる事を公言して恥じない「憲法違反新聞社」だったのです。
また、番組が「沖縄の人間を傷付けている」などと決め付けるのも高所からの一方的な臭みが濃厚で、かつ沖縄の人間を「十把ひとからげ」にする、馬鹿にした言い方です。
沖縄の真実を一側面からしか報じない事で状況を歪めて伝えて来たのは、長谷川氏ではなく、東京新聞の側でしょう。
むしろこうした番組が存在する事こそが、「皆で真摯(しんし)に議論する機会」つながる事にどうして思い至らないのか。
長谷川氏の言うように、東京新聞は「北朝鮮化」しているのではないか。
辛淑玉氏は、
≫「米軍基地をめぐる日米両政府の沖縄への強権的・差別的対応は、国籍にかかわらず、この国で生きるすべての人々、とりわけ在日を含むマイノリティにとって重大な問題」
というが、
ここには重大な基本的事実誤認があります。
日米両政府による「強権的・差別的対応」など事実として存在せず、(地元を含め)一定の合意形成のすえ、20年ぶりにようやく実行される事となった「基地負担軽減策」の一環なのだし、そこにマイノリティ問題は全く関係ありません。
どっちにしろ、のりこえねっと側の「人種差別によるヘイト発言」という主張は失当です。
辛淑玉氏らは「ヘイト棒」を乱用することで、必要以上のタブーの拡大と自由闊達な議論が封じる事を通じ、自らの権益の拡大と暴力的運動の正統性を企図しているとしか思えません。
投稿: 山路 敬介(宮古) | 2017年2月 9日 (木) 10時48分
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/82573
> 一番の問題は、副主幹という肩書を持つジャーナリストがデマを出したということだ。これは、企業の管理監督責任だけで収まらない。ジャーナリズム全体の信用を失墜させたという意味では、懲戒解雇しか考えられない。
デマであれば、タイムスさんの言うとおりである。すべてがデマなのだろうかという観点から争われねばならないと思う。すべてがデマではない。懲戒解雇は行き過ぎだ。
> 東京新聞の謝罪記事については、ジャーナリズムの良心が一歩前進したのかなと思う。ただ、抗議文を送っている長谷川氏自身からは何の返答もない。
長谷川氏からなんの返答もない段階で、タイムスさんは懲戒解雇にすべきと言っている。軽率である。
> 番組放送以降、ネット上では過激な言葉が止まらず、デマはすさまじい勢いで広がっている。あの番組は差別を扇動するものであり、出てしまったデマを国として社会として訂正していかないといけない。
デマを訂正して行こうではないか。右翼の過激な言葉も真実の前には黙せざる得ないはずである。真実の検証作業をするのである。どこまでがデマでどこまではデマではないかを調べてみるのだ。番組では、タイムスさんの書いた記事が根拠となっているものもあるという。それもデマだとはタイムスさんも言えないでしょう。
> これはデマなんだ。デマは社会的に裁かれるということを見せていかなければ。付いてしまった火をどうやって消すのか、本気で考えないといけない。
タイムスさんに賛成だ。デマの訂正作業をやりましょう。沖縄差別についても検証しましょう。そして、マスコミ発のデマも検証の対象になりますよ。
投稿: ueyonabaru | 2017年2月 9日 (木) 11時06分
今回の事件は日本のマスコミのあり様を考える上でも重大なものとなる。なんとなく、時間と共に忘れ去られるような事件であってはならないと思う。問題にしてゆこうではないか。長谷川さんガンバレ、応援するぞ。
投稿: ueyonabaru | 2017年2月 9日 (木) 11時16分
http://blog.goo.ne.jp/taezaki160925
今日の狼魔人日記で、本件に関する沖縄南城市長の
発言などが取り上げられている。沖縄マスコミの状況など県内状況が分かります。ご覧ください。
投稿: ueyonabaru | 2017年2月 9日 (木) 12時02分
私が九州に住むようになつて、面白いと思った番組に、読売TV系の「そこまで言って委員会」があります。日曜日の午後放送ですので、録画して見ています。
東京圏を除く全国放送のようですが、製作会社が今回の「ニュース女子」と同じようです。報道バラエティと言おうか、関西のお笑いのノリが入った本音トークで、楽しめるだけでなく、結構勉強にもなります。
また、この「そこまだで言って委員会」でも、沖縄高江の問題は確か直接扱うことはなかったと思います。
朝日新聞は2/3の「ニュース女子」批判記事の中で、この「そこまで言って委員会」の番組を"あおる手法"として、差別的で排外的と一緒に批判しています。
思うに、この人気番組である「そこまで言って委員会」を東京圏のTV局(系列は日テレ)が扱わない理由が、正直よくわからないのです。
投稿: 九州M | 2017年2月 9日 (木) 21時24分
沖縄県民はマイノリティーでは無いですね。
少なくとも私の周りや、沖縄で一緒に仕事をした人たち紛れも日本人です。巨人ファンが多く、スナックでは演歌を歌う。もうすっかり日本と言う国に同化しています。もうと言う言葉も失礼なくらい明治維新の頃から同化しています。ただ意図的にそれが気に食わない人達も一定数いますし、そのような人達が沖縄の言論界を支配しているのも事実です。その人たちの常套句が差別、方言や沖縄民謡を初めとする沖縄文化です。ただ沖縄の文化を大事にする心と反日は別だと思います。
時々、会社の若手や女子社員を連れて沖縄居酒屋に飲みに行きますが、全員が沖縄大好きで旅行で二度三度沖縄へ行っています。当然沖縄料理も音楽も大好きです。
そこには差別も偏見もありません。今の世代はそんな世代です。そんな若者たちに毒をまき散らすのがシンスゴたちの運動です。一体何が目的なんでしょう。
投稿: karakuchi | 2017年2月 9日 (木) 23時50分
今現在沖縄に対する差別も偏見も無いと書きました。
沖縄から日本本土に就職した人たちも懸命に頑張って結果を出し、今は2世、3世の時代です。
懸命に頑張って結果を出している人たちは誰も非難はしません。ただ結果も出さないでグダグダ文句ばかり言う人間には、東京出身であれ沖縄出身であれ在日であれ世間の風は冷たく感じるでしょう。逆恨みして犯罪や反日運動に走るか、踏ん張って盛り返すか。人それぞれでしょう。
投稿: karakuchi | 2017年2月10日 (金) 00時11分
反日運動家の女性にあまり美人はいませんね。
そういえば、浅間山荘事件などを引き起こし仲間をリンチした女性も、私よりきれだったがリンチの理由の一つだったとか。
投稿: karakuchi | 2017年2月10日 (金) 01時10分
karakuchiさん
> 今の世代はそんな世代です。そんな若者たちに毒をまき散らすのがシンスゴたちの運動です。一体何が目的なんでしょう。
シンスゴさんの口調はスコシ怖いですよね。異常な感じがします。これが過激派というものでしょう。独特の世界が彼らの周りには出来上がっているんですよ。金平さんも福島さんもそんな世界を正義だと思っているのでしょう。
>、東京出身であれ沖縄出身であれ在日であれ世間の風は冷たく感じるでしょう。逆恨みして犯罪や反日運動に走るか、踏ん張って盛り返すか。人それぞれでしょう。
そうだと思います。強い沖縄人たちが増えることを望みます。暖かい風土では、少し人間が甘くなりがちです。私も東京生活をしたことがありますが、岩手の出身の後輩の頑張りにはただ感心するばかりでした。
今日は沖縄も寒いです。それでも、東京に較べれば、楽なものでしょう。沖縄の寒さは、不思議なもので、なんとも甘えの赦されるような寒さなんですね(お分かりなれますか)。どこか甘いのですね。東京の寒さは、痛いという感じです。
投稿: ueyonabaru | 2017年2月10日 (金) 01時30分
karakuchiさん
>もうすっかり日本と言う国に同化しています。
>今は二世、三世の時代です。
失礼かも知れませんが、違和感をかんじるのは
私の知識不足なのでしょうか?
投稿: 宜野湾市民 | 2017年2月10日 (金) 03時10分
宜野湾市民様
あくまで私個人の意見ですが、私の勤務する会社にも、祖父があるいは親が沖縄出身の方が何名かいます。
その方たちは、もう自分のことを東京出身、神奈川出身と言いますし、沖縄の方言も分かりません。
祖父や親たちの世代はどうだったのか知りませんが、その方たちは名前だけが沖縄姓であり中身は東京、神奈川育ちなのです。
投稿: karakuchi | 2017年2月10日 (金) 06時20分
宜野湾市民さん
私の従兄弟には大阪で生まれ育った者がおります。沖縄2世ですね。その子どももおり、これが3世になるのでしょう。彼らは、まさしく大阪人です。沖縄人ではありませんね。大阪に同化しているのですよ。そんなものではないでしょうか。
韓国人でも同じで、2世、3世となるともうホント日本人に同化するのではないでしょうか。基本的に、どこの国の人でもそうなんだと私は思うのですが、韓国の在日と呼ばれる方々は違うというのでしょうか。そこが分かりません。
投稿: ueyonabaru | 2017年2月10日 (金) 07時58分
ueyonabaru さん、karakuchiさん
おそらく宜野湾市民さんは、「同化」という言葉自体に違和を感じていらっしゃるのではないでしょうか。
私も近年の沖縄と本土との間柄は「同化」という表現ではどうかな? と思います。
もともと根っこは同じなのだし、沖縄県人には、むしろ本土の方よりも心情的に「原日本人」に近い部分も多々あります。
細かくいえば質的な違いはまだありますが、それは他の地方と同じ事で別に構わないし、「日本の中の、一地方としての沖縄」であるだけの事だと考えております。
投稿: 山路 敬介(宮古) | 2017年2月10日 (金) 08時58分
karakuchiさん ueyonabaruさん
私の違和感は、山路さんの仰る「原日本人」です。
何度も何度も、読み返しましたが やはり違和感があるのです。
「日本の中の、一地方としての沖縄」である事を、空気の様に生きて来たものですから。
投稿: 宜野湾市民 | 2017年2月10日 (金) 10時55分
宜野湾市民さんの違和感に同意です。
それを汲取って頂いた山路さんに拍手です。
我々沖縄県民は廃藩置県や本土復帰してから日本人になったのではなく、長い歴史のなかで日本に属し一時的に米国支配下に置かれ、再度日本に復帰することが出来た、地方として文化の違いはあれ先祖代々日本人であると私も認識しております。
少なくとも今生きている沖縄県民も、何かしらの勢力に洗脳されていない限り同じ思いだとおもいます。
「同化」「二世三世の時代」という単語は、敗戦後に海を渡って来た大陸や半島人になら私も使います。
投稿: ナビー@沖縄市 | 2017年2月10日 (金) 11時54分
ueyonabaruさん
在日3世4世となってもその根幹は朝鮮人であり日本人じゃないです。
朝鮮学校や親がどのような教育をしているかは知りませんが、私の体感では反日精神に富み、好戦的かつ執拗でした。
彼らからすれば差別もあり色々と主張もあるでしょうが、平和で豊かな日本で暮らすが日本人にはならないのが在日だと思います。
日本人に帰化した某朝鮮人が言うには、帰化しようともその根幹は変わらず朝鮮人であり日本人ではない。
元同僚は、日本で生まれ育ち、日本名を使い日本語を話す、それは生活するためであって生き抜くためには日本を…会社でも多摩っこさんでも同胞でも何でも利用する。
日本人はお人好しで、ある意味素晴らしいが、俺たちからしたら愚かでしかない。
と退職の時に言ってました。
時が幾ら流れても在日は在日なんです、また本国人とも違うのが在日なんです。
投稿: 多摩っこ | 2017年2月10日 (金) 12時04分
多摩っこさんの仰ることよく解ります。
彼らのコミュニティーで教育を受けた方たちがそれに該当しますね。
でも中にはそのコミュニティーから外れ純粋に日本人として育った人も存在します。でも社会に出たりとか何かのきっかけでコミュニティーに関わることがあればやはり・・・。
ひとつ言えるのは某氏は後ろを振り返らない方です。
コメントを読んでくれる可能性は極めて低く、あくまで個人的意見ですが、最近では記事内容を混乱させるためにやって来てるのではないかと疑いはじめています。
投稿: ナビー@沖縄市 | 2017年2月10日 (金) 12時41分
山路さんご応答ありがとうございます。
実は私も同じ感覚ではあります。沖縄人は古い日本人だと言いたいぐらいです。その古い日本人に加え、確かに南方の血が流れているようなのが沖縄人ではないでしょうかね。これは、私の直感です。
むかし、短波放送がわりと流行っていた時代に、どこの国の放送か知りませんが東南アジアでしょうかね、放送を聴いていて、沖縄の方言ではないかと思えるぐらい沖縄の言葉と似た言葉を聴いたことがあります。イントネ-ションがソックリなんですね。これは、沖縄が東南アジアと深い関係があるのだと私には思えました。
私には、沖縄人が大阪に長く住めば大阪人になってしまうという意見をもっているのですが、それについてはどう思われますか? それも真実ではないでしょうか。
日本人がアメリカに長く住めばアメリカ人になるのですよ。ならない人もいるのでしょうがね。でも。それは自然なことです。そのことは一応肯定したほうが良いのだと思います。その上で、自身のル-ツを考える、慕うという感情があるのでしょう。
ケネディ-大統領でしたか、自身のル-ツを辿り、アイルランドに行ったとかという話がありましたね。それは自身のル-ツを求める感情です、自然のものです。しかしながら、ケネディ-はアイルランド人ではなくてアメリカ人なのです。
アメリカ合衆国の人間はもともとヨ-ロッパ人ですが、今はアメリカ人です。
多摩っ子さんが例に挙げられた朝鮮人の方は、悪い朝鮮人です。まず、自身が住む日本という国を愛してくれないのが性格悪なのです。ですから、彼は日本に住むべきではありません。
在日朝鮮人の方は、日本人に帰化すべきでしょう。そして、自身のル-ツを大事にし慕えば良いのです。日本国を尊重し愛してくれなくては困ります。
投稿: ueyonabaru | 2017年2月10日 (金) 13時15分
これから所要で出かけますが、このテ-マはもっと続けたいですね。
投稿: ueyonabaru | 2017年2月10日 (金) 13時23分
ずいぶん昔に見ただけですから、正確ではないかもしれませんが、日本人のルーツが朝鮮半島経由、樺太北海道経由、そして沖縄方面の諸島経由の三方向あった気がします。特に縄文人は南と北からがメインで、農耕が本格的になった弥生が半島経由だった気がします。日本人がそのように出来上がっていったなら、沖縄も北海道のアイヌも在日も、ヘイト差別を声高に言う人たちは、結局自分たちがその思想でしか生きられない人たちなのではないでしょうか。
投稿: 一宮崎人 | 2017年2月10日 (金) 14時51分
宮崎人さん
> 沖縄も北海道のアイヌも在日も、ヘイト差別を声高に言う人たちは、結局自分たちがその思想でしか生きられない人たちなのではないでしょうか。
そうなりますよね。ル-ツは辿るのはいいのですが、現在の立場は大事にすべきでしょう。現在日本に住んでいるのならば、日本人として生きるべきでしょう。あまりに自己のル-ツに拘るべきではありません。
沖縄独立論者たちは、現在の沖縄人が日本人でないという主張をします。だから独立というわけです。しかし、独立するというのは非現実的です。現実性のないものを論じるのは意味のないことです。ですから、彼らの主張は県民には受け入れられないでしょう。
沖縄人は日本人でないという前提が間違っているのです。
翁長知事や糸数参議院議員が独立志向のようですが、どうしてそうなるのでしょうか。個人的に過去の琉球時代への憧れがあるかシナへの憧れがあるのか、それとも基地の問題で沖縄が差別的に扱われているという不満でしょうかね。
いずれにしろ、説得性がある議論ではありません。
投稿: ueyonabaru | 2017年2月10日 (金) 19時14分
宜野湾市民様、読者の皆様
今回私の書き込みで不愉快な思いをされた方々にお詫びいたします。沖縄県民は抑圧された先住民であると主張する勢力への反論として書いただけで他意はありません。
元来が日本人で誇りをもって生きていらっしゃる方々に、同化と言う言葉は確かに誤りです。自分の認識の甘さを恥じております。
ueyonabaru 様
拙い文章をフォローしていただき感謝します。同化と言う言葉を使った私の頭には二人の知事の言葉がありました。お1人は仲井真前知事です。
戦前沖縄は貧しくて、それこそ北海道から鹿児島まで移住した。それを優しくサポートしてくれた本土の方々に沖縄県民は感謝しているんですよ。と仰います。
もうお1人は、翁長現知事です。
国連まで出かけて、沖縄県民は抑圧された先住民だと仰います。
私は仲井真前知事のお言葉に共感を覚えます。
投稿: karakuchi | 2017年2月10日 (金) 22時54分
宜野湾市民様
>>「日本の中の、一地方としての沖縄」である事を、空気の様に生きて来たものですから。
私が沖縄で一緒に仕事をした沖縄の方々もそのような考えでした。そのことを表現したかったのですが、どうも文才が無く違和感を与えてしまいました。
失礼しました。
投稿: karakuchi | 2017年2月10日 (金) 23時04分
karakuchiさん
あまり気になさらないで下さいよ。おっしゃることは正論です。コトバというのは誤解が生じがちです。大事なのは、お互い相手を良く知ることなんだと思います。これは、なんにでも当てはまることだと思いますよ。家族でも誤解はたくさんあります。私は小学生の孫とも対立することがあるのですから。この世は誤解の蔓延するところだと思っております。他人の心は見えないのです。
沖縄の人間も、他府県の人間に伍して切磋琢磨すべきものです。劣等感があっても、ともかく前に進むべきです。相手のせいにするのはいけません。
やるべきことをやっておれば、誰にでも文句は言われないでしょう。それでも文句を言うものがおれば、言い返してやれば良いのです。
朝鮮人のように他人の所為にすることは決して好ましいものではありません。自分のやるべきことをやれ でいいのですよ。朝鮮人評判が悪いですが、立派な方もいるんでしょう。
投稿: ueyonabaru | 2017年2月11日 (土) 00時53分
彼らについて良いイメージは無く、この先も変わらないです。
中学生になった時に「チョンとは関わるな」と先輩から教わってきたし、実際に多勢囲まれたり…私が接した在日はたまたま悪いのかな(笑)
日本人として生きるなら朝鮮学校や韓国学校なんて不要。
日本ほど住みやすい国は無いでしょう、差別を受けていると叫べば弱者として擁護される。
出て行くわけがない。
色々な分野に入りこみ日本を支配するべく動いてるとの話もあります。
東京MXがどうなるか、株主の東京中日新聞がアレですし窮地に立たされないことを願います。
投稿: 多摩っこ | 2017年2月11日 (土) 03時56分
チャンと頑張って結果を出せばだれも文句は言わない。
その通りなんです。野球界、芸能界などは在日のスターも多いし、最近では自らカミングアウトする方も多い。
それをとやかく言う日本人はいません。
ただ、多摩っ子様の言われるように日本を逆恨みする問題のある人達も多くいます。犯罪やテロ行為に走る人もいる。最近大阪府が総連への補助金支給を停止しました。民団、総連離れも進んでいると聞きます。
チャンと日本人として生きてくれたらそれでいいんですけど。
アメリカ、ヨーロッパがガタガタしているのも、根底には移民問題があります。その意味では日本も参考になります。
投稿: karakuchi | 2017年2月11日 (土) 06時28分
karakuchi 様
私は、karakuchiさんや他の皆さんが、沖縄の事を思いやり 真剣に考えてくださっている事に、大変感謝しております。
私が今回、「同化や、一世 二世」に敏感に反応したのは 私の中の劣等感なのかも知れません。
日本人として育って来たはずなのに、同じ県民が琉球人だと言い 差別されていると煽る。「そんな事無いでしょう?」と私は 言いたいのだが、知事までもが差別されていると 全国に発信してしまう現状の中で、私達の子や孫が どんな思想を持った大人になって行くのか、少し心配です。
あまり旨く書けませんが、karakuchiさんゴメンなさい 言いたい事は分かっています。ウチナーンチュは本土のいろんな地域に大勢住んでいます。皆さん身構えず、今まで通り接して下さい。
地方に長く住めば地方人になるのでは無く、短ろうが 長かろうが 地方人では無く、同じ日本人なのです。
投稿: 宜野湾市民 | 2017年2月11日 (土) 08時04分
宜野湾市民様
了解しました。ありがとうございます。
投稿: karakuchi | 2017年2月11日 (土) 08時12分
驚きました。
こちらのブログは、本文もコメントも勉強になることが多かったです。今まで読んだ沖縄関連のブログの中でも一番こころに響きました。
投稿: コロ1990 | 2017年2月15日 (水) 12時41分