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証人喚問をしてしまった政府の失敗

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森友問題は産経が真正面から公開質問状の形で辻本疑惑を取り上げたために、民進党方面に延焼しているようですね。
http://www.sankei.com/politics/news/170328/plt1703280002-n1.html
http://www.sankei.com/politics/news/170328/plt1703280026-n1.html

せっかく報道機関に、報道禁止を「付託」したのにお気の毒なことです。 

この辻本疑惑は探り出すと、「関ナマ」のような彼女界隈のうろんなグループが芋づる式に出てくるのでなかなかすごい光景ですが、今日は置くことにします。

関心ある方は足立康史議員の追及をご覧下さい。
足立康史https://www.youtube.com/watch?v=b78p2QzdeiQ&t=445s

今回の事件において特徴的なことは、延々とはや二カ月に渡ってメディア・スクラムが演じられていることですが、メディア界の「反体制」・産経からほころびつつあるようです。 

事件の発端から私が指摘してきたのは、この事件は国有地売却に政治的圧力があったか、なかったかです。

当初安倍氏の直接の口利きがあるものと思って攻めていた野党とメディアは、首相個人とはなさそうだと勘づくと、そのゴールポストを拡げて「付託」という心内部の問題にまで拡張してしまいました。

忖度とはこの事件で初めて聞いた人も多い言葉ですが、平たくいえば誰かの意志を酌んでえこひいきをしたということですね。 

朝鮮日報(3月27日)は「危機に陥った裕福な右翼」と題して、嬉しさを隠せない様子でこう報じています。
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/03/27/2017032701124.html

「日本には「空気を読む」という言葉がある。一般的には「顔色をうかがう」、権力の周辺では「状況を判断してうまくこびへつらう」ことを意味する。
国有地売却に首相が直接関与したかどうかは、まだ明らかになっていない。
もし関与していなかったとしても、学校をめぐり首相とその夫人の名前が挙がっただけで、日本の社会では公務員たちが状況を判断して特別待遇をしていた可能性があるということだ。
資格のない人間が権力をかさに着て「虎の威を借る狐」のようにカネを手にするのは、先進国でも大して変わらないようだ」

もちろんお分かりのように、朝鮮日報はオレの国の「チェ・スンシル国政介入事件」と同じことをお前ら日本もやってんじゃないか、わ、ははというわけです。 

つまり日本もまたクローニー・キャピタリズム(縁故資本主義)だと言いたいようです。 

縁故資本主義について簡単に押さえておきます。

「政府官僚や企業役員との密接な関係がビジネスの継続、成功に決定的な要因となっている資本主義経済を指す軽蔑的な用語である。法的許認可、政府認可、優遇税制措置、公共事業発注先の選定に不公平さが見られるときにこう呼ばれる」
縁故資本主義 - Wikipedia

翁長知事の金秀やかりゆしグループへの便宜供与、ポスト配分などはまさにこの縁故資本主義の典型例だと思われますが、日本の中枢もその病に冒されているのでしょうか。 

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その素地は確かに存在します。 

縁故、平たく言えば「コネ」を作ろうとする側には、自分のビジネスが順調に運ぶように大物政治家や官僚とそういった関係を結びたがる者がいるのは事実です。 

逆に、権力者の側も経済的利益とポスト配分をすることで、自分の権力を固めたいという気持ちがあるのは確かでしょう。 

今回の籠池氏などはまさに「縁故を結びたがる者」のあからさまな典型で、彼が日本会議に入会したのはそのためではなかったのかと思えるほどです。 

では、今回安倍夫妻の側に、籠池氏と「縁故」を結ぶことで何か利益があったのでしょうか? 

いま、まさに史上空前のメディアスクラムに遭遇している昭恵さんに、籠池氏と「縁故」を結ぶ理由が存在したのでしょうか。

まぁ、常識的に言って、安倍夫妻の側には籠池氏に便宜供与する理由は皆無でしょうね。

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ただし、政府はやり方を間違えています。政府がとったこの証人喚問という手段自体が問題なのです。

証人喚問とは本来、わからないことを関係者を呼んで問うという場であって、偽証罪をちらつかせながら弁護人ぬき裁判をやる場所ではありません。

ところが与党議員には「首相を侮辱したから証人喚問だ。嘘を言ったら偽証罪で逮捕だ」などと馬鹿を言う人もいるようで、まったく勘違いも甚だしい。

こういう不用意なことを口走るから、いっそう「縁故資本主義」というレッテルを貼られやすくなるのです。

もし、名誉毀損に当たると思うなら、警察に刑法230条・名誉毀損罪や刑法231条・侮辱罪で告発すればいいのであって、証人喚問などという国会の手を煩わせる必要はないのです。

国会で証人喚問をするならば、それは昭恵さんの100万寄付問題ウンヌンではなく、森友学園の土地購入の8億ディスカウント一点に絞らねばならなかったはずです。

誰にどのような口利きを依頼したのか、しなかったのか、財務当局に何を話たのか、政治家あるいは昭恵さんに何を依頼したのか、しなかったのか、どうして8億値下がりしたと思っているのか、などなどポイントを絞るべきでした。

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葉梨氏の質問は、元本職の警察官僚だけあって鋭利でしたが、方向全体がそれているという印象を受けました。

証人喚問という手段をとったために、逆に同じように昭恵さんも喚問しろという声が野党やメディアから出ることになり、かえって与党の思惑と逆になりました。

朝日はこう書いています。

「籠池氏は、虚偽を述べれば偽証罪に問われる証人喚問で証言した。昭恵氏も自ら国会で説明すべきである」
http://www.asahi.com/paper/editorial.html?iref=comtop_gnavi 

毎日も同じことを述べています。

「昭恵氏は籠池氏の証言を受けて、100万円の寄付を否定するなどのコメントをフェイスブックに載せた。だが、内容は疑問にこたえるものではなかった。国会や記者会見での説明を改めて求めたい」http://mainichi.jp/articles/20170325/ddm/005/070/145000c

ちなみに全国紙は産経、読売も含めて昭恵さん喚問で一致しています。

これはメディアスクラムですが、それを引き起こした責任の一端は政府与党にもあります。

やれやれ、詰まるところ、この森友問題は政府の危機管理における初動の失敗なのです。

麻生財務大臣がろくに調べもしないで「疑惑なし」と一蹴したのが、そもそもの躓きの石でした。

麻生氏は、「財務省で調査するからいついつまで時間をくれ」と引き取って調査結果を詳細に提出すべきでした。

後は、「調査結果がでるまで待て」と一喝するしかなかったのです。

ちなみに辻本氏も疑惑を「デマ」の一言で片づけ、マスコミに報道圧力をかけることで終息を計ろうとしました。

まったく民進党ときたら、どうしてこうまでブーメランが好きなのでしょうか。

それはさておき、この時点で火種を森友学園の国有地払い下げ価格問題に限定しておけば、その後の展開はそうとうに違ったと思います。

政府は昭恵さんに類が及びそうになると慌てて証人喚問に走り、自分で昭恵さん方向に論点を持っていってしまいました。

立証せねばならないことは、8億ディスカウントだということを押さえていないために、証人喚問で籠池氏の言いたい放題にさせて、いっそう心証を悪くしてしまいました。

山本予算委員長すらこの証人喚問の場の意味を勘違いしているために、立証すべき売却価格問題と無関係なことを延々と野党に質問させてしまっています。

山本氏は、毅然として立証事案と無関係なことは、委員長権限で却下すればよかったのです。

結果、安倍氏が恐れたような、「証人喚問の中で名前が出てきた人を全員、証人喚問しなければならないのか」という状況になりつつあります。

ことここに至っては、昭恵さんを証人喚問すべきかどうかは別にして、このままでは済まないでしょうね。

石破氏は「昭恵さんのいうことは事実だから、記者会見などを開くべきだ」と述べていましたが、正論です。

政府は辻本氏疑惑という敵失で救われたとは、思わないほうが賢明です。

昭恵さんの会見で「付託」問題にケリをつけて、この問題の本質である土地価格に焦点を当てるべき時期です。

 

 

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コメント

私は普段から「石破茂だけは総理にしてはいけない人間だ」と思っているので、石破氏の言葉の裏の意味を普段から過剰なほど勘ぐります。

その前提でですが、昭恵夫人が記者会見する事は「国民の多く」の希望するところなのでしょうが、政治的には正しくありません。
会見して昭恵夫人が肉声で否定したとしても、それで問題が沈静化する、と考えるほど石破も馬鹿ではないはず。

会見すればむしろ問題は拡散され、記事でいう
≫「この事件は国有地売却に政治的圧力があったか、なかったかです。」
という、問題の「本筋」から逆に離れる事は自明です。
野党は「籠池証言」と真っ向違う以上、昭恵夫人の証人喚問をまたぞろ強く要求する事でしょう。

「いっぺんに国民の疑念を晴らす」という芸当は、何時の時代の政府も出来たためしがないのだし、支持率が一時的に多少下がっても「やむを得ない」と考えるべき。
結局は今の自民党幹事長室などがやろうとしている事を、法と証拠に基づいて順次行う事に尽きるのではないでしょうか。

投稿: 山路 敬介(宮古) | 2017年3月30日 (木) 08時42分

山路さん。そうですね・・・反論できません。
ゲルは嫌いじゃないんですけど、彼はどっちかといえばミリオタ趣味であって、政治家としては農政に専念してもらいたいです。もちろん稲田さんよりか防衛大臣には向いてるでしょうけど。

昨日の坂田さんの辺野古論に無理矢理繋げれば、森友問題の8億とか百万円なんて辺野古警備費に比べたらそれこそカスレベルです。国会で連日そんなことやるだけでも何億かかるやら。
今や東アジアは世界の火薬庫になろうとしてるのに全く呑気なことです。
辻元さんあたりはそれが狙い目なのかもしれませんけど。あの人、社民時代にもやらかして辞職してますよね!

今回は官邸と自民党が微妙なズレを生じてますね。適度な緊張感は必要でしょうけど、こんなくだらないことで政局にならないことを祈るばかりです。解散風が吹いてきているとかマスコミでも流してますしね。。

投稿: 山形 | 2017年3月30日 (木) 09時02分

山路さん。石破さん引き合いにだしたの失敗だったな(笑)。
私も石破氏はかつて一度期待したことがあるだけに、すこぶる点はきびしいですよ。

幹事長時代、翁長氏のクーデターを阻止できず後手後手に回ってしまったのは痛恨でした。
また安保法制をもっともよく知悉する立場にありながら、法案成立には協力せず、成立後にすぐに自派閥を立ち上げるまねをしています。

今回もそのノリで、あの人は政治家としての勝負勘が欠落しているんですよ。
今あんな「正論」を吐けば、自民党全体で政権防衛をしようとしている流れを覆して、自分にやらせろというのと同じです。
政策的にはゴリゴリの財政均衡主義者ですから、デフレ回復はおろか、元来た道にまっしぐらでしょう。
外交もうまいとは思えません。

というわけで、石破さんがどう言ったかは別にして、昭恵さんはなんらかの追加の弁明をするべきだとおもいます。
いずれにしても「納得」は得られないでしょうが。

投稿: 管理人 | 2017年3月30日 (木) 09時08分

つうか、国会は全て大阪府知事松井一郎に責任を押しつけてしまえばそれで済む話でしょうに。
維新の国会議員団にしても、地方議員や首長連中を切り捨てて、自分たちだけで自立して生き残りを図るという手もあるし。
この党、地方議員関係、とりわけ府議筋には胡散臭い奴が多すぎるんですよ。
直近でも、知人への暴行事件で書類送検されとるのがおるし。
まあこんなのは、他府県の人々にはわからないのは無理もないですが。
因みに辻元もこれにひけを取らぬくらいややこしい奴であることも、私は当然承知しております。
この際、大阪維新と辻元とどっちも焼かれれば私としては最高の結末となるんですけど。

投稿: 元大阪府民からの伝言 | 2017年3月30日 (木) 09時35分

辻元さんの件はこのダイヤモンドオンラインの記事が面白いです。


「ブーメランの女王」辻元清美氏の戦略はどこが間違っているのか

http://diamond.jp/articles/-/123005

まあ要は「人を呪わば穴二つ」ということですが。

投稿: 都下人 | 2017年3月30日 (木) 10時30分

ブログ主様

≫「石破さんがどう言ったかは別にして、昭恵さんはなんらかの追加の弁明をするべきだとおもいます。」

こう思うのは、国民大多数の意見でしょうね。
なぜと言えば、昭恵夫人は歴代総理夫人と違い既に方々で様々な「発信」しておられる方なのであり、そういう人なのだという認識が国民にあるからでしょう。
ここで何らかの弁明を行わない事は、政権や自民党の意思が働いているものと国民が考えても当然です。
そこで、そのように政権や自民党の意思を働かせるのは、「もしかして、本当に100万貰ったからじゃないの?」と考えるのもまた自然です。

推測ですが、ましてきわめて全うなリベラル感覚を持つブログ主様ならば、昭恵夫人のこれまでの生き方からして何らかの「弁明」をすべき、あるいは「昭恵夫人の自己の尊重として」会見はあるべき、と考えるのは当然かと思います。


投稿: 山路 敬介(宮古) | 2017年3月30日 (木) 10時36分

昭恵夫人が稀なる「発信するファーストレディ」とは決していえない、という事が韓流研究室ブログ他だんだんネットに出てきています。
菅ハト夫人達。古くは三木総理夫人。むしろ左寄りの総理夫人の方が忖度について遡って良い関与ぶり。むしろ彼らの方が、権力を持った際積極的に個人の権勢を隣国よろしく使っています。

私は政治家の妻や夫が慈善活動を盛んにするのに何の抵抗もないですが、相方が総理や入閣している期間、夫人の活動にもっときちんと制約をつけるべきだと思います。
それがない今、昭恵夫人という制約のない者に記者会見を推すのはどうかと思います。


投稿: ふゆみ | 2017年3月30日 (木) 10時59分

 豊洲問題が共産党都議のいい加減な水質調査が発端だったように、森友問題も、豊中市議の木村某という市議が、「右翼教育する学校なんかつぶしてやる」という言論弾圧の動機から始まっていることはもう忘れられてしまいそうなんですね。動画で発言し居ていて、福島みずほが話題そらしても、妙に堂々と「気に食わんやるがぶっ潰す」という類の発言してます。こういうの拾ってくるメディアと野党の品性を疑いますね。
 個人的には、籠池氏の補助金詐欺疑惑をベースにさっさと告訴されればいいと思います。籠池氏を法廷に送ることで好き勝手言いにくくなるし、菅野完や野党が利用しにくくなります。この問題がメディアで騒がれるのは籠池氏の強烈なキャラクターによるところが多い。しかし裁判ともなれば弁護士に発言控えさせられます。
 明恵夫人の記者会見もおそらく火消しにはならないでしょうね。どちらかといえば燃料投下の恐れが多いと思います。彼女には人に対する警戒心というものが掛けていて、それがいい面もあるのですが、悪意のある人間にとっては利用し甲斐がありますからね。

投稿: ednakano | 2017年3月30日 (木) 11時57分

補助金詐欺疑惑を掘ってもいいけど、同時に塚本幼稚園に対する苦情を大阪府私学課が以前から放置していたこともまた掘られるでしょうね。
しかもそれは、いわゆる「右翼の幼稚園」などというイデオロギー的なものとは全く無関係の内容の苦情なんですよ。
「犬臭い」の話とかご存じでしょうかね?
退園した保護者の方々のブログを見ていただければわかりますが。

何にしても、この話は最終的には「大阪府知事と大阪府庁」に行き着くわけでして。
安倍政権や自民党には関係ない話かと。
ましてや、安倍政権万歳とかアベ政治を許さないとかとは次元が違う話です。

投稿: 元大阪府民からの伝言 | 2017年3月30日 (木) 12時40分

天皇陛下が来たという、嘘を幼稚園の新聞やホームページに載せるぐらいの嘘つき人間なのだから、昭恵夫人から寄付金を貰ったなんて嘘も簡単につけるでしょうね。
つまり、相手は手強いペテン師。
記者会見して、解決するのかな?
100万円とかは、水掛け論で、いくらしても無駄のように思う。

モンスターにかき回される政治、国会って本当に異常?国会の場がワイドショーになっている今日、普通に日本は大丈夫か?と思うこの頃です。

投稿: 虎次郎 | 2017年3月30日 (木) 12時44分

山路さんが、『「もしかして、本当に100万貰ったからじゃないの?」と考えるのもまた自然です。』と書いていますが、貰ったんでなく、寄付したわけです。

つまり、それ自体事実だったとしても、全然違法性はないのです。

ですが、おそらく多くの国民は、キチンと報道みてないから、寄付したのではなくて、貰ったと思ってるかもしれないのは事実です。

だって、違法でもなんでもない寄付で、なんでこんなに大騒ぎしているんだろうと理解できないから、貰ったかもしれないから騒いでいるんだろうなと勘違いしてるかと思うからです。

このように、本来そもそもどうでもいいことを、あたかも大問題かのように騒ぎ立てるのを許すのは、民主国家としては自殺行為だと思います。

産経までそれに加担しているのは唖然とします。

結局、ガセでもなんでも売れたらええというそういう姿勢なんでしょうね。

それがある限り、メディアの信頼なんかあり得ません。

投稿: かつて…(以下略) | 2017年3月30日 (木) 12時52分

一連の籠池氏の言動に関して、左翼・リベラル陣営はどのように見ているのか。「右翼教育者が寝返った」「反旗を翻した」そして「子飼いの犬に手を噛まれた安倍首相」です。安部首相の死角、唯一と言っていい弱点はまさにここにあるわけです。安部首相の支持者は戦前回帰の右翼、ネトウヨと見ており、そこが直接火を噴いた形なのです。容易に収まるわけがありません。

籠池氏の心変わりがあったのは事実です。その心変わりを見誤って証人喚問という劇場の幕を開けてしまった自民党のミスだと思います。しからば、その心変わりの理由はなんだったのでしょうか?二つのことが考えられます。

そもそも籠池氏の思想性(日本の伝統文化に依拠した保守思想)は確固たるものではなかったのではないか。時の権力(自民党、安倍首相)にすり寄り、自らの位置を高く見せ、目的(事業、名声名誉)を達しようとする。関西風に言えば”ええかっこしい”そのもに見えます。

したがってひとたび風向きが変わり、退路が断たれた瞬間、彼にすり寄る第三者の甘い言葉に乗ってズルズル。

もう一つ考えられるのは彼の精神状態の異常です。長年の夢が破れ、信じていた安倍首相に”裏切られた”、そのあまりのショックからの精神的な病です。その論理は単純に「敵の敵は味方」です。そして、その典型的な場面は小池晃氏や福島瑞穂氏ら野党のみを自宅に受け入れたところ。

この「敵の敵は味方」という論理は、単純ですがとても強力です。わかりやすいからです。信念の薄い人には打ってつけの手法です。

私は籠池氏の態度ひとつで、オセロゲームのような展開を予想していたのですがどうなりますやら。

それにしても不思議なのは、彼のスポークスマンと化していた第三者、ノンフィクション作家こと菅野完氏に関することです。証人喚問で、なぜ菅野完氏に関する質問がなにもなかったのでしょうか?籠池氏は明らかに当初は彼を”敵側”と見ていました。その人が突然役割交交代・・・ここをつつくと何か出てくるのでしょうか?

投稿: 九州M | 2017年3月30日 (木) 19時08分

もうご存じの方も多数いらっしゃるかと思いますが、籠池氏の前代理人の酒井弁護士について。
この方は豊中市の北隣、箕面青年会議所の理事長だったそうです(今もそうなのかまでは知らない)。
さて、青年会議所といえば維新と思ったら案の定、足立泰史議員と面識がある人物だそうです。

この酒井弁護士が、籠池氏に小学校認可取り消しを勧めたそうなんですが、これで氏の大阪府への損害賠償請求への道も絶たれたわけでして。
何だか色々と話ができすぎてしまっています。

掘っても掘ってもまた維新。
いくらやったところで左翼は安倍総理にはたどり着けません。
何が返ってくるかわからないので、維新もまた代理人交代劇には迂闊にさわれません。

投稿: 元大阪府民からの伝言 | 2017年3月30日 (木) 22時41分

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