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小池氏が使う築地と豊洲の二重規範

Dsc01713

「大池」氏に対する直接の答えの部分から始めます。 

タモリ氏曰く、「人間の能力で一番凄いのは複雑なものを簡単にポッと出すことなんだよね。簡単なものを複雑にやるのが一番バカなんだよね」だそうです。

え、切り分けできていないって私を馬鹿扱いにしたのは、一体どこの誰でしたっけね(苦笑)

切り分けとは、複雑そうにみえることの核心をとりだして整理することです。

また、安全論議に関して科学的に安全であると言うことは、「どこかの名誉教授」や「シロート」の私ども愚民が言っているのではありませんよ。 

生憎ですが言っているのは私ではなく、土壌汚染の安全性を検討するために東京都が組織した専門家会議の平田座長です。

Photo_2平田健正専門会議座長

専門家会議を絶対視したのは小池知事ではなかったのでしょうか。去年9月の平田座長の発言です。

「平田氏は、これらの有害物質について「基準値以下なので安全性には問題がない」との見方を示した。最高で20センチ以上たまっていた地下水についても「管理システムがしっかり稼働すれば減っていく」と説明した」(毎日9月26日)

続いて今年、ベンゼンが79倍検出された時の平田座長の発言です。

「平田座長も「安全面で影響はなく、値自体は大きな問題とは思わない。ただ、必要な安心につながるかチェックしたい」と述べ、安全性よりも、「安心」の問題であることを強調した」(朝日1月14日)

これで本来「安全性」論議は終息に向かうはずでした。 

問題はむしろ、小池氏が「安全」と「安心」を意識的に混同して、「安心」を政治的に利用していることです。 

また私が「翁長路線」と書いたことを暗喩(メタファー)といいますが、タモリのもっともらしい箴言もどきと違って私が書いたことは明示です。 

沖縄と東京都がまったく違う問題を抱えていることは、あたりまえに決まっています。

が指摘したのは、彼女の政治スタイルが「小翁長」化していますよ、という忠告です。 

翁長氏には忠告などしませんが、小池氏は翁長氏など比較にならない優れた指導者になりうるポテンシャルがあります。 

当然、国政も視野に入れているでしょうから、楽しみにしていました。 

だから、こんな豊洲問題ごときを、あたかも政治的最重要テーマに持ち上げて躓くな、もったいないと言っているのです。 

小池氏はクレバーな性格故に翁長氏のように露骨にはしませんが、この豊洲問題の枠組み自体、元来は共産党が作ったものです。

共産党は「「地下水に基準値4割のヒ素」で安全論議に火を着け、築地業者の共産党系グループを使って移転阻止闘争に発展させる心づもりでしょう。

そして混乱を引き起し、賠償金支払いへと結びつけていこうとしているように見えます。 

小池氏は、自らの政治的理由から、立場がまるで違うはずのこの共産党路線に便乗してしまったことを私は「翁長路線」と評しました。 

暗喩ではなく、共産党路線を政治利用しようとする、その政治手法に問題がありはしませんか、と私は問うています。 

小池氏は徹底的に「政治的人間」です。「安全」と「安心」を混同してみせた時に、ああこの人はこういう「空気」を作りたいのだなと憂鬱になりました。

確かに政治は選挙民の「安心」に配慮することはありえます。しかし、移転を遅らせて膨大な失費をする理由にはなりません。

「安全」は定量化できますから、数値で論議することが可能です。 

しかし「安心」というのは、個々人の心の内にあるので無制限最大値であって、俗にいう青天井です。 

ですからここで都の最高責任者が「安心」を言い出すことがいかに恐ろしいことか、たぶん分かって彼女は言っています。 

それは「安心」を自分の政治姿勢の追い風に使いたいからです。 

都知事がやるべきは、どこかで線引きをして都民を「安心」させることです。

行政官としてやるべきことをしていないのではないか、それを政治利用しているのではないかと私は述べただけです。 

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一方石原氏は老醜です。

彼の初期都政には見るべきものはありますが、後になるほどひどいもので、私はほとんど評価していません。 

その老醜から「厚化粧」うんぬんという都知事選の痛恨の発言が飛び出したあげく、小池氏に票を献じてしまいました。 

騏驎も老いれば駄馬に劣るとはこのことか、と当時秘かに思ったものです。

この人物は傲慢なナルシストですが、馬鹿ではありません。ボケたのかと思いました。

ちなみに、この世阿弥の言葉には続きがあります。

「さりながら、まことに得たらん能者ならば、物数は皆みな失せて、善悪見どころは少なしとも、花はのこるべし」

石原氏は命を燃やす「最後の戦い」をしようとしています。「花を残す」覚悟はあると見ました。

今回の石原氏の会見には思いのほか(失礼)まともでした。彼はこのアゲンストの風の中でかつての行政トップとして言うべきことを言っています。

また、訴訟沙汰にするのは、百条委員会などで共産党議員に追及されては語るべきことも語れない。法廷で思い切りやってやるということなのでしょう。

石原氏は一方的にバッシングされた状況から、反撃のためのイニシャチブを奪還しようとしているかに見えます。

かつてのような戦闘的な石原氏が戻ってきたようですが、これをどう評するべきなのか、今しばらく見なければ私にはなんとも分かりません。

Photo_3築地市場

さて、小池氏が政治的に豊洲問題を進めたために、このような築地市場の問題が飛び出しました。

朝日新聞(3月1日)はこう報じています。

「築地も土壌汚染の恐れ 市場の敷地 都、昨春に報告書
 東京都は28日、築地市場(中央区)の「敷地全体に土壌汚染の恐れがある」とする報告を昨年3月にまとめていたことを公表した。条例に基づいて文献を調べる土地の利用履歴調査で分かった。かつて進駐軍のドライクリーニング工場などがあり、有害物質が使用されていた可能性を指摘している。
 都道環状2号線の建設にあわせて、都建設局が市場の敷地を含む予定地の利用履歴を調べた。3千平方メートル以上の土地利用を変更する場合、都条例で義務づけているという。
 その結果、市場の敷地には有機溶剤を用いたと考えられるドライクリーニング工場のほか、給油所などがあったことが分かった。このため、「土壌汚染の可能性が考えられる」とし、担当の都環境局も「敷地全体に汚染の恐れがある」と判断していた。有害物質の有無を実際に調べてはいないが、現状について都は「地面はコンクリートなどで覆われており、地下水の利用もないので健康に影響はない」としている。
 都は同日、2001年以降、同市場で8件の店舗耐震補強工事などを行っていたにもかかわらず、利用履歴調査をしていなかったことを発表した。ほかの都の市場でも、必要な調査なしで工事したケースが数十件見込まれている」

Photo_4
それに対する小池知事の答えはこうです。

この人らしくもなく大変に歯切れが悪いのに驚かされます。

「(築地市場の土壌は)コンクリートやアスファルトで覆われており、土壌汚染対策法などの法令上の問題もない」、そして「人の健康に影響を与えることはないと考えている」
「(築地市場の問題は)豊洲市場の問題と同じ観点で見るべきではない」とも付け加えた」(同)

唖然とする答えです。

小池氏はシラっとして二重規範を使っています。

築地はいいが、豊洲はダメというわけです。

そもそも豊洲の地下水基準自体が、「安心」思想によって作られています。
 
土壌汚染対策法が土壌汚染対策の原則として、「汚染土の上をきれいな土で覆土する、ないしはコンクリートやアスファルトで覆土する」としていますから、小池氏が言うように「法令上なんの問題もない」のです。

さらに土壌だけではなく、地下水も同じです。飲まず、使わずに排水しているのに、飲用水基準値を導入したのは、「安心」思想があったからです。

つまり、豊洲市場の市場活動エリアは、充分に「安全」「安心」の条件を既に充たしているのです。

米軍駐留軍時代に、有機溶剤を使用したドライクリーニング工場の上に築地が建っている以上、都環境局が土壌汚染の疑いを言うのは当然です。

「都建設局は幹線道路の環状2号建設に向けて、築地市場の道路予定地の履歴を調査。ドライクリーニング工場で有機溶剤の「ソルベント」が大量使用された疑いがあり、その後も給油所や車両整備工場があったことが確認された」(産経2月28日)

まだ築地の数値は出ていませんが、豊洲を上回る数値が出てもなんの不思議もありません。

豊洲の浄化作業は、東京ガスの工場地表面から2m掘り下げてきれいな土と入れ換えた上でコンクリート床面で被覆しています。

ですから、小池氏が述べた築地のロジックをそのまま使えばこういうべきでした。

「豊洲の地面はコンクリートなどで覆われており、地下水の利用もないので健康に影響はない」

小池氏は豊洲を「安心」思想で叩いたために、現況使われ続けている築地市場も安全だといわざるを得なくなってしまったわけです。

ただの小池氏の政治的都合にすぎません。

実は、この築地の環境に問題があって早急に調査すべきであるとする、都環境局の報告書は去年春に出ていました。

「昨年3月に建設局から報告を受けた都環境局が、土壌汚染の可能性があると結論づけた」(同上)

そして去年夏に都知事に当選した小池氏は、それを知っていたのでしょうか。

知っていたと思います。

その上でそれを伏せて、これでもかこれでもかと言わんばかりに、共産党が言い出した地下空洞(ピット)や地下水「汚染」問題を叩き、それを理由として移転延期を決定したとすれば、都民を欺いたと言われても致し方ないでしょう。

なお、東京都は築地の環境について再調査を実施するとしていますが、都環境確保条例どおり地表50㎝で測定するそうです。

おいおいです。おかしいではないですか。やるならなぜ豊洲でやったような徹底したボーリング調査をしないのでしょうか。

同じ計測方法で比較するのは常識です。

それとも、豊洲に用いた「安心」基準で築地を測定すると、なにか都合が悪いことでもあるのでしょうか。

今や、小池氏は自分の政治手法で作り出した<豊洲>の危険幻想と、現にそこにある築地に挟まれてしまったようです。

 
 

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コメント

二重規範で何が問題ですか?
そういうものはいろいろあります。
例えば建築法規、地区計画が変更になった為に、変更前では適法であった建物が不適格建築物となるとかね。だからと言って、取り壊しにもならない。

古いものが、当時の規格で問題なくても、新しい規格で不適格って、いろんなところにある。
難癖のように見えますが、如何ですか?

築地については都民ファーストの会の議員にも問題にしてる人がいますし、小池も調べています。いずれ、分析が進むでしょう。

豊洲の新市場のランニングコスト、大赤字になると都が試算を出しています。これも考慮しないといけません。行政は簡単じゃないんです。

豊洲の問題、小池は選挙中も立ち止まると言い、当選したのだから、都民の付託を受けた知事が、公約を実現しなかったら、民主主義の軽視になります。選ばれた都知事は当たり前のことを、切り分けてやってるんですよ。二重規範になってるのは当たり前です。築地は昔、作ったのですからね。そう急がせず、野心の為とか、わざわざ関係ないことをごちゃ混ぜにしないで欲しいものです。

五輪の件もよろしく。管理人さんの行政手腕を見せて下さい。

投稿: 大池 | 2017年3月 8日 (水) 07時51分

あらあら、大池さん。

他人をダブスタだと批判しといて今度は開き直りですか。
「例えば何々」と例えただけで「問題を別けて考えられない」んでしたよね。で、今日のあなたのコメントは何ですか?建築法規?何の話でしょう。わざわざ関係無いことをごちゃ混ぜにしないで欲しいもんです!

私たちは「愚民」ですから、あなたのような崇高な方の考えは分からないのですよ。
だいたいねえ、崇高な大池さんにはブログのコメント欄などという下衆がどういう「場」であるのかすら理解できていないでしょうに。

何故にあなたの言うように管理人が「行政手腕」とやらを振る舞ったり「五輪の件もよろしく」などという捨て台詞に時間を割いて相手をしなくてはならないのでしょうか?あなた、他人を舐めすぎでしょう。
昨日と今日の記事だけで、ずいぶんと付き合いの良い管理人さんだということすら解らないようで・・・。

投稿: 山形 | 2017年3月 8日 (水) 08時31分

「大池」とやら。何いってんの?昔だからイイヤってわけ?
おいおい。だいじょうぶか、きみ。

築地は耐震基準も問題視されていますが、それも「昔だからいい」となると、スゴイことになります。
きみが言うのは一般住宅の場合です。市場などの公共施設は改修されます。
段階的にでも予算を組んで改修補強工事を実施します。

それは国道や県道、橋、港湾など公共インフラも同じで、今の基準にあわなくなり、危険だと分かれば改修の対象となります。

築地はただいま現在、東京都の台所ですよ。
そこの安全性が2013年に既に環境局が疑問視しているのに、なぜその問題が今頃でてくるのですか。

小池氏は、情報開示を大きく掲げているのですから、「現在の台所」である築地の安全性をフェアに開示すべきです。

その上で築地と豊洲とどちらが安全なのか、どちらに優位性があるのか、どちらが都民にとってよりよいことか、再度専門家会議に判断を委ねてもいいでしょう。

政治とゴッチャにしているのは小池氏のほうです。私ではありませんので念のため。
公約はあくまで、「立ち止まって考える」であって、百条委員会作って陰湿な易姓革命するってことではありません。
あきらかな行き過ぎです。

安全と言ったのはシロートでも「世界的権威」でもなく、他ならぬ都のオフィシャルな専門家会議座長ですが、それはスルーですか。
スルーしてこんどはオリンピックですって。
やれやれ。ひとつひとつ押さえていきましょうよ。焼き畑農業じゃないんですから。

私は築地が好きでね。あそこの魅力がなくなるのはイヤです。
今回のようなことがなければ、ぜひ市場の一部をなんらかの形で残して欲しいと思っていますが、今のような問題の立て方をしていると無理でしょうな。残念。

投稿: 管理人 | 2017年3月 8日 (水) 09時57分

わが知事は、辺野古での岩礁破砕はだめで那覇ではいいという二重規範の批判を免れるために、那覇空港の第二滑走路の工事を停止させるというとんでもない愚策を行ってしまいましたな(県は辺野古とは関係ないと強弁してますがね)。観光立県を標榜する知事がその玄関を自ら閉ざすって、そんなん支持すんの共産党くらいっすわ。

投稿: クラッシャー | 2017年3月 8日 (水) 10時09分

何やら、広告の投稿が来てますな。しかも前半はロシア文字だと思います。

投稿: ednakano | 2017年3月 8日 (水) 11時51分

しかし、大池氏の説によれば、

古いんだから汚いのは我慢しろ。
新築はもっときれいじゃないといけない。

しかし、古くて食品衛生を維持できない食堂が、免許取り消されるのはダメで、新店舗はもっと衛生的じゃないと開店させないというのは公平なんでしょうか?

投稿: ednakano | 2017年3月 8日 (水) 11時56分

築地魚河岸と場外があれば、業者以外の人々が懐かしむ築地の文化的な部分はある程度のこせている、観光地としての築地は担保されていると私は思っています。
場外は今後様変わりしていくでしょうが、訪れる人も懐かしむ人も代替わりしますから、安全面をチェックしながら建て替えていけば街の再整備になります。
台所部分といわれている場内はプロ仕様にどんどんスペックを上げていくべき施設です。

本記事のダブスタについて同意です。質問した自民都議はすかさず「安全で安心ですか?では豊洲も安全で安心ですね」と返すべきでした。本人宛に随分クレームが入ったようです。

投稿: ふゆみ | 2017年3月 8日 (水) 16時48分

いろいろ読んでいると、Web上の良識派(というのでしょうか?)の多数は、明らかに小池さんの不利・不備(ただのアンチという意味でなく)を認めているように思うのですが、大マスコミの報道には相変わらずギャップがある感じがします。この掛け違えたボタンはいつ収束するのでしょうね。

投稿: 都下人 | 2017年3月 8日 (水) 17時55分

管理人さん

ふゆみさんもおっしゃってますが、一般人の入れる場外市場は残りますし新施設の「築地魚河岸」も盛況のようです。
そこは安心して下さい。


赤字の試算か〜。
屋根と柱の開放型の場内市場が豊洲では壁付きの閉鎖型!?市場に。
外気を遮断し温度調節も可能になり商品の衛生面や品質が向上する。(排気ガス、虫、アスベスト、高温を排除)
建物は耐震構造である。
広い駐車場に通路で交通渋滞や事故も減少する。
海水を使わないからターレの寿命も伸びる。
地下水の管理システム、敷地も床面積も増える、ランニングコストが増えるのは仕方ないと思います。

ランニングコストを下げるのも小池知事の手腕の見せどころ、空き家の豊洲700万を500万に圧縮したし。


シロウトが集まってアレコレ話すことが悪いことなのでしょうか。
検査結果を待てとか、テレビも似たり寄ったりシロウトの公開集会のような気がします。

東京オリンピックの行政手腕…次はアメリカ大統領もやってみろとか言われそうですね。

投稿: 多摩っこ | 2017年3月 8日 (水) 18時27分

大池さん

もう少し良く考えてコメントされた方がいいと思いますよ。

まず第一に、
あなたの言ってる事は建築基準法上の既存不適格建築物の事だと察しますが、これは「事後変更」の問題で「二重基準」の問題ではありませんね。

それと、「行政」というものは法を「執行する機関」なのであって、小池知事は都におけるその「長」なのですよ。
あなたが、ブログ主様が主張するところの「小池知事の二重基準」と並列させて反論・例示しているのは、「法令」あるいは「立法」そのものの問題なのですね。
なので、問題が全然マッチングしないし、そういう異質で分立している二者を同じ土俵で引き合いに出されても、納得するどころかこちらは当惑してしまうのです。
ちゃんと、「切り分け」をいたしましょうね。(笑)

ただ単に「世の中にはダブルスタンダードはたくさんあるのだ!」とでも大声で言っておく方が、よほど誠実というものですよ。

投稿: 山路 敬介(宮古) | 2017年3月 8日 (水) 19時08分

≫「小池氏は、自らの政治的理由から、立場がまるで違うはずのこの共産党路線に便乗してしまった」
≫「共産党路線を政治利用しようとする、その政治手法に問題がありはしませんか」

そうなのです。
私は、まさにこの事が最大の関心事なのです。

「安全」は客観的ですが、「安心」は主観的です。
「安心」に拘泥し続けるならば、論理的には、最終的に個々人の欲望を全て満たさなければいけなくなります。
まさにこれを「全て満たせ! そうでなければ事業をするな」と常々言って来たのが共産党なのであって、それを回避する為に与党は相当の無理をせざるを得ない。
(「豊洲問題」の遠因は、主にここにあると考えています)
そして、これからは民進党もそちらに傾斜するしかない状況です。
かつ、小池ブレーンの中にも程度の差こそあれ、似たような考えの方が多いように見受けるのです。
それでは公共事業など出来ませんし、行政の停滞を招くだけです。
小池氏はまだ「翁長未満」ですが、ここまでは初期の翁長氏にとても良く似ています。

小池知事が「安心」の一線を引くのはどのラインなのか私には未だわかりませんが、ここを誤ると、本来有する知事の権限を自から削ぐ事になりかねません。
そうすると、このさき何年知事をやっても、小池知事自身が意図する政策が実現出来なくなる懸念も思うのです。

投稿: 山路 敬介(宮古) | 2017年3月 8日 (水) 19時58分

毎朝このブログを読む事を日課にしている者です。
管理人様の意見に全面的に賛同です。
私は去年8月の豊洲移転延期発表の記者会見時に小池知事の口から「11月移転という行政(東京都)の決定に従って投資して準備をしてきた市場関係者へのお詫びと自分の責任で損失は補填させていただくという表明」が無かった事に唖然としました。
移転延期が正しいかどうかは別にして現職知事の権限で延期を決定し、そのために相当な損害を被る何の罪もない業者(それも零細業者が多い)がいるという現実があるのに彼女にとっては「そんな事は取るに足らない事」なのでしょう。
私も都知事選挙の時には「都民だったら小池候補に投票するだろうな」と思っていたけど、この会見を聞いた時に「小池知事は自分の責任でこの市場問題を解決しなければならないという自覚すらない人物ではないだろうか?」という懸念を持ちました。
その懸念が現実のモノになりそうです。
ただ都下人様が述べられているように大手マスコミは「小池知事が正しい」というスタンスの報道に終始しています。
巷で言われている通り都議選まで市場問題の結論を出さず引っ張って、今の勢いに乗って小池新党が大勝したりすれば都政は相当に混乱すると思います。
「舛添知事をクビにするのではなかった」という事にならなければいいのですが.......。

投稿: 四国田舎人 | 2017年3月 8日 (水) 20時16分

うーん、小池知事は乱暴に五輪と豊洲の資料を手下に掘らせてはいても、共産党とはそこまでくっついていないと私には見えるのですが、がっちり手を組んで共闘するニュースを見落としてしまっているのかな。
都議選の選挙協力も民進と協議してみる、というところで止まっていますか。
小池知事の恐ろしさは、五輪の会場選びの初動で見せた、覗き込んでぐいっとターンする「やんぴ力」で側に立つ者を期待丸ごと断ち切るところです。
このコースに共産党が乗っているなら、東京湾に叩き落される日が来るかもしれません。
選挙協力の話があるのか、探してみます。


投稿: ふゆみ | 2017年3月 8日 (水) 22時07分

3月3日の会見 石原 「建物下に盛り土が行われなかった経緯については、私にはなにも 記憶がありません」

一方、昨年10月にはこう言っていました。
https://www.youtube.com/watch?v=_s7jzDyqtBs
石原「豊洲の問題の盲点はなんだと思いますか あなたがた 盲点はなんですか それも 知らずに質問しない方がいいよ 大事なことは急に設計事務所を変えたっていうこと変えたことで盛り土をやめ、下にわけのわからないものを作ったんですよ」

石原って、こういういい加減な人なんです。この人の記者会見を絶賛している人は、石原の出鱈目さも、見えないレベルなんですよ。或いは記憶が継続されず、刹那で判断されるのか?

管理人さんは、政治家を好きか嫌いかで判断して、ブログに書くということが分かりました。ようするに、石原が好きで小池が嫌いだと?

ところで、以前、豊洲にしたことが、そもそも間違いだったと書いていませんでした? 当時の市場トップによれば、豊洲に決めたのは石原だったんですよ。 豊洲にしたことが間違いというブログ記事では、築地の土壌汚染について触れてませんが? 揺れますね、記事のスタンスが。

投稿: 大池 | 2017年3月 8日 (水) 23時51分

大池とやら。いつ私がひとの好き嫌いで書きましたか。もうため息でるね、このひとは。
こういう言い方はしたくないが、頭わるすぎる。
この記事を読んでそう読めるのはきみくらいだ。
リテラシーが貧困すぎる。
さよなら。こんなに丁寧に書いてもダメなんだから,もう来るな。話にならない。

ふゆみさん。小池氏は翁長のような愚かではありませんから、共産党、民進党とは一線を画していくでしょう。
もし小池氏が、野党共闘=「オール東京」のようなものを作れば、彼女の支持階層の主力だった保守層は離れますから。

私のいう翁長路線は共産党の作った枠組みをそうと知りながら自らの政治的野心のために利用するような手法のことです。
山路さんが「初期翁長」と書いていましたが、言い得て妙ですね。

投稿: 管理人 | 2017年3月 9日 (木) 02時14分

大池さんは結局のところ何が言いたいのか分からない。
豊洲移転に賛成のような反対のような、どちらでもないのか。

1つ分かるのは、ボクのユリちゃんを悪く言うな!
管理人を懲らしめてやる的な勢い。

レッドカード、お疲れ様でした。


私が問題に思うのは構造物により井戸管を切断しないと採水出来なかった場所、過去8回も採水せずにここの検査をどうやったのか。
採水したのならどのように行ったか知りたい、データの捏造だとしたら…。

投稿: 多摩っこ | 2017年3月 9日 (木) 03時32分

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