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北朝鮮危機 米中首脳会談の後に来るもの

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長島昭久氏が民進党を離党しました。党執行部は除籍という不名誉処分にしたいようです。 

あんな党から「除名」されるのはむしろ名誉です。 

米中会談についてお読みになりたい方は、4野党党首のバンザイ写真の下からお読みください。

長島氏の会見の発言です。全文引用してもいいような内容ですが、外交・安保の部分だけ抜粋します。
会見全文 http://www.sankei.com/politics/news/170410/plt1704100017-n1.html

Photo_4http://www.sankei.com/photo/daily/news/170410/dly1...

「(略)共産党との選挙共闘という党方針は、私にとり受け入れ難いものです。一昨年の「安保法制廃案」の熱狂の中で、突然打ち出された共闘路線は、まともな党内論議もないまま共産党主導で進められ、最近では民進党の基本政策にまで共産党が影響を及ぼすかのような場面が目立つようになりました。(略)
衆院選は「政権選択の選挙」です。そこにおいて、国家観も、目指すべき社会像も著しく異なる共産党と選挙協力をするということは、参院選で選挙協力を行うこととは本質的に異なります。(略)
今般のアメリカによるシリア空爆、暴発寸前の朝鮮半島情勢を目の当たりにし、わが国の安全保障のためにアメリカとの同盟関係を強固にし、わが国独自の国防努力を行っていくことはまさしく焦眉の急です。 安全保障は、やり過ぎても、やらなさ過ぎてもいけません。国際情勢の現実を直視しながら、「慎慮」をもって力の行使を判断せねばなりません。これが外交・安全保障のリアリズムです。(略)
このまま国家の基本にかかわるような問題、特にこれから憲法改正という戦後政治の根幹にかかわるような究極的のテーマが控えています。こういった国家の基本に関わるような問題で、左右の衝突が繰り返され、過激な極論や暴論のぶつかり合いが続くようでは、日本社会における保守とリベラルの分断、亀裂は抜き差しならないところまで行くのではないか。深刻な危機感を抱きました。(略)
「党内ガバナンス」という魔法の言葉によって、一致結束して「アベ政治を許さない!」と叫ぶことを求められ、過去に自分たちが推進し、(略)すべて反対、徹底抗戦、廃案路線で突き進む。行き詰まると、院外のデモ隊の中に飛び込んで、アジる、煽る、叫ぶ。そこには熟議も、建設的な提案もない。与野党の妥協も政策調整の余地もない。
国民世論の統合を期待されている国会において、かえって国民の中にある分断の萌芽をさらに拡大しているようにしか見えませんでした。(以下略)

決断が大変に遅かったですが、離党されてよかったと思います。 

長島氏は前々から民進党には愛想が尽きていたと思いますが、この間のシリア攻撃と、朝鮮半島緊迫に背中を押されたのでしょう。 

このままあの党に着いていくと、朝鮮半島有事に際して「戦争に突き進む安倍を許すな」などと言わせられたあげく、「院外のデモ隊の中に飛び込んで、アジる、煽る、叫ぶ」ことを命じられますからね。 

このように朝鮮半島情勢が煮詰まっていているのに、なにひとつ国会議論はおろか、党内議論すらなく「安倍倒せ」「昭恵の付託」「共謀罪廃案」などとと言っていられる野党など、日本には不要です。 

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 さて、米中会談は予想どおり共同記者会見すらないという結果に終わりました。 

首脳会談の内容は、会談前後の両国の対応でわかります。 

高いレベルで一致したのなら、会談前に事務方が9割まで詰めていますから会談前共同記者会見を行います。 

これは会談後の共同声明・会見とセットで、パーフェクトな合意があったということを意味します。先だってのトランプ-安倍会談がそうですね。 

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逆に会談前共同記者会見がなければ、事前に相当に食い違いがあって難行を予想されるわけで、そういう場合だいたい会談でもなにも決まらずに、結局会談後の記者会見はお流れになります。 

今回のトランプ-習会談はまさにそれで、要は何もまとまらなかったということです。 

しかも大統領の単独会見もなく、代わってティラーソン国務長官が会見を開き、中国に対して北朝鮮の脅威に対して、米国独自の制裁もありうると通告したと述べています。 

米国はこの米中首脳会談の晩餐会の時刻に合わせてシリア攻撃をしたわけですが、トランプは締めのデザートとしてシリア攻撃を用意したようです。 

Photo_3
もちろん意図的な仕掛けです。

本国からの情報が隔離され、外国首脳とこのような形でサシの対決をしたことのないこの内弁慶は、思わず「(シリア攻撃を)理解する」と答えてしまったようです。 

習は安倍首相への対抗心から、オレもフロリダの豪華別荘に呼んでくれと希望したようですが、みごと裏目に出たわけです。

これがホワイトハウスなら、通信情報施設が充実していますし、在米大使館のフォローも効いたのでしょうが、なんせフロリダのトランプ私邸ですからね。

このシリア攻撃の日程は多少前後できたはずですから、習はみすみす「トランプのトラップ」にかかりに行ったようなもんです。初めて習が気の毒になりました(笑)。

直球ストライクの大失言です。老練な政治家なら、フツーは「(貴国の言い分は)聞きおいた」くらいにするものです。 

ここまで踏み込んだ賛成を言ってしまうと、シリアに毒ガスを持ち込み、世界に拡散させている北朝鮮はどうなのだということになります。 

これを聞いたプーチンはそこいらのものを蹴飛ばし、正恩は腹いせにひとりくらい処刑したかもしれません。 

これでトランプは事実上、中国から北朝鮮の制裁のフリーパスを貰ったことになりました。 

会談内では北朝鮮の核について、かなり激しいやりとりがあったとされています。 

韓国の東亜日報によれば、トランプはTHAAD配備について、「韓国に対して報復措置を取らないように求め」ましたが、習はTHAAD配備に反対するとともに、米韓軍事演習について「軍事的圧力を停止すべきだ」と反論したそうです。 

また、どうやら首脳会談でも、会談前にトランプが言っていた通りに、「中国がやらなければ米国が独自の行動について準備が出来ている」と習に伝えたようです。 

この「独自の行動」については、トランプはあらかじめ首脳会談前にNBCテレビに、「NSCが在韓米軍への核兵器の再配備をトランプ大統領に提案した」と報じさせていますから、習の耳にも入っていたはずです。 

つまり米国は中国に会談前から、「中国がやらないなら、米国は韓国に核兵器再配備をするぞ」と通告していたことになります。 

そして情報をブラインドされたフロリダの別荘での晩餐会の席上、シリア攻撃のカードを切り、パニックになった習に支持を表明させてしまったということになります。

Kawakami170408thumb720xautoシリアへのミサイル攻撃後、フロリダ州の別荘の一室でジョセフ・ダンフォード統合参謀本部議長からビデオ会議で報告を受けるトランプ大統領ら The White House/Handout via REUTERS ニューズウィーク4月8日

今後予想されるトランプの北朝鮮に対する「劇的警告」のメニューは、下院が可決している北のテロ支援国家再指定を実施、北と取り引きする中国企業を念頭に置いた第3国の企業・個人への制裁、そして最大の「独自制裁」は韓国への戦術核の再配備です。 

核兵器の抑止には核兵器しかないというのは常識であって、軍事攻撃を回避したいのならば、独自核武装をするか、さもなければ米軍との核の共有(ニュークリア・シェアリング)しか手段はありません。

自国では核兵器を製造せずに、米軍基地に保管して有事に際して米国に合意を受けて受け取るシステムです。

ドイツ、イタリア、トルコ、オランダ、ベルギーがこれに加わっています。

NATOはこのシステムを使って、常に150~200発のB61核爆弾が備蓄されていますし、1991年に軍縮計画の一環として撤収するまで、韓国にも常備されていました。 

いわば米国戦略の見直しから米国の都合で撤収したわけで、韓国は再配備について異論はないはずです。

4日前の朝鮮日報(2017年4月7日)はこう述べています。日本のマスコミにもこのていどのことを言ってほしいものです。http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/04/07/2017040701037.html

「米国は、韓国に対しては、アジア・太平洋地域における核心同盟と言いつつも全く違う態度を示している。核だけではなく、ミサイルの射程や弾頭重量までもコントロールしている。今や、北朝鮮の核の脅威は完全に別のレベルへと変化しつつある。
既に核を保有しており、これを積んだミサイルが米国本土を脅かす水準に迫っている。
北朝鮮の核が鼻先まで迫った現在、最大の被害者たる韓国が、生き残りを米国の口頭での約束にのみ依存しているとするなら、それは安全保障を「まさか」に委ねているということだ。
西欧諸国は、米国に「本土の犠牲を覚悟してでも私たちを守ってくれるのか」と尋ねた。韓国も、同じ質問をせざるを得ないだろう。ニュークリアシェアリングが可能になれば、韓国が必要とするときに核戦力を要求でき、必要ないときは拒否もできる」

Photo_5烏山空軍基地 ウィキ

技術的にも烏山(オサン)空軍基地にはかつての核兵器貯蔵施設がありますから、グアムから移動するだけの話ですし、短期間の配備が可能です。

韓国でニュークリア・シェアリングが実施されるとすれば、大統領選挙の間の期間でしょう。 

あくまでも常識的にはとお断りしますが、韓国に核が再配備されればきわめて強い抑止効果を持ちますので、対韓国に対する北朝鮮の核は事実上封じられます。

なにぶん相手がああいうイっている人物ですので、この世界常識が通用するかどうかは不明です。

ただし、通常兵器を200から300門ズラリと北朝鮮は38度線北に並べています。

いくら核兵器を封じられても、170ミリ自走砲、地対地ロケット・フロッグ7、300ミリ多連装ロケット砲の射程なら、30㎞しか離れていないソウル全域はおろか、一部の兵器は、中部まで射程範囲に入れています。

ですから韓国にとって、「これ以上ない最悪の事態」が、「ややましな最悪」に変化するだけといえば、だけです。

むしろ問題は、もうひとつの北朝鮮の核攻撃の仮想敵であるわが国です。 

非核三原則の「持ち込ませず」の撤廃となりますが、世界標準の共謀罪でこれだけ引っかかっている国会をみていると、そうとうに厳しいことは確かです。 

政府として衆院選前に反核運動の爆発を招くようなテーマはやりたくないことは確かでしょうから、日本政府がどう出るのか私にはなんとも分かりません。

 

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コメント

必要なものを審議しない野党に、質問時間を振り分けるのはいい加減やめたほうがいいと思う。民意の反映という意味でも、獲得議席が少ない党にはミニマムの時間を与え、あとは議席数に見合ったものにする方が合理的。
山本太郎が頻繁に質問に立つくらいなら、もう少し見のある質疑のできる議員を出すべきだ。

投稿: ednakano | 2017年4月11日 (火) 09時15分

中国って、共産党の独裁政権みたいに見えるけど、その実は遥か太古から延々と続く軍閥集合体の異なる形にすぎないのではないでしょうか?太古の六国が、今は人民解放軍の軍管区に姿を変えただけで、その上に共産党と言う王朝があり、国家主席と言う皇帝(現皇帝は習近平)が存在しているだけだと言う形。その姿を変えようと習が試みているが、中々うまくいかない。その矢先にTHAADと言う厄介なものが韓国に配備される。そうすると、その先にある軍閥が拒否反応を示す。それを習は抑えることが出来ない。THAAD配備の原因を作ったのは北のミサイルであるが、それを裏で支援したのは中国。習にとって、巨大なブーメランが自分自身に突き刺さってきているのが今の状態ではないかと思います。結局、アメリカが中国にどのように圧力をかけても、習としては、消極的な行動しかできず、そうすれば北部の軍閥の反発を買い、自分自身の身が危険になる。そんな状態にあるのではないかと、私は思います。

投稿: 一宮崎人 | 2017年4月11日 (火) 09時20分

先般の管理人様の投稿で中国は北朝鮮と共謀しているという論説がありましたが、それから1週間足らずで米中首脳会談での席で予期せぬシリア空爆を知らされた習近平。トランプ政権の思惑として考えられる北朝鮮への軍事行動の地ならし…刻々と世界は動き始めていますね。それも極東アジアで。

軍事が国体というアメリカの政策がトランプ政権になったとたんオバマとは反対の方向へ舵を切るんですから空いた口が塞がりません。

きな臭くなったというよりも現実味を帯びてきたといっても過言ではないと思いました。

小生の近くの演習地では実弾訓練の音が以前に比べ頻繁になったと感じております(あくまで体感ですので危機を煽るつもりはありません)

投稿: cyzer | 2017年4月11日 (火) 11時16分

現実問題、水の買いだめと、ミサイルが飛んできたら、地下に隠れるなどして、最初の爆発に身をさらさないようにすることが大事ですね。

ミサイルの標的は東京でしょうから首都圏のかたは最悪の場合に備えてそれだけでも覚えておけば生存の可能性が上がると思います。

投稿: ednakano | 2017年4月11日 (火) 14時02分

民進党の長島氏が「重大な反党行為」で除名だそうです。長島氏の主張を読みましたが、いたってまともな内容です。その彼を除名するとは、面白い政党です。小池百合子氏に対する自民党の対応と真反対ですね。

長島氏が言われるように、共産党に牛耳られた政党に成り下がったのは事実のようです。自民党に対抗できる、まともな政党ができないと、日本の政党政治は成長しません。これで民進党の支持率がまた下がります。困った~

投稿: 九州M | 2017年4月11日 (火) 17時15分

 今日のフロント記事、最高だ。新聞をあまり読まないのですが、多分新聞でもこのような記事や解説は出来ないのだろうと思いますね。月刊誌でも、このように分かりやすい記事はそんなにあるものではありません。「ありんくりん」さんは天才だと言いたい。

 あまり褒めてしまうと褒め殺しをしているのではないかと批判もありそうですが、あえて絶賛しておきます。

 長島氏の離党の件も、いい記事内容だと思いますし、長島氏の今後に期待もしたい気持ちです。

投稿: ueyonabaru | 2017年4月11日 (火) 17時58分

長島氏の離党は遅すぎた。離党には評価はするが、やはり早い時期に離党すべきだった。

離党する機会はいくらだってあんだろ?という話。

何で、2015年の安保法制時に、何で去年の参院選時に、「こんな党なんかやめてやらぁー!」と、離党届を叩きつけなかったのか?

投稿: たまごろー | 2017年4月11日 (火) 18時25分

長島さんは記者会見でも自分が「保守」である事を口にしてらしたけれど、それを堂々と公衆を前にして言う資格がある「稀有な人」だと思いますね。
 常々、「保守とは、異論やその他全てを包摂するもの」との矜持があって、その信念が逆にこれまで民主党から離れる機会を失わせる事になっていたのだと思います。
 特に米共和党方面との関係性や連絡が深く、日本の政治家には珍しく米国の安全保障システムに熟知しているので、ぜひ政権の中枢で働いて貰いたい人材だと思います。
もちろん、すぐには無理でしょうが。

米中首脳会談は記事のような按配に終わり、中共が北への石油輸出を止める事はこれからも期待出来ないでしょう。
だからと言って、中共がこれまでよりも積極的に北をバックアップするとも思えません。
でも、「粘着質」が取り柄の中共は、トランプ政権に対する意趣返しは何らかの形で必ずしますね。
 
 私には、どうもシリアもロシアも米国の今回の軍事行動に対する反発は限定的に見えるのですが、どんなものですかね?
 中共とロシアは戦術的にはOKですが、戦略的パートナーとは考えられず、ゆるやかに米露接近が進むのではないかと思うのですが。
 トランプ氏が国内のスキャンダルを乗り越える事が出来、韓国への核再配備を行いつつ、北朝鮮を包囲して「見合い」の期間が作れれば日本としてはベストかもしれません。
 でも、国連の方は有能かつ雄弁なヘイリーさんがしばらくは抑えられるとしても、長引けば時間は中共に味方するでしょう。
 そんな推移のなか、正恩がびびって6度目の核実験でもやらかしたら目も当てられませんね。
考えると実に憂鬱な心境になります。

投稿: 山路 敬介(宮古) | 2017年4月11日 (火) 21時46分

本日の記事も逐一勉強になります。
ティラーソン国務長官が今日はロシアに飛んでいますね。米国としていよいよ本気で行動するための根回しでしょうね。正恩もトランプ大統領が過去の北朝鮮政策は失敗だったとメッセージを送っているうちに気が付くべきでした。
中国、ロシアを抑えにかかったのはシリアと北朝鮮と同時進行で進めるものと思います。残るイスラム過激派への対応も考えていると思われます。本気になった時のアメリカのすごさはロシアも中国も分かった居るはずです。確かティラーソン国務長官はイスラム過激派を先に潰すと発言していました。それってシリア、北朝鮮にも強力なメッセージです。次はお前たちの番だと発言しているようなものです。ロシア、中国と言う後見人がアメリカに押さえつけられている状態で、アサド、正恩もアメリカのメッセージに気が付くでしょうか。正恩は戦争の準備は出来ていると発言しています。やはりチンピラの域を出ませんね。

投稿: karakuchi | 2017年4月12日 (水) 00時31分

金正恩が強気でいられるのは、中国の瀋陽軍区の人民解放軍がバックについているからです。瀋陽軍区は上海閥の息がかかっている反習近平の一大勢力だから、トランプが習近平を叱りつけてもお門違いだし、そのあたりはトランプも習近平も心得ていて、北の核開発問題解決のために努力しているというポーズを、国際社会に向けてとっているだけではないでしょうか?
米軍が北朝鮮を攻撃すれば、北と血盟関係の瀋陽軍区の人民解放軍が、鴨緑江を超えて支援に駆けつける可能性が高いことくらい、トランプも承知しているから、マスコミの報道とは異なり、そう簡単にトランプが北朝鮮攻撃に踏み切るとは思えません。また北朝鮮は国際社会で孤立しているという世間一般のイメージとは異なり、実際は多くの国と国交を持っているし、金正恩も追い詰められた孤独な独裁者でもチンピラでもなく、中国国内の権力闘争での自分の利用価値を心得ていて、金王朝の血を引いているだけのことはある、我々が考えているよりもっとしたたかな権力者だと見るべきでしょう。
だから逆に、金正恩が日本を威嚇することはあっても、彼が一線を越えて暴走して、意味もなく日本に先制攻撃やテロを仕掛けてくることはない、と安心してもよいのではないでしょうか?

投稿: はてな | 2017年4月12日 (水) 03時43分

はてなさん。だといいですね。今、大量の中国の部隊が北と中国との国境線に配置されているという情報もありますが、それは難民をブロックするためです。

現状で瀋陽軍区が中央政府の指示を無視して、単独で国境を超越して第1次朝鮮戦争のようなことをして米軍と衝突することは、ほとんど考えられません。
そんなことをすれば、中国共産党体制そのものに対する反乱と同義になりますから、中国は分裂して内乱に突入します。

もちろんそのシナリオも米国は持っているでしょうが、現実性は薄いと思います。

はてなさん、まぁよく観察してからにしましょうよ。私は現時点で絶対に撃ってくるというのも、その反対に絶対に安全というのもどちらも信じていませんので。

投稿: 管理人 | 2017年4月12日 (水) 04時31分

はてなさんのコメントから見えてくるのは、北朝鮮の関係者がこのブログにも書き込みをして、工作している、ということですね。だいぶ焦っているようです。が、時すでに遅し。

投稿: 九州M | 2017年4月12日 (水) 04時54分

九州M様へ。
僕はこれまでのコメントで、管理人様の最新記事同様、悪人だけれどなかなかの傑物だった金正日とは異なり、金正恩は未熟な三代目で、そう大した人物ではないから、恐れるに足りないことを繰り返し主張してきました。しかし敵を軽んじてはいけないという戦訓に従って、少し考え直してみたわけです。
習近平は瀋陽軍区を掌握していず、このことが北朝鮮の核開発問題の解決を難しくしている、というのが従来の理解です。もし本当に、管理人様のおっしゃる通り、中国の中央政府が瀋陽軍区をコントロールできているのなら、前の記事のコメントで僕が希望した通り、習近平が北への石油の輸出を停止をほのめかして、北に圧力をかけることも、金正恩を見限ることも可能になります。金正恩が最近焦っているのが、中国からも見捨てられて、核にすがるしかないと思い詰めているのが原因だとしたら、情勢はかなり切迫していると判断しなければなりません(それでもアメリカがすぐ戦争に踏み切ることはないと判断していますが)。
アメリカが悪の枢軸と見なした三国、イラク・イラン・北朝鮮のうち、イラクとイランの現状を比べてみれば、中国が金正恩に何らかの逃げ道を用意して、戦争を回避するのが最善であることがわかるはずです。中国にはそういう懐の深さを見せてほしいものです。
一日本人のブログに工作員を入り込ませるほど、北朝鮮も暇ではないでしょう。九州M様のようなコメントは、立場が違う者同士の、正常なコミュニケーションを阻害するものです。

投稿: はてな | 2017年4月12日 (水) 10時44分

えっと、まだやってるの?

前日の記事コメントではてなさんは、1行目で
「「力」の裏付けの無い「言葉」は無力です」と宣い、なんにも答えてませんね。
正に貴方のことですよ。巨大ブーメランとは言ったものです。人をバカにするのもいい加減にしてください。山路さんにもまともに答えられないでしょうに。

いくら言葉を呈して捏ねくりまくっても「僕はこうあるべきだ!「こうに違いない」から抜け出せない以上全く不毛です。
私は「現実に起きてることを見なさい」と何度も言ったのですが、あなたには何も読み取れなかったようですね。残念です。

投稿: 山形 | 2017年4月12日 (水) 11時47分

山路様の長島氏の評価、というより「保守の矜持」についてのご見解につき、例外的に当てはまらないこともあるでしょうけど、賛同いたします。

投稿: ポッぺリアン@携帯 | 2017年4月12日 (水) 12時12分

山形様へ。
アメリカは当然北との戦争は視野に入れていると僕も思いますが、実際に開戦に踏み切るのは万策尽きた後であって、今唐突に開戦すれば日本人・韓国人・国際社会が到底納得しないことは承知していると思います。米朝はチキンゲームに入ろうとしていますが、チキンゲームから両者が降りられなくて戦争に至れば、日本も被害を受けるから、何とか戦争を避ける方策を、藁にも縋る気持ちで探したいわけです。僕から見れば山形様は、そんなに戦争がしたいのかという印象すら受けます。北朝鮮すら実は戦争を欲していなくて、彼らが望んでいるのは体制維持の保証であって、核を手放してもアメリカが攻撃してくることはないと100%確信できれば、核放棄すらあり得ます。でもそんな信頼関係を米朝が築くのは無理だから、北の最低限の核を認めて妥協できる地点を、両者が交渉で探ってほしいし、中国もそれを後押ししてほしいと述べるのが、そんなに異常でしょうか?
意見の違う日本人同士ですら共存できなければ、まして異質の国同士が国際社会で共存することは不可能で、戦争だらけになるしょう。

投稿: はてな | 2017年4月12日 (水) 14時42分

保守派は現実を直視せよと言いますが、逆に現実を固定したものと捉えがちです。でも現実はいろいろな可能性を含んだものであって、太平洋戦争でも、関係国がもう少し賢明に振舞っていれば、回避することは不可能ではありませんでした。当事国の日米韓中北ロが、これから戦争回避の道を探ることにさえ反対し、戦争に備えて避難訓練をするしかないと結論付けるのは、早計すぎます。

投稿: はてな | 2017年4月12日 (水) 15時03分

現実は多種多様な可能性に満ちているというのは、例えばほんの数週間前までは、次期韓国大統領選でムン・ジェインの当選がほぼ確実視されていたのに、今はアン・チョルスが優勢になっているようなことを指します。北朝鮮の強硬姿勢という、予想外の変数も考慮しなければいけなくなったからです(こんな大して予想が難しくないことでも、視野の外に置きがちです)。ここでコメントされている方でも、本当に米朝戦争が不可避であると確信しているなら、避難訓練などより海外渡航を選択されているはずですが、そうしていないのは、心の底で現実はどう動くかわからないと感じているからです。そういう意味で、僕は戦争は回避できるという楽天的な希望を持っています。

投稿: はてな | 2017年4月12日 (水) 15時31分

はてなさん。
管理人としてのご注意、というか忠告。

ひとつのコメント覧をひとりで独占していることに気がついていますか。
そのような態度は議論の前提となるテーブルの雰囲気を悪くしています。
議論する前にあなたのスタイルに辟易してしまうからです。

投稿するななどといっているのではないからね。何度も同じようなことをベタ打ちでいれると、読んでくれなくなりますとご注意しているのです。

それともうひとつ。他者への決めつてはしないこと。「避難しかない」とか「軍事攻撃しかない」なんて誰も言っていないからね。

逆にあなたのほうは「北の先制攻撃はない」みたいな結論から演繹しているように見える。
現時点のような流動的な状況では、ひとつひとつ事実を探し出して積み上げていくしかないのです。
私は軍事攻撃が「絶対にある」という人は信じないが、反対に「絶対にない」という人とも信じません。
共に結論ありきだからです。山形さんが言っているのはそのあたりですよ。

投稿: 管理人 | 2017年4月12日 (水) 15時39分

はてな。さん。

戦争がしたい?
私は1度もそんなこといってませんけど。。

むしろなんとかして避けたいんですが。

読んでないか、極端なバイアスをかけた上での「自分だけの敵」と決めつけて読み取るのはお止め下さい。大変に迷惑です!

投稿: 山形 | 2017年4月12日 (水) 16時21分

山形様へ。
もちろん誰も戦争がしたいとは思っていないはずですが、僕へのコメントが余りにもきつかったので、過敏に反応してしまいました。すみません。
管理人様へ。
コメントが自分で読み返しても本当にしつこくなってしまい、どうも申し訳ありませんでした。管理人様のおっしゃるように、中国がアメリカの期待通り動かなければ、開戦もありうる雰囲気になってきました。
でもコミュニケーションは難しいものですね。僕としては北朝鮮の脅威を否定したいわけではなく、戦争があたかも不可避のように語られているので、戦争回避の方法を探りたかっただけなのですが、真意が伝わらず、現実を見ていないとか、北のシンパだとか敵意に満ちた反応がほとんどなので、どうして真意が伝わらないのかな、という思いで、反論がくどくなってしまいました。マスコミでももっぱら中国脅威論が主流で、北朝鮮の問題はわきに追いやられていたので、北朝鮮の脅威がそんなに深刻化しているとは認識していず、僕の認識が甘かったのかもしれません。
今後もコメントさせていただくことがあるかもしれませんが、その時には、皆様の認識をもっと共有するよう努力したうえで、慎重にコメントしたいと思います。過去のコメント、特に今日のコメントが不適切なものになってしまったことを重ねてお詫びします。

投稿: はてな | 2017年4月12日 (水) 19時20分

管理人様へ。
一言だけお詫びを追加させて下さい。
そもそも二週間前なぜこちらのブログに行き着いたのか、正確に思い出せないのですが、多分「北朝鮮」とかをキーワードにして検索したら、こちらのブログの記事に出会い、政治ブログにしては柔らかい文体に魅せられたのと、戦争やむなしのような雰囲気に驚いて読みだしたのだと思います。
こちらのブログ名で再検索すると、「昨日のコメント炎上について」という記事が他のブログに引用されているのが、2番目に出てきます。沖縄が左右対立の厳しい土地だというのは、漠然と聞き知っていたのですが、過去に左翼の方がこちらのブログにコメントして、常連の方たちと激しい議論になったことが何度もあったのだろうと、今にして推察されます。ナイーブな僕は、当初なぜ僕のコメントに対する反応が敵意に満ちているのかよくわからず、苛立っていたのですが、左翼の工作員と混同されていたのだなということに、今さらながら思い当りました。
僕の政治的ナイーブさと、話が長くなりがちな悪癖のために、常連の方たちに不快な思いをさせてしまい、申し訳ありません。特に今日のコメントは、自分でも読み返して赤面するくどさです。
僕は教師なのですが、沖縄出身の学生に、基地問題について尋ねると、あまり語りたがらないのはなぜかもよくわかったような気がします。
少なくとも当面コメントは差し控えますが、記事そのものは読ませていただきますので、今後も素晴らしい記事を期待しています。

投稿: はてな | 2017年4月12日 (水) 21時19分

はてなさん、現実から取り出したファクトをもしも自分の願いに沿って並べ直すなら、おそらく導き出される未来図はとても実現度が低くなるはずです。
カウンター側はそのファクトを全く違う順序でレイヤー化して違う未来図を描くからです。
そのぶつかり合いを正義や理想を物差しに語り切ることは出来ないです。そして戦争こそがそのぶつかり合いの究極です。
だから、ここの管理人さんをはじめ軍事にお詳しいコメントの方々は、敢えて自身の「こうなったら良いのに」を外して線上でなく全方位へなるべく展開できるよう、ファクトの大枠(出身レイヤー)を外さないで書くようにされているのだと私は思います。
そこを意識して方々のコメントを読まれれば、戦争不可避と読めていた文が、最悪の可能性の一つとして書かれていることがわかりますよ。
あーまたうえから目線と怒られそうです(汗),

投稿: ふゆみ | 2017年4月12日 (水) 23時48分

ネットでは非常によくみられる現象ですが、相手に中国北朝鮮工作員というのは、反論出来ないまたは異論は受け付けないというときの常套句であり、こうしたレッテル貼りで相手を黙らせようとする保守の劣化を憂いています。
また現実を見ろというのもいわばテンプレですが、その現実とは中国北朝鮮の脅威を煽るだけで、実際の対応に関しては考察もなにもない。
このブログでも一部コメントにそんな傾向があるのが残念です。

多大な犠牲を伴う戦争紛争をできる限り回避するのが国民を守る政治家の役目。
米国としては今のうちに北朝鮮をたたいておくのが自国を守る利益ですが、日本にとっては北朝鮮に在日米軍基地や原発を攻撃されるリスクが高く、それを回避するのに最善を尽くすべきだと考えます。もちろん簡単なことではありませんが、今の時点では粘り強く模索し米国とも交渉し国民を守ることに全力を尽くすべきです。

こう書くと私も北朝鮮工作員と言われてしまいそうですが…

投稿: 改憲派 | 2017年4月13日 (木) 11時08分

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