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2017年5月11日 (木)

投稿 我那覇真子さんへの手紙その1

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投稿を頂戴しました。

たいへんにコクのある論考で、長文のために分割させていただきました。内容的には、清新でバイタリティ溢れる我那覇真子氏への「友情ある助言」となっています。

この論考の中で伊勢佐木氏が指摘されているように、我那覇氏の持つ画期的な位置は、彼女が従来の保革の外から登場したことです。

今まで沖縄の基地と振興予算をめぐる保革のしがらみとは無関係な場所から、彼女は私たちの前に姿を現しました。

基地と振興予算ほど、沖縄を内部からむし蝕ばみ、自立を妨げているものはないと考えています。

今や「地域資産」と化した基地は自治体財政の柱となり、県財政は振興予算に強依存しています。

ですから、沖縄の政治家・運動家が左右を問わずなんらかのつながりがある中で、それと無関係な彼女の登場の衝撃は、私の中に清新な感動を呼び覚ましました。

その意味で、我那覇氏は沖縄が生んだ、初めてのピュアな「市民運動家」だったのかもしれません。

そして取り上げたテーマが、「沖縄最大のタブー」である地元メディアによる言論封殺だったということもまた、私を驚かせました。

いままで沖縄自民でさえ平伏せざるを得なかった地元メディアの専横に対して、この若い女性はただひとり立ち上がり、ただひとりで戦ったのです。

沖縄左翼はなんとしてでも貶めようとして、彼女が新興宗教の信者であることを喧伝しましたが、それはかえって彼女の負けじ魂に火をつける結果になったようです。

今や彼女の活動は、沖縄にとどまらず全国に展開しようとしていますが、だからこそ今言っておきたいことがあると、伊勢佐木氏は考えたようです。

緻密な論理構築がなされてた論考を頂戴したことに感謝致します。

                      ~~~~~

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                  「我那覇真子さんへの手紙」 
                                          伊勢佐木ローズ
 

はじめまして。貴ブログは毎日のように拝読しています。ブログ主様、コメントを寄せる皆様の達見にはいつも感銘を受けています。 

これだけレベルの高い議論が行われ ているブログを寡聞にして存じません。 これまで私のようなものが意見を申し上げる隙はあまりないと思っていましたが、居 ても立ってもいられないことが起き、僭越ながら投稿させて頂きました。 

「居ても立っ てもいられないこと」とは、貴ブログでもときどき取り上げられる沖縄の我那覇真子 さんのことです。 

今回は「我那覇真子さんへの手紙」というかたちをとりながら、真子さんの活動に対する私見を公開させて頂きたいと思います。  

我那覇真子さんの活動を初めて知ったときは驚きました。基地反対運動を除いて、沖縄で市民運動は育たないと思っていたからです。 

私は沖縄に関わりの深い内地の人間 ですが、自ら起ち上がって「沖縄の体制」と闘う我那覇さんのようなタイプの沖縄の女性を、私はあまり見たことがありません。 

異論を許さず、無条件の同調を求めるよ うな沖縄の言論のあり方に異存を唱えた、勇気ある最初の女性市民運動家として、私は真子さんに注目し、彼女が代表運営委員を務める「琉球新報、沖縄タイムスを正す 県民・国民の会」の活動を心から応援しました。 

真子さんに感じた、良い意味で「沖縄らしくない」斬新なところは、利権などとは直結しない一般の県民レベルで、沖縄には基地反対論だけではなく基地容認論もある、 と声を挙げたところです。 

真子さんは、翁長知事が国連人権理事会に出向いて「琉球 民族の自決権」を訴えると知り、自らジュネーブに乗りこんで、知事の意見は県民の 総意ではないと反論スピーチを行いましたが、その判断力と行動力にも驚きました。

私は沖縄のこと、沖縄の人をよく知っているほうだと思いますが、多くの人が指摘す る沖縄の「同調圧力の強さ」は事実だと考えています。 

基地問題についていうと、基地に反対することこそウチナーンチュの「矜恃」だと思っている人がたくさんいます が、そうした人びとの声に配慮して、「基地反対」に疑問を抱いている県民は滅多に 声をあげませんでした。 

真子さんは、そうした現状を打破しようと、「基地反対という矜恃」を押しつけるような報道を続ける琉球新報や沖縄タイムスを「正す」と声を あげました。 

それは画期的なことだったと思います。

ところが、残念なことに、今年(2017年)になってから、真子さんには、首をかしげな くなるような言動が増えています。

真子さんのこうした変化について、今日は問題提 起させて頂きたいと思います。

                                               (続く)

 

 

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コメント

続きが気になります。
正す会主催の講演会を2回聞きに行ったことがあります。去年の暮れの講演会で、これまでは直感に支えられて活動できていたことからのさらなるステップアップが必要なのでは?という印象を持ちました。

ローズさんは我那覇氏の最近の慰安婦関連の発言についての苦言を呈するのでしょうか。

そもそも、管理人氏も含めて県外の人はあまり御存知ないかと思いますが、我那覇氏はお父様からして親学系カウンセラーとういうかなりアレな方であり、初めから「幸福の科学」及び世界日報(統一協会)との関係は隠しておりませんよ。
沖縄の保守が昔から「生長の家」といった宗教連中との結び付きが強いのは復帰前からのことであり(沖縄の保守に限りませんが…)、そこの流れをリカイできてない人が我那覇氏のバックボーンを知って面喰らうことが多いのでしょう。

私なりに彼女に一つアドバイスがあるとすれば、まともな社会人経験を積まずいい歳をして未だにお父様やそのお仲間のおんぶにだっこでは「活動家」としての先が知れてしまいますよ。
まず経済的は兎も角として、思想的にも親から自立したほうが宜しいかと。

 我那覇氏の国連人権理事会における、「翁長知事の言う事は嘘です!」発言には度肝を抜きました。

同じ胆力でも、「耐える事」を明るさと笑いで包み込んで強く生きて来た「伝統的沖縄女性」のそれと、表面的には違うようでいて底流では確かに繋がっている、不思議な感激と開放感を憶えたものです。
 誤解をおそれずに経験から正直に申しますと、革新陣営における沖縄の女性議員たちの方が、むしろ強度の「抑圧」にさらされていて、「解放」されていないのではないか? と常々考えています。

 また、真子氏の場合、その行動や信念を見る限り、「宗教」とは別個で、すくなくも直接的な影響も関連性もないでしょう。
 オヤジが薫陶を受けた初代雅春氏の「生長の家」と、今の清超氏では政治的スタンスは正反対ですし、沖縄における世界日報の「言論」を受け入れるにしても、宗教そのものを受け入れた事にはなりません。
幸福についても同様ですね。

 それでも私は最近の我那覇氏について、「ある危惧」を持っていて、そこが伊勢佐木氏と一致するのかどうか、次回を待ちたいと思います。

みなさまコメントありがとうございます。
全文が掲載されてから、お返事をお返ししたいと存じます。

初めまして。沖縄に住むようになって半年経つ者ですが、いつも皆様の公平で濃密な論議に啓発されております。

我那覇さんの最近の言動に「危うさ」を感じていたのは私もですが、それは「純粋培養」ゆえに、ある種の排他性を帯び始め、左右の違いがあれどキリスト教系のSEALDsと相通じる匂いを感じたからかもしれません。

群れで動いていたSEALDsよりも、因襲的で同調圧力が異様に強い沖縄にあって孤軍奮闘していられる我那覇さんの方にシンパシーを感じますが、だからこそもし、「硬直した正義感」に縛られているとしたら、それは彼女にも周囲にも良くないことではないでしょうか。

伊勢佐木さんの我那覇さんに対する危惧がいかなるものか、是非拝聴したく存じます。

春翁さんの書かれている宗教的バックボーンは
確証あってのことでしょうか。

私は一昨年、去年、と二回我那覇真子さんの講演会に出向き、握手し、実際に直でお話をしてきた者です。
『幸福の科学』信者ではございません。彼女はきっぱり否定されております。何度もです。たくさんの講演聴取の方々の前で言い切りました。また、このようなデマに大変迷惑されています。

農業はさすが専門家、と読んでいましたが、やはりまた島のほうにいくのですね。
我那覇真子氏のここ最近の危うさは、多くの保守が感じていることだと思います、アンチ慰安婦像また肉まんツイートは、さすがに我那覇真子氏を応援してきた保守にも肯定的には受けとられなかったようです。
この変化はニュース女子以降注目を浴びたこと、多くの保守論客からの影響もあるでしょうし、北朝鮮情勢の緊迫もあるでしょうが、やはりお父様ですよね。
元々我那覇真子氏は宗教というより父親教という感じで、それで上手くいっている時は良かったのですが、どんどん先鋭化してしまっている。非常に危うい。
このままではまずいというのは我那覇親子以外はわかっていると思うのですが。
非常に心配であります。

いつも興味深く拝見しています。
我那覇さんにつきましても、頑張っている姿を影ながら応援している1人です。某宗教との関係について、少し詳しい人に聞いてみたことがあるのですが「沖縄の保守について関心を持ってくれたのがその宗教だけで、あとは誰も振り向いてくれなかった。だから昔から恩義があり、今さら関係を切れないのだ」と教えてもらったことがあります。
宗教云々は兎も角、彼女の活躍と沖縄の真の発展を心よりお祈りしています。

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