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2017年5月29日 (月)

外交的得点だったタオルミナ・G7サミット

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タオルミナ・G7サミットで日本がグテレス国連事務総長から、好意的なコメントをもらったことは昨日報じました。 

要点はみっつです。 

①日韓合意の履行に「賛成」「歓迎」する
②北朝鮮に対する圧力強化を安保理事会を「有効なツール」として使っていく。
③ケナタッチ国連報告者は「個人の資格で活動しており、国連の総意ではない」。
 

私はケナタッチの「個人的活動」という立場が暴露されたこともさることながら、①②のほうが重要だと思っています。 

Photo_2https://matome.naver.jp/odai/2149592309197471301

ふゆみさんも書いておられましたが、欧州は基本的に日本を含む東アジアに対して文字どおり「ファーイースト」、東の極という認識しかもっていません。 

北朝鮮が弾道ミサイルを撃とうが、核実験をしようが、はたまた日本を標的にすると言おうが、知ったことではありません。 

なぜなら理由は簡単。、北朝鮮の弾道ミサイルは欧州には届かないからです。 

どこかで書いた気がしますが、<脅威>はこのような式で量られます。 

脅威=武力+意志+距離 

日本にとって、北朝鮮と中国の<脅威>はこの三要素において最高グレードに属します。 

しかしヨーロッパ諸国にとって、いずれも「自分の方を向いていないし、遠いから関係ないや」といったところです。

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ですから、サミットで無関心なヨーロッパ諸国に安倍氏が、サミット宣言で、従来の4月外相サミットで使った「新たな段階の挑戦」の表現を、「新たな段階の脅威」へと引き上げたのは大きな意味があります。 

つまり、単にアジアの「東のはずれ」の出来事ではなく、「世界全体の脅威」だと国際社会が認識したことになるからです。 

以後、日本はヨーロッパ諸国、特に北朝鮮と国交がある英・独・伊に対して経済面での制裁強化を求めることが可能になりました。 

北朝鮮が無謀としかいいようがない暴走を続けられるのは、実は国際社会で本気で憂慮しているのが、実は日米しかないということにあります。
Photo_5
あんがい孤立していないのですよ、正恩の国は。
 

アジア諸国とは、今回のマレーシア正男暗殺事件ではしなくも分かったように、良好な関係を持っていましたし、中露は子分ていどに見ていました。 

親日国モンゴルでさえ、北朝鮮とはいい関係です。 

そして米国も「脅威」とは思っているのは確かですが、核が拡散していき、グアムが射程に入るのはまずいだろ、ていどの「脅威」なのです。 

おっと、忘れていました。韓国に至っては自分が攻撃されるとはまったく思っていないというお笑いです。 

本気で脅威と思うなら、この時期に日韓合意廃棄と北宥和を主張するムン・ジェインを選ぶこと自体ありえません。 

つまりは、北朝鮮を本気で<脅威>と考えているのは、わが国一国となります。 

首相はサミットの冒頭発言においてこう述べています。http://www.sankei.com/politics/news/170527/plt1705270005-n1.html

「20年以上平和的解決を模索したが対話は時間稼ぎに利用された。放置すれば安保上の脅威が伝染病のように世界に広がる」

北朝鮮の脅威を「伝染病」に例えたのは言い得て妙です。 

これは今ヨーロッパ全体を覆い尽くしているテロに、武器を供給しているのが北朝鮮であることを示唆したものです。 

あるいはヨーロッパが苦悩しているシリア難民を大量虐殺して難民に追いやったアサド政権のミサイルと化学兵器の供給元が、北朝鮮であったことを改めて欧州首脳におもいださせたわけです。 

そしてその上で、北朝鮮の<脅威>がいまやヨーロッパに暗雲を投げかけているとして、「国際的な包囲網を形成して、経済面での北の抜け道を出来る限りなくして、圧力を掛ける必要がある」と強調したわけです。

①の日韓合意を遵守することを「歓迎」するという言質を、事務総長から取り出したことも大きい前進です。 

これが前任者の「世界大統領」パン・ギムンなら何と言ったかと思うと、いい時にまともな事務総長に交替してくれたことを喜ぶべきでしょう。 

当然、サミットにお呼ばれしない韓国大統領・ムン・ジェインは苦虫を噛みつぶしたことでしょうが、国家間条約を「国民感情」を露わにすれば理解が得られると思うほうが異常なのです。 

そういえば余談となりますが、石破氏が面白いことを発言したようですね。 

「韓国紙の東亜日報(電子版)は23日、自民党の石破茂前地方創生担当相が慰安婦問題をめぐる平成27年の日韓合意に関し「(韓国で)納得を得るまで(日本は)謝罪するしかない」と述べたとするインタビュー記事を掲載した。
記事は、石破氏が日韓合意に反する発言をしたと受け取られかねないが、石破氏は24日、産経新聞の取材に「『謝罪』という言葉は一切使っていない。『お互いが納得するまで努力を続けるべきだ』と話した」と述べ、記事の内容を否定した。ただ、抗議はしない意向という」(産経5月24日)

馬鹿じゃないか、この人。

ファンタジーで自分の国の歴史を作ってしまった韓国に対して、「納得いくまで謝罪する」とは、正気でしょうか。

石破さん、それは未来永劫、子々孫々謝り続けるという意味なのですよ。

「謝罪」とは言わなかったということですが、同じことです。

石破氏は、韓国に永遠に謝罪しつづけることを拒否した日韓合意に内心反対だったんですねぇ。

やれやれです。安全保障に強くても、歴史観や国家観が欠落した政治家の限界なんでしょうか。

石破さん、民進党に移籍されたらいかがでしょうか。

■速報
官房長官「午前5時40分ごろ発射。日本のEEZに落下したとみられる」http://www.sankei.com/world/news/170529/wor1705290010-n1.html

菅義偉官房長官は29日午前6時40分ごろ、緊急記者会見し、同日午前5時40分ごろ、北朝鮮が弾道ミサイルを発射し、「日本の排他的経済水域(EEZ)内に落下したとみられる」と発表した。付近を航行する船舶や航空機への被害は確認されていない。
 菅氏は「北朝鮮による度重なる挑発行為を断じて許すことができない」と述べ、北朝鮮に強く抗議したことを明らかにした。
 政府は首相官邸の危機管理センター内の官邸対策室で情報収集を進めるとともに、国家安全保障会議(NSC)関係閣僚会議を開き、対応を協議する。

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コメント

北朝鮮に限らず中国の侵略行為に対してもかつての満州や上海のように自分たちの利権が侵されない限り興味を示さないというのが実際のところでしょうね

 今回の発射も北朝鮮式外交であって、記事のように「欧州と切り離される危機」に対する反発と焦りからなのでしょう。
黒電話も相当煮詰まってますね。もはや暴発寸前です。

 今回のサミットの成果は日本政府にとって、ほとんど満点で「最高の出来」だったと思います。
マルタにまで足をのばして、第一次大戦で欧州主要国と共に戦った歴史まで印象付けしました。
さすが、やる事にソツがありません。
 逆に日本のリベラルはこういうところを見て、「自衛隊を何処にもって行こうとしているのか?」と勘ぐるワケです。
 ギリギリの外交交渉で成果を勝ち取るためには、演出も含めて「本気度」を示さなければ各国首脳を動かす事は出来ませんし、強靭に肝が据わっていればこそ、それが可能なのですね。
 その強靭な「肝」は、国家観からくる「世界の中の日本の責任の重さ」を自覚してこそ生まれるのでしょう。

 自分が総理になりたいばっかりに「改憲」まで道具に使い、対立軸をこしらえてマスコミにお愛想を振りまく「小池二番煎じ」みたいな石破じゃあ、とてもとても。
 日本が東アジアで生き残るのは、「東アジアを脱する」のと同義だって事が、石破さんはいまだに理解していないのですよ。
 

まかりなりにも戦後、日本が平和だったのは、アジアと関わりを持たなかったからに思えます。

日本がアジア各国に対して、圧倒的な技術力、経済力を持っていた時は、本当に日本は平和でした。

しかし、中共はじめ、アジア各国が技術力や経済力を日本の協力で強め、日本が埋没し始めた事により、日本の平和は非常に不安定なものになりました。

日本は余裕かまして、善意と度を過ぎた悔悟の念にとらわれ過ぎて、中共韓国、そして北朝鮮まで支援しましたが、彼らは笑いながら恩を仇で返してきております。

戦前から含め、何が間違っていたのか?という事、きっちりした歴史観を持ち、過去から学んでいるのが、安倍晋三だと思います。この人は本当にすごい総理だと思います。

ただ個人がいくらすごくても、組織のタガというのは緩むもので絶対的な権力は絶対的に腐敗するので、野党にはしっかりしてもらいたいのですが、どうにもなりません。

石破さんは自分にまだ目がある。だから、政権主流派とは距離を置いて、こけた時に自分が主流派になるようにと踏んでい「た」のかもしれませんが、それが難しくなってきたので、ついに自ら、政権にケチつけまくり始めた事で、首相の目を自ら潰してしまっているのに、気がついてないのでしょう。

どうして、こう、ダークサイドに落ちやすいのか?手を組むなら維新にしとけば良かったのに。

安倍さんのすごさとは対照的に、次が見当たらないのが絶望的です。だからこそ、安倍さんが首相のうちに、ある程度片付けておかないとなという思いを強くします。

憲法も北朝鮮も、中共の圧力も。防衛力増加も。

中華三振さん。

もう使い古されたことでさけど、
かの国の「第一列島線」「第二列島線」くらいは覚えといて下さいな。
そして習がオバマに持ちかけて激怒させたG2案。

侵略意図以外に何がかんがえられますか?

私が言ったのはヨーロッパに関してのことなんですけど

中華三振さん、欧州各国首脳は
>自分たちの利権が侵されない限り興味を示さない
ですね。私もそう思います。英独は北に大使館もおいていたりスイスや東欧とも繋がりがあったりする北朝鮮ですが、その国々とて、日本との方が経済的にも文化的にも関わりがあります。
唯一、ボス国チャイナと併せた際には利害が逆転しますが、だから中国が北に対して引っ込んでる今が、日本があちこちの樹の実をカゴに摘みに行く時期です。
それによって、日本という国の確かさを各国が再確認する効果もあります。
ニコニコ笑って頭を下げてなんでもあげちゃう日本政府を返上するのは、日本人自身が確固とした姿勢を見せ続けてこそですね。


途中送信してしまいました。
そういう意味で、今回のサミットや国連事務総長との会談、マルタ島訪問等、小まめな実績だと評価します。
日米だと議会演説広島真珠湾など、パイプが太いぶん実というより1個いっこがスイカ級ですが、G7や欧州だとイチゴ丁寧に摘みました、といった感じです。テレビは映しませんけどね。

 わけても今回のサミットでの安倍首相の一番の功績は、トランプと欧州各国首脳との「仲違い」を巧妙に避けられた事で、これは安倍首相にしか出来ない事です。
トランプをして「保護主義」に封印させ、移民問題で欧州勢に譲歩させました。
 
 米国と欧州G7各国が離反する事こそが中・朝・露の最大の利益につながるのだし、そうなれば、北の「核保有を前提にした対話」に道を開きかねません。
 おまけに「南シナ海問題」でも、G7・中共間に「安全保障面でのくさび」を打ち込む宣言の採択を主導出来た事も大きいです。
 中共は間髪を入れずに「激怒」で返し、その本性をさらして、いつものオウンゴールです。
 
 さらにG7のような自由と民主主義を重んじる国々と、そうでない国との区分の再構築をうながす事につながる成果もあったのではないかと考えます。
 彼らからすれば本来無関心であるべきと考えていた極東あるいはアジア地域を、世界的紛争の根源として注目させた功績は大きいですね。

>本来無関心であるべきと考えていた極東あるいはアジア地域を、世界的紛争の根源として注目させた功績
極東が欧州にとってだだのファーイーストでない要素が、北朝鮮の「武器密売」と南アジアへのIS伝播です。
日本は残念な事に資金洗浄の拠点でありスパイとテロリストには居心地満点のリゾート地として彼らに力を与えてしまっています。
ミサイル防衛も必要ですが、法改正して国内の過激派と総連を締めないと、テロの危機がどんどん高まっていると感じます。
敵の敵は味方とばかりに組むのが旧民主界隈で盛んですが、安倍の敵であればどれ位危険な相手とまで組むのか。そこに山尾のような元検察まで居る事にもあきれます。
南アジアへこそ、米国とのバランスを今少し再調整して日本が手を入れる、中共には無理な役目です。
いつかもう少し要素が揃ったら、管理人さんのお考えを記事にしていただきたいなと期待中です。

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