• 20250122-034332
  • 20250122-034624
  • 20250121-022941
  • 20250121-025750
  • 20250119-145554
  • 20250119-142345
  • 20250119-142345_20250119150101
  • 20250119-150249
  • 20250119-152051
  • 20250117-013132

« 投稿 我那覇真子さんへの手紙 その2  | トップページ | 日曜写真館 クレマチスの重なり »

2017年5月13日 (土)

投稿 我那覇真子さんへの手紙 その3

 044
今回が最終回になります。

伊勢佐木氏は、復古的な保守思想とリベラルな民主主義としての保守思想の違いを丁寧に説明されておられます。

私から見ても、我那覇氏は保守急進主義、あるいは復古主義的保守主義に傾斜しているように見えます。

かつて私はこう書いたことがあります。

「左翼リベラルの急進主義は、反安保・反原発・移転阻止・反基地など、どれもこれも急進主義一色なので見えやすいのですが、自民党や保守層の中にもあります。
小池都政が妙に共産党と親和性があるのは、その急進主義の根が共通しているからです。
保守急進主義は、かつてあった栄光の復元です。それがなまじかつて現実に実在していたものの復古ですので、見えにくいだけです。
しかし、言っている内容は正反対ですが、同根です」
関連記事http://arinkurin.cocolog-nifty.com/blog/2017/03/post-3388-1.html

焦っては負けです。徒に戦線拡大することは危険です。

あくまでも誰がほんとうの<敵>なのか、しっかり見つめて進まねばならない時期です。

名護市長選・知事選に勝利して、「オール沖縄」を完全に葬らねばなりません。いまはそれに集中すべきです。

安易な本土保守との「連帯」は危険です。本土には本土のテーマがあり、沖縄には沖縄のテーマがあるのです。

互いに「保守」だからと安易に繋がれば、圧倒的に層が厚い本土保守運動に呑み込まれます。

本土に「反基地」以外の考えがあることを伝えるのは大事ですが、それは全国保守運動センターのようなものを作ることとは別次元なはずです。

あくまでも我那覇氏が県民に共感を与えているのは自由な言論を封殺してきた地元2紙と、彼らが支える疑似共同体の「オール沖縄」とただひとり果敢に戦ってきたことに対してだということを忘れないで下さい。

沖縄に根付いた実感を伴った運動を!

さもないと、真子さんの素晴らしい情熱が空回りしてしまいますよ。

私も抱いた老婆心を代わりに書いて頂いた伊勢佐木氏に感謝いたします。

                      ~~~~~

12
    「我那覇真子さんへの手紙」 その3
                                          伊勢佐木ローズ
 

承前 

最後に、真子さんの最近のツイートで気になったものを取り上げておきたいと思いま す。  

「私の前には今、休日の横浜中華街で美味しい肉まんを頬張っている平和ボケした日本人が通って行く姿があります。保守運動は同好会ではなくこの一般の人達の目を覚まさなければなりません」(真子さんの4月29日のツイート) 

この真子さんのツイートに対して、なぜか新潟県知事の米山隆一さんが皮肉を込めた リツイートで応えたことで、ちょっとした「炎上」を招きました。  

ご本人は大真面目かもしれないので恐縮ですが、面白いです。 

休日の横浜中華街で、 美味しい肉まんを頬張らずにいったい何をしろというのでしょうか(笑)。 

控えようと思っていましたが、あまりに面白いので一句捧げます。 

「肉まんの 熱きお肉に 触れもせで 寂しからずや 保守を説く君」〉(米山隆一新潟県知事の5月2日のリツイー ト) 米山さんに「保守」を語る資格があるかどうか疑問ですし(それに「一句」ではなくて「一首」です)、知事として真子さんに噛み付くのも品位がないと思いますが、米山さ んのいいたいことはわかるような気はします。  

私も横浜中華街にはよく行きますが、肉まんを頬張りながら歩いている観光客の行儀の悪さは気になっています。 

保守運動を「同好会」と捉える真子さんの感覚にも異存はありません。 

が、中華街の観光客を「平和ボケ日本人」の象徴として捉え、「危機にある日本の現状に覚醒せよ」と説く態度には違和感を憶えました。これに関連して、真子さんのいう「保守」についてちょっとだけ考えたいと思います。 

戦後日本の「保守」とは、「自由民主主義」を標榜する自由民主党のことです。自由 民主主義の出発点は個人の自由の尊重です。 

ただし、集団的な利害に関わることは民主的な意思決定に任せるという考え方です。 

それよって個人の自由や人権の一部が制約されることはありますが、社会全体の自由は守られるという立場です。 

私は、「言論の自由」を始め個人の「自由」を最大限尊重する日本は良い国だと思い ます。 

「自由民主党」の「自由」の部分がこれに当たります。 

「沖縄には基地反対以 外の世論はない」といわんばかりの沖縄二紙の姿勢が問題なのは、沖縄における「言 論の自由」を妨げる要因となっているからです。  

他方、個人の「自由」の無制限の保障は、自由と自由の衝突を生みだし、社会全体の秩序と平和を破壊してしまいます。 

個人の自由の無制限な肥大化を制約することが、 社会全体を守ることになります。無制限な自由に歯止めをかけるシステムが民主主義です。 

「自由民主党」の「民主」の部分がこれに当たります。 

民主主義は原則として多数決の世界ですから、「民主的な意思決定」は、それとは異なる意見を持つ人びとの「自由」を束縛します。 

つまり、「自由」と「民主」は対立 概念になりうるということです。 

けれども私たちは、民主主義に取って代わるような意思決定の仕組みを不幸にして持ち合わせていません。 

少なくとも今は、民主主義と いうシステムに則った意思決定を皆で尊重せざるをえないということです。 

民主的な意思決定の中身を批判する自由はありますが、「民主的な意思決定を受け入れない自由がある」と主張することは、民主主義の否定につながります。 

民主主義を否定する となると、一人または一握りの専制的な支配者や支配組織に集団的・共同的な意思決 定を委ねるか、あらゆる自由を無制限に認めるアナーキズムに移行するほかありませ ん。 

真子さんが、日本における自由主義や民主主義、あるいは自由民主主義の展開を理解した上で、こうツイートしているとしたら、戦後日本の保守の築いてきた伝統とは異なる「保守主義」を提案していることになります。 

「私の前には今、休日の横浜中華街で美味しい肉まんを頬張っている平和ボケした日本人が通って行く姿があります。保守運動は同好会ではなくこの一般の人 達の目を覚まさなければなりません」(真子さんの4月29日のツイート)
https://twitter.com/ganaha_masako/status/858141916386410496

真子さん は「中華街で肉まんを頬ばる自由」に疑問を呈しているからです。 

おそらく真子さん のいう保守主義は、個人よりも国家を上位に置く復古的な「国家有機体説」に基づく右翼思想だと思います。 

これは、自由民主主義とは相いれないものです。 

「戦後レジー ムからの脱却」に自由民主主義の放棄まで含めてしまってよいのでしょうか。私はそ うは思いません。

 

日本の保守は「中華街で肉まんを頬ばる自由」を最大限尊重する自由民主主義を掲げ てきました。 

北朝鮮による核攻撃や中国による尖閣占領の可能性があるからといって、 「中華街で肉まんを頬ばる自由」が犠牲にされていいと私は思いません。 

真子さんに は、戦後日本の「保守」についてもっと多面的に理解して頂きたいと思います。 

また、 中華街が台湾(国民党)系華僑が苦労して築き上げてきた街であるという歴史的事実も忘れてほしくありません。 

これらを理解した上で、「国民一丸となって北朝鮮、中国と闘う準備をすべきだ、中華街で肉まんを頬ばる自由は制約されるべきだ」と主張さ れるなら、それはそれでやむをえませんが、新味のない復古的な右翼思想で、もはや時代にそぐわないと私は思います。 

ただ、真子さんがご自分の主張にこだわるというのであれば、米山知事に対して、せめて「返歌」で応ずるウィットは見せてほしかったと思います。 

そうした知的な営為の積み重ねが真子さん自身の活動をより豊かにしていくと思います。 

そこで、締めくくりにあたり、「真子さんに成り代わって」米山知事に返歌を返した篠原章さんのツイートを記しておきます。 

こうしたウィット、つまり知性の厚みが真子さんに求めら れているものだと思います。  

米山新潟県知事が我那覇真子さんに宛てた与謝野晶子まがいの首が話題ですが、真 子さんに成り代わり知事に返歌を差し上げます。

「反原発 群れつつ極道 来るのみぞ あたら米山とがにはありける」難行法師 「散ればこそ いとど米山めでたけ れ 憂き世になにか久しかるべき」詠み人知らず〉(篠原章さんのの5月7日のツイー ト) https://twitter.com/akiran0723/status/861057733759442944

伊勢佐木ローズによる首の解釈。

「反原発 群れつつ極道 来るのみぞ あたら米山 とがにはありける」 反原発と唱えることで、道を外れた人びとばかり集まっているが、これはもう米山新潟県知事の罪である。 

「散ればこそ いとど米山めでたけれ 憂き世になにか久しかるべき」 米山知事は、散ってこそ(選挙に負けてこそ)価値のある存在になれるのです。この世に永遠などありません。

 

                                                   (了)

 

 

 

« 投稿 我那覇真子さんへの手紙 その2  | トップページ | 日曜写真館 クレマチスの重なり »

コメント

ちょっと脱線になるかもしれませんが、私は横浜中華街の雰囲気と東京新宿〜池袋に住み着いたチュウカンの雰囲気は別物であると申し上げておきたいと思います。日本社会への協調の努力の結果と、傲慢な一方的寄生 による社会悪を同一視してはいけないと思います。 毎日、地元横浜・横須賀と新宿・池袋を通勤で往復している者の日常的な感想です。
失礼しました。

朝早く拝読いたしました。自由と民主主義が実は対立するものだということを自分の頭の中で考えていたら、だからこそよりよい社会をつくるためのチャレンジは希望に支えられたものであるべきだという気持ちになりました。
他者を排除する考えかたが混じったときは、「あ、私は心が狭くなっているのかも」と、眼差しを他のものに向けたほうがいいのかもしれません。映画みたり、本を読んだり、趣味や教養を磨くこと。
我那覇氏の肉まんのツイートに関しては、言葉が足りないものとして、受け取りたく思いました。
平和ボケ(こういう表現が古くてダサいという感想を呼び起こしていると思います)した肉まんをほおばる日本人に対して、肉まんをほおばる自由の裏付けとして、日米安全保障条約があることに気づいてほしい、と言いたいのだと。
また、我那覇氏は、たくさんのネガティブなプレッシャーが全国から送られている状況なのだということも感じました。
伊勢佐木さまの仰られるように、我那覇氏がウェットでそういうネガティブプレッシャーをかわす力を身につけたら本当に頼もしいです。

 真子さん、あなたは沖縄のジャンヌダルクです。県民、国民を鼓舞して、日本を勇気付けてください。私はあなたを応援します。

 たくさんの先輩方が気を使ってあなたを見ておりますよ。多くの忠言にはシッカリ耳を傾けてくださいね。先輩方の智慧が入っておりますので、是非参考にしてください。お父様も立派な方です。お父様とタグを組んでこれからの困難を乗り切ってくださいね。

 あなたのことを手垢のついた右翼思想の持ち主だと言う方もいるでしょうが、気にすることはありません。まっすぐ突き進んでください。その手垢の部分は拭き取ってくださいね。そうすれば大丈夫です。我々の先人は模範とすべきですね。

 戦線を拡大しすぎてもいけません。長い力強い運動が必要です。目下の課題は、マスコミでしょう。ここを中心にしていて少し関連課題を見ていくだけでイイと思いますよ。

 あなたが、いつかどこかで言っていた音楽のこと、ハ長調、ニ長調の意味が分からないという疑問のことを思い出します。わたしもその意味が分かりません。世の中には自分が分からないことが多くあります。疑問だらけの世の中ですが、いつも前向きであって欲しいものですね。ジャンヌよ、前へ進め!
 

肉まんのツイートは我那覇さんの持っている危機感の表れじゃないですか?額面どうりに受け取るのはナンセンスだとおもいます。我那覇さんが何を思っているか、何を大義にしているかを深く探るべきだと思います。

本ブログは、興味を持って拝読しています。ブログ主の卓見したご意見は、いつも勉強になります。我那覇真子さんの言論や行動力、勇気に共感し、琉球新報沖縄タイムスを糺す会にも入会しています。今後も、活動を見守っていきたいと思います。さて、ご指摘の慰安婦カウンターの絵や中華街の肉まんに対するご意見ですが、伊勢崎ローズさんのご懸念はもっともだと思います。一方で、ツイッターなどのSNSは言葉足らずで真意が伝わらないケースもありますので、もう少し様子を見たいと思います。どちらのケースも反対意見がコメントにあり、彼女自身もこれら反対意見を受け入れておられるようで、今度、活動に生かしていってもらったらよいと思います。

保守側はこういうところから「分裂」するのが日常だね。反日勢力は反日という一点で固まれるのだが、保守勢力はこういう事の繰り返し。長い目で見たほうが良くない?

伊勢佐木ローズ 様 
とても勉強になります。
私は、沖縄地元2紙を購読していますが、辺野古・普天間など基地問題を主に取り上げる社会面・総合面・社説以外は、他県の変わらぬ市町村の各地域の話題が豊富な地方紙だと思います。

我那覇さんも本来の「地元2紙の基地問題の論調における偏向報道を追及する活動」に立ち返ってほしいです。

その方が多くの県民から共感が得ることができます。

我那覇氏はオール沖縄&マスコミ(特に沖縄二紙)という曇天に覆われた沖縄に吹き始めた希望の風です。絶対に潰されることがあってはなりません。

既存の保革の枠を飛び越えて現れた方です。狭量な思考に陥ることなく、柔軟性を持てる方であると思っています。


現在、喫緊なことは↓ではないかと

「名護市長選・知事選に勝利して、「オール沖縄」を完全に葬らねばなりません。いまはそれに集中すべきです。」


地元民さん

>我那覇さんも本来の「地元2紙の基地問題の論調における偏向報道を追及する活動」に立ち返ってほしいです。

>その方が多くの県民から共感が得ることができます。

私も賛同します。


伊勢佐木ローズさんの投稿文、本当に興味深く読ませていただき、いろいろ考えさせられました。ありがとうございます。

あらためて、当ブログのレベルの高さに感じ入りました。本文はもとより、皆さまのコメントも素晴らしいです。人によって様々な物の見方・視点があることに改めて気づかされました。(自分のコメントを読み返したり、他の方々のコメントをみて恥ずかしくなること度々です (-_-;))

私も最近の我那覇真子氏を危惧していましたが、皆さんの意見を拝見すると、やはり彼女には彼女なりに考えがあってのことなのかと思えてきました。
私たちが意見することはあっても、真剣に日本のことを考えて活動する彼女のやり方は尊重されるべきかと。
反基地運動は北朝鮮の工作との指摘、そのために対策を色々考えているところなのでしょう。

ところで那覇市民さんの
「自由と民主主義が実は対立するものだ」というコメントが気になりました。
出来ましたら詳しく解説していただけますでしょうか?

改憲派さん、それはきっと伊勢佐木ローズさんの記事中盤にある自由と民主主義の論説部分を指してらっしゃるのだと思います。

保守が割れるのは異論の自由があるからで、より広くすくう事で意を集める事ができます。
それはueyonabaruさんもお書きのように問題提起の戦線拡大ではなく、原点を明らかに掲げ続けながら多くの細かい異論を集める事なのだと思います。
そういう訳で、ここにコメントする方々は私も含めて彼女に幾つもの注文をつけたり異論を唱えるのであって、これは保守においては仲間割れやスポイルではないと考えています。
つまり母国を思う心は同じであるという事です。

ふゆみさん、ありがとうございます。その通りです。改憲派さん、スミマセン、正しくは、自由と民主が対立概念でした。

https://www.youtube.com/watch?v=S2jkH--ZKNc

 上で、真子さんの父君の特別なお考え方が分かります。色々と受け取り方はあるでしょうが、私は参考にさせてもらっております。

 上のコメントはueyonabaruでした。すみません。

はじめまして。いつも楽しみに拝読しております。
私の立場を先に申し上げると、安倍政権を支持する保守です。日本が大好きです。

我那覇真子さんについて、多くの皆様が応援している事がこのコメント欄を読んでよく分かりました。
彼女の沖縄二紙への運動や国連での発言への高評価については、私も異存ありません。
彼女が、沖縄の政治と社会に新しい風を吹き込もうと力を尽くしてきたことも、十分わかっています。

その上であえて、真子さんを応援する皆様にお伺いしたいのですが、「応援しています」と真子さんを支持する方々は一体何を応援し、何を頑張ってほしいのでしょうか。ご本人の意志は別として、「次期県知事に」「次期名護市長に」と政界入りを期待する声まで聞こえてきますが、彼女にいったい何を期待しているのでしょうか。私は「正す会」立ち上げの頃から我那覇真子さんの発言をかなり丁寧に見てきたつもりですが、率直に言って、彼女が沖縄の政治や経済について、まともに発言しているのを聞いた記憶がありません。

「沖縄二紙はけしからん」、はい、私もそう思います。けれども、沖縄のコンビニでは普通に日経が売られていて、ネットも普及しています。好きな新聞を必要に応じて読めばよいではないですか。

「翁長はけしからん」、はい、私も心からそう思います。私なら絶対に選びません。けれども、翁長知事は沖縄県民の投票で(しかも大差で)選ばれた知事です。どんなに嫌でもそれが民主主義です。しかも、その有権者の中には真子さんが批判する「在日」は含まれません。投票は紛れもなく日本国籍の沖縄県の有権者の票です。翁長知事を選んだ責任は、翁長氏に投票しなかった県民、投票に行かなかった県民にもあります。翁長知事やその支援者だけを批判すれば済む話ではないと思います。

辛淑玉を擁護する気は一切ありませんが、沖縄構造的差別論はそもそも翁長知事が会見などで主張していた事であり、それを辛淑玉が上書きしただけです。にもかかわらず「辛淑玉ら在日朝鮮人を糾弾する国民集会」というのも少々極端に思えます。知事を筆頭に県民が構造的差別論を発信し、県民がそれを受け入れていることのほうが重大な問題ではないですか。

辛淑玉の発言に憤る心情は理解しますが、ニュース女子自体は井上和彦レポートも編集も、保守で沖縄贔屓の私から見ても相当ひどいものでした。真子さんたちがもっとしっかり対応すれば、辛淑玉などにつけ込まれない番組が作れたのではないですか。

「基地跡地利用」「経済格差」「貧困」「第6次振興策の是非」「TPPへの対応」「観光依存の産業構造」「本土より急速に進む沖縄の高齢化」「教育水準」

沖縄には切迫した問題が山積みですが、彼女は自身の考えを一切発信しておらず、おそらく、あまり勉強もされていないのではないかと推測します。

「二紙ガー」「翁長ガー」で済ませてきたこれまでの活動に加えて、この春からはいきなり妓生像設置や肉まんツイートですから、「我那覇真子さんの興味や知識は相当バランスを欠いているのだな」と私には感じられました。

真子さんの魅力は十分理解しますが、過大評価して持ち上げ過ぎる支持者の側も私には奇異に映ります。27才の女性をカリスマのように扱って、おじさん、おばさんたちが後ろからくっついてくような光景が、果たして正常なものといえるでしょうか。「彼女が倒れたら運動も倒れる」というのでは、あまりにも淋しい話ではありませんか。

以上、長々と失礼いたしました。

ふゆみさん、那覇市民さん、ありがとうございます。
民主主義に個人の自由なしというのはどうもしっくりきませんが、結局は多数決が全てとなると、私も我那覇真子氏がマイノリティ右翼になってしまう危険性は多分にあると思っています。
しかし我那覇親子には、それなりの戦略があるのでしょうし、支援する方も少なくはない。
また彼女に沖縄をどうにかして欲しいと背負わすのも酷な気もします。
彼女を応援しつつ、各自それぞれのやり方で頑張るしかないとも考えます。

長々考え投稿した後、横須賀ヨーコさんのコメント見ました、ぶった斬りです、正直全否定はできず…まあこういった意見の方もそれなりにいらっしゃいますね。

皆さま。盛んな議論をありがとうございます。
コメントの受け付けは続けますが、伊勢佐木様、問題提起者として、長くなるとおもわれますので、お答えはメールで頂戴できないでしょうか。

管理人様

承知しました。

伊勢佐木ローズさんはもしかして管理人さんの変名かしらん、なんて思いながら非常に楽しく読ませて頂きました。

さて、パラシュート訓練で沖縄米軍がSACO合意、いわば国と国の約束ですね、それを一方的に破ってしまいました。
一保守として腸が煮えくりかえる思いです。
こんなんじゃ住民の理解なんて得られる訳がない。
沖縄ではなく日本という国そのものが軽んじられているのです。
皆さんはどう思いますか?

サニーさん。私はそんなメンドーなことはしません。(笑)文体も違うでしょう。

管理人さん

新しい趣向として変名での記事ではないかとうっすら思っていたのですが、違うのですね。
大変失礼致しました。

話は変わりますが、本土の保守の人には「沖縄に基地さえ置けりゃなんでもOK」という考えが透けて見える人がたまにいて複雑な気持ちになります…
気のせいかも知れませんがね。

サニーさん。
それこそ気のせいでしょう。

沖縄に基地は必要だとは思ってますけど、じゃ三沢・横須賀・横田・岩国・佐世保その他はどうでしょう?
「沖縄に基地さえ置ければなんでもOK」
なんて考えの人にはネットでも出会ったことがないんですけど、あなたには何が「透けて見える」んでしょうか。

「沖縄に基地さえ置ければなんでもOK」

こんなこと本気で考えている人は保守ではないと私は思います。むしろ反基地反米活動に生きがいを見出している人達の奥底の本音ではないかと思うくらい。

サニーさん。申し訳ない。本土も自分のことしかかんがえない馬鹿野郎がいて・・・。

少し説明しますね。
現状で、東シナ海の軍事浸透を開始した中国を最前線で食い止める地理的位置にいるのが、沖縄です。
中国の軍事膨張が止まらない限り、沖縄には一定の米軍基地は残ります。

こういう言い方はおためごかしに聞こえるでしょうが、沖縄にとっても「米軍がいる」というプレゼンス(存在感)は巨大なのです。

残念ですが、長きに渡った離党防衛の不在のために(本土政府が守りたくないというのではなく、あまりに強烈な「平和勢力」の反対のためにですが)、本島から先は未だがら空きの防衛空白地帯です。
現状では、自衛隊の力は弱く、八重山・宮古・与那国といった離島に侵攻された場合、住民保護すら困難を極めるでしょう。

沖縄から現実的に米軍いなくなるには条件があります。

ひとつは北朝鮮が国際的監視の下に非核化の道に入り、中国が海洋膨張政策を放棄し、台湾併合を断念することがあれば、沖縄に米軍基地を置く意味はなくなるとはいかないものの、そうとうに薄くなります。
ハンセンから部隊移動して県外に移り、ハンセンは有事のための器材の集積場所としての意味に止まるでしょう。もちろん陸自が代わりに入ります。

もうひとつは、自衛隊の沖縄方面への増強です。
与那国の監視部隊、宮古警備隊の駐屯、水陸機動団の創設など少しずつ始まっていますが、あと5年から10年かかります。

この5~10年間で、こちらが強くなり、中国が押し戻され、かつ北朝鮮が封じ込められれば、沖縄から米軍の姿は完全に消えるのは無理でも、かなり薄くなります。

すいません。それまでご辛抱ください。本土もできるかぎり訓練を引き受けたりして負担軽減に努力しますので。

横須賀ヨーコさんの言いたい事はよく分かりますが、学力の無い私には上手く言えないのですが、
「沖縄二紙はけしからん」、はい、私もそう思います。けれども、沖縄のコンビニでは普通に日経が売られていて、ネットも普及しています。好きな新聞を必要に応じて読めばよいではないですか。
この文面からは、沖縄の実情を知って無いなとしか私には感じられません。

私も安倍政権支持の保守派ですが、横須賀ヨーコさんのご意見に同意します。

我那覇真子さんの最近の発言、ツイートを見ていると、彼女が「右のSEALDs」になってしまわないかと心配になります。

我那覇さんを神輿に担ぎ上げるのは結構ですが、そのためには、きちんとした大人がバックについて助言をしてあげることが必要です(今回の伊勢佐木ローズさんの記事のように)。

間違っても「右のしばき隊」とでもいうべき復古主義的保守主義者をバックにつけてはいけません。

※山口改め一山口県民と改名しました。

サニーさん
嘉手納でのパラシュート降下訓練、日本への事前調整もなく独断で行われた事は残念であり、抗議すべき事だとは思います。しかし、こうした事は既に米軍と日本政府との間では形骸化した事でもあり抗議自体には何の効果も無いものと思われます。

米軍側からすれば「自分の土地で何をしようとこっちの勝手だ」程度の事だと思います。 地位協定がそうさせているのですから諦めるほかないですよ。

拝読させて頂きました。私の寸感を言わせて頂ければ、我那覇真子というネームバリューのあるリソースは先ず、沖縄の閉鎖的な言論空間を打破するのに集中すべきではないかということです。例えば慰安婦問題に言及し、追求するのは我那覇さんでなければならないということはありません。そういう方は他にも沢山いらっしゃいます。しかし保守陣営から沖縄の問題を突くには、自らも沖縄人であり、行動力もある彼女が最も効果的でしょう。

彼女に期待するとしたら、沖縄の閉ざされた言論空間、「反基地でなければ沖縄県民にあらず」という異常な排他性を可視化し、風穴を開けるということです。八重山日報本島版がこの春から発行されましたが、まだ弱小勢力でコンビニにも置かれません。(その割りには『妨害』があったようですが)

左派知識人が祭り上げたものの何も変えられなかった「SEALDs」の、今度は右派で二の舞を彼女に演じさせるようでは、保守陣営の大人の責任も大きいです。適材適所で我那覇真子というリソースをいかに最大限に活かすか、俯瞰的な視点で戦略を練って頂きたいものです。もちろん彼女自身の絶えざる自己研磨も大切ですが。

 サニ-さん、米軍は一々市町村に断りを入れなければパラシュ-ト訓練も罷りならぬとおっしゃりたいのでしょうか。私はそれは違うと思うのですよ。市町村へ被害が出る惧れがあるのであればそれも必要でしょうが、そうでないのであれば容認してイイと私は思っております。日米の合意でも多分それは容認されることではないでしょうかね。軍隊というのは、有事を想定し日夜訓練するのです。嘉手納飛行場内への降下訓練です。降下する兵隊さんはある緊張感がありながら降下をしてゆくのでしょう。大変だと思いますよ。

 真子さんを私はジャンヌダルクと呼びます。若い女性には違いありませんが、もしかすると私のような老齢の者達よりも強い力の持ち主かもしれませんよ。シ-ルズの若者のような単に熱にうかされるような者達とは違うかもしれません。もしかすると、私たちを率いて行軍の先頭に立ち、私たちを指揮して進軍していくのかもしれません。そのような内に秘めた力が彼女にはありそうです。ですから、私はジャンヌダルクと呼ぶのです。

 チャンネル桜の若者達は、私が若いときにも出来なかったことを実践してくれています。後世恐るべしの気もちで彼らを見ているのです。

 

宜野湾市民さん

実情を知らない、と苦言を頂きましたが、もう少し詳しくお教え頂ければと思います。

沖縄二紙は本当にヒドイ新聞だと思っています。
しかしヒドイとわかっているなら「じゃあ、読まなければいいじゃん」の一言に尽きると思うのです。
私は、沖縄滞在時には二紙をよく読みますよ。やはり県内については圧倒的に情報が多いですから。「つぶれていい」とは思っていません。
しかし、政治や基地関連の記事は全くあてになりませんから、他のソースで情報を得るようにしています。

30年ほど前でしょうか、沖縄と本土ではたしかに大きな情報格差がありました。当時、沖縄滞在時は本土のニュースや情報が得られないことが大きなストレスだったのを覚えています。
けれども、1989年にはBSアナログ放送が開始され、1997年には宮崎-沖縄間の海底光ケーブルが開通して以来通信インフラの増強を重ね、沖縄でもインターネットが加速度的に普及しました。
今の沖縄では東京とほぼ同じ情報がタイムリーに入手できるようになりました。本当に隔世の感があります。どの情報ソースからどれだけ有意義な情報を入手できるかというのは、誰にとっても大切なポイントですが、個人の「自由」で情報の取捨選択が可能な時代になって本当ありがたいことです。
衛星放送やインターネットの普及は、東京・大阪などの都会よりも、沖縄などの離島や僻地など交通弱者のほうが大きな恩恵を受けていると考えますが、沖縄の方々がいつまでも紙媒体の地元二紙にこだわりつづけるのは、正直申し上げて奇異にうつります。

TAO さんの、彼女に期待するとしたら、沖縄の閉ざされた言論空間、「反基地でなければ沖縄県民にあらず」という異常な排他性を可視化し、風穴を開けるということです に同感です。
パラシュート訓練に反対、ヘリの訓練中に計器異常が発生し、広い畑の横に不時着しても、けしからん反対。
はたして 本当に大多数の県民は、反対に同調しているのでしょうか?私は、そうでは無いと思っています。
我那覇さんは、基地問題に関しての異常な排他性を声高に、新聞を気にして保守政治家でさえ言えなかった、「おかしい事は、おかしい」と言える空気を作り始めているのでは無いでしょうか。

横須賀ヨーコさん
インターネットの普及と言いますが、県民の有権者の何割がネットで情報を得ていると思われます?
いまだに、山城被告が職員に暴力を振るっての逮捕だと、動画を見て知っているのはどれ程なのか疑問です。
タイムス、新報 二紙の記事を全て信じ切っている県民は、ヨーコさんが思っている以上にいると思いますよ。

TAOさん

TAOさんのご意見に同意します。

> 沖縄の閉ざされた言論空間、「反基地でなければ沖縄県民にあらず」
> という異常な排他性を可視化し、風穴を開ける

まさにその通りだと思います。
しかし今回の肉まんツイートでは、「中華街で肉まんを頬ばれば日本国民にあらず」という論調に感じられました。
異論を許さない印象のある全体主義的な国家観は、自由でも民主的でもありません。
沖縄で「言論に風穴を開ける」ために尽力されて来た真子さんが、今度は本土で、正反対の風通しの悪い言論を展開しようとしているとすれば、まったくもって理解不能です。


宜野湾市民さん

沖縄二紙の酷さについては、本当に県民がお気の毒な状況だと理解した上で、あえてキツイ表現になってしまいますが、現在では、多様な情報ツールが準備されていて、取捨選択は個人の自由です。何を信じるかも最終的には個人の自由です。


八重瀬民さん
かつて、沖縄を米軍から守るためにどれほどの日本人の血が流されたのかを御存知ですか?
軽々しく「米軍が自分たちの土地だと思っているから抗議は無意味」だなんてことを言わないで欲しいです。

ueyonabaruさん
「米軍が市町村に一々断りをいれないといけないのか」と本気でそのようなことを仰っているのですかね。
逆にお聞きしますが、アメリカ本国で同盟国とは言え他国の軍がルールを無視して危険な訓練を行えば一体どのようなことになりますか。

日米安保は重要ですが、米国の為すがままにされて何も感じない人がほとんどであれば日本の先行きは暗いでしょうね。

「キーセン像」は、我那覇さんの提案です、ので

「どう云う形にすれば効果的」か、って提案も有って好いじゃーないかと思いますが・・・

色んな特技・才能を持った方も居られると思います。色んなアイデア・デザインを提案をしていただきたいものですね。

このブログで開かれた議論ができることを喜ばしく思います、横須賀ヨーコさんのいうように、沖縄が歪み閉ざされた言論空間?である論調には疑問しかありませんでしたから。
今時、沖縄県民が新聞二紙に操られてると思ってる人って、沖縄をよほど知らないか偏見に満ち溢れてる人かと。
もちろん沖縄県民はネットもするしテレビも見るし本も読みます、オジーオバーも。
その上で翁長知事が選ばれ、沖縄保守がどんな有り様かを議論すべきかと考えます。
そして今回政府が米軍に合意違反であり遺憾と指摘したパラシュート訓練ですら、仕方ないし地位協定あるしどうでもいいという自称保守がいる限り、問題は解決しないと考えます。

横須賀ヨーコさん

>多様な情報ツールが準備されていて、取捨選択は個人の自由です。何を信じるかも最終的には個人の自由です。

沖縄を外から俯瞰的に見ることができるヨーコさんには理解し難いでしょうが、今現在も多くの沖縄県民には正にあなたのおっしゃるその「取捨選択、何を信じるかの自由」が「無い」状態だと思います。

もちろん物理的な意味ではありません。
基地問題を考える時の視点の問題です。
「先の大戦で日本本土を守る為の捨石とされ、その後70年に渡って不当に基地の負担を押し付けられている」この視点以外の見方、考え方が存在するという事実自体が「ない」んです。存在しない。

多くの県民が基地問題を考える時、それを思考する余地が全くないということです。選択の自由はなく、一つの見方考え方に縛られています。そしてその状態に気がついていない。

沖縄の言論空間は極度に閉塞していますが、
それは県内2紙だけでなく、テレビ・ラジオなどのマスコミ、出版業界、教育界など多岐に渡ります。
私は40歳、沖縄で中部で生まれ育ちましたが、
小学生低学年の頃から教育の場で反戦平和学習で繰り返し悲惨な沖縄戦、被害者としての沖縄、基地の負担を押し付けられている被差別者としての沖縄について学んできました。多くの県民はこの雰囲気の中で育ってきたと思います。
沖縄で生まれ育った人の場合、沖縄の言論空間の極度の偏りに気づくのは難しいと思います。
私は成人してから沖縄を離れましたが、沖縄を離れて初めて気がつきましたから。

>異論を許さない印象のある全体主義的な国家観は、自由でも民主的でもありません。

そこです。それが沖縄の現状ですよ。

>翁長知事は沖縄県民の投票で(しかも大差で)選ばれた知事です。どんなに嫌でもそれが民主主義です。

本当の意味で民主的に選ばれた知事だとは言えないのではないかと私は考えます。
県内2紙が自社の思想信条ではなく、沖縄や日本のおかれた現状、周辺国や世界との関わりや情勢など、私たちが自分で考えるための土台となる事実を提供することで本来の意味での民主的な政治が機能すると考えます。

最後に
我那覇さんの何を応援するのかという問いですが、沖縄の「最大のタブー」である県内二紙に真っ向から異を唱え、偏向報道を正すというその姿勢です。その一点に尽きます。
妓生像設置には反対です。

彼女の活動によって、報道の信憑性や偏りに対する興味や疑問がわくことだけでも、県民に大きな変化をもたらすものと期待するからです。
基地問題に対して多角的な視点を持つための第一歩です。


サニーさん
抗議するべき事だとは思いますよ。
でも実際に嘉手納での訓練は日米間で合意された事ですからね。
確かに伊江島で訓練するのが合意でもあり筋だと思います。しかし官僚が書いた合意文書で抜け道が必ずあります。
オスプレイの飛行に関してのルールでも同様で必ず抜け道はあります。
結局の所、緊急時や米軍が必要と判断した場合は、訓練もオスプレイも、どんな運用も許されると言う事ですよ。

抗議や見直し等が必要なのはそれらの合意文書が交わされる前ですね。

因みに私自身は過剰な基地負担には大反対ですよ。 でも何をどう反対しても結局は大して変わりは無いのが現実ですから。

初見の所感。

事柄の関連性を考えもせず自分の主張を飲んでくれる勢力に簡単に乗るから右も左もカルト化するんだな、とまたそうした一例が積み増しされた気がする。

神輿は軽いほうがいいってね。だからまともな人から論壇や政治団体から身を引いていく。嘆かわしいよ。

肉まんツイートの件は初めて知りましたが、「日本」の安全保障問題以上に沖縄県民が肉まん頬張るために基地に依存しているとばかり私は思っていましたが、真子さんの意識では違うのでしょうか。
それなら正当性を増すためにも基地関連の補助金や交付金の受け入れを拒否すべきではないのですかね。それでもまだ基地関連で潤うぐらいなのですから。

「ニュース女子」の件は詳しくは知りませんが大体察しは付きます。
おおよそ沖縄県外の人間が基地反対運動に参加している実態を糾弾したいという趣旨でしょう。しかし、それを主張すると基地問題は”沖縄県民”が決めるべき事、という逆説が成立してしまうが、基地賛成派の皆さんはそれでいいのかな?私は違うと思うな。
この問題は日本全体で話し合い、かつ納得しなければいけない事。それをつまらない勢力の削ぎ落とし合いに持ち込み、議論を歪めてしまうことは愚の骨頂。そうした振る舞いで溜飲を下げるレベルの人間を、最近は「コスプレ右翼」と言うらしいよ。言いえて妙だね。
見たところ、ここのブログ主さんは距離感の取り方が絶妙のようなのでそうはならないでもらいたい。それではごきげんよう。

「伊勢佐木ローズ」ってまた唐突な…
多少コメント欄で他の連中と絡ませてから論考掲載にしないと「自作自演」疑われても仕方ないくらいに不自然でっせ。

あの在特会「桜井誠」をスターダムに押し上げたのがチャンネル桜であり、そのチャン桜で番組もって在特会関係者はべらせてキャスターしていたのが我那覇真子なんだよ。
だから今更慰安婦像がどーのこーのと言い出した所で全然不思議じゃないし、最初からそーいう人なんだって。
あとね、金城テルとかいうのも生長の家から幸福の科学に乗り換えたやっぱり「そっち系」の人なんだよね。
沖縄の保守ってこんなのばっか(笑)

先祖代々沖縄生まれ沖縄育ちの私がチャンネル桜関連や我那覇真子さん、ニュース女子関連に口を挟まなかったのは、上のコメントにもある

>事柄の関連性を考えもせず自分の主張を飲んでくれる勢力に簡単に乗るから右も左もカルト化するんだな、とまたそうした一例が積み増しされた気がする。
神輿は軽いほうがいいってね。だからまともな人から論壇や政治団体から身を引いていく。嘆かわしいよ。

>やっぱり「そっち系」の人なんだよね。
沖縄の保守ってこんなのばっか(笑)

のような気持ちがあるからです。
何度となく沖縄に救世主か!?と思われる人物が現れましたがやはり何かの勢力と繋がっています。

こちらのブログが大好きで毎日拝見させていただいてますが、質は違いますけど以前の島尻あい子氏持上げと今回の我那覇真子氏持上げに同様の薄気味悪さを感じます。
今後、我那覇氏が政界進出したならばそれは私の中で確信へとかわるでしょう。

しかし如何なる勢力と繋がっていたとしても信念のある人ならば応援できると思います。

沖縄県民は与えられた情報ではなく、必要な情報は自分で取りに行く努力をし自ら考え、沖縄を多角的により良くしていく人を選んで投票することが一番大切です。

私は、どんぐりさんと全く同意です。
改憲派さんの仰る、「もちろん沖縄県民はネットもするしテレビも見るし本も読みます、オジーオバーも。」
本当にそうでしょうか?
若者は確かに情報には敏感ですが、はたして一般のおじーおばーが基地問題をインターネットで確認していますか?
私だけが空気を感じていないのか、ueyonabaruさんはじめ県民の方、教えて下さい。

どんぐりさん

沖縄にどんな情報インフラを整備したとしても、情報取捨選択の余地もない、とのことですね。
なるほど、それはそうだとしましょう。
で、それはいつまで続くのですか。
復帰45年、戦後70年以上経っても、「我々沖縄県民は他の考え方をもつ自由がない」と仰られる。
100年待てば自由になれるのですか?

どんぐりさんは、沖縄を離れて初めて気づいたとのこと。
今現在の沖縄県民で、Iターン、Uターン、本土で教育を受けた方、県外への転勤、親や配偶者が内地人等、県外生活の経験者はどれくらいいるでしょう。何十万人かいるのではないでしょうか。
情報も人の往来も本土とこれだけ近づいた中で、「沖縄では他の考え方はできない」と言われると、「沖縄の方々は自らその状態を維持している」としか思えないわけです。
我那覇真子さんがいないと、沖縄で得られる情報は歪んだままなのでしょうか。
日本国憲法には言論の自由が保障されているのですから、沖縄にも「他の考えをもつ自由はある」はずです。
「沖縄では言論の自由が制約されている」と感じるなら、情報を自ら取捨選択するところから始めればよいのではないでしょうか。
「右にならえ」する必要は全くありません。自分は自分です。


> 沖縄県民は与えられた情報ではなく、
> 必要な情報は自分で取りに行く努力をし自ら考え、
> 沖縄を多角的により良くしていく人を選んで投票することが一番大切です。

ナビ―さんがこう書かれているように、結局それぞれ自分で努力をして、自分で考えなければ何も進まないでしょう。


話は変わりますが、沖縄タイムスの5月14日の菅官房長官へのインタビュー記事によれば、第6次沖縄振興計画の実施を明言したようですね。
第6次沖振が本当に実施されたら、沖縄の産業はますます弱体化し、独り歩きが出来ない足腰になってしまう。
「いつまでも植民地扱いするな、いい加減に俺たちの補助輪を外してくれ」と怒った方がいい場面だと思いますが、沖縄からそのような声は聞こえてきませんね。

復帰45周年だった昨日午前8時前のNHK九州沖縄のニュースで嘉手納基地に土地を持つ方が取り上げられていました。復帰したら日本国憲法が沖縄でも適用され、本土とすべて平等になり土地も帰ってくると思っていたが未だに帰ってこない、云々で土地変換運動を行い続けている80代男性でした。

故郷の地に帰りたいという気持ちは理解できますが、ここ沖縄でこういうご高齢の方に(少なくとも公に)異を唱えることはほぼ不可能です。地代は貰ってますか?なんて聞いた日にゃ「人非人」認定間違いなしです。私も20年前なら全面応援だったでしょう。

ヤンバル出身の私の父は辺野古の埋め立てに相当な抵抗があるようです。反対側の西海岸も「結の浜」なんて名前だけ聞いたらよさげな広大な埋め立て地が10年前にできてて、相変わらず更地だらけだけどあれはいいのか?、と聞いたら、「あれとこれは別」だそうで。まあ、目的は違えども「海岸を埋め立てる」という行為は変わりはないと思いますがねぇ。国道58号線が海岸沿いで美しい海を眺めながら走れるいいドライブコースだったのに。

辺野古の埋め立てに強い抵抗があるのは子供時代の憧憬が背景にあるようで、「軍隊のために」埋め立てるなんてとんでもないという意識がありそうです。元々、革新系でもないんですが、沖縄二紙をはじめとするメディアは特にこういうお年寄りの心情にがっちり入り込んでます。この強く固まった心情には家族ですら入りこめません。すると必然的に政治の話しなんざしなくなります。特に沖縄二紙の同調圧力の根拠というか基盤になっているように感じます。もちろん、ネットなんざしません。特にNHK信じてます。復帰45周年の特集、相変わらずでもううんざりです。

実際には、最近の30年くらいで那覇新都心、宜野湾から北の西海岸の多くが返還されてそれなりに発展し大きく変貌しています。今現在、読谷の開発ぶりが凄い。その実感がないはずがない。それでも、数字をいじくりまわしてはあれが足りない、これが足りない。ところで、NHKでは沖縄にある米軍「専用」施設は70%になってましたね。

平均年齢が40歳と若い浦添市での市長選挙ではメディアのバッシングに負けずに松本市長が完勝しました。10年くらいしたら沖縄ももっと変わるかもしれませんが、名護市長選で結果を出したいものです。さらにその前に那覇市議選があるので、新風会を崩壊させたい。

仲井眞前知事は沖縄県知事と行政マンで多くの実績を残したと思いますが、特に沖縄二紙の「沖縄を売った男」のキャンペーンの前に敗れ去りました。それに本土のマスコミだって加担してました。そんな、メディア、沖縄二紙が覆いかぶさる環境に風穴があけられる手段があればなんでもいい(あくまで合法で)。

長々ととっ散らかった文章で愚痴ったようですみません。現実の生活が壊されるのが恐いヘタレです…

沖縄の方々へ、

情報というのは自分でつかむものですよ。
私は沖縄南部に生まれ、今は都合で関西在住ですが、つい数年前まで沖縄本島に住んでいました。

確かにタイムス新報、ローカルテレビの偏向ぶりには反吐がでます。が、沖縄に出回ってる情報網はそれだけではないでしょう。
全国紙はファストフード店に置いてあったし、一応、読売や日経、朝日毎日、産経も個人で取ろうと思えば取れました。実際、私の実家は日経と地元紙の三紙購読していました。
コンビニ、本屋にいけば週刊紙もスポーツ新聞もあるし月刊誌もある。喫茶店にいけば週刊ポストに文春、新潮に現代といろいろ情報網はありますよ。
要は、自分次第なんです。
ちなみに、わたしは拉致問題について知ったのは週刊誌で、国が拉致を認める前から知っていましたよ。
あと、旧日本軍の蛮行としてでっち上げられた三光作戦や南京問題も昭和五十年代には親の持っていた書籍で目にしていました。
沖縄問題とはちょっと離れましたが、情報という点では沖縄はちっとも閉鎖空間ではないと思います。

常に、こちらのコメントで述べていますが、まずは足元なんです。
沖縄の人たちの欠点は、まずは自分たちの足元から物事を見ようとしない。なんでも他のせいにする。
これではいつまで立っても進むものも進まないのではと、思います。

横須賀ヨーコさん、ふつうは言い難いであろうことを述べてくれて、心から感謝します。
心からの発言、本当にありがとうございます。

現実の生活は大切ですよ(^^)。
ナビーさんがそろそろ書かれるかなと思っておりました。前にも同じような事を警鐘されていましたよね。
これは他県でも、今後の改憲をめぐっての投票行為に於いてもそうですが、世代別投票率の50歳以下をどれだけ上げられるかです。
http://www.pref.okinawa.jp/site/senkan_i/documents/201703nenreibetu.pdf
沖縄はまだ若い人の数が多い方で、20〜40代の投票率が5%でも上がったら、現実的な選挙結果がまた1つ積み上がるのでは。

まあ、そうやって我が東京都が選んだ小池百合子知事は…あんな風に都民を裏切ったらどうなるのかは、やはり都議選で突きつけるしかないです。
選挙で誰に入れて欲しいか言ったら揉めるとしても、自分が誰に入れるのかは自由で秘密にしていられます。

横須賀ヨーコさん

>「沖縄では言論の自由が制約されている」と感じるなら、情報を自ら取捨選択するところから始めればよいのではないでしょうか。
>沖縄にも「他の考えをもつ自由はある」はずです。

私が言いたかった一番の肝はそこです。
未だ多くの県民が「言論の自由が制約されている」と「感じていない」という事です。
「言論の自由が制約されている」という事実に気がついていない人が多い。
非常に狭い視野・視点である事、それ自体に気がついていないので、選択肢自体が存在しないわけです。


沖縄の歴史や基地問題に関して、自らの考え方が偏っているという自覚がないこと、他の視点が存在するという事実自体に気がついていない、という意味です。
目の前にそれがあるのに、見えていない。
だからそこに自由自体が存在しない、という事です。


私の最初のヨーコさんへのコメントでは、まるで沖縄全体が一つの考え方に縛られているように読めたかもしれませんが、全体ではなく過半数がそうではないかと思っています。


>今現在の沖縄県民で、Iターン、Uターン、本土で教育を受けた方、県外への転勤、親や配偶者が内地人等、県外生活の経験者はどれくらいいるでしょう。何十万人かいるのではないでしょうか。


去った二月の浦添市長選の選挙結果からも分かるように、少なくない数の県民が多角的視点を持つに至っているように思います。
ただ実際、異論を言いにくい雰囲気があるのは事実です。よく沖縄に関して言われる「同調圧力」ですね。


>我那覇真子さんがいないと、沖縄で得られる情報は歪んだままなのでしょうか。

いいえ。そうは思いません。
スマホの普及によって特に若い世代から確実に変化していると感じます。
彼女の活動によって、県内2紙が提供する視点以外の「他の視点が存在するのだという事実に気がつく」切っ掛けが得られるのではないか。
そして県民の意識の変化に勢いがつくのではないか、という期待はあります。その点で、彼女を応援します。


沖縄県民に必要なのは与えられた情報を鵜呑みにすることでなく、自分の頭で考えること、その為の情報を自ら掴みにいく姿勢だと思います。
そのためには「言論の自由が制限されている」事に気づくことが大前提です。その切っ掛けになる事であれば、なんでもいい。

私は彼女に救世主であるとかリーダーである事を全く求めていません。
県民が自分で考える事ができれば、県民が主体になる事が可能だからです。

小池さん期待してたけどねー^^;
共〇と組んだら馬鹿になるってホントですね。

選挙時の対応といえば、いつでもどこでもお願いされたらハイハイオッケーって元気よく返事しています。
当然、紙に書くのは違う名前とかだけどw

ふゆみさん
いつもの言葉足らずにもかかわらずフォローのお言葉ありがとうございます。

そうなんです。仰るとおり平均年齢が比較的若い沖縄県は、その比較的情報の入りやすい若い層の投票率を上げることで去った浦添市長選やうるま市長選のようにより良い結果が出せます。

たとえ理想的候補が居なくったって消去法で選べば良いんです。

沖縄県民は職場や友人などに頼まれたら誰の後援会にも家族一同で署名します。

でも投票する候補は殆ど口にしません。それで良いんです。

やもりさんへ
あなたの仰る事は正論だし事実です。
しかし、あなたや こちらでコメントしている県民の様に自ら色んな情報を、ネットや全国紙で得ている人が県民の大多数だと思いますか?
「まずは自分たちの足元から物事を見ようとしない。なんでも他のせいにする。これではいつまで立っても進むものも進まないのではと、思います。」
私もそう思います、だから我那覇さんに期待しているんです。
浦添市長選において、若者達の考えが変化して来ている事は確かですが、全体的にはまだ大多数の県民が偏向二紙に洗脳されている証だと思いますが。

 横須賀ヨーコさんや、やもりさんのおっしゃる事はもっともな部分ももちろんあるですが、沖縄の情報環境はもっと複雑な事情に満ちているのですね。
 「情報」は一般的・通常には、どういうふうに取り入れられるものなのか考えなくてはいけませんね。
そして、その情報を覆す言論は同じ土台で十分存在し得るのか、これがとても大きな問題です。
このことだけでも本土に比べれば圧倒的に劣っているのですよ。

 ただ、問題はそれだけでなくて、大きく言えば「社会構造的」にも本土の場合よりもはるかに「イデオロギーと職場」が近接してしまっている例も多々あります。
例えば、宮古でも自衛隊配備に賛成したい某所の組合員が複数いるのですが、これらの方々は決して反対意見を明らかに出来ないというような職域的風土が出来てしまっており、もし強行するなら明らかに出世に響きますし、甚だしい場合は退職も選択肢としなくてはならないような、ひどい同調圧力が実際あるのです。

こうなった原因は複数あるし複雑に事情が絡み合っているので、一概に「ネットがあるだろう」とか、「ホテルのロビーでは本土紙も読めるから」、というような簡単な問題ではありませんね。
 篠原章氏の「沖縄の不都合な真実」にも出ていましたが、二紙と論調が違う内容の著作を出版したい場合、自費出版にもかかわらず複数の出版社からそれを断られてしまう、そうした例はまさに「掃いて捨てる」ほどあるのです。
沖縄は言論空間として、あきらかに「異常」なのです。


伊勢佐木ローズさんの投稿文でコメントが盛り上がりました。有難うございます。今、若干頭が回らない状態ですが、当ブログのコメント欄の価値が発揮されたと考えています。

しかし、私のようなヘタレ者がコメントする意義なんてないんじゃないかと、本当に考えてもう止めようかとも思ってしまったりも(汗)。

でも、沖縄にも実際には多様な意見があるというのを感じていただければと思う次第です。当ブログはその場を提供していただく貴重な場です。

いつの間にコメントが伸びてますね、私が横須賀ヨーコさんと考えが近いのは、沖縄の一部保守の主張が、沖縄二紙ガー翁長ガーのネガキャンオンリーで、これさえ排除したら解決と思いこんでいる節があることです。
八重山日報の本島版も出来ましたが、残念ながら二紙に代わるようなものでもなく県民のニーズは満たせない。
翁長知事さえ倒せばといっても、対抗出来る保守候補がいない。
市長選は現役の保守が勝ち続けていますが、これは保守が優勢になったというわけでもなく、今までと同じ現状維持に過ぎません。本丸は名護市長選また知事選です。
高齢層に反基地(辺野古)が多いのは、二紙のせい?戦中戦後世代でアメリカ統治時代を知っているからという理由も大きいというのが実感です。
今の時代、沖縄県民は沖縄二紙しか読まないしネットもテレビも見ないから保守は負けるなんてとても思えませんがどうでしょう。
我那覇真子氏が対朝鮮に舵をきった理由はありますが、確かに皆さん懸念するように辛淑玉ガー在日ガーでは沖縄県民には共感はえられないでしょうね。
彼女は沖縄から飛び出して日本の保守論客を目指しているのかも知れません。

連投申し訳ありません。
宮路さん、宮古の陸自配備について、島民の意見は拮抗していると聞きましたが、違うのでしょうか。
人口減少となっている宮古は、経済活性化のため陸自配備賛成も多いと。
先の市長選もギリですが陸自配備推進の現役市長が当選しましたし。
むしろ賛否拮抗してるから言いづらいのでしょうか。
また篠原章氏など沖縄保守の本は本島の多くの本屋でコーナーが設けられ、割と売れているようですが、宮古はまた事情が違うのでしょうか。

「組合員」の多数意見と島民の多数意見は乖離している可能性ありますね。実際どうなのでしょう。
改憲派さんの書かれたように、沖縄を飛び出して保守論客のハクをつけて凱旋する作戦なのかなあと思いました。だったら沖縄問題をもっと真正面から中央に持ち込めばいいのにね。
沖縄の保守に望ましい人が居ない。という問題について。保守的な一般県人の望みは何なのかをもっと表に具体的に出す事によって、叶える実務も見えてくるはずです。
それをすくい上げるのが地方メディアの役目なのに片側だけデコ盛りですくい続けているのが問題です。

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 投稿 我那覇真子さんへの手紙 その2  | トップページ | 日曜写真館 クレマチスの重なり »