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« 安倍首相の改憲シナリオとは | トップページ | 歩く省益 前川喜平氏 »

2017年5月26日 (金)

前川氏の逆恨み 

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怪談の時期にはまだ早すぎます。 

籠池氏や前川氏のような輩が、墓場からゾロゾロ這い出して、恨めしや~とばかりに怨念をドロドロと言い募るという薄気味の悪さ。 

それだけでも充分に気色がわるいのに、そのウォーキング・ゾンビーたちをまるで「正義の告発者」に仕立てて、神輿に乗せて永田町内を練り歩く民進党や朝日以下のメディアの不気味さ・・・。 

う~たまらん。エクソシストでも呼ばにゃあならんのですかね、こりゃ。 

まずはっきりさせたいのですが、問題はなんなのでしょうか?先日私はこのように切り分けてみました。
関連記事http://arinkurin.cocolog-nifty.com/blog/2017/05/post-c79c.html

①文書は偽造かどうか。あるいは存在する文書だとして、正式文書か部局内メモか?誰が執筆したのか?
②加計学園の獣医学部設立許可はなぜ遅れ、現時点で認可されたのか?
③違法性があるのか?

①に関しては政府は「探しているが見つからない」としていますが、名前がでているのは内閣府審議官・藤原豊氏、ないしは前川前事務次官自身が書いたものでしょう。 

問題となるのは、このメモを書いたことそのものより国家公務員の守秘義務を破って流出させたことです。 

政府の内部文書の漏洩ですから、漏洩した者にはそれ相応の罰を受けてもらわねばなりません。

退職していても、公務員法では遡及して責任を問われます。

■国家公務員法第100条
第1項 「職員は、職務上知ることのできた秘密を漏らしてはならない。その職を退いた後といえども同様とする。違反者は最高1年の懲役又は最高50万円の罰金に処す。

さもないと、ユーチューブで中国船の体当たり攻撃の映像を流出したとして、懲戒され辞職に追い込まれた一色正春元保安官に対して、法の下の平等が確保されませんからね。 

漏洩したのは、このいきさつを見ると前川喜平前事務次官以外考えられません。

Photo
おそらく前川氏が、特区における学部新設の許認可権限を内閣府に奪われそうになって恨んだ藤原メモをなんらかの方法で入手して、漏らしたのでしょうね。 

「官邸のご意向を忖度した」と文科省官僚に恨まれる側に回った、内閣府の藤原氏自身が漏らすわけがありません。 

前川氏からすれば、オレを天下りの責任と、買春報道の責任を取らせてクビにしやがった官邸が憎い。

文科省官僚の省益を害した藤原が憎い。

有能なオレ様をロリ趣味くらいで潰しやがった安倍と菅が憎い。みんなまとめてくし刺しにしてやるぜ、といったところでしょう。やれやれです。
辞任の前川・前文科次官、出会い系バーに出入り : 社会 : 読売新聞 ...

世の中でこういうことを逆ギレ、あるいは逆恨みといいます。 

さて次に②の獣医学部新学部設立についてですが、ふたつあると思います。

まず第1に、「忖度」問題です。

忖度という行為自体はありふれた政治的行為であって、下は市会議員から、上は国会議員まで誰もがやっている通常の政治的行為です。

もし忖度が悪事ならば、間接民主主義のシステムが機能しなくなります。

仮に忖度を悪というなら、議員に陳情する行為自体が悪になってしまうからです。

行政のデコボコを埋めるのが陳情です。陳情は忖度だから悪というなら、議員なんかいりません。

政府において首相が自らの政策実現を命じるのは当然のことで陳情実現の見返りに金品をもらったりすれば斡旋収賄罪に問われるというだけのことです。

Photo

たとえばこの問題で民進党側追及の先鋒だった玉木雄一郎幹事長代理は、加計獣医学部誘致を阻むことを獣医師会から「忖度」されていることが明らかになりました。https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170522-00000539-san-soci

「日本獣医師会の会議報告によると、玉木氏は平成27年6月、東京都内の明治記念館で開かれた日本獣医師会の第72回通常総会に来賓として出席。あいさつの中で「教育の分野、あるいは医療の分野は、そもそも特区として、地域の例外を作り、進めるべき話ではない。おかしな方向に向かいそうになった際はしっかり止める」などと述べ、加計学園による獣医学部新設に反対する日本獣医師会を擁護する姿勢を鮮明にしていた」(産経5月22日)

しかも玉木氏は香川県獣医師会会長の息子であり、かつ獣医師会から2012年度に100万の献金を受けていました。

Photo_2そして玉木氏は、「教育の分野、あるいは医療の分野は、そもそも特区として、地域の例外を作り、進めるべき話ではない。おかしな方向に向かいそうになった際はしっかり止める」(前掲)と、はっきりと加計獣医学部新設を阻止すると業界団体の会合の席上で決意表明までしてしまっています。

つまり、金が絡まった斡旋収賄に問われかねない「悪しき忖度」です。

さて、もう一点は規制緩和についてです。

前川氏の記者会見だけ聞いていると、突然寝耳に水のように官邸が圧力をかけて、加計をねじ込んだように聞こえますが、正確ではありません。

朝日と民進党の「加計学園疑惑調査チーム」の主張では、文科省でも自民党内でも否定的意見の多い獣医学部新設を、安倍首相が強引に押し込んだのだから、加計学園と安倍氏はズブズブの仲だったというのが言い分です。

蓮舫さんには気の毒ですが、今治市で獣医学部新設を一貫して推進してきたのは、自民党でも、ましてや安倍首相でもなく民進党でした。

時系列を巻き戻してみます。

・2008年・・・第1次安倍政権。今治市と愛媛県は獣医学部新設を特区申請するも却下。以降15回申請。

・2010年・・・愛媛県に横山博幸愛媛県連幹事長が「民主党本部の幹事長室に上げろ」と示唆。

・2012年・・・新獣医学部新設に反対する獣医師会から玉木議員100万の献金を受ける。

・2013年・・・第2次安倍政権。今治市を特区に指定。

勘違いされがちですが、規制緩和の旗を立てて特区構想を進めているのは、自民党の中では安倍氏と一握りの者しかいません。

そもそも自民党はカネとポスト配分が生命線でしたから、既得権団体の代弁者の顔を持っています。

この獣医学部新設にしても、医学部を新設すること自体に反対してきたのは、ほかでもない自民党議員たちでした。

むしろ推進したのは、民進党の高井崇志氏と彼が秘書として使えた江田五月氏たちです。

このふたりは去年、加計学園が経営する岡山理科大学で加計氏と面談しています。

実は文科省は、医師会の「ご意向を忖度」して、実に37年間の間、新規医学部建設を却下してきました。

獣医学部に至ってはなんと52年間新設認められず、です。

もちろん業界団体と当該官庁の癒着が原因です。

成田の国際医療福祉大学もまた当然のことのように、文科省・厚労省によって頓挫しかかったものを、第2次安倍政権になって両省の反対を押し切って特区の事業として認められたものです。

文書中に「成田ほど時間はかけられない」という言葉がありますが、それは「今治は成田ほど時間はかけられない」と言う意味となります。

規制緩和による医学部新設を政権交替のシンボル事業としたのはかつての民主党政権であり、第2次安倍政権はそれを引き継いでさらにそれを具体現実化したものだということです。

私はそもそも国が、医師(獣医師)の総量規制をする権限を持つこと自体に懐疑的です。

医学部の教育内容について教育・研修内容に立ち入ることは正当な文科省・厚労省の権限内でしょうが、どの県にいくつなどとという医師の総量規制をするのはただの彼らの省益の確保にすぎません。

ですから前川氏は本来、ただの業界利権と省益が官邸によってコントロールされたことを、「公平行政が冒された」と逆恨みしたにすぎません。

この加計問題を取り上げるならば、この省益と業界利権の関係、あるいは学校を建てることをめぐる建設利権にまでつっこまねは意味がないでしょう。

民進党さん、聞く耳を持たないでしょうが、共産党とつるんでただの安倍叩きをやっているうちは、必ず民進党のお家芸であるブーメランとなっちゃいますよ。

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コメント

それでも、この問題に食いついて騒ぎ立てる人たちがいるのです。

そして、当たり前のような疑問「そんなことはそんなに重要な問題か?」に対して、やれ安倍をかばっている、問題をすり替えていると騒ぐのです。

ほとほと呆れかえるばかりですが、テレビも、新聞もそんな有様です。

そして、この逆恨みの主がどんな人なのか読売が書けば、今度は読売は官邸の手先に成り果てたと攻撃するのです。

いやいやいや、大丈夫か?

安倍政権がにくければ、黒も白と主張する、あるいは、黒でも関係ないといいながら、安倍政権は白でも黒と主張し、あるいは白でもグレーだ、人格的に認められないとあげつらう。

本当に、本当に、本当に、最近は醜いばかりです。

こんな野党やメディアでは、国民はますます、こりゃダメだと思って、政権支持に回るでしょう。すなわち、政権交替なんてさらに遠のくのです。

それはそれで、国家の不幸です。権力は腐敗するから、適切に政権交替しないと。

しかし任せられる野党がない。希望が少しあるとすれば維新ですが、国民が維新を認めてくれないんですよねぇー。これも問題ですが。

そりゃ沖縄の維新みたいなアホもいますからね。人材が足りないのでしょうね。

自民党が割れて維新に流れてくれるのが、いいと妄想します。

民進党から維新に合流されたら、また、元の木阿弥ですからね。

あ、っと、脱線しすぎてしまいました。ともかくこのくだらない騒動にはほとほと呆れます。

北朝鮮のミサイルや、憲法改正や、はては原発の再稼働など、問題は山積みなのですけれどね…この国は…。

特区における、地域の選定、実質1校に絞り込んだのも、加計ありきでなく、自民党の農林族議員が内閣府にねじ込んだものである情報がありました。ラジオのニュースでしたので、大手メデイアにはまだ出ていませんが、その内容には強く納得しました。因みに、その情報では、ねじ込んだ議員まで特定されていました(個人名は伏せられていましたが、大体の推測はつきます)。獣医師を所管する農水が、今回の騒動で、矢面に出ないのがおかしいと思っていたのですが、その話を聞いて、農水は早々と条件闘争に切り替えていたのだと思いました。また、今、農水は今後の日本の農業を左右しかねない重要案件を今国会に上程してる為、今も鳴りを潜めています。

かつて…さんの怒り、よく分かります。
全くこんな時に何やってんでしょうねぇ。。

要は、いい歳した超エリート官僚がロリコン趣味で自爆しただけの話。カネも地位もあるのに警察に睨まれて内偵入るような安いとこに入り浸っていたという。

そして安易に飛び付いた民進党やマスコミ。もう手遅れです。それこそまたまた巨大ブーメランが帰ってくることでしょう。マスコミはジワジワと印象操作してくるので厄介ですけど。
同様に加計学園問題を追求すると始めた途端に籠池を報道しなくなりました。なんでしょうね?辻本議員あたりにはよほどヤバイことが帰ってくるんでしょう。

自民党支持ですが安倍氏はまったくダメだと思います。
以前から裏選対でのトラブルや相続税の疑惑等で胡散臭い人でしたし、そもそも第一次政権の無責任な投げ出しっぷりから全く期待していません。
閣僚の人選も酷いものですし。

前川氏が法に触れるような文書の取り扱いをしたのなら本人も望んでいるので承認喚問すれば良いものを、頑なにそれを拒んでいるのは安倍政権ですからね。
森友問題から一貫して自身の疑惑の解明に対して非協力的な与党の態度は如何なものでしょう?

これ以上何本ブーメランが刺さっても支持率は落ちようがない上、鉄板支持者には勲章に見えてるかも。
昨日の記事にもあったように、かつて…さんが最後に並べた案件はタイムリミットがあるものばかりなので、ブーメラン刺さって血を流しながらでもマスコミと一体となって時間が稼げれば、そちら側の勝ちですから。

全部安倍と自民のせいにして騒がれるのを観ていると、日本の全てがドブに突っ込まれてるような毀損される気分になります。
ホントもっと、ちゃんとしようよ。というメッセージを菅氏や政府が出せている事は、もっと評価されても良いと思います。

ネトサポには種類あるからな

1.本家JNSC(自民党ネットサポーターズクラブ)              
【党直属】

2.統一教会               【政治便宜】

3.日本青年協議会(≒日本会議)  
【政治便宜】

4.幸福の科学             
【政治便宜】

5.電通、ホットリンク          
【金】

6.ボランティアネトサポ       
【洗脳・無償】

ここの管理人はどれでしょう(笑)

証人喚問でなく国家公務員法違反を適用すべき案件です。現状加計問題で法に触れているのは玉木でも安倍でもなく前川です。

千貫さん。

もうネトサポとか言ってる時点でカテゴリーエラーしてますよ。
あなたが分類した中にはどれも該当してないことがわかりませんかね(笑笑)

まともに読んでないか極端なバイアス前提ではお話になりません。

前川、私もそれこそどうせ馬鹿馬鹿しい時間の無駄だとは思いますが証人喚問やっちぇえば?と。思いますよ。
国会の場ではっきりと反証しちゃえばそれだけのことです。

ななしさん

安倍総理がいつ、無責任に、政権を投げ出しましたか?
第一次での辞退は、潰瘍性大腸炎という国指定の難病の悪化により、総理としての職務遂行が難しくなったことによる、安倍総理自ら責任を持っての辞任でしょ?
五体満足健康体の癖にズルして国会審議拒否する野党連合のほうが遥かに無責任です。

場外乱闘みたいなコメですがお許しをw

私の危惧は「政府の情報防衛力」です。
官僚のトップだった人間が容易に文書を持ち出し公開
なおかつ性癖まで暴露されてしまいました。
「日本人はハニートラップの格好のターゲット」
と海外に宣伝してしまったようなものです。
既得権が長年続くとどんな組織も腐敗しますね。
前川氏に限らず同類は多数いそうですので
スパイ防止法など検討してもらいたいです。

最近は読むだけに済ませていたけど、どうしても一言。

今日の管理人さんの記事、昨日ダイヤモンドオンラインで見た内容とそっくり。
まあ、朝日側と逆方向から見た記事内容にすれば、中身が似ても仕方なしかもしれないが、たまには1日休みをおいて、落ち着いて記事を書いてもいいのでは?

前川前事務次官をめぐっては、22日付の「読売新聞」や今日発売の「週刊新潮」などが、新宿区歌舞伎町の「出会い系バー」に出入りしていたと報じている。

前川前事務次官は「私が行ったのは事実。ドキュメント番組で女性の貧困について扱った番組を見て、実際に話を聞いてみたいと思った。食事をして、小遣いをあげたりしていた。そこで出会った女性を通して、女性の貧困と子供の貧困が通じていることがわかった。ああいうところに出入りしたのは意義があった」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170525-00010014-abema-pol

流石、教育の長、自ら実地調査を行ったうえに援助までしてあげたと。

素晴らしい…

ってなるわけあるかー!!! バッカじゃねーの!?


め組さんの懸念されるように、ハニートラップ仕掛けられたらイチコロですね。

昔の選挙自民党はもっと悪どいこともしてたが、中選挙区制により派閥がきちんと均衡を保ちながら争ってたから、どこかの派閥や議員が圧倒的にワガママになることは少なかった。 
自派閥の利権のためにやりすぎると、対立派閥がマスコミにタレ込むみたいな感じで、決して正義ではないけど、相互監視によって均衡を保ってた。 

でも今は小選挙区だから派閥が弱体化し、自民党が、じゃなくて「安倍晋三」という人間がやりたい放題の状況になってる。 
麻生派、石破派は対抗できない。 

今かなり他の派閥はストレス溜まってるから、もしかしたら近いうちにかなり大きい「安倍おろし」が党内で始まる可能性あるんではないか。

私の「小遣い貧困問題」も前川さんに実地調査して欲しい。前川さんの奢りで居酒屋で一杯やりながら私の少ない小遣いを優しく調査して欲しい。帰り際にはお小遣いと旅費日当も忘れないで。ちなみに教育費に遠因があるので文科省の管轄といっても過言でない点を忖度してね

お金がないさん。 おお、私が3時間かけて書いたものをバッサリと切り捨てましたね。嬉し涙がでますナ。
ブーメランなんて、ネチズンが誰でも言っていることでしょう。私もあんまり誰もが言うことなので、一回しか使いませんでした(苦笑)。

あなたがいっているのは窪田順生氏の記事でしょうが、アップは5月25日ですよ。
私はそれが出る3日前の22日に、今回とほぼ同内容の記事をアップしています。読まなかったんですか?
私からすれば、後に出た記事のほうを「そっくり」といいますが、いかがでしょうか。

http://arinkurin.cocolog-nifty.com/blog/2017/05/post-c79c.html

規制緩和に最初に手をつけたのは民主党です。
政治主導なんて言って意気揚々と霞が関に乗り込んでなにもできませんでしたけどね。
ある意味、民主党ができなかったことをしっかりと官僚をグリップできているから、今の政権が実現化できているのです。

加計に初めかかわったのも民主党。反対したのも民主党。
このようなことを掘れば、かならず民主党の無残な轍が見つかるんです。

窪田氏と記述がダブっている「成田」が国際医療大学を指すなんて、このテーマを論じれば常識ですし、それと特区が絡むのも常識です。
私が窪田さん記事参照したのは愛媛新聞の切り抜き部分だけですが、「そっくり」なんていわれるのは大変に腹がたつので、こちらのほうを削除しました。

私はこの問題の本質は、既得権を死守したい業界団体と族議員そして当該官庁と、その「岩盤」を突破しようとする官邸との戦いだと思っています。
窪田氏の論考は手堅く、さすがプロのライターの書かれたのだと関心しましたが、私と分析視角が違います。

お金がないさんに忠告します。
他人様の記事を読む時は印象批評しなさんな。その人が何を言いたいのか見極めてから批評してください。それが礼儀というものです。

管理人様

「轍 “の跡”」は間違った用法なので、訂正されるのがよろしいかと。

このコメントは削除してください。

あしからず。m(_ _)m

お金が無い!さん

 私は有料で毎日「ダイアモンドオンライン」を読んでいますが、記事のどこがどうソックリなのか皆目理解しかねます。
あなたの指摘は全く当たりませんよ。
 
 まさか記事中の「事実関係」を指して言っているのなら、幼稚で未熟な指摘でしかないし、ましてある論説を180度ひっくり返して別の論説を作りあげるくらいなら、一から自分で文章作成した方が遥かに手間暇かかりません。

 おそらくお金が無い!さんは、ご自身でまとまった文章を繁くお書きになった経験がないのでしょう。
あるいは、書物や文章を読み込む態度や能力に問題があるのかも知れませんね。
 
 安易な「剽窃」を連想させるようなコメント表現は当該ブログ主宰者に対する侮辱だし、このような中身のない指摘は、あなた自身の見識や、ともすれば人格そのものを疑われかねませんね。


 公務員はすべて、市職員なら「市民」に、国家公務員なら「国民」に奉仕するのが、その職務です。
 そこで、首長なり総理大臣が変わる事によって、その方針も少なからず変わる場合が往々にしてあります。
 その場合、行政の継続性を犯さない範囲で法令遵守を旨に、首長なり内閣の方針に沿って職務を遂行するのが「市民」「国民」の負託に答える公務員として当然です。
 なぜならば、試験でパスした公務員とちがい、「首長」や「総理大臣」は選良であり、市民・国民の代表であるからです。

 なので問題は、安倍総理がどのように「法令」に違反したのか、あるいは安倍個人の趣をいかに行政に反映し専横したのか、だけが焦点です。
 前者は法令に照らして明らかですが、行政の場合、後者の基準は「手続きは妥当だったか?」に尽きます。

 してみると、「特区」についは諮問会議を経ており、獣医学部の設置についても「大学設置大学法人審議会」で決定されているので、いわゆる「忖度」は入り込む余地がない、とされるのが当然の見解であり、全く問題とされる余地はありませんね。

 公務員にも個人として安倍総理や内閣の方針に反対する自由はありますが、職務上でのそうした主張は許されません。
 前川氏の記者会見など見ましても、薄ぼんやりと「既存の方針に沿わなかった」と言っているのみのようで、上述の「手続き不足」や法令違反を指摘したものではなく、まったく「問題」以前の「恨み節」にしか聞こえませんね。

 それと、「風俗通い」がどうのと言う以前に、国民の付託に応える姿勢がないという意味で「公務員」としての適正を欠いた人物だったのです。
 このような人物を任命した責任こそ、内閣には問われてしかるべきなのではないでしょうか。

山路さん

> なので問題は、安倍総理がどのように「法令」に違反したのか、あるいは安倍個人の趣をいかに行政に反映し専横したのか、だけが焦点です。

 まさしくおっしゃる通りです。 事務次官というトップに立ったのですから、襟を正し公務に当たるべきですが、上司である総理より自分が偉いのだと錯覚したかもしれませんね。恨み心もあって・・・・・。

 上級公務員は内心総理や政治家をバカにしている風もあるのでしょうね。彼の話ぶりをTVで見てそのような感じがしました。

この前川氏は仕事熱心なんですね、事務次官という公務員最高の地位にいても、部下に任せることなく自ら現地に足繁く通い、身分を隠し偽名を使い、身銭を切り調査したのですから素晴らしいです。

裕福な家庭に生まれ、事務次官まで登りつめ、豪邸に住んでいましたが天下り問題で引責辞任。
8000万の退職金を手にしましたが彼のプライドは深く傷つき、いつか仕返ししてやると考えていたのでしょうかね。


玉木議員の父は香川県獣医師会の副会長、獣医師の弟、お二人とも学部新設に反対。
玉木議員は献金を貰わなくても家族の意思を受けて動いてると、人間ですからそうなりますよね。


今後の展開がどうなりますでしょうか

この問題の本質は、岩盤規制とそれに対抗する勢力の闘争そのものだと思います。本来なら民進党などが先頭きって対抗しなければならない勢力に、なぜか時の政権が矢面に立ち、野党の面々は岩盤規制側にいる。誠に摩訶不思議な状況になっていることに普通の国民が気付けば、直ぐに納得出来るのではないでしょうか?

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