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2017年6月22日 (木)

朝日に騙されない為に!その3    山路敬介(宮古)

056
山路敬介(宮古)氏の論考の3回目です。

今現在も、飽きることなく延々と加計騒動が続いています。

まるで国家の一大事のように「新たな文書が出た」と、「首相の友人の加計学園」という枕詞つきで報じられています。

そんなに重大なことなの、ということを私は一貫して言ってきました。

残念ながら、私のような意見は少数派のようですが、これが山路氏も述べられている<リテラシー>、すなわち読み解く能力です。

Photo_3

上の写真は週刊文春誌特集面ですが、本来、出版社系週刊誌は、新聞媒体の毒消しカウンターバランスの役割を持っていたはずですが、今や週刊誌も朝日と同盟を組んで「文春砲」を乱射するていたらくとなっています。

また電波媒体は新聞系列下なので、これで新聞-電波-週刊誌のメディアの3本の柱が揃ってモリカケ騒動をすることとなりました。

おそらく史上空前規模のメディアスクラムではないでしょうか。普通、これに耐える内閣はありませんがね。

さて私は、森友と加計は本質的にまったく別の次元の問題だと見ています。

加計問題は、結局、文科省の内部問題にすぎません。

特区諮問会議WG議事録の前に、あの「牧野メモ」が書かれていたのなら、ほーこりゃなにかあるねと思われるかもしれませんが、時系列に着目してください。

WGが開かれたのは2015年6月8日です。この時点で規制改革を進める内閣府と、文科省は合意をしています。http://www.kantei.go.jp/jp/singi/tiiki/kokusentoc_wg/hearing_s/150608_gijiyoushi_02.pdf

手打ち終了です。文科省はいままで半世紀死守して来た認可権限の城壁の一部を壊されましたが、「1校に限る」という妥協を飲ませて、被害の極小化を図っています。

「牧野メモ」はこのWGの後になってその報告のために書かれたもので、「どうして負けたのか」という言い訳のためのメモにすぎません。

それも「総理の意向があると聞いた」みたいな内容で、なんのことはないただの「伝聞」です。

そりゃそうでしょうとも。課長補佐ていどのランクの小役人(失礼)が、首相に直接「おい、加計を通してやってくれ」なんて言われるはずもありません。

課長補佐ていどでは、首相臨席の会議には陪席すらできないんですからね。

今、メディアが大喜びしている「新文書」に至っては、WG会議にもでていない役人が書いたものです。そんなものになんの意味があるのでしょうか。

ただの伝言ゲームです。

だから前川文書とは、なんのことはない、「言い訳」と「伝聞」そして「伝言」で書いた妄想メモにすぎません。

いくらほじっても、ほじるだけ、文科省がいかに多くの利権を持っていたのか、本来は文部とは無縁の獣医師の数まで学校・学部許認可という武器で操ってきたのかがバレてしまいました。

そしてその見返りに、既得利権団体に大量の官僚を天下りをさせていたという醜悪な業界 癒着構造すら見えてきてしまいましたね。

それを天下り斡旋していたのが他ならぬ前川氏その人で、それが理由で辞めさせられました。

なんか誤解している人も多いようですが、前川氏は「反骨の正義漢」だから辞めさせられたのではありません。

Photo_5

在任中は音無しの構えで面従腹背(当人談)に徹し、加計でも事務次官として合意しておきながら、天下りが発覚して辞めさせられたにすぎません。

そしてこの勘違い男は、なぜかそれを逆恨みしたのです。あー、ばかばかしい私怨だ。

森友と一緒で、加計でも掘れば掘るほど隠したいことがズラズラと出てきちゃったわけです。

自爆テロを志願した前川さんも思わざる返り血を浴びそうですが、しっかりメディアは「報道しない自由」をしていますから大丈夫です。

まぁ、私は「新文書」が途切れた時が、終わりだと思っています。

国民は玉ネギの皮よろしく剥いて剥いても「疑惑」なんてなにもない、むしろ出てくるのは「告発者」の知られたくないことばかりということにそろそろ気がつくことでしょう。

国民はマスコミほど愚かではありませんから。

Photo_4https://dot.asahi.com/wa/2017031100005.html

一方、森友問題は要するに、「なぜあんなに巨額の値引きがあったか」が最大の焦点です。

籠池氏に昭恵氏から100万の寄付があろうとなかろうと、そんなものはどうでもいいことで、ただの籠池氏のフェイントにすぎません。

ところがそのフェイントに丸々とメディアが乗るのです。

というのは、「安倍がウルトラライトの学校建設に便宜を計った」という「絵」を書きたいからです。

ところが探っていくと、あの籠池氏が引っ掴んだ土地はたいへんに曰く因縁のある土地だと分かってきてしまいます。

中村地区という土地がやややこしいのですよ。ただし、たった一本補助線を引くとすっきり分かってきます。それは伊丹空港です。

航空記者だった高山正之氏によれば、あの森友建設用地付近は伊丹空港の離陸進入路に当った制限区域で、1970年代から騒音紛争が続いていた地域なのです。
※『WILL』2017年6月号による

Photo
よりによって籠池氏は、速く土地取得をしないと学校認可が取り消されるために、曰く因縁が充満するあの土地を高値で財務局につかまさてしまったようです。

籠池さん、セコそうですが肝心なことが慌てたあまり抜けていたんです。

そしてこの地域には在日朝鮮人が多く住んでいたこともあって、中村地域の住民が伊丹空港の航空会社カウンターで「鼻血がとまらないのは騒音のせいだ。この責任をとれや」と騒いで、血がついたティシュをぶちまけたそうです。

Na1154かつての中村地区。空港敷地内まで在日朝鮮人の居住区が入っていたために複雑になった。

本来運輸省に行くべきなのに、航空会社のほうが組みやすしというわけです。この強訴が実って、国から「騒音地域の手当て」として空港特別会計(空港特会)が支出されてしまいました。

このとき活躍したのは、共産党と当時の社会党で福島瑞穂党首の秘書をしていた木村真氏でした。

Photo_2中央が木村真氏 新社会党という親北朝鮮政党所属。関西生コン労組の元幹部

あれ、木村真?どこかで聞いた名ですね。そう、森友問題の最初の火付け役の豊中市議です。

共産党と旧社会党系議員が、伊丹空港周辺の空港特会に関わる11市協議会の窓口をしているわけです。

今回問題となった森友の建設用地も入っているし、同じようにすぐ隣の14億何千万円がたった2千万に値引きされた豊中市の公園や、豊中市の9億円値引きの給食センターもその絡みです。

その上、建設用地は阪神淡路大震災で近隣の住宅地が壊滅したために、その震災瓦礫処分用地に使われたというおまけまでついています。

ですから籠池氏は財務局に、「大幅値引きだなんて、よー言うわ。あそこはただでも誰も買わないでしゃっろ。隣地の公園のように2千万なら考えてもええわ」と言えばよろしかったのです。

このように見てくると、森友疑惑なんか、結局は、伊丹空港絡みの空港特会という利権がらみで、それを突ついていると、やがて辻本氏の名や関西生コンなんていう極左労組まで芋づる式にでてきてしまったのです。

辻本氏が浮かび上がった時点で、とんでもないものを突つき出してしまったというので、メディアは急に森友疑惑には関心を失ってしまいました。

そこで「総理の忖度」つながりで次なる獲物にしたのが、朝日の「スクープ」である前川文書だったというわけです。

やれやれ、いいかげんにせぇや、と思います。ほんと、フェーク・ニュースというのも厚かましい、フォールス・ニュース(虚報)ばかりです。

私たち国民は残念ですが、山路氏が言う<関心>まで提起できるほどの力はありません。

ですから、せめてネットや書籍からその背景を<情報収集>して、<なにが真実か>を見極める必要があります。山路さんが述べるように「知る労を惜しんではならない」のです。

これがリテラシー、すなわちメディアのフェークニュースを読み解く能力です。

すいません、前座が長くなってしまいましたので、このくらいに。すいません、山路さん。

                     ~~~~
 

          朝日に騙されない為に!その3    山路敬介(宮古) 

承前

 国民は、朝日から自分の身を守るにはどうしたら良いか。

 火の無い所にライターと油を持ってきて大火事にし、桜の枝に梅を接いで最後は「権力」にその責任を転化する度し難い「朝日新聞」に振り回されない為には、私たちの側でリテラシーを上げるより方法はありません。
 

それには、意見形成の過程を常に念頭に置くことが肝要です。 

 まずはじめに「関心」があります。 

 次はそれについて、出来るだけ多くの情報を集めます。 

 三番目は「何が真実か」を見る分析能力です。 

 四番目は、そこでようやく「最終的にどうすべきか」という判断を出します。 

 まぁ、一応こういうものでしょう。
 
 朝日の場合例えば「公害問題」の時、まず公害が発生してそこに国民の「関心が集まる」。
 

 でも、多様な情報を集めるとか的確な分析を試みるとか、そういう過程をすっとばして「これはやはり高度経済成長が悪かったのだ」、と自分の計画・好みに合致した短絡的結論を出します。 

 この馬鹿な短絡的結論の方が実は「早い」ゆえに国民にとっても好みのようで、それがセンセーショナリズムという形で現れて、だれも彼もプロセスを追う事をすっかり忘れてしまうのです。 

 それで「企業は悪だ」と流れ、経済成長を重視する政策を見直すべきと、矢継ぎ早にキャンペーンを張られることで、最初のプロセスの欠落はますます隠されボカされて行ってしまい、それがついに「国民の声」と認知され、政府も妥協点を見出すような中途半端な対策にせざるを得なくなるのです。 

 これは加計学園の問題にもピッタリ当てはまります。 

 しかし実は私たち読者の方にも、もちろん責任があります。 

 我々は「知る権利」などと始終口にしながら、実は「知る労」を免れたがっているのだろうと思うのです。 

 「知る労」を新聞あるいはテレビに負わせ、真に知ろうとする自主的精神に乏しいのかも知れません。 

 だから騙される。 それも何度も。 

 加計では時系列的に事実を追い、議事録を読み込めばそれだけでカンタンに問題の所在が分かるのです。 

 それなのに世論は今のところ「真実」と真逆に行っている。 

 本当のところ、たいがいの人は誰も知りたがってなどいず、ただ世間が知っている事を知らずにいるのが不安だったり、恥ずかしかったりするから知りたいだけの事かも知れないなぁ、という感慨を今回の「加計問題」で改めて思いました。 

                                             (了) 

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コメント

ソバ騒動(モリ、カケ)には正直、うんざりです。マスコミの劣化もここに極まり感満載なのですが、先日、どこのソースかは忘れましたが、年代別のアンケート結果が出ていて、ネットから情報収集しているであろう20代30代と新聞TV雑誌からでしか情報が収集出来ないであろう60代以上の調査結果がまるで逆だったのが興味深かったです。やはり多くのソースから情報を採取して、取捨選択できる能力が本当に必要なのだと実感しました。あと、森友加計共謀罪に隠れてしまいましたが、今国会で、今後の日本農業を根本から変える可能性のある法案が可決されました。業界紙である日本農業新聞以外は取り上げてないですが(笑)。この法律が施行されたら、農家の形態が大きく変わりそうな気がします。

管理人様の主張されるように、
議事録でわかる!
時系列を見ればわかる!


ではなぜ政権側は
そんな簡単な説明を国民にしないのですか。

その説明がないから国民は不信感が消えないのです。
まさかそんなことも説明できないくらい
政権側は能力がないのでしょうか。

ますますそんな政権に国政は任せられません。

①まずはじめに「関心」があります。 
②次はそれについて、出来るだけ多くの情報を集めます。 
③三番目は「何が真実か」を見る分析能力です。 
④四番目は、そこでようやく「最終的にどうすべきか」という判断を出します。 
これを去年、うちの息子(当時小5)は授業でやりました。保坂が区長の世田谷公立小ですよ。前にも書いた記憶がありますが、その参観授業に私は衝撃をうけながら未来に明るい希望を持ちました。
②③について、ネットはもちろん新聞とテレビで流れてくる情報も「正しい」とはかぎらない。いくつものソースをあたるのがよい
④について、「誰にとって良いことか」「誰にとって正しいことか」は立場によって変わる、時間によっても変わる。どれを信じるということではない。

そして各メディアが持つ長短所(写真や見出しでアピールする手法や速報性、記録としての価値など)を話し合い、情報のどこに誇大や嘘が隠れているのかにうちの息子は大変興味を持つようになりました。思春期の入り口でこういう授業は大変ありがたく、親や祖父母のリテラシーが試されていると身を引き締めました。

担任が素材集めを指示する際に「新聞が家にないおうちも多いと思います。その場合はネットの新聞のところからプリントアウトしていいです」と普通に声掛けしています。習字の下敷き用の新聞紙もです。それほど新聞は中年以下の世帯で見放されています。
彼らに共通するのは、山路さんや管理人さんの世代のような新聞への愛着がもともと無かったので気楽に疑惑の目を向けられる。嘘かと知って怒ることはあっても裏切られた憎しみはないというところだと思っています。
ペンの正義と世界平和を夢見た世代が突出して感情的であるというのは日本だけでなく先進国共通の特徴です。
決して日本人が感情的な民族なのではないと思います。

一宮崎人さん、農業競争力強化支援法のことでしょうか。昨日は市場法廃止検討で受託拒否についても記事がありました。夫は産地が混乱して流通も資材もこんなんじゃ下がらんと言っていますが、産地の方々のJA,独立系それぞれのご意見が知りたいところだと思いました。

本記事の内容に帰結するのですが、こちらの記事とコメント欄は①②③④の条件をそれぞれが満たすために書かれているのだなというのが本日の読後感です。

これは官邸側のミステイクでしょうね。
さっさと調査すれば良かったんですよ。

で、先日延々と批判ばかりしていた「とーてんぽーる」さん。
またグダグタ言っても仕方ないので、ハッキリと『では貴方はどの政権なら任せられるのか』
この1点だけお応え下さいな!

途中送信で分けちゃってすいません(^_^;)

一宮崎人さん。全く同意です。
そして7年前の口蹄疫から現場の声を知らせて下さって、大変感謝しております!

とーてむぽーるさんは、どんな政権をどんなふうに信じて国政をどう任せたいですか?すでに任せたい人や党があればそれはどこの誰でしょうか?
山路さんが列記された①②③④のリテラシーを全部政府に委ねながら文句だけいうのなら、人治ですからボスの完全無欠が必須でしょうが、そんなの民主主義じゃないしそんな人いないですよ。
一度小学校の学校公開でもごらんになられたら。

まずは不正があったと主張するマスコミ側に立証責任がありますよね、そしてそれは諮問会議の公開されている議事録を踏まえている必要がありますが、メディアはちゃんと読み込んだ上での報道をしていません。
(僕は個人的にかなり読み込みました)
山路さんの素晴らしい論考も、発行された新聞紙面から組み立てられています。公開情報を丹念に見るだけでも事の本質はわかりますね。

本件を周囲と話していて気づいたのですが、日本人はどうしても裏情報を正しいと思い込む習性があるような、、、
何故関係者の合意で公表されている議事録が信用できず、担当官の個人メモが信用できるのか理解に苦しみます。
もちろん公開議事録そのものが虚偽である可能性は理論的には否定できませんが、それを外形情報から指摘するにしても議論の土台は公開情報でしょうし、虚偽の可能性であれば裏情報メモの方がはるかに怪しいわけで

よく**の真実とか、**の闇の支配者、、みたいな本がありますがセンセーショナルなタイトルに惹かれて、それこそが真実と思い込んでしまうのはまずいですね、そんなことより関係者の公開記事とか法律条文とかを読むべきでしょう。

それにしても、朝日新聞をはじめメディアの暴走具合が戦前を思わせて恐ろしいものがあります。
象徴的なのが、今や朝日文化人内田樹の「天皇主義者宣言」ですね、この構造は戦前の統帥権干犯問題を想起させ空恐ろしい。

野党とメディアの冤罪スクラムで内閣支持率が下がっています。このようなやり方で内閣にダメージを与えるやり方は民主主義に反します。


ふゆみさん
改正農業災害補償法「農業保険法」です。
詳細は、これから詰められると思いますが、この法案によって、日本の農業の形態が大きく変わる可能性があります。間違いなく米作りは変わってくると思います。

山形さん
狭い範囲の現場の声です。みなさんみたいに深い考察ができなくてすみません。

一宮崎人さん、ありがとうございます。
NOSAIの保障内容を変えるという事なのでしょうか。いつかこの話題で記事が立ったらまた色々教えていただきたいです。

snsnさん、議事録よりも裏話が好きな件、同意です。おかしな話です。

山路さん、再びの寄稿ありがとうございます。今回も大変参考になりました。

朝日や沖縄二紙は世論を反映するのでなく、自分達が世論を作るのだという傲慢さが垣間見えるのが腹に据えかねるところです。

読売新聞が年代別内閣支持率をだしています。
「年代別内閣支持率から見えたもの マスコミのみの偏った情報からネット、SNSへ」
http://www.blossoms-japan.com/entry/2017/06/19/215426

これが絶対というわけではないでしょうが、今の風潮をある程度表しているとは思えます。

確かに最初の菅さんの記者に対しての最初の対応がなんの問題もない加計問題に発展したことも一つの理由だと思うんですよね
その点については反省すべきだと思います
ただ一部のマスコミはなぜ議事録や文書が一致しないなどの肝心な事実を消極的に報道、または報道しないのでしょうか?
それほど分析能力がなくなってるのでしょうか?

  つよしさん

 一部のマスコミが肝心な事実をすっとばしてしか報道しないのは、マスコミが事実自体にさほどの興味ないのかも知れませんね。
 
 昨日アホンダラ一号さんも言ってたですが、事実を丹念に追って報道するのが得か?センセーショナルに煽って報道したしたほうが得か? 視聴率にとっては「どっちが得か?」って事になるのでしょう。
 追随型の新聞もそうで、まず朝日が口火をきってくれれば事実の方の矛先(責任)はまず回避でき、あとは「他社に遅れをとるな!」とデスクが叱咤するんですね。
 まぁ、「祭り」ですよ。

 で、後から熱がさめた頃に「やっと真実がわかって来る」、なんて事を繰り返してきたのですね。

 ふゆみさんの言うように、私らの世代というのはまだ「活字信仰」があるのでしょうね。
 若い人らはマスコミ人(書く人、知らせる人)など、そもそも特別な存在として見ていず、だから冷静な態度を示せるのかも知れません。

 「ネットを使いこなせる世代か? テレビ・新聞世代か?」は良く言われる論点ですが、それだけじゃない「文化的な変化」があるって事。
 重要なご指摘です。

 とーてんぽーるさん

≫政権側は
そんな簡単な説明を国民にしないのですか。

との事ですが、
国会をはじめ、もちろんそうした説明は繰り返しています。

 議事録だって非公開じゃありません。
報道は「政権の言い分」を歪めるか、一部切り取って自己に都合の良いように我々に届けるだけなので、漫然と「垂れ流し」を受けている方々は、それを真に受けてしまうのですね。

  snsnさんの指摘される「挙証責任」がどっちにあるか? とても重要です。
 古今東西「罪を問う側」に立証責任があるのが当たり前の話で、相手が政府だからと言って「公開」以上の義務を負わせるのは論理的に間違ってますね。
 「アホ!」としかいいようがありません。

 
 山形さんが言うように、過程において危機管理上のミステイクが官邸側にもあったという指摘も当然で「気のゆるみ」もあったのでしょうね。

○山路さん

「知る労」を免れたがる、耳に痛い言葉で(^^;;
これだけネットが発達してるのだから、調べようと思えばかなりの事がわかるんですよね。
ただ、調べて出てきたそれが正解なのか間違いなのかは、色々と組み合わせ推論しないとなかなかわからない。

なので、手っ取り早くわかるサイトはないかな?って検索したらこのサイトが出てきたので、ありがたく利用させていただいてるというわけで。

毎度毎度、自分の頭の中を整理するために使わせていただきありがとうございます。
管理人さんを始め、コメンテーターの皆様方に感謝です。
おかげさまで、朝日をはじめ新聞やテレビに騙される頻度は少しは下がったかと思います。

○とーてんぽーるさん

政権が説明しないなら「知る労」を掛けて自分で調べてみるといいですね。
政権が説明したことが正しいとは限らないわけです。
本来、これだけ大騒ぎしているマスコミが調べて適正に報道してくれればいいのですが、あちらも商売ですから、話題になるように歪曲させて報道した方が儲かるわけで(笑)

例えば、国家戦略特区ワーキンググループのヒアリング資料はここにありますから、平成26年8月5日から始まる獣医学部に関する議事要旨だけでも拾い読みするとよいわけです。
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/tiiki/kokusentoc_wg/index.html

そうすると、最初に提案したのは「新潟市」で、北陸も獣医学部の空白地帯だということがわかります。
こういうのはマスコミは報道してましたっけ?

平成19年に構造特区で申請した愛媛県・今治市は平成27年6月に国家戦略特区に変更したとか、京都府・京産大は平成28年3月まで特区での申請がなく、文科省でも門前払いで「事前の事前相談」くらいしか受けてもらえなかったとかわかりますよ。

今、「平成30年開学にしろ!と総理が期限を切った」なんて文書が出てきて騒いでますが、平成27年(2015年)2月3日の議事録を読んでいただければ、総理よりさらに前にWGから急ぐように叱責されていたのがわかります。
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/tiiki/kokusentoc_wg/hearing_s/150203_gijiyoushi_06.pdf

11ページの下から6行目、牛尾文科省高等教育局専門教育課長の答弁から読んでいくと、何とかして規制緩和から逃れたい文科省と、規制緩和廃止を迫るWGとの攻防がよくわかります。
国家戦力特区はスピードが大事だって普段から総理が力説してますから、急がせるのは当然のことです。

で、慌てた文科省が6月末に獣医学部設置4条件を作り上げ、何とか新規設置を遅らせようとがんばったとわかるわけです。

こうやって素人がWGの資料を見るだけでも全く問題がないのがわかるので、官邸はわざと説明を怠ってるんじゃないかと勘ぐってしまうんですよね。
資料は全て公開されてるから、突いても何もでてこない。というより、いつでも反論できる公開資料が揃ってるのですから、わざと野党にこちらを突かせて、テロ等防止法という重要法案の議論をさせないよう仕向けたんじゃないかと?
肉を切らせて骨を断つ・・・というか、皮くらいしか切らせてませんが(^^;;

 クラッシャーさん

≫朝日や沖縄二紙は世論を反映するのでなく、自分達が世論を作るのだという傲慢さが垣間見えるのが腹に据えかねるところです。

同感です。
沖縄二紙としては「偏向している!」との批判は、むしろ勲章のようなものだと考えているようです。
 その論理は「基地に反対する県民は被害者であり弱者なので、報道は弱者に偏ってこそ「公正」なのだ」とういうものです。

 「被害者・弱者」を自分の正義観(物差し)を押し付け自由に区分してしまえる傲慢さ、「被害者・弱者」であると同時に「受益者」である事や、重大な「公益性」の存在を顧みない日々の報道には、ホントうんざりします。
 それでも一応、毎日目を通す事を無理にでもやりますが、昼食事にそれをやるとマジで吐いてしまった事もありました。(笑)

  ひこ~さん

≫肉を切らせて骨を断つ

なるほどこれは「言い得て妙」だ。
 なぜなら、今国会の法案成立率は空前の95%越えを達成してる。
 世間の「お祭り」の裏で、ちゃんと本来の果たすべき仕事をしているのですね。

商売ですからそんな考え方になるのでしょうがメディアや政治家などは商売を超えたものが欲しいですね
わたしみたいな素人でも議事録を読み時系列を見ればこれはなんの問題もないのではって理解できたのに一部メディアは理解できないなんて信じがたいのですが汗
前川氏も今までの文科省の常識?みたいなものにどっぷり浸かってきて自身の矛盾や議事録の理解力などがわからなくなってるんでしょうか?
それともわからないふりをして世間を騒がせてるだけなのでしょうか?
全ての文科省の職員などが前川氏と同じ思考力ではないと願うばかりです

 つよしさん

 前川氏には「理解力や思考能力がない」などという事は、まったくありえないですよね。
全体をキチンと十分承知したうえでの「反乱」ですよ。
 前川氏の最初の会見を、今改めて見ると分かるんですが、意図的に言うべき事を隠して問題の所在を誘導してますね。
 
 この理由を合理的推測をすれば、やっぱりクビになった「意趣返し」にしか見えないし、そうでなければ政治的な意味の強い志とのミックスなのでしょう。

 一方、文科省内部の職員で文書の存在を証言した方々は(書いた本人をのぞき)、獣医学科新設の経緯を知らず、ゆえに本当に「総理の意向あった」と思っていて、かつ前川氏を上司として信頼していた人が多かったように見えますね。

普通に考えればそうですよね
素人考えで申し訳ないですが私たち一般会社で部下にある議事に派遣する
そしてそのメモ或いは文書を受け取る
議事録と文書を突き合わせる
あれ?議事録と部下から上がってきた文書と違うぞ?とわかったら部下に事情を聞いたり責任者に問い合わせたりするのがわたしが勤めている会社では当たり前のことなのですが少なくとも前川氏はそのような確認をしたとは思えないのですが
やはり意図的に問題の所在を誘導した或いは失礼な言い方をすれば仕事がいい加減な事務次官としか思えません


このテーマの朝日新聞ですが朝日の記者や上層部はこの矛盾に気づいているがわざと分析しないで問題の所在を誘導しているにしか思えません
わたしもテレビや新聞だけの情報だけなら安倍首相が悪いって思ってたかもしれません

今回の騒動は、マスコミと野党によるアホな行為だというのが基本ですが、一方で官邸の歯切れの悪さにはこっちがモヤモヤするほどでした。
僕なりにその要因を分析すると

1)元々民主党案件を引き継いだ上、プロセスは公開しているのでなんの問題も無いとたかを括りすぎた
2)野党が議事録のプロセスベースではなく内部文書の存在/非存在という論点すり替えをしてきた。それに乗っかってしまった
3)政治主導を堂々と主張すればいいのだが、そうすることで独裁ガーと言われる可能性があり躊躇してしまった
4)日本獣医師会短信「春夏秋冬」に、石破へのロビー活動報告によると石破が岩盤規制側に立ち4条件及び、1校に絞るような動きをしていると読めるため、官邸としては自民党内部の族議員問題に飛び火することを恐れた

この複合技でモヤモヤする対応になってしまったと思います。僕の周囲でも詳しく調べない人ほど「安倍さんは絶対何か隠しているよ、、」とイメージとしては受け止めているようです。
政治家もイメージ商売ですから、対外的なマーケティング戦略としてももう少しシャープに切り替えすべきだったと思いますね
残念ながら日本ではメディアの扇動のおかげで本質よりもイメージが先行するのは事実ですので

モリカケの経緯を私なりに以下のように考えています。
[森友]
土地を巡る闇の対立があり、安易に処理した近畿財務局のミスを籠池氏につけこまれたのを財務省が強引にカバー。
財務省の強引さが不自然で安倍総理への忖度と疑われる。
結局、籠池氏の補助金詐欺容疑、辻元の関西生コン-北朝鮮の影がちらつきフェードアウト
[加計]
地元の長年の悲願である獣医学部新設を文科省と獣医師会が押さえつけていた利権に内閣府が特区という形で岩盤規制に穴を開ける。
規制緩和vs利権保持の対立があり、天下り辞職の前川氏の逆恨みリークに倒閣のマスコミと野党が乗っかるも、テロ等準備罪の成立、獣医師会からの野党議員への献金がちらつきフェードアウト
問題の核心は[森友]安易に処理した近畿財務局のミスと[加計]文科省と獣医師会が押さえつけていた利権にあります。
なぜ野党やマスコミは核心部分を避けた追及をするのか?
1)「安倍政権打倒」で野党間の利害は一致するが、政策論を真正面からすると分裂を起こしてしまう
2)「昭恵夫人が名誉校長の~」「安倍総理の友人が理事長を~」などのスキャンダルはマスコミが乗りやすい
3)「問題がない」⇒「答えが無い」⇒「説明しようがない」⇒「説明不足」⇒「国民が理解しづらい」と誘導出来る
4)官邸と官僚の対立は国民に理解しがたく、官僚の落ち度も政府の落ち度にすり替えて政権批判に利用している
5)核心を深く追及するとブーメランになって返ってくるため(辻元氏の極左勢力との関係や玉木氏の献金など)
これらの理由があると推測しています。
モリ・カケの次も、官僚のミスを突き、確信犯的に的を外し、安倍総理近辺のスキャンダルに結び付ける攻撃をしかけてくるかもしれません。

snsnさんの意見に同意します
最初の菅さんのあの会見は失敗だったと思います
今更ですが菅さんには反省していただきたいですね
朝日も民進党はじめ野党や前川氏、一部メディアには議事録を読め!
と言いたいです


明日は前川氏が再び会見を開くそうですが注意深く見たいと思います

私がどの政党を支持しようが
この疑惑とは何も関係ないと断言します。

さて、また自民党議員の不祥事です。
弱り目にたたり目、泣きっ面に蜂

むかしの日本人は良い言葉を作ります。

とーてんぽーるさん
»私がどの政党を支持しようが
この疑惑とは何も関係ないと断言します

そう願います
豊田真由子議員の暴言暴力のことですかね?
彼女のことはとても擁護できませんね
あの録音テープは聴くに堪えない代物だと思います

とーてんぽーる氏。
つまらなくないですか、この事件についてあなたはなんの分析もしない、自分でものを考えないで、ただイヤミを垂れてディスっているだけです。

はっきり言わないとわからないお人のようですから、言ってあげますが、あなたの言っていることはまったく面白くありません。
意見が違うからではなく、議論の実体がないただのふわふわした感情だからです。
確かな歯ごたえがないのです。

他の方が自らのリテラシー能力を駆使して情報を集め、思考しているのに対して、これではあまりにもなさけない。相手にされなくて当然です。

要するに、あなたのご意見はただの「気分」ないしは「感想」であって、それ以上でも以下でもないのです。
「論」と「気分」。これではかみあうはずもありません。実に不毛です。
やめたらいかがですか。

豊田議員ははっきり言って、自民党への「風」で生れたクズ議員です。
今、私たちが議論しているモリカケ問題とはなんの関係もありません。
だいたい私たちは自民党支持者だから議論しているんじゃないのに、そんなことにも気がつかないんですか。

というわけで豊田議員問題はモリカケとは無関係です。
だから、どうかしましたか、というていどのことです。
つまんないことで、はしゃぎなさんな。

snsnさん。ご相談したいことがありますので、そちらの公開メルアドにメールいたしました。よろしくどうぞ。

遅くなってすいません。

とーてんぽーるさんねえ。誰があなたの「支持政党」なんか聞きましたか?そんなことは誰も知ったこっちゃありません。
私は「どんな政権ならいいのか?」と、ピンポイントでお聞きしただけですが。。関係ないんですか!無責任極まれりです。
他の方々からも「自力でちゃんと調べろ」といったことで、よほど慌てなさったようですね。全く的はずれな上に、ここぞとばかりに全く関係ない自民の発狂議員にすりかえました。
結局あなたは他人の言葉だけで不満を垂れ流しているだけでしたね。

やってて空しくないですか?
ここに集まる人間が「安倍シンパ」というレッテルを勝手に貼りつけた上で連投で文句を垂れ流すだけでしたね。
不満と嘲笑ばかりで自分の考えの無い方なんですね。そんなことでは議論が噛み合うわけがないと、以前にも指摘されていたようですが。全く進歩がない方のようです。

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